JPH08249614A - 制御飽和薄膜磁気書込みヘッド - Google Patents

制御飽和薄膜磁気書込みヘッド

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JPH08249614A
JPH08249614A JP8044407A JP4440796A JPH08249614A JP H08249614 A JPH08249614 A JP H08249614A JP 8044407 A JP8044407 A JP 8044407A JP 4440796 A JP4440796 A JP 4440796A JP H08249614 A JPH08249614 A JP H08249614A
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point
magnetic yoke
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layer
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JP8044407A
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David E Heim
デーヴィッド・ユージン・ハイム
Iii Mason L Williams
メーソン・エル・ウィリアムズ・ザサード
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International Business Machines Corp
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/3116Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゼロ・スロート・ポイントとヨーク・フレア
・ポイントとの間の第1および第2の磁気ヨーク層の幅
が徐々に広がり、この長さにわたって磁束密度が一様に
なり、単一電流で長さ全体が急激に飽和に達するように
なっている薄膜磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 その結果、この長さの飽和が起こると、
空気軸受け表面のギャップの磁場がわずかに増加し、飽
和値を上回る電流の場合に書込み磁場が一定になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には磁気ヘ
ッドに関し、より具体的には薄膜磁気書込みヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドは、ディスク・ドライブ
などのデータ記憶装置では広く使用されている。本出願
人に譲渡された米国特許第4878290号には、薄膜
磁気ヘッドの1つの設計が示されている。また、米国特
許第5255142号にも、同様の薄膜磁気ヘッドの設
計が記載されている。このタイプの薄膜磁気ヘッド2
(図1を参照)は磁気ヨーク3を含み、この磁気ヨーク
は2つの磁気層を含み、これらの磁気層は、後部ギャッ
プ領域4では互いに接触し、中央領域では間隔をあけて
離れ、電極先端領域5ではわずかな間隔をあけて離れ、
変換ギャップを形成する。磁気ヨーク3は、中央領域の
2つの磁気層間の空間に付着させたフラット・コイル6
によって励起される。この磁気ヨーク層は、電極先端領
域ではほぼ一定の幅を有し、この幅はフレア・ポイント
7まで延び、このフレア・ポイントで磁気ヨーク層の幅
は徐々に広くなり、その幅広の領域が後部ギャップ領域
4まで延びている。
【0003】このタイプの薄膜磁気ヘッドは、長年にわ
たって多くの応用分野で正常に使用されてきた。しか
し、このヘッドは、書込み電流が広範囲に及んでも書込
み磁場が一定でなければならない応用分野には適さない
ような動作特性を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主な目的は、大電流範囲でも書込み磁場が一定になる薄
膜磁気ヘッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、薄膜磁
気ヘッドは、電極先端領域から後部ギャップ領域まで延
びる第1の磁気ヨーク層と、電極先端領域で第1の磁気
ヨーク層から所定のわずかな距離だけ離れて変換ギャッ
プを形成し、ゼロ・スロート・ポイントで第1の磁気ギ
ャップ層から分かれ始めて中央領域で磁気ヨーク層間の
空間を形成し、後部ギャップ領域で第1の磁気ヨーク層
