JPH0824418A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0824418A
JPH0824418A JP18538694A JP18538694A JPH0824418A JP H0824418 A JPH0824418 A JP H0824418A JP 18538694 A JP18538694 A JP 18538694A JP 18538694 A JP18538694 A JP 18538694A JP H0824418 A JPH0824418 A JP H0824418A
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JP
Japan
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frame
frame base
plate
mounting
transparent plate
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Application number
JP18538694A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾球遊技機の構成要素を減少することができ
ると共に市場に出しても十分に対応することができる弾
球遊技機を提供する。 【構成】 枠基体3と遊技盤5の収納固定部とを合成樹
脂で一体成形すると共に、枠基体3の少なくとも下辺を
除く左右上辺の周縁前面に凹溝44を一体形成し、透明
板保持枠4の裏面周縁に凹溝44に侵入する防犯用フラ
ンジ85を形成した。 【効果】 従来の前面枠に対応する枠基体3に対して従
来のガラス板保持枠に対応する透明板保持枠4が直接開
閉自在に設けられているので、従来の金枠に対応する構
成要素が不必要であると共に、枠基体3の凹溝44と、
透明板保持枠4の凹溝44に侵入する防犯用フランジ8
5とによって十分な防犯機能を有するので、市場に提供
しても十分にその使用に耐えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外枠に対して開閉自在
であり且つ遊技盤を固定する遊技盤固定部がその裏面に
設けられた枠基体と、該枠基体に対して開閉自在であり
且つ前記遊技盤の前方を覆う透明板を保持する透明板保
持枠と、を有する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機は、遊技機設置島に固
定される外枠と、該外枠に対して開閉自在であり且つ遊
技盤を固定する遊技盤固定部がその裏面に設けられた前
面枠と、該前面枠の長方形状の開口に周設固定される金
枠に開閉自在に設けられ且つ前記遊技盤の前方を覆うガ
ラス板を保持するガラス扉枠と、前記金枠に開閉自在に
設けられ且つ景品玉を貯留する上皿(打球供給皿とも言
われる)が固着される上皿前面扉板と、前記前面枠の裏
面に開閉自在に設けられ且つ前記遊技盤において発生し
た入賞玉に基づいて景品玉を払い出すための各種の機構
がセット化される機構板と、から構成されている。そし
て、上記した弾球遊技機の構成要素のうち、外枠と前面
枠と遊技盤は、合板や板材等の木によって構成され、金
枠とガラス扉枠と上皿前面扉板とは、鉄板等の金属によ
って構成され、遊技盤固定部と機構板とは、合成樹脂に
よって構成されるのが一般的であった。
【0003】しかしながら、近年、環境保護の観点から
リサイクル可能な材料で弾球遊技機の各構成要素を製作
しようとする傾向にあり、そのような中で弾球遊技機の
構成要素の中で最も大きな前面枠を合成樹脂によって構
成したものが僅かではあるが提案されつつある。例え
ば、実公平6−3659号(以下、先行技術という)が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、この先行技
術は、従来の木製の前面枠を単に合成樹脂で置換したに
過ぎず、構成要素の減少を提案するものではない。即
ち、防犯上重要な金枠は、そのまま使用して前面枠の開
口に周設する構造であり、その金枠にガラス扉枠や上皿
前面扉板を取り付けるものであり、未だ十分にリサイク
ルを考慮したものとなっていない。本発明は、上記した
事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
弾球遊技機の構成要素を減少することができると共に市
場に出しても十分に対応することができる弾球遊技機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、外枠に対して開閉自在であ
り且つ遊技盤を固定する遊技盤固定部が設けられた枠基
体と、該枠基体に対して開閉自在であり且つ前記遊技盤
の前方を覆う透明板を保持する透明板保持枠と、を有す
る弾球遊技機において、前記枠基体と前記遊技盤固定部
とを合成樹脂で一体成形すると共に枠基体の少なくとも
左右上辺の周縁の内側前面と前記透明板保持枠の周縁の
内側裏面とのいずれか一方に凹溝を形成し、他方に前記
凹溝に侵入する凸条を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0006】前記枠基体には、前記透明板保持枠の下方
にその表面に上皿が固着される上皿取付板を開閉自在に
設け、前記上皿取付板の上辺は、その後端縁で少なくと
も立設した立壁を有し、前記透明板保持枠の下辺には、
前記立壁に対向する凸条を設けたることにより、透明板
保持枠と上皿取付板との隙間から挿入される不正具を防
止できる点で有利である。
【0007】前記枠基体には、その表面一側に前記透明
板保持枠及び上皿取付板を開閉自在に軸支するためのヒ
ンジ部材を取り付ける取付凹部を一体的に形成すると共
に、該取付凹部内に少なくとも前記ヒンジ部材をビスで
止着するための取付穴を一体的に穿設形成することによ
り、枠基体への透明板保持枠及び上皿取付板の取付が正
確に行われると共に、取付作業の手間を簡略化できる点
で有利である。
【0008】前記枠基体には、前記透明板保持枠の開閉
を検出する検出器を取り付けるための検出器取付部を一
体的に形成することにより、防犯上必要とされる検出器
の取付を容易に行うことができる点で有利である。
【0009】
【作用】従来の前面枠に対応する枠基体に対して従来の
ガラス板保持枠に対応する透明板保持枠が直接開閉自在
に設けられているので、従来の金枠に対応する構成要素
が不必要であると共に、枠基体の少なくとも左右上辺の
周縁の内側前面と透明板保持枠の周縁の内側裏面とのい
ずれか一方に形成された凹溝と他方に形成された凹溝に
侵入する凸条とによって十分な防犯機能を有するので、
