JPH08243469A - ロール用液給排装置 - Google Patents

ロール用液給排装置

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JPH08243469A
JPH08243469A JP8779895A JP8779895A JPH08243469A JP H08243469 A JPH08243469 A JP H08243469A JP 8779895 A JP8779895 A JP 8779895A JP 8779895 A JP8779895 A JP 8779895A JP H08243469 A JPH08243469 A JP H08243469A
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喜代蔵 神田
Hiroaki Miyazawa
洋聴 宮沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速のグラビアロール塗工を可能にできるもの
であつて、手作業を必要とすることなくロールの外周面
を洗浄でき、更に塗工中に塗工液の揮発量を抑制できる
と共にロールの両側面に塗工液を付着させることがない
ロール用液給排装置。 【構成】ロール用液給排装置において、長手方向の開口
部17の一方の長手縁を形成する掻取板14及びこの開
口部17の他方の長手縁を形成する堰板15を有する外
成形体11と、外成形体11の内部に設けられて長手方
向に延びる内成形体12とを備え、内成形体12の内部
に供給路19が形成され、外成形体11と内成形体12
との間に還流路21が形成され、内成形体12の表面に
供給路19の吐出口20が長手方向に延設され、内成形
体12と掻取板14の先端14aとの間及び内成形体1
2と堰板15の先端15aとの間に、還流路21の流入
口が夫々形成されたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗工装置に備えられた
ロールに塗工液及び/又は洗浄液を給排するためのロー
ル用液給排装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールを備えた塗工装置の一例として
は、図11に示すグラビア塗工装置がある。この塗工装
置1は、強制回転駆動されるグラビアロール2と、グラ
ビアロール2の下半部を沈ませる塗工液溜槽3と、グラ
ビアロール2の外周面2aに線接触させる掻取板4と、
ウエブWを保持しながらグラビアロール2に押圧接触さ
せるバツクアツプロール5とを備えている。グラビアロ
ール2は、その外周面2aに細かなメツシユが刻設され
ている。塗工装置1は、グラビアロール2が塗工液溜槽
3を通過するときにグラビアロール2のメツシユに塗工
液を浸入させ、塗工液溜槽3から出たグラビアロール2
の外周面2aに付着した余分な塗工液を掻取板4で掻取
り、バツクアツプロール5に保持されて走行するウエブ
Wにメツシユ内の塗工液を転写して塗工を行う。
【0003】塗工装置1は、塗工作業が完了したなら
ば、洗浄を行う必要がある。この洗浄作業は、グラビア
ロール2から塗工液溜槽3,バツクアツプロール5及び
掻取板4を離反させた後に、グラビアロール2,塗工液
溜槽3及び掻取板4に付着した塗工液を洗浄液で除去し
て行う。また、塗工作業中に何らかのアクシデエントで
ウエブWが切断したときには、グラビアロール2からバ
ツクアツプロール5に塗工液が転写するため、バツクア
ツプロール5を洗浄する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗工装置1
は、グラビアロール2の回転速度が速くなると、グラビ
アロール2の外周面2aに発生する同伴空気流の妨げに
より、外周面2aに刻設されているメツシユに塗工液が
充分に浸入しなくなる。殊に、同伴空気流の妨げは、塗
工液の粘度が高くなると顕著になる。そのため、従来の
グラビアロール塗工式の塗工装置1では、塗工液の種類
により、塗工速度に限界がある。
【0005】また、前記洗浄作業は、作業者が布等のウ
エイスに洗浄液を染み込ませ、回転するグラビアロール
2等をウエイスで拭き取つている。しかし、手作業によ
る洗浄は、洗浄液の揮発成分を吸引して作業者の健康を
害することがあり、更に回転するグラビアロール2とバ
ツクアツプロール5との隙間に手を挟みとられて怪我す
る危険もある。即ち、この洗浄作業は、作業者にとつ
て、汚い,危険,きついものであり、所謂3Kの代表例
