JPH08244312A - 印刷装置および印刷装置のデータ処理方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置のデータ処理方法

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JPH08244312A
JPH08244312A JP7048173A JP4817395A JPH08244312A JP H08244312 A JPH08244312 A JP H08244312A JP 7048173 A JP7048173 A JP 7048173A JP 4817395 A JP4817395 A JP 4817395A JP H08244312 A JPH08244312 A JP H08244312A
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JP7048173A
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Inventor
Masayoshi Suzuki
政義 鈴木
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Canon Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷情報処理動作中でも、データ処理部にお
ける消費電力を抑えることができる。 【構成】 CPU202のデータ処理モードは、DMA
C205による出力データの転送開始状態に基づいて通
常モードからパワーセーブモードに遷移させる構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の外部
装置から送られる印刷情報(文字コード等)に基づき印
刷を行なう印刷装置および印刷装置のデータ処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の印刷装置、例えばレーザ
ビームプリンタ(以後LBP)のパワーセーブ制御動作
は図4のフローチャートに従って処理されていた。
【0003】図4はこの種の印刷装置のパワーセーブ制
御手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0004】まず、電源ONにより、プリンタ制御部お
よび印刷部(プリンタエンジン部)の初期化処理が終了
し、印刷可能状態になると、ステップ(1)に進み、ホ
ストコンピュータからの印刷情報の有無を判断し、印刷
情報を待つ。
【0005】なお、通常、ホストコンピュータからデー
タを受信すると、割込み処理でもって受信データをRA
M内の受信バッファ領域に格納するのでここでもそれに
そうものとして説明する。
【0006】さて、RAM中の受信バッファ領域を調べ
て印刷情報が有ると判断した場合には、処理はステップ
(2)に進み、その受信バッファ領域内の印刷情報を解
析し、ページバッファ領域に1ページ分の内部印刷情報
データを作成する。更に、ページバッファ領域内の内部
印刷データをビットイメージに展開して、ビットマップ
領域に格納する。次に、ステップ(3)に進み、DMA
コントローラおよび印刷部に対して起動をかけ、ステッ
プ(4)に進み、ビットマップ領域内のイメージデータ
を印刷部に送り1ページの印刷を行ない、ステップ
(1)に戻る。以下、印刷情報がある場合にはこの繰り
返しにより印刷動作が実行される。
【0007】一方、ステップ(1)において印刷情報が
無いと判断された場合は、ステップ(5)に進み、パワ
ーセーブ状態に入る。ここで、パワーセーブ状態とは、
プリンタの消費電力を低くするためのものであり、例え
ばCPUの動作周波数を落したり、この状態では必要と
しない、RAM,ROM等への電源の供給を止めたりす
る。続いて、ステップ(6)に進み、パワーセーブ状態
を継続するかどうかを判断する。ホストコンピュータか
ら印刷情報が送られてきたり、また、印刷部からオペレ
ータ介入等の状態変化ステータスが送られてきたりする
場合、前述のように割込みにより処理がなされるが、こ
のような割込みが無ければパワーセーブ状態を継続す
る。
【0008】一方、ホストコンピュータから印刷情報が
送られ、割込みが入った場合、ステップ(7)に進み、
パワーセーブ状態を解除し、割込み処理で印刷情報を受
信するとともに、ステップ(1)に戻り前述のように印
刷動作を実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ホストコンピュータからの印刷情報が無い場
