JPH08245392A - Aids及び/又はhiv感染症の処置のための薬剤としてのプロテアーゼ阻害剤と組み合わされたキノキサリン類の利用 - Google Patents
Aids及び/又はhiv感染症の処置のための薬剤としてのプロテアーゼ阻害剤と組み合わされたキノキサリン類の利用Info
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- JPH08245392A JPH08245392A JP8060286A JP6028696A JPH08245392A JP H08245392 A JPH08245392 A JP H08245392A JP 8060286 A JP8060286 A JP 8060286A JP 6028696 A JP6028696 A JP 6028696A JP H08245392 A JPH08245392 A JP H08245392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 AIDS及び/又はHIV感染症の処置のた
めの十分に許容され得る有効な治療を与える新規な薬
剤。 【解決手段】 本発明はAIDS及び/又はHIV感染
症の処置のための薬剤としての、プロテアーゼ阻害剤類
と組み合わされたキノキサリン類の利用に関する。
めの十分に許容され得る有効な治療を与える新規な薬
剤。 【解決手段】 本発明はAIDS及び/又はHIV感染
症の処置のための薬剤としての、プロテアーゼ阻害剤類
と組み合わされたキノキサリン類の利用に関する。
Description
【0001】本発明はAIDS及び/又はHIV感染症
の処置のための薬剤としての、プロテアーゼ阻害剤類と
組み合わされたキノキサリン類の利用に関する。
の処置のための薬剤としての、プロテアーゼ阻害剤類と
組み合わされたキノキサリン類の利用に関する。
【0002】ヒト免疫不全ウィルス(HIV)は持続
性、進行性、慢性疾患を引き起こす。HIVは免疫系
(後天性免疫不全症候群、AIDS)、ならびに中枢及
び末梢神経系を破壊する。これに加え、ARC/AID
S症候群に含まれる多数の他の臨床的発現がヒト免疫不
全ウィルスにより−特に例えばヘルペスウィルス(HS
VI及びII)及びサイトメガロウィルス(CMV)な
どの他のウィルス類により引き出される日和見感染
(O.I.)、あるいはバクテリア、菌又は寄生虫によ
り引き出されるO.I.により引き起こされる。
性、進行性、慢性疾患を引き起こす。HIVは免疫系
(後天性免疫不全症候群、AIDS)、ならびに中枢及
び末梢神経系を破壊する。これに加え、ARC/AID
S症候群に含まれる多数の他の臨床的発現がヒト免疫不
全ウィルスにより−特に例えばヘルペスウィルス(HS
VI及びII)及びサイトメガロウィルス(CMV)な
どの他のウィルス類により引き出される日和見感染
(O.I.)、あるいはバクテリア、菌又は寄生虫によ
り引き出されるO.I.により引き起こされる。
【0003】HIVはレトロウィルス群に属し;複製サ
イクルに必須であるこれらのウィルス類の重要な酵素活
性の1つはプロテアーゼの活性である(Huff,J.
R.,J.Med.Chem.(1991),34,2
305−2314)。プロテアーゼの天然の基質の、ペ
フチド性又は非−ペプチド性の小分子量類似体はHIV
複製を阻害する(Roberts,N.A.et a
l.,Science(1990)248,358−3
61;Lam,P.Y.S.et al.,Scien
ce(1994),263,380−384)。
イクルに必須であるこれらのウィルス類の重要な酵素活
性の1つはプロテアーゼの活性である(Huff,J.
R.,J.Med.Chem.(1991),34,2
305−2314)。プロテアーゼの天然の基質の、ペ
フチド性又は非−ペプチド性の小分子量類似体はHIV
複製を阻害する(Roberts,N.A.et a
l.,Science(1990)248,358−3
61;Lam,P.Y.S.et al.,Scien
ce(1994),263,380−384)。
【0004】逆転写酵素の天然の基質の類似体、例えば
アジドチミジン(AZT)、ジデオキシシチジン(DD
C)、ジデオキシイノシン(DDI)及び3’−チアシ
チジン(ラミブジン(Lamivudine))は、試
験管内及び生体内においてHIV複製を阻害する。例え
ばAZTはARC/AIDS患者の処置に用いられる。
しかしAZTを用いたHIV−感染患者の長期間の治療
的処置は、骨髄毒性を伴い;これに加えてAZT−耐性
ウィルス分離株(isolates)が出現する。不耐
性、例えば末梢ニューロパシーがDDC又はDDIで処
置された何人かの患者により報告されている。従って十
分に許容される(well−tolerated)有効
な治療を与える新規な阻害剤が必要である。
アジドチミジン(AZT)、ジデオキシシチジン(DD
C)、ジデオキシイノシン(DDI)及び3’−チアシ
チジン(ラミブジン(Lamivudine))は、試
験管内及び生体内においてHIV複製を阻害する。例え
ばAZTはARC/AIDS患者の処置に用いられる。
しかしAZTを用いたHIV−感染患者の長期間の治療
的処置は、骨髄毒性を伴い;これに加えてAZT−耐性
ウィルス分離株(isolates)が出現する。不耐
性、例えば末梢ニューロパシーがDDC又はDDIで処
置された何人かの患者により報告されている。従って十
分に許容される(well−tolerated)有効
な治療を与える新規な阻害剤が必要である。
【0005】今回見い出されたキノキサリン類とプロテ
アーゼ阻害剤類の組み合わせは新規であり、それらがA
IDS又はHIV感染症の抑制に用いられると、HIV
複製へのこれらの化合物の相乗的効果が当該技術の現状
と比較して有意な向上を与える。
アーゼ阻害剤類の組み合わせは新規であり、それらがA
IDS又はHIV感染症の抑制に用いられると、HIV
複製へのこれらの化合物の相乗的効果が当該技術の現状
と比較して有意な向上を与える。
【0006】今回、一般式(I)及び(Ia)
【0007】
【化3】
【0008】及びまた一般式Iaのそれらの互変異性体
【0009】
【化4】
【0010】[式中、 1)nはゼロ、1、2、3、又は4であり、各置換基R
1は互いに独立してフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリ
フルオロメチル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、
C1−C8−アルキル、C5−C8−シクロアルキル、C1
−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)−(C1
−C4−アルコキシ)、C1−C6−アルキルチオ、C1−
C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスル
ホニル、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラ
ジニル、チオモルホリノ、イミダゾリル、チアゾリル、
テトラゾリル、C1−C6−アシル、C1−C6−アシルオ
キシ、C1−C6−アシルアミノ、シアノ、カルバモイ
ル、カルボキシル、(C1−C6−アルキル)−オキシカ
ルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルで
あるか、あるいは互いに独立した最高5個のR6置換基
により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキシ
カルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フ
ェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニルス
ルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスルホ
ニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジル
又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、トルフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6
−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−ア
ルコキシ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキ
ルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1
−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)ア
ミノ、(C1−C6−アルキル)−オキシカルボニル、フ
ェニル、フェノキシ又は2−、3−もしくは4−ピリジ
ルであることができ、R2及びR5は同一又は異なり、互
いに独立して水素、ヒドロキシル、C1−C6−アルコキ
シ、アリールオキシ、C1−C6−アシルオキシ、シア
ノ、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6
−アルキル)アミノ、アリールアミノ、C1−C6−アシ
ルアミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−
アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニ
ルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC1−C8
−アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、
シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6
−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、
フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキ
ルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6
−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェ
ニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又は
カルバモイルにより置換されていることができるC2−
C8−アルケニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロ
キシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルに
より置換されていることができるC3−C8−アレニル;
場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミ
ノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、
C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチ
オ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC3−C8−アルキニ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C
1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルケニル;場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができる(C3−C8−シクロアルキル)−(C1
−C4−アルキル);場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、
C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジル
オキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
る(C3−C8−シクロアルケニル)−(C1−C4−アル
キル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができる(C3−C8−シクロアルキ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C5−C8−シクロアル
ケニル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができる(C3−C8−シクロ
アルキル)−(C1−C3−アルキル)カルボニル;場合
によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アル
コキシ、オキソ又はフェニルにより置換されていること
ができる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C3
−アルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又は
C1−C4−アルキルチオにより置換されていることがで
きるC1−C8−アルキルオキシカルボニル;場合により
フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、
オキソ又はフェニルにより置換されていることができる
C2−C8−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C8−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C8−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C8−アルキ
ル)アミノカルボニル;場合によりC1−C4−アルキ
ル、C2−C6−アルケニル、C1−C4−アシル、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル又はフェニルにより置換さ
れていることができる、ピロリジン−1−イル、モルホ
リノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチル
ピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C6−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高5個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリールアルコキシカル
ボニル又はアリール(アルキルチオ)カルボニルである
か、あるいは互いに独立した最高3個のR6基により置
換され、そしてそれぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3である、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキ
ル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキ
ルカルボニル又はヘテロアリールアルケニルカルボニ
ル、ヘテロアリールオキシカルボニル、(ヘテロアリー
ルチオ)カルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニ
ル、ヘテロアリールアルキルオキシカルボニル、ヘテロ
アリール(アルキルチオ)カルボニル又はヘテロアリー
ルアルキルアミノカルボニルであり、R3及びR4は同一
又は異なり、互いに独立して水素又は場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC2−C8−アルケニル;場
合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカ
プト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)ア
ミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC3−C8−シクロ
アルケニル;互いに独立した最高5個のR6基により置
換されており、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3であり、そしてR6が上記の通りに定義される、
アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテ
ロアリールアルキルであり、さらにR3及びR4又はR3
及びR5は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、
C2−C6−アルキニル、C1−C6−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、C1−C6−アルコキシ、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニルにより置
換されていることができる炭素数が3〜8の飽和もしく
は不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部であること
もでき、Xは酸素、硫黄、セレン又は置換窒素N−R2
を示し、ここでR2は上記の意味を有することができ、
R3及びR4が同時にHを示す化合物、ならびにR2及び
R5がHを示し且つR3及び/又はR4がアリールアルキ
ルを示す化合物、ならびにXが酸素を示し且つR2及び
R5が水素を示す化合物を除く]のキノキサリン類がプ
ロテアーゼ阻害剤と組み合わされ、AIDS及びHIV
感染症の抑制における薬剤として用いるのに非常に適し
ていることが見いだされた。
1は互いに独立してフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリ
フルオロメチル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、
C1−C8−アルキル、C5−C8−シクロアルキル、C1
−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)−(C1
−C4−アルコキシ)、C1−C6−アルキルチオ、C1−
C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスル
ホニル、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラ
ジニル、チオモルホリノ、イミダゾリル、チアゾリル、
テトラゾリル、C1−C6−アシル、C1−C6−アシルオ
キシ、C1−C6−アシルアミノ、シアノ、カルバモイ
ル、カルボキシル、(C1−C6−アルキル)−オキシカ
ルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルで
あるか、あるいは互いに独立した最高5個のR6置換基
により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキシ
カルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フ
ェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニルス
ルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスルホ
ニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジル
又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、トルフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6
−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−ア
ルコキシ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキ
ルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1
−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)ア
ミノ、(C1−C6−アルキル)−オキシカルボニル、フ
ェニル、フェノキシ又は2−、3−もしくは4−ピリジ
ルであることができ、R2及びR5は同一又は異なり、互
いに独立して水素、ヒドロキシル、C1−C6−アルコキ
シ、アリールオキシ、C1−C6−アシルオキシ、シア
ノ、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6
−アルキル)アミノ、アリールアミノ、C1−C6−アシ
ルアミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−
アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニ
ルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC1−C8
−アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、
シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6
−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、
フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキ
ルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6
−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェ
ニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又は
カルバモイルにより置換されていることができるC2−
C8−アルケニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロ
キシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルに
より置換されていることができるC3−C8−アレニル;
場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミ
ノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、
C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチ
オ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC3−C8−アルキニ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C
1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルケニル;場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができる(C3−C8−シクロアルキル)−(C1
