JPH08253107A - 通電加熱ガラス - Google Patents

通電加熱ガラス

Info

Publication number
JPH08253107A
JPH08253107A JP7083476A JP8347695A JPH08253107A JP H08253107 A JPH08253107 A JP H08253107A JP 7083476 A JP7083476 A JP 7083476A JP 8347695 A JP8347695 A JP 8347695A JP H08253107 A JPH08253107 A JP H08253107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
transparent conductive
conductive film
bus bar
bus bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7083476A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Noda
和良 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP7083476A priority Critical patent/JPH08253107A/ja
Publication of JPH08253107A publication Critical patent/JPH08253107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用窓ガラスや建材ガラスにクラックが生
じた場合にも、スパークや感電を生じることのない安全
性に優れた通電加熱ガラスの提供。 【構成】 一対のバスバーを構成する夫々のバスバー
が、互いに導通している2本のバスバーが並列に並んだ
並列部分を有し、該2本の並列バスバーのうちの内側の
バスバーのみが上記透明導電膜と接続されている通電加
熱ガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通電加熱ガラスに関し、
更に詳しくは、例えば、車両用窓ガラス、建材用ガラス
等に有用な通電加熱ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、厳冬季や寒冷地等においては、汽
車、電車、トラック、乗用車等の車両のフロントガラス
やリニアガラス等に、或いは建物の窓ガラスに、積雪、
着氷、着霜或いは曇り等が生じ、視界が妨げられる等の
問題があるが、これらの水分等の迅速な除去は困難であ
る。これに対し、窓ガラスに通電加熱ガラスを使用する
ことが提案されている。
【0003】従来のこれらの通電加熱ガラスは、例え
ば、自動車の窓ガラスであれば、一般に窓枠に対応した
略台形状の二枚の板ガラスと、該二枚の板ガラス間に挟
持された中間樹脂膜と、上記二枚の板ガラス間にあっ
て、窓ガラスの周辺部の上下又は左右の位置に、一対で
設けられたバスバー(通電用電極)と、これらのバスバ
ーに接続されて設けられた透明電熱膜とから構成されて
いる。そして、透明電熱膜として、例えば、ITO(イ
ンジウムと錫の複合酸化物)、薄膜の金や銀等が使用さ
れ、バスバーを経由してバッテリー等から透明電熱膜に
通電が行われて窓ガラス等を発熱させ、この熱によっ
て、融雪、融氷、防曇等が迅速に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
従来の通電加熱ガラスでは、図10に示した様に、透明
電熱膜3に接続される一対のバスバー1及び2が、透明
電熱膜3の上辺と下辺、或いは左辺と右辺の全域に渡っ
て接触させる帯状形状をしているため、事故等によって
窓ガラスにクラック5が生じた場合に、バスバーからの
電熱膜3に対する通電が全面的に遮断されずに一部が通
電状態にあるので、透明電熱膜3の一部に電圧が印加さ
れた状態のままになることが多い。即ち、窓ガラスのク
ラック5は、例えば、図10(A)〜(C)に示す様に
ガラスの周縁部から生じることが多いが、図に示した様
に、バスバーが切断されたとしても透明電熱膜への通電
が完全には遮断されず、通電された状態のバスバーや透
明電熱膜が露出することが生じる。従って本発明の目的
は、車両用窓ガラスや建材ガラスにクラックが生じた場
合にも、スパークや感電を生じない安全性に優れた通電
加熱ガラスを提供することにある。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、二枚の板ガラス
と、該二枚の板ガラス間に挟持された中間樹脂膜と、上
記二枚の板ガラスの一方の板ガラスに設けられた少なく
とも一対のバスバーと、該一対のバスバー間を接続する
ように設けられた透明導電膜とから構成される通電加熱
