JPH08244499A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH08244499A
JPH08244499A JP7080784A JP8078495A JPH08244499A JP H08244499 A JPH08244499 A JP H08244499A JP 7080784 A JP7080784 A JP 7080784A JP 8078495 A JP8078495 A JP 8078495A JP H08244499 A JPH08244499 A JP H08244499A
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JP
Japan
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speed
shift
brake
torque
gear shifting
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Application number
JP7080784A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Mikami
強 三上
Hidehiro Oba
秀洋 大庭
Nobuaki Takahashi
信明 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重変速時のエンジンの吹き上りや変速ショ
ックの悪化を防止する。 【構成】 第1の摩擦係合装置1を解放状態に維持しも
しくは切り換えるとともに第2の摩擦係合装置2を係合
させる変速によって設定される変速段を備えた自動変速
機3の制御装置において、前記変速が、第2の摩擦係合
装置2を解放状態にして設定される変速段への変速途中
に判断されたことを検出する多重変速検出手段4と、こ
の多重変速検出手段4の検出結果に基づいてエンジンの
出力トルクを低下させるトルクダウン指示信号を出力す
るトルクダウン指示手段5とを備えている。第2の摩擦
係合装置2にかかるトルクが低下させられ、その係合力
の増大に遅れがあっても、変速が円滑に進行してエンジ
ンの吹き上りや変速ショックの悪化が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の自動変速機に
おける変速を制御する装置に関し、特にいわゆる多重変
速の制御を行うための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機では、変速ショック
を低減し、また変速制御を容易にするために、一方向ク
ラッチを採用する場合が多い。周知のように一方向クラ
ッチはトルクの伝達方向が一方向に限定されるから、ト
ルクの作用の仕方によって自動的に係合・解放する反
面、エンジンブレーキを効かせる必要のある変速段に使
用した場合には、その一方向クラッチと並列に多板構造
の摩擦係合装置を設ける必要がある。
【0003】このように一方向クラッチを採用すれば、
多板構造の摩擦係合装置が必須となる場合があり、その
ために機能的に一部重複する部品を設けることになって
装置の小型・軽量化に反することになる。そこで本出願
人は、所定の低中速段(具体的には第2速)を一方向ク
ラッチを用いずに設定する自動変速機を特開平6−34
1525号によって既に提案した。この自動変速機は、
4速変速部とオーバードライブ部とからなる歯車変速装
置によって前進5段を設定するように構成されている。
そして前進第1速ないし第4速ではオーバードライブ部
をその全体が一体回転する直結状態とし、第1速では4
速変速部における第1のクラッチを係合させることに伴
って第2の一方向クラッチを係合させ、また第3速では
第1のクラッチおよび第2のブレーキを係合させること
に伴って第1の一方向クラッチを係合させる。これに対
して第2速では第1のクラッチと第3のブレーキとを係
合させており、したがってこの第2速は4速変速部にお
けるいずれの一方向クラッチも係合させずに設定でき、
この第2速のための一方向クラッチが不要であるから、
自動変速機の小型・軽量化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように一方向
クラッチを使用しない変速段を低中速段に設定してある
自動変速機では、その変速段と他の変速段との間の変速
がいわゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変速となる。具体
的には、上記の公報に記載された自動変速機では第2速
と第3速との間の変速は、第2ブレーキと第3ブレーキ
との係合・解放状態を同時に切り換えることによって達
成され、クラッチ・ツウ・クラッチ変速となる。この第
