JPH08248468A - 閃光調光装置を備えたカメラ - Google Patents

閃光調光装置を備えたカメラ

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JPH08248468A
JPH08248468A JP7050946A JP5094695A JPH08248468A JP H08248468 A JPH08248468 A JP H08248468A JP 7050946 A JP7050946 A JP 7050946A JP 5094695 A JP5094695 A JP 5094695A JP H08248468 A JPH08248468 A JP H08248468A
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light
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light emission
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佐藤  修
Nobuhiko Matsudo
伸彦 松戸
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ストロボ調光に使用する分割測光センサの選
択をより簡単な構成で実現できるカメラを提供する。 【構成】 撮影距離検出手段14と、分割焦点検出領域
の被写界光を受光してそれぞれが焦点検出信号を出力す
るマルチAFセンサユニットを含むAF回路12と分割
測光領域の被写界光を受光して測光信号を出力するマル
チTTL測光センサユニットを含む測光回路13と、開
放絞り値情報検出手段17とDXコード読取り回路1
5、調光回路16、ストロボ回路31、制御回路CPU
11とをもって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予備発光が可能な閃光
装置を備えたマルチTTLカメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、予備発光が可能な
ストロボを内蔵したマルチTTLカメラにおいては、露
光のためのストロボ発光に先立ってストロボ予備(プ
リ)発光を行ない、このプリ発光による被写体反射光を
マルチTTLセンサの各分割センサにより受光し、各分
割センサの出力分布から反射率を推定し、この推定反射
率に基づいて本発光時の調光制御用センサの選択および
調光制御を行なっていた。しかし、従来の構成は、分割
センサの数だけ処理回路を必要とし、またプリ発光時と
本発光時の処理回路とが異なるため、回路が複雑化し増
大化する、という問題を有していた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記従来のプリ発光可能なマ
ルチTTLカメラの問題に鑑みてなされたもので、プリ
発光時における被写体からの反射光をAFセンサにより
受光し、AFセンサの出力分布から各領域での反射率を
求め、この反射率に基づいて本発光時のセンサ制御を行
うことによって、ストロボ調光に使用するマルチTTL
センサの選択をより簡単な構成で実現できるカメラを提
供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、本発光前
に予備発光を行なう閃光装置を制御する閃光調光装置を
備えたカメラであって、撮影距離を検出する撮影距離検
出手段と、被写界光の異なる領域を受光してそれぞれが
焦点検出信号を出力する複数の分割焦点検出受光手段を
有する焦点検出手段と、前記各分割焦点検出手段の受光
領域の一つを含む領域の被写界光を受光してそれぞれが
測光信号を出力する複数の分割測光手段を有する測光手
段と、撮影レンズの設定絞り値を検出する設定絞り値検
出手段と、前記予備発光時に前記各焦点検出受光素子か
ら出力されたそれぞれの焦点検出信号、前記設定絞り値
検出手段により検出された設定絞り値、および前記撮影
距離検出手段により検出された撮影距離とに基づいて、
前記複数の分割測光手段の中から前記本発光時に調光制
御に使用する分割測光手段を選択する分割測光手段選択
手段と、この分割測光手段選択手段によって選択された
分割測光手段の測光信号に基づいて、前記本発光時に前
記閃光装置の調光を行なう調光手段と、を備えたことに
特徴を有する。
【0005】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明の閃光調光装置を搭載した一眼レフ
カメラの主要部を示す図である。この一眼レフカメラ
は、ストロボ30を内蔵したカメラボディ10と、カメ
ラボディ10に着脱自在に装着された撮影レンズ20と
を備えている。撮影レンズ20を透過した被写体光束
