JP4512799B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、パチンコ機(アレンジボール機、雀球機等も含む)やスロットマシン等の遊技機に関する。
従来、例えば、パチンコ機において、外枠の前下部に下受け板が設けられ、外枠の前側に本体枠(前枠、内枠等と呼ばれることもある)がヒンジ機構によって開閉可能に装着され、本体枠が閉じられたときには、その下端面が下受け板の上面に支承されるように構成されているのが一般的である。
本体枠には、遊技盤装着枠が設けられ、その遊技盤装着枠には遊技盤が着脱交換可能に装着される。遊技盤には、その前面に各種の入賞装置、役物装置等が装着され、後面に制御基板ボックス等が装着される。
また、本体枠には、その前側にガラス扉が開閉可能に装着され、後側に機構装着体(裏セット板、裏機構板等と呼ばれることもある)が配置される。この機構装着体の後側には球タンク、タンクレール、球払出装置等が装着されるようになっている。
このようにして、本体枠には、各種の装置、部材等が装着されるため、重量が非常に重くなり、本体枠の開閉動作時には、本体枠が、それ自身の重量や本体枠に装着される各種装置、部材の重量により自由端側が下傾した姿勢となる。そして、この下傾姿勢の状態で本体枠を閉じようとすると、本体枠の下面後縁が、外枠の下受け板の上面前縁に当たるため、本体枠の自由端側を持ち上げながら閉じなければならず、厄介であった。
そこで、本体枠の開閉動作を円滑化するために、下受け板(腰板)の上端面を跨ぐようにしてコ字形に形成した金属製のすべり部材をビスによって取り付け、そのすべり部材に、ほぼ弧状に膨出する畝状突部を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1に開示されたものにおいては、本体枠を閉じる際、本体枠の下端面の当板をすべり部材の畝状突部に接触させながら本体枠を閉じることによって、下傾姿勢にある本体枠の姿勢が矯正されるようになっている。
特開2004ー81606号公報
ところで、特許文献1に開示されたものにおいては、本体枠とは別個に金属製のすべり部材を製作し、そのすべり部材を、外枠の下受け板(腰板)の上端面を跨ぐようにしてビスによって取り付けなければならず、多くの手間が必要となる。
また、特許文献1に開示されたものにおいては、外枠のすべり部材の畝状突部に接触させながら本体枠を閉じる構造上、本体枠の下傾姿勢が顕著である場合には、外枠のすべり部材の畝状突部に本体枠の下端面が当たって同本体枠の閉じ動作を阻害する場合がある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、すべり部材を製作して組み付ける手間を省くことができるとともに、本体枠の下傾姿勢が顕著である場合においても外枠に対し本体枠を軽快に閉じることができる遊技機を提供することである。
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る遊技機は、
縦長方形枠状に構成されて前側下部に補強用の下受け板を左右横方向に固定連結した外枠と、該外枠の前側面域に合わせた方形枠サイズに合成樹脂成形されて正面内部の遊技盤装着枠内に遊技盤を着脱可能に収納セットし得る本体枠とが、正面左側のヒンジ機構により縦向き片持ち状態で横開きの開閉可能に連結支持されるとともに、前記外枠と本体枠との正面右側の施錠装置により施錠され、前記外枠に対して前記本体枠が閉じられた状態では、該本体枠の左右方向に水平な下端面が前記外枠の下受け板の上面に支承されて縦向き起立姿勢に保持されるように構成された遊技機であって、
前記外枠の下受け板の上面の右端部側に当て板が取着される一方、前記本体枠の下端面の右端部側に該本体枠が閉じられるときに前記当て板の上面に当接して滑走案内しつつ前記本体枠の右下がり傾斜姿勢を水平姿勢に矯正するための滑走用突部が一体に樹脂成形されており、
前記滑走用突部では、前記本体枠の下端面の左右方向に亘り水平平坦面に対して後方向に上向き傾斜状に形成された傾斜面の斜底面を基準にして、前記当て板の上面に当接し得る複数個のリブ状突部が左右横方向に所定間隔で配置され、これら複数個のリブ状突部は、前記傾斜面の斜底面を基準にして下向きに突出する略円弧状に成形されて前記当て板の上面に当接し得る頂部の突出高さが正面左側から右側に亘り漸次大きく設定されており、正面最右端の頂部の突出高さを最大にしていることを特徴とする遊技機。」を要旨とするものである。
前記構成において、合成樹脂製の本体枠の成形と同時に、その本体枠の下部に下傾姿勢を矯正する滑走用突部を一体に形成することによって、滑走用突部を別個に製作して組み付ける手間を省くことができる。
特に、滑走用突部は、滑走用突部は、本体枠の成形と同時に一体に形成されて左右方向に所定の長さをもち、かつ略円弧状、湾曲状、傾斜状等をなして突出し、その滑走用突部の突出量は、ヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく設定されている。
このため、本体枠が閉じられるときには、滑走用突部が、そのヒンジ側端部から自由端側に向けて下受け板の上縁部に順次に接して滑走する。これによって、本体枠の下傾姿勢がしだいに(緩やかに)矯正されて閉じ位置まで閉じられる。
すなわち、滑走用突部の横断面形状が左右方向の全長にわたって均一に形成され、その突出量が変化しない場合、本体枠が、その一側のヒンジ機構のヒンジ軸線を中心として閉じられるときに、滑走用突部のヒンジ側端部に対し本体枠の荷重が集中的に作用する。
このため、本体枠の閉じ動作が抑制され、大きい閉じ力が必要となるとともに、滑走用突部のヒンジ側端部が損傷されたり、あるいは摩耗されることがある。
これに対し、滑走用突部の突出量がヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく形成されることで、滑走用突部におけるヒンジ側端部に対し本体枠の荷重が集中的に作用することを軽減することができるとともに、下傾姿勢にある本体枠を滑走用突部によって少しずつ持ち上げながら本体枠の下傾姿勢を矯正して閉じることができる。
この結果、本体枠の下傾姿勢が顕著である場合においても外枠に対し本体枠を軽快に閉じることができる。しかも、比較的小さい閉じ力において本体枠を円滑に閉じ動作することができるとともに、滑走用突部のヒンジ側端部が集中的に損傷されたり、あるいは摩耗されることを軽減することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、合成樹脂製の本体枠と一体に形成される滑走用突部は、金属製のものと比べ摩耗されやすいが、前記したようにして摩耗を防止することによって、合成樹脂製でありながら耐久性の向上を図ることができる。
なお、請求項1において、滑走用突部を、その根元部の下端面が本体枠の下端面と略同一面をなして連続させるように構成した場合には、外枠に対し本体枠が閉じられた状態において、本体枠の下端面が外枠の下受け板の上端面に当接して安定よく受けられるとともに、本体枠の下端面と、外枠の下受け板の上端面との間に、滑走用突部が原因となる隙間の発生を防止することが可能となる。
この結果、外枠の下受け板の上端面と本体枠の下端面との間の隙間からワイヤ等の異物が不測に侵入されて、不正行為がなされることを防止することができる。
前記構成において、本体枠の開閉動作時において、本体枠の下端面に形成された面取り状の傾斜面によって、本体枠の下端面が、外枠の下受け板の上面前縁に接触することが避けられるため、この分だけ本体枠の開閉動作を軽快に行うことができる。
また、本体枠の下端面の面取り状の傾斜面に滑走用突部が形成されることによって、本体枠の下部後方に滑走用突部を突出させる必要がない。
