JPH08249958A - 発泡絶縁電線の製造方法及び装置 - Google Patents

発泡絶縁電線の製造方法及び装置

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JPH08249958A
JPH08249958A JP7056054A JP5605495A JPH08249958A JP H08249958 A JPH08249958 A JP H08249958A JP 7056054 A JP7056054 A JP 7056054A JP 5605495 A JP5605495 A JP 5605495A JP H08249958 A JPH08249958 A JP H08249958A
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JP
Japan
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water tank
moving water
extruder
insulated wire
capacitance
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JP7056054A
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Takehiko Wakazono
武彦 若園
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 供給される樹脂性状の変動等絶縁用発泡材の
性状が変化した際、移動水槽を常に中央位置近傍で安定
した作動を行わせる発泡絶縁電線の製造方法及び装置を
提供する。 【構成】 押出機1内の溶融樹脂中に発泡用のガスを注
入し、押出後のヘッド9内を走行する導体10上に発泡
樹脂絶縁体を押出被覆し、押出後のヘッドを出た発泡絶
縁電線を、押出機のヘッド9に対して接近又は離反する
方向に移動可能な移動水槽11を有する水槽20内に導
入し、この水槽内で冷却された発泡絶縁電線の静電容量
を静電容量計17で監視し、その発泡絶縁電線の静電容
量が設定値に対して差があるときは、それを修正するよ
うに移動水槽の位置を調節する各部材13,14,1
5,16を設けた発泡絶縁電線の製造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導体に対して連続的に
発泡樹脂絶縁体を押出被覆することにより発泡絶縁電線
を製造する方法とその方法を好適に実施するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電話ケーブルの素線や同軸ケーブルの絶
縁コアとして用いられる発泡絶縁電線は、押出機のクロ
スヘッド内を走行する導体上に発泡樹脂絶縁体を押出被
覆することにより製造される。
【0003】この発泡絶縁電線の静電容量は、全長にわ
たってほぼ一定であることが望ましい。そのため、押出
機のクロスヘッドを出た発泡絶縁電線を、そのクロスヘ
ッドに対して接近又は離反する方向に移動可能な移動水
槽を有する冷却用水槽内に導入し、この水槽内で冷却さ
れた発泡絶縁電線の静電容量を静電容量計で監視し、そ
の発泡絶縁電線の静電容量が設定値に対して差があると
きは、それを修正するように移動水槽の位置を調節す
る。つまり、発泡絶縁電線の静電容量は絶縁体の発泡率
に対応しているから、静電容量が設定値より高すぎ、発
泡率が低すぎるときは、移動水槽をクロスヘッドから離
すように移動させ、これにより、押出機を出た発泡絶縁
電線が水槽に入るまでの時間を長くして、発泡率が高く
なるようにし、また、静電容量が設定値より低すぎ、発
泡率が高すぎるときは、この逆の操作をしている。
【0004】しかし、このような方法では、移動水槽の
移動範囲に限界があるため、移動水槽が移動限界位置ま
で来ると、静電容量の制御ができなくなってしまう。そ
のため、発泡絶縁材料として化学発泡の樹脂を使用して
いる場合は、作業者が押出機温度を変えるなどして所定
の静電容量になるように調節することも行われていた
が、これには高度の熟練を必要とし、また、手数がかか
るため、移動水槽の位置に応じて押出機温度を自動的に
