JPH0825062A - 電極輪取付け方法及び装置 - Google Patents

電極輪取付け方法及び装置

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Publication number
JPH0825062A
JPH0825062A JP18622094A JP18622094A JPH0825062A JP H0825062 A JPH0825062 A JP H0825062A JP 18622094 A JP18622094 A JP 18622094A JP 18622094 A JP18622094 A JP 18622094A JP H0825062 A JPH0825062 A JP H0825062A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
electrode
electrode wheel
tip
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP18622094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Shiba
昭二 芝
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Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dengensha Manufacturing Co Ltd filed Critical Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0825062A publication Critical patent/JPH0825062A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極輪を電極軸の先端に取付ける装置に関
し,簡単なクランプ方式で電極の取付け取外しが容易に
できる。 【構成】 シーム溶接機の電極輪2を,電極軸1の先端
に締付ける装置において,電極軸の中心軸(A−A)線
上に挿入されたシャフト4と,このシャフトに連結され
た流体圧または弾力による作動手段3とを有し,この作
動手段はシャフト先端に保持された電極輪を引き込む方
向に附勢力を発生し,また,その附勢力を解除するよう
に構成した。従来は電極輪を電極軸に取付ける場合,ボ
ルトを締めて固定していたのに対し,この装置によれ
ば,クランプ方式であるからボルト締めや取り外す手間
がなくなり,締付けも簡単で保全作業の短縮と自動化が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,抵抗溶接機の電極輪を
電極軸の先端にクランプ方式により取付ける方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,シーム溶接機の上部電極輪に対応
する下部電極輪は,たとえば図5に示すように,電極軸
先端に電極輪を取付ける場合,3〜4本のボルトを締め
て固定しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ようにボルト締めによる場合は,電極輪を交換する場合
にボルトを取り外さなければならず,その時間は取付け
たあとの再締付けも含めると保全作業の時間が長くな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の問題を
解決するもので,電極軸の先端に電極輪を取付ける場合
において,前記電極軸の中心軸(A−A)線上に挿入し
たシャフトを電極軸の後方から引き込む方向に附勢力を
発生させることによってシャフト先端に保持された電極
輪を電極軸先端に取付けるようにした電極輪取付け方法
を提供する。
【0005】さらに本発明の特徴は,シーム溶接機の電
極輪を,電極軸先端に締付ける装置において,前記電極
軸の中心軸(A−A)線上に挿入されたシャフトと,こ
のシャフトに連結した流体圧または弾力による作動手段
とを有し,前記作動手段はシャフト先端に保持された電
極輪を引き込む方向に附勢力を発生し,また,その附勢
力を解除する機能を有する電極輪取付け装置を提供す
る。
【0006】前記作動手段は電極軸の後方においてナッ
トを締めつけることによってバネの反力でシャフトを引
き込む方向に附勢力を発生するものである。
【0007】前記弾力手段としてコイルバネ又は皿バネ
である。
【0008】前記電極輪はシャフトを回転させて電極軸
先端から掛け外す構造のものである。
【0009】
【作用】そして,本発明の方式では,電極輪を取付ける
場合は,ナットを右回転に廻すと,電極の締付け力はバ
ネ力がバネ受け具からシャフトに力がかかって電極輪を
電極軸先端に締付ける。電極輪を取り外す場合は,締付
け手段のナットを左回転に回すとバネ受け具が電極側に
移動してバネの反力がシャフトにかからなくなり,電極
締付け力は解除される。そして電極輪を90度回転すれ
ば,シャフト先端の掛け金具から電極を外すことがき
る。
【0010】
【実施例】図1は,本発明装置をシーム溶接機の下部電
極の取付け装置に応用した場合の実施例を示す断面図で
ある。図2は電極輪の締付け状態を示す正面拡大図であ
り,また図3は電極輪を回転しシャフトから掛け外す状
態を示す正面拡大図である。
【0011】図の1はシーム溶接機の下腕16に支持さ
れた軸受け15に支持された下側の電極軸を示す。2は
電極軸の先端に取付けられる電極輪である。2aの二点
鎖線は下側の電極輪2に対応する上側の電極輪を示す。
3は電極輪を電極軸の先端に取付けるための力を発生す
る作動手段である。この場合,電極輪2を支持するシャ
フト4が,電極軸1の中心軸(A−A)線上に設けた挿
入孔5に挿入されている。その後部にバネ収納部6とバ
ネ受け具7の収納部8とが連通されていて,バネ受け具