さらに、本体枠が閉じられる際、滑走用突部が外枠の下受け板の上縁部に接して滑走するときに滑走用突部に作用する荷重を面取り状の傾斜面において良好に受け支えることができ、前記滑走用突部に作用する荷重によって同滑走用突部が破損されることを防止することができる。
これに対し、本体枠の下部後側に滑走用突部を後方に向けて突出させると、滑走用突部が外枠の下受け板の上縁部に接して滑走するときに滑走用突部に作用する荷重によって滑走用突部が損傷されやすくなる。さらに、本体枠の開放時において、滑走用突部が突起物となり、異物が引っ掛ったり、あるいは異物が衝突する等の不具合が発生する場合があるが、前記したように、本体枠の下端面の面取り状の傾斜面に滑走用突部を形成することによって、前記不具合を防止することができる。
前記構成において、左右方向に所定間隔を保って形成された複数のリブ状突部によって滑走用突部が構成されるため、樹脂成形の「ヒケ」による凹凸の歪みが複数のリブ状突部やその近傍に発生することを防止することができ、複数のリブ状突部を精度よく形成することができる。
この発明によれば、合成樹脂製の本体枠の成形と同時に、その本体枠の下部に、下傾姿勢を矯正する滑走用突部を一体に形成することによって、滑走用突部を別個に製作して組み付ける手間を省くことができる。
特に、滑走用突部の後方への突出量がヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく形成されることで、本体枠の下傾姿勢が顕著である場合においても外枠に対し本体枠を軽快に閉じることができる。しかも、比較的小さい閉じ力において本体枠を円滑に閉じ動作することができるとともに、滑走用突部のヒンジ側端部が損傷されたり、あるいは摩耗されることを軽減することができ、耐久性の向上を図ることができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1は遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。図2は遊技機の前側全体を示す正面図である。図3は遊技機の後側全体を示す背面図である。図4は遊技機の後側上部を拡大して示す部分背面図である。図5は図4のV−V線に基づく側断面図である。図6は図4のVI−VI線に基づく側断面図である。図7は遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。図8は遊技機の本体枠に各種部材が組み付けられた状態を斜め右上前方から示す斜視図である。図9は本体枠単体を斜め右上前方から示す斜視図である。図10は本体枠を斜め右上後方から示す斜視図である。図11は本体枠単体を斜め右上後方から示す斜視図である。図12は本体枠側の回路基板及び各スイッチと遊技盤側の各回路基板の接続状態を示すブロック図である。図13は本体枠、電源スイッチ、RAM消去スイッチ、ガラス扉、囲い壁及び蓋部の関係を拡大して示す平断面図である。図14は外枠と本体枠とを分離した状態を示す斜視図である。図15は外枠に対し本体枠が閉じられた状態の本体枠開閉用ヒンジ機構の下の外枠側ヒンジ金具と下の本体枠側ヒンジ金具を示す斜視図である。図16は本体枠開閉用ヒンジ機構の下の外枠側ヒンジ金具と下の本体枠側ヒンジ金具を示す正面図である。図17は外枠の下受け板、外枠側ヒンジ金具及び当て板の配設状態を示す斜視図である。図18は外枠の下受け板の基材部と前装飾体とが分離された状態を示す斜視図である。図19は外枠の下受け板の当て板と本体枠の下端部の滑走用突部との関係を示す断面図である。図20は図19のXX−XX線に基づく断面図である。図21は本体枠の下端部の滑走用突部を斜め下方から示す斜視図である。図22は外枠の下受け板の当て板と、本体枠の下端部の滑走用突部のヒンジ側リブ状突部との関係を示す断面図である。図23は外枠の下受け板の当て板と、本体枠の下端部の滑走用突部の自由端側リブ状突部との関係を示す断面図である。図24は本体枠の下端部の滑走用突部の実施態様を示す断面図である。なお、説明の便宜上、遊技機において遊技者側を前、反対側を後として説明する。
[遊技機の概要について]
図1〜図3に示すように、遊技機としてのパチンコ機は、外枠10、本体枠30、ガラス扉80、遊技盤120等を備えて構成されている。
外枠10は、上下左右の木製の枠材によって縦長四角形の枠状に形成され、同外枠10の前側下部には、本体枠30の下面を受ける下受け板11を有している。
外枠10の前面の片側には、本体枠開閉用ヒンジ機構20によって本体枠30が前方に開閉可能に装着されている。なお、外枠10の下受け板11については後に詳述する。
[本体枠の概要について]
図7〜図11に示すように、本体枠30は、前枠体35、遊技盤装着枠100及び機構装着体160を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。
また、この実施例において、合成樹脂製の本体枠30は、図9と図11に示すように、前段部31と、その前段部31の後側において、同前段部31の外周よりも小さい外周壁32a、33aを有しかつ同前段部31の後側周囲に段差部をもって形成された中段部32と、その中段部32の後側において同中段部32の外周壁よりも小さい外周壁を有しかつ同中段部32の後側周囲に段差部をもって形成された後段部33を有して複数段の段差状に形成されている。
また、中段部32及び後段部33の各外周壁は、前側が広く、後側が狭くなる傾斜面をなしている。
そして、前段部31に前枠体35が形成され、中段部32に遊技盤装着枠100が形成され、中段部32の後側と後段部33に機構装着体160が形成されている。
[本体枠の前枠体について]
図1と図7に示すように、本体枠30の前段部31に形成された前枠体35は、外枠10前側の下受け板11を除く外郭形状に対応する大きさの矩形枠状に形成されている。そして、前枠体35の片側の上下部には、本体枠側ヒンジ金具26が固定され、その本体枠側ヒンジ金具26において、外枠10の片側の上下部に固定された外枠側ヒンジ金具21にヒンジピンとヒンジ孔によって開閉回動可能に装着されている。すなわち、外枠側ヒンジ金具21、本体枠側ヒンジ金具26、ヒンジピン及びヒンジ孔によって本体枠開閉用ヒンジ機構20が構成されている。なお、本体枠開閉用ヒンジ機構20の下の外枠側ヒンジ金具21及び下の本体枠側ヒンジ金具26については後に詳述する。
[本体枠のスピーカボックスについて]
図8と図9に示すように、前枠体35の前側において、遊技盤装着枠100よりも下方に位置する前枠体35の前下部領域の一側寄りにはスピーカボックス50が一体に形成され、そのスピーカボックス50の前側開口部には、同開口部を塞ぐようにしてスピーカ装着板107が装着されている。そして、スピーカ装着板107にはスピーカ109が装着されている。
また、図9と図11に示すように、スピーカボックス50は、前側が大きく後側に向けてしだいに小さくなった複数段の段差箱形状に形成されている。さらに、スピーカボックス50の各段部の外周壁50aは、前側が広く、後側が狭くなる傾斜面をなしている。
また、図8と図9に示すように、前枠体35前面の下部領域内には、その上側部分に発射レール装着部41が形成され、下側部分には、下皿装着部43が発射レール装着部41よりも前側に突出して段差状に形成されている。
そして、発射レール装着部41には、遊技盤120の発射通路に向けて球を導く発射レール100が傾斜状に装着されている。
また、下皿装着部43の前側には、その下皿装着部43を覆うようにして下部前面板44が装着されている。下部前面板44の前面の略中央部には、下皿45が設けられ、片側寄りには操作ハンドル46が設けられている(図1参照)。
図10〜図14に示すように、前枠体35の後側において、遊技盤装着枠100よりも下方に位置する前枠体35の後下部領域の片側(図14に向かって左側)には、発射レール42の下傾端部の発射位置に送られた球を発射するための発射ハンマー63、その発射ハンマー63を作動する発射モータ62等が取付基板61に組み付けられてユニット化された発射装置ユニット60が装着されている。