−C4−アルキル);場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、
C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジル
オキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
る(C3−C8−シクロアルケニル)−(C1−C4−アル
キル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができる(C3−C8−シクロアルキ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C5−C8−シクロアル
ケニル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができる(C3−C8−シクロ
アルキル)−(C1−C3−アルキル)カルボニル;場合
によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アル
コキシ、オキソ又はフェニルにより置換されていること
ができる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C3
−アルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又は
C1−C4−アルキルチオにより置換されていることがで
きるC1−C8−アルキルオキシカルボニル;場合により
フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、
オキソ又はフェニルにより置換されていることができる
C2−C8−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C8−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C8−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C8−アルキ
ル)アミノカルボニル;場合によりC1−C4−アルキ
ル、C2−C6−アルケニル、C1−C4−アシル、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル又はフェニルにより置換さ
れていることができる、ピロリジン−1−イル、モルホ
リノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチル
ピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C6−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高5個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリールアルコキシカル
ボニル又はアリール(アルキルチオ)カルボニルである
か、あるいは互いに独立した最高3個のR6基により置
換され、そしてそれぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3である、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキ
ル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキ
ルカルボニル又はヘテロアリールアルケニルカルボニ
ル、ヘテロアリールオキシカルボニル、(ヘテロアリー
ルチオ)カルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニ
ル、ヘテロアリールアルキルオキシカルボニル、ヘテロ
アリール(アルキルチオ)カルボニル又はヘテロアリー
ルアルキルアミノカルボニルであり、R3及びR4は同一
又は異なり、互いに独立して水素又は場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC2−C8−アルケニル;場
合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカ
プト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)ア
ミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC3−C8−シクロ
アルケニル;互いに独立した最高5個のR6基により置
換されており、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3であり、そしてR6が上記の通りに定義される、
アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテ
ロアリールアルキルであり、さらにR3及びR4又はR3
及びR5は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、
C2−C6−アルキニル、C1−C6−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、C1−C6−アルコキシ、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニルにより置
換されていることができる炭素数が3〜8の飽和もしく
は不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部であること
もでき、Xは酸素、硫黄、セレン又は置換窒素N−R2
を示し、ここでR2は上記の意味を有することができ、
R3及びR4が同時にHを示す化合物、ならびにR2及び
R5がHを示し且つR3及び/又はR4がアリールアルキ
ルを示す化合物、ならびにXが酸素を示し且つR2及び
R5が水素を示す化合物を除く]のキノキサリン類がプ
ロテアーゼ阻害剤と組み合わされ、AIDS及びHIV
感染症の抑制における薬剤として用いるのに非常に適し
ていることが見いだされた。
【0011】前記の定義において挙げられているアルキ
ル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができる。他
に限定されなければ、それらは炭素数が好ましくは1〜
8、特に好ましくは1〜6、特に1〜4である。例はメ
チル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、
1−メチルプロピル、2−メチルプロピル及び1,1−
ジメチルエチル基などである。
ル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができる。他
に限定されなければ、それらは炭素数が好ましくは1〜
8、特に好ましくは1〜6、特に1〜4である。例はメ
チル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、
1−メチルプロピル、2−メチルプロピル及び1,1−
ジメチルエチル基などである。
【0012】前記の定義において挙げられているアルケ
ニル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができ、1
〜3個の二重結合を含む。他に限定されなければ、これ
らの基は炭素数が好ましくは2〜8、特に2〜6であ
る。例は2−プロペニル、1−メチルエテニル、2−ブ
テニル、3−ブテニル、2−メチル−2−プロペニル、
3−メチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブ
テニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニル及びペンタ
ジエニル基などである。
ニル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができ、1
〜3個の二重結合を含む。他に限定されなければ、これ
らの基は炭素数が好ましくは2〜8、特に2〜6であ
る。例は2−プロペニル、1−メチルエテニル、2−ブ
テニル、3−ブテニル、2−メチル−2−プロペニル、
3−メチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブ
テニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニル及びペンタ
ジエニル基などである。
【0013】前記の定義において挙げられているアルキ
ニル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができ、1
〜3個の三重結合を含む。他に限定されなければ、それ
らは炭素数が好ましくは2〜8、特に3〜6である。例
は2−プロピニル及び3−ブチニル基などである。
ニル基は直鎖状もしくは分枝鎖状であることができ、1
〜3個の三重結合を含む。他に限定されなければ、それ
らは炭素数が好ましくは2〜8、特に3〜6である。例
は2−プロピニル及び3−ブチニル基などである。
【0014】他に限定されなければ、前記の定義におい
て挙げられているシクロアルキル及びシクロアルケニル
基は炭素数が好ましくは3〜8、特に好ましくは4〜6
である。その例はシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル及びシ
クロヘキセニル基である。
て挙げられているシクロアルキル及びシクロアルケニル
基は炭素数が好ましくは3〜8、特に好ましくは4〜6
である。その例はシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル及びシ
クロヘキセニル基である。
【0015】前記の定義において挙げられているアシル
基は脂肪族、環状脂肪族又は芳香族であることができ
る。他に限定されなければ、それらは炭素数が好ましく
は1〜8、特に好ましくは2〜7である。アシル基の例
はホルミル、アセチル、クロロアセチル、トリフルオロ
アセチル、ヒドロキシアセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、イソブチリル、ピバロイル、シクロヘキサノイル及
びベンゾイル基である。
基は脂肪族、環状脂肪族又は芳香族であることができ
る。他に限定されなければ、それらは炭素数が好ましく
は1〜8、特に好ましくは2〜7である。アシル基の例
はホルミル、アセチル、クロロアセチル、トリフルオロ
アセチル、ヒドロキシアセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、イソブチリル、ピバロイル、シクロヘキサノイル及
びベンゾイル基である。
【0016】前記の定義において挙げられているアリー
ル基は好ましくは炭素数が6〜14、特別には6〜10
の芳香族基、例えばフェニル及びナフチルが好ましい。
ル基は好ましくは炭素数が6〜14、特別には6〜10
の芳香族基、例えばフェニル及びナフチルが好ましい。
【0017】上記のヘテロ環又はヘテロアリール基にお
ける適したヘテロ原子の例は、特にO、S、Nであり、
ここで、この位置において飽和されているN−含有環の
場合は、Zがそれぞれの上記の定義を有するH又はR5
であるN−Zが存在する。
ける適したヘテロ原子の例は、特にO、S、Nであり、
ここで、この位置において飽和されているN−含有環の
場合は、Zがそれぞれの上記の定義を有するH又はR5
であるN−Zが存在する。
【0018】他に限定されなければ、ヘテロ環は好まし
くは1〜13個のC原子及び1〜6個のヘテロ原子、特
に3〜9個のC原子及び1〜4個のヘテロ原子を有す
る。
くは1〜13個のC原子及び1〜6個のヘテロ原子、特
に3〜9個のC原子及び1〜4個のヘテロ原子を有す
る。
【0019】前記の定義において挙げられているヘテロ
アリール基の場合の適したヘテロ芳香族基の例は、2−
もしくは3−チエニル、2−もしくは3−フリル、2
−、3−もしくは4−ピリジル、ピリミジル、インドリ
ル、キノリル又はイソキノリルなどの基である。
アリール基の場合の適したヘテロ芳香族基の例は、2−
もしくは3−チエニル、2−もしくは3−フリル、2
−、3−もしくは4−ピリジル、ピリミジル、インドリ
ル、キノリル又はイソキノリルなどの基である。
【0020】前記の定義において挙げられているアラル
キル基の例はベンジル、フェニルエチル、ナフチルメチ
ル及びスチリルである。
キル基の例はベンジル、フェニルエチル、ナフチルメチ
ル及びスチリルである。
【0021】上記の置換基R1〜R5は好ましくは3回、
特に好ましくは2回、特別には1回、それぞれの場合に
示されている置換基で置換されている。
特に好ましくは2回、特別には1回、それぞれの場合に
示されている置換基で置換されている。
【0022】前に好ましいとして記載されたそれぞれの
置換基の範囲は、それぞれの複合置換基の定義(例えば
アリールアルコキシカルボニル)の場合も同様に好まし
い。
置換基の範囲は、それぞれの複合置換基の定義(例えば
アリールアルコキシカルボニル)の場合も同様に好まし
い。
【0023】種々の置換基に依存して、式I及びIaの
化合物は数個の不斉炭素原子を有する。
化合物は数個の不斉炭素原子を有する。
【0024】従って本発明は純粋な立体異性体類及びそ
れらの混合物、例えば合同された(affiliate
d)ラセミ体の両方に関する。
れらの混合物、例えば合同された(affiliate
d)ラセミ体の両方に関する。
【0025】式I及びIaの化合物の純粋な立体異性体
類は直接製造することができ、あるいは続いて既知の方
法を用いて、又は既知の方法と同様にして分割すること
ができる。
類は直接製造することができ、あるいは続いて既知の方
法を用いて、又は既知の方法と同様にして分割すること
ができる。
【0026】本発明の範囲内において、プロテアーゼ阻
害剤類は、レトロウィルス−誘導疾患の処置に適した種
々の構造の既知のペプチド類似体を示す。
害剤類は、レトロウィルス−誘導疾患の処置に適した種
々の構造の既知のペプチド類似体を示す。
【0027】特に以下を挙げることができる: 1.(S)−N−[(アルファS)−アルファ−[(1
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド(EP 432
695 A2)
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド(EP 432
695 A2)
【0028】
【化5】
【0029】2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)
−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−(3−
ピリジルメチル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−
ヒドロキシ−N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1
(S)−イル)ペンタンアミド(L−735524、E
P 569 083 A1、EP 541 168 A
1)
−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−(3−
ピリジルメチル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−
ヒドロキシ−N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1
(S)−イル)ペンタンアミド(L−735524、E
P 569 083 A1、EP 541 168 A
1)
【0030】
【化6】
【0031】3.N−(キノリン−2−イルカルボニ
ル)−アスパラギン−1(S)−ベンジル−3−(3−
tert−ブチル−1−イソブチルウレイド)−2
(R)−ヒドロキシプロピルアミド(SC 52 15
1、PCT WO 92/08688A1、WO 92
/08699 A1、WO 92/08698 A1、
WO92/08701 A1、WO 92/08700
A1)
ル)−アスパラギン−1(S)−ベンジル−3−(3−
tert−ブチル−1−イソブチルウレイド)−2
(R)−ヒドロキシプロピルアミド(SC 52 15
1、PCT WO 92/08688A1、WO 92
/08699 A1、WO 92/08698 A1、
WO92/08701 A1、WO 92/08700
A1)
【0032】
【化7】
【0033】4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−
((3−メチルブチル)メチルスルホニル)アミノ)−
1S−(フェニルメチル)プロピル)−2S−((2−
キノリニルカルボニル)アミノ)ブタンジアミド(AM
11 686、PCT WO 94/04492)
((3−メチルブチル)メチルスルホニル)アミノ)−
1S−(フェニルメチル)プロピル)−2S−((2−
キノリニルカルボニル)アミノ)ブタンジアミド(AM
11 686、PCT WO 94/04492)
【0034】
【化8】
【0035】5.(2S,3S,5S)−5(N−(N
−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−オ
キサゾリル)メチル)アミノ)−カルボニル)バリニ
ル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキ
シカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒ
ドロキシヘキサン(A 84 538、PCT WO
94/14436)
−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−オ
キサゾリル)メチル)アミノ)−カルボニル)バリニ
ル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキ
シカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒ
ドロキシヘキサン(A 84 538、PCT WO
94/14436)
【0036】
【化9】
【0037】6.(R)−N−tert−ブチル−3−
((2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)
−2−N−(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)
アミノ−3−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フ
ェニルブタノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チア
ゾリジン−4−カルボキシアミド(KNI 272/N
ippon Mining)
((2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)
−2−N−(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)
アミノ−3−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フ
ェニルブタノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チア
ゾリジン−4−カルボキシアミド(KNI 272/N
ippon Mining)
【0038】
【化10】
【0039】7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスル
ホニル)−イソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−
ヒドロキシプロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラ
ン−3−イルエステル
ホニル)−イソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−
ヒドロキシプロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラ
ン−3−イルエステル
【0040】
【化11】
【0041】8.(3S,6R)−3−(α−エチルベ
ンジル)−6−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロ
キシ−2H−ピラン−2−オン(VB 11 478、
PCTWO 9411361)
ンジル)−6−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロ
キシ−2H−ピラン−2−オン(VB 11 478、
PCTWO 9411361)
【0042】
【化12】
【0043】9.N−[5−L−[N−(2−キノリン
カルボニル)−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,
3S)−エポキシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロ
イシン(EP 601 486 A)
カルボニル)−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,
3S)−エポキシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロ
イシン(EP 601 486 A)
【0044】
【化13】
【0045】10.N−tert−ブチル−1−[2−
(R)−ヒドロキシ−4−フェニル)−3(S)−
[[N−(2−キノリニルカルボニル)アスパラギニ
ル]アミノ]ブチル−4(R)−(フェニルチオ)ピペ
リジン−2(S)−カルボキシアミド(EP 560
268 A)
(R)−ヒドロキシ−4−フェニル)−3(S)−
[[N−(2−キノリニルカルボニル)アスパラギニ
ル]アミノ]ブチル−4(R)−(フェニルチオ)ピペ
リジン−2(S)−カルボキシアミド(EP 560
268 A)
【0046】
【化14】
【0047】11.[3”’S−(3”’R*,4”’
S*)]−N−[1’−オキソ−1’−(3”−
[1”’−オキソ−2”’−アザ−3”’−フェニルメ
チル−4”’−ヒドロキシ−5”’−(2”’−N−t
ert−ブチルカルバミド)フェニル]ペンチル−4”
−メチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン(EP 609 625 A)
S*)]−N−[1’−オキソ−1’−(3”−
[1”’−オキソ−2”’−アザ−3”’−フェニルメ
チル−4”’−ヒドロキシ−5”’−(2”’−N−t
ert−ブチルカルバミド)フェニル]ペンチル−4”
−メチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン(EP 609 625 A)
【0048】
【化15】
【0049】12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−
ヒドロキシ−2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フ
ェニルスルファニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリ
ン−3−カルボン酸tert−ブチルアミド(AG 1
343 Agouron Pharmaceutica
ls Inc.,San Diego UDS)