と言えるものである。この洗浄作業に生じる問題は、グ
ラビアロール塗工式の塗工装置1以外に、ロールを用い
た塗工装置に共通のものである。
【0006】更に、塗工装置1は、塗工液溜槽3とグラ
ビアロール2との間に形成される開口部が広いため、塗
工液溜槽3から塗工液中の揮発成分が多量に蒸発し、作
業環境を悪化させることがある。更に、塗工液溜槽3を
通過するグラビアロール2の両側面にも、塗工液が付着
するため、洗浄に多くの手間を必要とする。
【0007】本発明は、上記問題を解決するために、高
速のグラビアロール塗工を可能にできるものであつて、
手作業を必要とすることなくロールの外周面を洗浄で
き、更に塗工中に塗工液の揮発量を抑制できると共にロ
ールの両側面に塗工液を付着させることがないロール用
液給排装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、図2及び図3に示す如く、ロール用液給排装置
において、長手方向の開口部17の一方の長手縁を形成
する掻取板14及びこの開口部17の他方の長手縁を形
成する堰板15を有する外成形体11と、外成形体11
の内部に設けられて長手方向に延びる内成形体12とを
備え、内成形体12の内部に供給路19が形成され、外
成形体11と内成形体12との間に還流路21,21が
形成され、内成形体12の表面に供給路19の吐出口2
0が長手方向に延設され、内成形体12と掻取板14の
先端14aとの間及び内成形体12と堰板15の先端1
5aとの間に、還流路21の流入口26が夫々形成され
たことを特徴とするロール用液給排装置である。請求項
2記載の本発明の要旨は、図6に示す如く、ロール用液
給排装置において、長手方向の開口部67の一方の長手
縁を形成する掻取板14及びこの開口部67の他方の長
手縁を形成する堰板15を有する外成形体61と、外成
形体61の内部に設けられて長手方向に延びる内成形体
62とを備え、内成形体62の内部に還流路64が形成
され、外成形体61と内成形体62との間に供給路6
8,68が形成され、内成形体62の表面に還流路64
の流入口65が長手方向に延設され、内成形体62の一
方の彎曲面部62bと掻取板14の先端14aとの間及
び内成形体62の他方の彎曲面部62bと堰板15の先
端15aとの間に、供給路68,68の吐出口69,6
9が夫々形成されたことを特徴とするロール用液給排装
置である。
【0009】請求項3記載の本発明の要旨は、図4に示
す如く、請求項1又は2記載のロール用液給排装置にお
いて、ロール29と、ロール29の外周面29aに対し
て前記開口部17を離接させる離接装置27とを備え、
離接装置27は、請求項1又は2記載のロール用液給排
装置10を、前記掻取板14及び堰板15の両方をロー
ル外周面29aに当接させない待機位置Aと、前記掻取
板14のみをロール外周面29aに当接させる第一当接
位置B(図2参照)と、前記掻取板14及び堰板15の
両方をロール外周面29aに当接させる第二当接位置C
(図2参照)とに停止させることができるロール用液給
排装置である。請求項4記載の本発明の要旨は、図7に
示す如く、ロール用液給排装置において、長手方向の開
口部97の一方の長手縁を形成する掻取板14及びこの
開口部97の他方の長手縁を形成する堰板95を有する
成形体91と、開口部97に設けられて長手方向に延び
る案内面92aとを備え、案内面92aの一方の彎曲面
縁部92cと堰板95との間に供給路93の吐出口10
1が形成され、案内面92aの他方の彎曲面縁部92b
と掻取板14との間に還流路98の流入口102が形成
されたことを特徴とするロール用液給排装置である。
【0010】請求項5記載の本発明の要旨は、図5に示
す如く、槽内を1番目からn番目(nは3以上)まで分
割したn個の分割液槽39,39…と、前記還流路21
(図2参照)から延設すると共に1番目からn−1番目
の各分割液槽39に還流用開閉弁42を介して接合した
還流液用配管41と、前記供給路19(図2参照)から
延設すると共に2番目からn番目の各分割液槽39に供
給用開閉弁44を介して接合した供給液用配管43と、
供給液用配管43の途中に設けた給液ポンプ48と、1
番目の分割液槽39に接合した廃液排出用配管46と、
n番目の分割液槽39に接合した新液供給用配管45
と、複数の供給用開閉弁44,44…及び複数の還流用
開閉弁42,42…を制御する制御回路47とを備え、
この制御回路47は複数の供給用開閉弁44,44…の
うちm番目の分割液槽39に接合する供給用開閉弁44
のみを開弁操作しているときに、複数の還流用開閉弁4