また、図3、図10及び図14に示すように、前枠体35の後下部領域の略中央部には、電源基板67を有する電源基板ボックス66、払出制御基板69を有する払出制御基板ボックス68が前後に重ね合わされた状態で装着されている。
また、図10に示すように、前枠体35の後下部領域の他側寄り部分(ヒンジ寄り部分)には、そのスピーカボックス50の後段差部の凹み部分において下皿用球誘導ケース180が装着されている。この下皿用球誘導ケース180は上皿が満杯になったときに球を下皿に導くための球誘導路(図示しない)が形成されている。また、下皿用球誘導ケース180の後壁部には、インタフェース基板240を収納している基板ボックス241が装着されている。
[施錠装置について]
図1と図14に示すように、前枠体35のヒンジ機構と反対側に自由端側の後側には、外枠10に対し本体枠30を施錠する機能と、本体枠30に対しガラス扉80を施錠する機能とを兼ね備えた施錠装置90が装着されている。
すなわち、この実施例において、施錠装置90は、本体枠30の前枠体35の自由端側の後側に固定状態で装着された上下方向に長尺な取付基板91と、その取付基板91に対し上下方向に移動可能に組み付けられかつばねによってロック方向にそれぞれ個別に付勢された本体枠施錠板と扉施錠板とを備えて構成されている。
そして、本体枠施錠板には、外枠10に設けられた閉止具17に係脱可能に係合して本体枠30を閉じ状態に施錠する上下複数の本体枠施錠フック93が後方に向けて突出されている。
また、扉施錠板には、ガラス扉80の自由端側の後側に設けられた閉止具89に係脱可能に係合してガラス扉80を閉じ状態に施錠する上下複数の扉施錠フック96が前方に向けて突出されている。これら扉施錠フック96は、前枠体35の自由端寄り部分に貫設された貫通孔に挿通されてガラス扉80後側の閉止具89に係脱可能に臨んでいる。
また、取付基板91の所定位置には、シリンダー錠98が装着され、そのシリンダー錠98の前端部は、遊技機の前方から鍵を挿入されて解錠操作可能に、前枠体35及び下部前面板44を貫通してその下部前面板44の前面に露出されている。
そして、シリンダー錠98の鍵穴に鍵が挿入されて一方向に回動操作されることで本体枠施錠フック93と外枠10の閉止具17との係合が外れて本体枠30が解錠され、これとは逆方向に回動操作されることで、扉施錠フック96とガラス扉80の閉止具89との係合が外れてガラス扉80が解錠されるようになっている。
[ガラス扉について]
図1と図2に示すように、前枠体35の前面の片側には、その前枠体35の上端から下部前面板44の上縁にわたる部分を覆うようにしてガラス扉80が扉開閉用ヒンジ機構70によって前方に開閉可能に装着されている。ガラス扉80のヒンジ機構70と反対側に自由端側の後側には、施錠装置90の扉施錠フック96に係脱可能に係合してガラス扉80を閉じ状態に施錠する閉止具89が設けられている。
また、ガラス扉80の略中央部には、後述する遊技盤120の遊技領域124を前方から透視可能な略円形の開口窓81が形成されている。また、ガラス扉80の後側には開口窓81よりも大きな矩形枠状をなす窓枠82が設けられ、その窓枠82にはガラス板、透明樹脂板等の透明板83が装着されている。
また、ガラス扉80の前面の略全体は、ランプ等が内設された前面装飾部材によって装飾され、同ガラス扉80の前面の下部には上皿部材86が形成されている(図2参照)。
[本体枠の遊技盤装着枠について]
図7と図8に示すように、本体枠30の遊技盤装着枠100は、前枠体35の後側に設けられかつ遊技盤120が前方から着脱交換可能に装着されるようになっている。
すなわち、この実施例において、遊技盤装着枠100は、遊技盤120が前方から着脱交換可能に嵌込まれる嵌込み枠部102を有し、その嵌込み枠部102の奥側の枠部内周には遊技盤120の後側の周縁部を受け止める後面受け部103が形成されている。
また、嵌込み枠部102の一側内壁面の上下部2箇所には、後面受け部103との間に遊技盤120の一側部が差し込み可能な間隔を隔てて前面押え部104が形成されている。
また、図8に示すように、嵌込み枠部102の他側内壁面の上下部2箇所には、遊技盤120のロック部材130に対応する係止部106が形成されている。
また、嵌込み枠部102の他側部近傍には、本体枠30側の電装機器と遊技盤120側の電装機器とを電気的に接続するための本体枠側の第1、第2のコネクタ111、112が設置されている。
また、図1と図8に示すように、嵌込み枠部102の下側部には、遊技盤120の前面下部を嵌込み枠部102の後面受け部103に押さえ付けて緊締するターンバックル形式の緊締具149が装着されている。
[遊技盤について]
図7に示すように、遊技盤120は、遊技盤装着枠100の嵌込み枠部102の前方から嵌込まれる大きさの略四角板状に形成されている。遊技盤120の盤面(前面)には、外レール122と内レール123とを備えた案内レール121が設けられ、その案内レール121の内側に遊技領域124が区画形成されている。
遊技盤120には、その遊技領域124内において、遊技に関する役物装置、例えば、センタ役物と呼ばれる役物装置140、図柄表示装置145、入賞装置等の役物装置や風車器、誘導釘、ランプ装飾部材等の各種の装備品が配設されている。これら各種の装備品のうち、所定の装備品の後部、この実施例では、役物装置140の役物本体141の後部が遊技盤120の後側に突出して配設される。
また、遊技盤120の前面には、その案内レール121の外側領域において、合成樹脂製の前構成部材120aが装着されている。
この実施例において、図5に示すように、役物装置140の役物本体141には、略中央部に開口窓が形成され、図柄表示装置(例えば、液晶表示器、EL表示器,プラズマ表示器,CRT等)145の表示面は役物本体141の後側においてその開口窓に臨んで装着されている。
そして、役物本体141は、遊技盤120の中央部に貫設された組付孔に嵌込まれ、同役物本体141の後部及び図柄表示装置145の図柄制御基板146を有する図柄制御基板ボックス146は遊技盤120の後側に突出して配設されている。
また、図7と図8に示すように、遊技盤120前面の前構成部材120aの他側寄りの上下2箇所には、嵌込み枠部102の係止部106に対応する位置においてロック部材130がピンと左右方向の長孔によって回動操作可能に装着されている。
そして、遊技盤120(前構成部材120aを含む)は、その左右の一側部が遊技盤装着枠100の後面受け部103と前面押え部104との間に差し込まれ、ロック部材130の先端のロック部が嵌込み枠部102の係止部106に差し込まれて係合されることで遊技盤装着枠100に装着されるようになっている(図1参照)。
図3と図14に示すように、遊技盤120の後側下部には、その中央部から下部にわたる部分において、各種入賞装置に流入した球を受けかつその球を所定位置まで導く集合樋としての機能とボックス装着部としての機能を兼ね備えたボックス装着台が設けられている。このボックス装着台には、音声制御基板、ランプ制御基板等の副制御基板156が収納された副制御基板ボックス155と、主制御基板152が収納された主制御基板ボックス151とが前後に重ね合わされた状態で装着されている。
さらに、遊技盤120の後側に対しボックス装着台、副制御基板ボックス155及び主制御基板ボックス151がそれぞれ装着された状態において、本体枠30の遊技盤装着枠100の前方からその嵌込み枠部102内に遊技盤120を嵌込んで装着できるように、遊技盤120の外郭より外側にはみ出すことなくボックス装着台、副制御基板ボックス155及び主制御基板ボックス151が配置されている。