と接触している第2の磁気ヨーク層とを含む。これらの
磁気ヨーク層は、ゼロ・スロート・ポイントから前記後
部ギャップ領域に向かってフレア・ポイントまで延び、
そこで磁気ヨーク層の幅が徐々に増加する。このヨーク
構造は、磁気ヨーク層間の空間に付着させた導体コイル
によって活動化される。第1および第2の磁気ヨーク層
の幅は、ゼロ・スロート・ポイントとフレア・ポイント
との間で徐々に広がり、書込み電流がコイルに印加され
ると、ゼロ・スロート・ポイントからフレア・ポイント
までの磁気ヨーク層の長さがほぼ同時に飽和し、その飽
和値を上回る書込み電流の場合に書込み磁場が一定にな
るようになっている。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図2を参照すると、本発明は
図2に示すように磁気ディスク記憶システムで実施され
るものとして記載されているが、本発明は、たとえば、
磁気テープ記録システムなどの他の磁気記録システム
や、磁場の検出にセンサが使用される他の応用分野にも
適用可能であることが明らかになるだろう。磁気ディス
ク記憶システムは、スピンドル14上に支持され、ディ
スク・ドライブ・モータ18によって回転される、少な
くとも1つの回転可能磁気ディスク12を含む。各ディ
スク上の磁気記録媒体は、ディスク12上の同心データ
・トラック(図示せず)の環状パターンの形式になって
いる。
【0007】ディスク12上には少なくとも1つのスラ
イダ13が位置決めされ、それぞれのスライダ13が1
つまたは複数の磁気読取り/書込み変換器21(通常、
読取り/書込みヘッドという)を支持している。ディス
クが回転すると、スライダ13がディスク表面22上を
半径方向に内側および外側に向かって移動し、ヘッド2
1が所望のデータが記録されているディスクのさまざま
な部分にアクセスできるようになっている。それぞれの
スライダ13は、サスペンション15によってアクチュ
エータ・アーム19に取り付けられている。サスペンシ
ョン15はわずかなスプリング力を与え、このスプリン
グ力がスライダ13をディスク表面22に対して偏向さ
せる。それぞれのアクチュエータ・アーム19はアクチ
ュエータ手段27に取り付けられている。図1に示すア
クチュエータ手段は、たとえば、ボイス・コイル・モー
タ(VCM)にすることができる。VCMは、一定の磁
場内で移動可能なコイルを含み、そのコイル移動の方向
と速度は制御装置によって供給されるモータ電流信号に
よって制御される。
【0008】ディスク記憶システムの動作中、ディスク
12が回転すると、スライダ13とディスク表面22と
の間に空気軸受が形成され、それがスライダ上で上向き
の力すなわち揚力を発揮する。したがって、この空気軸
受は、サスペンション15のわずかなスプリング力を相
殺し、動作中にわずかでほぼ一定の間隔分だけスライダ
13をディスク表面から離してわずかに浮き上がった状
態で支持する。
【0009】ディスク記憶システムのさまざまな構成要
素は、アクセス制御信号や内部クロック信号など、制御
ユニット29によって生成される制御信号によって動作
が制御される。通常、制御ユニット29は、たとえば、
論理制御回路、記憶手段、マイクロプロセッサなどを含
む。制御ユニット29は、線23上のドライブ・モータ
制御信号や、線28上のヘッド位置シーク制御信号な
ど、さまざまなシステムの動作を制御するための制御信
号を生成する。線28上の制御信号は、関連ディスク1
2上の所望のデータ・トラックまで指定のスライダ13
を最適に移動させて位置決めするために、所望の電流プ
ロファイルを提供する。読取り/書込みヘッド21との
読取り信号および書込み信号のやりとりは、記録チャネ
ル25によって行われる。
【0010】典型的な磁気ディスク記憶システムの上記
の説明と、図2の添付図面は、例示のみを目的とするも
のである。したがって、ディスク記憶システムは多数の
スライダを含む場合もあることは明らかなはずである。
【0011】本発明の特徴によれば、磁気電極のゼロ・
スロート高と、ヨーク部分を形成するために電極がフレ
アし始めるポイントとの間の部分の幅は、徐々に増加す
る。すなわち、ゼロ・スロート高からフレア・ポイント
までテーパを形成する。この幅の増加量は、テーパの長
さにわたって磁束密度が一様になるように選択する。し
たがって、所定の電流になると、テーパの長さ全体が急
激に飽和に達する。飽和時にこの長さは、電極先端への
追加磁束のための非常に幅広のエア・ギャップとして機
能する。その結果、長さの飽和が発生すると、空気軸受
け表面(ABS)での変換ギャップの磁場はわずかに増
加し、飽和値を上回る書込み電流の場合に書込み磁場が