2,42…のうちm−1番目の分割液槽39に接合する
還流用開閉弁42のみを開弁操作すると共にmを2から
順番にnまで逐次選択していくように回路構成してある
請求項1,2,3又は4記載のロール用液給排装置であ
る。請求項6記載の本発明の要旨は、図6に示す如く、
請求項1,2,3又は4記載のロール用液給排装置にお
いて、前記還流路64から延設した還流用配管75を接
合した気液分離具76と、気液分離具76の排気口76
bと前記供給路68,68とを接合する供給用配管74
と、供給配管74の途中に設けられた送風機77と気液
混合器78とを備えたロール用液給排装置である。
【0011】請求項7記載の本発明の要旨は、図6に示
す如く、請求項6記載のロール用液給排装置において、
前記気液分離具76の排液口76cから延設した還流用
配管81を請求項5記載の還流液用配管41に接合し、
前記気液混合器78の洗浄液供給口78aから延設した
供給用配管79を請求項5記載の供給液用配管43に接
合したロール用液給排装置である。請求項8記載の本発
明の要旨は、図8に示す如く、ロール用液給排装置にお
いて、長手方向の開口部117の両長手縁を形成する両
側の堰板115,115を有する外成形体111と、外
成形体111の内部に設けられて長手方向に延びる内成
形体112とを備え、内成形体112の内部に供給路1
19が形成され、内成形体112と外成形体111との
間に還流路118,118が形成され、内成形体112
の表面の前後に形成された彎曲面部112b,112b
と各堰板115の先端との間に、還流路118の流入口
121が形成され、内成形体112の前後の彎曲面部1
12b,112bの間に、供給路119の吐出口12
0,120が長手方向に延設されたことである。請求項
9記載の本発明の要旨は、図9に示す如く、ロール用液
給排装置において、長手方向の開口部137の両長手縁
を形成する両側の堰板135,135を有する外成形体
131と、外成形体131の内部に設けられて長手方向
に延びる内成形体132とを備え、内成形体132の内
部に還流路138が形成され、内成形体132と外成形
体131との間に供給路139,139が形成され、内
成形体132の表面の前後に形成された彎曲面部132
b,132bと各堰板135の先端との間に、供給路1
39の吐出口140が形成され、内成形体132の前後
の彎曲面部132b,132bの間に、還流路138の
流入口141が長手方向に延設されたことである。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明にあつては、図2及び図
3に示す如く、ロール29の外周面29aに掻取板14
及び堰板15を当接するように配置すると、開口部17
がロール29の外周面29aで覆蓋される。供給路19
に液が供給されると、液は、内成形体12の吐出口20
からロール29の外周面29aに向かつて吐出して、ロ
ール29の外周面29aに強制的に付着する。ロール表
面29aに付着しない余分な液は、流入口26,26か
ら両側の還流液路21,21を通過して回収される。液
は、外成形体11の内側を通過するため、外気と接触す
ることなく給排される。ロール29にグラビアロールを
用いると共に、液に塗工液を用いたときには、掻取板1
4で余分な塗工液を掻取つて、グラビアロールのメツシ
ユに塗工液を完全に浸入させる。液に洗浄液を用いたと
きには、ロール29の外周面29aに向かつて吐出した
洗浄液で洗浄し、洗浄後の廃液を回収する。
【0013】請求項2記載の本発明にあつては、図6に
示す如く、ロール82の外周面82aに掻取板14及び
堰板15を当接するように配置すると、開口部67がロ
ール82の外周面82aで覆蓋される。供給路68,6
8に液が供給されると、液は、両側の吐出口69,69
からロール82の外周面82aに向かつて吐出して、ロ
ール82の外周面82aに強制的に付着する。吐出する
液は、内成形体62の彎曲面部62b,62bを通過す
るときにコアンダ効果により負圧を発生させ、円滑に方
向変換してロール82の外周面82aに向かうと共に、
ロール82の外周面82aに掻取板14及び堰板15を
必要以上に押圧させることがない。ロール表面82aに
付着しない余分な液は、内成形体62の流入口65から
還流路64に導かれて回収される。液は、外成形体61
の内側を通過するため、外気と接触することなく給排さ
れる。ロール82にグラビアロールを用いると共に液に
塗工液を用いたときには、掻取板14で余分な塗工液を
掻取つて、グラビアロールのメツシユに塗工液を完全に