ガラスにおいて、一対のバスバーを構成するそれぞれの
バスバーと、外部電源に接続される端子とは、前記透明
導電膜と電気的に絶縁される導電性延長部によって接続
され、且つバスバーと該導電性延長部とは折り曲げ部に
よって接続されると共に、該導電性延長部の少なくとも
一部はバスバーと並列に設けられることを特徴とする通
電加熱ガラスである。
【0006】
【作用】本発明の通電加熱ガラスは、該通電加熱ガラス
を構成している一対のバスバーの形状が夫々、互いに導
通している2本のバスバーが並列に並んだ並列部分を有
する形状をしており、且つこの2本の並列バーのうちの
透明電熱膜側にある導電性延長部(以下、内側のバスバ
ーと称す)のみが該電熱膜に接続し、ガラスの周縁部側
にある外側のバスバーは透明電熱膜に接続していない構
造を有している。従って、ガラスの外側からクラックが
入った場合に、透明電熱膜に接していない外側のバスバ
ーが先ず切断されて透明電熱膜全体への通電が直ちに遮
断される。この結果、クラック部分でスパークや感電を
生じることがない。又、ガラスの中心部等、ガラスの内
側部分からクラックが発生した場合にも、上記並列に並
んだ2本のバーの間隔をできるだけ接近させておけば、
透明電熱膜に接続している内側のバスバーが切断すると
殆ど同時に、その外側のバスバーも切断される為、この
場合にもガラスのクラック部分でスパークや感電を生じ
ることがない。又、クラックの発生を電気的に迅速に検
知する各種のクラック検知手段を設けることによって、
更に安全性が向上する。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明の通電加熱ガラス
は、通常のものと同様に、二枚の板ガラスと、該二枚の
板ガラス間に挟持された中間樹脂膜と、上記二枚の板ガ
ラスの一方の板ガラスに設けられた少なくとも一対のバ
スバーと、該一対のバスバー間を接続するように設けら
れた透明導電膜とから構成される。本発明において使用
される板ガラスとしては、普通ガラス、強化板ガラス、
部分強化板ガラス等が挙げられ、透明性を損なわない程
度にこれらが着色されたものであってもよい。これら板
ガラスの形状は、建材用ガラス等の様な平板状のものに
限られず、種々の形状及び曲率に加工された曲面状であ
ってもよく、例えば、各種車両のフロントガラスに使用
されている様な曲面を有する略台形であってもよい。本
発明においては、この様な板ガラスを2枚貼り合わせて
合わせガラスとされる。又、使用される板ガラスの厚み
は特に限定されないが、通常は約1.5〜5mm程度の
厚みのものを用いるのが一般的である。
【0008】又、本発明において使用される中間樹脂膜
とは、合わせガラスにした場合において、その両面に配
設される二枚の板ガラスを強固に接着させると共に、合
わせガラスが破損した場合にも、ガラスの破片が飛び散
らない作用を有するものであって、通常は、接着性、耐
光性及び耐熱性等の諸物性が改良されたポリビニルブチ
ラール樹脂膜が好ましく使用される。この中間樹脂膜の
厚みも特に限定されないが、通常は約0.2〜0.9m
m程度の厚みとするのが一般的である。上記板ガラスと
中間樹脂膜を用いる合わせガラスの製造方法自体は従来
公知の方法でよく、二枚の板ガラスを、樹脂膜を挟持す
るように貼り合わせ、予備接着、オートクレーブ処理等
の工程によって所望の合わせガラスが製造される。
【0009】本発明の場合には、上記の様な構成の合わ
せガラスの二枚の板ガラスの間に、所望の透明導電膜
と、これに接続された一対のバスバーとを設けることに
よって通電加熱ガラスとされる。この場合は、いずれか
一方の板ガラス、好ましくは、使用の際に室内側に位置
することとなる板ガラスの中間樹脂膜に面する側の面
に、適宜選択した所望の透明導電膜と一対のバスバーと
を設け、該板ガラスと外側に位置することになるもう一
枚の板ガラスとを中間樹脂膜の両側から一体的に貼り合
わせて製造するのが好ましい。
【0010】本発明で使用される透明導電膜としては、
従来公知の導電性材料からなる各種のフィルムがいずれ
も使用することができ、使用目的に応じて適宜な膜を選
択すればよい。使用する透明導電膜の種類により印加さ
れる電圧が異なるため、透明導電膜に接続されるバスバ
ーは、これに適合し得るよう形成する。本発明で使用さ
れる透明導電膜の具体的なものとしては、例えば、従来
よく用いられている比較的低電圧(高電流)で使用され
る透明導電膜である、インジウムとスズの複合酸化物膜
であるITO膜や金或いは銀の薄膜等が挙げられる。
又、高電圧(低電流)で使用される透明導電膜として
は、例えば、バスバーに288Vの電圧を印加して使用
されるガリウムを含有する酸化亜鉛膜等が挙げられる。
本発明は、特に高電圧が印加されて使用される透明導電
膜を用いる通電加熱ガラスの場合に顕著な効果が発揮さ