2速と第3速との間の変速が、例えば、第1速から第2
速へ変速し、第2速が達成された後に第3速へ変速した
り、あるいは反対に第4速から第3速へ変速し、第3速
が達成された後に第2速へ変速するように順当に行われ
るのであれば、その変速を適正に制御する油圧装置を備
えているから、変速ショックが悪化するなどのことはな
い。
【0005】しかしながら変速判断はスロットル開度や
車速に基づいて行われるから、アクセルペダルを大きく
踏み込んで発進した後にアクセルペダルを戻してスロッ
トル開度を減じた場合には、第1速から第3速へのいわ
ゆる飛び越し変速が判断される。その場合、何等かの事
情でアクセルペダルを再度踏み込むと、スロットル開度
の増大によって第2速へのダウンシフトが判断される。
このような変速途中で更に他の変速段への変速判断が成
立するいわゆる多重変速が行われる場合、第3速を達成
するための油圧の供給状態から第2速を達成するための
油圧の供給状態に変更しなければならないので、油圧制
御装置の応答遅れが不可避的に生じる。具体的には、上
記従来の自動変速機では、第3速を達成するための第2
ブレーキおよびそのアキュームレータにある程度油圧を
供給している状態から、その油圧をドレインすると共に
第2速を達成する第3ブレーキに油圧を供給する状態に
変更することになるので、第3ブレーキの油圧の立ち上
がりに少なからず遅れが生じる。
【0006】一方、エンジンの出力は、スロットル開度
が増大するのとほぼ同時に増大し始める。そのため上記
の多重変速の場合、入力回転数や入力トルクの増大に対
して第2速を達成するための第3ブレーキの係合遅れが
生じ易く、その結果、第3ブレーキがある程度トルク容
量をもった状態になった時点では、入力トルクが大きく
なってしまっているために入力回転数がそのまま増大し
続け、例えば前述した第2の一方向クラッチが係合して
第1速が設定されてしまい、その後、第2速が達成され
るおそれがある。このような場合、出力軸トルクは大き
く増減し、変速ショックが顕著になる不都合がある。
【0007】また従来、自動変速機での変速時にエンジ
ントルクを低下させるいわゆるトルクダウン制御が行わ
れているが、従来のトルクダウン制御は、変速出力後、
イナーシャ相の開始が検出されることにより実行される
から、上述した多重変速の場合、最初に出力された変速
による回転変動とは異なる回転変動が生じることがある
ので、結局は、トルクダウン制御が実行されず、上述し
たエンジン回転数の増大、すなわちエンジンの吹き上が
りが生じたり、変速ショックが悪化したりする不都合が
あった。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、多重変速時のエンジンの吹き上がりや変速
ショックの悪化を防止することのできる制御装置を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、図1に示すように構成したことを特
徴とするものである。すなわちこの発明は、第1の摩擦
係合装置1を解放状態に維持しもしくは切り換えるとと
もに第2の摩擦係合装置2を係合させる変速によって設
定される変速段を備えた自動変速機3の制御装置におい
て、前記変速が、第2の摩擦係合装置2を解放状態にし
て設定される変速段への変速途中に判断されたことを検
出する多重変速検出手段4と、この多重変速検出手段4
の検出結果に基づいてエンジンの出力トルクを低下させ
るトルクダウン指示信号を出力するトルクダウン指示手
段5とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】この発明の制御装置が対象とする自動変速機3
は、第1の摩擦係合装置1を解放状態とし、かつ第2の
摩擦係合装置2を係合状態にして所定の変速段が設定さ
れる。その第2の摩擦係合装置2を解放状態にして設定
される変速段への変速の途中に、該第2の摩擦係合装置
2を係合させて設定する変速段への変速を行うべき状態
が生じると、これを多重変速検出手段4が検出する。そ
してその検出結果に基づいて、すなわち第2の摩擦係合
装置2を係合させる変速段への変速が検出されると、ト
ルクダウン指示手段5がエンジンのトルクを低下させる
ための指示信号を出力し、その結果、エンジントルクが
低下させられる。したがってその変速がクラッチ・ツウ
・クラッチであって、その第2の摩擦係合装置2の係合
の遅れがあっても、トルクダウン制御がイナーシャ相の
開始を待たずに実行されて自動変速機3に対する入力ト
ルクあるいはその第2の摩擦係合装置2にかかるトルク
の増大が緩和されるので、これを係合させることによっ
て設定される変速段への変速がスムースに進行し、変速
ショックが防止される。
【0011】
【実施例】つぎにこの発明を図に示す実施例を参照して
説明する。なお、以下に説明する実施例は、この発明を
