JPH08249934A - ワイヤハーネス組立方法およびワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス組立方法およびワイヤハーネス

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JPH08249934A
JPH08249934A JP7056119A JP5611995A JPH08249934A JP H08249934 A JPH08249934 A JP H08249934A JP 7056119 A JP7056119 A JP 7056119A JP 5611995 A JP5611995 A JP 5611995A JP H08249934 A JPH08249934 A JP H08249934A
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JP
Japan
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turn
wire harness
tape
wire
splice connection
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JP7056119A
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Yasunori Okuoka
靖規 奥岡
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のスプライス接続部をズラせた状態で、
室内側に位置させる。 【構成】 ワイヤハーネス幹線の電線16A〜16Cに
対して、支線の電線15A〜15Cを互いにズラした位
置でスプライス接続し、ついで、これらスプライス接続
部17A〜17Cを有する電線群のみをまとめてUター
ンさせ、Uターン部の曲げ端部を第1のUターン用テー
プ18で結束してUターン状態で固定している。このU
ターンさせた電線群と他のUターンさせない電線群とを
集束用テープ20で集束し、その時に上記Uターン用テ
ープの一部が外観上見えるように露出させる。該ワイヤ
ハーネスの所定位置んにグロメットを取り付けて、グロ
メットを車体パネル穴に装着した時にスライス接続部を
室内側に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の室外から室内へ
と配索するワイヤハーネスおよび該ワイヤハーネスの組
立方法に関し、詳しくは、エンジンルーム側等の室外側
から室内側へとグロメットを介して車体パネル穴を貫通
して配索されるワイヤハーネスにおいて、室外側のコネ
クタに接続する支線のスプライス部を室内側にUターン
して形成すると共に、これらスプライス部が互いに重な
らないように配置されるようにし、しかも、Uターンさ
せて形成したスプライス部の位置が組立後のワイヤハー
ネスの外観より確認できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6(A)(B)に示すように、
エンジンルーム側の室外側Xから室内側Yに車体パネル
の貫通孔にグロメットGを介して貫通して配索されるワ
イヤハーネスW/Hにおいて、ワイヤハーネス幹線1に
支線2をスプライス接続する場合、該スプライス接続部
3が室外側の雨水等に当たり易い箇所に位置すると錆び
が発生しやすい問題があった。
【0003】即ち、電線のスプライス接続部では、図7
に示すように、ワイヤハーネスの幹線1を構成する電線
群のうちの所要の電線を本線1Wの絶縁被覆3Aを中間
皮剥ぎして芯線4Aを露出させる一方、回路を分配する
ために接続する支線2の電線2Wの絶縁被覆3Bの端末
を皮剥ぎして芯線4Bを露出させ、これら芯線4Aと4
Bとを中間端子5で圧着して接続している。該スプライ
ス接続部3は他の電線群と共にテープ巻き等で防水処理
を施しているが、テープ巻き部分の隙間等から浸水が発
生すると、露出した芯線4A、4Bに水が付着して錆び
が発生しやすい。
【0004】そのため、従来、図8に示すように、支線
2Wをスプライスする電線1Wは室内側Yまで引き込
み、室内側Yにスプライス接続部3を位置させるように
し、室外側Xでコネクタを介して他の回路と接続する必
要がある電線2Wは、室内側Yから室外側XへとUター
ンさせている。
【0005】また、複数本の電線1W(1W−1、1W
−2、1W−3)に夫々支線2W(2W−1、2W−
