JP3258130B2 - 印刷制御装置およびプリンタ制御方法 - Google Patents

印刷制御装置およびプリンタ制御方法

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JP3258130B2
JP3258130B2 JP11923993A JP11923993A JP3258130B2 JP 3258130 B2 JP3258130 B2 JP 3258130B2 JP 11923993 A JP11923993 A JP 11923993A JP 11923993 A JP11923993 A JP 11923993A JP 3258130 B2 JP3258130 B2 JP 3258130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに送信する印
刷データを生成するためのプリンタドライバを用いてプ
リンタを制御するプリンタ制御装置およびプリンタ制御
方法、並びに、外部機器から入力される印刷データまた
は通信回線を介して外部通信機器から受信した通信デー
タを処理してプリンタエンジンにプリントデータを出力
するプリンタ制御装置およびプリンタ制御方法、並び
に、外部装置から入力される出力データを解析してプリ
ンタエンジンにプリントデータを出力する本体コントロ
ーラと、プリントデータの記録処理を行うプリンタエン
ジンとを備えるプリンタ制御装置およびプリンタ制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、例えばマイク
ロソフト株式会社の登録商標であるところのWINDO
WSから印刷データをプリンタエンジンに転送する方式
として、バンディング方式とアンバンディング方式の2
種類があり、ページプリンタは、通常どちらかの方式に
対応している。
【0003】ここで、バンディング方式とアンバンディ
ング方式について説明する。
【0004】バンディング方式とは、ベクタグラフィッ
クス(図形)とイメージをプリンタドライバがまとめて
バンド(帯)単位に切り分けて、プリンタに送る方式で
あり、テキストだけは、バンド処理せずに、コードでプ
リンタに転送する。主にプリンタ制御コードの機能が低
いページプリンタに採用されている方式である。
【0005】これに対して、アンバンディング方式は、
バンド単位ではなく、1ページ分をまとめて処理する方
式で、WINDOWSのアプリケーションが発行した印
刷命令をプリンタドライバがプリンタのグラフィックス
コマンドに置き換えてプリンタに転送する。主に、プリ
ンタ制御コードの機能が十分高いページプリンタ等がこ
の方式を多く採用している。
【0006】また、この種の装置において、特にホスト
コンピュータ等の外部機器からファクシミリ機能処理を
実行する制御手段を備えたプリンタ制御装置も実用化さ
れている。そして、ホストコンピュータ等の外部機器か
らファクシミリ機能付きのプリンタ(MIP)に画像デ
ータを出力する時、上記プリンタがデータ処理中である
と、プリンタは、BUSY信号を出力し、そのファクシ
ミリデータは、プリンタエンジンが印字処理を終了する
までデータを受け付けないように制御されていた。
【0007】また、この種のプリンタ制御装置を有する
プリンタ装置本体では、外部機器がデータ送信可能な状
態になる時には、あらかじめ本体の主電源を投入し、プ
リンタ制御装置およびプリンタエンジンに電源を供給し
ておくように電源供給が制御されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ制御装置におけるデータ転送は上記のように構
成されていたので、ベクタグラフィックス(図形)を印
刷する際に、以下のような問題点があった。
【0009】まず、第1にバンディング方式では、プリ
ンタドライバがGDIから受け取ったベクタグラフィッ
クス情報をビットマップに展開してプリントスープラに
送るためアプリケーション開放が遅れる。また、プリン
タ制御コードの図形描画コマンドを使うのに比べてデー
タ量は、格段に多くなるため、データ転送に時間が係
り、その結果印刷時間が長くなる。
【0010】第2に、アンバンディング方式を採用する
プリンタドライバにおいて、グラフィックデバイスイン
タフェース(GDI)が要求する図形を制御コードがサ
ポートしていないと、WINDOWSは、より単純なベ
クタグラフィックスの組合せ(スキャンライン)に直し
てからドライバに引き渡す。プリンタドライバは、スキ
ャンラインを1ドット幅のビットマップで転送するしか
なく、バンド単位(高さ約50〜70ドット)のブロッ
ク単位で転送するバンディング方式の方が、より少ない
命令でビットマップを転送できる。
【0011】第3に、アンバンディング方式を採用する