前述した特開平6−341525号公報に記載された自
動変速機を対象とした制御装置に適用した例である。
【0012】図2は全体的な制御系統図であって、自動
変速機Aを連結してあるエンジンEは、その吸気管路1
2にメインスロットルバルブ13とその上流側に位置す
るサブスロットルバルブ14とを有している。そのメイ
ンスロットルバルブ13はアクセルペダル15に連結さ
れていて、アクセルペダル15の踏み込み量に応じて開
閉される。またサブスロットルバルブ14は、モータ1
6によって開閉されるようになっている。このサブスロ
ットルバルブ14の開度を調整するためにモータ16を
制御し、またエンジンEの燃料噴射量および点火時期な
どを制御するためのエンジン用電子制御装置(E−EC
U)17が設けられている。この電子制御装置17は、
中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RAM、
ROM)ならびに入出力インターフェースを主体とする
ものであって、この電子制御装置17には、制御のため
のデータとして、エンジン(E/G)回転数N、吸入空
気量Q、吸入空気温度、スロットル開度、車速、エンジ
ン水温、ブレーキスイッチからの信号などの各種の信号
が入力されている。
【0013】自動変速機Aは、油圧制御装置18によっ
て変速およびロックアップクラッチやライン圧あるいは
所定の摩擦係合装置の係合圧が制御される。その油圧制
御装置18は、電気的に制御されるように構成されてお
り、また変速を実行するための第1ないし第3のシフト
ソレノイドバルブS1 ,〜S3 、エンジンブレーキ状態
を制御するための第4ソレノイドバルブS4 、ライン圧
を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT、アキュ
ームレータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバル
ブSLN、ロックアップクラッチや所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUが
設けられている。
【0014】これらのソレノイドバルブに信号を出力し
て変速やライン圧あるいはアキュームレータ背圧などを
制御する自動変速機用電子制御装置(T−ECU)19
が設けられている。この自動変速機用電子制御装置19
は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RA
M、ROM)ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであって、この電子制御装置19には、制御の
ためのデータとしてスロットル開度、車速、エンジン水
温、ブレーキスイッチからの信号、シフトポジションを
示す信号、パターンセレクトスイッチからの信号、オー
バードライブスイッチからの信号、後述するクラッチC
0 の回転速度を検出するC0 センサからの信号、自動変
速機の油温、マニュアルシフトスイッチからの信号など
が入力されている。
【0015】またこの自動変速機用電子制御装置19と
エンジン用電子制御装置17とは、相互にデータ通信可
能に接続されており、エンジン用電子制御装置17から
自動変速機用電子制御装置19に対しては、1回転当た
りの吸入空気量(Q/N)などの信号が送信され、また
自動変速機用電子制御装置19からエンジン用電子制御
装置17に対しては、各ソレノイドバルブに対する指示
信号と同等の信号および変速段を指示する信号などが送
信されている。
【0016】すなわち自動変速機用電子制御装置19
は、入力されたデータおよび予め記憶しているマップに
基づいて変速段やロックアップクラッチのON/OF
F、あるいはライン圧や係合圧の調圧レベルなどを判断
し、その判断結果に基づいて所定のソレノイドバルブに
指示信号を出力し、さらにフェールの判断やそれに基づ
く制御を行うようになっている。またエンジン用電子制
御装置17は、入力されたデータに基づいて燃料噴射量
や点火時期あるいはサブスロットルバルブ14の開度な
どを制御することに加え、自動変速機Aでの変速時に燃
料噴射量を削減し、あるいは点火時期を変え、もしくは
サブスロットルバルブ14の開度を絞ることにより、出
力トルクを一時的に低下させるようになっている。
【0017】図3は上記の自動変速機Aの歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進5段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。すなわ
ちここに示す自動変速機Aは、トルクコンバータ20
と、副変速部21と、主変速部22とを備えている。そ
のトルクコンバータ20は、ロックアップクラッチ23
を有しており、このロックアップクラッチ23は、ポン