ヒドロキシ−2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フ
ェニルスルファニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリ
ン−3−カルボン酸tert−ブチルアミド(AG 1
343 Agouron Pharmaceutica
ls Inc.,San Diego UDS)
【0050】
【化16】
【0051】13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オ
ン,ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−
テトラキス(フェニルメチル)−,[3S’−(3.ア
ルファ,6.ベータ,7.ベータ)](PCT WO
94/08977)
ン,ヘキサヒドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−
テトラキス(フェニルメチル)−,[3S’−(3.ア
ルファ,6.ベータ,7.ベータ)](PCT WO
94/08977)
【0052】
【化17】
【0053】群: 1.(S)−N−[(アルファS)−アルファ−[(1
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] のプロテアーゼ阻害剤類と組み合わされた、場合により
異性体の形態の 2)nがゼロ、1、2、又は3であり、各置換基R1が
互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、C1−C4−ア
ルキル、C5−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコ
キシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−C4−アルコ
キシ)、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、チオモルホリ
ノ、イミダゾリル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシ
ルオキシ、C1−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモ
イル、カルボキシル、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイル
であるか、あるいは互いに独立した最高2個のR6置換
基により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキ
シカルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、
フェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニル
スルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスル
ホニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニトロ、アミ
ノ、C1−C4−アルキル、C3−C7−シクロアルキル、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1
−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、(C1−C4−アルキル)−オキシカ
ルボニル、フェニル又はフェノキシであることができ、
R2が水素であり、R5が水素、ヒドロキシル、シアノ、
アミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキル
アミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−
アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニル;C3−C8−アレニル;場合によりフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプ
ト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オキソ、
チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換さ
れていることができるC3−C8−アルキニル;場合によ
りフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メル
カプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4
−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−
C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オ
キソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルケニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシ
ル又はカルバモイルにより置換されていることができる
(C3−C8−シクロアルキル)−(C1−C2−アルキ
ル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができる(C3−C8
−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキル);場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC1−C6−アルキル
カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C
1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換さ
れていることができる(C3−C6−シクロアルキル)カ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換
されていることができる(C5−C6−シクロアルケニ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)カルボニル;場合によ
りフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−ア
ルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アル
キルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1
−C4−アルキルチオにより置換されていることができ
るC1−C6−アルキルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C6−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C6
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル又はモル
ホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチ
ルピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C4
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C4−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高3個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリール(アルキルチ
オ)カルボニル又はアリールアルコキシカルボニルであ
るか、あるいは互いに独立した最高2個のR6基により
置換された、1−もしくは2−ナフチルメチル、2−、
3−又は4−ピコリル、2−もしくは3−フリルメチ
ル、2−もしくは3−チエニルメチル、2−もしくは3
−ピロリルメチル、2−、3−もしくは4−ピリジルカ
ルボニル、2−もしくは3−フリルカルボニル、2−も
しくは3−チエニルカルボニル、2−もしくは3−チエ
ニルアセチル、2−、3−もしくは4−ピコリルオキシ
カルボニル、2−もしくは3−フリルメチルオキシカル
ボニル、又は2−もしくは3−チエニルメチルオキシカ
ルボニルであり、R3及びR4が同一又は異なり、互いに
独立して 水素 場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メル
カプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、
ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、
C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)
アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボ
キシル又はカルバモイルにより置換されていることがで
きるC1−C6−アルキル;場合によりフッ素又は塩素、
ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−
アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、
メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキ
シ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキ
ル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アル
キルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カ
ルボキシル又はカルバモイルにより置換されていること
ができるC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素
又は塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC3
−C8−シクロアルケニル;あるいは互いに独立した最
高3個のR6基により置換されており、それぞれの場合
にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そしてR6が上
記の通りに定義される、アリール、アリールアルキル、
ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルであり、さ
らにR3及びR4は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケ
ニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニ
ルにより置換されていることができる炭素数が3〜7の
飽和もしくは不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部
であることもでき、Xが酸素、硫黄又はセレンを示す 一般式(I)及び(Ia)のキノキサリン類がAIDS
及び/又はHIV感染症の処置における薬剤として用い
るのに好ましい。
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] のプロテアーゼ阻害剤類と組み合わされた、場合により
異性体の形態の 2)nがゼロ、1、2、又は3であり、各置換基R1が
互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、C1−C4−ア
ルキル、C5−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコ
キシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−C4−アルコ
キシ)、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、チオモルホリ
ノ、イミダゾリル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシ
ルオキシ、C1−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモ
イル、カルボキシル、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイル
であるか、あるいは互いに独立した最高2個のR6置換
基により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキ
シカルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、
フェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニル
スルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスル
ホニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニトロ、アミ
ノ、C1−C4−アルキル、C3−C7−シクロアルキル、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1
−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、(C1−C4−アルキル)−オキシカ
ルボニル、フェニル又はフェノキシであることができ、
R2が水素であり、R5が水素、ヒドロキシル、シアノ、
アミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキル
アミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−
アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニル;C3−C8−アレニル;場合によりフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプ
ト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オキソ、
チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換さ
れていることができるC3−C8−アルキニル;場合によ
りフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メル
カプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4
−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−
C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オ
キソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルケニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシ
ル又はカルバモイルにより置換されていることができる
(C3−C8−シクロアルキル)−(C1−C2−アルキ
ル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができる(C3−C8
−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキル);場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC1−C6−アルキル
カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C
1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換さ
れていることができる(C3−C6−シクロアルキル)カ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換
されていることができる(C5−C6−シクロアルケニ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)カルボニル;場合によ
りフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−ア
ルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アル
キルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1
−C4−アルキルチオにより置換されていることができ
るC1−C6−アルキルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C6−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C6
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル又はモル
ホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチ
ルピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C4
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C4−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高3個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリール(アルキルチ
オ)カルボニル又はアリールアルコキシカルボニルであ
るか、あるいは互いに独立した最高2個のR6基により
置換された、1−もしくは2−ナフチルメチル、2−、
3−又は4−ピコリル、2−もしくは3−フリルメチ
ル、2−もしくは3−チエニルメチル、2−もしくは3
−ピロリルメチル、2−、3−もしくは4−ピリジルカ
ルボニル、2−もしくは3−フリルカルボニル、2−も
しくは3−チエニルカルボニル、2−もしくは3−チエ
ニルアセチル、2−、3−もしくは4−ピコリルオキシ
カルボニル、2−もしくは3−フリルメチルオキシカル
ボニル、又は2−もしくは3−チエニルメチルオキシカ
ルボニルであり、R3及びR4が同一又は異なり、互いに
独立して 水素 場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メル
カプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、
ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、
C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)
アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボ
キシル又はカルバモイルにより置換されていることがで
きるC1−C6−アルキル;場合によりフッ素又は塩素、
ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−
アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、
メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキ
シ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキ
ル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アル
キルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カ
ルボキシル又はカルバモイルにより置換されていること
ができるC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素
又は塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC3
−C8−シクロアルケニル;あるいは互いに独立した最
高3個のR6基により置換されており、それぞれの場合
にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そしてR6が上
記の通りに定義される、アリール、アリールアルキル、
ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルであり、さ
らにR3及びR4は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケ
ニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニ
ルにより置換されていることができる炭素数が3〜7の
飽和もしくは不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部
であることもでき、Xが酸素、硫黄又はセレンを示す 一般式(I)及び(Ia)のキノキサリン類がAIDS
及び/又はHIV感染症の処置における薬剤として用い
るのに好ましい。
【0054】群: 1.(S)−N−[(アルファS)−アルファ−[(1
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] のプロテアーゼ阻害剤類と組み合わされた、場合により
異性体の形態のnがゼロ、1、又は2であり、各置換基
R1が互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオ
ロメチル、ヒドロキシル、C1−C4−アルキル、C1−
C4−アルコキシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−
C2−アルコキシ)、C1−C4−アルキルチオ、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、C1−C4−アシ
ル、C1−C4−アシルオキシ、C1−C4−アシルアミ
ノ、シアノ、カルバモイル、カルボキシル、(C1−C4
−アルキル)−オキシカルボニル、ヒドロキシスルホニ
ル又はスルファモイルであるか、あるいは互いに独立し
た最高2個のR6置換基により置換された、フェニル、
フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェ
ノキシスルホニル、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピ
リジル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ
素、塩素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキ
シ、(C1−C4−アルキル)−オキシカルボニル、フェ
ニル又はフェノキシであることができ、R2が水素であ