プリンタドライバにおいて、複数の重なり合うベクタグ
ラフィックスをスキャンラインで処理する場合、そのベ
クタグラフィックス毎にビットマップ化するので、いく
つかのベクタグラフィックスが重なろうとも、転送デー
タがその外形面積分のビットマップで済むバンディング
方式に比べてアンバンディング方式は、重なり合った部
分が重複してビットマップ化され、その分プリンタに転
送すべきデータ量が増加する。
【0012】また、ファクシミリ情報を処理可能なプリ
ンタ制御装置において、ファクシミリ情報が入力されて
も、ホストコンピュータからのデータ出力を優先させる
制御および上記電源供給制御により、以下のような問題
点があった。
【0013】(1)ファクシミリデータ入力時に、プリ
ンタ制御装置がホストコンピュータからのデータをプリ
ントしているので、該プリント処理が終了するまで、送
信側は待機しなければならない。
【0014】(2)プリンタ制御装置がホストコンピュ
ータからのデータを出力していると、受信側は緊急のフ
ァクシミリ情報を確認できない。
【0015】(3)プリンタ制御装置がホストコンピュ
ータからの送信データを受信処理し、出力し終えるまで
の過程以外でも、プリンタエンジンの主電源を投入して
いるため、ビデオ制御ユニットおよびプリンタエンジン
部において、それぞれを使用していない時においても無
駄な電力を消費してしまう。
【0016】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、第1の目的は、オペレーティングシス
テムの描画手段から要求されるベクタグラフィックスを
前記プリンタドライバが扱えるかどうかを判定して、プ
リンタドライバのプリントデータ転送方式をベクタグラ
フィックスの描画データに基づいて生成される印刷デー
タをページ単位に前記プリンタに出力するページ転送方
式か、より単純なデタ形式で生成した印刷データをバン
ド単位に前記プリンタに出力するバンド転送方式のいず
れかに切り換え制御することにより、オペレーティング
システムの描画手段から要求されるベクタグラフィック
スがプリンタドライバのベクタグラフィック機能を越え
る複雑な図形データでも効率よく印刷データの変換処理
することができること、並びに、本発明の第2の目的
は、外部装置から所定時間出力データが入力されない状
態の間は、本体コントローラとプリンタエンジンへの電
力供給を遮断するように電源供給手段を制御することに
より、外部装置から所定時間出力データが入力されない
状態の間は、インタフェースボードに対する僅かな消費
電力で外部装置との通信を可能としつつ、本体コントロ
ーラとプリンタエンジンとに対する電力消費を大幅に節
減できる印刷制御装置およびプリンタ制御方法を提供す
ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、プリンタに送信する印刷データを生成するためのプ
リンタドライバを用いてプリンタを制御するプリンタ制
御装置であって、前記プリンタドライバのベクタグラフ
ィックス描画機能を調べて生成される描画データをオペ
レーティングシステムの描画手段から入力する入力手段
と、前記入力される描画データに基づいて前記プリンタ
に送信する印刷データを前記プリンタドライバを用いて
生成する生成手段と、前記オペレーティングシステムの
描画手段から要求されるベクタグラフィックスを前記プ
リンタドライバが扱える場合に、前記プリンタドライバ
のプリントデータ転送方式を、該ベクタグラフィックス
の描画データに基づいて生成される印刷データをページ
単位に前記プリンタに出力するページ転送方式にし、ま
た、前記オペレーティングシステムの描画手段から要求
されるベクタグラフィックスを前記プリンタドライバが
扱えない場合に、前記プリンタドライバのプリントデー
タ転送方式を、より単純なデータ形式で生成した印刷デ
ータをバンド単位に前記プリンタに出力するバンド転送
方式にするように制御する制御手段とを具備したもので
ある。
【0018】本発明に係る第2の発明は、プリンタに送
信する印刷データを生成するためのプリンタドライバを
用いてプリンタを制御するプリンタ制御方法であって、
前記プリンタドライバのベクタグラフィック描画機能を
調べて生成される描画データをオペレーティングシステ
ムの描画手段から入力する入力工程と、前記入力される
描画データに基づいて前記プリンタに送信する印刷デー
タを前記プリンタドライバを用いて生成する生成工程
と、前記オペレーティングシステムの描画手段から要求
されるベクタグラフィックスを前記プリンタドライバが
扱える場合に、前記プリンタドライバのプリントデータ
転送方式を、該ベクタグラフィックスの描画データに基
づいて生成される印刷データをページ単位に前記プリン