れる。これらの透明導電膜を板ガラス上に形成する形成
方法としては、従来公知の方法を使用することが出来、
例えば、真空蒸着方法、スパッタリング方法、電子線ビ
ーム式加熱蒸着方法等の公知の方法をいずれも採用し得
る。
【0011】又、上記した様な方法で形成される透明導
電膜に接続され、該透明導電膜に通電させるために設け
られる一対のバスバーは、例えば、銀ペーストを印刷及
び焼き付ける等の方法で形成される。本発明の通電加熱
ガラスは、このバスバーが特定の形状を有することを特
徴とする。即ち、一対のバスバーを構成する夫々のバス
バーと外部電源に接続される端子とは、前記透明導電膜
と電気的に絶縁される導電性延長部によって接続され、
且つバスバーと該導電性延長部とは折り曲げ部によって
接続されると共に、該導電性延長部の少なくとも一部が
バスバーと並列に設け、一対のバスバーを構成する夫々
のバスバーが、互いに導通している2本のバスバーが並
列に並んだ並列部分を有する形状をしており、該2本の
並列バスバーのうちの内側のバスバー(導電性延長部)
のみが上記透明導電膜と接続されるように構成する。
【00012】
【実施例】次に、本発明の好ましい実施例を挙げて本発
明を更に詳細に説明する。特に、本発明で使用される好
ましいバスバーの形状について、図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0013】本発明において、ガラス板の上辺とは、例
えば、図1に示す様な車両用フロントガラスの略台形の
ガラス板において、ガラス板の上縁を意味し、一方下辺
とは、ガラス板の下縁部分を意味する。又、ガラス板の
右辺及び左辺とは、台形の等脚部分を意味する。図1
は、ガラスの上下の辺側に一対のバスバーを取り付けた
場合を示している。図中、4は板ガラス、図中に点線で
表わした板ガラス4と略相似形のものは透明導電膜3で
あり、1及び2は対をなすバスバーである。該バスバー
1及び2の透明導電膜と接していない外側のバスバーの
一端には、透明導電膜3へ通電する為に外部電源と接続
される端子6が設けられている。尚、該端子6は、例え
ば、図1及び図4に示した様に、一対のバスバーの端部
が近接して設けられ、ガラスの一箇所に一対の端子6が
設けられていてもよいし、図2及び図3に示した様に、
一対のバスバーの端部が離れて設けられ、ガラスの二箇
所に夫々の端子6が設けられていてもよい。
【0014】従来公知のバスバーでは、図10(A)及
び(B)に示した様に、一対のバスバーが透明導電膜3
の上辺及び下辺に沿って、或いは図10(C)に示した
様に透明導電膜3の右辺及び左辺に沿って這い、且つこ
の部分でバスバーが透明導電膜3に接した状態で配置さ
れる。そして、バスバー間に電圧が印加されることによ
って、導電膜が加熱される。
【0015】これに対し、本発明の通電加熱ガラスで
は、図1〜図4に示した様に、帯状のバスバーが途中で
大きく折り返され様な形状をしており、互いに導通して
いる2本のバスバーが並列に並んだ並列部分を有する。
更に、本発明では、この並列部分を構成する2本のバス
バーのうち、内側のバスバーのみが透明導電膜3と接
し、外側にあるバスバーは透明導電膜3に接することが
ない様に構成する。この際、並列部分のバーの長さは、
特に内側のバーの長さを、図1及び図2に示す様に、透
明導電膜3の上下の辺の長さとほぼ同様、好ましくは若
干長くなる様にするか、或いは図3及び図4に示す場合
には、透明導電膜3の左右辺の長さと略同様、好ましく
は若干長くなるようにする。この様にすれば、通電した
場合に透明導電膜3の全面が通電される。
【0016】バスバーが上記の様な特定の構造を有する
具体的な例について説明すると、先ず、図1に示した実
施例では、上下の辺でバスバー1及び2を通じて透明導
電膜3に通電されて、ガラスが加熱される。従って、こ
の場合には、図1に示す様に上下の辺及び左辺の3方向
に対してガラスの外側からクラック5が入った場合に、
透明導電膜3に接していない外側のバスバーが切断され
る為、透明導電膜3全面への通電が直ちに遮断される。
【0017】図2に示した実施例も図1の実施例と同様
に、上下の辺からバスバー1及び2を通じて透明導電膜
3に通電され、図1の実施例と同様に上下の辺及び左辺
の3方向からのクラックに対して外側のバスバーが切断
され、有効に通電を遮断することが出来る。
【0018】図3に示した実施例では、左右の辺から透
明導電膜3に通電されるが、これらの部分で、透明導電
膜3に接しているバスバーに並列して透明導電膜3に接
触していないバスバーが配置されている為、これら左右
の2辺方向から、更には部分的ではあるが下辺方向から
のクラックによっても、直ちに透明導電膜3全面への通
電が遮断される。
【0019】図4に示した実施例では、図3で挙げた例
と同様に左右方向、及び部分的ではあるが下辺方向から
