JPH06341525A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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Publication number
JPH06341525A
JPH06341525A JP5157991A JP15799193A JPH06341525A JP H06341525 A JPH06341525 A JP H06341525A JP 5157991 A JP5157991 A JP 5157991A JP 15799193 A JP15799193 A JP 15799193A JP H06341525 A JPH06341525 A JP H06341525A
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JP
Japan
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pressure
friction engagement
engine
speed
clutch
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Pending
Application number
JP5157991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Oishi
俊弥 大石
Hidehiro Oba
秀洋 大庭
Hiromichi Kimura
弘道 木村
Tetsuo Hamashima
徹郎 濱嶋
Akira Fukatsu
彰 深津
Takayuki Kuno
孝之 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP5157991A priority Critical patent/JPH06341525A/ja
Publication of JPH06341525A publication Critical patent/JPH06341525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0477Smoothing ratio shift by suppression of excessive engine flare or turbine racing during shift transition

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品バラツキや経年変化などの影響を受けず
に良好な変速特性を得ることのできる油圧制御装置を提
供する。 【構成】 エンジンEに連結した自動変速機Aにおける
所定の摩擦係合装置1を解放するとともに他の摩擦係合
装置2を係合させることにより変速を実行する自動変速
機Aの油圧制御装置において、前記変速の際に前記他の
摩擦係合装置2に供給する油圧を調圧しかつその調圧特
性を変えることのできる調圧機構3と、この調圧機構3
に対して指令信号を出力する調圧指令手段4と、前記変
速の際のエンジンの吹き上りと前記各摩擦係合装置1,
2のタイアップとの少なくともいずれか一方を検出する
変速状況検出手段5と、その検出結果に基づいて前記調
圧機構3による調圧特性を変更する調圧特性変更手段6
とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機における
変速の際の油圧を制御するための装置に関し、特にいわ
ゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変速を実行する自動変速
機における油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クラッチ・ツウ・クラッチ変速のアップ
シフトの際の解放側摩擦係合装置の油圧を制御する方法
を、本出願人らは特願平3−344124号によって既
に提案した。これは、係合側摩擦係合装置に供給する油
圧によって、解放側摩擦係合装置からドレーンする油圧
を制御することにより、両者が逆比例関係となるように
するものである。そしてこの方法は、ドレーン圧を制御
するバルブの調圧値を、リニアソレノイドバルブからの
信号圧によって制御することにより実行している。
【0003】このような摩擦係合装置の油圧は、調圧値
を変えることのできるバルブを制御することにより目的
に合わせて調圧することができ、したがって例えばクラ
ッチ・ツウ・クラッチ変速のダウンシフトの際に、その
変速に関与する係合側の摩擦係合装置の係合圧を、上記
の例におけるような調圧機能のあるバルブによって制御
することが考えられる。このようにすることができれ
ば、係合側摩擦係合装置に付設されているアキュームレ
ータを廃止することができるので、装置の小型・軽量化
を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようする課題】上述した摩擦係合装置の
係合圧を調圧バルブによって直接制御する場合、ソレノ