一定になる。
【0012】次に図3および図4を参照すると、同図に
は本発明による薄膜磁気ヘッドの特定の実施例が示され
ている。薄膜磁気ヘッド30は、たとえば、パーマロイ
などの磁性材料からなる2つの層32(p1)および3
4(p2)から形成されたヨーク構造を含む。層32お
よび34は、整形層31および33をそれぞれ含む2つ
の段階に付着していることが好ましい。これらの層32
および34は、後部ギャップ領域38を除き、絶縁層3
5、36、37によって分離され、この後部ギャップ層
では物理的に接触し、電極先端領域39では、非磁性材
料からなる薄い層40によって分離されて変換ギャップ
41を形成する。
【0013】本発明の特徴によれば、電極先端領域39
の幅は、以下に詳述するようにゼロ・スロート・ポイン
ト45からフレア・ポイント46に向かってテーパされ
ている。層32および34の間の空間には平らな導体コ
イル42が含まれている。コイル42は、絶縁材料から
なる層35、36、37の間に楕円パターン状にメッキ
された2つの層内に複数の巻線43a〜nを有する。変
換ギャップ41の端部は、非磁性基板44上に形成され
たABSと一致し、その基板上に上記の層が付着されて
いる。変換ギャップ41は、回転式磁気ディスク12な
どの磁気記録媒体と空気軸受け関係にあって相互に作用
する。磁気ディスクが回転すると、ヘッド30は、AB
Sがディスクの記録表面22に非常に隣接した状態で浮
上する。
【0014】図5を参照すると、ヘッド30の電極先端
領域39は、ゼロ・スロート・ポイント45とフレア・
ポイント46との間に延びるテーパ部分47を含む。ゼ
ロ・スロート・ポイントは、変換ギャップ41付近のポ
イントであって、コイル42が付着される空間を形成す
るためにヨーク層32および34が分かれ始めるポイン
トとして定義される。
【0015】電極先端領域をテーパした結果、薄膜磁気
ヘッドの動作に及ぼす影響は、図6を参照することによ
って理解することができる。図6の最上部の曲線48
は、電極先端領域がほぼ均一の幅を有する先行技術の構
造を示している。この曲線によれば、約5mAの飽和電
流を上回ると、ギャップ磁場が増加を続け、書込み電流
も増加することが分かる。
【0016】この理由は図7で分かるが、同図には、飽
和前のp1(32)とp2(34)の全磁束とゼロ・ス
ロート位置45からp1またはp2に沿った距離の関係
が示されている。全磁束の最高値はx=18umに近い
(フレア・ポイント46付近)。磁束密度が最高のポイ
ントがヘッドに使用される材料のBs値に達すると飽和
の兆候が始まるが、そのポイントでは、ヘッド内のその
ポイントの増分透磁性が空気と同じになる。すなわち、
透磁性=1になる。コイル電流がさらに増加するには、
磁束がこの有効エア・ギャップを飛び越えて、最終的に
電極先端に達する必要がある。電流が増加すると、飽和
領域が膨張し、エア・ギャップが拡大する。図6は、こ
の領域の長さが数ミクロンまで拡大する可能性があるも
のの、ABSでのギャップ磁場を実質的に増加させるの
に十分なほど磁束が有効ギャップを越えることを示して
いる。
【0017】この先行技術の動作とは対照的に、図6の
下の2つの曲線49および50は、約5mAの書込み電
流で飽和が起こるが、電極先端領域がテーパされた実施
例のコイル電流をさらに増加させるためにギャップ磁場
の増加は一切起こらないことを示している。
【0018】本発明の特定の実施例は図8に示されてい
るが、同図では、p1とp2の両方の幅がゼロ・スロー
トの3ミクロン上からx=18ミクロンのヨーク・フレ
ア・ポイントまで徐々に増加している。磁束密度は、p
1とp2両方の約15ミクロンの長さにわたって一様に
なっていることが分かる。その結果、ヘッドが飽和状態
に入ると、同時にそれも15ミクロンの長さ全体にわた
ってそのようになる。このため、磁束が越えるための有
効エア・ギャップが前述の先行技術の設計よりかなり大
きくなり、先行技術の設計に比べ、ABSでのギャップ
磁場の増加が大幅に低減される。これは、図6の曲線4
9および50に示されている。
【0019】書込み電流とは無関係に特定レベルのギャ
ップ磁場を達成できるように、設計要因のトレードオフ
を行うことができることが分かるだろう。図5に示す電
極先端領域のテーパは線形テーパであり、これは理想的
なテーパに非常に近いものを表している。しかし、図8
の特定の実施例のp2の実際のテーパは図9に示す。実
際のテーパはわずかな湾曲を有し、したがって、最適制
御が必要な場合は連続湾曲テーパを使用する必要がある
ことが分かるだろう。
【0020】好ましい実施例は、ゼロ・スロートからヨ