タに出力するページ転送方式にし、また、前記オペレー
ティングシステムの描画手段から要求されるベクタグラ
フィックスを前記プリンタドライバが扱えない場合に、
前記プリンタドライバのプリントデータ転送方式を、よ
り単純なデータ形式で生成した印刷データをバンド単位
に前記プリンタに出力するバンド転送方式にするように
制御する制御工程とを具備しものである。
【0019】本発明に係る第3の発明は、外部装置から
入力される出力データを解析してプリンタエンジンにプ
リントデータを出力する本体コントローラと、プリント
データの記録処理を行うプリンタエンジンとを備えるプ
リンタ制御装置において、前記本体コントローラと前記
プリンタエンジンへの電源を供給する電源供給手段と、
前記外部装置から出力データの入力を行い、かつ、前記
外部装置から所定時間出力データが入力されない場合
に、前記本体コントローラと前記プリンタエンジンへの
電力供給を遮断するよう前記電源供給手段を制御するイ
ンタフェースボードとを有し、本体の電源が投入されて
いる間は常に前記インタフェースボードに電力供給され
ているものである。
【0020】本発明に係る第4の発明は、外部装置から
入力される出力データを解析してプリンタエンジンにプ
リントデータを出力する本体コントローラと、プリント
データの記録処理を行うプリンタエンジンとを備えるプ
リンタ制御装置のプリンタ制御方法において、前記本体
コントローラと前記プリンタエンジンへの電源を電源供
給手段により供給する電源供給工程と、前記外部装置か
ら出力データの入力を行い、かつ、前記外部装置から所
定時間出力データが入力されない場合に、前記本体コン
トローラと前記プリンタエンジンへの電力供給を遮断す
るよう前記電源供給手段をインタフェースボードにより
制御する制御工程とを含み、本体の電源が投入されてい
る間は常に前記インタフェースボードに電力供給されて
いるものである。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】図1は本発明に係る印刷制御方法を概念的に
説明する模式図である。
【0024】図において、1はアプリケーションで、ホ
スト側の処理手段として機能し、例えばベクタグラフィ
ックス5,イメージ6,テキスト7をDTP編集データ
を作成する。2はGDIで、アプリケーション1が出力
するGDI関数8を処理する。GDI2はGDI関数8
を処理してプリンタドライバ3にエントリ関数9を出力
する。プリンタドライバ3は、プリンタ4に対してプリ
ンタ制御コード10を出力する。以下、図2に示すフロ
ーチャートを参照しながら本発明に係るプリンタ制御装
置におけるデータ転送処理動作について説明する。
【0025】図2は本発明の一実施例を示す印刷制御方
法におけるデータ転送処理手順を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0026】アプリケーション1を起動し(1)、GD
I2は、アプリケーション1からの出力要求を受けた
後、その要求を受けると(2)、プリンタドライバ3に
エントリ関数を出力する前に、プリンタドライバのベク
タグラフィックス描画機能を調べて、プリンタ制御コー
ドのコマンドに置換できるかどうかを判定し(3)、プ
リンタドライバ3がプリンタ制御コードのコマンドに置
換できる場合には、ベクタグラフィックス5をプリンタ
制御コードに変換して蓄え(4)、プリンタ4に転送す
る(5)。
【0027】一方、プリンタ制御コードが不足して、要
求するベクタグラフィックスを描画できない場合は、プ
リンタドライバ3はGDI2に対し、要求を拒否し、そ
れと同時にGDI2およびプリンタ4に対してベクタグ
ラフィックスおよびイメージ6をバンドに切り分けて転
送するという情報をそれぞれ出力する。その後、プリン
タドライバ3はバンディング方式と同じような方法で、
プリンタ4へビットマップデータを蓄え(4)、プリン
タ4に転送する(5)。
【0028】このように、印刷データ出力要求時に、印
刷データに含まれるグラフィックデータをプリンタドラ
イバのベクタグラフィック機能で描画可能かどうか解析
しながら、プリンタドライバのプリントデータ転送方式
をバンディング方式またはアンバンディング方式のいず
れかに切り換え指示するので、プリンタドライバのベク
タグラフィック機能を越える複雑な図形データでも効率
よくプリンタエンジンに転送することが可能となる。
【0029】従って、プリンタ制御コードに置き換えら
れない複雑な図形のみをバンディング方式で転送するこ
とができるので、転送速度を従来に比べて高速化するこ
とが可能となる。
【0030】なお、上記実施例ではプリンタドライバが
プリンタ制御コードのコマンドに置換できる場合には、