イドバルブから出力される信号圧を変えることにより、
調圧バルブの調圧値を変え、これにより係合圧の昇圧特
性がアキュームレータによって制御される場合と同様な
特性となるように制御することになる。しかしながらこ
の制御に関与するソレノイドバルブや調圧バルブあるい
は摩擦係合装置の油圧サーボ機構などには、不可避的な
製品品質のバラツキがあり、また経年変化があるため、
これらが原因となって係合圧の昇圧特性が、目標とする
所定の特性とは異なってしまい、その結果、エンジンの
吹き上りや摩擦係合装置のタイアップによる変速ショッ
クが生じるおそれがあった。
【0005】例えば調圧バルブの調圧値が高い方にずれ
たり、ピストンストロークが所定値より短くなっていた
り、さらにリターンスプリングの荷重が小さい方にずれ
ているなど、ピストンが瞬時に作動を完了するようなバ
ラツキが生じていた場合、解放側摩擦係合装置が未だ所
定以上のトルク容量をもっているうちに係合側摩擦係合
装置が係合してしまうので、これらの摩擦係合装置のタ
イアップによる変速ショックが生じる。
【0006】また反対に、調圧値が規定値より低くなっ
ていたり、ピストンストロールが規定値より長くなって
いたり、さらにはリターンスプリングの荷重が既定荷重
より大きいなどのことにより、ピストンの作動完了が遅
れるようなバラツキが生じていた場合には、係合側摩擦
係合装置の係合が遅れるから、エンジンの過剰な吹き上
りが生じるおそれがある。
【0007】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たもので、クラッチ・ツウ・クラッチ変速の際の係合側
摩擦係合装置の係合圧を調圧バルブで直接制御するにあ
たり、制御機器の製品バラツキや経年変化などの影響を
受けることなく良好な変速特性を得ることのできる油圧
制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、図1に示す構成としたことを特徴と
するものである。すなわちこの発明は、エンジンEに連
結した自動変速機Aにおける所定の摩擦係合装置1を解
放するとともに他の摩擦係合装置2を係合させることに
より変速を実行する自動変速機Aの油圧制御装置におい
て、前記変速の際に前記他の摩擦係合装置2に供給する
油圧を調圧しかつその調圧特性を変えることのできる調
圧機構3と、この調圧機構3に対して指令信号を出力す
る調圧指令手段4と、前記変速の際のエンジンの吹き上
りと前記各摩擦係合装置1,2のタイアップとの少なく
ともいずれか一方を検出する変速状況検出手段5と、そ
の検出結果に基づいて前記調圧機構3による調圧特性を
変更する調圧特性変更手段6とを具備していることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明の油圧制御装置では、クラッチ・ツウ
・クラッチ変速の際に係合させられる摩擦係合装置2の
係合圧を調圧機構3によって直接制御する。この調圧機
構3は調圧指令手段4からの信号に基づいて所定の調圧
特性で調圧を行う。その調圧特性は、常時一定ではな
く、変速状況検出手段5によって検出された状況に基づ
いて調圧特性変更手段6によって変更させられる。すな
わちクラッチ・ツウ・クラッチ変速の際のエンジンEの
吹き上りもしくは各摩擦係合装置1,2のタイアップが
変速状況検出手段5によって検出され、例えばエンジン
Eの吹き上りが生じれば、前記摩擦係合装置2の係合圧
が高くなるように、もしくは昇圧勾配を大きく、あるい
は昇圧タイミングが早くなるように調圧特性を変更す
る。また反対にタイアップが検出された場合には、例え
ば前記摩擦係合装置2の係合圧が低くなるように、もし
くは昇圧勾配を小さく、あるいは昇圧タイミングが遅く
なるように調圧特性を変更する。
【0010】
【実施例】つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説
明する。図2はこの発明の一実施例を示す全体的な制御
系統図であって、自動変速機Aを連結してあるエンジン
Eは、その吸気管路12にメインスロットルバルブ13
とその上流側に位置するサブスロットルバルブ14とを
有している。そのメインスロットルバルブ13はアクセ
ルペダル15に連結されていて、アクセルペダル15の
踏み込み量に応じて開閉される。またサブスロットルバ
ルブ14は、モータ16によって開閉されるようになっ
ている。このサブスロットルバルブ14の開度を調整す
るためにモータ16を制御し、またエンジンEの燃料噴
射量および点火時期などを制御するためのエンジン用電
子制御装置(E−ECU)17が設けられている。この
電子制御装置17は、中央演算処理装置(CPU)およ
び記憶装置(RAM、ROM)ならびに入出力インター
フェースを主体とするものであって、この電子制御装置
17には、制御のためのデータとして、エンジン(E/
G)回転数N、吸入空気量Q、吸入空気温度、スロット
ル開度、車速、エンジン水温、ブレーキスイッチからの
信号などの各種の信号が入力されている。
【0011】自動変速機Aは、油圧制御装置18によっ
て変速およびロックアップクラッチやライン圧あるいは