のクラックに対しても、直ちに通電を遮断することが出
来る。更に、図4に示す様、この実施例では、バスバー
が上辺の部分でも、折り曲げられた2本のバーが並列し
た状態で配置されており、且つこの部分では並列してい
る2本のバスバーがいずれも透明導電膜3に接していな
い為、上辺方向からクラックが入った場合には、これら
のバーが切断し、透明導電膜3全面への通電は直ちに遮
断される。
【0020】次に、上記した本発明の各種の実施例に、
更にクラック検知手段が設けられている、より安全性の
高い実施例について説明する。上記した例の場合に、透
明導電膜3に接していない外側のバスバーが完全に切断
されれば、透明導電膜3への通電は直ちに遮断される
が、バスバーが完全には切断されずに途中まで切断し、
一部で通電が継続する事態が生じる場合も想定される。
又、ガラスの内側からクラックが生じた場合のように、
透明導電膜3にクラックが入ることも想定される。本発
明では、このような場合に備え、クラック検知手段とし
て、割れ検知導線7を適宜な位置に設けることによっ
て、バスバー又は透明電熱膜3で生じる電圧の変動を迅
速に検知する。そして、この検知結果に対応させて透明
電熱膜3への通電を制御すれば、クラックが生じた場合
に直ちに透明電熱膜3への通電を遮断することが可能と
なる。
【0021】図5に示した実施例では、バスバーの形状
を図1に示した実施例の場合と同様にし、更に、図5に
示したように、バスバー1及び2の端子6の近傍に割れ
検知導線7を接続し、且つ各バスバーの外側に沿わせて
割れ検知導線7を這わせ、ガラスの全ての周縁部の近傍
に割れ検知導線7が配置される様にした。このようにす
ることによって、ガラスの4辺のいずれにクラックが生
じた場合にも、この割れ検知導線7によってクラックの
発生を知ることができる。即ち、透明導電膜3に通電し
ない状態で、割れ検知導線7によって電圧を測定してお
き、且つ透明導電膜3に通電している状態での電圧の変
化を継続的に割れ検知導線7で測定し、これらの測定値
の変動状態を観測することによって、バスバーや割れ検
知導線7に生じる切断や破損等の変異による電圧の変動
が容易に検知される。更に、この検知結果を、透明導電
膜3への通電の制御と連動させることによって、より安
全な通電加熱ガラスが提供される。
【0022】図6に示した実施例も、図1に示した実施
例に割れ検知導線7を更に設けた例であるが、この場合
には、バスバーによって透明導電膜3へと給電する直前
の位置に割れ検知導線7を設けた。この結果、特に、ク
ラックの発生が予想される透明導電膜3に接していない
外側のバスバーで生じる電圧の変動を迅速に検知するこ
とができる。又、バスバーが設けられていないガラスの
右辺でクラックの発生が生じた場合に対しても、割れ検
知導線7の切断や破損によって生じる電圧の変化として
検知されることになる。この結果、ガラスの4辺いずれ
の側から生じるクラックに対しても、透明導電膜3への
通電を迅速に遮断することが可能となる。
【0023】図7に示した実施例では、図2に示した実
施例に割れ検知導線7を更に設けた例であるが、この場
合には、バスバーによる透明導電膜3への給電の終端の
位置に割れ検知導線7を設けた。この結果、バスバーの
全領域で生じる破損や切断や、クラックがガラス内部で
生じ透明導電膜3の破損等が生じた場合の内部にある膜
の電圧の変化を迅速に検知することができる。
【0024】図8に示した実施例は、図1に示した実施
例に割れ検知導線7を更に設けた例であるが、この場合
には、透明導電膜3の中間位置での電圧の変動を検知す
る。この結果、透明導電膜3内で生じた破損等や、透明
導電膜3に接していないバスバーが存在しないガラスの
右辺部分で生じるクラックの発生に対しても迅速に対処
することができ、安全性が向上する。
【0025】図9に示した実施例は、図8に示した実施
例の割れ検知導線7の形状を、一部で折り返した形状と
した例である。
【0026】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明によれば、通電
加熱ガラスにクラックが生じた場合に、透明導電膜全面
への通電を迅速に遮断することができ、安全性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図2】本発明の通電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図3】本発明の通電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図4】本発明の通電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図5】本発明のクラック検知手段が設けられている通
