JPH08254205A - 板部材同士の連結装置 - Google Patents

板部材同士の連結装置

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JPH08254205A
JPH08254205A JP5844395A JP5844395A JPH08254205A JP H08254205 A JPH08254205 A JP H08254205A JP 5844395 A JP5844395 A JP 5844395A JP 5844395 A JP5844395 A JP 5844395A JP H08254205 A JPH08254205 A JP H08254205A
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Yasushi Kikuchi
保志 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1対の板部材を互いに対向するように連結す
る際に、両板部材が互いに接近して、係止部材同士の位
置が確認しずらくなっても、また、多少左右に両者の位
置がずれても、各係止部材が破損することなく、両者を
迅速かつ確実に嵌合させることができるようにする。 【構成】 中シェル1の背面に、逆L字状の鉤状片3を
設け、外シェル2の前面には、鉤状片3を挿入させる嵌
合部7を設ける。鉤状片3の先端には傾斜部6を形成す
る。嵌合部7には、鉤状片3の幅に見合う1対の支持片
8、8を設け、その前部にはこれら支持片8、8間に掛
け渡される連結片9を形成するとともに、入口部に間隔
の広い1対の案内片11、11を形成し、その先端面1
2を、中シェル1の背面に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板部材同士の連結装
置、例えば間仕切パネルや、椅子の背もたれ等を構成す
る2枚の板部材同士を所要の間隔を保って互いに連結す
る連結装置、特に、椅子の背もたれ等のクッション体を
前面に装着した中シェルに、中シェルの背面を覆う外シ
ェルを取り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子の背もたれには、クッション
体を前面に装備した中シェルと、この中シェルの背面を
後方から覆うように取り付けられる外シェルとからな
り、中シェルと外シェルを、ともに合成樹脂等の硬質弾
性材により成型したものがある。
【0003】例えば、実公昭61−32531号公報に
は、中シェルの背面の複数箇所に係止片を設け、この係
止片を外シェルの補強リブ条に形成した取付孔に嵌合さ
せて、中シェルに外シェルを取付ける装置が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、中シェルの背面に外シェルを係止する時に、中シ
ェルと外シェルとを接近させると、係止片に対する取付
孔の位置が確認しずらくなり、全ての取付孔の全ての係
止片を同時に嵌合させることは難しかった。また、係止
片と取付孔の位置がずれた状態で両者を嵌合させようと
すると、係止片が破損する場合があった。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するため、1
対の板部材を互いに対向するように連結する際に、両板
部材が互いに接近して、係止部材同士の位置が確認しず
らくなっても、また、多少左右に両者の位置がずれて
も、各係止部材が破損することなく、両者を迅速かつ確
実に嵌合させることができるようにした板部材同士の連
結装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。1対の板部材を所要
の間隔を保って互いに連結する板部材同士の連結装置で
あって、両板部材の対向面のいずれか一方に、短片と長
片とをほぼL字状に連設した鉤状片の短片を突設し、鉤
状片の長片は、前記対向面とほぼ平行とするとともに、
先端に向かって漸次細くし、かつ他方の対向面における
前記鉤状片と対向する部分に、先端同士を連結片により
連結した左右1対の支持片を立設し、両支持片の外側
に、前記連結片と両支持片とにより形成される空間部へ
の鉤状片の長片の挿入を案内するとともに、先端面が対
向する板部材の内面に当接するようにした案内片を連設
する。
【0007】上記(1)項において、案内片における鉤状
片の長片の挿入側の縁部を、前記長片の挿入方向に向か
って隆起量が漸増するような傾斜面とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、鉤状片は、その幅よりも間隔
の広い1対の案内片により案内され、連結片と両支持片
とにより形成される空間部へ確実に導入され、両板部材
は、迅速かつ確実に連結される。また、案内片の先端面
が、対向する板部材の内面に当接することにより、両板
部材の間隔は一定に保たれる。
【0009】
【実施例】図1には、本発明の連結装置を、所要の間隔
を保って対向する1対の板部材間に形成した実施例を示
す。このような連結装置を両板部材の複数箇所に配設し
て、両板部材を連結するのであるが、図1ではそのひと
つのみを示している。以下の説明においては、本発明
を、椅子の背もたれを構成する中シェル(1)と外シェル
(2)とを1対の板部材として実施するものとして述べる
が、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば
間仕切パネルにおける1対のパネルを、所要の間隔を保
って連結する連結装置としても、そのまま適用できるこ
とはもちろんである。
【0010】中シェル(1)は、合成樹脂のような硬質の
弾性材の成型製品であって、図示はしていないが、その
前面には、クッション材が張られている。この中シェル
(1)の背面の複数箇所に、逆L字状の鉤状片(3)が一体
的に形成されている。この鉤状片(3)は、中シェル(1)
に突設した短片(4)の先端に、中シェル(1)とほぼ平行