ーク・フレア・ポイントまでのできるだけ大きい長さに
わたってp1とp2の両方がテーパされる。しかし、精
度の低い制御で十分な場合には、ゼロ・スロート45と
フレア・ポイント46との間の空間により長さの短いテ
ーパを使用することによって、これを得ることができる
はずである。図10に示す4つの曲線は、それぞれ異な
るテーパ長を有するものである。これらの曲線は、テー
パ領域の長さが減少するにつれて、電流による書込み磁
場の変動がより大きくなることを示している。
【0021】設計上のトレードオフのもう1つの選択肢
は、p1またはp2だけをテーパすることである。この
場合、テーパは後部ギャップ領域38までの全域にわた
って延びる必要がある。この設計の結果は図11に示す
が、予想通り、中間レベルの書込み電流の独立性が示さ
れている。
【0022】本発明の好ましい実施例に関して本発明を
具体的に示し説明してきたが、当業者であれば、本発明
の精神、範囲、教示を逸脱せずに形式および細部のさま
ざまな変更が可能であることを理解するだろう。したが
って、ここに開示する本発明は、単に例示にすぎず、特
許請求の範囲に明記されたように範囲のみ限定されると
見なすべきである。
【0023】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0024】(1)記録表面を有する磁気記録媒体と、
薄膜磁気ヘッドと、前記ヘッドを支持する空気軸受けス
ライダと、前記磁気記録媒体の記録表面に前記磁気ヘッ
ドを非常に隣接させて前記空気軸受けスライダを支持す
るヘッド・アーム手段と、前記ヘッド・アーム手段を支
持し、前記磁気記録媒体の記録表面に対して前記ヘッド
・アーム手段を移動させるアクセス手段とを含み、前記
薄膜磁気ヘッドが電極先端領域から後部ギャップ領域ま
で延びる第1の磁気ヨーク層と、前記電極先端領域で前
記第1の磁気ヨーク層から所定のわずかな距離だけ離れ
て変換ギャップを形成し、ゼロ・スロート・ポイントで
前記第1の磁気ギャップ層から分かれ始めて中央領域で
前記磁気ヨーク層間に空間を形成し、前記後部ギャップ
領域で前記第1の磁気ヨーク層と接触する、第2の磁気
ヨーク層とを含み、前記第1および第2の磁気ヨーク層
が、前記ゼロ・スロート・ポイントから前記後部ギャッ
プ領域に向かってフレア・ポイントまで延び、そのフレ
ア・ポイントで前記磁気ヨーク層の幅が徐々に増加し、
前記ヨーク構造が、前記磁気ヨーク層間の空間に付着さ
せた導体コイルによって活動化され、前記第1および前
記第2の磁気ヨーク層の幅が前記ゼロ・スロート・ポイ
ントと前記フロア・ポイントとの間で徐々に広がり、書
込み電流が前記コイルに印加されると、前記ゼロ・スロ
ート・ポイントから前記フレア・ポイントまでの磁気ヨ
ーク層の長さがほぼ同時に飽和し、飽和値を上回る書込
み電流の場合に書込み磁場が一定になるようになってい
ることを特徴とする、磁気ディスク記録システム。 (2)電極先端領域から後部ギャップ領域まで延びる第
1の磁気ヨーク層と、前記電極先端領域で前記第1の磁
気ヨーク層から所定のわずかな距離だけ離れて変換ギャ
ップを形成し、ゼロ・スロート・ポイントで前記第1の
磁気ギャップ層から分かれ始めて中央領域で前記磁気ヨ
ーク層間に空間を形成し、前記後部ギャップ領域で前記
第1の磁気ヨーク層と接触する、第2の磁気ヨーク層と
を含み、前記第1および第2の磁気ヨーク層が、前記ゼ
ロ・スロート・ポイントから前記後部ギャップ領域に向
かってフレア・ポイントまで延び、そのフレア・ポイン
トで前記磁気ヨーク層の幅が徐々に増加し、前記ヨーク
構造が、前記磁気ヨーク層間の空間に付着させた導体コ
イルによって活動化され、前記第1および前記第2の磁
気ヨーク層の幅が前記ゼロ・スロート・ポイントと前記
フロア・ポイントとの間で徐々に広がり、書込み電流が
前記コイルに印加されると、前記ゼロ・スロート・ポイ
ントから前記フレア・ポイントまでの磁気ヨーク層の長
さがほぼ同時に飽和し、飽和値を上回る書込み電流の場
合に書込み磁場が一定になるようになっていることを特
徴とする、薄膜磁気ヘッド。 (3)前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレア・ポ
イントとの間の前記第1および前記第2の磁気ヨーク層
の幅の変動が線形テーパを含むことを特徴とする、上記
(2)に記載の薄膜磁気ヘッド。 (4)前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレア・ポ
イントとの間の前記第1および前記第2の磁気ヨーク層
の幅の変動が連続湾曲テーパを含むことを特徴とする、