そのままコマンド変換してプリンタへ転送し、プリンタ
制御コードが不足して、要求するベクタグラフィックス
を描けない時、バンディング方式に変換して転送する場
合について説明したが、WINDOWSがより単純なベ
クタグラフィックスの組合せに直して引き渡すかをプリ
ンタドライバ3が判定して、効率のいい方を選択して処
理するように制御してもよい。
【0031】図3は本発明の一実施例を示すプリンタ制
御装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0032】図において、51は外部機器となるホスト
コンピュータで、プリンタ制御装置52に対して印字デ
ータを出力する。プリンタ制御装置52において、30
1はビデオコントローラで、CPU303を有し、図示
しないROMに記憶された制御プログラムに基づいてホ
ストとの通信およびエンジンコントローラ302との通
信を制御し、プリンタエンジンのレーザユニット304
に対して画像信号を出力する。305は通信ポートで、
通信回線306を介して受信したファクシミリデータを
CPU303に送出する。101は操作パネル部で、プ
リンタ本体上部に設けられ、各種のモード設定に必要な
キーと表示部を備えている。102はファクシミリデー
タ出力切り換えを指示する緊急スイッチで、ホストコン
ピュータ51からのデータをプリント処理している最中
に、通信回線306を介してファクシミリデータが外部
情報通信機器(例えばファクシミリ装置またはホストの
ファクシミリMODEM)から入力されると、CPU3
03はそれまでのプリントデータ処理を中断し、ファク
シミリ送信データを受け付けてプリンタエンジンに出力
データを出力する。
【0033】このように構成されたプリンタ制御装置に
おいて、ホストコンピュータ51からのプリントデータ
処理中に、上記緊急スイッチ102が押下されると、ホ
ストコンピュータ51からのプリンタデータを一時受信
バッファとして機能するRAM(ビデオコントローラ3
01内に設けられる)または接続可能な外部記憶装置
(フロッピーディスク,ハードディスク(図4に示
す),光磁気ディスク,メモリカード)に待機格納して
スプールして、ホストコンピュータとのデータ受信を完
了して、データバス権を速やかに開放する。
【0034】次いで、通信回線306を介してファクシ
ミリ送信データを受信し、全てプリントし終えると、C
PU303は正常終了動作を確認後、RAM等に待機記
憶されたホストコンピュータ51からのホストデータを
読み出して、中断していたホストコンピュータデータプ
リント処理を再開する。
【0035】これにより、ホストコンピュータデータの
プリント処理中に、緊急のファクシミリ送信データの出
力処理を滞らせることなく、該ファクシミリ送信データ
を優先して、速やかに出力させることが可能となる。
【0036】図4は、図3に示したプリンタ制御装置の
他の構成例を示すブロック図であり、図3と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0037】この図において、201は双方向インタフ
ェース、202はホストコンピュータ51側に設けられ
るフロッピーディスクドライブで、ホストコンピュータ
51からのプリントデータ処理中に、上記緊急スイッチ
102が押下されると、ホストコンピュータ51からの
プリンタデータを一時記憶する。203はハードディス
クで、ホストコンピュータ51からのプリントデータ処
理中に、上記緊急スイッチ102が押下されると、ホス
トコンピュータ51からのプリンタデータを一時記憶す
る。
【0038】このように構成されたプリンタ制御装置に
おいて、出力データ処理中に、指示手段(本実施例では
緊急スイッチ102)からの前記通信データ処理開始指
示がなされると、切換え手段(本実施例ではCPU30
3)が外部機器のデータ処理を一時休止し、前記外部通
信機器とのデータ処理に切り換えるので、外部機器との
データ処理状態にかかわらず外部通信機器とのデータ処
理を開始させることが可能となる。
【0039】従って、送信側がデータを送った場合、受
信側がプリント最中であることを示すBUSY信号を出
力する必要がなく、送信側はホストデータの出力終了を
待機することがなくなる。
【0040】図5は本発明の他の実施例を示すプリンタ
制御装置の構成を説明するブロック図である。
【0041】図において、61はホストコンピュータ
で、インタフェースケーブル62を介してプリンタ50
0内のインタフェースボード501に接続されている。
63は外部記憶装置で、ビデオコントローラ504に接
続されている。502はサブCPUで、電源ユニット5
03からビデオコントローラ504又はプリンタエンジ
ン505への電源供給を制御するスイッチ601,60