また、この実施例において、遊技盤120の後側の他側寄り下部には、遊技盤装着枠100の前方からその嵌込み枠部102内に遊技盤120を嵌込む動作によって、本体枠側第1、第2のコネクタ111、112に挿脱可能に差し込まれる遊技盤側第1、第2のコネクタ125、126が設置されている(図7及び図8参照)。
[本体枠の機構装着体について]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160には、タンク装着部161、レール装着部170、払出装置装着部200等がそれぞれ形成されている。
すなわち、機構装着体160の上部には、中段部32の上部後壁部32aと、後段部33の外周壁の上向き面33aにわたってタンク装着部161が形成されている。
また、タンク装着部161の前側壁(すなわち、中段部32の上部後壁部32a)には、次に述べる球タンク165の両取付部166が上方から差し込み可能な差込溝を有する左右一対の支持片161aと、球タンク165の係止孔に係合可能な係止片161bとがそれぞれ形成されている。
また、タンク装着部161の底部(後段部33の外周壁の上向き面33a)には、球タンク165の下部を受けるタンク受け部162が形成されている。
この実施例では、後段部33の外周壁の上向き面33aの後端部分をタンク受け部162とし、そのタンク受け部162によって球タンク165の底板部167の下面後端部が支承可能となっている(図5参照)。
[球タンクについて]
球タンク165は、透明な合成樹脂材よりなり、島設備から供給される多数の球が貯留可能な上方に開口する箱形状に形成されている。そして、球タンク165の球の貯留状態が球タンク165の後側壁を透して視認可能となっている。
図10に示すように、球タンク165の前側の左右両端部には取付部166が突出されている。また、球タンク165の前側壁にはタンク装着部161の係止片161bの上方から掛け止め可能な係止孔が貫設されている。
また、球タンク165の底板部167の後側隅部には球を放出する放出口168が形成されるとともに、底板部167は、放出口168に向けて下傾する傾斜面に形成されている。
そして、球タンク165は、その取付部166がタンク装着部161の左右一対の支持片161aの差込溝の上方から差し込まれ、係止孔に係止片161bが係合することによって、タンク装着部161に装着されるようになっている。
この球タンク165の装着状態において、球タンク165の底板部167の下面後端部がタンク受け部162によって支承される(図5参照)。
[タンクレールについて]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160には、そのタンク装着部161に下方に接近してレール装着部170が一体に形成され、そのレール装着部170にレール構成部材176が装着されることでタンクレール171が構成されるようになっている。
すなわち、この実施例において、レール装着部170は、本体枠30の後段部33の上部横方向部分が所定深さ凹まされた状態で形成されており、その凹部の奥側壁をタンクレール171の前壁部172とし、その凹部の下縁部に沿って一端(図11に向かって左端)から他端(図11に向かって右端)に向けて下傾する傾斜状のレール棚174が形成されている。そして、レール棚174の横方向に延びる上向き面をレール受け部173としている。
図5と図10に示すように、レール装着部170に装着されてタンクレール171を構成するレール構成部材176は、レール装着部170の前壁部172との間にレール通路を構成する後壁部177と、傾斜状をなす下板部178と、その下板部178の上面の前後方向中央部に沿って突設されレール通路を前後2列に区画する仕切り壁179とを一体に備えて形成されている。このレール構成部材176は、レール装着部170に対し適宜の取付手段によって装着され、これによって、前後2列のレール通路を備えたタンクレール171が構成されるようになっている。
そして、球タンク165の放出口168から放出(自重によって落下)された球がタンクレール171の前後2列のレール通路の一端部においてそれぞれ受けられた後、球が自重によってレール通路に沿って転動することでレール通路の他端部に向けて流れるようになっている。
また、この実施例において、レール構成部材176は、透明な合成樹脂材より形成され、これによって、レール通路内の球の流れ状態が、レール構成部材176の後壁部177を透して視認可能となっている。
図5に示すように、タンクレール171(レール装着部170)の前壁部172は、遊技盤120の後側に突出する装備品、例えば、役物装置140の役物本体141の後部の上端部との干渉を避けるための第1空間部S1を隔てた状態で設けられている。
また、この実施例において、図5に示すように、本体枠30の後段部33の後端部をなるレール棚174の後端と、タンクレール171の後壁部177は、球タンク165の後側壁と略同一面をなしている。
言い換えると、球タンク165の後壁部169に対しタンクレール171の後壁部177が略同一面となる位置までタンクレール171が遊技盤120の後面より後方に離隔して配置されている。これによって、遊技盤120の後側とタンクレール171の前壁部172との間に役物装置140の役物本体141の後部との干渉を避けるための第1空間部S1が設けられるようになっている。
また、図10に示すように、レール装着部170の上方には、レール通路を流れる球が上下に重なることなく整列させる整流体190がその上部において軸191を中心として揺動可能に装着されている。この整流体190には、その中央部から下部において錘が設けられている。
[球払出装置について]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160の片側(図に向かって右側)寄りの上下方向には、次に述べる球払出装置210に対応する縦長の払出装置装着部200が形成されている。
図6と図11に示すように、払出装置装着部200は、後方に開口部をもつ凹状に形成されている。また、払出装置装着部200の段差状をなす奥壁部(前壁部)204の所定位置には、球払出装置210の払出用モータ220が突出可能な開口部205が形成されている。
図3と図6に示すように、球払出装置210は、その装置本体211が払出装置装着部200の凹部と略同じ大きさの縦長のボックス形状をなし、その装置本体211に払い出しに関する各種部品が装着されることでユニット化されている。そして、球払出装置210は、その装置本体211において、払出装置装着部200の凹部の後方開口部から嵌込まれて適宜の取付手段(例えば、弾性クリップ、係止爪、ビス等の取付手段)によって装着されるようになっている。
この実施例において、球払出装置210の装置本体(ユニット本体)211は、前ベース体211a、中間構成部材211b及び後カバー体211cを備え構成され、これら各構成部材によってタンクレール171の前後のレール通路の出口にそれぞれ連通する流入口を有する球通路が形成されている。
また、装置本体211には、その内部に形成された前後2列の球通路の下流部が二股状に分岐されて前後2列の賞球及び貸球用通路と球抜き用通路とがそれぞれ形成されている。そして賞球及び貸球用球通路と球抜き用球通路との分岐部には、球を賞球及び貸球用球通路と球抜き用球通路とのいずれかに振り分けて払い出すための回転体よりなる払出部材215が正逆回転可能にかつ払出用モータ220を駆動源として配設されている。そして、払出用モータ220の正回転時には、これに基づいて正回転する払出部材215によって球が賞球及び貸球用球通路に払い出される。また、払出制御基板ボックス68に収納された払出制御基板69上に配置された図示しない球抜きスイッチを操作することで、払出用モータ220が逆回転し、これに基づいて逆回転する払出部材215によって球が球抜き通路(図示しない)に排出されるようになっている。