制御する方法も提案されているが、押出機の熱容量がき
わめて大きいため、押出機温度を移動水槽の変位に迅速
に追従させることが困難であった。
【0005】最近、押出機内の溶融樹脂中に発泡剤とし
てのガスを注入して、発泡樹脂絶縁体を導体上に押出被
覆する方法が提案されており、このような方法において
も、発泡絶縁電線の静電容量を安定にするため、前述の
ような移動水槽と静電容量計による静電容量制御方法が
採用されている。この場合は、ガス注入量を調整して発
泡率を調整することが可能であるから、移動水槽が移動
限界位置に達して静電容量の制御ができなくなると、作
業者が、押出機内への発泡用ガスの注入量を調整してい
るが、やはり、ガス注入量の設定には高度の熟練を要す
ると共に、手数がかかる欠点があった。また、この場
合、移動水槽が停止してからガスの注入量を調整するこ
とになると、調整が完了するまでの間に製造された発泡
絶縁電線には静電容量が不良の部分が含まれるおそれも
あり、好ましくない。
【0006】その対策として、前記移動水槽の限界位置
の近くまで移動したことを検知して、その移動水槽範囲
の中央部の方へ戻すように、前記ガスの注入量を自動的
に調節することが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、移動水槽が限界位置の近くまで移動した時、その
移動水槽を移動範囲の中央部の方へ自動的に戻すように
しているため、外気温の変化や、材料の僅かな配分むら
等の原因による被覆むらに対しては対応可能であるもの
の、例えば色替えや被覆開始直後等急激な性状変化が生
じた際には、水槽の移動速度が大きくなり、移動水槽の
限界位置近くを検出してからガスの注入量を調節し、調
節された樹脂が被覆されて水槽内に入り、再び静電容量
を検出され、その結果、移動水槽が移動するという作動
を行うために、上記動作を行っている途中で移動水槽が
限界位置に至り、これ以上静電容量を調節できない状態
がしばらく続くことがある。そのため、静電容量の不良
な発泡絶縁電線が大量に生産されてしまうことがあっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点の解消を図るために成されたものであり、本発明の
目的は、有限長さの移動水槽を有効に利用しながら静電
容量の安定した発泡絶縁電線を製造し得る方法及び該方
法の実施に好適に使用される装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明は、上記の目的を達成するため以下
に述べる構成としたものである。即ち、本発明は、押出
機内の溶融樹脂中に発泡用のガスを注入し、押出後のヘ
ッド内を走行する導体上に発泡樹脂絶縁体を押出被覆
し、押出後のヘッドを出た発泡絶縁電線を、押出機のヘ
ッドに対して接近又は離反する方向に移動可能な移動水
槽を有する水槽内に導入し、この水槽内で冷却された発
泡絶縁電線の静電容量を静電容量計で監視し、その発泡
絶縁電線の静電容量が設定値に対して差があるときは、
それを修正するように前記移動水槽の位置を調節するよ
うにした発泡絶縁電線の製造方法において、移動水槽平
均位置を所定時間幅内で求め、その位置が移動水槽移動
範囲の中央から離れている方向と距離を検知し、移動水
槽を移動範囲の中央部の方へ戻すようにガスの注入量の
調整を行うことを特徴とする発泡絶縁電線の製造方法と
したものであり、また、押出機内の溶融樹脂中に発泡用
のガスを注入し、押出機のヘッド内を走行する導体上に
発泡樹脂絶縁体を押出被覆し、押出機のヘッドを出た発
泡絶縁電線を、押出機のヘッドに対して接近又は離反す
る方向に移動可能な移動水槽を有する水槽内に導入し、
この水槽内で冷却された発泡絶縁電線の静電容量を静電
容量計で監視し、その発泡絶縁電線の静電容量が設定値
に対して差があるときは、それを修正するように前記移
動水槽の位置を調節するようにした発泡絶縁電線の製造
装置において、移動水槽平均位置を所定時間幅内で求
め、その位置が移動水槽移動範囲の中央から離れている
方向と距離を検知し、移動水槽を移動範囲の中央部の方
へ戻すようにガスの注入量の調整を行う調整手段を備え
ていることを特徴とする発泡絶縁電線の製造装置とした
ものである。
【0010】