2、2W−3)をスプライス接続する必要がある場合、
すべてのスプライス接続部3をUターンさせることが必
要であると共に、各スプライス部3(3A、3B、3
C)が重ならないようにしてショートの発生を防止する
必要がある。よって、室内側Yに位置させるスプライス
部3A、3B、3Cは、寸法Sをあけて重ならないよう
に設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記支
線2をスプライスした電線2wを幹線1の電線群とテー
プを巻き付けてワイヤハーネスを形成する際に、図9
(A)に示すように、スプライス接続部3A〜3Cを重
ならないように設定しているにもかかわらず、テープ巻
きで電線群を集束する時に、電線1Wがダブついて、ス
プライス接続部3Aと3Bとが重なってしまい、ショー
トが発生しやすい状態となる場合がある。また、図9
(B)に示すように、スプライス接続部とグロメットG
の取付位置とが近接している場合、電線2Wとスプライ
ス接続した幹線の電線1Wがダブついて他の電線1Wと
集束されると、スプライス接続部3が室外側Xに出てし
まう場合がある。
【0007】さらに、上記スプライス接続部をUターン
接続したワイヤハーネスにグロメットを組みつける時
に、グロメット取付位置より室内側にスプライス接続部
がUターンして設けられていることが確認できることが
好ましいが、従来のワイヤハーネスでは集束用のテープ
を巻き付けた後は、確認することができない状態となっ
ている。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、Uターンして形成されるスプライス接続部を室内
側に確実に位置させることができると共に、複数のスプ
ライス接続部が重ならないようにし、しかも、グロメッ
ト取付時にUターンで形成したスプライス接続部の位置
を外観上で確認できるようにし、スプライス接続部をグ
ロメット取付位置より確実に室内側に位置させることを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネス幹線の電線
に対して、支線の電線を互いにズラした位置でスプライ
ス接続し、ついで、これらスプライス接続部を有する電
線群のみをまとめてUターンさせ、上記Uターンさせた
電線群を、曲げ端部側で第1のUターン用テープで結束
してUターン状態で固定し、ついで、上記Uターンさせ
た電線群と他のUターンさせない電線群とを束ねて、集
束用テープを巻き付けていき、該集束用テープの巻付時
に、上記第1Uターン用テープの一部を外面に露出さ
せ、ついで、上記ワイヤハーネスに対して所定位置にグ
ロメットを取り付けて、該グロメットとUターンの曲げ
端部との間に、上記スプライス接続部を位置させて、グ
ロメットを車体パネル穴に装着した時に上記スライス接
続部が室内側に位置するようにしているワイヤハーネス
組立方法を提供している。
【0010】上記Uターン用テープでUターンさせた電
線群を結束する時に、同時に、スプライス接続部を挟む
ように、第2のUターン用テープを曲げ戻し側に巻き付
けて結束し、該第2のUターン用テープより曲げ戻し側
に、上記グロメットをワイヤハーネスに取り付けること
が好ましい。(請求項2)
【0011】また、本発明は、請求項3で、ワイヤハー
ネスを構成する電線群のうち、支線とのスプライス接続
部を有する電線を、スプライス接続部がUターン部分に
位置するようにUターンさせていると共に、該Uターン
の曲げ端部に第1のUターン用テープが巻き付けられて
Uターン状態で固定され、上記スプライス接続部が互い
にズレた位置に保持されているワイヤハーネスを提供し
ている。
【0012】上記Uターン用テープの少なくとも一部が
ワイヤハーネスの外面に露出してUターンされているこ
とが確認できる構成としている。(請求項4) また、上記スプライス接続部の曲げ戻し側の先端に第2
のUターン用テープが巻き付けられており、該第2のU
ターン用テープの少なくとも一部がワイヤハーネスの外
面に露出し、該第2のUターン用テープより曲げ戻し側
にグロメットが装着され、グロメット取付位置より室内
側にスプライス接続部を位置させるようにしてもよい。
(請求項5)
【0013】
【作用】請求項1に記載のワイヤハーネス組立方法およ
び該方法により組み立てられた請求項3に記載のワイヤ
ハーネスでは、まず、スプライス接続部を有する電線を
まとめてUターンさせているために、スプライス接続部
の全てを確実に室内側にUターンさせることができる。