また、球払出装置210の装置本体211の少なくとも後カバー体211c(この実施例において、中間構成部材211b及び後カバー体211c)は、透明な合成樹脂材により形成され、これによって、装置本体211の球通路内の球の流れ状態が後カバー体211c及び中間構成部材211bを透して視認可能となっている。
図6に示すように、払出装置装着部200の凹部に球払出装置210がその装置本体211において装着された状態において、装置本体211と遊技盤120との間(奥壁部204と遊技盤120後側との間)には、第1空間部S1と前後方向に略同一レベルにおいて第2空間部S2が設けられている。これによって、レール通路と球通路とが前後方向に略同一レベルで配置されている。
また、本体枠30の後段部33の後端(すなわち払出装置装着部200の周壁部後端200a、レール棚174の後端174a)、球タンク165、タンクレール171及び球払出装置210の装置本体211のそれぞれの後面は略同一面をなしている(図10参照)。
また、この実施例において、図6と図7に示すように、装置本体211のベース体の前側には、回転体を正逆方向に回転駆動するための払出用モータ220が取付板221を間に挟んで装着されている。これによって払出用モータ220は払出装置装着部200の奥壁部204の開口部205を通して第2空間部S2内に突出している。
また、払出用モータ220の取付板221の左右両側部には同払出用モータ220の両側方に沿って側壁部223が形成されている。そして、これら両側壁部223によって払出用モータ220が保護されるとともに、同払出用モータ220の熱が取付板221の両側壁部223に伝導されて放熱され、これによって払出用モータ220の過熱による損傷を防止するようになっている。
[外部端子基板と分電基板の配置について]
図10と図11に示すように、機構装着体160の上部の片側(ヒンジ寄り側)には、第1基板装着部230と第2基板装着部235とが段差状をなして形成され、下段の第1基板装着部230には外部端子基板231が装着され、上段の第2基板装着部235には分電基板236が基板ケース237に覆われた状態で装着されている。
[後カバー体について]
図3、図5及び図14に示すように、遊技盤120後面に配置された図柄制御基板ボックス146及び主制御基板ボックス151の後端部は機構装着体160の中央部に開口された窓開口部に向けて突出している。そして、機構装着体160の窓開口部の一側壁を構成する側壁部と他側壁を構成する払出装置装着部200の片側壁との間には、後カバー体250がその一側を支点として開閉可能に装着されている。
そして、遊技盤120後面の図柄制御基板ボックス146全体及び主制御基板ボックス151の上部が後カバー体250によって覆われるようになっている。
[本体枠側と遊技盤側とのコネクタ接続及び各スイッチの接続構成について]
本体枠側の回路基板及び各スイッチと遊技盤側の各回路基板の接続をブロック図で表した図12において、まず、本体枠30側においては、交流電源ACから供給される交流電力が、分電基板236、電源スイッチS1を経て電源基板67に流れ、ここで直流電力に変換されて払出制御基板69に供給される。
また、払出制御基板69は、球(遊技媒体)を払い出す数を記憶するRAM69aを備え、主制御基板152から送信される払出用信号に従って球を払い出す制御(払出用モータ220の作動制御)を行うようになっている。
また、交流電源ACから供給される交流電力は、分電基板236においてインタフェース基板240にも分配供給される。
インタフェース基板240は、球貸機250と払出制御基板69との間に介在され、球貸に関する信号を球貸機250と払出制御基板69との間で送受信可能に電気的に接続するようになっている。
遊技盤120側に配置された主制御基板152は遊技の進行を制御し、副制御基板156は周辺機器を制御する。すなわち主制御基板152からの遊技に関する信号を受けた副制御基板156は、図柄制御基板146を介して図柄表示装置145に表示を行う。
また、図柄制御基板146は、遊技用信号を表示用信号に変換して図柄表示装置145に伝達する。図柄表示装置(液晶表示器、EL表示器,プラズマ表示器,CRT等)145には大当たりの抽選図柄が変動表示可能となっている。
また、本体枠30の遊技盤装着枠100の前方からその嵌込み枠部102内に遊技盤120を嵌込む動作によって、本体枠側第1、第2のコネクタ111、112に対し遊技盤側第1、第2のコネクタ125、126がそれぞれ差し込まれて接続される。そして、第1の両コネクタ111、125によって、本体枠30側の払出制御基板69と、遊技盤120側の主制御基板152とが電気的に接続され、第2の両コネクタ112、126によって本体枠30側のスピーカ57と副制御基板156とが電気的に接続されるようになっている。
[RAM消去スイッチについて]
本体枠30側の払出制御基板69にはRAM消去スイッチ(記録消去操作部に相当する)S2が電気的に接続されている。そして、RAM消去スイッチS2を操作することで、払出制御基板69のRAM(遊技データ記録保持手段に相当する)69aおよび主制御基板152のRAM(遊技データ記録保持手段に相当する)152aの記憶内容が消去(初期化)されるようにっている。
すなわち、停電等によって電源が遮断されたときには、電源復帰後においても継続して遊技を行うことができるように、払出制御基板69及び主制御基板152に設けられたRAM69a、152aには電源遮断時の記憶内容がそのまま保持されるようになっている。このため、ホール終了後、店員によってRAM消去スイッチS2が操作されることで、主制御基板152において初期化処理され、これによって、払出制御基板69及び主制御基板152のRAM69a、RAM152aの記憶内容が消去(初期化)されるようになっている。
[電源スイッチ及びRAM消去スイッチの配置について]
図8に示すように、本体枠30の前側には、ガラス扉(開閉扉に相当する)80を開放することで本体枠30の前側から操作可能な電源スイッチS1が配置されている。
また、本体枠30の前側には、ガラス扉80を開放することで本体枠30の前側から操作可能なRAM消去スイッチS2が配置されている。
この実施例において、本体枠30の前枠体35前面の下部領域内の上側部分に形成された発射レール装着部41の片側(ガラス扉80の自由端側に対応する側)において電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが上下に隣接して配置されている。
前記したようにして、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が本体枠30の前側に配置されることで、これら電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2を操作する場合には、ガラス扉80を開放することによって容易に操作することができ使い勝手の向上を図ることができる。
すなわち、従来においては、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2は遊技機の本体枠の後側に配置されているのが一般的であり、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2を操作する場合には、外枠に対し本体枠を開放した状態で行うことになる。
本体枠には、ガラス扉の他、遊技盤、球タンク、タンクレール、球払出装置等の遊技構成部材が組み付けられ、非常に重くなる。このため、外枠に対する本体枠の開閉がし難い。
これに対し、ガラス扉80を開放することで本体枠30の前側において電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が操作可能となり、使い勝手の向上を図ることができる。