【作用】本発明は上記のように構成したので、押出機の
ヘッド内を走行する導体には、押出機内において発泡用
のガスを注入され発泡した溶融樹脂が被覆され、水槽内
で冷却されて発泡が押えられ製品となる。発泡樹脂の被
覆の状態は静電容量計で監視され、その静電容量が設定
値に対して差があるときには、それを修正するように水
槽を移動させて調節する。また、水槽の所定時間幅内で
の平均位置が移動水槽の移動範囲の中央から離れている
ときには、その離れている方向と距離に応じて移動範囲
の中央位置に戻すように発泡用のガスの注入量を制御
し、移動水槽が移動限界範囲を越えないようにする。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。図
1の全体構成図において、押出機1のバレル2の一端に
はホッパー3が設けられ、ここからアゾシカーボンアミ
ド等の発泡核剤が添加されているポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂が供給される。バレル2に入
った樹脂は内部のスクリューの回転によって送られてい
くうちに加熱溶融される。バレル2の中間部におけるス
クリューの減圧部にはガス注入口4を設けてあり、高圧
で液化しないN2 ,Ne,He等のガスが高圧ガス発生
装置5、高圧ガスを一定圧に維持する圧力レギュレータ
6、流量設定器駆動装置7で調整される流量設定弁8を
通って供給される。
【0012】ガスが混入された溶融樹脂は、再びスクリ
ューの回転によって更に加圧され、ヘッド9に送られ、
ここに設けたダイスを通過する電話ケーブルや同軸ケー
ブルに用いる導体10の外周の大気中に押出され、発泡
しつつ導体10の外周を被覆する。導体10には発泡樹
脂が被覆されつつ走行し、その間も発泡を続けるが、水
槽20内に入り、内部の冷却水によって冷却されること
により発泡は押えられる。
【0013】水槽20は、固定水槽12と、この固定水
槽の先端において図示されない車輪によってカイドされ
進退する移動水槽11から構成され、移動水槽11に設
けたラック13に噛み合うピニオン14を回転する移動
水槽駆動装置15を制御装置16の信号により駆動制御
し、移動水槽11の進退の制御を可能としている。この
制御装置16は、固定水槽12に設けた静電容量計17
によって導体に被覆されている発泡樹脂の静電容量の検
出信号を入力し、静電容量が設定値より小さい時は、ヘ
ッド9から移動水槽11までの距離が長く、発泡が進み
過ぎているとして、移動水槽をヘッド9に近付けるよう
に駆動装置15の駆動を制御するとともに、静電容量が
設定値より大きい時は、ヘッド9から移動水槽11まで
の距離が短く、発泡が不足しているとして、移動水槽を
ヘッド9から遠去けるように駆動装置15の駆動を制御
する。
【0014】移動水槽11の側部には、移動水槽11の
位置を検出する可変抵抗等からなる位置検出器18を設
けており、この位置検出器18の信号は演算・制御装置
19に入力され、後述するような演算を行った後、流量
設定器駆動装置7に制御信号を出力し、流量設定弁8を
調整し、バレル2への注入ガス量を調節し、それにより
導体10に被覆される発泡樹脂の発泡状態を調節する。
【0015】演算・制御装置19内には、所定の時間幅
の間で移動水槽11の平均位置を演算する平均位置演算
手段を備え、平均位置演算手段によって演算された移動
水槽の平均位置が、予め設定されている移動範囲の中央
位置から、どちらの方向にどの位の距離離れているかを
求め、その方向と距離に応じて流量設定器駆動装置7の
作動を制御する制御信号を送出する流量設定器駆動装置
作動用の演算手段を備えている。それにより、上記移動
水槽11の平均位置が移動範囲の中央位置よりヘッド側
である場合には、注入ガス量を少なくするようにパルス
モータ等からなる流量設定器駆動装置7を駆動し、ま
た、平均位置が中央位置より静電容量計側である場合に
は、注入ガス量を多くするように流量設定器駆動装置7
を駆動して調節し、その際の調節量は、上記平均位置が
中央位置から離れている程大きくなるように調節する。
例えば、この調節のために必要なガス注入量は下記に示
される式で表すことができる。
【0016】