所定の摩擦係合装置の係合圧が制御される。その油圧制
御装置18は、電気的に制御されるように構成されてお
り、また変速を実行するための第1ないし第3のシフト
ソレノイドバルブS1 ,〜S3 、エンジンブレーキ状態
を制御するための第4ソレノイドバルブS4 、ライン圧
を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT、アキュ
ームレータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバル
ブSLN、ロックアップクラッチや所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUが
設けられている。
【0012】これらのソレノイドバルブに信号を出力し
て変速やライン圧あるいはアキュームレータ背圧などを
制御する自動変速機用電子制御装置(T−ECU)19
が設けられている。この自動変速機用電子制御装置19
は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RA
M、ROM)ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであって、この電子制御装置19には、制御の
ためのデータとしてスロットル開度、車速、エンジン水
温、ブレーキスイッチからの信号、シフトポジション、
パターンセレクトスイッチからの信号、オーバドライブ
スイッチからの信号、後述するクラッチC0 の回転速度
を検出するC0 センサからの信号、第2クラッチC2 の
回転速度を検出するC2 センサからの信号、自動変速機
の油温、マニュアルシフトスイッチからの信号などが入
力されている。
【0013】またこの自動変速機用電子制御装置19と
エンジン用電子制御装置17とは、相互にデータ通信可
能に接続されており、エンジン用電子制御装置17から
自動変速機用電子制御装置19に対しては、1回転当た
りの吸入空気量(Q/N)などの信号が送信され、また
自動変速機用電子制御装置19からエンジン用電子制御
装置17に対しては、各ソレノイドバルブに対する指示
信号と同等の信号および変速段を指示する信号などが送
信されている。
【0014】すなわち自動変速機用電子制御装置19
は、入力されたデータおよび予め記憶しているマップに
基づいて変速段やロックアップクラッチのON/OF
F、あるいはライン圧や係合圧の調圧レベルなどを判断
し、その判断結果に基づいて所定のソレノイドバルブに
指示信号を出力し、さらにフェールの判断やそれに基づ
く制御を行うようになっている。またエンジン用電子制
御装置17は、入力されたデータに基づいて燃料噴射量
や点火時期あるいはサブスロットルバルブ14の開度な
どを制御することに加え、自動変速機Aでの変速時に燃
料噴射量を削減し、あるいは点火時期を変え、もしくは
サブスロットルバルブ14の開度を絞ることにより、出
力トルクを一時的に低下させるようになっている。
【0015】図3は上記の自動変速機Aの歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進5段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。すなわ
ちここに示す自動変速機Aは、トルクコンバータ20
と、副変速部21と、主変速部22とを備えている。そ
のトルクコンバータ20は、ロックアップクラッチ23
を有しており、このロックアップクラッチ23は、ポン
プインペラ24に一体化させてあるフロントカバー25
とタービンランナ26を一体に取付けた部材(ハブ)2
7との間に設けられている。エンジンのクランクシャフ
ト(それぞれ図示せず)はフロントカバー25に連結さ
れ、またタービンランナ26を連結してある入力軸28
は、副変速部21を構成するオーバドライブ用遊星歯車
機構29のキャリヤ30に連結されている。
【0016】この遊星歯車機構29におけるキャリヤ3
0とサンギヤ31との間には、多板クラッチC0 と一方
向クラッチF0 とが設けられている。なお、この一方向
クラッチF0 はサンギヤ31がキャリヤ30に対して相
対的に正回転(入力軸28の回転方向の回転)する場合
に係合するようになっている。またサンギヤ31の回転
を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。
そしてこの副変速部21の出力要素であるリングギヤ3
2が、主変速部22の入力要素である中間軸33に接続
されている。
【0017】したがって副変速部21は、多板クラッチ
C0 もしくは一方向クラッチF0 が係合した状態では遊
星歯車機構29の全体が一体となって回転するため、中
間軸33が入力軸28と同速度で回転し、低速段とな
る。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ31の回転
を止めた状態では、リングギヤ32が入力軸28に対し
て増速されて正回転し、高速段となる。
【0018】他方、主変速部22は三組の遊星歯車機構