浸入させる。液に洗浄液を用いたときには、ロール82
の外周面82aに向かつて吐出した洗浄液で洗浄し、洗
浄後の廃液が回収される。
【0014】請求項3記載の本発明にあつては、図4に
示す如く、ロール洗浄として用いるとき、ロール29の
外周面29aの回転方向が堰板15から掻取板14に向
かうように配置する。ロール洗浄を行わないときには待
機位置Aで停止させることにより、掻取板14及び堰板
15の両方をロール外周面29aに当接させることがな
い。第一当接位置B(図2参照)に停止させると、ロー
ル29の外周面29aに掻取板14のみを当接すること
により、ロール29の外周面29aに付着している残留
塗工液が堰板15を通過した後に掻取板14で掻取られ
て、洗浄液と共に回収される。第二当接位置C(図2参
照)に停止させると、ロール29の外周面29aに掻取
板14及び堰板15の両方を当接することにより、高圧
で吐出する洗浄液を掻取板14及び堰板15の両方で捉
え、外部に漏れださせない。
【0015】請求項4記載の本発明にあつては、図7に
示す如く、ロール洗浄として用いるとき、ロール82の
外周面82aに掻取板14を当接するように配置する
と、開口部97がロール82の外周面82aと対面す
る。供給路93に液が供給されると、液は、吐出口10
1からロール82の外周面82aに向かつて吐出して、
ロール82の外周面82aに強制的に付着する。吐出す
る液は、案内面92aの一方の彎曲面部92cを通過す
るときに、コアンダ効果により円滑に方向変換してロー
ル82の外周面82aに向かう。ロール外周面82aを
通過した洗浄液は、流入口102に至り案内面の他方の
彎曲面部92bを通過するときに、コアンダ効果により
円滑に方向変換して還流路98に向かう。洗浄液は、成
形体91の内側を通過するため、外気と接触することな
く給排される。
【0016】請求項5及び7記載の本発明にあつては、
図5に示す如く、ロール洗浄として用いるとき、1番目
からn−1番目の分割液槽39に、前回の洗浄で回収さ
れた洗浄液のうち、汚れ度合いの悪いものから順番に溜
められる。ロール洗浄は、汚れ度合いの悪い順に2番目
からn−1番目の分割液槽39内の古い洗浄液が用いら
れ、最後にn番目の分割液槽39の新しい洗浄液が用い
られる。
【0017】請求項6記載の本発明にあつては、図6に
示す如く、ロール洗浄として用いるとき、洗浄液の粒滴
と気体との混合物をロール82の外周面82aに吐出し
て洗浄を行う。洗浄後の粒滴を気体と共に回収するた
め、開口部67が下向となる状態でロールの外周面82
aの上半域を洗浄したとしても、洗浄液の漏れだしを非
常に少なくできる。請求項7記載の本発明にあつては、
図6に示す如く、気液分離具76で回収された洗浄液
は、1番目からn−1番目の分割液槽39(図5参照)
へ順番に溜められ。次回の洗浄に使用できる。
【0018】請求項8記載の本発明にあつては、図8に
示す如く、ロール82の外周面82aに内成形体112
の表面112bが対向するように配置して、供給路11
9に塗工液を供給する。供給された塗工液は、内成形体
112の吐出口120,120からロール82の外周面
82aに向かつて吐出して、ロール82の外周面82a
に強制的に付着する。ロール表面82aに付着しない余
分な塗工液は、流入口121,121に至り内成形体の
各彎曲面部112bを通過するときに、コアンダ効果に
より円滑に方向変換して還流路118,118に向か
う。塗工液は、外成形体111の内側を通過するため、
外気と接触する機会が少ない。
【0019】請求項9記載の本発明にあつては、図9に
示す如く、ロール82の外周面82aに内成形体132
の表面132b,132bが対向するように配置して、
供給路139,139に塗工液を供給すると、両側の吐
出口140,140から吐出する。吐出する塗工液は、
内成形体132の各彎曲面部132bを通過するとき
に、コアンダ効果により円滑に方向変換してロール82
の外周面82aに向かう。ロール外周面82aを通過し
た塗工液は、内成形体132の表面132bの流入口1
41に至り還流路138に導かれる。塗工液は、外成形
体131の内側を通過するため、外気と接触する機会が
少ない。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るロール用液給排装置(以
下、「本発明装置」という)を図面に示す実施例に基づ
いて説明する。 (第1実施例)図1乃至図5は本発明装置の第1実施例
を示すものであり、図1はグラビア塗工装置に配置した