また、Uターンの曲げ端部の先端を第1のUターン用テ
ープで結束してUターン状態を固定しており、かつ、ス
プライス接続した支線の電線は所定位置のコネクタに接
続されて位置決めされるため、ズラせて形成したスプラ
イス接続部の位置が、支線がダブついて重なることはな
い。よって、スプライス接続部の位置が重なってショー
トが発生することを防止できる。また、請求項4に記載
のワイヤハーネスでは、Uターン用テープの少なくとも
一部をワイヤハーネスの外面に露出させているため、電
線の一部がUターンされたものであることが外側から確
認することができる。
【0014】請求項2に記載のワイヤハーネス組立方法
および該方法で組み立てられた請求項5に記載のワイヤ
ハーネスでは、Uターンの曲げ端部と、スプライス接続
部より曲げ戻し側との両側で、スプライス接続部を挟ん
だ状態で、電線を伸ばしてテープを巻き付けているた
め、スプライス接続部をズラした位置により確実に保持
できる。さらに、ワイヤハーネスに対してグロメットと
スプライス接続部の位置が近接している場合、Uターン
用テープより巻き戻し側に位置することを確認しながら
グロメットを取り付けると、該グロメットを車体パネル
の取付孔に装着した際に、スプライス接続部を室内側に
確実に配置することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の第1実施例に係わるワイヤハーネ
ス10を示し、図2は該ワイヤハーネス10を構成する
電線群のうちスプライス接続部を有する電線のみを示し
た図面であり、図3(A)〜(G)は図1のワイヤハー
ネスの組立工程を示している。
【0016】上記ワイヤハーネス10は自動車のエンジ
ンルーム側の室外側Xより車体パネル11の貫通孔を通
して室内側Yへと配索するもので、車体パネル11の貫
通孔にはグロメット12を介在させている。該ワイヤハ
ーネス10の幹線13からは室外側Yで他の回路と接続
する支線14を分岐させている。図2に示すように、こ
れら支線14の電線15A、15B、15Cは幹線13
の電線16A、16B、16Cにスプライス接続部17
A、17B、17Cで夫々スプライスして接続してい
る。尚、図2には、スプライス接続する電線を3本記載
しているが、実際は、3本以上の多数本である。
【0017】上記幹線の電線16A〜16Cに対して支
線の電線15A〜15Cは、スプライス接続部17A〜
17Cが、ワイヤハーネス10を車両に配索した時に室
内側Yに位置させるように、かつ、スプライス接続部1
7A、17B、17Cの位置が重ならないようにズラせ
て予め接続されている。かつ、これらスプライス接続部
17A〜17Cより先端側の電線16A〜16CをUタ
ーンさせ、グロメット12を通して室外側Xへと引き出
している。同様に、室内側Yで幹線の電線16A〜16
Cとスプライス接続させた支線の電線15A〜15Cも
グロメット12を通して室外側Yへと引き出している。
【0018】上記幹線の電線16A〜16CのUターン
させた曲げ端部(b1)は束ねた状態で第1のUターン
用テープ18を巻き付けて、Uターン状態を該Uターン
用テープ18で固定している。よって、支線の電線15
A〜15Cの先端に取り付けたコネクタを所定位置のコ
ネクタと接続すると、予めズラせた位置に形成されたス
プライス接続部17A〜17Bの位置が移動して、これ
らスプライス接続部17A〜17Bが一致した位置とな
って重なることはない。
【0019】上記したスプライス接続部17A〜17B
を備えた電線群と、スプライス接続部を有しない電線群
とを集束用テープ20を巻き付けてワイヤハーネス幹線
13および支線14を形成している。該集束用テープ2
0は上記Uターン用テープ18の一部を露出させて巻き
付け、Uターンがあることが外観上から識別できるよう
にしている。
【0020】上記ワイヤハーネス10の組立方法を図3
を参照して説明すると、まず、図3(A)に示すよう
に、幹線の電線16A〜16Bに対して夫々支線の電線
15A〜15Cをスプライス接続する。其の際、電線1
6A〜16Bの一方端末eからスプライス接続部17A
〜17Cの位置は予め設計上で定めており、互いに重な
らず、かつ、車両配索時に室内側Yに位置するように設
定されている。
【0021】スプライス接続を必要とする全ての幹線の
電線16A〜16Cにスプライス接続して、支線の電線
15A〜15Cを接続した後に、図3(B)に示すよう
に、これらのスプライス接続部17A〜17Cを有する
幹線の電線16A〜16Bの端末eをコネクタ21に接