【数1】I2 =I1 +GΔL ここでI1 :現在のガス注入量 I2 :調節後のガス注入量 G :ゲイン(定数) ΔL:移動水槽の平均位置の移動範囲の中央位置からの
距離
【0017】これにより、移動水槽の平均位置の移動範
囲の中央位置からの距離が離れていればいる程、1回の
調節時における調節量が大きくなり、急速に中央位置に
戻すことが可能となる。
【0018】演算・制御装置19内には、更に、流量設
定器駆動装置が作動した後、所定時間この流量設定器駆
動装置の作動を停止させるタイマを備えている。即ち、
ガス注入量の調整が行われても、直ちに発泡絶縁電線の
絶縁体の発泡率が変わるのでなく、ガス注入量の変更が
発泡率の変化として現れるまでには時間がかかるからで
ある。この時間は、おおよそガス注入量を変更した時点
でガス注入口4付近にあった溶融樹脂が静電容量計17
の位置に来るまでの時間に相当する。この場合、ガス注
入量の調整が適正であったかどうかは、少なくともこの
時間を経過した後でなければ判明しないため、タイマの
設定時間はこれよりも幾分長く設定される。
【0019】以上説明してなる方法並びに装置により、
通常作動時には、移動水槽の平均位置は、移動範囲のほ
ぼ中央位置で僅かな往復動を繰り返すのみであり、例え
ば色違い樹脂の供給等、性状の異なる樹脂を供給した
際、あるいは被覆開始直後等、発泡状態が大きく変化し
た時には、変化した程度に応じ移動水槽の移動量が大き
くなると、その移動量が大きい程急速に移動範囲の中央
位置に戻すことが可能となる。そのため移動水槽の移動
範囲は、従来のものより極めて狭いものとすることがで
き、それに伴い、移動水槽を小型化し、移動水槽の駆動
装置を小型化でき、安価なものとすることができる。ま
た、必要に応じ流量設定器駆動装置の安定制御状態時の
制御量を検出し、所定の樹脂性状のものの設定制御量と
比較し、両者の差が所定値以上の時は、樹脂性状の異な
ったものが供給されていることを検出、あるいは警報、
表示等を行うこともでき、また、上記制御量によって供
給されている樹脂性状を検出することもできる。
【0020】上記実施例において、ガス注入量を調節す
る流量設定器駆動装置7は流量設定弁を駆動し調節し、
その上流の圧力レギュレータ6は、一定圧を維持するよ
う構成した例を示したが、図2に示すように、流量設定
器駆動装置7を圧力レギュレータ6に取付け、流路の絞
り量を調節する流量設定弁8を一定状態に維持するよう
に構成してもよい。その際には、ガス注入量を増加する
時は設定圧力を大きくし、減少する時は設定圧力を小さ
くする。
【0021】上記のように、注入ガス量の調節は、ガス
流量の絞り量及び供給するガスの圧力によって調節可能
となるが、注入ガスの圧力を注入される樹脂の圧力より
充分に大きくすることにより、注入ガス管内は、管路の
絞りとしての流量設定弁の部分で音速流れの状態とする
ことができ、このような音速流れは、絞りの下流側の圧
力変動に無関係に一定流量とすることができるので、バ
レル内の樹脂の圧力に少々変動を生じても、注入される
ガス量は影響されることがなく、常に安定した所定量の
ガスを流入することができる。その際の流量設定弁の上
流側の圧力は、200〜400Kg/cm2 程度の高圧
が好ましい。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成し作用するの
で、供給される樹脂性状の変動等の絶縁用発泡材の性状
が急激に変化し、移動水槽が移動範囲の中央位置から大
きくずれようとしても、直ちに中央位置に戻すことがで
き、常に中央位置近傍で安定した作動を行わせることが
可能となり、従来のもののような、移動範囲の限界まで
移動して、所定の性状の範囲外の発泡絶縁電線を製造す
ることがなくなる。また、移動水槽の移動範囲を狭くす
ることができるので、移動水槽を小型化でき、その駆動
装置も小型で、安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成図である。
【図2】本発明のガス流量設定部分の他の実施例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1…押出機、 2…バレル、 3
…ホッパー、4…ガス注入口、 5…高圧ガス発
生装置、 6…圧力レギュレータ、7…流量設定器駆動