は、大部分がメインミラー41で反射され、フォーカシ
ングスクリーン42上に結像される。このフォーカシン
グスクリーン42上に形成された像を撮影者は、ペンタ
プリズム43およびアイピース44を介して正立実像と
して観察する。
【0006】また、フォーカシングスクリーン42を透
過した被写体光束の一部は、アイピース44の近傍に配
置されたマルチAE測光センサユニット45に入射す
る。また、メインミラー41がアップした露光時には、
撮影レンズ20から入射し、フィルムまたはシャッタ幕
47で反射した被写体光束が、マルチTTL測光センサ
ユニット50に入射する。マルチTTL測光センサユニ
ット50は、図2、図5に示すように、3個の分割測光
センサ(フォトダイオード)511、512、513を
備えている。なお、符号461、501は、被写界光を
集束するルーペである。
【0007】一方、メインミラー41の中央のハーフミ
ラー部を透過した被写体光束は、サブミラー46で反射
されて、マルチAFセンサユニット60に導かれる。マ
ルチAFセンサユニット60は、被写体光束を、三個の
二分割光束対に分割して結像する分割光学系、および3
分割された各被写体の二分割光束対を独立して受光する
3個のAFセンサ(焦点検出受光手段)61A、61
B、61Cを備えている(図2および図5参照)。
【0008】図2には、マルチTTL測光センサユニッ
ト50の3個の分割測光センサ511〜513の測光領
域と、マルチAFセンサユニット60のAFセンサ61
A、61B、61Cの焦点検出領域との関係を示してあ
る。この図から明らかな通り、AFセンサ61A、61
B、61Cの焦点検出領域のそれぞれは、対応する分割
測光センサ511、512、513の測光領域内に含ま
れる。また、マルチAE測光センサ45の測光領域は、
図3に示す通りである。なお、本発明の焦点検出領域お
よびマルチTTL測光センサ領域の数、形状、位置は図
示実施例に限定されず、例えば数は2個あるいは4個以
上でもよい。
【0009】この一眼レフカメラの制御系の構成につい
て、図4を参照して説明する。この一眼レフカメラは、
AF処理、測光処理、ストロボ発光処理など通常のカメ
ラの機能、および、本発明の特徴である測光素子選択手
段、演算手段として機能し、カメラ処理全体を統括的に
制御するCPU(制御回路)11を備えている。
【0010】CPU11は、マルチAFセンサユニット
60を含むAF回路12から、被写界光の焦点状態に関
するデータおよびストロボプリ発光時における被写体反
射光に関するデータを入力し、マルチAE測光センサユ
ニット45およびマルチTTL測光センサユニット50
を含むマルチAE測光回路13から被写体輝度に関する
データを入力し、撮影距離検出回路14から撮影距離情
報を入力し、DXコード読取回路15から装填されたフ
ィルムのISO感度情報を入力し、撮影レンズ20の設
定絞値情報を設定絞り情報検出回路17から入力する。
撮影距離検出回路14は通常、撮影レンズ20内に設け
られたフォーカシングレンズの位置検出手段を含む。設
定絞り情報検出回路17は、通常、撮影レンズ20に搭
載された図示しないメモリ手段(ROM)を含みこのメ
モリ手段から設定絞り値情報を読み込む。CPU11
は、ストロボ撮影時には、調光回路16およびストロボ
回路31を介して内蔵ストロボ30のプリ発光および主
発光制御を行なう。
【0011】本実施例では設定絞り値として開放絞り値
を入力しているが、これは、プリ発光時に、通常の被写
体輝度を測光する場合と同様に、開放絞り状態下で反射
光量をマルチAFセンサユニット60により測定してい
るからである。さらに、プリ発光時におけるマルチAF
センサユニット60による測光処理時間短縮のために、
撮影レンズを透過する光量をできるだけ多くするためで
ある。ただし、カメラ本体あるいは撮影レンズの絞り操
作環によって任意に設定された絞り値を入力する構成に
することもできる。
【0012】さらにCPU11にはスイッチ類として、
図示しない内蔵ストロボのポップアップに連動してスト
ロボ回路31の電荷チャージをON/OFFするストロボスイ
ッチSWSTB と、図示しないレリーズ釦と連動し、半押
しでオンする測光スイッチSWSおよび同全押しでオン
するレリーズスイッチSWRとを備えている。CPU1
1は、これらのスイッチのON/OFFをチェックしてそれら
の状態に応じた処理を実行する。例えば、ストロボスイ
ッチSWSTB がオンされれば、ストロボ回路31に電荷
チャージを開始させる。測光スイッチSWSがオンされ
ると、測光回路13を起動して被写体輝度の測定処理、
マルチAFセンサユニット60を起動して焦点調節処理
を実行する。レリーズスイッチSWRがオンされると、
調光回路16およびストロボ回路31を介してストロボ
30をプリ発光させる。そして、マルチAFセンサユニ
ット60から各焦点検出領域における輝度を入力して各