状態の側面図、図2は本発明装置本体を断面した側面
図、図3は本発明装置本体の一部分を示すと共に一部を
切欠いた平面図、図4は本発明装置本体を離接装置に取
付けた状態を示す側面図、図5は本発明装置本体と洗浄
液循環装置と塗工循環装置との関係を示す模式図であ
る。本実施例において「前」とは図1乃至図4の右側
を、「後」とは同図の左側をいい、更に「右」とは図3
の下側を、「左」とは同図の上側をいう。
【0021】本発明装置本体10は、図2及び図3に示
す如く、左右に長い外成形体11と、外成形体11の内
側に配置された左右に長い内成形体12とを備えてい
る。外成形体11は、板材を折り曲げ加工する等して箱
状に成形され、前後両側の折曲部11a,11aの内側
に、多孔の整流板16,16を溶接等で接合25して、
剛性の大きな構造としてある。外成形体11は、左右両
端が端板13で夫々閉塞されていると共に、前後側に掻
取板14と堰板15とが交換可能に取付けられ、上面に
開設した長手方向の開口部17の前後長手縁を掻取板1
4と堰板15とで形成してある。
【0022】前記内成形体12は、板材を折り曲げ加工
する等して箱状に成形され、前後両側の折曲部12a,
12aの内側に多孔の整流板18を溶接等で接合25し
て、剛性の大きな構造としてある。内成形体12は、前
後両側の外側面12b,12bに前記整流板16,16
を溶接等で接合25して外成形体11との一体化を図
り、両者で剛性の大きな構造としてある。内成形体12
は、左右両端が前記端板13で夫々閉塞されて、内部に
供給路19が形成されていると共に、その上面12bの
中央に吐出口20が長手方向に開設されている。内成形
体12は、上面12bの前後の長手縁部12c,12c
が彎曲形成され、適度のコアンダ効果を生じさせるよう
にしてある。
【0023】前記外成形体11と内成形体12との間に
は、その前後に還流路21,21が形成され、両還流路
21,21どうしを連通22してある。この各還流路2
1は、掻取板14の先端14a又は堰板15の先端15
aまで延設され、流入口26が形成されている。前記開
口部17は、掻取板14の先端14a,堰板15の先端
15a及び左右の端板13,13の上端13a,13a
で囲まれるように形成される。内成形体12は、底面等
から供給配管23を延設してある。外成形体11は、底
面等から還流配管24を延設してある。
【0024】前記本発明装置本体10は、図4に示す如
く、離接装置27を介してロール軸受部28等の適所に
接合され、グラビアロール29の外周面29aに対して
離接するよう配置される。離接装置27は、ロール軸受
部28等の適所に接合される左右のブラケツト30,3
0と、各ブラケツト30に軸支31されたアーム32
と、左右のアーム32,32を連動して揺動させるエア
ーシリンダー等からなる揺動操作具33とを備え、左右
の各アーム32に進退調節ボルト34,34を介して本
発明装置本体10を接合してある。離接装置27は、揺
動操作具33の操作により、本発明装置本体10の掻取
板14及び堰板15の両方をロール外周面29aに当接
させない待機位置A(図4中に二点鎖線で示す位置)
と、前方の掻取板14の先端14aのみをロール外周面
29aに当接させる第一当接位置B(図2中に二点鎖線
で示す位置)と、掻取板14の先端14a及び堰板15
の先端15aの両方をロール外周面29aに当接させる
第二当接位置C(図2中に実線で示す位置)とに停止さ
せることができるようになつている。なお、図2は、本
発明装置本体10とグラビアロール29の外周面29a
との相対的な位置関係を示すために、ロール外周面29
aを実線と二点鎖線で示している。しかし、離接移動す
るのは、本発明装置本体10である。
【0025】前記本発明装置本体10は、図5に示す如
く、洗浄液循環装置35及び塗工液循環装置36に、三
方弁37,38を介して供給配管23及び還流配管24
を接合してある。洗浄液循環装置35は、槽内が1番目
からn番目(nは3以上)まで分割されたn個の分割液
槽39,39…のうち、1番目からn−1番目までの各
分割液槽39に、三方弁38から延設した還流液用配管
41が分岐接合され、各分岐部41aに還流用開閉弁4
2が接合されていると共に、n番目の分割液槽39に開
閉弁付き新液供給用配管45が接合されている。また、
2番目からn番目までの各分割液槽39は、三方弁37
から延設した供給液用配管43が分岐接合され、各分岐
部43aに供給用開閉弁44が接合されていると共に、
1番目の分割液槽39に開閉弁付きの廃液排出用配管4