プインペラ24に一体化させてあるフロントカバー25
とタービンランナ26を一体に取付けた部材(ハブ)2
7との間に設けられている。エンジンのクランクシャフ
ト(それぞれ図示せず)はフロントカバー25に連結さ
れ、またタービンランナ26を連結してある入力軸28
は、副変速部21を構成するオーバードライブ用遊星歯
車機構29のキャリヤ30に連結されている。
【0018】この遊星歯車機構29におけるキャリヤ3
0とサンギヤ31との間には、多板クラッチC0 と一方
向クラッチF0 とが設けられている。なお、この一方向
クラッチF0 はサンギヤ31がキャリヤ30に対して相
対的に正回転(入力軸28の回転方向の回転)する場合
に係合するようになっている。またサンギヤ31の回転
を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。
そしてこの副変速部21の出力要素であるリングギヤ3
2が、主変速部22の入力要素である中間軸33に接続
されている。
【0019】したがって副変速部21は、多板クラッチ
C0 もしくは一方向クラッチF0 が係合した状態では遊
星歯車機構29の全体が一体となって回転するため、中
間軸33が入力軸28と同速度で回転し、低速段とな
る。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ31の回転
を止めた状態では、リングギヤ32が入力軸28に対し
て増速されて正回転し、高速段となる。
【0020】他方、主変速部22は三組の遊星歯車機構
40,50,60を備えており、それらの回転要素が以
下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構
40のサンギヤ41と第2遊星歯車機構50のサンギヤ
51とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機
構40のリングギヤ43と第2遊星歯車機構50のキャ
リヤ52と第3遊星歯車機構60のキャリヤ62との三
者が連結され、かつそのキャリヤ62に出力軸65が連
結されている。さらに第2遊星歯車機構50のリングギ
ヤ53が第3遊星歯車機構60のサンギヤ61に連結さ
れている。
【0021】この主変速部22の歯車列では後進段と前
進側の四つの変速段とを設定することができ、そのため
のクラッチおよびブレーキが以下のように設けられてい
る。先ずクラッチについて述べると、互いに連結されて
いる第2遊星歯車機構50のリングギヤ53および第3
遊星歯車機構60のサンギヤ61と中間軸33との間に
第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された第
1遊星歯車機構40のサンギヤ41および第2遊星歯車
機構50のサンギヤ51と中間軸33との間に第2クラ
ッチC2 が設けられている。
【0022】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構40および第2遊星歯車機構50のサンギヤ41,5
1の回転を止めるように配置されている。またこれらの
サンギヤ41,51(すなわち共通サンギヤ軸)とケー
シング66との間には、第1一方向クラッチF1 と多板
ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されて
おり、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ41,5
1が逆回転(入力軸28の回転方向とは反対方向の回
転)しようとする際に係合するようになっている。多板
ブレーキである第3ブレーキB3 は第1遊星歯車機構4
0のキャリヤ42とケーシング66との間に設けられて
いる。そして第3遊星歯車機構60のリングギヤ63の
回転を止めるブレーキとして多板ブレーキである第4ブ
レーキB4 と第2一方向クラッチF2 とがケーシング6
6との間に並列に配置されている。なお、この第2一方
向クラッチF2 はリングギヤ63が逆回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0023】上記の自動変速機Aでは、各クラッチやブ
レーキを図4の作動表に示すように係合・解放すること
により前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図4において○印は係合状態、●印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、△印は係合・解放のいずれ
でもよいこと、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
【0024】図4の作動表に示されているように、第2
速と第3速との間の変速は、第2ブレーキB2 と第3ブ