7は電極軸1の収納部内をシャフト4の外周にそって移
動可能となっている。
【0012】シャフトの後部に設けたバネ受け具7の突
起9が電極軸1の両側に貫通した縦溝0から突き出して
いて,電極軸1の後部外周に設けたネジ部11に組み込
ませたナット10と突起9が当接した状態にあって,前
記ナットを任意方向に廻せばバネ受け具7を移動調節す
るようにしている。これによりバネ受け具7はバネ収納
部6においてシャフトを取り巻くように挿入されたバネ
12の反力を発生させ,シャフト4を引き込む構造にな
っている。
【0013】なお,シャフト4の後方に挿入されたバネ
13は常時シャフト4を前方向に押し出す力を掛けてい
る。
【0014】電極軸の後端にはギヤ14が取付けられて
いて,このギヤを回転することにより電極軸1と共に電
極輪2を回転駆動する。
【0015】なお,前記作動手段の弾力としてコイルバ
ネまたは皿バネを使用するが,流体圧としてはシリンダ
を用いてシャフトう駆動し,引き込む力を発生させるこ
とも容易である。
【0016】次に,電極輪2は板厚方向に断面凹状の溝
aが形成され,その電極輪の中心軸線上に,シャフト孔
bに連通した縦長孔cを設けてある。図2〜図3に示す
ように,この縦長孔cにシャフト先端に取付けた掛け金
具17を挿入し,前記電極輪2をシャフト4を中心に9
0°回転すれば前記掛け金具17から電極輪2を着脱す
る構成に成っている。
【0017】本発明装置の実施例によれば,電極輪2を
電極軸1に取付ける場合には,電極の締付け力はナット
10を(イ)の右方向へ回し緩めると,そのバネ12の
力がバネ受け具7からシャフト4を引き込む方向に力が
かかって電極輪2を電極軸先端に締付ける。また,電極
輪2を電極軸1から取り外す場合は,作動手段3のナッ
ト10を(ロ)の左方向に回し締付けると,バネ受け具
7が電極側(左方向)に移動してバネ12の反力がシャ
フト4にかからなくなり,電極締付け力は解除される。
そして電極輪2を90度回転すれば,電極輪をシャフト
及び電極軸先端から外すことができる。
【0018】
【発明の効果】以上で説明したように,本発明の方法に
よれば,電極輪を交換する場合にボルトを取り外す手間
がなくなり,再締付けも簡単で保全作業時間を短縮する
ことができる。なお,本発明装置では実施例のようにバ
ネクランプのほか,シリンダによる流体圧クランプを使
用すればより一層締付け力を大きくすると共に,交換時
間の短縮と自動化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明装置の電極輪の締付け状態を示す正面拡
大図である。
【図3】本発明装置の電極輪をシャフトから掛け外す状
態を示す正面拡大図である。
【図4】図1のB−B矢視断面拡大図である。
【図5】従来の電極輪取付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電極軸 2 電極輪 3 作動手段 4 シャフト 5 挿入孔 6 バネ収納部 7 バネ受け具 8 収納部 9 突起 10 ナット 12 バネ 13 バネ 14 ギヤ 15 軸受け 16 下腕 17 掛け金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極軸の先端に電極輪を取付ける場合に
    おいて,前記電極軸の中心軸(A−A)線上に挿入した
    シャフトを電極軸の後方から引き込む方向に附勢力を発
    生させることによってシャフト先端に保持された電極輪
    を電極軸先端に取付けるようにした電極輪取付け方法。
  2. 【請求項2】 シーム溶接機の電極輪を,電極軸先端に
    締付ける装置において,前記電極軸の中心軸(A−A)
    線上に挿入されたシャフトと,このシャフトに連結した
    流体圧または弾力による作動手段とを有し,前記作動手
    段はシャフト先端に保持された電極輪を引き込む方向に
    附勢力を発生し,また,その附勢力を解除する機能を有
    する電極輪取付け装置。
  3. 【請求項3】 電極輪は板厚方向に断面凹状の溝が形成
    され,その電極輪の中心軸線上に,シャフト孔に連通し
    た縦長孔を設け,この縦長孔にシャフト先端に取付けた
    掛け金具を挿入し,前記電極をシャフトを中心に回転さ
    せて前記掛け金具から電極輪を着脱する請求項2の電極
    輪取付け装置。
  4. 【請求項4】 前記作動手段の弾力としてバネ,流体圧
    としてシリンダを用いた請求項2〜3の電極輪取付け装
    置。
JP18622094A 1994-07-15 1994-07-15 電極輪取付け方法及び装置 Pending JPH0825062A (ja)

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JPH0825062A true JPH0825062A (ja) 1996-01-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015074025A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 ナストーア溶接テクノロジー株式会社 抵抗溶接装置
JP2015098050A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 ナストーア溶接テクノロジー株式会社 抵抗溶接装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015074025A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 ナストーア溶接テクノロジー株式会社 抵抗溶接装置
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