市場に提供しても十分にその使用に耐えることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、弾球遊技機1の構成について図1
を参照して説明する。図1は、弾球遊技機1の正面図で
ある。本実施例における弾球遊技機1としては、弾発さ
れた打玉が遊技盤5に形成された入賞口や入賞球装置に
入賞した入賞玉に基づいて所定個数の景品玉を払い出す
形式のパチンコ遊技機を図示したものであるが、弾発さ
れた打玉が遊技盤に設けられる複数の入球口に入球し
て、その入球口の組合せによって得点が与えられ、その
得点に応じた景品玉が払い出される形式の弾球遊技機
(属にアレンジ遊技機と称される)であってもよい。し
かして、弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成さ
れる外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支され且
つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設
けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉自在
に設けられ且つ遊技盤5の前方を覆う透明板(一般的に
ガラス板が多いが、透明な合成樹脂でも良い)を保持す
る透明板保持枠4と、枠基体3の前面下部に開閉自在に
設けられ且つ上皿7が固着される上皿取付板6と、から
構成されている。
【0011】外枠2は、木製の板材を枠組み構成するこ
とにより形成され、その一側上下に固着される開閉支持
金具13,14(13は図1参照、14は図9参照)を
介して枠基体3が開閉自在に軸支される。また、外枠2
の下部前面には、閉じたときに枠基体3の下辺部を載置
する当て板12が固定されている。更に、外枠2の開放
側の内側上下には、後に詳述する錠装置95と係脱して
枠基体3を閉じたり開放したりするための係止金具(図
示しない)が固着されている。なお、当て板12を含む
外枠2を木製の板材ではなく、合成樹脂によって一体成
型又は別体に成型して組み立てて構成しても良い。
【0012】枠基体3は、後に詳述するように合成樹脂
によって一体成型されるものであるが、長方形状の開口
部20を有するように額縁状に成型され、該開口部20
の開口周縁に沿った形状で裏面側に一体的に成型される
遊技盤収納部21に遊技盤5が着脱自在に装着固定し得
るようになっている。また、枠基体3の下方部は、板状
に形成され、その板状部に下皿9、操作ハンドル10、
及び灰皿11が取り付けられている。これらの取付態様
については、後に説明する。更に、枠基体3の前面上部
に開閉自在に設けられる透明板保持枠4も主要部品は、
合成樹脂によって成型され、同様に枠基体3の前面下部
に開閉自在に設けられる上皿7を含む上皿取付板6もほ
とんど合成樹脂によって成型されている。なお、上皿取
付板6には、上皿7に貯留された景品玉を前記下皿9に
移動せしめるための玉抜きレバー8が設けられている。
【0013】次に上記した枠基体3の詳細な構成につい
て図2及び図3を参照して説明する。図2は、枠基体3
の正面図であり、図3は、枠基体3の背面図である。図
において、枠基体3は、合成樹脂によって一体成型され
るものであり、図2に示すように、その上部にほぼ長方
形状の開口部3が形成され、その下部が板状となってい
る。つまり、枠基体3は、従来の合板によって形成され
た前面枠とほぼ同等のものであるが、従来の前面枠と相
違する点は、枠基体3の裏面であって遊技盤5を収納固
定する遊技盤固定部としての遊技盤収納部21が枠基体
3と一体的に形成されている点である。即ち、従来の前
面枠と遊技盤収納部との関係においては、木製の前面枠
の裏面に合成樹脂製の遊技盤収納部を固着しているのに
対し、本実施例における枠基体3は、前面枠に相当する
部分も合成樹脂で形成されているので、遊技盤収納部4
を含む全体を合成樹脂によって一体成型したものであ
り、これによって工場における組み付け作業の簡略化を
達成することができるものである。
【0014】ところで、上記遊技盤収納部4の下方部分
も板状の支持板部22として形成されており、その支持
板部22の一側上部に上皿連通口23が形成され、該上
皿連通口23の下部前方に溢れ玉誘導部材106(図8
参照)が取着される。上皿連通口23の内部一側面に
は、景品玉の誘導をスムーズに行う櫛状の玉誘導リブ2
4が一体的に設けられ、また、上皿連通口23の前端面
の上部及ぶ側部に沿って立壁25が立設され、該立壁2
5の上端から前方に防犯水平リブ26が立設される。こ
の立壁25及び防犯水平リブ26によって形成される空
間には、上皿取付板6が閉じた状態で上皿取付板6の景
品玉払出口7aの裏面に止着される景品玉誘導樋109
の後端部が侵入し得るようになっており、景品玉誘導樋
109の後端と上皿連通口23との間からピアノ線等の
不正具を挿入させないようにしている。これについて
は、後に詳述する。なお、本実施例においては、透明板
保持枠4と上皿取付板6との境界線がその中央部分で円
弧状となっているため、その境界線から挿入される不正
具の侵入を阻止するために、立壁25の図示右側上部に
防犯用張り出し部27が突設され、その防犯用張り出し
部27の上端にも前方に向かって突設される防犯水平リ
ブ28が形成されている。なお、防犯用張り出し部27
の一部は、後述するセットガラス取付部材90の後端部
が当ってしまうので、対応する部分に取付部材回避穴2
9が穿設されている。
【0015】一方、上皿連通口23の反対側の支持板部
22の上部にも突出片部30が立設され、該突出片部3
0の上部にも防犯水平リブ32が前方に向かって延設さ
れている。この防犯水平リブ32も透明板保持枠4と上
皿取付板6の開放側上部及び側部からの不正具の侵入を
阻止するためのものである。なお、この点については、
後に詳述する。また、突出片部30の裏面には、遊技盤
5を載置したときに遊技盤5に形成される位置決め穴と
係合する位置決め突起33が突設されている。
【0016】上記した支持板部22の上端は、遊技盤5
を載置し得るように遊技盤5とほぼ同じ幅を有するよう
に形成されるが、そのほぼ中央には、図3に示すよう
に、凹部34が形成されている。凹部34には、遊技盤
5に形成されるアウト口から導かれるアウト玉を後述す
る機構板110のアウト玉誘導通路114(図9参照)
にスムーズに導くためのアウト玉誘導リブ35が形成さ
れると共に、遊技盤5の裏面下部を遊技盤収納部21に
収納した際に押圧固定するための固定レバー部材36a
(図9参照)を取り付ける固定レバー取付用ボス36が
突設形成されている。