40,50,60を備えており、それらの回転要素が以
下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構
40のサンギヤ41と第2遊星歯車機構50のサンギヤ
51とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機
構40のリングギヤ43と第2遊星歯車機構50のキャ
リヤ52と第3遊星歯車機構60のキャリヤ62との三
者が連結され、かつそのキャリヤ62に出力軸65が連
結されている。さらに第2遊星歯車機構50のリングギ
ヤ53が第3遊星歯車機構60のサンギヤ61に連結さ
れている。
【0019】この主変速部22の歯車列では後進段と前
進側の四つの変速段とを設定することができ、そのため
のクラッチおよびブレーキが以下のように設けられてい
る。先ずクラッチについて述べると、互いに連結されて
いる第2遊星歯車機構50のリングギヤ53および第3
遊星歯車機構60のサンギヤ61と中間軸33との間に
第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された第
1遊星歯車機構40のサンギヤ41および第2遊星歯車
機構50のサンギヤ51と中間軸33との間に第2クラ
ッチC2 が設けられている。
【0020】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構40および第2遊星歯車機構50のサンギヤ41,5
1の回転を止めるように配置されている。またこれらの
サンギヤ41,51(すなわち共通サンギヤ軸)とケー
シング66との間には、第1一方向クラッチF1 と多板
ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されて
おり、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ41,5
1が逆回転(入力軸28の回転方向とは反対方向の回
転)しようとする際に係合するようになっている。多板
ブレーキである第3ブレーキB3 は第1遊星歯車機構4
0のキャリヤ42とケーシング66との間に設けられて
いる。そして第3遊星歯車機構60のリングギヤ63の
回転を止めるブレーキとして多板ブレーキである第4ブ
レーキB4 と第2一方向クラッチF2 とがケーシング6
6との間に並列に配置されている。なお、この第2一方
向クラッチF2 はリングギヤ63が逆回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0021】上記の自動変速機Aでは、各クラッチやブ
レーキを図4の作動表に示すように係合・解放すること
により前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図4において○印は係合状態、●印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、△印は係合・解放のいずれ
でもよいこと、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
【0022】図4に示す各変速段は、シフトレバー(図
示せず)を操作して選択された走行レンジに応じて設定
され、そのシフトレバーによって選択する走行レンジの
位置は、図5に示すように配列されている。すなわちパ
ーキング(P)レンジ位置に続けてリバース(R)レン
ジ位置が配置され、これらの配列方向に対して斜め方向
の位置にRレンジに続けてニュートラル(N)レンジ位
置が設けられている。ドライブ(D)レンジ位置は、こ
のNレンジに対して、前記Pレンジ位置とRレンジ位置
との配列方向と平行に配置され、さらに4速レンジ位置
が、これらの配列方向に対して直行する方向に屈曲した
位置に配置されている。さらに3速レンジ位置が、4速
レンジ位置に対して、前記NレンジとDレンジとの配列
方向と平行な方向に配置され、2速レンジ位置は、前記
Rレンジ位置に対するNレンジ位置と同様な関係となる
位置に設けられ、そしてロー(L)レンジ位置は、Dレ
ンジ位置に対する4速レンジ位置と同様な関係となる位
置に設けられている。
【0023】これらの走行レンジのうち、Dレンジで
は、図4に示す前進5段を達成することができ、これに
対して4速レンジでは、オーバドライブ段である第5速
のない前進4段を達成することができ、さらに3速レン
ジでは第3速までの変速段、2速レンジでは第2速まで
の変速段をそれぞれ達成することができ、そしてLレン
ジでは第1速のみを達成することができる。したがって
3速レンジ位置と2速レンジ位置との間でシフトレバー
を手動で操作した場合には、第2速から第3速へのアッ
プシフトもしくは第3速から第2速へのダウンシフトが
生じる。
【0024】図4の作動表に示されているように、第2
速と第3速との間の変速は、第2ブレーキB2 と第3ブ
レーキB3 との係合・解放状態を共に変えるクラッチ・
ツウ・クラッチ変速になる。この変速を円滑に行うため
に、上述した油圧制御装置18には図6に示す油圧回路
が組み込まれている。
【0025】図6において符号70は 1-2シフトバルブ