レーキB3 との係合・解放状態を共に変えるクラッチ・
ツウ・クラッチ変速になる。この変速を円滑に行うため
に、上述した油圧制御装置18には図5に示す油圧回路
が組み込まれている。
【0025】図5において符号70は 1-2シフトバルブ
を示し、また符号71は 2-3シフトバルブを示し、さら
に符号72は 3-4シフトバルブを示している。これらの
シフトバルブ70,71,72の各ポートの各変速段で
の連通状態は、それぞれのシフトバルブ70,71,7
2の下側に示しているとおりである。なお、その数字は
各変速段を示す。その 2-3シフトバルブ71のポートの
うち第1速および第2速で入力ポート73に連通するブ
レーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路75を介
して接続されている。この油路にはオリフィス76が介
装されており、そのオリフィス76と第3ブレーキB3
との間にダンパーバルブ77が接続されている。このダ
ンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン圧が急
激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝作用を
行うものである。
【0026】また符号78は B-3コントロールバルブで
あって、第3ブレーキB3 の係合圧をこの B-3コントロ
ールバルブ78によって直接制御するようになってい
る。すなわちこの B-3コントロールバルブ78は、スプ
ール79とプランジャ80とこれらの間に介装したスプ
リング81とを備えており、スプール79によって開閉
される入力ポート82に油路75が接続され、またこの
入力ポート82に選択的に連通させられる出力ポート8
3が第3ブレーキB3 に接続されている。さらにこの出
力ポート83は、スプール79の先端側に形成したフィ
ードバックポート84に接続されている。一方、前記ス
プリング81を配置した箇所に開口するポート85に
は、 2-3シフトバルブ71のポートのうち第3速以上の
変速段でDレンジ圧を出力するポート86および第2ブ
レーキB2 が、油路87を介して連通されている。また
プランジャ80の端部側に形成した制御ポート88に
は、ロックアップクラッチ用リニアソレノイドバルブS
LUが接続されている。
【0027】したがって B-3コントロールバルブ78
は、スプリング81の弾性力とポート85に供給される
油圧とによって調圧レベルが設定され、かつ制御ポート
88に供給される信号圧が高いほどスプリング81によ
る弾性力が大きくなるように構成されている。
【0028】さらに図5中符号89は 2-3タイミングバ
ルブであって、この 2-3タイミングバルブ89は、小径
のランドと2つの大径のランドとを形成したスプール9
0と第1のプランジャ91とこれらの間に配置したスプ
リング92とスプール90を挟んで第1のプランジャ9
1とは反対側に配置された第2のプランジャ93とを有
している。この 2-3タイミングバルブ89の中間部のポ
ート94に油路95が接続され、またこの油路95は、
2-3シフトバルブ71のポートのうち第3速以上の変速
段でブレーキポート74に連通させられるポート96に
接続されている。
【0029】さらにこの油路95は途中で分岐して、前
記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポート97
にオリフィスを介して接続されている。この中間部のポ
ート94に選択的に連通させられるポート98は油路9
9を介してソレノイドリレーバルブ100に接続されて
いる。そして第1のプランジャ91の端部に開口してい
るポートにロックアップクラッチ用リニアソレノイドバ
ルブSLUが接続され、また第2のプランジャ93の端部
に開口するポートに第2ブレーキB2 がオリフィスを介
して接続されている。
【0030】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。またこの油路87から分
岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧する
場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス10
4が介装され、この油路103は以下に説明するオリフ
ィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0031】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。第2ブレーキB2 を接続してあるポート107より
図での上側に形成したポート109は、ドレインポート
に選択的に連通させられるポートであって、このポート
109には、油路110を介して前記 B-3コントロール
