JPH0824637B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0824637B2
JPH0824637B2 JP2141116A JP14111690A JPH0824637B2 JP H0824637 B2 JPH0824637 B2 JP H0824637B2 JP 2141116 A JP2141116 A JP 2141116A JP 14111690 A JP14111690 A JP 14111690A JP H0824637 B2 JPH0824637 B2 JP H0824637B2
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JP
Japan
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wheel
main body
bearing
vacuum cleaner
annular rib
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JP2141116A
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JPH0433624A (ja
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秀典 北村
章浩 平野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、移動用車輪を有する電気掃除機に関するも
のである。
従来の技術 従来、電気掃除機の車輪は、特公昭63−24843号公報
記載のもののように構成されて電気掃除機本体に取着さ
れていた。すなわち、第4図〜第5図において電気掃除
機本体1(以下、本体と呼ぶ)の後方両側面に略円筒状
に外方向に突出させた軸受2に、略中央部に形成した円
筒形状の車軸3を回転自在に嵌合させて合成樹脂製の車
輪4が取り付けられている。5は車輪4のフレームで、
外周部には床面と接触するタイヤ部6を一体に有してい
る。
車輪3の先端には軸受2の内面に引っかかって車輪4
の抜け止めを行なう係止爪7が設けられている。
発明が解決しようとする課題 ところが本体1を運搬中に誤って落下させたときや、
走行中に敷居などの低い障害物に勢い良く乗り上げるな
どして、床面に接地しているタイヤ部6Aに車軸3と平
行、あるいは車軸3に対して少し傾斜した大きな外力が
加わると、タイヤ部6Aが本体1側面側に撓み変形する。
この外力による撓み変形を生起するモーメントは、本体
1の軸受2の最下点部2Aを支点として車輪4を抜け外す
方向に反作用として働く。車輪4はポリプロピレン等の
耐摩耗性は良いが柔らかい合成樹脂で形成するため、通
常の走行時の変形でタイヤ部6が本体1側面に擦れない
ようにタイヤ部6と側面の間に必要な隙間を設けると、
前述の大きな外力が作用するときには、係止爪7が破損
して車輪4が抜け外れたり、あるいは床面に接地してい
るタイヤ部6A部分が破損したりして再使用できなくなる
欠点を有していた。
本発明はこれからの課題を解消して、使い勝手の良い
電気掃除機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解消するための本発明の技術的手段は、フ
レームを合成樹脂で形成し、フレームの裏面中央部より
本体側面側に突出し、本体に形成した略円筒の軸受に係
止爪により抜け止めされた車軸と、フレーム裏面の車軸
と床面に接地する最外周部との間に形成され、本体側面
との車軸突出方向の間隙が最外周部と側面との同方向間
隙より小さい環状リブを具備して本体側面に回転自在に
取着した車輪を有し、前記環状リブに相対する本体の車
輪取付面には、車輪方向に突出した環状凸部を形成した
ものである。
また、環状リブを車輪外周壁と車軸とのほぼ中間部に
形成し、また、環状凸部は軸受形成用の樹脂射出型金型
で同時に形成し、さらに、環状リブと軸受間隔をl、車
輪外周壁と軸受間隙をL、環状リブと環状凸部間隙を
a、車輪外周と車輪取付面間隙をbとするとき、a×L
<b×lとするものである。
作用 上記の技術的手段による作用は次のようになる。車輪
の外周面の接地部分に車軸と平行、あるいは車軸に対し
て傾斜した大きな外力が加わると、同部分が本体車輪取
着面側に変形するが、車輪外周壁面と軸受の間に形成し
た環状リブの先端が、環状リブに相対して環状に本体に