電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図6】本発明のクラック検知手段が設けられている通
電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図7】本発明のクラック検知手段が設けられている通
電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図8】本発明のクラック検知手段が設けられている通
電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図9】本発明のクラック検知手段が設けられている通
電加熱ガラスの平面を説明する図。
【図10】従来の通電加熱ガラスの平面を説明する図。
【符号の説明】
1,2:バスバー 3:透明導電膜 4:板ガラス 5:クラック 6:端子 7:割れ検知導線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の板ガラスと、該二枚の板ガラス間
    に挟持された中間樹脂膜と、上記二枚の板ガラスの一方
    の板ガラスに設けられた少なくとも一対のバスバーと、
    該一対のバスバー間を接続するように設けられた透明導
    電膜とから構成される通電加熱ガラスにおいて、一対の
    バスバーを構成するそれぞれのバスバーと、外部電源に
    接続される端子とは、前記透明導電膜と電気的に絶縁さ
    れる導電性延長部によって接続され、且つバスバーと該
    導電性延長部とは折り曲げ部によって接続されると共
    に、該導電性延長部の少なくとも一部はバスバーと並列
    に設けられることを特徴とする通電加熱ガラス。
  2. 【請求項2】 透明電熱膜が、高電圧を印加して加熱さ
    れる膜である請求項1に記載の通電加熱ガラス。
  3. 【請求項3】 更に、クラック検知手段としてバスバー
    又は透明電熱膜で生じる電圧の変動を検知し得るように
    配線された割れ検知導線が設けられている請求項1に記
    載の通電加熱ガラス。
JP7083476A 1995-03-16 1995-03-16 通電加熱ガラス Pending JPH08253107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7083476A JPH08253107A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 通電加熱ガラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7083476A JPH08253107A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 通電加熱ガラス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08253107A true JPH08253107A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13803526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7083476A Pending JPH08253107A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 通電加熱ガラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08253107A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055821A1 (fr) * 2001-12-25 2003-07-10 Nippon Sheet Glass Company, Limited Vitre de pare-brise
JP2003211956A (ja) * 2002-01-25 2003-07-30 Nippon Sheet Glass Co Ltd ウインドシールド用合わせガラス
JP2016522504A (ja) * 2013-05-29 2016-07-28 ピルキントン グループ リミテッド クラックセンサを備えるグレイジング
CN109451613A (zh) * 2018-10-23 2019-03-08 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种能够电加热的窗玻璃
CN109475018A (zh) * 2018-10-23 2019-03-15 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种具有透明导电膜的前挡风玻璃
JP2020186167A (ja) * 2020-07-15 2020-11-19 日本板硝子株式会社 合わせガラス