合にのみパワーセーブ状態になるように制御しているた
め、印刷動作中は消費電力を低下させることはできない
という問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第6の発明
の目的は、データ処理された出力データをプリンタエン
ジンに転送している間は、データ処理モードをパワーセ
ーブ状態に遷移させることにより、印刷情報処理動作中
でも、データ処理部における消費電力を抑えることがで
きる印刷装置および印刷装置のデータ処理方法を提供す
ることができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、データ処理モードの状態として通常モードとパワー
セーブモードを備え、入力される印刷情報を解析して出
力データを生成するデータ処理手段と、このデータ処理
手段が生成した出力データを記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された前記出力データをプリンタエンジ
ンに転送する転送手段とを備え、データ処理手段のデー
タ処理モードは、前記転送手段による前記出力データの
転送開始状態に基づいて前記通常モードからパワーセー
ブモードに遷移するものである。
【0012】本発明に係る第2の発明は、データ処理手
段は、転送手段による出力データの転送終了状態および
プリンタエンジンの排紙終了状態に基づいてデータ処理
モードをパワーセーブモードから通常モードに遷移させ
るものである。
【0013】本発明に係る第3の発明は、データ処理手
段は、パワーセーブモードを備えたCPUで構成したも
のである。
【0014】本発明に係る第4の発明は、転送手段は、
記憶手段に記憶された出力データをダイレクトメモリア
クセス制御によりプリンタエンジンに転送するダイレク
トメモリアクセスコントローラで構成したものである。
【0015】本発明に係る第5の発明は、入力される印
刷情報を解析して出力データを生成するデータ処理手段
と、このデータ処理手段が生成した出力データを記憶す
る記憶手段とを有し、前記データ処理手段のデータ処理
モードの状態として通常モードとパワーセーブモードと
を有する印刷装置のデータ処理方法において、前記印刷
情報を解析して出力データを前記記憶手段に展開するデ
ータ処理工程と、前記記憶手段に展開された前記出力デ
ータをプリンタエンジンに転送する転送工程、前記出力
データの転送開始後、前記データ処理手段のデータ処理
モードの状態を前記通常モードから前記パワーセーブモ
ードに遷移させる第1の遷移工程とを有するものであ
る。
【0016】本発明に係る第6の発明は、転送工程終了
後、プリンタエンジンの状態を監視して前記データ処理
手段のデータ処理モードの状態をパワーセーブモードか
ら通常モードに遷移させる第2の遷移工程とを有するも
のである。
【0017】
【作用】第1の発明においては、データ処理手段のデー
タ処理モードは、前記転送手段による前記出力データの
転送開始状態に基づいて前記通常モードからパワーセー
ブモードに遷移して、印刷情報受信処理中であってもデ
ータ処理手段の本来の処理が休止している期間において
はパワーセーブモードを有効として節電状態とすること
を可能とする。
【0018】第2の発明においては、データ処理手段
は、転送手段による出力データの転送終了状態およびプ
リンタエンジンの排紙終了状態に基づいてデータ処理モ
ードをパワーセーブモードから通常モードに遷移させ、
次の印刷情報処理を実行する最適なタイミングでデータ
処理手段のデータ処理モードを通常モードに復帰させ、
データ処理モードを通常モードからパワーセーブモード
へ、そしてパワーセーブモードから通常モードへと間欠
的に各モードを遷移させることを可能とする。
【0019】第3の発明において、パワーセーブモード
を備えたCPUで構成されるデータ処理手段がデータ処
理モードを通常モードからパワーセーブモードへ、そし
てパワーセーブモードから通常モードへと間欠的に各モ
ードを印刷情報の処理に支障無く遷移させることを可能
とする。
【0020】第4の発明において、記憶手段に記憶され
た出力データをダイレクトメモリアクセス制御によりプ
リンタエンジンに転送するダイレクトメモリアクセスコ
ントローラで構成された転送手段が、記憶手段に展開さ
れた出力データをデータ処理手段によるデータ処理とは
独立してプリンタエンジンに転送して、当該データ転送
中はデータ処理モードをパワーセーブモードへ支障無く
遷移させることを可能とする。
【0021】第5の発明において、印刷情報を解析して
出力データを前記記憶手段に展開し、該展開された前記
出力データをプリンタエンジンに転送する場合に、前記