6が接合されている。供給液用配管43は、その途中
に、ストレーナー及び吐出圧力調整具付き給液ポンプ4
8が設けられている。
【0026】前記複数の供給用開閉弁44及び還流用開
閉弁42は、制御回路47で開閉制御される。制御回路
47の回路構成は、複数の供給用開閉弁44のうちm番
目(m=2,3…n)の分割液槽39に接合する供給用
開閉弁44のみを開弁操作しているときに、複数の還流
用開閉弁42のうちm−1番目の分割液槽39に接合す
る還流用開閉弁42のみを開弁操作すると共に、mを2
から順番にnまで逐次選択していくようになつている。
制御回路47は、前記三方弁37,38の切替え制御も
併せて行うように回路構成されている。
【0027】前記塗工液循環装置36は、給液ポンプ付
きの循環液槽51を備え、循環液槽51から延設した還
流液用配管49及び供給液用配管50を前記三方弁3
8,37に接合してある。
【0028】次に、図1に示す本発明装置本体10を備
えたグラビア式塗工装置52のグラビアロール29に塗
工液を付着させる手順と、グラビアロール29を洗浄す
る手順とを説明する。塗工装置52は、ウエブWがパス
ラインEを通過するダイレクトグラビア塗工方式と、ウ
エブWがパスラインFを通過するオフセツトグラビア塗
工方式とを選択できるように、グラビアロール29とゴ
ムロール53とステールロール54とを備えている。
【0029】ダイレクトグラビア塗工方式においてグラ
ビアロール29に塗工液を付着させる手順は、先ず、図
5に示す三方弁37,38を操作して、本発明装置本体
10の供給配管23及び還流配管24を塗工液循環装置
36の供給液用配管50及び還流液用配管49に連通さ
せて準備する。次に、図4に示す離接装置27の操作に
より、本発明装置本体10を図2に示す第二当接位置C
に停止させ、本発明装置本体10の掻取板14の先端1
4a及び堰板15の先端15aをグラビアロール29の
外周面29aに当接させると共に、図5に示す塗工液循
環装置36を起動させる。
【0030】本発明装置本体10は、塗工液循環装置3
6の起動に伴い、供給配管23から図2に示す内成形体
12の内部の供給路19に塗工液が供給される。供給さ
れた塗工液は、整流板18を通過する間に左右方向の全
域に均等分配され、吐出口20から吐出してロール外周
面29aに強制的に付着する。この強制的な付着によ
り、塗工液の一部は、ロール外周面29aのメツシユ内
に浸入する。浸入しない余分な塗工液は、内成形体12
の上面12bとロール外周面29aとの間を通過して前
後の長手縁部12c,12cに至り、長手縁部12c,
12cを通過するときに生じるコアンダ効果による方向
変換と、掻取板14及び堰板15の掻取りとにより還流
路21,21へ導かれる。還流路21,21を通過した
塗工液は、還流配管24に至り、塗工液循環装置36へ
導かれる。
【0031】なお、オフセツトグラビア塗工方式におい
てグラビアロール29に塗工液を付着させるには、図1
に示すようにグラビアロール29が矢符H方向へ逆回転
する。そのため、本発明装置本体10の配置は、前後を
ダイレクトグラビア塗工方式とは逆にする。即ち、本発
明装置本体10の掻取板14を矢符H方向の下流側に位
置させると共に、堰板15を矢符H方向の上流側に位置
させる。
【0032】ダイレクトグラビア塗工方式においてグラ
ビアロール29を洗浄する手順は、先ず、図5に示す三
方弁37,38を操作して、本発明装置本体10の供給
配管23及び還流配管24を洗浄液循環装置35の供給
液用配管43及び還流液用配管41に連通させて準備す
る。次に、図4に示す離接装置27の操作により、本発
明装置本体10を図2に示す第一当接位置Bに停止さ
せ、本発明装置本体10の掻取板14の先端14aをグ
ラビアロール29の外周面29aに当接させると共に、
堰板15の先端15aをグラビアロール29の外周面2
9aから離反させる。
【0033】この状態で、図5に示す洗浄液循環装置3
5の給液ポンプ48を起動させて、2番目の分割液槽3
9に貯えられている汚れ度合いの高い洗浄液を、供給液
用配管43及び供給配管23を介して図2に示す内成形
体12の内部の供給路19に供給し、吐出口20から吐
出して回転中のグラビアロール29の外周面29aに強
制的に吹き付ける。この吹き付ける洗浄液の量は、堰板
15の先端15aとグラビアロール29の外周面29a
との隙間から、洗浄液が外部へ漏れださない程度とす
る。
【0034】発明装置本体10を第一当接位置Bに停止
させているとき、ロール外周面29aに多量に付着して