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055821A1 (fr) * 2001-12-25 2003-07-10 Nippon Sheet Glass Company, Limited Vitre de pare-brise
JP2003211956A (ja) * 2002-01-25 2003-07-30 Nippon Sheet Glass Co Ltd ウインドシールド用合わせガラス
JP2016522504A (ja) * 2013-05-29 2016-07-28 ピルキントン グループ リミテッド クラックセンサを備えるグレイジング
CN109451613A (zh) * 2018-10-23 2019-03-08 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种能够电加热的窗玻璃
CN109475018A (zh) * 2018-10-23 2019-03-15 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种具有透明导电膜的前挡风玻璃
CN109475018B (zh) * 2018-10-23 2020-02-21 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种具有透明导电膜的前挡风玻璃
JP2020186167A (ja) * 2020-07-15 2020-11-19 日本板硝子株式会社 合わせガラス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5824994A (en) Electrically heated transparency with multiple parallel and looped bus bar elements
US4820902A (en) Bus bar arrangement for an electrically heated transparency
US8431871B2 (en) Transparent window pane provided with a resistive heating coating
JP4570146B2 (ja) 積層トランスペアレンシの縁部密封
EP0349916A1 (en) Heatable windshield temperature control
KR20090039671A (ko) 납땜된 전기 단자 접속부를 갖는 창유리
JP2005511473A (ja) 導電性の表面被膜を備える熱線ウィンドウガラス
AU611247B2 (en) Crack detecting window panel and method of producing same
MXPA06002135A (es) Metodo de soldar y composiciones de soldadura.
JP2005533739A (ja) 導電部材を有する加熱可能なトランスペアレンシのバス・バーの端部のホット・スポットの解消
JP7148409B2 (ja) 加熱可能なグレイジング
US4940884A (en) Dual bus bar arrangement for an electrically heatable transparency
US5128513A (en) Bus bar arrangement for an electrically heated vision unit
JP4277376B2 (ja) 通電加熱ガラスとその製造方法
JPH08253107A (ja) 通電加熱ガラス
JP2001122643A (ja) 通電加熱ガラスとその製造方法
US5467522A (en) Windshield wiper deicing windshield and method of constructing same
WO2004024478A2 (en) Localization of heating of a conductively coated window
JP2003176154A (ja) 通電加熱ガラス
JP3669055B2 (ja) 通電加熱ガラス
EP0359369B1 (en) Bus bar arrangement for an electrically heated vision unit
JPH0524048Y2 (ja)
EP4091408B1 (en) Glazing, method of manufacturing said glazing and use of said glazing
EP1081987A1 (en) Glazing
JPH081100U (ja) 板ガラスのクラック検出機構