【0017】一方、支持板部22の前面には、溢れ玉誘
導部材106及び発射点レール107(図8参照)を取
り付けるための取付穴37やそれらを位置決めするため
の位置決めボス38が多数形成されている。このうち取
付穴37に対応する支持板部22の裏面側には、ボス4
0が突設され、該ボス40に取付穴37が所定の厚みを
もって形成されている。また、上皿取付板6の開放側に
対応する位置には、上皿取付板6の開放端裏面に止着さ
れる係止金具(図示しない)と係脱する錠止め装置(図
示しない)を止着するための上皿取付板用錠取付部39
も突設形成されている。更に、支持板部22には、その
開放側に連結穴41が開設され、前記溢れ玉誘導部材1
06の下流側前方に対応する位置に抜き玉連通口42が
開設され、軸支側に配線通し穴43が開設されている。
連結穴41は、機構板110に設けられる景品玉タンク
の貯留玉量が不足したときに動作する玉欠乏検知レバー
と打玉を1個ずつ発射位置に供給する打球供給装置の玉
送りレバーとを連結するための連結杆を貫通させるもの
である。また、抜き玉連通口42は、前記溢れ玉誘導部
材106に流入された玉(上皿連通口23からこぼれ落
ちた玉、上皿7から玉抜きレバー8によって玉抜きされ
た玉、及び後述するファール口108から導かれた玉)
を裏面側に導くためのものであり、その抜き玉連通口4
2の裏面には、合流樋121(図9参照)が取り付けら
れ、この合流樋121によって抜き玉連通口42からの
玉を前記下皿9に導くものである。また、配線通し穴4
3は、前記上皿7に電気的部品(例えば、スイッチや表
示器やスピーカ等)が設けられている場合に、これらの
電気的部品からの配線を枠基体3の裏面側に導くもので
ある。
【0018】一方、図2に示すように、枠基体3の前面
枠部分において、開口部20に対応する枠部の外周縁に
は、透明板保持枠4の下辺を除く3辺から後方に突出す
るように設けられる凸条としての防犯用フランジ85が
突入係合する凹溝としての防犯用凹溝44,50が形成
されている。正面から見て上部及び右側方の防犯用凹溝
44の一部には、深さの浅いビス用回避凹部45も連続
して形成されている。このビス用回避凹部45は、透明
板保持枠4の裏面に止着される後述する補強金属板87
を止めるためのビスの頭部を受け入れるようになってい
る。また、正面から見て左周縁に形成される防犯用凹溝
50は、防犯用フランジ85が突入係合するだけでなく
防犯用フランジ85が軸回転するために、他の防犯用凹
溝44よりも幅広に形成されており、その断面形状は、
図5に示すように底面が円弧状となっている。
【0019】更に、枠基体3の前面枠部分の開口部3に
対応する部分には、開放側上下にフック連通穴46、軸
支側の中程上中下にヒンジ取付凹部47,48,49、
軸支側上部に配線通し穴51、軸支側上部寄りに玉抜き
ピン挿入穴53と玉抜きレバー取付穴54、左右中程に
干渉回避凹部55、軸支側の一か所と開放側の上下二か
所に固定レバー取付用穴56、軸支側の上部から下部に
かけてフック用開口59、開放側の中程よりやや下方に
錠穴70がそれぞれ形成されている。フック連通穴46
は、透明板保持枠4の開放側に設けられる防犯用フラン
ジ85と一体的に設けられるフック部86を後方に貫通
させて錠装置95の係合穴97aと係合させるものであ
る。また、配線通し穴51は、透明板保持枠4に設けら
れる後述する電装部品から延びる配線88を枠基体3の
裏面側に通すものである。なお、配線通し穴51の周囲
がやや凹状に成型され、開閉に伴う配線88の弛みが生
じても断線しないような配線防止凹部52となってい
る。玉抜きピン挿入穴53は、営業終了時等に前方から
ピンを挿入して枠基体3の裏面側に取り付けられる玉抜
きレバー(図示しない)を作用させて機構板110の景
品玉タンク等に貯留されていた景品玉を弾球遊技機1の
外部に排出するためのものであり、玉抜きレバー取付穴
54は、上記した図示しない玉抜きレバーを枠基体3の
裏面側に取り付けるための穴である。なお、玉抜きピン
挿入穴53に対するピン挿入穴が透明板保持枠4にも形
成されている。干渉回避凹部55は、透明板保持枠4を
閉じたときに蛍光管91aを被覆する円弧状の蛍光管カ
バー91の一部との当接状態を回避するためのものであ
り、このため、干渉回避凹部55は、円弧状に刻設され
ている。また、固定レバー取付用穴56には、遊技盤収
納部21に収納された遊技盤5の裏面を押圧固定するた
めの固定レバー部材56a(図4参照)を取り付けるた
めのものである。また、フック用開口59は、裏面に一
体的に成型される配線止めフック60を形成するために
形成される(金型の設計上必要とされる)ものであり、
その配線止めフック60は、前記配線通し穴51を通っ
て枠基体3の裏面に導かれた配線88を掛け止めるもの
である。更に、錠穴70には、錠装置95のシリンダー
錠99が挿入されるものである。
【0020】また、枠基体3の中程左右に検出器取付穴
57,58が貫通形成されている。この検出器取付穴5
7,58は、その前面から検出器を取り付けるものであ
り、図示の実施例では、軸支側に形成される検出器取付
穴57には、図1に示すように検出器100のアクチュ
エータが前面側に突出しており、透明板保持枠4を開放
したときに検出器100がOFFとなるようになってい
る。この検出器100は、高電圧が供給される蛍光管9
1a(後述する蛍光管カバー91に収納されて窓枠装飾
部材89に取り付けられている)の回路途中に挿入され
るものであり、透明板保持枠100を開放したときに蛍
光管への電流の供給が停止されて開放時の安全を確保し
ている。また、開放側に形成される検出器取付穴58に
は、透明板保持枠4を僅かに開放してセル板やピアノ線
等の不正具を挿入する不正行為を検出するための不正開
放検出器101が取り付けられている。
【0021】また、ヒンジ取付凹部47,48,49
は、それぞれ金属製のヒンジ部材81,82,105を
止着する領域である。ヒンジ取付凹部48(以下、中ヒ
ンジ取付凹部48という)に止着されるヒンジ部材82
(以下、中ヒンジ部材82という)は、L字型に形成さ
れ、その水平面にヒンジピン82aが上下に貫通するよ
うに固着されている。ヒンジ取付凹部49(以下、下ヒ
ンジ取付凹部49という)に止着されるヒンジ部材10
5(以下、下ヒンジ部材105という)は、L字型に形
成され、その水平面に係合穴105aが形成されてい
る。また、ヒンジ取付凹部47に止着されるヒンジ部材
81(以下、上ヒンジ部材81という)が止着される
が、この上ヒンジ部材81は、枠基体3の裏面側から止
着されるようになっている。また、上ヒンジ部材81に
は、枠基体3の前面に当接し且つ係合穴を有するヒンジ
支持部81aと、枠基体3に対して垂直方向に突設され