いる塗工液は、堰板15の先端15aとグラビアロール
29の外周面29aとの隙間を通過し、吹き付ける洗浄
液と共に掻取板14で掻取られ、前方の還流路21へ導
かれる。堰板15は、第一当接位置Bの停止により、塗
工液の付着を回避できるため、保守が簡単となる。次
に、適宜時間洗浄して、ロール外周面29aに付着して
いる塗工液が減少したならば、本発明装置本体10を第
二当接位置Cに停止させ、本発明装置本体10の掻取板
14の先端14a及び堰板15の先端15aをグラビア
ロール29の外周面29aに当接する。この第二当接位
置Cで停止しているときには、開口部17が閉じられる
ので、吐出口20からグラビアロール29の外周面29
aに吹き付ける洗浄液の吹き付け力を強くし、ロール外
周面29aのメツシユ内に浸入している塗工液を排除す
ることができる。
【0035】図5に示す洗浄液循環装置35は、制御回
路47により供給用開閉弁44及び還流用開閉弁42の
開閉を制御することにより、2番目からn−1番目の各
分割液槽39に貯えられている古い洗浄液を、汚れ度合
いの高いものから低いものへと順番に使用し、洗浄に用
いたm番目(m=2,3…n)の分割液槽39の洗浄液
をm−1番目の分割液槽39に貯える。洗浄の最終段階
では、n番目の分割液槽39に貯えられている新しい洗
浄液を用いて、洗浄を完全に行う。最初の洗浄で1番目
の分割液槽39に戻された汚れ度合いの最も高い洗浄液
は、廃液排出用配管46から排出され後処理される。洗
浄液循環装置35は、汚れ度合いの高いものから順次使
用するため、洗浄液の効率的な使用が可能となる。
【0036】(第2実施例)図6は、本発明装置の第2
実施例を示すものであり、本発明装置本体の断面した右
側面で洗浄途中の状態を示す共に、気液分離具を模式的
に示すものである。
【0037】本発明装置本体60は、左右に長い外成形
体61と、外成形体61の内側に配置された左右に長い
内成形体62とを備えている。外成形体61は、切削加
工する等して箱状に成形され、剛性の大きな構造として
ある。外成形体61は、左右両端が端板63で夫々閉塞
されていると共に、前後側に掻取板14と堰板15とが
交換可能に取付けられ、下面に開設した長手方向の開口
部67の前後長手縁を掻取板14と堰板15とで形成し
てある。外成形体61と内成形体62との間には、供給
液路68,68が形成されている。
【0038】前記内成形体62は、板材を折り曲げ加工
する等して箱状に成形され、内部が還流路64となつて
いる。内成形体62は、下面側を半円状に彎曲形成した
前後の案内面62b,62bが形成され、両案内面62
b,62bの間に還流路64の流入口65が左右長手方
向に延設されていると共に、一方の彎曲面部62bと掻
取板14の先端14aとの間及び他方の彎曲面部62b
と堰板15の先端15aとの間に各供給路68の吐出口
69が形成されている。
【0039】本発明装置本体60は、供給路68,68
に通じる供給配管71,71を接合すると共に、還流路
64に通じる還流配管72を接合してある。本発明装置
本体60は、図示は省略したが、前記第1実施例と同様
に離接装置27(図4参照)等で保持して使用される。
【0040】前記本発明装置本体60は、気液分離装置
73に供給配管71,71及び還流配管72を接合して
ある。気液分離装置73は、サイクロン等からなる気液
分離具76と、気液分離具76の流入口76aと還流配
管72とを接合する還流用配管75と、気液分離具76
の排気口76bと供給配管71,71とを接合する供給
用配管74と、供給用配管74の途中に配置した送風機
77と、供給用配管74の途中で且つ送風機77の吐出
側に配置された混合器78と、混合器78の洗浄液供給
口78aに接合した開閉弁付きの給液用配管79と、送
風機77の吐出側に接合された開閉弁付きの排気用配管
80と、気液分離具76の排液口76cに接合した還流
配管81とを備えている。還流配管81は、途中に吸引
ポンプ83が配置されている。給液用配管79と還流配
管81は、図5に示す前記洗浄液循環装置35の還流液
用配管41と供給液用配管43に接合される。排気用配
管80は、洗浄液に有機溶剤を用いるとき、溶剤回収装
置又は焼却式脱臭装置に接合される。
【0041】本発明装置本体60及び気液分離装置73
を備えた塗工装置のロール82を洗浄する場合には、洗
浄液の粒滴と気体との混合物をロール82の外周面82
aに吐出して洗浄を行うことになり、洗浄後の粒滴を気
体と共に回収する。そのため、本発明装置本体60は、
その開口部67を下向にした状態でロール外周面82a