装置、8…流量設定弁、 9…ヘッド、10…導
体、 11…移動水槽、 12…固定
水槽、13…ラック、 14…ピニオン、
15…移動水槽駆動装置、16…制御装置、
17…静電容量計、 18…位置検出器、19…
演算・制御装置、 20…水槽、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機内の溶融樹脂中に発泡用のガスを
    注入し、押出機のヘッド内を走行する導体上に発泡樹脂
    絶縁体を押出被覆し、押出機のヘッドを出た発泡絶縁電
    線を、押出機のヘッドに対して接近又は離反する方向に
    移動可能な移動水槽を有する水槽内に導入し、この水槽
    内で冷却された発泡絶縁電線の静電容量を静電容量計で
    監視し、その発泡絶縁電線の静電容量が設定値に対して
    差があるときは、それを修正するように前記移動水槽の
    位置を調節するようにした発泡絶縁電線の製造方法にお
    いて、移動水槽平均位置を所定時間幅内で求め、その位
    置が移動水槽移動範囲の中央から離れている方向と距離
    を検知し、移動水槽を移動範囲の中央部の方へ戻すよう
    にガスの注入量の調整を行うことを特徴とする発泡絶縁
    電線の製造方法。
  2. 【請求項2】 流量設定弁を通過するガスの速度は音速
    又はそれに近い速度である請求項1記載の発泡絶縁電線
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 押出機内の溶融樹脂中に発泡用のガスを
    注入し、押出機のヘッド内を走行する導体上に発泡樹脂
    絶縁体を押出被覆し、押出機のヘッドを出た発泡絶縁電
    線を、押出機のヘッドに対して接近又は離反する方向に
    移動可能な移動水槽を有する水槽内に導入し、この水槽
    内で冷却された発泡絶縁電線の静電容量を静電容量計で
    監視し、その発泡絶縁電線の静電容量が設定値に対して
    差があるときは、それを修正するように前記移動水槽の
    位置を調節するようにした発泡絶縁電線の製造装置にお
    いて、移動水槽平均位置を所定時間幅内で求め、その位
    置が移動水槽移動範囲の中央から離れている方向と距離
    を検知し、移動水槽を移動範囲の中央部の方へ戻すよう
    にガスの注入量の調整を行う調整手段を備えていること
    を特徴とする発泡絶縁電線の製造装置。
  4. 【請求項4】 ヘッド内を走行する導体上に発泡樹脂絶
    縁体を押出被覆する押出機と、この押出機内の溶融樹脂
    中に注入される発泡用のガスの流量を設定する流量設定
    器と、押出機内のヘッドに対して接近又は離反する方向
    に移動可能な移動水槽を有する発泡絶縁電線の冷却用水
    槽と、冷却された発泡絶縁電線の静電容量を測定し、そ
    れを設定値と比較する静電容量計と、発泡絶縁電線の静
    電容量が設定値に対して差があるときは、それをなくす
    方向に前記移動水槽の位置を調節する水槽駆動装置とを
    備えた発泡絶縁電線の製造装置において、前記移動水槽
    の位置を検出する位置検出器と、この位置検出器からの
    信号を受けて所定時間幅で移動水槽の平均位置を演算す
    る演算装置と、その演算結果の位置が移動範囲の中央と
    離れている方向と距離を求めて移動水槽を移動範囲の中
    央部の方へ戻すようにガス流量調節量を決定する制御装
    置と、その信号を受け前記ガス流量設定器の設定流量を
    所定量だけ調節する流量設定器駆動装置と、この流量設
    定器駆動装置が作動した後、所定時間だけ、この流量設
    定器駆動装置の作動を停止させるタイマとを設けたこと
    を特徴とする発泡絶縁電線の製造装置。
JP7056054A 1995-03-15 1995-03-15 発泡絶縁電線の製造方法及び装置 Pending JPH08249958A (ja)

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Cited By (6)

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