出力データの転送開始後、前記データ処理手段のデータ
処理モードの状態を前記通常モードから前記パワーセー
ブモードに遷移させ、データ転送中におけるデータ処理
手段の消費電力の節減を図る処理をプログラマブルに実
行可能とする。
【0022】第6の発明において、転送工程終了後、プ
リンタエンジンの状態を監視して前記データ処理手段の
データ処理モードの状態をパワーセーブモードから通常
モードに遷移させ、次の印刷情報を処理する最適なタイ
ミングでデータ処理手段のデータ処理モードを通常モー
ドに復帰させる処理をプログラマブルに実行可能とす
る。
【0023】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するレーザビームプリンタの構成を図1を参照しな
がら説明する。
【0024】図1は本実施例を適用するレーザビームプ
リンタの構成を説明する断面図であり、図示しないデー
タ源から文字パターンの登録や定型書式(フォームデー
タ)の登録が行えるように構成されている。
【0025】図において、1000はレーザビームプリ
ンタ(LBP)本体(以下、単に本体と呼ぶ)であり、
外部に接続されている、例えば図2に示すホストコンピ
ュータ300等の外部装置から供給される文字情報(文
字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力
して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する
文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体
である記録用紙上に像を形成する。
【0026】1112は操作のためのスイッチおよびプ
リンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示器が
配設されている操作パネル、1101はLBP1000
全体の制御およびホストコンピュータから供給される文
字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。この
プリンタ制御ユニット1101は主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ
1102に出力する。レーザドライバ1102は半導体
レーザ1103を駆動するための回路であり、入力され
たビデオ信号に応じて半導体レーザ1103から発射さ
れるレーザ光1104をオン/オフ切換えする。これに
より、静電ドラム1106上には文字パターンの静電潜
像が形成される。なお、1105は回転多面鏡である。
【0027】この潜像は、静電ドラム1106周囲の現
象ユニット1107によって現像された後、記録用紙に
転写される。この記録用紙にはカットシートを用い、カ
ットシートは本体1000に装着した用紙カセット11
08に収容され、給紙ローラ1109および搬送ローラ
1111とにより装置内に取り込まれて静電ドラム11
06に供給される。
【0028】図2は本発明の一実施例を示す印刷装置の
制御構成を説明するブロック図である。
【0029】図において、200はプリンタ制御部で、
図1に示したプリンタ制御ユニット1101と同等の処
理を行う。201は印刷部(プリンタエンジン)で、図
1に示したレーザプリンタエンジン等から構成されてい
る。
【0030】プリンタ制御部200はホストコンピュー
タ300から供給される文字コード等の印刷情報を解析
し、ビデオ信号に変換し、印刷部201に送り、印刷部
201において印刷がなされる。
【0031】202はCPUで、ROM206に記憶さ
れた制御プログラムに基づいて各構成要素の制御を司っ
ている。なお、ROM206は、CPU202が実行す
るプログラムおよびフォントパターンを格納されてい
る。204は入力I/Fであり、ホストコンピュータ3
00からの印刷情報を入力するためのものである。20
7はRAMであり、CPU202のワークエリアとして
使用される。205はDMAコントローラで、RAM2
07に対するメモリアクセスを制御している。203は
バス、208は印刷部I/Fであり、CPU202制御
に従ってDMAコントローラ205はRAM207内の
ビットマップ領域に展開されたビットイメージを印刷部
I/F208を経由して印刷部201にDMA転送す
る。209はオペレータがプリンタを操作するための操
作パネルである。
【0032】以下、本実施例と第1〜第4の発明の各手
段との対応及びその作用について図2を参照して説明す
る。
【0033】第1の発明は、データ処理モードの状態と