バルブ78のポート111が接続されている。なおこの
ポート111は、第3ブレーキB3 を接続してある出力
ポート83に選択的に連通させられるポートである。
【0032】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、 3-4シフトバルブ72のポート114に接続さ
れている。このポート114は、第3速以下の変速段で
第3ソレノイドバルブS3 の信号圧を出力し、また第4
速以上の変速段で第4ソレノイドバルブS4 の信号圧を
出力するポートである。さらにこのオリフィスコントロ
ールバルブ105には、前記油路95から分岐した油路
115が接続されており、この油路115を選択的にド
レインポートに連通させるようになっている。
【0033】なお、前記 2-3シフトバルブ71において
第2速以下の変速段でDレンジ圧を出力するポート11
6が、前記 2-3タイミングバルブ89のうちスプリング
92を配置した箇所に開口するポート117に油路11
8を介して接続されている。また 3-4シフトバルブ72
のうち第3速以下の変速段で前記油路87に連通させら
れるポート119が油路120を介してソレノイドリレ
ーバルブ100に接続されている。
【0034】そして図5中、符号121は第2ブレーキ
B2 用のアキュームレータを示し、その背圧室には、リ
ニアソレノイドバルブSLNが出力する油圧に応じて調圧
されたアキュームレータコントロール圧が供給されてい
る。なおこのアキュームレータコントロール圧は、リニ
アソレノイドバルブSLNの出力圧が低いほど高い圧力に
なるように構成されている。したがって第2ブレーキB
2 の係合・解放の過渡的な油圧は、リニアソレノイドバ
ルブSLNの信号圧が低いほど高い圧力で推移するように
なっている。
【0035】また符号122は C-0エキゾーストバルブ
を示し、さらに符号123はクラッチC0 用のアキュー
ムレータを示している。なお C-0エキゾーストバルブ1
22は2速レンジでの第2速のみにおいてエンジンブレ
ーキを効かせるためにクラッチC0 を係合させるように
動作するものである。
【0036】したがって、上述した油圧回路によれば、
B-3コントロールバルブ78のポート111がドレイン
に連通していれば、第3ブレーキB3 の係合圧を B-3コ
ントロールバルブ78によって直接調圧することがで
き、またその調圧レベルをリニアソレノイドバルブSLU
によって変えることができる。またオリフィスコントロ
ールバルブ105のスプール106が、図の左半分に示
す位置にあれば、第2ブレーキB2 はこのオリフィスコ
ントロールバルブ105を介して油路103に連通させ
られるので、大径オリフィス104を介して排圧が可能
になり、したがって第2ブレーキB2 からのドレイン速
度を制御することができる。
【0037】上述した自動変速機において、第2速は第
3ブレーキB3 を係合させることによって設定され、し
たがって第2速を設定する場合、この第3ブレーキB3
の係合の仕方によって変速ショックに大きな影響が生じ
る。そこで上述したこの発明にかかる制御装置では、第
2速への変速が他の変速の実行中に判断された場合、す
なわちいわゆる多重変速の場合には、以下のように制御
する。
【0038】図6はその制御ルーチンを概略的に示して
おり、まず、制御開始条件として、第2速への多重変速
によるダウンシフトが判断されたか否か(ステップ
1)、およびこのダウンシフトの判断が最初の変速判断
から所定時間α以内に成立したか否か(ステップ2)を
判断する。より具体的には、ステップ1では、第1速か
らか第3速以上の変速段への変速途中もしくは第2速か
ら第3速への変速途中に第2速へのダウンシフトが判断
されたか否かが判断される。その判断結果が“ノー”で
あれば、特に制御を行うことなくこの制御ルーチンから
抜ける。これとは反対に第2速への多重変速でのダウン
シフトが判断された場合には、ステップ2において、第
3速への前記の変速の出力から第2速へのダウンシフト
の判断の成立までの時間Tが予め定めた基準時間α以内
か否かが判断される。
【0039】この基準時間αは、第3速以上の変速段で
係合させられる第2ブレーキB2 についてのアキューム
レータ121に充分なオイルが供給されるのに要する時
間であって、スロットル開度や油温などに応じて予め定
めた値が採用される。このアキュームレータ121にオ
イルが充分供給されていれば、第2ブレーキB2 の係合
力が充分高くなって第3速がほぼ完全に達成されている
ことになる。したがって第3速への変速出力からの経過
時間Tが基準時間α以上であれば、実質的に多重変速で
はなく、第3速から第2速へのダウンシフトになるの
で、これは通常の変速制御を行えばよいことになる。す
なわちステップ2の判断結果が“イエス”の場合には、
特に制御を行うことなくこの制御ルーチンから抜ける。