り、R5が場合によりC1−C4−アルコキシ又はC1−C
4−アルキルチオにより置換されていることができるC1
−C6−アルキル;場合によりオキソにより置換されて
いることができるC2−C6−アルケニル;C3−C6−ア
レニル;C3−C8−アルキニル、特に2−ブチニル;C
3−C6−シクロアルキル;C5−C6−シクロアルケニ
ル;場合によりC1−C4−アルキルにより置換されてい
ることができる(C3−C6−シクロアルキル)−(C1
−C2−アルキル)、特にシクロプロピルメチル;(C3
−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキ
ル)、特にシクロヘキセニルメチル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、C1−C4−アルケニルアミノ、ジ(C1−C4−アル
キル)アミノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ、モルホ
リノ、4−メチルピペラジン−1−イル又はC1−C4−
アルキルチオにより置換されていることができるC1−
C6−アルキルカルボニル;C2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1−C4−ア
ルキルチオにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルオキシカルボニル;C2−C6−アルケニルオ
キシカルボニル、特にビニルオキシカルボニル、アリル
オキシカルボニル、イソプロペニルオキシカルボニル、
ブテニルオキシカルボニル又はペンテニルオキシカルボ
ニル;C2−C6−アルキニルオキシカルボニル、特にプ
ロピニルオキシカルボニル又はブチニルオキシカルボニ
ル;C1−C6−アルキルチオカルボニル;C2−C6−ア
ルケニルチオカルボニル、特にアリルチオカルボニル;
C1−C6−アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルキル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル
又はモルホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は
4−メチルピペラジン−1−イル−カルボニル;C2−
C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−
アルケニル)アミノカルボニル;C1−C4−アルキルス
ルホニル;C1−C4−アルケニルスルホニル;あるいは
互いに独立した最高2個のR6基により置換され、それ
ぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そし
てR6が上記の通りに定義される、アリール、特にフェ
ニル、アリールカルボニル、特にベンゾイル、(アリー
ルチオ)カルボニル、アリールオキシカルボニル、アリ
ールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカルボ
ニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリールス
ルホニル、アリールアルキル、特にベンジル、フェニル
エチル、アリールアルケニル、アリールアルキルカルボ
ニル、アリールアルコキシカルボニル又はアリール(ア
ルキルチオ)カルボニルであるか、あるいは互いに独立
した最高2個のR6基により置換された、1−もしくは
2−ナフチルメチル、2−、3−又は4−ピコリル、2
−もしくは3−フリルメチル、2−もしくは3−チエニ
ルメチル、2−もしくは3−ピロリルメチル、2−、3
−もしくは4−ピリジルカルボニル、2−もしくは3−
フリルカルボニル、2−もしくは3−チエニルカルボニ
ル、2−もしくは3−チエニルアセチル、2−、3−も
しくは4−ピコリルオキシカルボニル、2−もしくは3
−フリルメチルオキシカルボニル、又は2−もしくは3
−チエニルメチルオキシカルボニルであり、R3及びR4
が同一又は異なり、互いに独立して水素又は場合により
ヒドロキシル、メルカプト、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C4−アルキル;C2−C6−アルケニル;互いに独立
した最高2個のR6基により置換されており、そしてR6
が上記の通りに定義される、アリール、ベンジル、チエ
ニル又はチエニルメチルであり、R3及びR4は、場合に
よりオキソ又はチオキソにより置換されていることがで
きる炭素数が3〜6の飽和もしくは不飽和の炭素環式又
はヘテロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素又は
硫黄を示す一般式(I)及び(Ia)のキノキサリン類
がAIDS及び/又はHIV感染症の処置における薬剤
として用いるのに特に好ましい。
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] のプロテアーゼ阻害剤類と組み合わされた、場合により
異性体の形態のnがゼロ、1、又は2であり、各置換基
R1が互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオ
ロメチル、ヒドロキシル、C1−C4−アルキル、C1−
C4−アルコキシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−
C2−アルコキシ)、C1−C4−アルキルチオ、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、C1−C4−アシ
ル、C1−C4−アシルオキシ、C1−C4−アシルアミ
ノ、シアノ、カルバモイル、カルボキシル、(C1−C4
−アルキル)−オキシカルボニル、ヒドロキシスルホニ
ル又はスルファモイルであるか、あるいは互いに独立し
た最高2個のR6置換基により置換された、フェニル、
フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェ
ノキシスルホニル、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピ
リジル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ
素、塩素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキ
シ、(C1−C4−アルキル)−オキシカルボニル、フェ
ニル又はフェノキシであることができ、R2が水素であ
り、R5が場合によりC1−C4−アルコキシ又はC1−C
4−アルキルチオにより置換されていることができるC1
−C6−アルキル;場合によりオキソにより置換されて
いることができるC2−C6−アルケニル;C3−C6−ア
レニル;C3−C8−アルキニル、特に2−ブチニル;C
3−C6−シクロアルキル;C5−C6−シクロアルケニ
ル;場合によりC1−C4−アルキルにより置換されてい
ることができる(C3−C6−シクロアルキル)−(C1
−C2−アルキル)、特にシクロプロピルメチル;(C3
−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキ
ル)、特にシクロヘキセニルメチル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、C1−C4−アルケニルアミノ、ジ(C1−C4−アル
キル)アミノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ、モルホ
リノ、4−メチルピペラジン−1−イル又はC1−C4−
アルキルチオにより置換されていることができるC1−
C6−アルキルカルボニル;C2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1−C4−ア
ルキルチオにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルオキシカルボニル;C2−C6−アルケニルオ
キシカルボニル、特にビニルオキシカルボニル、アリル
オキシカルボニル、イソプロペニルオキシカルボニル、
ブテニルオキシカルボニル又はペンテニルオキシカルボ
ニル;C2−C6−アルキニルオキシカルボニル、特にプ
ロピニルオキシカルボニル又はブチニルオキシカルボニ
ル;C1−C6−アルキルチオカルボニル;C2−C6−ア
ルケニルチオカルボニル、特にアリルチオカルボニル;
C1−C6−アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルキル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル
又はモルホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は
4−メチルピペラジン−1−イル−カルボニル;C2−
C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−
アルケニル)アミノカルボニル;C1−C4−アルキルス
ルホニル;C1−C4−アルケニルスルホニル;あるいは
互いに独立した最高2個のR6基により置換され、それ
ぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そし
てR6が上記の通りに定義される、アリール、特にフェ
ニル、アリールカルボニル、特にベンゾイル、(アリー
ルチオ)カルボニル、アリールオキシカルボニル、アリ
ールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカルボ
ニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリールス
ルホニル、アリールアルキル、特にベンジル、フェニル
エチル、アリールアルケニル、アリールアルキルカルボ
ニル、アリールアルコキシカルボニル又はアリール(ア
ルキルチオ)カルボニルであるか、あるいは互いに独立
した最高2個のR6基により置換された、1−もしくは
2−ナフチルメチル、2−、3−又は4−ピコリル、2
−もしくは3−フリルメチル、2−もしくは3−チエニ
ルメチル、2−もしくは3−ピロリルメチル、2−、3
−もしくは4−ピリジルカルボニル、2−もしくは3−
フリルカルボニル、2−もしくは3−チエニルカルボニ
ル、2−もしくは3−チエニルアセチル、2−、3−も
しくは4−ピコリルオキシカルボニル、2−もしくは3
−フリルメチルオキシカルボニル、又は2−もしくは3
−チエニルメチルオキシカルボニルであり、R3及びR4
が同一又は異なり、互いに独立して水素又は場合により
ヒドロキシル、メルカプト、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C4−アルキル;C2−C6−アルケニル;互いに独立
した最高2個のR6基により置換されており、そしてR6
が上記の通りに定義される、アリール、ベンジル、チエ
ニル又はチエニルメチルであり、R3及びR4は、場合に
よりオキソ又はチオキソにより置換されていることがで
きる炭素数が3〜6の飽和もしくは不飽和の炭素環式又
はヘテロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素又は
硫黄を示す一般式(I)及び(Ia)のキノキサリン類
がAIDS及び/又はHIV感染症の処置における薬剤
として用いるのに特に好ましい。
【0055】AIDS及び/又はHIV感染症の抑制に
おいて用いるのに特に好ましい組み合わせは、式(A)
おいて用いるのに特に好ましい組み合わせは、式(A)
【0056】
【化18】
【0057】のS−4−イソプロポキシカルボニル−6
−メトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒ
ドロキノキサゾリン−2(1H)−チオン及び式(B)
−メトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒ
ドロキノキサゾリン−2(1H)−チオン及び式(B)
【0058】
【化19】
【0059】の(S)−N−[(アルファS)−アルフ
ァ−[(1R)−2−[((3S,4aS,8aS)−
3−(tert−ブチルカルバモイル)−オクタヒドロ
−2(1H)−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチ
ル)フェニルエチル−2−キナルダミド]−スクシンイ
ミド(サクイナビル(Saquinavir))の組み
合わせである。
ァ−[(1R)−2−[((3S,4aS,8aS)−
3−(tert−ブチルカルバモイル)−オクタヒドロ
−2(1H)−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチ
ル)フェニルエチル−2−キナルダミド]−スクシンイ
ミド(サクイナビル(Saquinavir))の組み
合わせである。
【0060】一般式(I)及び(Ia)のキノキサリン
類は既知である[EP 509 398 A1を参
照]。上記に挙げられているプロテアーゼ阻害剤類は同
様に既知である[EP 432 295 A2、EP
569 083 A1、EP 541 168 A1、
PCT WO 92/08688 A1、WO 92/
08699 A1、WO 92/08698 A1、W
O 92/08701 A1、WO 92/08700
A1、PCT WO 94/04492、PCTWO
94/14436、PCT WO 9411361、
EP 601 486 A、EP 560 268
A、EP 609 625 A、PCT WO 94/
08977を参照]。
類は既知である[EP 509 398 A1を参
照]。上記に挙げられているプロテアーゼ阻害剤類は同
様に既知である[EP 432 295 A2、EP
569 083 A1、EP 541 168 A1、
PCT WO 92/08688 A1、WO 92/
08699 A1、WO 92/08698 A1、W
O 92/08701 A1、WO 92/08700
A1、PCT WO 94/04492、PCTWO
94/14436、PCT WO 9411361、
EP 601 486 A、EP 560 268
A、EP 609 625 A、PCT WO 94/
08977を参照]。
【0061】これらの化合物の組み合わせの利用は、レ
トロウィルス−誘導の、しかし特にHIV−誘導の疾患
の処置において、個別の化合物を用いたモノテラピー
(monotherapy)と比較して利点を与える。
AIDS感染症及びHIV感染症の処置のためのこれら
の化合物の組み合わせの有利な、及び優れた利用は主に
化合物の相乗的抗ウィルス活性の故であるが、それは
又、組み合わせて投与された場合に個別の成分のtox
−50と比較して、物質の許容性が、細胞の50%が生
き残るという毒性の範囲で変化しないという事実にもよ
る。化合物の他の組み合わせの場合、例えばガンシクロ
ビルと組み合わされたAZTの場合、これらの組み合わ
せの利用が相乗的毒性を生ずることが知られている
[M.N.Prichard et al.,Anti
microb.Agents Chemotherap
y(1991),35,1060−1065を参照]。
トロウィルス−誘導の、しかし特にHIV−誘導の疾患
の処置において、個別の化合物を用いたモノテラピー
(monotherapy)と比較して利点を与える。
AIDS感染症及びHIV感染症の処置のためのこれら
の化合物の組み合わせの有利な、及び優れた利用は主に
化合物の相乗的抗ウィルス活性の故であるが、それは
又、組み合わせて投与された場合に個別の成分のtox
−50と比較して、物質の許容性が、細胞の50%が生
き残るという毒性の範囲で変化しないという事実にもよ
る。化合物の他の組み合わせの場合、例えばガンシクロ
ビルと組み合わされたAZTの場合、これらの組み合わ
せの利用が相乗的毒性を生ずることが知られている
[M.N.Prichard et al.,Anti
microb.Agents Chemotherap
y(1991),35,1060−1065を参照]。
【0062】これに加え、物質の組み合わせを利用する
ことから生ずる、処置のための有効投薬量の減少は、耐
性ウィルス分離株の出現の可能性を低下させる。
ことから生ずる、処置のための有効投薬量の減少は、耐
性ウィルス分離株の出現の可能性を低下させる。
【0063】本発明は、HIVの感染症の予防及び処置
のために、ならびにHIVにより誘導されるAIDS−
関連症候群(ARC)又はAIDSなどの疾患の処置の
ために、HIV逆転写酵素及びHIVプロテアーゼの2
種類の化合物の組み合わせを扱う。
のために、ならびにHIVにより誘導されるAIDS−
関連症候群(ARC)又はAIDSなどの疾患の処置の
ために、HIV逆転写酵素及びHIVプロテアーゼの2
種類の化合物の組み合わせを扱う。
【0064】細胞培養におけるHIV感染 HIV試験は少し修正されたPauwels et a
l.[Journalof Virological
Methods 20,(1988),309−321
を参照]の方法に従って行った。
l.[Journalof Virological
Methods 20,(1988),309−321
を参照]の方法に従って行った。
【0065】正常なヒト血液リンパ球(PBL’s)を
Ficoll−Hypaqueを用いて濃縮し、20%
のウシ胎児血清を含むRPMI 1640中でフィトヘ
ムアグルチニン(90μg/ml)及びインターロイキ
ン−2(40U/ml)を用いて刺激した。感染性HI
Vを用いた感染のために、PBL’sをペレット化し、
次いで細胞ペレットを吸着のために1mlのHIウィル
ス溶液に懸濁させ、この懸濁液を37℃で1時間インキ
ュベートした。
Ficoll−Hypaqueを用いて濃縮し、20%
のウシ胎児血清を含むRPMI 1640中でフィトヘ
ムアグルチニン(90μg/ml)及びインターロイキ
ン−2(40U/ml)を用いて刺激した。感染性HI
Vを用いた感染のために、PBL’sをペレット化し、
次いで細胞ペレットを吸着のために1mlのHIウィル
ス溶液に懸濁させ、この懸濁液を37℃で1時間インキ
ュベートした。
【0066】ウィルス吸着溶液を遠心し、感染細胞ペレ
ットを増殖培地に1ml当たり1x105細胞の細胞密
度で取り上げた。この方法で感染した1x104細胞を
96−ウェルミクロタイタープレートのウェルのそれぞ
れにピペットで入れた。
ットを増殖培地に1ml当たり1x105細胞の細胞密
度で取り上げた。この方法で感染した1x104細胞を
96−ウェルミクロタイタープレートのウェルのそれぞ
れにピペットで入れた。
【0067】別の場合、PBL’sの代わりにH9細胞
を抗ウィルス試験に用いた。
を抗ウィルス試験に用いた。
【0068】試験物質の組み合わされた効果を、チェッ
カーボード滴定(chequerboard titr
ation)を用いて調べた。
カーボード滴定(chequerboard titr
ation)を用いて調べた。
【0069】ミクロタイタープレートの第1の垂直列は
増殖培地及び感染していないが他の点では正確に上記の
通りに処置された細胞のみを含んだ(細胞標準)。増殖
培地中のHIV感染細胞のみ(ウィルス標準)をミクロ
タイタープレートの第2の垂直列に加えた。残りのウェ
ルは新規な化合物を−単独で、又は適した組み合わせで
−ミクロタイタープレートの第3垂直列から、試験物質
が二倍−希釈段階でさらに希釈されて進む種々の濃度で
含んだ(ウェル当たり50μl体積)。組み合わせを作
る場合、第2物質の希釈液を別の96−ウェルミクロタ
イタープレート上で調製し、次いで前に調製された第1
のプレート中にピペットで入れた。次いで前に調製され
たHIV−感染細胞(上記参照)の100μlをこれら
の残りのウェルのそれぞれに加えた。これは、IC50濃
度の上下約10〜50倍の範囲内に及ぶ試験濃度を生じ
た。
増殖培地及び感染していないが他の点では正確に上記の
通りに処置された細胞のみを含んだ(細胞標準)。増殖
培地中のHIV感染細胞のみ(ウィルス標準)をミクロ
タイタープレートの第2の垂直列に加えた。残りのウェ
ルは新規な化合物を−単独で、又は適した組み合わせで
−ミクロタイタープレートの第3垂直列から、試験物質
が二倍−希釈段階でさらに希釈されて進む種々の濃度で
含んだ(ウェル当たり50μl体積)。組み合わせを作
る場合、第2物質の希釈液を別の96−ウェルミクロタ
イタープレート上で調製し、次いで前に調製された第1
のプレート中にピペットで入れた。次いで前に調製され
たHIV−感染細胞(上記参照)の100μlをこれら
の残りのウェルのそれぞれに加えた。これは、IC50濃
度の上下約10〜50倍の範囲内に及ぶ試験濃度を生じ
た。
【0070】試験混合物を、宿主細胞中のHIVの場合
に典型的なシンシチウム形成の検出が未処置ウィルス標
準において顕微鏡を用いて可能になるまで(感染後3日
〜6日)37℃でインキュベートした。これらの試験条
件下で、約20〜50のシンシチウムが未処置ウィルス
標準において得られたが、未処置細胞標準においてシン
シチウムは存在しなかった。次いで96−ウェルプレー
トから上澄み液を収穫し、HIV−特異的ELISA試
験においてHIV−特異的抗原に関してスクリーニング
した(Vironostika HIV antige
n,Organon Teknika)。
に典型的なシンシチウム形成の検出が未処置ウィルス標
準において顕微鏡を用いて可能になるまで(感染後3日
〜6日)37℃でインキュベートした。これらの試験条
件下で、約20〜50のシンシチウムが未処置ウィルス
標準において得られたが、未処置細胞標準においてシン
シチウムは存在しなかった。次いで96−ウェルプレー
トから上澄み液を収穫し、HIV−特異的ELISA試
験においてHIV−特異的抗原に関してスクリーニング
した(Vironostika HIV antige
n,Organon Teknika)。
【0071】阻害値を、対応する細胞標準、ウィルス標
準又は内部試験標準からのカットオフ値に従ってパーセ
ント(%)阻害に変換し、化合物を用いた処置によりウ
ィルス−特異的抗原の50%を抑制する処置及び感染細
胞の濃度としてIC50値を決定した。化合物の相乗効果
を分析するために、各組み合わせに関する算出及び測定
阻害値の差に関する値を決定した(Prichard,
M.N.et al.,Antimicrob.Age
nts Chemoth.(1993),37,540
−545)。
準又は内部試験標準からのカットオフ値に従ってパーセ
ント(%)阻害に変換し、化合物を用いた処置によりウ
ィルス−特異的抗原の50%を抑制する処置及び感染細
胞の濃度としてIC50値を決定した。化合物の相乗効果
を分析するために、各組み合わせに関する算出及び測定
阻害値の差に関する値を決定した(Prichard,
M.N.et al.,Antimicrob.Age
nts Chemoth.(1993),37,540
−545)。
【0072】差の値>ゼロは、相乗効果があったことを
示す。例として以下の結果を得た:
示す。例として以下の結果を得た:
【0073】
【表1】
【0074】相乗効果は、式(A)の例の場合の0.7
〜6nMとプロテアーゼ阻害剤(B)の場合の6〜50
nMの濃度ウィンドー内の組み合わせの場合に得られ
る。
〜6nMとプロテアーゼ阻害剤(B)の場合の6〜50
nMの濃度ウィンドー内の組み合わせの場合に得られ
る。
【0075】化合物の相乗的毒性を測定するために、個
別の化合物のtox−50値の近辺の物質濃度を調べ
た;試験は細胞−毒性の特徴に関する顕微鏡試験、及び
トリパンブルーを用いた生体染色を含んだ。調べた組み
合わせのいずれも相乗的毒性を示さなかった。
別の化合物のtox−50値の近辺の物質濃度を調べ