また、本体枠30前側において、ガラス扉80の自由端側に対応する側に電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2が配置されることでガラス扉80を小さい開き角度においても容易に操作することができる。
また、電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが接近して配置されることによって、これら電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とを共に操作する必要がある場合には各操作を簡便に行うことができる。
また、図1、図2、図8及び図13に示すように、本体枠30とガラス扉(開閉扉に相当する)80との対向面のうち、少なくとも一方の部材の対向面には、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2の外周を取り囲むようにして囲い壁260(又は261)が突設される一方、他方の部材の対向面には、囲い壁260(又は261)の開口部を覆蓋する蓋部265(又は266)が形成されている。
この実施例において、図13に示すように、本体枠30の前面及びガラス扉80の後面に、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2の外周を取り囲むようにして略環状をなす囲い壁260、261がそれぞれ突設されている。
また、この実施例において、本体枠30の囲い壁260はガラス扉80の囲い壁261の外周に嵌合する大きさに形成されている。そして、ガラス扉80の囲い壁261の開口部を塞ぐ蓋部266が本体枠30の前面の一部によって形成されている。
前記構成において、図13に示すように、ガラス扉80が閉じられることで、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が囲い壁260、261及び蓋部265によって収納される。このため、本体枠30とガラス扉80との僅かな隙間から異物が侵入され、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2が不正操作される不正行為を未然に防止することができる。
また、この実施例において、本体枠30の囲い壁260とガラス扉80の囲い壁261とが相互に嵌合して電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が二重に覆われるため、異物の侵入防止に効果が大きい。
また、ガラス扉80が開かれることで、本体枠30の前面に電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が操作可能に露出する。
このため、本体枠30の前面に、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2を収納するための専用の収納ケースを製作して開閉可能に装着する手間を省くことができ、使い勝手に優れるという効果もある。
[外枠の下受け板について]
図17と図18に示すように、外枠10の前側下部に装着されて本体枠30の下面を受ける下受け板11は、基材部12と、前装飾体14によって構成されている。
下受け板11の基材部12は、木材(例えば、木質合板)によって形成され、外枠10の前下部に釘やビス等によって取り付けられている。この基材部12には、前装飾体14を装着するための複数(図18では3つ)の組付孔13が左右方向に所定間隔を隔てて貫設されている。
図18と図19に示すように、下受け板11の前装飾体14は、合成樹脂材によって形成され、かつ基材部12の前面、上面、及び左右両側部を覆う前面板15、上面板16及び左右の両側面板17を一体に備えて構成されている。
図18と図19に示すように、前装飾体14の前面板15の後面(裏面)には、基材部12の複数の組付孔13に対応する係止クリップ18が突設されている。これら複数の係止クリップ18は、弾性的に縮開可能に形成され、その先端部には組付孔13の孔縁に係合する係止部が形成されている。そして、前装飾体14は、その複数の係止クリップ18が組付孔13の組付孔13の前側から嵌込まれることで、各係止クリップ18の係止部が組付孔13の孔縁に弾性的に係着する。これによって、基材部12の前面、上面、及び左右両側部を覆うようにして前装飾体14が装着されるようになっている。
また、図17〜図19に示すように、下受け板11の前装飾体14の上面板16の奥部(後部)には、異物の侵入を阻止するための横断面略鉤形状の突出縁16aが突設されている。
また、図17と図19に示すように、下受け板11の上面(前装飾体14の上面板16の上面)には、その左右方向中央部よりも自由端側(ヒンジと反対側)寄り部分には、当て板装着部が凹設され、その当て板装着部には、金属板等よりなる耐摩耗性の当て板19が下受け板11の上面(前装飾体14の上面板16の上面)と略同一面をなしてビス等によって固着されている。
[本体枠開閉用ヒンジ機構の下のヒンジ金具について]
図1と図2に示すように、本体枠開閉用ヒンジ機構20の上部の外枠側ヒンジ金具21と本体枠側ヒンジ金具26のうち、外枠10の一側部上面に固定されて前方に向けて水平状に張り出す外枠側ヒンジ金具21のヒンジ板にはヒンジ孔が形成されている。
一方、本体枠30の一側上端部に固定されて前方に向けて水平状に張り出す本体枠側ヒンジ金具26のヒンジ板には、外枠側ヒンジ金具21のヒンジ孔の上方から嵌込まれるヒンジピンが下向きに突設されている。
図17と図18に示すように、本体枠開閉用ヒンジ機構20の下部の外枠側ヒンジ金具21と本体枠側ヒンジ金具26のうち、外枠側ヒンジ金具21は、所要板厚の金属板が直角状に折り曲げられて形成され、鉛直方向の取付板22と、水平方向に張り出すヒンジ板23を一体に備えている。
また、下の外枠側ヒンジ金具21は、その取付板22が外枠10の側板内面の下部にビス又は釘によって取り付けられるとともに、ヒンジ板23が下受け板11の一端部上面にビス又は釘によって取り付けられている。
また、外枠10に下の外枠側ヒンジ金具21が装着された状態において、同外枠側ヒンジ金具21のヒンジ板23の先端は下受け板11の前面から所定長さだけ水平状に突出されている。さらに、ヒンジ板23の先端部上面にはヒンジピン25が上方に向けて突出されている。
一方、図14〜図16に示すように、下の本体枠側ヒンジ金具26は、所要板厚の金属板が直角状に折り曲げられて形成され、鉛直方向の取付片27と、水平方向に張り出すヒンジ板28を一体に備えている。
下の本体枠側ヒンジ金具26は、その取付片27が本体枠30の後面の一端部寄り下部にビスによって取り付けられている。
また、下の本体枠側ヒンジ金具26のヒンジ板28は、本体枠30(前枠体35)の後面の一端部寄り下面に切り欠き状に形成されたヒンジ金具用切欠部48を通して本体枠30(前枠体35)の前面から所定長さだけ水平状に突出され、その先端部にはヒンジピン25の上方から嵌込まれるヒンジ孔29が貫設されている。
すなわち、外枠10に対し、本体枠30は、上の外枠側ヒンジ金具21のヒンジ孔に上の本体枠側ヒンジ金具26のヒンジピンが上方から嵌込まれるとともに、下の外枠側ヒンジ金具21のヒンジピン25に下の本体枠側ヒンジ金具26のヒンジ孔29が上方から嵌込まれる。そして、上下の外枠側ヒンジ金具21のヒンジ板23の上面を支承面として、上下の本体枠側ヒンジ金具26のヒンジ板28の下面が支承された状態で開閉可能に装着されている。これによって、本体枠30の開閉動作時において、外枠側ヒンジ金具21のヒンジ板23の支承面によって本体枠30の荷重が良好に支えられながら、本体枠30が開閉動作されるようになっている。