【0040】これとは反対にステップ2の判断結果が
“ノー”の場合には、第3速が達成されていない変速途
中での第2速へのダウンシフトとなるので、エンジント
ルクを低下させるトルクダウン指示信号を直ちに出力す
る(ステップ3)。このエンジントルクの低減のための
制御方法は点火時期を遅らせるなど、前述したとおりで
ある。したがって第3速への変速のために第2ブレーキ
B2 に油圧を供給しつつある状態から、第2速を設定す
るために第2ブレーキB2 から排圧するとともに第3ブ
レーキB3 に油圧を供給する状態に切り換える場合であ
っても、エンジントルクが直ちに低下させられるから、
エンジンが吹き上がることがない。
【0041】すなわち第2速へのダウンシフトが多重変
速であるために、第3ブレーキB3への油圧の供給の遅
れによって第3ブレーキB3 のトルク容量の増大に遅れ
が生じる場合があるが、エンジントルクの低減制御によ
って第3ブレーキB3 にかかるトルクも低下しているの
で、第3ブレーキB3 が遊星歯車機構40のキャリヤ4
2の回転を次第に止め、入力回転数(タービン回転数も
しくはタービンと一体の部材の回転数)NC0は、過大に
なることなく第2速の回転数に次第に同期させられる。
その結果、たとえ第2速へのダウンシフトが多重変速で
あっても、エンジンの吹き上がりや変速ショックの悪化
が防止される。
【0042】なお、上記のトルクダウン制御は、第3ブ
レーキB3 を係合し易くするために行うのであるから、
その目的の範囲内で入力ルトクが低ければよいのであ
り、したがってそのトルクダウン量は、スロットル開度
に応じてマップ化している値から選択されて採用され
る。そのためスロットル開度が小さい場合には、トルク
ダウン量が零の場合もある。また変速中のトルクダウン
量は、変速が実行されている間のスロットル開度に応じ
てリアルタイムで変更することも可能である。
【0043】上記のトルクダウンの指示信号を出力した
後にエンジントルクの復帰条件が成立したか否かを判断
する(ステップ4)。これは具体的には、入力回転数N
C0と第2速の同期回転数(出力軸回転数に第2速の変速
比を掛けた回転数)との差の絶対値が、予め定めた値の
範囲内に入っている継続時間が所定の基準時間βを超え
たか否かによって判断される。外乱や過渡的な状態など
による誤判断を防止するためである。このステップ4の
判断結果が“ノー”の場合には、トルクダウン制御を継
続し、また反対に継続時間が基準時間βを超えた場合に
は、エンジントルクの復帰制御を行う(ステップ5)。
【0044】この復帰制御は、低下させているエンジン
トルクを元に戻す制御であり、所定の時間T0 をかけて
トルクダウン量を段階的に零に戻す制御である。その制
御時間T0 は、予め定めた一定時間であってもよく、あ
るいは出力軸回転数やスロットル開度ごとに定めた時間
であってもよい。
【0045】上記の制御をタイムチャートによって説明
すると、図7において、例えば第1速から第3速への変
速出力がt0 時点に行われ、その後の基準時間αが経過
する以前のt1 時点に第2速へのダウンシフトが判断さ
れると、直ちにトルクダウン指示信号が出力され、所定
のトルクダウン量が設定される。したがって前記アキュ
ームレータ121の油圧PB2は、第3速への変速の実行
に伴って次第に上昇した後、このt1 時点から低下し始
め、また入力回転数NC0は、第2速の同期回転数に向け
て変化し始める。なお、その場合、第3速への変速の進
み具合により、入力回転数は、図7に示すように一旦低
下した後に増大する。あるいは第1速の同期回転数から
第2速の同期回転数に向けて低下し続ける。
【0046】そして入力回転数NC0が第2速の同期回転
数に近付いたt2 時点から所定の基準時間βが経過した
t3 時点に、エンジントルクの復帰制御が開始される。
その時点から所定の時間T0 が経過すると、エンジント
ルクの復帰制御が終了し、エンジントルクが元のトル
ク、すなわちトルクダウン制御を行わないトルクに戻さ
れる。
【0047】なお、上記の制御では、第3速が実質的に
設定される以前に第2速へのダウンシフトが判断された
場合にトルクダウン制御を直ちに行うこととした。これ
は、第3速を設定するための第2ブレーキB2 およびそ
のアキュームレータ121に油圧がある程度供給された
状態では、その油圧が B-3コントロールバルブ78のポ
ート85に作用してそのスプール79が図5の左半部に
示す状態に押し下げられ、その結果、第3ブレーキB3
から急速にドレインされて第3ブレーキB3 に残存する
オイルの量が極めて少なくなるから、これが係合する第
2速へのダウンシフトの制御の遅れをカバーするためで
ある。したがって第3速への変速が出力された後であっ
ても、第2ブレーキB2 およびそのアキュームレータ1
21に対する油圧の供給がほとんど進行していない時点