続する。すなわち、各電線端末eに予め取り付けている
端子金具をコネクタ21に収容する。
【0022】ついで、ワイヤハーネス組立図板22上
で、上記電線群16A〜16C、15A〜15Cをまと
めて、組立図板22より突設した治具23に巻き付けて
Uターンさせる。該Uターン時、図2に示すように、ス
プライス接続部17A〜17Cより先端を曲げ端部b1
としてもよいし、図3(C)に示すように曲げ端部b1
より先端側にスプライス接続部17A〜17Cを位置さ
せてもよく、スプライス接続部17A〜17BがUター
ン領域に位置すればよい。
【0023】上記のようにUターンさせた状態で、図3
(D)に示すように、曲げ端部b1に第1のUターン用
テープ18を巻き付けて結束し、Uターン状態で固定す
る。
【0024】次に、図3(E)に示すように、ワイヤハ
ーネス10を構成する電線群のうち、スプライス接続部
を有しない電線16E〜16Hの一方端末を上記コネク
タ21に接続して、スプライス接続部17A〜17Cを
有する電線16A〜16Cおよび15A〜15Cと並べ
て束ねる。
【0025】次に、図3(F)に示すように、上記電線
16A〜16Hを集束し、その外周に集束用テープ20
を巻き付けて幹線13を形成すると共に、該幹線13の
所要の位置から分岐させて、支線の電線16A〜16B
に夫々集束用テープ20を巻き付けて支線14を形成す
る。この時、上記第1のUターン用テープ18の少なく
とも一部がワイヤハーネス外面に露出するように集束用
テープ20を巻き付ける。
【0026】最後に、図3(G)に示すように、コネク
タ21から予め設定されている所定寸法の箇所にグロメ
ット12を取り付ける。該グロメット12の取付位置は
スプライス接続部17A〜17CよりもUターンの曲げ
戻し側の先端に位置する。よって、グロメット12を車
体に装着した時、スプライス接続部17A〜17Cは必
ず室内側Yに位置する。
【0027】図4および図5は第2実施例を示し、上記
Uターンの曲げ端部に上記第1のUターン用テープ18
を巻き付けていると共に、スプライス接続部17A〜1
7Cより曲げ戻し側の先端位置(b2)で、すなわち、
最も先端に位置するスプライス接続部17Cより先端側
で、幹線の電線16A〜16Cおよび支線の電線15A
〜15Cを束ねた状態で、第2のUターン用テープ19
を巻き付けている。
【0028】この時、Uターン用テープ18と19との
間の電線はぞれぞれ伸ばした状態とし、ズレた位置にあ
るスプライス接続部17A、17B、17Cが重ならな
いように保持している。
【0029】上記第2のUターン用テープ19を取り付
けた場合は、集束用テープ20を巻き付ける時、第1実
施例の第1のUターン用テープ19に代えて、第2のU
ターン用テープ19の少なくとも一部をワイヤハーネス
外面に露出させている。よって、グロメット12を取り
付けると時に、第2のUターン用テープ19を確認しな
がら、該第2のUターン用テープ19より巻き戻し側の
先端、すなわちコネクタ21側に位置させてグロメット
12を取り付けると、スプライス接続部17A〜17C
はグロメット12より必ず室内側Yに位置されるように
なる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の方法により組み立てられた請求項3のワイ
ヤハーネスでは、スプライス接続部を有する電線をまと
めてUターンさせるため、スプライス接続部の全を確実
にUターンさせることができる。また、Uターン箇所に
おいて、曲げ端部をテープで結束しているため、Uター
ン状態で固定され、ズラして形成したスプライス接続部
が重なることを防止できる。
【0031】さらに、請求項4に記載のように、上記U
ターン用テープを外観上から見えるように露出させてい
るため、グロメット取付時に、注意してグロメットが取
り付けられ、スプライス接続部を確実に室内側に位置さ
せることができる。
【0032】また、請求項2の方法により組み立てられ
た請求項5のワイヤハーネスでは、テープより室外側に
グロメットを取り付けると、スプライス接続部を確実に
室内側に位置させることができる。かつ、ワイヤハーネ
ス完成後においても、スプライス接続部をUターンさせ
ているワイヤハーネスであることが識別できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のワイヤハーネスの概略
正面図である。
【図2】 図1のワイヤハーネスのスプライス接続部を
有する電線を示す説明図である。