る水平面の下方に向かって突設されるヒンジピン81a
と、を備えて構成されるものである。なお、上ヒンジ取
付凹部47には、上ヒンジ部材81と支持部81とを取
り付けるための取付穴47aが形成され、中ヒンジ取付
凹部48には、中ヒンジ部材82を取り付けるための取
付穴48aと位置決めするための位置決め突起48bと
が形成され、下部ヒンジ取付凹部49には、下ヒンジ部
材105を取り付けるための取付穴49aと位置決めす
るための位置決め突起49bとが形成されている。
【0022】上記したヒンジ部材81,82,105に
は、透明板保持枠4と上皿7が取着される上皿取付板6
とが開閉自在且つ着脱自在に取り付けられるものであ
る。具体的には、まず、透明板保持枠4の着脱構造につ
いて説明すると、透明板保持枠4の軸支側上端には、ヒ
ンジピン83が図示しないスプリングの付勢力により上
方に付勢されており、また、軸支側下端裏面には、係合
穴を有する軸支部材84がビスで止着されている。しか
して、下部の軸支部材84の係合穴に中ヒンジ部材82
のヒンジピン82aの上部突設側に差し込んだ状態で上
端のヒンジピン83を付勢力に抗して押し下げてヒンジ
支持部81の係合穴に差し込むことにより、透明板保持
枠4が枠基体3に開閉自在に軸支される。逆に、透明板
保持枠4を取り外す場合には、ヒンジピン83を押し下
げて係合穴からヒンジピン83を抜き出した後に全体を
持ち上げて係合穴をヒンジピン82aから外すことによ
り簡単に行うことができる。次に、上皿7の上皿取付板
6の着脱構造について説明すると、上皿取付板6の軸支
側上端には、支点穴(図示しない)が形成され、また、
軸支側下端には、支点ピン(図示しない)がスプリング
により常に下方に向けて付勢されている。しかして、上
端の支点穴を中ヒンジ部材82のヒンジピン82aの下
部突設側に差し込み、その状態で下部の支点ピンを付勢
力に抗して持ち上げて下ヒンジ部材105の係合穴10
5aに差し込むことにより、上皿7の上皿取付板6が枠
基体3に開閉自在に軸支される。逆に、上皿取付板6を
取り外す場合には、スプリングの付勢力に抗して支点ピ
ンを持ち上げて係合穴105aから外し、その後、全体
を下方に引き下げてヒンジピン82aから支点穴を引き
抜くことにより簡単に行うことができる。
【0023】このように、透明板保持枠4や上皿7の上
皿取付板6を枠基体3に対して開閉自在であり且つ着脱
自在に設けたので、弾球遊技機1の工場における組み付
け作業や遊技場における点検作業時を簡単に行うことが
できる。特に、本実施例のように、透明板保持枠4に電
装部品を備えたものにあっては、電装部品等の故障に基
づく修理・交換が必要となることが予想され、そのよう
に予想される場合において、従来の透明板保持枠(ガラ
ス板保持枠)が着脱できない構造のものに比べて、透明
板保持枠4を取り外すことができるので、修理・交換を
簡単に行うことができる。
【0024】枠基体3の正面構造において、上記した構
成以外に、遊技盤収納部21の前面ほぼ中央の左右に防
犯用水平リブ61が一体的に突設されている。この防犯
用水平リブ61は、透明板保持枠4を閉じたときに蛍光
管カバー91の防犯用水平リブ92の上端が当接するも
のであり、ピアノ線等の不正具の侵入を防止するもので
ある。また、開放側の防犯用水平リブ61の下方にも、
その上部に水平リブ62aを有する防犯用板62が一体
的に取り付けられている。この防犯用板62の形成位置
は、図1に示すように、透明板保持枠4と上皿取付板6
との境界部分であり、その境界部分からの不正具の侵入
を防止するためである。
【0025】一方、枠基体3の裏面構造においては、図
3に示すように、遊技盤収納部4が合成樹脂によって一
体的に成型されている。しかして、遊技盤収納部4は、
遊技盤5を支持し且つ固定するものであるため、遊技盤
5を支持する構造及び遊技盤5を正確に固定するための
部品を有する。また、遊技盤収納部4は、遊技盤5の裏
面に設けられて所定個数の景品玉を払い出すための各種
の機構が設けられる機構板110を正確に取り付けるた
めの部品も有する。具体的には、遊技盤5を収納支持す
る構造として遊技盤5の左右を規制する遊技盤収納案内
リブ63と、複数(2個)の位置決め突起33,66
と、位置決めリブ65とがある。2つの位置決め突起3
3,66のうち、一方の位置決め突起33は、前記した
ように防犯用立壁31の裏面側に突設されるが、他方
は、枠基体3の上部中央に突設される。また、位置決め
リブ65は、位置決め突起66の側方に突設され、該位
置決めリブ65に対応する部分の遊技盤5が切り欠けら
れており、その切欠部が位置決めリブ65と係合するよ
うになっている。また、図3の左側上部には、遊技盤収
納案内リブ63が形成されているので、この部分の遊技
盤5も切り欠けられている。
【0026】上記のような遊技盤収納構造においては、
遊技盤5の下部は、前記支持板部22の上面に載置され
ると共に位置決め突起33によって位置決めされ、左右
を遊技盤収納案内リブ63によって記載され、更に、上
部を位置決め突起66と位置決めリブ65とによって位
置決めすることにより遊技盤5を正確な位置に収納され
るようになっている。なお、位置決めリブ65の隣接す
る位置には、上動防止部材67が突設されているが、こ
の上動防止部材67は、図11に示すように、外枠2と
枠基体3の内側との間隔を狭くして、枠基体3の上動範
囲を小さくするものである。これについては、後に詳述
する。
【0027】また、遊技盤5を固定するための部品とし
て複数(4個)の固定レバー部材36a,56aとがあ
る。固定レバー部材36a,56aは、遊技盤5を遊技
盤収納部4に正確に装着した状態で回動することにより
遊技盤5の裏面から押圧して遊技盤5を遊技盤収納部4
に堅固に固定するものである。しかして、固定レバー3
6aは、前記支持板部22の凹部34に突設される固定
レバー取付用ボス36に固着されるものであり、固定レ
バー56aは、前記固定レバー取付用穴56に固着され
るものである。
【0028】また、機構板110を取り付けるための部
品として複数(3個)の止着部材68a(図9参照)が
ある。しかして、1つの止着部材68aは、前記支持板
部22の裏面を被覆する支持板部カバー22aの表面に
取り付けられるものであり、この止着部材68aを止着
するために支持板部22の裏面には、止着部材用取付穴
68が形成されるボスが突設されている。また、他の2
つの止着部材68aは、開放側の上部と軸支側の上辺と
に設けられ、このため、枠基体3には、対応する位置の
前記遊技盤収納案内リブ63に止着部材用取付穴68が
形成されている。なお、機構板110は、枠基体3に対
して開閉自在に設けられるが、このためのヒンジ金具も