た;試験は細胞−毒性の特徴に関する顕微鏡試験、及び
トリパンブルーを用いた生体染色を含んだ。調べた組み
合わせのいずれも相乗的毒性を示さなかった。
【0076】驚くべきことに、化合物の組み合わせの利
用によりHIVへの相乗効果が得られることが見いださ
れた。これは、例としてキノキサリン誘導体及びサクイ
ナビルの組み合わせに関する研究により示された(表
1)。
用によりHIVへの相乗効果が得られることが見いださ
れた。これは、例としてキノキサリン誘導体及びサクイ
ナビルの組み合わせに関する研究により示された(表
1)。
【0077】新規な組み合わせはヒトの医学及び獣医学
において、レトロウィルスにより引き起こされる疾患の
処置及び予防のために用いることができる。
において、レトロウィルスにより引き起こされる疾患の
処置及び予防のために用いることができる。
【0078】ヒトの医学における指示として、例えば以
下を挙げることができる: 1.)ヒトにおけるレトロウィルス感染症の処置及び予
防。
下を挙げることができる: 1.)ヒトにおけるレトロウィルス感染症の処置及び予
防。
【0079】2.)HIV I(ヒト免疫不全ウィル
ス;以前にはHTLV III/LAVと呼ばれた)に
より引き起こされる疾患(AIDS)、ならびにそれに
伴う段階、例えばARC(AIDS−関連症候群)及び
LAS(リンパ節症症候群)、ならびにウィルスにより
引き起こされる免疫不全及び脳障害の処置又は予防のた
め。
ス;以前にはHTLV III/LAVと呼ばれた)に
より引き起こされる疾患(AIDS)、ならびにそれに
伴う段階、例えばARC(AIDS−関連症候群)及び
LAS(リンパ節症症候群)、ならびにウィルスにより
引き起こされる免疫不全及び脳障害の処置又は予防のた
め。
【0080】3.)HTLV−I又はHTLV−II感
染症の処置又は予防のため。
染症の処置又は予防のため。
【0081】4.)AIDS−キャリヤー状態の処置又
は予防のため。
は予防のため。
【0082】獣医学における指示として例えば以下を挙
げることができる: a)マエディビスナ(ヒツジ及びヤギにおける) b)進行性肺炎ウィルス(PPV)(ヒツジ及びヤギに
おける) c)ヤギ関節炎−脳炎ウィルス(ヒツジ及びヤギにおけ
る) d)zwoegersiekteウィルス(ヒツジにお
ける) e)感染性貧血ウィルス(ウマにおける) f)ネコ白血病ウィルスにより引き起こされる感染症 g)ネコ免疫不全ウィルス(FIV)により引き起こさ
れる感染症 h)サル免疫不全ウィルス(SIV)により引き起こさ
れる感染症への感染症。
げることができる: a)マエディビスナ(ヒツジ及びヤギにおける) b)進行性肺炎ウィルス(PPV)(ヒツジ及びヤギに
おける) c)ヤギ関節炎−脳炎ウィルス(ヒツジ及びヤギにおけ
る) d)zwoegersiekteウィルス(ヒツジにお
ける) e)感染性貧血ウィルス(ウマにおける) f)ネコ白血病ウィルスにより引き起こされる感染症 g)ネコ免疫不全ウィルス(FIV)により引き起こさ
れる感染症 h)サル免疫不全ウィルス(SIV)により引き起こさ
れる感染症への感染症。
【0083】上記の2、3及び4項に挙げられたヒトの
医学における指示が好ましい。
医学における指示が好ましい。
【0084】本発明は、無毒性、不活性の製薬学的に適
した担体物質に加えて1種又はそれ以上の式(I)/
(Ia)の化合物を、示されたプロテアーゼ阻害剤類の
1つと組み合わせて含む、あるいは1種又はそれ以上の
式(I)/(Ia)の活性化合物及びプロテアーゼ阻害
剤類から成る製薬学的組成物、ならびにこれらの組成
物、特に試験化合物の組み合わせの製造法も含む。
した担体物質に加えて1種又はそれ以上の式(I)/
(Ia)の化合物を、示されたプロテアーゼ阻害剤類の
1つと組み合わせて含む、あるいは1種又はそれ以上の
式(I)/(Ia)の活性化合物及びプロテアーゼ阻害
剤類から成る製薬学的組成物、ならびにこれらの組成
物、特に試験化合物の組み合わせの製造法も含む。
【0085】式(I)及び(Ia)の活性化合物、なら
びにプロテアーゼ阻害剤類は、上記の製薬学的組成物中
で、合計混合物の好ましくは約0.1〜99.5重量
%、好ましくは約0.5〜95重量%の濃度で存在する
べきである。
びにプロテアーゼ阻害剤類は、上記の製薬学的組成物中
で、合計混合物の好ましくは約0.1〜99.5重量
%、好ましくは約0.5〜95重量%の濃度で存在する
べきである。
【0086】上記の製薬学的組成物は、上記のプロテア
ーゼ阻害剤類の1つと組み合わされた式(I)/(I
a)の化合物に加えてさらに別の製薬学的活性化合物を
含むこともできる。
ーゼ阻害剤類の1つと組み合わされた式(I)/(I
a)の化合物に加えてさらに別の製薬学的活性化合物を
含むこともできる。
【0087】上記の製薬学的組成物は、既知の方法を用
いて通常のやり方で、例えば活性化合物を担体物質と混
合することにより製造される。
いて通常のやり方で、例えば活性化合物を担体物質と混
合することにより製造される。
【0088】一般にヒトの医学及び獣医学の両方におい
て、所望の結果を得るために、新規な活性化合物を24
時間毎に体重1kg当たり約0.5〜約500、好まし
くは約1〜100mgの合計量で、適宜、数回の単一投
薬量(single doses)の形態で投与するの
が有利であることが見いだされた。単一投薬量は体重1
kg当たり約1〜約80、特に1〜30mgの量で活性
化合物を含むのが好ましい。しかし特に処置されるべき
患者の性質及び体重、疾患の性質及び重度、組成物及び
薬剤の投与の性質、ならびに投与が行われる期間及び/
又は間隔に依存して示された投薬量から変動させること
が必要であり得る。
て、所望の結果を得るために、新規な活性化合物を24
時間毎に体重1kg当たり約0.5〜約500、好まし
くは約1〜100mgの合計量で、適宜、数回の単一投
薬量(single doses)の形態で投与するの
が有利であることが見いだされた。単一投薬量は体重1
kg当たり約1〜約80、特に1〜30mgの量で活性
化合物を含むのが好ましい。しかし特に処置されるべき
患者の性質及び体重、疾患の性質及び重度、組成物及び
薬剤の投与の性質、ならびに投与が行われる期間及び/
又は間隔に依存して示された投薬量から変動させること
が必要であり得る。
【0089】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0090】1.1種又はそれ以上のプロテアーゼ阻害
剤及び1種又はそれ以上の一般式(I)及び(Ia)の
キノキサリン類、
剤及び1種又はそれ以上の一般式(I)及び(Ia)の
キノキサリン類、
【0091】
【化20】
【0092】及びまた一般式Iaのそれらの互変異性体
類
類
【0093】
【化21】
【0094】[式中、 1)nはゼロ、1、2、3、又は4であり、各置換基R
1は互いに独立してフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリ
フルオロメチル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、
C1−C8−アルキル、C5−C8−シクロアルキル、C1
−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)−(C1
−C4−アルコキシ)、C1−C6−アルキルチオ、C1−
C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスル
ホニル、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラ
ジニル、チオモルホリノ、イミダゾリル、チアゾリル、
テトラゾリル、C1−C6−アシル、C1−C6−アシルオ
キシ、C1−C6−アシルアミノ、シアノ、カルバモイ
ル、カルボキシル、(C1−C6−アルキル)−オキシカ
ルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルで
あるか、あるいは互いに独立した最高5個のR6置換基
により置換されたフェニル、フェノキシ、フェノキシカ
ルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フェ
ニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニルスル
ホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスルホニ
ルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジル又
は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素、シアノ、トルフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−ア
ルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルコ
キシ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルス
ルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
(C1−C6−アルキル)−オキシカルボニル、フェニ
ル、フェノキシ又は2−、3−もしくは4−ピリジルで
あることができ、R2及びR5は同一又は異なり、互いに
独立して水素、ヒドロキシル、C1−C6−アルコキシ、
アリールオキシ、C1−C6−アシルオキシ、シアノ、ア
ミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アル
キル)アミノ、アリールアミノ、C1−C6−アシルアミ
ノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC1−C8−ア
ルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC2−C8−
アルケニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC3−C8−アレニル;場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチ
オ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC3−C8−アルキニ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C
1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルケニル;場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができる(C3−C8−シクロアルキル)−(C1
−C4−アルキル);場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、
C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジル
オキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
る(C3−C8−シクロアルケニル)−(C1−C4−アル
キル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができる(C3−C8−シクロアルキ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C5−C8−シクロアル
ケニル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができる(C3−C8−シクロ
アルキル)−(C1−C3−アルキル)カルボニル;場合
によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アル
コキシ、オキソ又はフェニルにより置換されていること
ができる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C3
−アルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又は
C1−C4−アルキルチオにより置換されていることがで
きるC1−C8−アルキルオキシカルボニル;場合により
フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、
オキソ又はフェニルにより置換されていることができる
C2−C8−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C8−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C8−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C8−アルキ
ル)アミノカルボニル;場合によりC1−C4−アルキ
ル、C2−C6−アルケニル、C1−C4−アシル、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル又はフェニルにより置換さ
れていることができる、ピロリジン−1−イル、モルホ
リノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチル
ピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C6−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高5個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリールアルコキシカル
ボニル又はアリール(アルキルチオ)カルボニルである
か、あるいは互いに独立した最高3個のR6基により置
換され、そしてそれぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3である、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキ
ル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキ
ルカルボニル又はヘテロアリールアルケニルカルボニ
ル、ヘテロアリールオキシカルボニル、(ヘテロアリー
ルチオ)カルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニ
ル、ヘテロアリールアルキルオキシカルボニル、ヘテロ
アリール(アルキルチオ)カルボニル又はヘテロアリー
ルアルキルアミノカルボニルであり、R3及びR4は同一
又は異なり、互いに独立して水素又は場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC2−C8−アルケニル;場
合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカ
プト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)ア
ミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC3−C8−シクロ
アルケニル;互いに独立した最高5個のR6基により置
換されており、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3であり、そしてR6が上記の通りに定義される、
アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテ
ロアリールアルキルであり、さらにR3及びR4又はR3
及びR5は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、
C2−C6−アルキニル、C1−C6−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、C1−C6−アルコキシ、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニルにより置
換されていることができる炭素数が3〜8の飽和もしく
は不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部であること
もでき、Xは酸素、硫黄、セレン又は置換窒素N−R2
を示し、ここでR2は上記の意味を有することができ、
R3及びR4が同時にHを示す化合物、ならびにR2及び
R5がHを示し且つR3及び/又はR4がアリールアルキ
ルを示す化合物、ならびにXが酸素を示し且つR2及び
R5が水素を示す化合物を除く]を組み合わせて含む薬
剤。
1は互いに独立してフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、トリ
フルオロメチル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、
C1−C8−アルキル、C5−C8−シクロアルキル、C1
−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)−(C1
−C4−アルコキシ)、C1−C6−アルキルチオ、C1−
C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスル
ホニル、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラ
ジニル、チオモルホリノ、イミダゾリル、チアゾリル、
テトラゾリル、C1−C6−アシル、C1−C6−アシルオ
キシ、C1−C6−アシルアミノ、シアノ、カルバモイ
ル、カルボキシル、(C1−C6−アルキル)−オキシカ
ルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルで
あるか、あるいは互いに独立した最高5個のR6置換基
により置換されたフェニル、フェノキシ、フェノキシカ
ルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フェ
ニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニルスル
ホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスルホニ
ルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジル又
は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素、シアノ、トルフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、ニトロ、アミノ、アジド、C1−C6−ア
ルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルコ
キシ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルス
ルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
(C1−C6−アルキル)−オキシカルボニル、フェニ
ル、フェノキシ又は2−、3−もしくは4−ピリジルで
あることができ、R2及びR5は同一又は異なり、互いに
独立して水素、ヒドロキシル、C1−C6−アルコキシ、
アリールオキシ、C1−C6−アシルオキシ、シアノ、ア
ミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アル
キル)アミノ、アリールアミノ、C1−C6−アシルアミ
ノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC1−C8−ア
ルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC2−C8−
アルケニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC3−C8−アレニル;場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチ
オ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC3−C8−アルキニ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C
1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルケニル;場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができる(C3−C8−シクロアルキル)−(C1
−C4−アルキル);場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、
C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジル
オキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6
−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、
C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニ
ル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
る(C3−C8−シクロアルケニル)−(C1−C4−アル
キル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−ア
ルキルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニル
スルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC2−C8−アルケニ
ルカルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができる(C3−C8−シクロアルキ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C5−C8−シクロアル
ケニル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができる(C3−C8−シクロ
アルキル)−(C1−C3−アルキル)カルボニル;場合
によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アル
コキシ、オキソ又はフェニルにより置換されていること
ができる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C3
−アルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又は
C1−C4−アルキルチオにより置換されていることがで
きるC1−C8−アルキルオキシカルボニル;場合により
フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、
オキソ又はフェニルにより置換されていることができる
C2−C8−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C8−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C8−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C8−アルキ