に下方に延び、先端部に先細り状の傾斜部(6)を有する
長片(5)を連設したものとしてある。傾斜部(6)は、幅
方向において先端に向かうに従ってつぼまるばかりでな
く、その厚さ方向にも同様な傾斜を有するものとするの
がよい。
【0011】中シェル(1)の背面を覆う外シェル(2)の
前面には、中シェル(1)の鉤状片(3)に対応する複数位
置に、嵌合部(7)が形成されている。すなわち中シェル
(1)と同様な材料の成型品である外シェル(2)には、鉤
状片(3)の長片(5)の幅に見合う間隔を隔てて対向する
1対の支持片(8)(8)が、前面から突設されている。
【0012】図示の例では、これら支持片(8)(8)は、
上縁がほぼ水平をなし、かつ下縁が後下方に向かって傾
斜するほぼ三角形状をなしている。両支持片(8)(8)の
前端には、左右方向を向く連結片(9)が架設されてお
り、この連結片(9)と外シェル(2)の前面との間に、前
述の鉤状片(3)の長片(5)を収容する空間部(10)が形成
されている。両支持片(8)の上部の外側には、上方に延
びる板状の案内片(11)が連設されている。この対向する
1対の案内片(11)(11)の間隔は、鉤状片(3)の幅よりも
広くなっている。この案内片(11)の先端面(図示の例で
は前端面)(12)は、中シェル(1)の背面に当接するよう
になっており、その先端面(12)の上方には、後上向き傾
斜する傾斜面(13)が形成されている。すなわち、この傾
斜面(13)は、鉤状片(3)の長片(5)の挿入側において、
長片(5)の挿入方向(下方)に向かって隆起量が漸増する
傾斜面となっている。
【0013】中シェル(1)と外シェル(2)との連結に当
たっては、まず中シェル(1)の背面の鉤状片(3)を、外
シェル(2)の嵌合部(7)にほぼ一致させ、中シェル(1)
を矢印に示す取付方向に向けて移動させる。
【0014】この時、中シェル(1)と外シェル(2)を接
近させると、鉤状片(3)に対する嵌合部(7)の位置が確
認しずらくなり、両者の位置が多少左右にずれる場合が
あるが、そのような場合でも、鉤状片(3)が先細の傾斜
部(6)を有しているとともに、案内片(11)(11)間の間隔
が広いので、鉤状片(3)は、案内片(11)(11)により案内
されて、嵌合部(7)に確実に導入される。
【0015】この際、案内片(11)の上縁は傾斜面(13)と
なっているので、鉤状片(3)が案内片(11)の端面に当た
って進入を阻止されるということはなく、万一鉤状片
(3)の挿入時の位置が大幅に狂った場合は、鉤状片(3)
が傾斜面(13)に摺接して、中シェル(1)が前方に押し出
されるので、位置関係が大幅に狂ったことを即座に知る
ことができる。さらに、傾斜部(6)を厚さ方向にも傾斜
させたことにより、鉤状片(3)が連結片(9)の角部に引
っ掛かることなく、円滑に進入することができる。
【0016】嵌合部(7)の支持片(8)(8)間に進入した
鉤状片(3)は、その長片(5)の両側部が支持片(8)(8)
の内壁面に当接して、左右方向のがたつきが阻止され
る。
【0017】鉤状片(3)と嵌合部(7)との係合は中シェ
ル(1)の背面側で行われるので、中シェル(1)前面のク
ッション体を傷めたり、また、張りの形状が悪化した
り、着座者に係合部が当たって座り心地を悪くするなど
のおそれがない。さらに、前後方向の厚みが薄い範囲で
係合が可能なため、椅子を上下に積み重ねるて収納する
椅子についても、背もたれ等の厚みを大きくする必要が
ないので、収納効率がよい椅子が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、両板部材を接近させる
時、鉤状片に対する嵌合部の位置が多少ずれても、傾斜
部の存在及び間隔の広い案内片の存在により、鉤状片は
容易にかつ確実に嵌合部内に案内される。また、最終的
には、鉤状片は、支持片間に収まるので、両板部材は、
左右のがたつつきなく取り付けられる。さらに、鉤状片
と連結片とが係合し、かつ案内片の先端面が対向する板
部材の内面に当接することにより、両板部材は、前後方
向の移動が確実に阻止されて取り付けられる。その上、
両案内片が両支持片のそれぞれと連設されているので、
強度が増し、両板部材間に左右方向の負荷が加わった場
合でも、嵌合部が破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、椅子の背もた
れにおける鉤状片を備えた中シェルと、嵌合部を備えた
外シェルとの要部を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) 中シェル(板部材) (2) 外シェル(板部材) (3) 鉤状片 (4) 短片 (5) 長片 (6) 傾斜部 (7) 嵌合部 (8) 支持片 (9) 連結片 (10) 空間部 (11) 案内片 (12) 先端面 (13) 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の板部材を所要の間隔を保って互い
    に連結する板部材同士の連結装置であって、両板部材の
    対向面のいずれか一方に、短片と長片とをほぼL字状に
    連設した鉤状片の短片を突設し、鉤状片の長片は、前記
    対向面とほぼ平行とするとともに、先端に向かって漸次
    細くし、かつ他方の対向面における前記鉤状片と対向す
    る部分に、先端同士を連結片により連結した左右1対の
    支持片を立設し、両支持片の外側に、前記連結片と両支
    持片とにより形成される空間部への鉤状片の長片の挿入
    を案内するとともに、先端面が対向する板部材の内面に
    当接するようにした案内片を連設したことを特徴とする
    板部材同士の連結装置。
  2. 【請求項2】 案内片における鉤状片の長片の挿入側の
    縁部を、前記長片の挿入方向に向かって隆起量が漸増す
    るような傾斜面とした請求項1記載の板部材同士の連結
    装置。
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