上記(2)に記載の薄膜磁気ヘッド。 (5)前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅の変
動が、前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレア・ポ
イントとの間の距離のかなりの部分にわたって延びてい
ることを特徴とする、上記(2)に記載の薄膜磁気ヘッ
ド。 (6)前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅の変
動が、前記ゼロ・スロート・ポイントと、前記フロア・
ポイントまでの途中のポイントとの間に延びていること
を特徴とする、上記(5)に記載の薄膜磁気ヘッド。 (7)前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅の変
動が、前記ゼロ・スロート・ポイントを超えたポイント
から前記フレア・ポイントまで延びていることを特徴と
する、上記(5)に記載の薄膜磁気ヘッド。 (8)前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレア・ポ
イントとの間の幅が前記第1の磁気ヨーク層についての
み変動することを特徴とする、上記(2)に記載の薄膜
磁気ヘッド。 (9)前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレア・ポ
イントとの間の幅が前記第2の磁気ヨーク層についての
み変動することを特徴とする、上記(2)に記載の薄膜
磁気ヘッド。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による薄膜磁気ヘッドの平面図であ
る。
【図2】本発明を実施する磁気ディスク記憶システムの
簡略化したブロック図である。
【図3】本発明による薄膜磁気ヘッドの平面図である。
【図4】図3の線4−4についての断面図である。
【図5】図3および図4の薄膜磁気ヘッドの電極先端領
域の拡大図である。
【図6】先行技術の薄膜磁気ヘッドに関する1つの曲線
と、本発明の2つの実施例に関する曲線とを示す、ギャ
ップ磁場を書込み電流に対してプロットしたグラフであ
る。
【図7】先行技術の薄膜磁気ヘッドに関する、飽和前の
p1とp2の全磁束対ゼロ・スロートからのp1または
p2に沿った距離のグラフである。
【図8】本発明の特定の実施例による、磁束密度をゼロ
・フロートからp1またはp2に沿った距離に対してプ
ロットしたグラフである。
【図9】図8に示す特定の実施例に関するp2の幅のテ
ーパを示すグラフである。
【図10】本発明に関する、p1/p2のテーパの長さ
をギャップ磁場に対してプロットしたグラフである。
【図11】先行技術の磁気ヘッドと本発明によるヘッド
の2つの特定の実施例に関する、ピーク書込み磁場を書
込み電流に対してプロットしたグラフである。
【符号の説明】 31 整形層 32 層 33 整形層 34 層 35 絶縁層 36 絶縁層 37 絶縁層 38 後部ギャップ領域 39 電極先端領域 40 層 41 変換ギャップ 42 導体コイル 43a〜n 巻線 44 非磁性基板 45 ゼロ・スロート・ポイント 46 フレア・ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メーソン・エル・ウィリアムズ・ザサード アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州 サンノゼヴァーガス・コート 5826

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録表面を有する磁気記録媒体と、 薄膜磁気ヘッドと、前記ヘッドを支持する空気軸受けス
    ライダと、 前記磁気記録媒体の記録表面に前記磁気ヘッドを非常に
    隣接させて前記空気軸受けスライダを支持するヘッド・
    アーム手段と、 前記ヘッド・アーム手段を支持し、前記磁気記録媒体の
    記録表面に対して前記ヘッド・アーム手段を移動させる
    アクセス手段とを含み、 前記薄膜磁気ヘッドが電極先端領域から後部ギャップ領
    域まで延びる第1の磁気ヨーク層と、 前記電極先端領域で前記第1の磁気ヨーク層から所定の
    わずかな距離だけ離れて変換ギャップを形成し、ゼロ・
    スロート・ポイントで前記第1の磁気ギャップ層から分
    かれ始めて中央領域で前記磁気ヨーク層間に空間を形成
    し、前記後部ギャップ領域で前記第1の磁気ヨーク層と
    接触する、第2の磁気ヨーク層とを含み、 前記第1および第2の磁気ヨーク層が、前記ゼロ・スロ