焦点検出領域の反射率を検出し、本発光時に調光に使用
するマルチTTL測光領域(分割測光センサ511〜5
13)を選択する。その後ストロボ30を主発光させ
て、選択した分割測光センサ511〜513の出力を積
分して、その積分が終了したら(積分値が所定値に達し
たら)ストロボ30の発光を停止させる。
【0013】図5には、調光回路16のより詳細な回路
を示してある。マルチTTL測光センサユニット50
は、3分割された分割測光領域をそれぞれ独立して測光
する3個の分割測光センサ511、512、513を備
えている。各分割測光センサ511〜513の光電流は
それぞれ、積分回路521、522、523によって独
立して積分される。各積分回路521、522、523
は、オペアンプ、積分コンデンサおよびその積分値をク
リアする積分クリアスイッチSWCL1 〜SWCL3を備え
ている。積分クリアスイッチSWCL1 〜SWCL3 は、C
PU11のポートP1 〜P3 の出力によって制御される
が、本実施例では、ポートP1 〜P3 が“H”(ハイ)
レベルのときに開成して積分を開始させ、“L”(ロ
ー)レベルのときには閉成して積分値を常時クリアして
いる。さらに各積分回路521〜523の非反転端子に
は基準電圧が入力されている。
【0014】各オペアンプ521〜523の積分出力は
それぞれ、調光回路16のコンパレータ161〜163
の反転端子に入力されている。コンパレータ161〜1
63の共通非反転端子には、CPU11が算出してD/A
コンバータがD/A 変換した積分終了電圧(TTL_DAレベ
ル)が入力される。つまり各コンパレータ161〜16
3は、積分出力とTTL_DAレベルとを比較して、積分出力
の方がTTL_DAレベルよりも小さくなったときにハイレベ
ル信号、つまり積分終了信号を出力する。なおTTL_DAレ
ベルは、フィルムのISO感度情報に基づいてCPU1
1により設定される。
【0015】各コンパレータ161〜163の出力は、
オア回路164に入力されている。つまり、コンパレー
タ161〜163のいずれかが積分終了信号を出力する
と、オア回路164の出力がハイレベルに変わる。オア
回路164の出力は、ノア回路165の一方の入力端子
に入力されている。ノア回路165の他方の入力端子に
は、CPU11のポートX(X接点)の出力が、インバ
ータを介して入力されている。ポートXは、通常はロー
レベルであり(ノア回路165にはハイレベルが入
力)、ストロボ発光時にハイレベルに変わり、ハイレベ
ルの発光信号を出力する。ノア回路165には、ローレ
ベル信号が入力される。
【0016】ノア回路165は、通常、オア回路164
からの入力がローレベルで、ポートXからの入力がハイ
レベルなので、ローレベルのクエンチ信号を出力してい
る。この状態でポートXから発光信号が出力されると、
ノア回路165の両入力がローレベルに変わるので、ハ
イレベルの発光信号を出力し、ストロボ31が発光を開
始する。つまり、ハイレベルの出力が、ストロボ回路3
1に発光処理を開始させる発光信号となり、ノア回路1
65のローレベルの出力が、ストロボ回路31に発光処
理を停止させるクエンチ信号になる。
【0017】その後、積分回路521〜523が積分を
開始し、いずれかの積分値がTTL_DAレベルに達すると、
対応するコンパレータ161〜163のいずれかがロー
レベルからハイレベルに変化し、オア回路164の出力
もローレベルからハイレベルに変化する。すると、ノア
回路165の出力はハイレベルからローレベルに変化す
るので、ストロボ30は発光を停止する。
【0018】この構成からなる本実施例の閃光調光装置
は、ストロボ発光撮影時に次のように動作する。プリ発
光時には、CPU11がポートXをハイレベルに立ち上
げるので、ノア回路165からハイレベルの発光信号が
出力され、ストロボ回路31が発光を開始する。プリ発
光時間が経過するとポートXがローレベルに立ち下げら
れるので、ノア回路165からローレベルの発光停止信
号が出力され、ストロボ回路31がプリ発光処理を停止
する。つまり、プリ発光時にはCPU11のポートXの
みのハイ/ローコントロールによりストロボ光の発光量
(ガイドナンバー)を制御できる。ただし、プリ発光時
にコンパレータ161、162、163から積分終了信
号が出力されないように、TTL_DAレベルを0Vに下げて
おく。この後、マルチAFセンサユニット60により得
られたビデオ信号レベルにより、CPU11はAFセン
サ領域61A、61B、61Cの反射率を推定し、主発
光時に使用する分割測光センサ511、512、513
のいずれかを選択する。
【0019】主発光時には、CPU11がポートXをハ
イレベルに立ち上げるので、ノア回路165からハイレ
ベルの発光信号が出力され、ストロボ回路31が発光処
理を開始する。そして、選択されたいずれかの積分回路