ル)アミノカルボニル;場合によりC1−C4−アルキ
ル、C2−C6−アルケニル、C1−C4−アシル、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル又はフェニルにより置換さ
れていることができる、ピロリジン−1−イル、モルホ
リノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチル
ピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C6−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高5個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリールアルコキシカル
ボニル又はアリール(アルキルチオ)カルボニルである
か、あるいは互いに独立した最高3個のR6基により置
換され、そしてそれぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3である、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキ
ル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキ
ルカルボニル又はヘテロアリールアルケニルカルボニ
ル、ヘテロアリールオキシカルボニル、(ヘテロアリー
ルチオ)カルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニ
ル、ヘテロアリールアルキルオキシカルボニル、ヘテロ
アリール(アルキルチオ)カルボニル又はヘテロアリー
ルアルキルアミノカルボニルであり、R3及びR4は同一
又は異なり、互いに独立して水素又は場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−
C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキ
シ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ア
ルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1
−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C8−アルキル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC2−C8−アルケニル;場
合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカ
プト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)ア
ミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキ
シル又はカルバモイルにより置換されていることができ
るC3−C8−シクロアルキル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC3−C8−シクロ
アルケニル;互いに独立した最高5個のR6基により置
換されており、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が
1〜3であり、そしてR6が上記の通りに定義される、
アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテ
ロアリールアルキルであり、さらにR3及びR4又はR3
及びR5は、場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、
C2−C6−アルキニル、C1−C6−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、C1−C6−アルコキシ、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル、カルバモイル又はフェニルにより置
換されていることができる炭素数が3〜8の飽和もしく
は不飽和の炭素環式又はヘテロ環式環の一部であること
もでき、Xは酸素、硫黄、セレン又は置換窒素N−R2
を示し、ここでR2は上記の意味を有することができ、
R3及びR4が同時にHを示す化合物、ならびにR2及び
R5がHを示し且つR3及び/又はR4がアリールアルキ
ルを示す化合物、ならびにXが酸素を示し且つR2及び
R5が水素を示す化合物を除く]を組み合わせて含む薬
剤。
【0095】2.1種又はそれ以上の 2)nがゼロ、1、2、又は3であり、各置換基R1が
互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、C1−C4−ア
ルキル、C5−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコ
キシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−C4−アルコ
キシ)、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、チオモルホリ
ノ、イミダゾリル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシ
ルオキシ、C1−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモ
イル、カルボキシル、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイル
であるか、あるいは互いに独立した最高2個のR6置換
基により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキ
シカルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、
フェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニル
スルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスル
ホニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニトロ、アミ
ノ、C1−C4−アルキル、C3−C7−シクロアルキル、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1
−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、(C1−C4−アルキル)−オキシカ
ルボニル、フェニル又はフェノキシであることができ、
R2が水素であり、R5が水素、ヒドロキシル、シアノ、
アミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキル
アミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−
アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニル;C3−C8−アレニル;場合によりフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプ
ト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オキソ、
チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換さ
れていることができるC3−C8−アルキニル;場合によ
りフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メル
カプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4
−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−
C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オ
キソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルケニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシ
ル又はカルバモイルにより置換されていることができる
(C3−C8−シクロアルキル)−(C1−C2−アルキ
ル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができる(C3−C8
−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキル);場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC1−C6−アルキル
カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C
1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換さ
れていることができる(C3−C6−シクロアルキル)カ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換
されていることができる(C5−C6−シクロアルケニ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)カルボニル;場合によ
りフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−ア
ルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アル
キルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1
−C4−アルキルチオにより置換されていることができ
るC1−C6−アルキルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C6−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C6
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル又はモル
ホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチ
ルピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C4
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C4−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高3個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリール(アルキルチ
オ)カルボニル又はアリールアルコキシカルボニルであ
るか、あるいは互いに独立した最高2個のR6基により
置換された、1−もしくは2−ナフチルメチル、2−、
3−又は4−ピコリル、2−もしくは3−フリルメチ
ル、2−もしくは3−チエニルメチル、2−もしくは3
−ピロリルメチル、2−、3−もしくは4−ピリジルカ
ルボニル、2−もしくは3−フリルカルボニル、2−も
しくは3−チエニルカルボニル、2−もしくは3−チエ
ニルアセチル、2−、3−もしくは4−ピコリルオキシ
カルボニル、2−もしくは3−フリルメチルオキシカル
ボニル、又は2−もしくは3−チエニルメチルオキシカ
ルボニルであり、R3及びR4が同一又は異なり、互いに
独立して水素場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−
アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−
C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフ
ィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより置換され
ていることができるC1−C6−アルキル;場合によりフ
ッ素又は塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C
1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロ
キシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素又は塩素、ヒドロキシル、アミ
ノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイル
オキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アル
コキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−ア
ルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−
アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニ
ル、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC3−C8−シクロアルケニル;あるいは
互いに独立した最高3個のR6基により置換されてお
り、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であ
り、そしてR6が上記の通りに定義される、アリール、
アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール
アルキルであり、さらにR3及びR4は、場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、C1−C4−アルキ
ル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C
1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、C1−C4−
アルコキシ、オキソ、チオキソ、カルボキシル、カルバ
モイル又はフェニルにより置換されていることができる
炭素数が3〜7の飽和もしくは不飽和の炭素環式又はヘ
テロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素、硫黄又
はセレンを示す場合により異性体の形態の一般式(I)
及び(Ia)のキノキサリン類を含む上記1項に記載の
薬剤。
互いに独立してフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトシ、ヒドロキシル、C1−C4−ア
ルキル、C5−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコ
キシ、(C1−C4−アルコキシ)−(C1−C4−アルコ
キシ)、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキル
スルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ニト
ロ、アミノ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピ
ロリジニル、4−メチルピペラジニル、チオモルホリ
ノ、イミダゾリル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシ
ルオキシ、C1−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモ
イル、カルボキシル、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、ヒドロキシスルホニル又はスルファモイル
であるか、あるいは互いに独立した最高2個のR6置換
基により置換された、フェニル、フェノキシ、フェノキ
シカルボニル、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、
フェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、フェニル
スルホニルオキシ、アニリノスルホニル、フェニルスル
ホニルアミノ、ベンゾイル、2−ピリジル、3−ピリジ
ル又は4−ピリジル基であり、ここでR6はフッ素、塩
素、臭素、シアノ、トルフルオロメチル、ニトロ、アミ
ノ、C1−C4−アルキル、C3−C7−シクロアルキル、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1
−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルス
ルホニル、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、(C1−C4−アルキル)−オキシカ
ルボニル、フェニル又はフェノキシであることができ、
R2が水素であり、R5が水素、ヒドロキシル、シアノ、
アミノ、場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シ
アノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−
アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フ
ェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキル
アミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−
アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカ
ルバモイルにより置換されていることができるC2−C8
−アルケニル;C3−C8−アレニル;場合によりフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプ
ト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オキソ、
チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換さ
れていることができるC3−C8−アルキニル;場合によ
りフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メル
カプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4
−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−
C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、オ
キソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アル
キルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができるC3−C8−シ
クロアルケニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1
−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C6−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシ
ル又はカルバモイルにより置換されていることができる
(C3−C8−シクロアルキル)−(C1−C2−アルキ
ル);場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シア
ノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカル
バモイルにより置換されていることができる(C3−C8
−シクロアルケニル)−(C1−C2−アルキル);場合
によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、
メルカプト、ヒドロキシル、C1−C4−アシルオキシ、
ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1
−C4−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイル
により置換されていることができるC1−C6−アルキル
カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC2−C6−アルケニルカル
ボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C
1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換さ
れていることができる(C3−C6−シクロアルキル)カ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、
C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換
されていることができる(C5−C6−シクロアルケニ
ル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)カルボニル;場合によ
りフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きる(C5−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2−ア
ルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、
ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アル
キルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1
−C4−アルキルチオにより置換されていることができ
るC1−C6−アルキルオキシカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オ
キソ又はフェニルにより置換されていることができるC
2−C6−アルケニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルキニルオキシカルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルチオカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC2−C6
−アルケニルチオカルボニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又は
フェニルにより置換されていることができるC1−C6−
アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル又はモル
ホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は4−メチ
ルピペラジン−1−イル−カルボニル;場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキ
ソ又はフェニルにより置換されていることができるC2
−C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルケニル)アミノカルボニル;場合によりフッ素、
塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又
はフェニルにより置換されていることができるC1−C4
−アルキルスルホニル;場合によりフッ素、塩素、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニル
により置換されていることができるC1−C4−アルケニ
ルスルホニル;あるいは互いに独立した最高3個のR6
基により置換され、それぞれの場合にアルキル基の炭素
数が1〜5であり、そしてR6が上記の通りに定義され
る、アリール、アリールカルボニル、アリール(チオカ
ルボニル)、(アリールチオ)カルボニル、(アリール
チオ)チオカルボニル、アリールオキシカルボニル、ア
リールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカル
ボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリール
スルホニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、
アリールアルキニル、アリールアルキルカルボニル、ア
リールアルケニルカルボニル、アリール(アルキルチ
オ)カルボニル又はアリールアルコキシカルボニルであ
るか、あるいは互いに独立した最高2個のR6基により
置換された、1−もしくは2−ナフチルメチル、2−、
3−又は4−ピコリル、2−もしくは3−フリルメチ
ル、2−もしくは3−チエニルメチル、2−もしくは3
−ピロリルメチル、2−、3−もしくは4−ピリジルカ
ルボニル、2−もしくは3−フリルカルボニル、2−も
しくは3−チエニルカルボニル、2−もしくは3−チエ
ニルアセチル、2−、3−もしくは4−ピコリルオキシ
カルボニル、2−もしくは3−フリルメチルオキシカル
ボニル、又は2−もしくは3−チエニルメチルオキシカ
ルボニルであり、R3及びR4が同一又は異なり、互いに
独立して水素場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、
アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−
アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4
−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−
C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフ
ィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより置換され
ていることができるC1−C6−アルキル;場合によりフ
ッ素又は塩素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C
1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオ
キシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−
アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC2
−C8−アルケニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロ
キシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキ
シ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、
C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ
(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチ
オ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキ
ルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができるC3−C8−シクロアルキ
ル;場合によりフッ素又は塩素、ヒドロキシル、アミ
ノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイル
オキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アル
コキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−ア
ルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−
アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニ
ル、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC3−C8−シクロアルケニル;あるいは
互いに独立した最高3個のR6基により置換されてお
り、それぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であ
り、そしてR6が上記の通りに定義される、アリール、
アリールアルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール
アルキルであり、さらにR3及びR4は、場合によりフッ
素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、C1−C4−アルキ
ル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C
1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、C1−C4−
アルコキシ、オキソ、チオキソ、カルボキシル、カルバ
モイル又はフェニルにより置換されていることができる
炭素数が3〜7の飽和もしくは不飽和の炭素環式又はヘ
テロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素、硫黄又
はセレンを示す場合により異性体の形態の一般式(I)
及び(Ia)のキノキサリン類を含む上記1項に記載の
薬剤。
【0096】3.1種又はそれ以上のnがゼロ、1、又
は2であり、各置換基R1が互いに独立してフッ素、塩
素、臭素、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、C1−
C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、(C1−C4−
アルコキシ)−(C1−C2−アルコキシ)、C1−C4−
アルキルチオ、ニトロ、アミノ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、ピペリジノ、
モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラジニ
ル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシルオキシ、C1
−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモイル、カルボ
キシル、(C1−C4−アルキル)−オキシカルボニル、
ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルであるか、あ
るいは互いに独立した最高2個のR6置換基により置換
された、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニ
ルスルホニル、フェノキシスルホニル、ベンゾイル、2
−ピリジル、3−ピリジル又は4−ピリジル基であり、
ここでR6はフッ素、塩素、臭素、シアノ、トルフルオ
ロメチル、ニトロ、アミノ、C1−C4−アルキル、C1
−C4−アルコキシ、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、フェニル又はフェノキシであることがで
き、R2が水素であり、R5が場合によりC1−C4−アル
コキシ又はC1−C4−アルキルチオにより置換されてい
ることができるC1−C6−アルキル;場合によりオキソ
により置換されていることができるC2−C6−アルケニ
ル;C3−C6−アレニル;C3−C8−アルキニル、特に
2−ブチニル;C3−C6−シクロアルキル;C5−C6−
シクロアルケニル;場合によりC1−C4−アルキルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)、特にシクロプロピル
メチル;(C3−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2
−アルキル)、特にシクロヘキセニルメチル;場合によ
りフッ素、塩素、ヒドロキシル、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、C1−C4−アルケニルアミノ、ジ(C1−C4−ア
ルキル)アミノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ、モル
ホリノ、4−メチルピペラジン−1−イル又はC1−C4
−アルキルチオにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルカルボニル;C2−C6−アルケニルカ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1−C4−ア
ルキルチオにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルオキシカルボニル;C2−C6−アルケニルオ
キシカルボニル、特にビニルオキシカルボニル、アリル
オキシカルボニル、イソプロペニルオキシカルボニル、
ブテニルオキシカルボニル又はペンテニルオキシカルボ
ニル;C2−C6−アルキニルオキシカルボニル、特にプ
ロピニルオキシカルボニル又はブチニルオキシカルボニ
ル;C1−C6−アルキルチオカルボニル;C2−C6−ア
ルケニルチオカルボニル、特にアリルチオカルボニル;
C1−C6−アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルキル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル
又はモルホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は
4−メチルピペラジン−1−イル−カルボニル;C2−
C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−
アルケニル)アミノカルボニル;C1−C4−アルキルス
ルホニル;C1−C4−アルケニルスルホニル;あるいは
互いに独立した最高2個のR6基により置換され、それ
ぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そし
てR6が上記の通りに定義される、アリール、特にフェ
ニル、アリールカルボニル、特にベンゾイル、(アリー
ルチオ)カルボニル、アリールオキシカルボニル、アリ
ールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカルボ
ニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリールス
ルホニル、アリールアルキル、特にベンジル、フェニル
エチル、アリールアルケニル、アリールアルキルカルボ
ニル、アリールアルコキシカルボニル又はアリール(ア
ルキルチオ)カルボニルであるか、あるいは互いに独立
した最高2個のR6基により置換された、1−もしくは
2−ナフチルメチル、2−、3−又は4−ピコリル、2
−もしくは3−フリルメチル、2−もしくは3−チエニ
ルメチル、2−もしくは3−ピロリルメチル、2−、3
−もしくは4−ピリジルカルボニル、2−もしくは3−
フリルカルボニル、2−もしくは3−チエニルカルボニ
ル、2−もしくは3−チエニルアセチル、2−、3−も
しくは4−ピコリルオキシカルボニル、2−もしくは3
−フリルメチルオキシカルボニル、又は2−もしくは3
−チエニルメチルオキシカルボニルであり、R3及びR4
が同一又は異なり、互いに独立して水素又は場合により
ヒドロキシル、メルカプト、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C4−アルキル;C2−C6−アルケニル;互いに独立
した最高2個のR6基により置換されており、そしてR6
が上記の通りに定義される、アリール、ベンジル、チエ
ニル又はチエニルメチルであり、R3及びR4は、場合に
よりオキソ又はチオキソにより置換されていることがで
きる炭素数が3〜6の飽和もしくは不飽和の炭素環式又
はヘテロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素又は
硫黄を示す場合により異性体の形態の一般式(I)及び
(Ia)のキノキサリン類を含む上記1項に記載の薬
剤。
は2であり、各置換基R1が互いに独立してフッ素、塩
素、臭素、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、C1−
C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、(C1−C4−
アルコキシ)−(C1−C2−アルコキシ)、C1−C4−
アルキルチオ、ニトロ、アミノ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、ピペリジノ、
モルホリノ、1−ピロリジニル、4−メチルピペラジニ
ル、C1−C4−アシル、C1−C4−アシルオキシ、C1
−C4−アシルアミノ、シアノ、カルバモイル、カルボ
キシル、(C1−C4−アルキル)−オキシカルボニル、
ヒドロキシスルホニル又はスルファモイルであるか、あ
るいは互いに独立した最高2個のR6置換基により置換
された、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニ
ルスルホニル、フェノキシスルホニル、ベンゾイル、2
−ピリジル、3−ピリジル又は4−ピリジル基であり、
ここでR6はフッ素、塩素、臭素、シアノ、トルフルオ
ロメチル、ニトロ、アミノ、C1−C4−アルキル、C1
−C4−アルコキシ、(C1−C4−アルキル)−オキシ
カルボニル、フェニル又はフェノキシであることがで
き、R2が水素であり、R5が場合によりC1−C4−アル
コキシ又はC1−C4−アルキルチオにより置換されてい
ることができるC1−C6−アルキル;場合によりオキソ
により置換されていることができるC2−C6−アルケニ
ル;C3−C6−アレニル;C3−C8−アルキニル、特に
2−ブチニル;C3−C6−シクロアルキル;C5−C6−
シクロアルケニル;場合によりC1−C4−アルキルによ
り置換されていることができる(C3−C6−シクロアル
キル)−(C1−C2−アルキル)、特にシクロプロピル
メチル;(C3−C6−シクロアルケニル)−(C1−C2
−アルキル)、特にシクロヘキセニルメチル;場合によ
りフッ素、塩素、ヒドロキシル、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、C1−C4−アルケニルアミノ、ジ(C1−C4−ア
ルキル)アミノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ、モル
ホリノ、4−メチルピペラジン−1−イル又はC1−C4
−アルキルチオにより置換されていることができるC1
−C6−アルキルカルボニル;C2−C6−アルケニルカ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ又はC1−C4−ア
ルキルチオにより置換されていることができるC1−C6
−アルキルオキシカルボニル;C2−C6−アルケニルオ
キシカルボニル、特にビニルオキシカルボニル、アリル
オキシカルボニル、イソプロペニルオキシカルボニル、
ブテニルオキシカルボニル又はペンテニルオキシカルボ
ニル;C2−C6−アルキニルオキシカルボニル、特にプ
ロピニルオキシカルボニル又はブチニルオキシカルボニ
ル;C1−C6−アルキルチオカルボニル;C2−C6−ア
ルケニルチオカルボニル、特にアリルチオカルボニル;
C1−C6−アルキルアミノカルボニル及びジ(C1−C6
−アルキル)アミノカルボニル;ピロリジン−1−イル
又はモルホリノ−、ピペリジノ−、ピペラジニル−又は
4−メチルピペラジン−1−イル−カルボニル;C2−
C6−アルケニルアミノカルボニル及びジ(C1−C6−
アルケニル)アミノカルボニル;C1−C4−アルキルス
ルホニル;C1−C4−アルケニルスルホニル;あるいは
互いに独立した最高2個のR6基により置換され、それ
ぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そし
てR6が上記の通りに定義される、アリール、特にフェ
ニル、アリールカルボニル、特にベンゾイル、(アリー
ルチオ)カルボニル、アリールオキシカルボニル、アリ
ールアミノカルボニル、(アリールアミノ)チオカルボ
ニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アリールス
ルホニル、アリールアルキル、特にベンジル、フェニル
エチル、アリールアルケニル、アリールアルキルカルボ
ニル、アリールアルコキシカルボニル又はアリール(ア
ルキルチオ)カルボニルであるか、あるいは互いに独立
した最高2個のR6基により置換された、1−もしくは
2−ナフチルメチル、2−、3−又は4−ピコリル、2
−もしくは3−フリルメチル、2−もしくは3−チエニ
ルメチル、2−もしくは3−ピロリルメチル、2−、3
−もしくは4−ピリジルカルボニル、2−もしくは3−
フリルカルボニル、2−もしくは3−チエニルカルボニ
ル、2−もしくは3−チエニルアセチル、2−、3−も
しくは4−ピコリルオキシカルボニル、2−もしくは3
−フリルメチルオキシカルボニル、又は2−もしくは3
−チエニルメチルオキシカルボニルであり、R3及びR4
が同一又は異なり、互いに独立して水素又は場合により
ヒドロキシル、メルカプト、C1−C4−アルコキシ、C
1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニ
ル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カルボキシル又
はカルバモイルにより置換されていることができるC1
−C4−アルキル;C2−C6−アルケニル;互いに独立
した最高2個のR6基により置換されており、そしてR6
が上記の通りに定義される、アリール、ベンジル、チエ
ニル又はチエニルメチルであり、R3及びR4は、場合に
よりオキソ又はチオキソにより置換されていることがで
きる炭素数が3〜6の飽和もしくは不飽和の炭素環式又
はヘテロ環式環の一部であることもでき、Xが酸素又は
硫黄を示す場合により異性体の形態の一般式(I)及び
(Ia)のキノキサリン類を含む上記1項に記載の薬
剤。
【0097】4.プロテアーゼ阻害剤として群 1.(S)−N−[(アルファS)−アルファ−[(1
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] からの1つ又はそれ以上の化合物を含む上記1〜3項に
記載の薬剤。
R)−2−[((3S,4aS,8aS)−3−(te
rt−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−2(1H)
−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチル)フェネチ
ル−2−キナルダミド]スクシンアミド 2.2(R)−ベンジル−5−(2(S)−(N−te
rt−ブチルカルバモイル)−4−(3−ピリジルメチ
ル)ピペラジン−1−イル)−4(S)−ヒドロキシ−
N−(2(R)−ヒドロキシインダン−1(S)−イ
ル)ペンタンアミド 3.N−(キノリン−2−イルカルボニル)−アスパラ
ギン−1(S)−ベンジル−3−(3−tert−ブチ
ル−1−イソブチルウレイド)−2(R)−ヒドロキシ
プロピルアミド 4.N1−(2R−ヒドロキシ−3−((3−メチルブ
チル)メチルスルホニル)アミノ)−1S−(フェニル
メチル)プロピル)−2S−((2−キノリニルカルボ
ニル)アミノ)ブタンジアミド 5.(2S,3S,5S)−5(N−(N−((N−メ
チル−N−((2−イソプロピル−4−オキサゾリル)
メチル)アミノ)−カルボニル)バリニル)アミノ)−
2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)
アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサ
ン 6.(R)−N−tert−ブチル−3−((2S,3
S)−2−ヒドロキシ−3−N−((R)−2−N−
(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3
−メチルチオプロパノイル)アミノ−4−フェニルブタ
ノイル)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−
4−カルボキシアミド 7.{3−[(4−アミノ−ベンゼンスルホニル)−イ
ソブチル−アミノ]−1−ベンジル−2−ヒドロキシプ
ロピル}−カルバミン酸テトラヒドロフラン−3−イル
エステル 8.(3S,6R)−3−(α−エチルベンジル)−6
−(α−エチルフェネチル)−4−ヒドロキシ−2H−
ピラン−2−オン(VB 11 478、PCTWO
9411361) 9.N−[5−L−[N−(2−キノリンカルボニル)
−L−アスパラギニル]アミノ−(4R,3S)−エポ
キシ−6−フェニルヘキノイル]−イソロイシン 10.N−tert−ブチル−1−[2−(R)−ヒド
ロキシ−4−フェニル)−3(S)−[[N−(2−キ
ノリニルカルボニル)アスパラギニル]アミノ]ブチル
−4(R)−(フェニルチオ)ピペリジン−2(S)−
カルボキシアミド 11.[3”’S−(3”’R*,4”’S*)]−N
−[1’−オキソ−1’−(3”−[1”’−オキソ−
2”’−アザ−3”’−フェニルメチル−4”’−ヒド
ロキシ−5”’−(2”’−N−tert−ブチルカル
バミド)フェニル]ペンチル−4”−メチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 12.2−[2−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシ−
2−メチル−ベンゾイルアミノ)−4−フェニルスルフ
ァニルブチル]−デカヒドロ−イソキノリン−3−カル
ボン酸tert−ブチルアミド 13.2H−1,4−ジアゼピン−2−オン,ヘキサヒ
ドロ−6−ヒドロキシ−1,3,4,7−テトラキス
(フェニルメチル)−,[3S−(3.アルファ,6.