2のオン/オフを切り換え制御する。
【0042】このように構成されたプリンタ制御装置
は、外部装置(ホストコンピュータ61)との通信状態
に基づいて電源制御手段は前記プリンタエンジン505
への電源供給をスイッチ601,602の入切りにより
制御するので、プリンタエンジンの電力消費を節減する
ことが可能となる。
【0043】以下、図6に示すフローチャートおよび図
7に示すタイミングチャートを参照しながら本発明に係
るプリンタ制御装置における電源供給制御動作について
説明する。
【0044】図6は本発明に係るプリンタ制御装置にお
ける第1の電源供給制御手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0045】まず、ホストコンピュータ61は送信デー
タを用意し(1)、プリンタ500に対してストローブ
信号/STROBを出力する(2)。次いで、サブCP
U502は、ビデオコントローラ504およびプリンタ
エンジン505に電源ユニット503からの電源供給を
開始するための電源オン信号DONをLレベルとし、電
源を供給する(3)。次いで、所定の前処理(例えば前
回転処理(定着ユニットのヒートアップ等))を実行し
た後、プリンタ500はホストコンピュータ61からの
プリントデータDATA1〜8を受信してプリンタエン
ジン505で記録処理を実行する(4)。次いで、プリ
ント処理が終了したらアクノリッジ信号/ACKをホス
トコンピュータ61に送出し、次のプリントデータDA
TA1〜8を要求する(5)。そして、次のデータが所
定時間経過してもホストコンピュータ61から送信され
ない場合には、サブCPU501がデータ入力がないこ
とを確認し、スイッチ601,602をオフするために
電源オン信号DONをHレベルとし、電源供給を遮断し
(6)、電源供給処理を終了する。なお、必要に応じ
て、電源オフ前のデータ、特にプリント処理速度に影響
するフォントキャッシュのデータおよびその他のプリン
トデータを外部記憶装置63に退避格納した後(7)、
電源をオフし(8)、処理を終了するように制御しても
よい。
【0046】これにより、プリンタ500の電源スイッ
チを投入すると、電源はインタフェースボード501の
みに供給される。そして、ホストコンピュータ61が送
信データを用意し、プリンタ500に対してストローブ
信号/STROBを送り、データの取り込みを要求す
る。これに応じてサブCPU502はそれを認識し、電
源音信号/DONを出力し、スイッチ601、602が
オン状態となる。そして、プリンタ500はデータ取り
込み処理を行う。そして、処理が完了したら、ホストコ
ンピュータ61にアクノリッジ信号/ACKを出力し、
次のデータ転送を要求し、次のストローブ信号/STR
OBがある一定の間出力されないと、サブCPU502
はスイッチ601,602をOFFするので、プリント
開始までの待ち時間が長くなるが、電力節減効果が非常
に大きくなる。
【0047】なお、上記実施例では、サブCPU502
がホストコンピュータ61からのデータ転送状態に基づ
いてビデオコントローラ504およびプリンタエンジン
505への電源供給を制御する場合について説明した
が、後述する図8に示すフローチャートおよび図9に示
すタイミングチャートに従って、ホストコンピュータ6
1からの電源オン制御コマンド/SDONに基づいて制
御する構成であっても良い。
【0048】図8は本発明に係るプリンタ制御装置にお
ける第2の電源供給制御手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0049】まず、ホストコンピュータ61は送信デー
タを用意し(1)、プリンタ500に対して電源オン制
御コマンド/SDONFを出力する(2)。次いで、サ
ブCPU502は、ビデオコントローラ504およびプ
リンタエンジン505に電源ユニット503からの電源
供給を開始するための電源オン信号DONをLレベルと
し、電源を供給する(3)。
【0050】次いで、プリンタ500に対してストロー
ブ信号/STROBを出力する(4)。次いで、所定の
前処理(例えば前回転処理(定着ユニットのヒートアッ
プ等))を実行した後、プリンタ500はホストコンピ
ュータ61からのプリントデータDATA1〜8を受信
してプリンタエンジン505で記録処理を実行するとと
もに、プリント処理が終了したらアクノリッジ信号/A
CKをホストコンピュータ61に送出し、次のプリント
データDATA1〜8を要求する(5)。そして、次の
データが所定時間経過してもホストコンピュータ61か
ら送信されない場合には、サブCPU502がデータ入
力がないことを確認し、スイッチ601,602をオフ
するために電源オン信号DONをHレベルとし、電源供