521〜523からの積分レベルにより、いずれかのコ
ンパレータ161、162、163から積分終了信号
(ハイレベル)が出力されると、ノア回路165の出力
がローレベルのクエンチ信号に変わるので、ストロボ回
路31が主発光を停止する。
【0020】図7には、マルチAFセンサユニット60
およびAF回路12のブロック図を示してある。このマ
ルチAFセンサユニット60は、3個のAFセンサ61
A、61B、61Cが積分した電荷を画素単位で転送す
る1本のCCD転送部611を備えている。
【0021】なお、詳細は図示しないが、各AFセンサ
61A、61B、61Cは公知のように、互いに独立し
て一列に配置された多数の受光素子(フォトダイオー
ド)アレイ、各受光素子が発生した電荷を蓄えるストレ
ージ部、および積分が終了したら各ストレージ部が蓄積
した電荷を一時的にメモリするメモリー部を備えてい
る。被写体光を受光して受光素子が光電変換し、ストレ
ージ部が蓄積し、メモリー部がメモリした電荷は、一斉
にCCD転送部611に転送される。そうして、CCD
転送部611を一定方向に、二相の転送クロックφ1、
φ2によって、各画素単位で段階的に転送され、CCD
転送部611の端部から画素単位で出力され、増幅器6
3で増幅され、クランプ回路64でクランプされてか
ら、ビデオ信号Vout として出力される。
【0022】また、図中符号MDは、AFセンサ61B
に隣接して設けられたモニタダークセンサで、アルミに
より遮光されている。符号MA、MB、MCは、各AF
センサ61A、61B、61Cに隣接して設けられたモ
ニタセンサである。各モニタセンサMA、MB、MC
は、対応するAFセンサ61A、61B、61Cに入射
する二分割被写体光束対の一方を受光し、受光量に応じ
た信号を対応する制御部613A、613B、613C
に出力する。各制御部613A、613B、613C
は、その信号を積分し、モニタダークセンサMDおよび
AGC制御部67によりセットされた一定レベルVRMに
達すると、積分終了信号END-A 、END-B 、END-C をタイ
ミング発生・ドライバー回路66に出力して積分を終了
する。積分終了信号END-A 、END-B 、END-C を受けたタ
イミング発生・ドライバー回路66は、残りの積分終了
信号END-A 、END-B 、END-C が来るのを待って、すべて
の積分終了信号が来た時点で、積分制御信号φADをセ
ットしてこれをCPU11に伝達する。以上の処理によ
り、各AFセンサ61A〜61Cから適正積分値を得
る。
【0023】各AFセンサ61A〜61Cの不要電荷の
掃き出し、積分開始、CCD転送部61への転送など
は、CPU11、タイミング発生・ドライバー回路66
およびオートゲイン制御(AGC)回路67によって制
御される。
【0024】本実施例のストロボ撮影時のストロボ発光
に関する動作を、さらに図8に示したAF処理およびプ
リ発光処理に関するタイミングチャート、を参照して説
明する。なお、これらのタイミングチャートにおける各
信号は、次の通りである。 φM:システムクロック(例えば、1MHz) φ1 、φ2 :CCD内部回路用タイミングクロック φINT :積分スタート信号(“L”から“H”への立ち
上がりでスタート) FENDint :強制積分終了信号(“L”から“H”への立
ち上がりで強制積分終了) VMA、VMB、VMC:AFモニタセンサMA、M
B、MCの積分信号(積分時間制御用) Vagc :積分終了信号(AF動作時用) φMC:メモリークリア信号(積分終了時までメモリー
部の出力をクリアーする信号) φSMTG:ストレージモニタトランスファーゲート信号
(ストレージ部に溜ったフォトダイオードの電荷をメモ
リー部へ転送する信号;“L”から“H”への立ち上が
りで転送) φMR:モニターセンサリセット信号(モニターセンサ
MA、MB、MCの積分をクリアする信号;“H”でリ
セット) φTG:トランスファーゲート信号(メモリー部の電荷
をアナログシフトレジスタ(CCD)に掃き出すための
信号;“H”レベルで掃き出し) φAD:積分完了信号兼ビデオタイミング信号(A、
B、Cセンサの積分完了を知らせる信号;“H”から
“L”への立ち下がりで完了、ビデオに同期する信号) φSH:ビデオ信号のサンプルホールド信号(“H”で
サンプリング、“L”でホールド) VOUT :ビデオ信号 END-A 、END-B 、END-C :各モニタ制御部613A、6
13B、613Cが出力する各AFモニタセンサMA、
MB、MCごとの積分終了信号(すべてが終了すると、
φADが“H”から“L”に変化) MD:Bセンサ部にあるモニターダークセンサ(モニタ
ダークセンサMDの出力レベルを基準に積分終了信号V
agc レベルをセット) VRM:モニタダークAGCレベル(モニタダークセン
サMDの出力レベルから外部基準電圧VSと積分終了信