して通常モードとパワーセーブモードを備え、入力され
る印刷情報を解析して出力データを生成するデータ処理
手段(CPU202)と、このデータ処理手段が生成し
た出力データを記憶する記憶手段(RAM207)と、
この記憶手段に記憶された前記出力データをプリンタエ
ンジンに転送する転送手段(DMAC205)とを備
え、CPU202のデータ処理モードは、DMAC20
5による前記出力データの転送開始状態に基づいて前記
通常モードからパワーセーブモードに遷移して、印刷情
報受信処理中であってもデータ処理手段の本来の処理が
休止している期間においてはパワーセーブモードを有効
として節電状態とすることを可能とする。
【0034】本発明に係る第2の発明は、データ処理手
段(CPU2020)は、転送手段(DMAC205)
による出力データの転送終了状態およびプリンタエンジ
ン(印刷部201)の排紙終了状態に基づいてデータ処
理モードをパワーセーブモードから通常モードに遷移さ
せ、次の印刷情報処理を実行する最適なタイミングでデ
ータ処理手段のデータ処理モードを通常モードに復帰さ
せ、データ処理モードを通常モードからパワーセーブモ
ードへ、そしてパワーセーブモードから通常モードへと
間欠的に各モードを遷移させることを可能とする。
【0035】本発明に係る第3の発明は、パワーセーブ
モードを備えたCPU202で構成されるデータ処理手
段がデータ処理モードを通常モードからパワーセーブモ
ードへ、そしてパワーセーブモードから通常モードへと
間欠的に各モードを印刷情報の処理に支障無く遷移させ
ることを可能とする。
【0036】本発明に係る第4の発明は、転送手段(D
MAC205)は、記憶手段(RAM207)に記憶さ
れた出力データをダイレクトメモリアクセス制御により
プリンタエンジンに転送するダイレクトメモリアクセス
コントローラで構成し、当該データ転送中はデータ処理
モードをパワーセーブモードへ支障無く遷移させること
を可能とする。上記構成よりなる実施例のプリンタにお
けるCPU202の動作処理内容を図3に示すフローチ
ャートに従って説明する。
【0037】図3は本発明に係る印刷装置のデータ処理
方法の一実施例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0038】まず、電源ONにより、プリンタ制御部2
00および印刷部201の初期化処理が終了し、印刷可
能状態になるとステップ(1)に進み、ホストコンピュ
ータ300からの印刷情報の有無を判断し、印刷情報を
待つ。
【0039】なお、前記従来例と同様にホストコンピュ
ータ300からデータを受信すると割込み処理でもって
受信データをRAM207内の受信バッファ領域に格納
する。
【0040】さて、RAM207中の受信バッファ領域
を調べて印刷情報が有ると判断した場合には、処理はス
テップ(2)に進み、その受信バッファ領域内の印刷情
報を解析し、同RAM207内のページバッファ領域に
1ページ分の内部印刷情報データを作成する。さらにペ
ージバッファ領域内の内部印刷データをビットイメージ
に展開して、同RAM207内のビットマップ領域に格
納する。
【0041】次に、ステップ(3)に進み、DMAコン
トローラ205にビットマップ領域の3ドレスを設定す
ると共にDMA転送の起動をかけ、更に印刷部201に
対して印刷の起動をかける。次に、ステップ(4)に進
み、CPU202は内部のレジスタを変更し、動作周波
数を落し、パワーセーブ状態に入る。
【0042】次に、ステップ(5)で印刷部201から
の同期信号に同期してDMAコントローラ205はRA
M207内のビットマップ領域からイメージデータを読
み出すと共に、印刷部I/F208を経由して印刷部2
01に読み出したイメージデータを送出する。そして、
1ページ分のイメージデータの転送を終了するとDMA
コントローラ205はCPU202に対して割込み信号
を出力し、また印刷部201は送られてきたイメージデ
ータを静電写真プロセスにより、可視画像を記録紙上に
記録し、記録紙が完全に排出された時点で印刷部I/F
部208を経由してCPU202に割込み信号を出力す
る。
【0043】一方、CPU202はパワーセーブ状態の
ままDMAコントローラ205からの転送終了の割込み
信号および印刷部I/F部208からの排紙終了の割込
み信号を待って、この両方の割込み信号が入力される
と、CPU202は次のステップ(6)に進み、パワー
セーブ状態を解除、すなわち通常の動作周波数に戻る。
以下印刷情報が有る場合にはこの繰り返しにより印刷動
作が実行される。
【0044】一方、ステップ(1)において、印刷情報
が無いと判断された場合は、ステップ(7),(8)を