【図3】 (A)(B)(C)(D)(E)(F)
(G)は図1のワイヤハーネスの組立工程図である。
【図4】 第2実施例のワイヤハーネスにおける上記図
2と同様な説明図である。
【図5】 第2実施例のワイヤハーネスの概略正面図で
ある。
【図6】(A)は従来のワイヤハーネスの概略正面図、
(B)は(A)のワイヤハーネスのスプライス接続部を
示す概略図である。
【図7】 ワイヤハーネスのスプライス接続工程を示す
概略図である。
【図8】 従来の他のワイヤハーネスのスプライス接続
部を示す概略図である。
【図9】 (A)(B)は図8のワイヤハーネスの問題
点を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ワイヤハーネス 11 車体パネル 12 グロメット 13 幹線 14 支線 15A〜15B 支線の電線 16A〜16C 幹線の電線 17A〜17C スプライス接続部 18 第1のUターン用テープ 19 第2のUターン用テープ 20 集束用テープ 21 コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネス幹線の電線に対して、支
    線の電線を互いにズラした位置でスプライス接続し、つ
    いで、 これらスプライス接続部を有する電線群のみをまとめて
    Uターンさせ、 上記Uターンさせた電線群を、曲げ端部側で第1のUタ
    ーン用テープで結束してUターン状態で固定し、つい
    で、 上記Uターンさせた電線群と他のUターンさせない電線
    群とを束ねて、集束用テープを巻き付けていき、該集束
    用テープの巻付時に、上記第1Uターン用テープの一部
    を外面に露出させ、ついで、 上記ワイヤハーネスに対して所定位置にグロメットを取
    り付けて、該グロメットとUターンの曲げ端部との間
    に、上記スプライス接続部を位置させて、グロメットを
    車体パネル穴に装着した時に上記スライス接続部が室内
    側に位置するようにしているワイヤハーネス組立方法。
  2. 【請求項2】 上記Uターン用テープでUターンさせた
    電線群を結束する時に、同時に、スプライス接続部を挟
    むように、第2のUターン用テープを曲げ戻し側に巻き
    付けて結束し、該第2のUターン用テープより曲げ戻し
    側に、上記グロメットをワイヤハーネスに取り付けてい
    る請求項1に記載のワイヤハーネス組立方法。
  3. 【請求項3】 ワイヤハーネスを構成する電線群のう
    ち、支線とのスプライス接続部を有する電線を、スプラ
    イス接続部がUターン部分に位置するようにUターンさ
    せていると共に、該Uターンの曲げ端部に第1のUター
    ン用テープが巻き付けられてUターン状態で固定され、
    上記スプライス接続部が互いにズレた位置に保持されて
    いるワイヤハーネス。
  4. 【請求項4】 上記Uターン用テープの少なくとも一部
    がワイヤハーネスの外面に露出してUターンされている
    ことが確認できる構成としている請求項3に記載のワイ
    ヤハーネス。
  5. 【請求項5】 上記スプライス接続部の曲げ戻し側の先
    端に第2のUターン用テープが巻き付けられており、該
    第2のUターン用テープの少なくとも一部がワイヤハー
    ネスの外面に露出し、該第2のUターン用テープより曲
    げ戻し側にグロメットが装着され、グロメット取付位置
    より室内側にスプライス接続部を位置させるようにして
    いる請求項3記載のワイヤハーネス。
JP7056119A 1995-03-15 1995-03-15 ワイヤハーネス組立方法およびワイヤハーネス Withdrawn JPH08249934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5853905A (en) * 1997-09-08 1998-12-29 Motorola, Inc. Efficient single layer electroluminescent device
US7624503B2 (en) 2003-12-19 2009-12-01 Yazaki Corporation Method for manufacturing wire harness branching portion

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