軸支側の上下に取り付けられるようになっている。
【0029】枠基体3の裏面構造において、上記した以
外の構成は、開放側に錠装置95を止着するための錠装
置取付穴69が形成され、また、その錠装置95のシリ
ンダー錠99が貫通する錠穴70が穿設されている。
【0030】枠基体3の透明板保持枠4及び上皿取付板
6に対応する部分の構成は、以上の通りであるが、枠基
体3の前面枠部分の下方部分は、板状の平板部71を構
成しており、図2に示すように、その前面のほぼ全域に
取付凹部72が刻設されている。この取付凹部72は、
下皿9や操作ハンドル装置10及び灰皿11を組み付け
固定する際に一応の位置決めを行うものであり、組み付
け作業の容易化を図ることができるものである。また、
取付凹部72には、そのほぼ中央に下皿連通口73が、
その開放側よりの側部にハンドル作動開口74がそれぞ
れ開設形成されている。下皿連通口73に対応して下皿
9が取り付けられるが、その下皿9は、詳細に図示しな
いが複数の部材を組み立てた状態でセット化されて枠基
体3の下部中央に止着固定されているものであり、枠基
体3への止着構造は、セット化された下皿9の裏面に取
付ネジ(図示しない)を後方に向けて複数本設け、その
取付ネジを枠基体3に穿設された下皿取付係合穴76に
貫通させて枠基体3の裏面から図示しないナットを螺着
することにより固定する。なお、下皿9の裏面には、位
置決め片(図示しない)が突設されており、この位置決
め片を枠基体3に形成された位置決め穴77に差し込む
ことにより、下皿連通口73と下皿9の貯留部との接続
状態を確実に確保することができると共に下皿9の取付
作業の容易化を図ることができる。
【0031】上記した下皿9の隣接した位置であって前
記取付凹部72の端部よりには、灰皿11が設けられる
が、この灰皿11は、枠基体3の下部前面に固着され且
つ灰皿11を収納する凹部が形成された灰皿取付枠11
aに回転自在に取り付けられるものである。即ち、灰皿
取付枠11aは、その裏面に複数の取付ネジ(図示しな
い)が後方に向かって突設され、枠基体3に穿設された
灰皿取付用係合穴75に取付ネジを貫通させた後に、裏
面から図示しないナットで締着することにより灰皿取付
枠11aを枠基体3に固着する。
【0032】また、前記ハンドル作動開口74に対応し
て操作ハンドル10が装着される。操作ハンドル10
は、前記上皿7の側壁から装飾的に連続する取付基板1
0aに所謂ハンドルが突設されて構成されるものであ
る。また、取付基板10aの裏面には、複数の取付ネジ
と位置決め突起(共に図示しない)とが後方に向かって
突設されており、取付ネジをハンドル作動開口74の周
囲に穿設されるハンドル取付穴78に差し込んで裏面か
ら打球発射装置123(図9参照)の取付基板と共締め
するようにナットで締着することにより、取付基板10
aが枠基体3に固定される。また、ハンドル作動開口7
4の側方には、配線貫通穴79が形成されているが、こ
れは、操作ハンドル10内に設けられるスイッチ(メイ
ンスイッチやタッチセンサ)の配線を枠基体3の裏面側
に導くものである。
【0033】また、平板部71の裏面構造においては、
図3に示すように、枠基体3を開閉自在に軸支するため
の下方の下部開閉部材120(図9参照)を止着するた
めの開閉金具取付部80が形成されている。
【0034】以上、枠基体3の概の構成について説明し
てきたが、次に上記した枠基体3に取り付けられる各構
成部材について説明すると共に、その作用についても説
明する。まず、最初に透明板保持枠4について説明す
る。透明板保持枠4は、図1に示すように、合成樹脂に
よって内部に円形の開口を有するようにほぼ正方形状に
形成されており、その円形開口に沿って窓枠装飾部材8
9が固着されている。しかして、透明板保持枠4の下辺
を除く左右上辺に枠基体3の前記防犯用凹溝44,50
に侵入し得る金属製の防犯フランジ85が後方に向かっ
て突設されている。開放側の防犯フランジ85には、そ
の上下に前記フック連通穴46に挿入されるフック部8
6が一体的に形成されている。また、透明板保持枠4の
上部には、扇形状の補強金属板87が止着されており、
一方の補強金属板87から透明板保持枠4に設けられる
電装部品(蛍光管、スピーカ、LED等)からの配線8
8が引き出されて前記配線通し穴51に引き渡されてい
る。
【0035】また、窓枠装飾部材89の裏面には、その
上下左右に透明板としてのガラス板が所定間隔を置いて
2枚セット化されたセットガラスを止着するためのセッ
トガラス取付部材90が固着され、更に、左右に蛍光管
91a(図4参照)を被覆する絶縁性の合成樹脂によっ
て形成される円弧形状の蛍光管カバー91が取り付けら
れている。蛍光管カバー91には、その下部に防犯用水
平リブ92が一体的に突設されている。更に、窓枠装飾
部材89の下部には、金属補強板93が差し渡されてい
る。
【0036】上記のように構成される透明板保持枠4
は、前述したように、ヒンジピン83と軸支部材84と
を上ヒンジ部材81の支持部81aと中ヒンジ部材82
のヒンジピン82aとに係合させることにより、枠基体
3の前面側に開閉自在に設けられるものであり、その透
明板保持枠4と枠基体3との間でピアノ線等の不正具の
侵入を阻止する構造を採用している。このような不正防
止構造は、枠基体3と透明板保持枠4との間だけでな
く、透明板保持枠4と上皿取付板6との間、枠基体3と
外枠2との間、枠基体3と機構板110との間でも行わ
れているので、これらについて後にまとめて説明し、先
に上皿取付板6及び機構板110の構成について説明す
る。
【0037】まず、透明板保持枠4及び枠基体3を開閉
する錠装置95について図4及び図6を参照して簡単に
説明する。図4は、透明板保持枠4の開放側の断面図で
あり、図6は、透明板保持枠4と錠装置95との関係を
示す断面図である。錠装置95は、前記錠装置取付穴6
9に取り付けられるものであり、断面L字錠の基体96
の取付面の内側にガラス用スライド杆97が上下動可能
の設けられ、側面に枠基体用スライド杆99が上下動可
能に設けられている。このガラス用スライド杆97と枠
基体用スライド杆99とは、前記錠穴70に挿入される
シリンダー錠99(図7参照)によって上下動せしめら
れるものであり、一方向に回動したときにガラス用スラ
イド杆97が上下動し、他方向に回動したときに枠基体
用スライド杆99が上下動する。また、ガラス用スライ
ド杆97には、係合穴97aが形成され、透明板保持枠
4の前記フック部86が基体96の貫通穴96aを貫通
して係合穴97aと係合することにより、透明板保持枠
4を枠基体3に対して閉止した状態とし、シリンダー錠
99を一方向に回動操作することによりガラス用スライ