形成した環状凸部に当たって外周面の本体側面方向への
大きな変形を防ぎ、同部の破損を防止する。
また、軸受の最下点部を支点とし、車輪を軸受から抜
け外すように働く反力は、外周面と軸受間に形成した環
状リブが外力を受けると同時に、環状リブが支点となっ
て外力までの距離を小さくして外力によるモーメントを
二重に小さくするために、反力も小さくなって車輪が抜
け外れることがなくなるものである。
さらに軸受形成樹脂射出成型金型により環状凸部を容
易に形成できる。
また環状リブと環状凸部の隙間、位置を a×L<b×l とすることによって、電気掃除機使用中、車軸方向の軸
受と係止爪間に必要な隙間によって外周面が大きくがた
つくことを防止するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図において電気掃除機の本体21は、前方
に床ノズル、延長管、ホース(図示せず)を通じて吸い
込んだ塵埃を収容する集塵室を有し、後方には上本体22
と下本体23とで挟持して電動送風機やコード巻取装置等
を内蔵している。集塵室の上方は上蓋24で開閉自在に閉
塞され、下方底面には自在車輪25が回転自在に取着され
ている。また下本体23後方の両側面には、一対の車輪26
が回転自在に取着されている。下本体23の車輪取付面27
には略円筒状の軸受28が外方向に突出して形成され、さ
らに環状凸部29が同心状に外方向に低く突出して形成さ
れている。
車輪26は軸受28に嵌合する略円筒状の車軸30が合成樹
脂でできたフレーム31の裏面から下本体23方向に突出
し、その先端には係止爪32が形成されている。フレーム
31の外周面33には軟質塩化ビニル製のタイヤ34が嵌着さ
れている。35は環状凸部29と相対して車軸30と同心状
に、環状凸部29側に突出して外周面34と車軸30のほぼ中
間部に形成された環状リブである。環状リブ35と環状凸
部29との隙間をa、タイヤ34と車輪取付面27との隙間を
b、軸受28と環状リブ35との距離をl、軸受28とタイヤ
34との距離をLとすると、これらの関係は、 a<b、a×L<b×l に設定されている。
次に、上記構成における動作・作用について説明す
る。本体21を運搬中に誤って落下させたときや、走行中
に敷居などの低い障害物に勢い良く乗り上げるなどし
て、床面に接地しているタイヤ34の接地部分に車軸30と
平行、あるいは車軸30に対して少し傾斜して本体21内部
方向に大きな外力が加わると、同部分が車輪取付面27側
に湾曲変形するが、環状リブ35の先端が環状凸部29に当
たってタイヤ34の車輪取着面27方向への変形量を緩和
し、同部の破損を防止する。
またこの際には、軸受28の最下点部28aを支点とし、
係止爪32を損壊させて車軸30を軸受28から抜け外すよう
に反力が働くが、環状リブ35が上述のように外力を受
け、同時に環状リブ35が軸受28の最下点部28aに代わっ
て係止爪32を損壊させる反力の支点となり、外力が作用
する接地点までの距離を小さくするため外力によるモー
メントが小さくなる。他方、環状リブ35の最下点部35a
が支点となって係止爪32までの距離は大きくなり、した
がって反力は非常に小さくなって係止爪32は損壊せず、
車輪26が抜け外れることがなくなるものである。
ところで、下本体23は第3図で示すように大部分を
イ,ロの上下分割の樹脂射出成型金型で形成される一
方、軸受28はサイドコアと呼ばれる金型ハで形成され
る。環状凸部29はこの軸受28を形成するサイドコアによ
り同時に形成できるため容易に形成でき、また車輪取付
面27の環状リブ35に相対した部分だけを厚肉にするた
め、車輪取付面27の偏肉を最小にして下本体23の樹脂成
型性を悪化させることもない。
また車輪26をスムースに回転させるために軸受28と係
止爪32間にはわずかではあるが隙間が必要となる。この
隙間によって環状リブ35が無い場合には、タイヤ34と車
輪取付面27との隙間bは、軸受28とタイヤ34までの距離
に比例して大きくしないと通常の本体21の移動時にタイ
ヤ34部分が面振れして車輪取付面27に触れ、スムースに
車輪26が回転しなくなるが、環状リブ35と軸受28間隔を
l、タイヤ32と軸受28間隔をL、環状リブ35先端と環状
凸部29間隔をa、タイヤ34と車輪取付面27間隔をbとす
るとき、 a×L<b×l と設定しているので、タイヤ34が車輪取付面27に接触す
るまでに車軸30とタイヤ34のほぼ中央部に設けた、タイ