給を遮断し(6)、電源供給処理を終了する。なお、必
要に応じて、電源オフ前のデータ、特にプリント処理速
度に影響するフォントキャッシュのデータおよびその他
のプリントデータを外部記憶装置63に退避格納した後
(7)、電源をオフし(8)、処理を終了するように制
御してもよい。
【0051】なお、上記実施例ではプリンタエンジン5
05,ビデオコントローラ504双方への電源供給を制
限して電力節減を図る場合について説明したが、図10
に示すように電源スイッチ(図示しない)がオンされた
ら、インタフェースボード501,プリンタエンジン5
05への電源供給を行う構成とし、ビデオコントローラ
504への電源供給を制限するように構成してもよく、
その際、電源オンからオフ状態に切り換える際に、必要
なデータを外部記憶装置63に退避させて、次回のプリ
ント処理効率を高める。
【0052】また、上記各実施例では、サブCPU50
2がビデオコントローラ504とプリンタエンジン50
5の電源供給を制御する場合について説明したが、図1
1に示すように、プリンタエンジン505への電源供給
を制御する構成としてもよく、その場合には上述したサ
ブCPU502が不用となり、ビデオコントローラ50
4内のCPU504aが上述した電源オン信号DONを
出力してスイッチ601のオン/オフ状態を制御する。
これにより、ビデオコントローラ504の電源は投入さ
れたままの状態を保持するので、サブCPU502およ
び外部記憶装置を搭載必要がなくなり、ビデオコントロ
ーラ504内のCPU504aでプリンタエンジン50
5への電源供給スイッチを制御できるため、電力節減を
図りつつ、低コストで達成できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,第2の発明によれば、オペレーティングシステムの
描画手段から要求されるベクタグラフィックスを前記プ
リンタドライバが扱えるかどうかを判定して、プリンタ
ドライバのプリントデータ転送方式をベクタグラフィッ
クスの描画データに基づいて生成される印刷データをペ
ージ単位に前記プリンタに出力するページ転送方式か、
より単純なデータ形式で生成した印刷データをバンド単
位に前記プリンタに出力するバンド転送方式のいずれか
に切り換え制御するので、オペレーティングシステムの
描画手段から要求されるベクタグラフィックスがプリン
タドライバのベクタグラフィック機能を越える複雑な図
形データでも効率よく印刷データの変換処理することが
できるという効果を奏する。
【0054】本発明に係る第3,第4の発明によれば、
外部装置から所定時間出力データが入力されない状態の
間は、本体コントローラとプリンタエンジンへの電力供
給を遮断するように電源供給手段を制御するので、外部
装置から所定時間出力データが入力されない状態の間
は、インタフェースボードに対する僅かな消費電力で外
部装置との通信を可能としつつ、本体コントローラとプ
リンタエンジンとに対する電力消費を大幅に節減できる
という効果を奏する。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷制御方法を概念的に説明する
模式図である。
【図2】本発明の一実施例を示す印刷制御方法における
データ転送処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例を示すプリンタ制御装置の構
成を概略的に示すブロック図である。
【図4】図3に示したプリンタ制御装置の他の構成例を
示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すプリンタ制御装置の
構成を説明するブロック図である。
【図6】本発明に係るプリンタ制御装置における第1の
電源供給制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るプリンタ制御装置における第1の
電源供給制御動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】本発明に係るプリンタ制御装置における第2の
電源供給制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るプリンタ制御装置における第2の
電源供給制御動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図10】本発明の他の実施例を示すプリンタ制御装置
の構成を説明するブロック図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すプリンタ制御装置