ド杆97を移動させて係合穴97aとフック部86との
係合状態を解除することにより、透明板保持枠4を枠基
体3に対して開放せしめることができる。なお、外枠2
の内側には、係合状態においてフック部86の先端が侵
入し得るようにフック逃げ凹部2aが形成されている。
一方、枠基体用スライド杆98の上下には、図示しない
係合フック部が一体的に形成され、該係合フック部を外
枠2の上下に固着された係止金具に係止させることによ
り、枠基体3を外枠2に対して閉止した状態とし、シリ
ンダー錠99を他方向に回動操作することにより枠基体
用スライド杆98を移動させて係合フック部と係止金具
との係合状態を解除することにより、枠基体3を外枠2
に対して開放せしめることができる。
【0038】次に、上皿7が取着固定される上皿取付板
6の構成、特に透明板保持枠4と境界を接する上辺の構
成について図1を参照して簡単に説明すると、上皿取付
板6の上辺は、透明板保持枠4の下方部分が侵入し得る
ように円弧状の凹部となっており、その凹部の前面に前
記窓枠装飾部材89の下部と装飾的に連続する連続装飾
部材102が固着され、その凹部の後端縁が若干後方に
延設されて上方に向かって立設する防犯立壁103,1
04となっている。ただし、中央の防犯立壁104は、
前方に向かって曲折された水平リブ104aを有してい
るが、左右の防犯立壁103は、中央の防犯立壁104
と若干離れて形成されると共に水平リブを有していな
い。中央の防犯立壁104と左右の防犯立壁103との
間には、前記枠基体3に形成される防犯張り出し部27
と防犯用立壁31とが位置するようになっている。な
お、上皿取付板6によって覆われる枠基体3の前記支持
板部22には、図8に示し且つ前述したように前記溢れ
玉誘導部材106が固着されると共に発射点レール10
7が固着されている。この発射点レール107は、上皿
7から1個宛供給される打玉を下流端に形成される発射
点で受け止めて後述する打球発射装置123の打球杆1
25で弾発するために設けられるものである。そして、
発射点レール107の上流端と遊技盤5に設けられる誘
導レールの下流端との間にファール口108が形成さ
れ、遊技盤5の遊技領域に到達することなく戻ってきた
打玉がファール口108から前記溢れ玉誘導部材106
に受け入れられて最終的に下皿9に導かれるものであ
る。
【0039】一方、上記した遊技盤5の裏面を覆う機構
板110は、図9に示すように、遊技盤5の裏面に沿っ
て流下した入賞玉を集合せしめる入賞玉集合樋111が
形成され、該入賞玉集合樋111の流下端に入賞玉誘導
通路112が接続されて図示しない入賞玉処理装置に導
かれる。また、入賞玉集合樋111の前面壁を構成する
部材には、遊技盤5のアウト口5aから取り込まれたア
ウト玉が衝突する衝突板113が固着されており、この
衝突板113に衝突したアウト玉は、前記アウト玉誘導
リブ35から入賞玉集合樋109の下方に形成されるア
ウト玉誘導通路114に導かれて弾球遊技機1の外部に
排出されるものである。また、機構板110には、その
後面側に入賞玉の発生に基づいて所定個数の景品玉を払
い出すための各種の機構が設けられているが、最終的に
払い出された景品玉は、入賞玉集合樋111の側方に設
けられる景品玉排出口115から前記上皿連通口23に
向かって流出せしめられるものである。また、景品玉排
出口115のやや上流側には、分岐通路が形成され、該
分岐通路の流下端が図9に示す余剰玉排出口117に連
通しており、この余剰玉排出口117が機構板110を
閉じたときに下皿連通口73の裏面に取着される合流樋
121の余剰景品玉入口122と接続されるようになっ
ている。なお、機構板110は、上下に取り付けられる
開閉金具116によって枠基体3に対して開閉自在に軸
支されるものである。
【0040】枠基体3のその他の裏面構成としては、図
9に示すように、枠基体3の裏面下部一側に打球発射装
置123が取り付けられている。この打球発射装置12
3は、取付基板に打玉を弾発する打球杆125と、該打
球杆125に往復回動動作を付与する打球モータ124
等を集約して設けることにより構成されており、前記操
作ハンドル10と関連づけられている。
【0041】次に、図4乃至図14を参照して、透明板
保持枠4と枠基体3との間の不正防止構造、透明板保持
枠4と上皿取付板6との間の不正防止構造、枠基体3と
外枠2との間の不正防止構造、及び枠基体3と機構板1
10との間の不正防止構造について説明する。図4は、
透明板保持枠4及び枠基体3の開放側の断面図であり、
図5は、透明板保持枠4及び枠基体3の軸支側の断面図
であり、図6は、透明板保持枠4の閉止時における断面
図であり、図7は、透明板保持枠4と上皿取付板6との
境界部分における関係を示す一部破断正面図であり、図
8は、枠基体3の支持板部22部分の正面図であり、図
9は、枠基体3の裏面下部と機構板110との関係を示
す部分斜視図であり、図10は、枠基体3の下部と機構
板110との関係を示す一部破断正面図であり、図11
は、枠基体3と外枠2の上方部分の関係を示す断面図で
あり、図12は、枠基体3と機構板110との上皿連通
口23部分における関係を示す断面図であり、図13
は、上皿連通口23の防犯水平リブ26が無い場合の欠
点を示す断面図であり、図14は、上皿連通口23の突
出片部30が無い場合の欠点を示す断面図である。
【0042】まず、透明板保持枠4と枠基体3との間の
防犯構造について図4乃至図6、図11を参照して説明
する。前記したように、透明板保持枠4の背面裏側に
は、下辺を除く左右上辺に防犯用フランジ85が突出し
て設けられ、一方、枠基体3の外周縁にも防犯用凹溝4
4,50が設けられているので、透明板保持枠4を閉じ
た状態では、防犯用フランジ85が防犯用凹溝44,5
0内に侵入しているので、透明板保持枠4と枠基体3と
の間の隙間からピアノ線等の不正具を侵入させても、防
犯用フランジ85と防犯用凹溝44,50とによって不
正具の先端の侵入が阻止されるので、確実に不正行為を
防止することができ、市場に提供しても十分にその使用
に耐えることができる。また、この場合には、透明板保
持枠4が枠基体3に直接開閉自在に設けられているの
で、従来の透明板保持枠に相当するガラス扉枠を取り付
けるための金枠が不必要になり、その分弾球遊技機1の
構成要素を少なくすることができて省資源という意味で
効果がある。特に、本実施例のように透明板保持枠4も
枠基体3と同じように合成樹脂で成型しているので、リ
サイクルし易い構成要素によって弾球遊技機1が構成さ
れている点に鑑みれば、環境に優しい弾球遊技機を提供
できるという点でも著しい効果がある。
【0043】次に、透明板保持枠4と上皿取付板6との