実行して、ステップ(6)に戻る。なお、ステップ
(7),(8)は図4に示したステップ(5),(6)
と同様の処理であるので説明を省略する。
【0045】以下、本実施例と第5,第6の発明の各工
程との対応及びその作用について図3を参照して説明す
る。
【0046】第5の発明は、入力される印刷情報を解析
して出力データを生成するデータ処理手段と、このデー
タ処理手段が生成した出力データを記憶する記憶手段と
を有し、前記データ処理手段のデータ処理モードの状態
として通常モードとパワーセーブモードとを有する印刷
装置のデータ処理方法において、前記印刷情報を解析し
て出力データを前記記憶手段に展開するデータ処理工程
(図3のステップ(2))と、前記記憶手段に展開され
た前記出力データをプリンタエンジンに転送する転送工
程(図3のステップ(3))、前記出力データの転送開
始後、前記データ処理手段のデータ処理モードの状態を
前記通常モードから前記パワーセーブモードに遷移させ
る第1の遷移工程(図3のステップ(3),(4))と
を実行して、データ転送中におけるデータ処理手段の消
費電力の節減を図る処理をプログラマブルに実行可能と
する。
【0047】第6の発明は、転送工程終了後、プリンタ
エンジンの状態を監視して前記データ処理手段のデータ
処理モードの状態をパワーセーブモードから通常モード
に遷移させる第2の遷移工程(図3のステップ(6))
とを実行して、次の印刷情報を処理する最適なタイミン
グでデータ処理手段のデータ処理モードを通常モードに
復帰させる処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0048】なお、本実施例では、ビットマップ領域を
1ページ分として説明したが、これに限るものでは無く
バンド処理の場合であってもよい。この場合には、ペー
ジの最後のバンドの展開が終了した時点でパワーセーブ
状態に入ればよいことになる。
【0049】また、本実施例ではビデオイメージデータ
の転送をDMAコントローラによるとして説明したが、
これに限るものでないことは言うまでもなく、他のCP
Uまたは、ハードウエアによる回路であってもよい。ま
た、CPUでやってもよい。
【0050】さらに、本実施例では、パワーセーブ状態
としてCPU動作周波数を低下させるとして説明した
が、これに限るものでないことは言うまでもなく、CP
Uがスリープモード等を有していればスリープモードで
もよく、また、CPUに限らず、周辺回路の動作を制御
してもよいことは明らかである。
【0051】また、本実施例ではLBPとして説明した
が他の印刷方式によるプリンタであってもよいことは言
うまでもない。
【0052】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、データ処理手段のデータ処理モード
は、転送手段による出力データの転送開始状態に基づい
て通常モードからパワーセーブモードに遷移するので、
印刷情報受信処理中であってもデータ処理手段の本来の
処理が休止している期間においてはパワーセーブモード
を有効として節電状態とすることができる。
【0054】第2の発明によれば、データ処理手段は、
転送手段による出力データの転送終了状態およびプリン
タエンジンの排紙終了状態に基づいてデータ処理モード
をパワーセーブモードから通常モードに遷移させるの
で、次の印刷情報処理を実行する最適なタイミングでデ
ータ処理手段のデータ処理モードを通常モードに復帰さ
せ、データ処理モードを通常モードからパワーセーブモ
ードへ、そしてパワーセーブモードから通常モードへと
間欠的に各モードを遷移させることができる。
【0055】第3の発明によれば、パワーセーブモード
を備えたCPUで構成されるデータ処理手段がデータ処
理モードを通常モードからパワーセーブモードへ、そし
てパワーセーブモードから通常モードへと間欠的に各モ
ードを印刷情報処理に支障なく遷移させることができ
る。
【0056】第4の発明によれば、記憶手段に記憶され
た出力データをダイレクトメモリアクセス制御によりプ
リンタエンジンに転送するダイレクトメモリアクセスコ
ントローラで構成された転送手段が、記憶手段に展開さ
れた出力データをデータ処理手段によるデータ処理とは
独立してプリンタエンジンに転送するので、当該データ
転送中はデータ処理モードをパワーセーブモードへ支障
無く遷移させることができる。
【0057】第5の発明によれば、印刷情報を解析して
出力データを記憶手段に展開し、該展開された前記出力
データをプリンタエンジンに転送する場合に、前記出力
データの転送開始後、データ処理手段のデータ処理モー
ドの状態を前記通常モードから前記パワーセーブモード