の構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション 2 GDI 3 プリンタドライバ 4 プリンタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタに送信する印刷データを生成す
    るためのプリンタドライバを用いてプリンタを制御する
    プリンタ制御装置であって、 前記プリンタドライバのベクタグラフィックス描画機能
    を調べて生成される描画データをオペレーティングシス
    テムの描画手段から入力する入力手段と、 前記入力される描画データに基づいて前記プリンタに送
    信する印刷データを前記プリンタドライバを用いて生成
    する生成手段と、 前記オペレーティングシステムの描画手段から要求され
    るベクタグラフィックスを前記プリンタドライバが扱え
    る場合に、前記プリンタドライバのプリントデータ転送
    方式を、該ベクタグラフィックスの描画データに基づい
    て生成される印刷データをページ単位に前記プリンタに
    出力するページ転送方式にし、また、前記オペレーティ
    ングシステムの描画手段から要求されるベクタグラフィ
    ックスを前記プリンタドライバが扱えない場合に、前記
    プリンタドライバのプリントデータ転送方式を、より単
    純なデータ形式で生成した印刷データをバンド単位に前
    記プリンタに出力するバンド転送方式にするように制御
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 プリンタに送信する印刷データを生成す
    るためのプリンタドライバを用いてプリンタを制御する
    プリンタ制御方法であって、 前記プリンタドライバのベクタグラフィック描画機能を
    調べて生成される描画データをオペレーティングシステ
    ムの描画手段から入力する入力工程と、 前記入力される描画データに基づいて前記プリンタに送
    信する印刷データを前記プリンタドライバを用いて生成
    する生成工程と、 前記オペレーティングシステムの描画手段から要求され
    るベクタグラフィックスを前記プリンタドライバが扱え
    る場合に、前記プリンタドライバのプリントデータ転送
    方式を、該ベクタグラフィックスの描画データに基づい
    て生成される印刷データをページ単位に前記プリンタに
    出力するページ転送方式にし、また、前記オペレーティ
    ングシステムの描画手段から要求されるベクタグラフィ
    ックスを前記プリンタドライバが扱えない場合に、前記
    プリンタドライバのプリントデータ転送方式を、より単
    純なデータ形式で生成した印刷データをバンド単位に前
    記プリンタに出力するバンド転送方式にするように制御
    する制御工程と、 を具備したことを特徴とする印刷制御方法。
  3. 【請求項3】 外部装置から入力される出力データを解
    析してプリンタエンジンにプリントデータを出力する本
    体コントローラと、プリントデータの記録処理を行うプ
    リンタエンジンとを備えるプリンタ制御装置において、 前記本体コントローラと前記プリンタエンジンへの電源
    を供給する電源供給手段と、 前記外部装置から出力データの入力を行い、かつ、前記
    外部装置から所定時間出力データが入力されない場合
    に、前記本体コントローラと前記プリンタエンジンへの
    電力供給を遮断するよう前記電源供給手段を制御するイ
    ンタフェースボードとを有し、本体の電源が投入されて
    いる間は常に前記インタフェースボードに電力供給され
    ていることを特徴とするプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 外部装置から入力される出力データを解
    析してプリンタエンジンにプリントデータを出力する本
    体コントローラと、プリントデータの記録処理を行うプ
    リンタエンジンとを備えるプリンタ制御装置のプリンタ
    制御方法において、 前記本体コントローラと前記プリンタエンジンへの電源
    を電源供給手段により供給する電源供給工程と、 前記外部装置から出力データの入力を行い、かつ、前記
    外部装置から所定時間出力データが入力されない場合
    に、前記本体コントローラと前記プリンタエンジンへの
    電力供給を遮断するよう前記電源供給手段をインタフェ
    ースボードにより制御する制御工程とを含み、 本体の電源が投入されている間は常に前記インタフェー
    スボードに電力供給されていることを特徴とするプリン
    タ制御方法。
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