号Vagc レベルの差の電圧を引いたレベル;(VRM=
MD−(VS−Vagc )) S/HCTL:サンプルホールドコントロール信号(MD信号
レベルをサンプル/ホールド回路から減算)
【0025】測光スイッチSWSがオンされると、積分
スタート信号φINT を“L”レベルから“H”レベルに
立ち上げ、AFセンサ61A〜61Cが積分を開始す
る。同時に、モニタセンサMA、MB、MCの積分もス
タートする。
【0026】モニタセンサMA、MB、MCの積分値が
モニターダークAGCレベルVRMに達すると、対応す
るモニタ制御部613A、613B、613Cが積分終
了信号END-A 、END-B 、END-C を出力し、対応するAF
センサ61A、61B、61Cの積分を終了させる。所
定時間が経過すると、強制積分終了信号FENDint を
“H”レベルに立ち上げて、AFセンサ61A、61
B、61Cが積分を終了していなくても強制的に積分を
終了させる。CPU11は、すべてのAFセンサ61
A、61B、61Cの積分を終了させたら、積分電荷を
読み出して、ビデオ信号VOUTとして取り込む。そして、
積分スタート信号φINT および強制積分終了信号FENDin
t を“H”レベルから“L”レベルに落す。
【0027】ビデオ信号VOUTの取り込みが終了すると、
既知のAFアルゴリズムにしたがってAF演算を行な
い、求められたデフォーカス量に基づいて不図示のAF
モータを駆動する。
【0028】次に、レリーズスイッチSWRが押される
と、積分スタート信号φINT を“L”レベルから“H”
レベルに立ち上げ、AFセンサ61A〜61Cが積分を
開始し、モニタセンサMA、MB、MCの積分をスター
トする。同時に、トリガー/クエンチ信号を“H”レベ
ルに立ち上げて、ストロボのプリ発光を開始させる。そ
して、所定時間経過後に、トリガー/クエンチ信号を
“L”レベルに落してストロボのプリ発光を停止させる
と同時に、強制積分終了信号FENDint を“H”レベルに
立ち上げてすべてのAFセンサ61A〜61Cの積分を
強制的に終了させ、積分電荷を読み出して、ビデオ信号
VOUTとして取り込む。
【0029】CPU11は、取り込んだビデオ信号VOUT
に基づいて、各AFセンサ61A、61B、61C毎に
反射率を測定する。そして、予め設定されている標準反
射率に相当する(近似する)AFセンサ61A、61
B、61Cを選択して、さらに選択したAFセンサ61
A、61B、61Cに対応する分割測光センサ511、
512、513を選択して、ストロボ主発光時の光量測
定センサとして利用する。
【0030】以上の本実施例のストロボ発光制御につい
て、さらに図10〜図15に示したフローチャートを参
照してより詳細に説明する。このフローチャートには、
測光スイッチSWSがオンされたことを条件に入る。ま
た、この処理は、CPU11のROMにメモリされたプ
ログラムに基づいてCPU11によって実行される。
【0031】この処理に入ると、先ずステップ(以下
「S」という)101においてAEサブルーチンをコー
ルして、DXコード入力、輝度Bv情報入力、適正露出
値Evの算出、適正シャッタ速度Tvおよび絞り値Av
の算出処理を実行する(図10のS201〜S207参
照)。
【0032】次に、S103において、AFサブルーチ
ン(図12参照)をコールしてAF処理を実行する。つ
まり、各AFセンサ61A〜61Cに積分を開始させ
て、積分した各AFセンサ61A〜61Cの各画素デー
タを入力しA/D 変換して内部RAM にメモリする(S30
1〜S305)。すべての画素データをメモリしたら、
公知のアルゴリズムに基づいてデフォーカス量を演算
し、撮影レンズのフォーカシングレンズ駆動量を演算
し、合焦位置までレンズ駆動を行なう(S307〜S3
13)。以上のS301〜S313のAFループ処理を
合焦するまで繰り返して、合焦したらリターンする。そ
して、撮影レンズ20から現在のフォーカシングレンズ
位置、つまり撮影距離情報を入力する(S105)。
【0033】以上のS101〜S105のAE、AF処
理を、測光スイッチSWSがオンされている間は、レリ
ーズスイッチSWRがオンされるまで繰り返す(S10
7)。そして、レリーズスイッチSWRがオンされたら
レリーズ処理に進む。
【0034】レリーズ処理に入ると、先ず、ストロボ発
光可能か否かをチェックする。ストロボ発光不可であれ
ば、AE処理を実行し、ミラーアップ、絞り設定、シャ
ッタ幕の走行を含むレリーズ処理を実行する(S13
1、S133)。なお、ストロボ発光可能な状態とは、
少なくともストロボスイッチSWSTB がオンしている状
態をいう。
【0035】ストロボの発光が可能であれば、CPU1
1は、プリ発光処理サブルーチン(図13)をコールし
てストロボ30のプリ発光処理を行なう(S111)。