を示し、また符号71は 2-3シフトバルブを示し、さら
に符号72は 3-4シフトバルブを示している。これらの
シフトバルブ70,71,72の各ポートの各変速段で
の連通状態は、それぞれのシフトバルブ70,71,7
2の下側に示しているとおりである。なお、その数字は
各変速段を示す。その 2-3シフトバルブ71のポートの
うち第1速および第2速で入力ポート73に連通するブ
レーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路75を介
して接続されている。この油路にはオリフィス76が介
装されており、そのオリフィス76と第3ブレーキB3
との間にダンパーバルブ77が接続されている。このダ
ンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン圧が急
激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝作用を
行うものである。
【0026】また符号78は B-3コントロールバルブで
あって、第3ブレーキB3 の係合圧をこの B-3コントロ
ールバルブ78によって直接制御するようになってい
る。すなわちこの B-3コントロールバルブ78は、スプ
ール79とプランジャ80とこれらの間に介装したスプ
リング81とを備えており、スプール79によって開閉
される入力ポート82に油路75が接続され、またこの
入力ポート82に選択的に連通させられる出力ポート8
3が第3ブレーキB3 に接続されている。さらにこの出
力ポート83は、スプール79の先端側に形成したフィ
ートバックポート84に接続されている。一方、前記ス
プリング81を配置した箇所に開口するポート85に
は、 2-3シフトバルブ71のポートのうち第3速以上の
変速段でDレンジ圧を出力するポート86が油路87を
介して連通されている。またプランジャ80の端部側に
形成した制御ポート88には、ロックアップクラッチ用
リニアソレノイドバルブSLUが接続されている。
【0027】したがって B-3コントロールバルブ78
は、スプリング81の弾性力とポート85に供給される
油圧とによって調圧レベルが設定され、かつ制御ポート
88に供給される信号圧が高い程スプリング81による
弾性力が大きくなるように構成されている。
【0028】さらに図6中符号89は 2-3タイミングバ
ルブであって、この 2-3タイミングバルブ89は、小径
のランドと2つの大径のランドとを形成したスプール9
0と第1のプランジャ91とこれらの間に配置したスプ
リング92とスプール90を挟んで第1のプランジャ9
1とは反対側に配置された第2のプランジャ93とを有
している。この 2-3タイミングバルブ89の中間部のポ
ート94に油路95が接続され、またこの油路95は、
2-3シフトバルブ71のポートのうち第3速以上の変速
段でブレーキポート74に連通させられるポート96に
接続されている。さらにこの油路95は途中で分岐し
て、前記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポー
ト97にオリフィスを介して接続されている。この中間
部のポート94に選択的に連通させられるポート98は
油路99を介してソレノイドリレーバルブ100に接続
されている。そして第1のプランジャ91の端部に開口
しているポートにロックアップクラッチ用リニアソレノ
イドバルブSLUが接続され、また第2のプランジャ93
の端部に開口するポートに第2ブレーキB2 がオリフィ
スを介して接続されている。
【0029】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。またこの油路87から分
岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧する
場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス10
4が介装され、この油路103は以下に説明するオリフ
ィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0030】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。第2ブレーキB2 を接続してあるポート107より
図での上側に形成したポート109は、ドレーンポート
に選択的に連通させらるポートであって、このポート1
09には、油路110を介して前記 B-3コントロールバ
ルブ78のポート111が接続されている。なおこのポ
ート111は第3ブレーキB3 を接続してある出力ポー
ト83に選択的に連通させられるポートである。
【0031】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、 3-4シフトバルブ72のポート114に接続さ
れている。このポート114は、第3速以下の変速段で
第3ソレノイドバルブS3 の信号圧を出力し、また第4
速以上の変速段で第4ソレノイドバルブS4 の信号圧を