    ート・ポイントから前記後部ギャップ領域に向かってフ
    レア・ポイントまで延び、そのフレア・ポイントで前記
    磁気ヨーク層の幅が徐々に増加し、 前記ヨーク構造が、前記磁気ヨーク層間の空間に付着さ
    せた導体コイルによって活動化され、 前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅が前記ゼロ
    ・スロート・ポイントと前記フロア・ポイントとの間で
    徐々に広がり、書込み電流が前記コイルに印加される
    と、前記ゼロ・スロート・ポイントから前記フレア・ポ
    イントまでの磁気ヨーク層の長さがほぼ同時に飽和し、
    飽和値を上回る書込み電流の場合に書込み磁場が一定に
    なるようになっていることを特徴とする、磁気ディスク
    記録システム。
  2. 【請求項2】電極先端領域から後部ギャップ領域まで延
    びる第1の磁気ヨーク層と、 前記電極先端領域で前記第1の磁気ヨーク層から所定の
    わずかな距離だけ離れて変換ギャップを形成し、ゼロ・
    スロート・ポイントで前記第1の磁気ギャップ層から分
    かれ始めて中央領域で前記磁気ヨーク層間に空間を形成
    し、前記後部ギャップ領域で前記第1の磁気ヨーク層と
    接触する、第2の磁気ヨーク層とを含み、 前記第1および第2の磁気ヨーク層が、前記ゼロ・スロ
    ート・ポイントから前記後部ギャップ領域に向かってフ
    レア・ポイントまで延び、そのフレア・ポイントで前記
    磁気ヨーク層の幅が徐々に増加し、 前記ヨーク構造が、前記磁気ヨーク層間の空間に付着さ
    せた導体コイルによって活動化され、 前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の幅が前記ゼロ
    ・スロート・ポイントと前記フロア・ポイントとの間で
    徐々に広がり、書込み電流が前記コイルに印加される
    と、前記ゼロ・スロート・ポイントから前記フレア・ポ
    イントまでの磁気ヨーク層の長さがほぼ同時に飽和し、
    飽和値を上回る書込み電流の場合に書込み磁場が一定に
    なるようになっていることを特徴とする、薄膜磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレ
    ア・ポイントとの間の前記第1および前記第2の磁気ヨ
    ーク層の幅の変動が線形テーパを含むことを特徴とす
    る、請求項2に記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレ
    ア・ポイントとの間の前記第1および前記第2の磁気ヨ
    ーク層の幅の変動が連続湾曲テーパを含むことを特徴と
    する、請求項2に記載の薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の
    幅の変動が、前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレ
    ア・ポイントとの間の距離のかなりの部分にわたって延
    びていることを特徴とする、請求項2に記載の薄膜磁気
    ヘッド。
  6. 【請求項6】前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の
    幅の変動が、前記ゼロ・スロート・ポイントと、前記フ
    ロア・ポイントまでの途中のポイントとの間に延びてい
    ることを特徴とする、請求項5に記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】前記第1および前記第2の磁気ヨーク層の
    幅の変動が、前記ゼロ・スロート・ポイントを超えたポ
    イントから前記フレア・ポイントまで延びていることを
    特徴とする、請求項5に記載の薄膜磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレ
    ア・ポイントとの間の幅が前記第1の磁気ヨーク層につ
    いてのみ変動することを特徴とする、請求項2に記載の
    薄膜磁気ヘッド。
  9. 【請求項9】前記ゼロ・スロート・ポイントと前記フレ
    ア・ポイントとの間の幅が前記第2の磁気ヨーク層につ
    いてのみ変動することを特徴とする、請求項2に記載の
    薄膜磁気ヘッド。
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