プリ発光処理では先ず、強制積分終了信号FENDint によ
り積分を終了させ、次に各AFセンサ61A〜61Cの
積分値を掃き出してから積分(電荷の蓄積)を開始させ
る(S401、S403)。
【0036】そして、プリ発光信号(ハイレベルのトリ
ガー/クエンチ信号)を一定時間、ポートXからストロ
ボ回路31に出力する(S405)。ストロボ回路31
は、このプリ発光信号を受けてからストロボ30を発光
させ、このプリ発光信号が停止すると発光を停止する。
なお、このプリ発光時間は、本実施例では、発光光量が
ガイドナンバー4に相当する時間に設定されている。
【0037】プリ発光を終了させると、各AFセンサ6
1A〜61Cの積分も終了させて、各画素の積分データ
を読み出してA/D 変換し、RAM にメモリしてリターンす
る(S405〜S409)。本実施例では、図8に示し
たように、AFセンサ61B、61C、61Aの順で受
光光量が多い。つまり、この順の各AFセンサ61B、
61C、61Aに対応する領域の被写体の反射率が高
い。
【0038】各AFセンサ61A〜61Cの積分データ
のメモリが終了すると、図14の反射率サブルーチンを
コールして、反射率算出およびマルチTTL測距領域
(分割測光センサ)選択処理を行なう(S121)。メ
モリしたデータをAFセンサ61A、61B、61C毎
に読み出して各データごとに被写体反射率を算出して、
標準反射率に最も近い反射率のAFセンサ61A、61
B、61Cの測距領域に対応する分割測光センサ511
〜513を選択する。そして選択した1個の分割測光セ
ンサ511〜513を、本発光時のTTL調光制御に使
用する。
【0039】被写体反射率およびマルチTTL測光セン
サ(分割測光センサ)選択処理が終了すると、ミラーア
ップおよび絞りをセットし、次に、シャッタ先幕を走行
させる(S123、S125)。
【0040】シャッタ先幕走行後、CPU11は、シャ
ッタ先幕走行終了に連動するスイッチ(図示せず)の閉
成に同期して、あるいはシャッタ先幕の走行開始からの
一定時間計測後に、TTL調光制御サブルーチンを実行
する(S127、図15参照)。TTL調光制御サブル
ーチンでは、先ず、フィルム感度Svに基づいて、受光
積分値(ストロボ30の発光量)に関するTTL_DAレベル
をセットする(S601)。そして、S121で選択し
た分割測光センサの積分回路の積分リセットスイッチS
WCLをオフにして、積分を開始させる(S603〜S6
13)。そして、ストロボ発光信号Xをハイレベルにし
てリターンし、シャッタ時間の経過を待つ(S61
5)。
【0041】ここで、ポートXのハイレベル信号は、イ
ンバータによってローレベル信号に反転されてノア回路
165に入力されるので、ノア回路165の出力はハイ
レベルとなり、ストロボ回路31が発光を開始する。そ
して、選択した分割測光センサの積分が終了してオア回
路164の出力がハイレベルに変わると、ノア回路16
5の出力はローレベルとなり、ストロボ回路31はスト
ロボ30の発光処理を停止する。さらにシャッタ時間が
経過すると、シャッタ後幕の走行など、レリーズ後処理
を実行する(S129)。そして、レリーズ後処理が終
了すると、この処理を終了する。なお、本実施例ではフ
ィルム感度Svのみに基づいてTTL_DAレベルをセットし
たが、これに露出倍数値Xvの値を加えてもよいことは
明らかである。
【0042】測光領域(分割測光センサ)選択処理につ
いて、図14の反射率サブルーチンを参照してより詳細
に説明する。第1実施例は、撮影距離、ガイドナンバー
および絞り値に基づいた適正光量電圧Vref を求め、こ
の適正光量に最も近い光量が得られた測光領域を選択す
る構成である。プリ発光のガイドナンバーGNは本実施
例では4なので、適正光量電圧Vrefを下記式により求
める。 Vref =VGN4 ・2(4-(DV+Av0)) …… ただし、 VGN4 :撮影距離1m、絞りF4およびガイドナンバー
4の設定でストロボをプリ発光し、18%反射板による反
射光によるAFセンサ61A〜61Cの出力電圧の平均
値 乗数の「4」:ガイドナンバー4のアペックス表示値 Dv:距離情報のアペックス値 Dv=2log2(距離) Av0 :開放絞り値のアペックス値 Av0 =2log2(開放絞り値)
【0043】上記式に従えば、異なる撮影距離および
絞り値における標準的な反射率(18%)を仮定した場合
の出力電圧を求めることができる。したがって、各AF
センサ61A〜61Cの出力電圧VA、VB、VCによ
り、各AFセンサ領域の被写体反射率を求めることがで
きる。そして、その値に応じて、適正光量電圧Vrefに
近いAFセンサ61A〜61Cに対応した分割測光セン
サ511〜513が決定される。
【0044】上記式に具体的数値を代入してみる。 『例1』VGN4 =500mV 、距離2m(Dv=2)、F2.