また、この実施例において、図2と図16に示すように、外枠10に対し、本体枠開閉用ヒンジ機構20によって本体枠30が開閉可能に装着された状態において、外枠10の下受け板11の上面(前装飾体14の上面板16の上面)に接して本体枠30(前枠体35)が隙間なく支承されるように、本体枠30(前枠体35)の下面には、ヒンジ金具用切欠部48が形成されている。このヒンジ金具用切欠部48は、外枠側ヒンジ金具21のヒンジ板23の板厚と本体枠側ヒンジ金具26のヒンジ板28の板厚を加えた大きさに形成されている。これによって、外枠10の下受け板11の上面と、本体枠30(前枠体35)下面との間に異物が不測に侵入されることを防止するようになっている。すなわち、外枠10の下受け板11の上面と、本体枠30(前枠体35)下面との間に、ヒンジ板23、28の板厚に対応する隙間が生じると、その隙間から異物が不測に侵入され、不正行為がなされることがあるが、前記したように、隙間を抑えることで異物の不測の侵入による不正行為を防止することができる。
また、ヒンジ金具用切欠部48は、本体枠30を合成樹脂材によって一体成形すると同時に、本体枠30に切り欠き状に形成されており、後加工によってヒンジ金具用切欠部48を形成する手間を省くことができる。
[本体枠の滑走用突部について]
図14と図21に示すように、本体枠30の下部には、同本体枠30が閉じられるときに下受け板11の上縁部(この実施例では当て板19の上面前縁)に接して滑走することで本体枠30の下傾姿勢を矯正する滑走用突部38が、左右方向に所定の長さをもって本体枠30の成形と同時に一体に形成されている。
滑走用突部38は、その根元部の下端面が、本体枠30の下端面と略同一面をなして連続し、かつその根元部から上方に向けて略円弧状、湾曲状、傾斜状等をなして突出されている。
さらに、滑走用突部38は、その突出量がヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく設定され、これによって、本体枠が閉じられるときには、滑走用突部38のヒンジ側から自由端側に向けて下受け板11の上縁部(この実施例では当て板19の上面前縁)に順次に接して滑走するようになっている。
この実施例において、図21と図23に示すように、本体枠30の前枠体35の下端面35aは、その厚さ方向(前後方向)の中央部から後端にわたって所定角度の面取状をなす傾斜面37が形成されている。
そして、前枠体35の下端の傾斜面37のうち、外枠10の下受け板11上面の当て板19に対応する自由端寄り部分に左右方向に所定の長さをもち、かつ前後方向に延びる滑走用突部38が突設されている。
また、図21に示すように、滑走用突部38は、本体枠30の前枠体35の下端面35aに対し左右方向に所定間隔を隔てて平行状に突設された複数のリブ状のリブ状突部39によって構成されている。これら複数のリブ状突部39は、略円弧状、又は湾曲状、又は傾斜状をなし、各リブ状突部39の根元部の下端部は、前枠体35の下端面と略同一面をなしている。
さらに、複数個のリブ状突部39の突出面は、外枠10に対し本体枠30を閉じ位置まで閉じる直前位置において、外枠10の下受け板11上面の当て板19にそれぞれ当接して受けられるようになっている。
[この実施例に係る遊技機の作用・効果について]
上述したように構成されるこの実施例に係る遊技機において、前枠体35、遊技盤装着枠100、及び機構装着体160を合成樹脂材によって一体成形することで本体枠30が構成される。これによって遊技機の構成部材や組付工数の削減を図ることができる。
また、この実施例において、図10と図11に示すように、前枠体35、遊技盤装着枠100、及び機構装着体160を一体に備えた合成樹脂製の本体枠30は、前段部31、中段部32及び後段部33を有して複数段の段差状に形成されている。このため、前後方向の奥行き寸法が大きい本体枠30であっても、その本体枠30を合成樹脂材によって強固に形成することができると共に、成形型に対する本体枠30の脱型も容易となる。
さて、本体枠30の開閉動作時には、本体枠30は、それ自身の重量や本体枠30に装着される各種装置、部材の重量により自由端側が下傾した状態となる。これを矯正しつつ閉じるため、滑走用突部38(複数個のリブ状突部39)は、その突出量がヒンジ側が小さく自由端側に向けてしだいに大きくなるように設定されている。
この実施例において、滑走用突部38は、左右方向に所定間隔を保って形成された複数のリブ状突部39によって構成される。
このため、本体枠30が閉じられるときには、滑走用突部38のヒンジ側最端のリブ状突部39が当て板19の上面の前縁に当接しながら本体枠30をその高さに相当する分だけ持ち上げる。
引き続いて、前記最端のリブ状突部39に隣接するリブ状突部39が当て板19に当接しながら本体枠30をその高さに相当する分だけ持ち上げる。
このようにして、複数のリブ状突部39により本体枠30を順次に持ち上げながら閉じ位置まで閉じることができる。このため、本体枠30の自由端側の下傾を無理なく良好に矯正しつつ外枠10に対し円滑に閉じることができる。
そして、本体枠30の閉じ位置の直前位置において、複数個のリブ状突部39の円弧面(又は湾曲面、又は傾斜面)が外枠10の下受け板11上面の当て板19にそれぞれ接触して滑走することで、本体枠30の自由端側が僅かではあるが持ち上げられながら閉じ位置まで良好に閉じられるようになっている。
また、外枠10に対し本体枠30を所定位置まで開放する場合においても閉じる場合と略同様にして軽快に開き動作することができる。
すなわち、滑走用突部38の複数個のリブ状突部39の側面形状(又は横断面形状)が左右方向の全長にわたって均一に形成され、その突出量が変化しない場合、本体枠30がその一側の本体枠開閉用ヒンジ機構20のヒンジ軸線を中心として閉じられるときに、滑走用突部38のヒンジ側端部のリブ状突部39に対し本体枠30の荷重が集中的に作用する。
これによって、本体枠30の閉じ動作が抑制され、大きい閉じ力が必要となるとともに、滑走用突部38のヒンジ側端部のリブ状突部39が損傷されたり、あるいは摩耗されることがある。
これに対し、滑走用突部38の複数個のリブ状突部39の突出量がヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく設定されることで、滑走用突部38におけるヒンジ側端部のリブ状突部39に対し本体枠30の荷重が集中的に作用することを軽減することができるとともに、下傾姿勢にある本体枠30を滑走用突部38の複数個のリブ状突部39によって少しずつ持ち上げながら本体枠30の姿勢を矯正して閉じることができる。
この結果、本体枠30の下傾姿勢が顕著である場合においても外枠10に対し本体枠30を軽快に閉じることができる。さらに、比較的小さい閉じ力において本体枠30を円滑に閉じ動作することができるとともに、滑走用突部38のヒンジ側端部のリブ状突部39が損傷されたり、あるいは摩耗されることを軽減することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、合成樹脂製の本体枠30と一体に形成される滑走用突部38(複数個のリブ状突部39)は、金属製のものと比べ摩耗されやすいが、前記したようにして摩耗を防止することによって、耐久性の向上を図ることができる。
しかも、滑走用突部38の複数個のリブ状突部39は、その根元部の下端を本体枠30の下端面に略同一面に連続させることで、外枠10に対し本体枠30が閉じられた状態において、本体枠30の下端面が外枠10の下受け板11の上端面に当接して安定よく受けられるとともに、本体枠30の下端面と、外枠10の下受け板11の上端面との間に、滑走用突部38の複数個のリブ状突部39による隙間が生じない。
この結果、外枠10の下受け板11の上端面と本体枠30の下端面との間の隙間からワイヤ等の異物が不測に侵入されて、不正行為がなされることを防止することができる。