ベータ,7.ベータ)] からの1つ又はそれ以上の化合物を含む上記1〜3項に
記載の薬剤。
【0098】5.式(A)
【0099】
【化22】
【0100】のS−4−イソプロポキシカルボニル−6
−メトキシ−3−(メチルチオ−メチル)−3,4−ジ
ヒドロキノキサゾリン−2(1H)−チオン及び式
(B)
−メトキシ−3−(メチルチオ−メチル)−3,4−ジ
ヒドロキノキサゾリン−2(1H)−チオン及び式
(B)
【0101】
【化23】
【0102】の(S)−N−[(アルファS)−アルフ
ァ−[(1R)−2−[((3S,4aS,8aS)−
3−(tert−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−
2(1H)−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチ
ル)フェネチル−2−キナルダミド]スクシンアミド
(サクイナビル)を組み合わせて含む薬剤。
ァ−[(1R)−2−[((3S,4aS,8aS)−
3−(tert−ブチルカルバモイル)オクタヒドロ−
2(1H)−イソキノリニル)−1−ヒドロキシエチ
ル)フェネチル−2−キナルダミド]スクシンアミド
(サクイナビル)を組み合わせて含む薬剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/47 A61K 31/47 31/55 31/55 45/00 ABD 45/00 ABD C07D 241/44 C07D 241/44 C12N 9/99 C12N 9/99 //(A61K 45/00 31:495) (72)発明者 ギユンター・リース ドイツ65795ハツタースハイム・イムヘー ルヘン44 (72)発明者 イエルク−ペーター・クライム ドイツ65779ケルクハイム・ハツタースハ イマーシユトラーセ27 (72)発明者 マンフレート・レスナー ドイツ65817エプシユタイン・アルトケー ニヒブリツク8
Claims (1)
- 【請求項1】 1種又はそれ以上のプロテアーゼ阻害剤
及び1種又はそれ以上の一般式(I)及び(Ia)のキ
ノキサリン類、 【化1】 及びまた一般式Iaのそれらの互変異性体 【化2】 [式中、 1)nはゼロ、 1、 2、 3、 又は4であり、各置換基R1は互いに独立してフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチル、トリフルオ
ロメトシ、ヒドロキシル、C1−C8−アルキル、C5−
C8−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、(C1−
C6−アルコキシ)−(C1−C4−アルコキシ)、C1−
C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルフィニ
ル、C1−C6−アルキルスルホニル、ニトロ、アミノ、
アジド、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−ア
ルキル)アミノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピロリ
ジニル、4−メチルピペラジニル、チオモルホリノ、イ
ミダゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、C1−C6−ア
シル、C1−C6−アシルオキシ、C1−C6−アシルアミ
ノ、シアノ、カルバモイル、カルボキシル、(C1−C6
−アルキル)−オキシカルボニル、ヒドロキシスルホニ
ル又はスルファモイルであるか、あるいは互いに独立し
た最高5個のR6置換基により置換された、フェニル、
フェノキシ、フェノキシカルボニル、フェニルチオ、フ
ェニルスルフィニル、フェニルスルホニル、フェノキシ
スルホニル、フェニルスルホニルオキシ、アニリノスル
ホニル、フェニルスルホニルアミノ、ベンゾイル、2−
ピリジル、3−ピリジル又は4−ピリジル基であり、こ
こでR6はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、トル
フルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミ
ノ、アジド、C1−C6−アルキル、C3−C8−シクロア
ルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルチ
オ、C1−C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アル
キルスルホニル、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1
−C6−アルキル)アミノ、(C1−C6−アルキル)−
オキシカルボニル、フェニル、フェノキシ又は2−、3
−もしくは4−ピリジルであることができ、R2及びR5
は同一又は異なり、互いに独立して水素、ヒドロキシ
ル、C1−C6−アルコキシ、アリールオキシ、C1−C6
−アシルオキシ、シアノ、アミノ、C1−C6−アルキル
アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、アリールア
ミノ、C1−C6−アシルアミノ、場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC1−C8−アルキル;場合によりフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプ
ト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−ア
ルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−
アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6
−アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、
チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換さ
れていることができるC2−C8−アルケニル;場合によ
りフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きるC3−C8−アレニル;場合によりフッ素、塩素、臭
素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒドロキシ
ル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベン
ジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキシ、C1
−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)ア
ミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルス
ルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキソ、カ
ルボキシル又はカルバモイルにより置換されていること
ができるC3−C8−アルキニル;場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒド
ロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC3−C8−シクロアルキル;場合により
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカ
プト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−
アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6
−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−
C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、オキ
ソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置
換されていることができるC3−C8−シクロアルケニ
ル;場合によりフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、
アミノ、メルカプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシル
オキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキ
シ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミ
ノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アル
キルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバ
モイルにより置換されていることができる(C3−C8−
シクロアルキル)−(C1−C4−アルキル);場合によ
りフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メル
カプト、ヒドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6
−アルコキシ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−
C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1
−C6−アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、オ
キソ、チオキソ、カルボキシル又はカルバモイルにより
置換されていることができる(C3−C8−シクロアルケ
ニル)−(C1−C4−アルキル);場合によりフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、アミノ、メルカプト、ヒ
ドロキシル、C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C6−アルコキ
シ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキ
ル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アル
キルスルホニル、フェニルスルホニル、オキソ、チオキ
ソ、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC1−C6−アルキルカルボニル;場合に
よりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコ
キシ、オキソ又はフェニルにより置換されていることが
できるC2−C8−アルケニルカルボニル;場合によりフ
ッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキシ、
オキソ又はフェニルにより置換されていることができる
(C3−C8−シクロアルキル)カルボニル;場合により
フッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きる(C5−C8−シクロアルケニル)カルボニル;場合
によりフッ素、塩素又はヒドロキシル、C1−C4−アル
コキシ、オキソ又はフェニルにより置換されていること
ができる(C3−C8−シクロアルキル)−(C1−C3−
アルキル)カルボニル;場合によりフッ素、塩素又はヒ
ドロキシル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニ
ルにより置換されていることができる(C5−C6−シク
ロアルケニル)−(C1−C3−アルキル)カルボニル;
場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、C1−
C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1
−C4−アルキル)アミノ又はC1−C4−アルキルチオ
により置換されていることができるC1−C8−アルキル
オキシカルボニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキ
シル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルによ
り置換されていることができるC2−C8−アルケニルオ
キシカルボニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC2−C8−アルキニルオキ
シカルボニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより
置換されていることができるC1−C8−アルキルチオカ
ルボニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、C
1−C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換さ
れていることができるC2−C8−アルケニルチオカルボ
ニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−
C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換され
ていることができるC1−C8−アルキルアミノカルボニ
ル及びジ(C1−C8−アルキル)アミノカルボニル;場
合によりC1−C4−アルキル、C2−C6−アルケニル、
C1−C4−アシル、オキソ、チオキソ、カルボキシル又
はフェニルにより置換されていることができる、ピロリ
ジン−1−イル、モルホリノ−、ピペリジノ−、ピペラ
ジニル−又は4−メチルピペラジン−1−イル−カルボ
ニル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−
C4−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換され
ていることができるC2−C8−アルケニルアミノカルボ
ニル及びジ(C1−C6−アルケニル)アミノカルボニ
ル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4
−アルコキシ、オキソ又はフェニルにより置換されてい
ることができるC1−C6−アルキルスルホニル;場合に
よりフッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルコキ
シ、オキソ又はフェニルにより置換されていることがで
きるC1−C6−アルケニルスルホニル;あるいは互いに
独立した最高5個のR6基により置換され、それぞれの
場合にアルキル基の炭素数が1〜5であり、そしてR6
が上記の通りに定義される、アリール、アリールカルボ
ニル、アリール(チオカルボニル)、(アリールチオ)
カルボニル、(アリールチオ)チオカルボニル、アリー
ルオキシカルボニル、アリールアミノカルボニル、(ア
リールアミノ)チオカルボニル、アリールアルキルアミ
ノカルボニル、アリールスルホニル、アリールアルキ
ル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリー
ルアルキルカルボニル、アリールアルケニルカルボニ
ル、アリールアルコキシカルボニル又はアリール(アル
キルチオ)カルボニルであるか、 あるいは互いに独立した最高3個のR6基により置換さ
れ、そしてそれぞれの場合にアルキル基の炭素数が1〜
3である、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、
ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキルカ
ルボニル又はヘテロアリールアルケニルカルボニル、ヘ
テロアリールオキシカルボニル、(ヘテロアリールチ
オ)カルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニル、ヘ
テロアリールアルキルオキシカルボニル、ヘテロアリー
ル(アルキルチオ)カルボニル又はヘテロアリールアル
キルアミノカルボニルであり、R3及びR4は同一又は異
なり、互いに独立して水素又は場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC1−C8−アルキ
ル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、
メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−アルコキ
シ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−アルキ
ル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アル
キルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニル、カ
ルボキシル又はカルバモイルにより置換されていること
ができるC2−C8−アルケニル;場合によりフッ素、塩
素、ヒドロキシル、アミノ、メルカプト、C1−C4−ア
シルオキシ、ベンゾイルオキシ、ベンジルオキシ、フェ
ノキシ、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−ア
ルキルチオ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
−アルキルスルフィニル、カルボキシル又はカルバモイ
ルにより置換されていることができるC3−C8−シクロ
アルキル;場合によりフッ素、塩素、ヒドロキシル、ア
ミノ、メルカプト、C1−C4−アシルオキシ、ベンゾイ
ルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、C1−C4−ア
ルコキシ、C1−C4−アルキルアミノ、ジ(C1−C4−
アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4
−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルスルフィニ
ル、カルボキシル又はカルバモイルにより置換されてい
ることができるC3−C8−シクロアルケニル;互いに独
立した最高5個のR6基により置換されており、それぞ
れの場合にアルキル基の炭素数が1〜3であり、そして
R6が上記の通りに定義される、アリール、アリールア
ルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリールアルキルで
あり、さらにR3及びR4又はR3及びR5は、場合により
フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、C1−C6−アル
キル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、
C1−C6−アシルオキシ、ベンゾイルオキシ、C1−C6
−アルコキシ、オキソ、チオキソ、カルボキシル、カル
バモイル又はフェニルにより置換されていることができ
る炭素数が3〜8の飽和もしくは不飽和の炭素環式又は
ヘテロ環式環の一部であることもでき、Xは酸素、硫
黄、セレン又は置換窒素N−R2を示し、ここでR2は上
記の意味を有することができ、R3及びR4が同時にHを
示す化合物、ならびにR2及びR5がHを示し且つR3及
び/又はR4がアリールアルキルを示す化合物、ならび
にXが酸素を示し且つR2及びR5が水素を示す化合物を
除く]を組み合わせて含む薬剤。
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