8 (Av0 =3)のときに、VA=300mV 、VB=250m
V 、VC=200mV の出力を得たとすると、Vref =500
・2(4-(2+3)) =500 ・2-2=250mVとなる。したがっ
て、 Vref −VA=−50mV :反射率大 Vref −VB= 0mV :適正反射率 Vref −VC=+50mV :反射率小 となるので、AFセンサ61Bに対応した分割測光セン
サ512を選択すればよいことが分かる。
【0045】また、VA=400mV 、VB=350mV 、VC
=300mV の出力を得た場合には、 Vref −VA=−150 mV :反射率特に大 Vref −VB=−100 mV :反射率かなり大 Vref −VC=− 50 mV :反射率少し大 となる。かかる場合には適正反射率の被写体は存在しな
い。そこで、最も標準反射率に近いAFセンサ61Cに
対応した分割測光センサ513を選択する。
【0046】以上の分割測光センサ選択処理を実現する
サブルーチンを、図14に示してある。このサブルーチ
ンは、S111の反射率、測光センサ選択処理に関する
サブルーチンでもある。このサブルーチンに入ると、先
ず各センサについて、プリ発光積分値の平均値VA、V
B、VBを演算し、適正光量電圧Vref に最も近い値を
選択、つまり対応する一個の分割測光センサ511〜5
13を選択する(S507〜S511、またはS50
7、S515、S517、またはS507、S509、
S521)。なお、本実施例では1個の分割測光センサ
を選択したが、2個以上の分割測光センサを選択しても
よいことは明らかである。
【0047】分割測光センサ511〜513を選択した
ら、反射率の相違が露出値換算でどのくらいのずれ量Δ
Evになるかを式、 ΔEv=log2(VA、B、C/Vref) により演算する(S513、S519、S523)。そ
して、そのずれ量ΔEv分、フィルム感度Svを補正す
る(S525)。例えば、ずれ量ΔEvが先の例2の場
合には、 ΔEv=log2(300/250) =0.26(Ev) であるから、補正フィルム感度Sv′は、Sv′=Sv
−0.26となる。この補正により、反射率が高いときに
は、標準的な反射率の被写体がアンダー露出になりがち
なので、露光量を増加させるためにフィルム感度Svを
下げた。
【0048】図9には、調光回路16の第2の実施例を
示してある。この第2の実施例は、一つの積分回路52
0(アンプおよび積分コンデンサ)により、3個のマル
チTTL測光センサの出力を択一的に積分することに特
徴を有する。図において、符号SW1、SW2、SW3
は、3個の分割測光センサ511〜513を択一的に積
分回路520に接続する選択スイッチ、SW4は積分回
路に積分を開始させる積分スタートスイッチである。T
TL調光制御時に、S511、S517、またはS52
1で選択された一つのスイッチのみがオンし、積分スタ
ートスイッチSW4が開成されて、積分がスタートす
る。
【0049】この積分回路520の出力はコンパレータ
160の非反転入力端子に入力され、コンパレータ16
0の反転入力端子には、TTL_DAレベルが入力される。つ
まり、積分回路520の出力がTTL_DAレベルと比較さ
れ、積分回路520の出力の方が小さくなったときに、
コンパレータ160からハイレベルの積分終了信号が出
力される。
【0050】コンパレータ160の出力はノア回路16
5の一方の入力に入力され、ノア回路165の他方の入
力には、第1の実施例と同様にCPU11のポートXの
出力がインバータを介して入力されている。このノア回
路165の作用は、第1の実施例と同様である。つま
り、この第2の実施例は、第1の実施例と同様に動作す
る。
【0051】この第2の実施例によると、第1の実施例
に比して、積分回路520の数が少なくて済むので、回
路をコンパクト化、したがってカメラをコンパクト化で
きる。
【0052】以上の通り本実施例は、予備発光時の被写
界反射率の検出をAFセンサの出力を利用したので、簡
単な回路構成および演算処理によって本発光に使用する
TTL分割測光センサの選択が可能になった。
【0053】以上本実施例では、予備発光光量、前記撮
影距離および絞り値に基づいて、標準反射率の被写体に
対して各分割測光センサが出力する標準値を算出して、
予備発光時の被写界反射率の中から標準値に最も近い被
写界反射率が得られた焦点検出領域に対応する測光領域
の分割測光センサを選択したが、中間の反射率が得られ
た焦点検出領域に対応する分割測光センサを選択する構
成でもよい。また、標準値は、予めカメラボディ内のR
AMにメモリしておいてRAMから読み出す構成でもよ
い。さらに、予備発光を赤目軽減用の予備発光と兼用す
る構成にしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
予備発光時の被写界反射率の検出を焦点検出センサの出
力を利用して求めるので、簡単な回路構成および演算処
理によって本発光に使用する分割測光センサの選択およ