出力するポートである。さらにこのオリフィスコントロ
ールバルブ105には、前記油路95から分岐した油路
115が接続されており、この油路115を選択的にド
レーンポートに連通させるようになっている。
【0032】なお、前記 2-3シフトバルブ71において
第2速以下の変速段でDレンジ圧を出力するポート11
6が、前記 2-3タイミングバルブ89のうちスプリング
92を配置した箇所に開口するポート117に油路11
8を介して接続されている。また 3-4シフトバルブ72
のうち第3速以下の変速段で前記油路87に連通させら
れるポート119が油路120を介してソレノイドリレ
ーバルブ100に接続されている。
【0033】そして図6中、符号121は第2ブレーキ
B2 用のアキュームレータを示し、また符号122は C
-0エギゾーストバルブを示し、さらに符号123はクラ
ッチC0 用のアキュームレータを示している。なお C-0
エギゾーストバルブ122は2速レンジでの第2速のみ
においてエンジンブレーキを効かせるためにクラッチC
0 を係合させるように動作するものである。
【0034】したがって、上述した油圧回路によれば、
B-3コントロールバルブ78のポート111がドレーン
に連通していれば、第2速を設定する際に第3ブレーキ
B3に供給する係合圧を B-3コントロールバルブ78に
よって直接調圧することができ、またその調圧レベルを
リニアソレノイドバルブSLUによって変えることができ
る。またオリフィスコントロールバルブ105のスプー
ル106が、図の左半分に示す位置にあれば、第2ブレ
ーキB2 はこのオリフィスコントロールバルブ105を
介して油路103に連通させられるので、大径オリフィ
ス104を介して排圧が可能になり、したがって第2ブ
レーキB2 からのドレーン速度を制御することができ
る。
【0035】第3ブレーキB3 は図4の作動表から知ら
れるように第2速で係合させられる。そしてその係合圧
は、 B-3コントロールバルブ78によって直接制御され
る。図7は、第2速から第3速へのダウンシフトの場合
に第3ブレーキB3 の係合圧を学習制御するルーチンを
示すフローチャートである。
【0036】先ずステップ1で第3速から第2速への変
速中であるか否かが判断され、その判断結果が“ノー”
であればリターンし、また“イエス”であれば、ステッ
プ2で第2速の変速を出力する。これは第2ブレーキB
2 を解放する指示信号と第3ブレーキB3 を係合させる
指示信号とを出力することにより行われるが、その第3
ブレーキB3 の係合圧は、前述したロックアップクラッ
チ用リニアソレノイドバルブSLUから出力される信号圧
によって B-3コントロールバルブ78の調圧特性を制御
することにより制御される。
【0037】より具体的には、図6の油圧回路におい
て、ノーマルクローズタイプのソレノイドバルブである
第3ソレノイドバルブS3 がOFFとされることによ
り、 3-4シフトバルブ72および油路113を介してオ
リフィスコントロールバルブ105の制御ポート112
に油圧が供給され、その結果、そのスプール106が図
6の右半分に示す位置に押し下げられ、ポート109が
ドレーンポートに連通する。このポート109には、 B
-3コントロールバルブ78のポート111が接続されて
いるから、結局、このポート111がドレーンに連通す
ることになり、これにより B-3コントロールバルブ78
が調圧可能な状態になる。またその調圧値は、制御ポー
ト88に供給される信号圧とスプリング81の弾性力と
が、スプール79に対して直列の関係で作用するから、
信号圧とスプリング81による弾性力とのうち大きい方
の荷重に基づいた値となる。
【0038】この B-3コントロールバルブ78による第
3ブレーキB3 の係合圧の調圧の開始タイミング、およ
び調圧値、ならびに調圧値の変更度合いとそのタイミン
グは、当初、図8の(C)に実線で示すように設定され
ている。これは設計上、求められる調圧特性である。
【0039】ついでステップ3では、エンジンEの吹き
上りが生じているか否か、あるいは第2ブレーキB2 と
第3ブレーキB3 とのタイアップが生じているか否かが
判断される。これらの判断は、出力軸回転数および変速
比、クラッチC0 の回転数ならびに第2クラッチC2 の
回転数に基づいて従来知られている方法で判断すること
ができ、あるいは出力軸トルクに基づいて従来知られて
いる方法で判断することができる。エンジンEの吹き上
りあるいはタイアップが生じていた場合には、B-3コン
トロールバルブ78による調圧特性を変更するために、
リニアソレノイドバルブSLUへの指令値の補正量を選択
し(ステップ4)、その補正量に基づいてリニアソレノ
イドバルブSLUへの指令値(SLU値)を変更する(ス
テップ5)。
【0040】この補正量は、ステップ3で判断されたエ
ンジンEの吹き上り度合いもしくはタイアップの度合い
に対応するものであり、予めマップとして記憶してある
補正量から選択した値でもよく、あるいはその都度、演
算して求める値であってもよい。またその補正内容およ
び補正の一般的傾向について説明すると、補正内容に
は、調圧値を大小に変えるための指令値の変更とその出