間の防犯構造について、図4、図5、図7を参照して説
明する。特に図7を中心にして説明すると、上皿取付板
6の上端辺には、前記したように防犯立壁103,10
4が形成され、一方、透明板保持枠4の下方には、金属
補強板93及び防犯用水平リブ92が設けられている。
このため、上皿取付板6を閉じた状態でさらに透明板保
持枠4を閉じると、金属補強板93と左右の防犯立壁1
03とが直交するような位置関係となり、金属補強板9
3と防犯立壁104の水平リブ104aとが上下重複す
る位置関係となり、更に、左右の防犯立壁103の上部
に防犯用水平リブ92が位置し、その上端部が防犯用水
平リブ61に当接している。このため、ピアノ線等の不
正具を透明板保持枠4と上皿取付板6との間の中央部分
から侵入(即ち、連続装飾部材102の上端部)させた
場合には、不正具の先端は、防犯立壁104に当接して
上方向に向きを変えられ、水平リブ104aによって手
前側に誘導され、その後は、金属補強板93に囲まれた
範囲から外に出すことはできないので、不正具の先端が
遊技盤5の盤面まで到達することはない。なお、防犯立
壁104と金属補強板93との端部においては、重複し
ていないので、隙間が開くが、その部分には、図7に示
すように防犯用張り出し部27及び防犯用立壁31が位
置するので、その部分からの不正具の侵入も確実に防止
される。
【0044】また、不正具を透明板保持枠4と上皿取付
板6との間の左右部分から侵入させた場合には、不正具
の先端は、防犯立壁103に当接して上方向に向きを変
えられ、防犯用水平リブ92に当接する。防犯用水平リ
ブ92に当接した不正具の先端は、防犯用水平リブ92
に沿って上昇し、遂には防犯用水平リブ61に到達して
それ以上の侵入ができず、不正具の先端が遊技盤5の盤
面まで到達することはない。したがって、透明板保持枠
4と上皿取付板6との間から不正具を挿入してもいずれ
も遊技盤5の表面に到達させることができず、確実に不
正行為を防止することができ、市場に提供しても十分に
その使用に耐えることができる。
【0045】次に、枠基体3と外枠2との間の不正防止
構造について図11を参照して説明する。枠基体3と外
枠2との間における不正行為は、あまり行われないが、
時として枠基体3全体を持ち上げて当て板12と枠基体
3との間に隙間を作り、その隙間から不正具を差し込ん
で機構板110に到達させ、機構板110に対して不正
を行う場合がある。このような不正に対して、本実施例
においては、枠基体3の裏面であって遊技盤収納部21
の上部に上動防止部材67を突設したので、枠基体3を
閉じた状態においては、外枠2の内側との間隔が極めて
小さいL1しかない。このため、枠基体3を持ち上げて
も僅かな距離L1しか持ち上がらないので、当て板12
と枠基体3との隙間をほとんど作ることができず、自由
に不正具を操作させて機構板40に到達させるのは、至
難の技となる。これに対し、仮に上動防止部材67がな
い場合には、比較的大きな距離L2だけ枠基体3を上動
させることができるため、当て板12と枠基体3との間
の隙間を大きくすることができるため、不正具を操作し
て機構板40に到達させることが比較的容易となる。こ
のように、本実施例においては、上動防止部材67を設
けることにより、確実に枠基体3と外枠2との間におけ
る不正行為を防止することができる。
【0046】更に、枠基体3と機構板110との間の不
正防止構造について図9、図12乃至図14を参照して
説明する。枠基体3と機構板110との間の不正行為
は、多くの場合、上皿7の景品玉払出口7aからピアノ
線やセルロイドの薄板(以下、セル板という)等の不正
具を差し込んで、図13に示すように上皿連通口23の
前端縁から不正具130の先端を遊技盤5の表面に到達
させる不正行為と、図14に示すように上皿連通口23
の後端縁から不正具130の先端を機構板110の前面
側に到達させる不正行為とがある。しかしながら、本実
施例においては、図12に示すように、上皿連通口23
の前端縁の上辺から側辺にかけて防犯水平リブ26を突
設しているので、上皿取付板6を閉止した状態で景品玉
払出口7aの裏面に固着される景品玉誘導樋109が防
犯水平リブ26の下方に位置するので、景品玉誘導樋1
09と上皿連通口23の前端縁上部又は側部から不正具
を差し込んでも不正具の先端は、防犯水平リブ26に衝
突してそれ以上侵入させることができない。
【0047】また、本実施例においては、図12及び図
9に示すように、上皿連通口23の後端縁の上部に突出
片部30を突出しているので、機構板110を閉じたと
きには、突出片部30が機構板110の景品玉排出口1
15内に侵入するので、上皿連通口23の後端縁と景品
玉排出口115との間の上部に隙間が生じることはな
く、不正具の先端を侵入させることができない。このよ
うに、本実施例においては、上皿連通口23近傍からの
不正具による不正行為も確実に防止することができる。
なお、不正行為とは、直接関係ないが、図10に示すよ
うに、上皿連通口23の後端縁の開口の大きさよりも景
品玉排出口115の開口の大きさの方が小さく形成され
ているので、景品玉排出口115から放出される景品玉
が上皿連通口23部分で引っかかることがなくスムーズ
な景品玉の払出動作が行われる。同様に、アウト玉の放
出過程においても、アウト玉誘導リブ35の間隔がアウ
ト玉誘導通路114の上端間隔よりも小さく形成されて
いるので、アウト玉のスムーズな放出動作が実現され
る。同様な技術思想で設計されているものとして、本実
施例では、図8に示す溢れ玉誘導部材106がある。即
ち、溢れ玉誘導部材106の抜き玉連通口42を流れ出
る玉としては、上皿連通口23から溢れた玉と、ファー
ル口108から転動する玉と、上皿7から玉抜きされる
玉とがあるが、それらの玉が同時に抜き玉連通口42に
到達すると玉詰まりが生ずるので、それぞれの玉の落下
位置が異なるように段差状に落下地点が設計されてい
る。
【0048】以上、実施例に係る弾球遊技機1の構成及
び作用について説明してきたが、本実施例によれば、透
明板保持枠4の背面裏側に、下辺を除く左右上辺に防犯
用フランジ85が突出して設けられ、枠基体3の外周縁
にも防犯用凹溝44,50が設けられているので、透明
板保持枠4を閉じた状態では、防犯用フランジ85が防
犯用凹溝44,50内に侵入し、透明板保持枠4と枠基
体3との間の隙間からピアノ線等の不正具を侵入させて
も、防犯用フランジ85と防犯用凹溝44,50とによ
って不正具の先端の侵入が阻止されるので、確実に不正
行為を防止することができ、市場に提供しても十分にそ
の使用に耐えることができる。また、この場合には、透
明板保持枠4が枠基体3に直接開閉自在に設けられてい