ヤ34部分より回転周速の遅い環状リブ35が環状凸部29に
触れて車輪26の回転を維持し、タイヤ34部分の面振れを
少なくするため、車輪26の回転走行性を良好に保つこと
ができ、加えてタイヤ34と車輪取付面27間の隙間を小さ
くして見栄えを良くできるものである。
ところで車輪26の直径を大きくすると障害物を乗り越
え易くなる一方でタイヤ34の面振れも大きくなってしま
うが、環状リブ35を設けることによって面振れを従来並
に押さえたまま直径を大きくできる。
またこの時には、自在車輪25と車輪26の接地点間距離
を小さくして、本体21が左右いずれかの車輪26の接地点
を回動支点としてホースに引かれる方向に自在車輪25が
向きを変える方向転換に際して、小回り性を良くするも
のである。
発明の効果 本発明は以上説明したように、本体側面側に突出し、
本体に形成した略円筒の軸受に嵌合する略円筒状の車軸
を中央に有し、この軸部と最外周部との間に形成され、
本体側面との車軸突出方向の間隙が最外周部と側面との
同方向間隙より小さい環状リブを具備した車輪を本体側
面に回転自在に取着し、環状リブに相対する本体の車輪
取付面には、車輪側に突出した環状凸部を車輪形成用の
樹脂射出成型金型で形成し、さらに環状リブは車輪外周
壁と車軸とのほぼ中間部に形成し、環状リブと軸受間隔
をl、車輪外周壁と軸受間隔をL、環状リブと環状凸部
間隔をa、車輪外周と車輪取付面間隔をbとするとき、
a×L<b×lとすることによって以下の効果を得るも
のである。
I.車輪外周面の接地部分に車軸と平行、あるいは車軸に
対して傾斜して本体内部方向に大きな外力が加わると
き、環状リブの先端が環状凸部に当たって外周面の車輪
取付面方向への変形量を緩和し、同部の破損を防止す
る。
また車輪の抜け外れを防止する。
II.本体の移動時に、車輪外周面が車輪取付面に接触す
るまでに外周面より回転周速の遅い環状リブが環状凸部
に触れて車輪の回転を維持し、また外周面の面振れを少
なくするため、車輪の回転走行性を良好に保つことがで
き、加えて車輪外周面と車輪取付面間の隙間を少さくし
て見栄えを良くできる。
III.環状リブによって面振れを従来並に押さえたまま車
輪の直径を大きくして、障害物を乗り越え易くでき、同
時に本体の小回り性を良くする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の車輪取着
部分の断面図、第2図は同じく電気掃除機の側面図、第
3図は本体車輪取付面の金型構造を示す断面図、第4図
は従来例を示す電気掃除機の斜視図、第5図は従来例を
示す車輪取付部分の断面図である。 21……本体、22……上本体、23……下本体、26……車
輪、27……車輪取付面、28……軸受、29……環状凸部、
30……車軸、31……フレーム、32……係止爪、34……タ
イヤ、35……環状リブ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームを合成樹脂で形成し、フレームの
    裏面中央部より本体側面側に突出し、本体に形成した略
    円筒の軸受に係止爪により抜け止めされた車軸と、フレ
    ーム裏面の車軸と床面に接地する最外周部との間に形成
    され、本体側面との車軸突出方向の間隙が最外周部と側
    面との同方向間隙より小さい環状リブを具備して本体側
    面に回転自在に取着した車輪を有し、前記環状リブに相
    対する本体の車輪取付面には、車輪方向に突出した環状
    凸部を形成した電気掃除機。
  2. 【請求項2】環状凸部は軸受形成用の樹脂射出型金型で
    同時に形成してなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】環状リブは、車輪外壁と軸受とのほぼ中間
    部に形成してなる請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】環状リブと軸受間隔をl、車輪外周壁と軸
    受間隙をL、環状リブと環状凸部間隙をa、車輪外周と
    車輪取付面間隙をbとするとき、a×L<b×lである
    請求項3記載の電気掃除機。
JP2141116A 1990-05-29 1990-05-29 電気掃除機 Expired - Lifetime JPH0824637B2 (ja)

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