力のタイミングの変更とがあり、したがって第3ブレー
キB3 に供給される油圧が、全体として高低に変更され
たり、あるいは昇圧の勾配やタイミングが変更されたり
することになる。またその補正の一般的傾向としては、
エンジンEの吹き上りが検出された場合には、図8の
(C)に破線で示してあるように、低圧待機の圧力(D
S)が高くなるよう指令値を変更し、またスィープアッ
プ(DSWP)の勾配が大きくなりおよび/またはスィ
ープアップのタイミングが早くなるように指令値を変更
する。またタイアップが検出された場合には、図8の
(C)に破線で示してあるように、エンジンEの吹き上
り時とは反対に、低圧待機の圧力が低くなるように、あ
るいはスィープアップの勾配が小さくもしくはタイミン
グが遅くなるように指令値を変更する。そしてステップ
3の判断結果が“ノー”であればリターンし、調圧特性
は従前の特性に維持される。
【0041】したがって油圧制御機器の製品バラツキや
経年変化などによって、当初設定してあった第3ブレー
キB3 の調圧特性が不適正となった場合、すなわちエン
ジンEの吹き上りやタイアップが生じた場合には、上記
のようにして調圧特性が学習制御により次第に修正さ
れ、その結果、図8に示すように、エンジンEの吹き上
りやタイアップによるショックが解消される。
【0042】なお、この発明は上記の実施例に限定され
るものではないのであって、図3に示す歯車列を有する
自動変速機以外の自動変速機および図6に示す油圧回路
以外の油圧回路を有する自動変速機を対象とした変速制
御装置にも適用することができる。したがってまた第3
速から第2速へのダウンシフトの場合に限らず、他の変
速の場合にも上述した調圧特性の変更制御を行ってもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の油圧制御
装置によれば、クラッチ・ツウ・クラッチ変速の際に所
定の摩擦係合装置に供給される油圧を、調圧バルブなど
の調圧機構によって直接制御するにあたり、エンジンの
吹き上りあるいは各摩擦係合装置のタイアップの検出結
果に基づいてその調圧特性を変更するから、油圧制御機
器に製品バラツキや経年変化があっても、それに合わせ
て調圧することになり、したがってエンジンの吹き上り
やタイアップによるショックを確実に防止し、良好な変
速特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を概念的に示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の制御系統を概略的に示す
ブロック図である。
【図3】その自動変速機の歯車列を主として示す図であ
る。
【図4】各変速段を設定するための作動表を示す図であ
る。
【図5】各走行レンジを選択するためのシフトポジショ
ンの配列を示す図である。
【図6】油圧回路の一部を示す図である。
【図7】第3速から第2速にアップシフトする際の第3
ブレーキの係合圧の調圧特性を変更する学習制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図8】図7に示す制御を行った場合の所定の回転要素
の回転数、出力トルク、SLU指令値、係合圧の変化を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
A 自動変速機 E エンジン 1,2 摩擦係合装置 3 調圧機構 4 調圧指令手段 5 変速状況検出手段 6 調圧特性変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 弘道 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 濱嶋 徹郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 深津 彰 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 久野 孝之 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに連結した自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を解放するとともに他の摩擦係合装
    置を係合させることにより変速を実行する自動変速機の
    油圧制御装置において、 前記変速の際に前記他の摩擦係合装置に供給する油圧を
    調圧しかつその調圧特性を変えることのできる調圧機構
    と、この調圧機構に対して指令信号を出力する調圧指令
    手段と、前記変速の際のエンジンの吹き上りと前記各摩
    擦係合装置のタイアップとの少なくともいずれか一方を
    検出する変速状況検出手段と、その検出結果に基づいて
    前記調圧機構による調圧特性を変更する調圧特性変更手
    段とを具備していることを特徴とする自動変速機の油圧
    制御装置。
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