るので、従来の透明板保持枠に相当するガラス扉枠を取
り付けるための金枠が不必要になり、その分弾球遊技機
1の構成要素を少なくすることができて省資源という意
味で効果がある。特に、本実施例のように透明板保持枠
4も枠基体3と同じように合成樹脂で成型しているの
で、リサイクルし易い構成要素によって弾球遊技機1が
構成されている点に鑑みれば、環境に優しい弾球遊技機
を提供できるという点でも著しい効果がある。
【0049】なお、上記した実施例では、透明板保持枠
4の下部中央が正方形よりも下方に突出した円弧状部を
有するものを示したが、円弧状部が突出することなく正
方形に納まるように構成した透明板保持枠であっても良
い。この場合には、透明板保持枠の下辺にも防犯用フラ
ンジ85を突設させ、この防犯用フランジ85が挿入さ
れる防犯用凹溝を上皿取付板6の上辺に形成すれば良
い。また、本実施例においては、遊技盤5及び外枠2を
除く弾球遊技機1の構成要素が合成樹脂によって成型さ
れているので、材料のリサイクルという点で極めて優れ
た弾球遊技機とすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、従来の前面枠に対応する枠基体
に対して従来のガラス板保持枠に対応する透明板保持枠
が直接開閉自在に設けられているので、従来の金枠に対
応する構成要素が不必要であると共に、枠基体の少なく
とも左右上辺の周縁の内側前面と透明板保持枠の周縁の
内側裏面とのいずれか一方に形成された凹溝と他方に形
成された凹溝に侵入する凸条とによって十分な防犯機能
を有するので、市場に提供しても十分にその使用に耐え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の正面から見た斜視図
である。
【図2】弾球遊技機の主要構成要素である枠基体の正面
図である。
【図3】枠基体の背面図である。
【図4】透明板保持枠及び枠基体の開放側の断面図であ
る。
【図5】透明板保持枠及び枠基体の軸支側の断面図であ
る。
【図6】透明板保持枠の閉止時における断面図である。
【図7】透明板保持枠と上皿取付板との境界部分におけ
る関係を示す一部破断正面図である。
【図8】枠基体の支持板部部分の正面図である。
【図9】枠基体の裏面下部と機構板との関係を示す部分
斜視図である。
【図10】枠基体の下部と機構板との関係を示す一部破
断正面図である。
【図11】枠基体と外枠の上方部分の関係を示す断面図
である。
【図12】枠基体と機構板との上皿連通口部分における
関係を示す断面図である。
【図13】上皿連通口の防犯水平リブが無い場合の欠点
を示す断面図である。
【図14】上皿連通口の突出片部が無い場合の欠点を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 外枠 3 枠基体 4 透明板保持枠 5 遊技盤 6 上皿取付板 7 上皿 7a 景品玉払出口 21 遊技盤収納部 23 上皿連通口 25 立壁 26 防犯水平リブ 27 防犯用張り出し部 28 防犯水平リブ 30 突出片部 31 防犯用立壁 32 防犯水平リブ 44 防犯用凹溝 47 上ヒンジ取付凹部 47a 取付穴 48 中ヒンジ取付凹部 48a 取付穴 49 下ヒンジ取付凹部 49a 取付穴 50 防犯用凹溝 57 検出器取付穴 58 検出器取付穴 61 防犯用水平リブ 62 防犯用板 67 上動防止部材 81 上ヒンジ部材 82 中ヒンジ部材 85 防犯用フランジ(凸条) 92 防犯用水平リブ(凸条) 93 金属補強板(凸条) 100 検出器 101 検出器 103 防犯立壁 104 防犯立壁 104a 水平リブ 105 下ヒンジ部材 109 景品玉誘導樋 110 機構板 115 景品玉排出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠に対して開閉自在であり且つ遊技盤
    を固定する遊技盤固定部が設けられた枠基体と、該枠基
    体に対して開閉自在であり且つ前記遊技盤の前方を覆う
    透明板を保持する透明板保持枠と、を有する弾球遊技機
    において、 前記枠基体と前記遊技盤固定部とを合成樹脂で一体成形
    すると共に枠基体の少なくとも左右上辺の周縁の内側前
    面と前記透明板保持枠の周縁の内側裏面とのいずれか一
    方に凹溝を形成し、他方に前記凹溝に侵入する凸条を形
    成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記枠基体には、前記透明板保持枠の下
    方にその表面に上皿が固着される上皿取付板を開閉自在
    に設け、 前記上皿取付板の上辺は、その後端縁で少なくとも立設
    した立壁を有し、 前記透明板保持枠の下辺には、前記立壁に対向する凸条
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記枠基体には、その表面一側に前記透
    明板保持枠及び上皿取付板を開閉自在に軸支するための
    ヒンジ部材を取り付ける取付凹部を一体的に形成すると
    共に、該取付凹部内に少なくとも前記ヒンジ部材をビス
    で止着するための取付穴を一体的に穿設形成したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記枠基体には、前記透明板保持枠の開
    閉を検出する検出器を取り付けるための検出器取付部を
    一体的に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の弾球遊技機。
JP18538694A 1994-07-13 1994-07-13 弾球遊技機 Withdrawn JPH0824418A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000334141A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Takeya Co Ltd 遊技機の基板ケース
JP2006334037A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Newgin Corp パチンコ機用の防犯部材
JP2009189379A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2014236920A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 京楽産業.株式会社 遊技機

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