に遷移させるので、データ転送中におけるデータ処理手
段の消費電力の節減を図る処理をプログラマブルに実行
させることができる。
【0058】第6の発明によれば、転送工程終了後、プ
リンタエンジンの状態を監視して前記データ処理手段の
データ処理モードの状態をパワーセーブモードから通常
モードに遷移させるので、次の印刷情報を処理する最適
なタイミングでデータ処理手段のデータ処理モードを通
常モードに復帰させる処理をプログラマブルに実行させ
ることができる。
【0059】従って、印刷情報処理動作中でも、データ
処理部における消費電力を抑えることができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を適用するレーザビームプリンタの構
成を説明する断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す印刷装置の制御構成を
説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷装置のデータ処理方法の一実
施例を示すフローチャートである。
【図4】この種の印刷装置のパワーセーブ制御手順の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
200 プリンタ制御部 201 印刷部 202 CPU 204 入力インタフェース 205 DMAC 206 ROM 207 RAM 208 印刷部インタフェース 300 ホストコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理モードの状態として通常モー
    ドとパワーセーブモードを備え、入力される印刷情報を
    解析して出力データを生成するデータ処理手段と、この
    データ処理手段が生成した出力データを記憶する記憶手
    段と、この記憶手段に記憶された前記出力データをプリ
    ンタエンジンに転送する転送手段とを備え、データ処理
    手段のデータ処理モードは、前記転送手段による前記出
    力データの転送開始状態に基づいて前記通常モードから
    パワーセーブモードに遷移することを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 データ処理手段は、転送手段による出力
    データの転送終了状態およびプリンタエンジンの排紙終
    了状態に基づいてデータ処理モードをパワーセーブモー
    ドから通常モードに遷移させることを特徴とする請求項
    1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 データ処理手段は、パワーセーブモード
    を備えたCPUで構成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 転送手段は、記憶手段に記憶された出力
    データをダイレクトメモリアクセス制御によりプリンタ
    エンジンに転送するダイレクトメモリアクセスコントロ
    ーラで構成したことを特徴とする請求項1または2記載
    の印刷装置。
  5. 【請求項5】 入力される印刷情報を解析して出力デー
    タを生成するデータ処理手段と、このデータ処理手段が
    生成した出力データを記憶する記憶手段とを有し、前記
    データ処理手段のデータ処理モードの状態として通常モ
    ードとパワーセーブモードとを有する印刷装置のデータ
    処理方法において、前記印刷情報を解析して出力データ
    を前記記憶手段に展開するデータ処理工程と、前記記憶
    手段に展開された前記出力データをプリンタエンジンに
    転送する転送工程、前記出力データの転送開始後、前記
    データ処理手段のデータ処理モードの状態を前記通常モ
    ードから前記パワーセーブモードに遷移させる第1の遷
    移工程とを有することを特徴とする印刷装置のデータ処
    理方法。
  6. 【請求項6】 転送工程終了後、プリンタエンジンの状
    態を監視して前記データ処理手段のデータ処理モードの
    状態をパワーセーブモードから通常モードに遷移させる
    第2の遷移工程とを有することを特徴とする請求項5記
    載の印刷装置のデータ処理方法。
JP7048173A 1995-03-08 1995-03-08 印刷装置および印刷装置のデータ処理方法 Pending JPH08244312A (ja)

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