び本発光時のセンサ制御が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閃光調光装置を搭載した一眼レフカメ
ラの一実施例の主要部をブロックで示した図である。
【図2】同一眼レフカメラの測光領域と焦点検出領域と
の関係を示す図である。
【図3】同一眼レフカメラのマルチAE測光センサの測
光領域を示す図である。
【図4】同一眼レフカメラの主要回路構成をブロックで
示す図である。
【図5】同一眼レフカメラの積分回路および調光回路を
より具体的に示す回路図である。
【図6】同調光回路のタイミングチャートを示す図であ
る。
【図7】同一眼レフカメラのマルチAFセンサ部の詳細
をブロックで示す回路図である。
【図8】同マルチAFセンサのストロボ発光時のタイミ
ングチャートを示す図である。
【図9】本発明の積分回路および調光回路の別の実施例
をブロックで示す図である。
【図10】同一眼レフカメラのストロボ撮影処理に関す
るメインフローチャートを示す図である。
【図11】同ストロボ撮影処理におけるAE処理に関す
るサブルーチンを示す図である。
【図12】同ストロボ撮影処理におけるAF動作処理に
関するサブルーチンを示す図である。
【図13】同ストロボ撮影処理におけるプリ発光処理に
関するサブルーチンを示す図である。
【図14】同ストロボ撮影処理における反射率検出処理
に関するサブルーチンを示す図である。
【図15】同ストロボ撮影処理におけるTTL調光制御
(主発光制御)処理に関するサブルーチンを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 カメラボディ 11 CPU(制御回路) 12 AF回路 13 測光回路 14 撮影距離検出回路(撮影距離検出手段) 15 DXコード読取回路 16 調光回路 17 設定絞り情報検出回路(設定絞り値検出手段) 20 撮影レンズ 31 ストロボ回路 50 マルチTTL測光センサユニット 511 分割測光センサ(測光手段) 512 分割測光センサ(測光手段) 513 分割測光センサ(測光手段) 520 積分回路 521 積分回路 522 積分回路 523 積分回路 60 マルチAFセンサユニット 61A AFセンサ 61B AFセンサ 61C AFセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本発光前に予備発光を行なう閃光装置を
    制御する閃光調光装置を備えたカメラであって、 撮影距離を検出する撮影距離検出手段と、 被写界光の異なる領域を受光してそれぞれが焦点検出信
    号を出力する複数の分割焦点検出受光手段を有する焦点
    検出手段と、 前記各分割焦点検出手段の受光領域の一つを含む領域の
    被写界光を受光してそれぞれが測光信号を出力する複数
    の分割測光手段を有する測光手段と、 撮影レンズの設定絞り値を検出する設定絞り値検出手段
    と、 前記予備発光時に前記各焦点検出受光手段から出力され
    たそれぞれの焦点検出信号、前記開放絞り値検出手段に
    より検出された設定絞り値、および前記撮影距離検出手
    段により検出された撮影距離とに基づいて、前記複数の
    分割測光手段の中から前記本発光時に調光制御に使用す
    る分割測光手段を選択する分割測光手段選択手段と、 この分割測光手段選択手段によって選択された分割測光
    手段の測光信号に基づいて、前記本発光時に前記閃光装
    置の調光を行なう調光手段と、を備えたことを特徴とす
    る閃光調光装置を備えたカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の測光素子選択手段は、
    前記予備発光の際に、少なくとも前記予備発光光量、前
    記撮影距離および絞り値に基づいて、標準反射率の被写
    体に対して上記各焦点検出受光手段が出力する標準値を
    算出する演算手段を含み、 前記予備発光により上記各焦点検出受光素子から得られ
    た焦点検出信号と前記標準値とを比較して最も差の小さ
    い焦点検出信号を出力した焦点検出受光手段の焦点検出
    領域に対応する測光領域を測光する分割測光手段を選択
    すること、を特徴とする閃光調光装置を備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記測光手段は、前
    記カメラの撮影レンズを透過し、シャッタ幕またはフィ
    ルムで反射した被写界光を受光するTTL測光センサで
    あること、を特徴とする閃光調光装置を備えたカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記設定絞り値は、
    前記撮影レンズの開放絞り値であること、を特徴とする
    閃光調光装置を備えたカメラ。
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