また、この実施例において、図21〜図23に示すように、本体枠30の下端面には、その厚さ方向の略中央部から後端にわたって所定角度の面取り状の傾斜面37が形成されている。そして、滑走用突部38は傾斜面37に突設されている。
このため、本体枠30の開閉動作時において、本体枠30の下端面が、同下端面に形成された面取り状の傾斜面37によって、外枠10の下受け板11の上面前縁に接触することが避けられるため、この分だけ本体枠30の開閉動作を軽快に行うことができる。
さらに、本体枠30の下端面の面取り状の傾斜面37に滑走用突部38が形成されることによって、本体枠30の後方に滑走用突部38を突出させる必要がない。
さらに、本体枠30が閉じられる際、滑走用突部38が外枠10の下受け板11の上縁部に接して滑走するときに滑走用突部38に作用する荷重を面取り状の傾斜面37において良好に受け支えることができ、滑走用突部38に作用する荷重によって同滑走用突部38が破損されることを防止することができる。
すなわち、本体枠30の後側下部に滑走用突部38を後方に向けて突出させると、滑走用突部38が外枠10の下受け板11の上縁部に接して滑走するときに滑走用突部38に作用する荷重によって滑走用突部38が損傷されやすくなる。
また、本体枠30の開放時において、滑走用突部38が突起物となり、異物が引っ掛ったり、あるいは異物が衝突する等の不具合が発生する場合がある。
これに対し、本体枠30の下端面の面取り状の傾斜面37に滑走用突部38を形成することによって、前記不具合を防止することができる。
また、滑走用突部38は、左右方向に所定間隔を保って形成された複数のリブ状突部39によって構成されるため、合成樹脂成形の「ヒケ」による凹凸の歪みが複数のリブ状突部39やその近傍に発生することを防止することができ、複数のリブ状突部39を精度よく形成することができる。
[この発明の他の実施例について]
なお、この発明は前記実施例に限定するものではない。
例えば、前記実施例において、本体枠30は、前枠体35、遊技盤装着枠100、及び機構装着体160を一体に備え、かつ合成樹脂材によって一体成形される場合を例示したが、前枠体35と遊技盤装着枠100を合成樹脂材によって一体成形したものを本体枠とし、その本体枠(前枠体35)の後側に、同本体枠とは別個に形成された機構装着体(機構板、裏機構板、裏セット板等とも呼ばれることがある)を組み付けた構造であっても、この発明を実施することができる。
また、前記実施例においては、本体枠30の前枠体35の下端面35aに形成された面取状の傾斜面37に、滑走用突部38を構成する複数のリブ状突部39が突設される場合を例示したが、例えば、図24に示すように、本体枠330の後面下部に、左右方向に所要とする長さを有する横断面円弧状、湾曲状、傾斜状等の一つの滑走用突部(又は複数のリブ状突部よりなる滑走用突部)338を本体枠330の下端面330aに連続して一体に突設してもよい。
また、図25に示すように、本体枠430の下端面430aに、左右方向に所要とする長さを有する横断面円弧状、湾曲状、傾斜状等の一つの滑走用突部(又は複数のリブ状突部よりなる滑走用突部)438を一体に突設してもよい。
但し、図24及び図25に示す場合においても、本体枠330(430)が閉じられるときには、滑走用突部338(438)が、そのヒンジ側から自由端側に向けて外枠10の下受け板11の上縁部に順次に接して滑走するように、滑走用突部338(438)の突出量がヒンジ側から自由端側に向けてしだいに大きく設定される。
この発明の実施例に係る遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。 同じく遊技機の前側全体を示す正面図である。 同じく遊技機の後側全体を示す背面図である。 同じく遊技機の後側上部を拡大して示す部分背面図である。 同じく図4のV−V線に基づく側断面図である。 同じく図4のVI−VI線に基づく側断面図である。 同じく遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図でである。 同じく遊技機の本体枠に各種部材が組み付けられた状態を斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく本体枠単体を斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく本体枠を斜め右上後方から示す斜視図である。 同じく本体枠単体を斜め右上後方から示す斜視図である。 同じく本体枠側の回路基板及び各スイッチと遊技盤側の各回路基板の接続状態を示すブロック図である。 同じく本体枠、電源スイッチ、RAM消去スイッチ、ガラス扉、囲い壁及び蓋部の関係を拡大して示す平断面図である。 同じく外枠と本体枠とを分離した状態を示す斜視図である。 同じく外枠に対し本体枠が閉じられた状態の本体枠開閉用ヒンジ機構の下の外枠側ヒンジ金具と下の本体枠側ヒンジ金具を示す斜視図である。 同じく本体枠開閉用ヒンジ機構の下の外枠側ヒンジ金具と下の本体枠側ヒンジ金具を示す正面図である。 同じく外枠の下受け板、外枠側ヒンジ金具及び当て板の配設状態を示す斜視図である。 同じく外枠の下受け板の基材部と前装飾体とが分離された状態を示す斜視図である。 同じく外枠の下受け板の当て板と本体枠の下端部の滑走用突部との関係を示す断面図である。 同じく図19のXX−XX線に基づく断面図である。 同じく本体枠の下端部の滑走用突部を斜め下方から示す斜視図である。 同じく外枠の下受け板の当て板と、本体枠の下端部の滑走用突部のヒンジ側リブ状突部との関係を示す断面図である。 同じく外枠の下受け板の当て板と、本体枠の下端部の滑走用突部の自由端側リブ状突部との関係を示す断面図である。 同じく本体枠の下部に後方に突出する滑走用突部が突設された実施態様を示す断面図である。 同じく本体枠の下端面に滑走用突部が突設された実施態様を示す断面図である。
符号の説明
10 外枠
11 下受け板
12 基材部
14 前装飾体
19 当て板
20 本体枠開閉用ヒンジ機構
21 外枠側ヒンジ金具
26 本体枠側ヒンジ金具
30 本体枠
35 前枠体
38 滑走用突部
39 リブ状突部
48 ヒンジ金具用切欠部

Claims (1)

  1. 縦長方形枠状に構成されて前側下部に補強用の下受け板11を左右横方向に固定連結した外枠10と、該外枠10の前側面域に合わせた方形枠サイズに合成樹脂成形されて正面内部の遊技盤装着枠100内に遊技盤120を着脱可能に収納セットし得る本体枠30とが、正面左側のヒンジ機構20により縦向き片持ち状態で横開きの開閉可能に連結支持されるとともに、前記外枠10と本体枠30との正面右側の施錠装置90により施錠され、前記外枠10に対して前記本体枠30が閉じられた状態では、該本体枠30の左右方向に水平な下端面35aが前記外枠10の下受け板11の上面に支承されて縦向き起立姿勢に保持されるように構成された遊技機であって、
    前記外枠10の下受け板11の上面の右端部側に当て板19が取着される一方、前記本体枠30の下端面35aの右端部側に該本体枠30が閉じられるときに前記当て板19の上面に当接して滑走案内しつつ前記本体枠30の右下がり傾斜姿勢を水平姿勢に矯正するための滑走用突部38が一体に樹脂成形されており、
    前記滑走用突部38では、前記本体枠30の下端面35aの左右方向に亘り水平平坦面に対して後方向に上向き傾斜状に形成された傾斜面37の斜底面を基準にして、前記当て板19の上面に当接し得る複数個のリブ状突部39が左右横方向に所定間隔で配置され、これら複数個のリブ状突部39は、前記傾斜面37の斜底面を基準にして下向きに突出する略円弧状に成形されて前記当て板19の上面に当接し得る頂部の突出高さが正面左側から右側に亘り漸次大きく設定されており、正面最右端の頂部の突出高さを最大にしていることを特徴とする遊技機。
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