で第2速へのダウンシフトが判断された場合には、第3
ブレーキB3 にオイルが残っている場合もあり、また実
質的には多重変速ではない第2速への通常のダンウシフ
トとなる。このような場合には、上述した第2速へのダ
ウンシフトが判断されることに基づくトルクダウン制御
を直ちに行う必要がない。
【0048】そこでこのような場合のトルクダウン制御
を防止するためには、第1速から第3速以上の変速段へ
の変速の出力の後、もしくは第2速から第3速への変速
出力の後、その変速のイナーシャ相が開始する以前の時
間を規定する基準時間γ、もしくは第2ブレーキB2 の
アキュームレータ121に対する油圧の供給が僅少であ
る時点を規定する基準時間γを設定しておき、その基準
時間γ以前に第2速へのダウンシフトが判断された場合
には、トルクダウン制御を行わないように構成すればよ
い。
【0049】また上記の実施例では、第2速へのダウン
シフトが多重変速である場合のトルクダウン制御を行う
条件として、第2速へのダウンシフトの判断が前記各基
準時間α,γで規定される期間に行われることを採用し
たが、その期間は、直接的には、アキュームレータ12
1に対するオイルの充満度合いに関係するものである。
したがってこの期間を基準時間によって規定せずにアキ
ュームレータ121でのオイルの充満度で規定してもよ
い。その場合、ライン圧やアキュームレータ背圧を直接
検出してその値からアキュームレータ121のオイルの
充満度(オイル量もしくはアキュームレータピストンの
ストローク量)を推定計算し、あるいはライン圧を制御
するリニアソレノイドバルブSLTやアキュームレータ背
圧を制御するリニアソレノイドバルブSLNの制御値から
アキュームレータ121のオイルの充満度を推定計算す
ることとしてもよい。
【0050】なお、上記の実施例では、図3や図5に示
すギヤトレーンもしくは油圧回路を備えた自動変速機を
対象とする制御装置にこの発明を適用した例を採ったの
で、第2速への多重変速によるダウンシフトを例につい
て説明したが、この発明は、上記のギヤトレーンや油圧
回路以外のギヤトレーンもしくは油圧回路を備えた自動
変速機の制御装置に適用でき、したがって第2速への多
重変速でのダウンシフト以外の多重変速を制御する場合
にも同様に実施することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の制御装置
によれば、所定の変速が出力されてその変速途中に他の
変速が判断されるいわゆる多重変速であって、しかもそ
の変速がクラッチ・ツウ・クラッチ変速の場合、多重変
速の判断と同時にトルクダウン制御を行うから、その変
速を実行する摩擦係合装置の係合力の増大に遅れが生じ
ても、その摩擦係合装置にかかるトルクが抑制されるか
ら、その摩擦係合装置の係合力によって変速が円滑に進
行させられ、その結果、エンジンの吹き上がりや変速シ
ョックの悪化などの不都合が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を機能的手段で示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施例の制御系統を概略的に示す
ブロック図である。
【図3】その自動変速機の歯車列を主として示す図であ
る。
【図4】各変速段を設定するための作動表を示す図であ
る。
【図5】油圧回路の一部を示す図である。
【図6】第2速への多重変速の際のトルクダウン制御の
一例を説明するための制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】そのタイムチャートである。
【符号の説明】 1 第1の摩擦係合装置 2 第2の摩擦係合装置 3 自動変速機 4 多重変速検出手段 5 トルクダウン指示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の摩擦係合装置を解放状態に維持し
    もしくは切り換えるとともに第2の摩擦係合装置を係合
    させる変速によって設定される変速段を備えた自動変速
    機の制御装置において、 前記変速が、前記第2の摩擦係合装置を解放状態にして
    設定される変速段への変速途中に判断されたことを検出
    する多重変速検出手段と、 この多重変速検出手段の検出結果に基づいてエンジンの
    出力トルクを低下させるトルクダウン指示信号を出力す
    るトルクダウン指示手段とを備えていることを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
JP7080784A 1995-03-13 1995-03-13 自動変速機の制御装置 Pending JPH08244499A (ja)

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