の上半域を洗浄しても、洗浄液の漏れだしを非常に少な
くできる。このロール洗浄の手順は、次の通りである。
【0042】先ず、図4に示す離接装置27の操作によ
り、本発明装置本体60を図6に図示した第一当接位置
に停止させ、本発明装置本体60の掻取板14の先端1
4aをロール外周面82aに当接させると共に、堰板1
5の先端15aをロール外周面29aから離反させる。
【0043】この状態で、気液分離装置73の送風機7
7を起動させた状態で、混合器78に洗浄液を供給し
て、洗浄液の粒滴と気体との混合物を、本発明装置本体
60の供給路68,68に導き、吐出口69,69から
回転中のロール外周面82aに強制的に吹き付ける。吹
き付けた洗浄液の粒滴と気体との混合物は、内成形体6
2の彎曲する各案内面62bに沿つて通過するとき生じ
るコアンダ効果により、方向変換して流入口65へ導か
れる。還流路64を通過した洗浄液の粒滴と気体との混
合物は、気液分離具76に吸引され、洗浄液と気体とに
分離される。
【0044】発明装置本体60を図に示す第一当接位置
に停止させているとき、ロール外周面82aに多量に付
着している塗工液Kは、堰板15の先端15aとロール
外周面82aとの隙間を通過し、吹き付けられる洗浄液
の粒滴と共に掻取板14で掻取られ、還流路64へ導か
れる。堰板15は、第一当接位置の停止により、塗工液
Kの付着を回避できる。次に、適宜時間だけ洗浄を行
い、ロール外周面82aに付着している塗工液が減少し
たならば、本発明装置本体60を第二当接位置(図示は
省略)に停止させ、本発明装置本体60の掻取板14の
先端14a及び堰板15の先端15aをロール外周面8
2aに当接する。この第二当接位置で停止しているとき
には、開口部67が閉じられるので、各吐出口69から
グラビアロール82の外周面82aへ洗浄液の粒滴と気
体との混合物を強力に吹き付け、洗浄の完全を図ること
ができる。
【0045】気液分離具76で分離された洗浄液は、洗
浄液循環装置35に供給され、各分割液槽39(図5参
照)に貯えらる。洗浄液循環装置35から混合器78に
は、汚れ度合いの高いものから順番に供給される。
【0046】なお、発明装置本体60は、図示は省略し
たが、開口部67を上向きにして、グラビアロールに対
する塗工液の給排を行わせることも、洗浄液を給排して
ロール洗浄を行うわせることも勿論可能である。塗工液
又は洗浄液を給排するときには、内成形体62の彎曲す
る案内面62b,62bを通過するときに生じるコアン
ダ効果により負圧が発生するため、塗工液又は洗浄液を
円滑に方向変換させると共にロール外周面82aに掻取
板14及び堰板15を必要以上に押圧させることがな
い。
【0047】(第3実施例)図7は、本発明装置の第3
実施例を示すものであり、本発明装置本体の断面した右
側面で洗浄状態を示すものである。
【0048】本発明装置本体90は、左右に長い外成形
体91と、外成形体91の内側に配直された左右に長い
内成形体92とを備えている。外成形体91は、切削加
工する等して箱状に成形され、剛性の大きな構造として
ある。外成形体91は、左右両端が端板93で夫々閉塞
され、掻取板14が交換可能に取付けられていると共に
堰板95が一体に形成されている。下面に開設した長手
方向の開口部97の前後長手縁を掻取板14と堰板95
とで形成してある。外成形体91と内成形体92との間
には、還流路98と供給路99とが形成されている。
【0049】前記内成形体92は、板材を折り曲げ加工
する等して箱状に成形され、下面側の案内面92aをロ
ール外周面82aの曲率に倣うように凹状に彎曲させる
と共に、前後の彎曲面部92b,92cを彎曲形成して
ある。この彎曲面部92cと堰板95との間には、吐出
口101が形成されている。彎曲面部92bと掻取板1
4との間には、流入口102が形成されている。
【0050】本発明装置本体90は、供給路99に通じ
る供給配管103を接合すると共に、還流路98に通じ
る還流配管104を接合してある。本発明装置本体90
は、図示は省略したが、図4に示す離接装置27等で保
持されると共に、図5に示す洗浄液循環装置35に接合
して使用される。
【0051】本発明装置本体90は、ロール洗浄として
用いるとき、ロール外周面82aに対して掻取板14を
当接させると共に堰板95及び案内面92aを当接させ
ないように配置する。供給路99に洗浄液が供給される
と、洗浄液は、吐出口101からロール外周面82aに
向かつて吐出して、ロール外周面に強制的に吹き付けら
れる。吐出する洗浄液は、彎曲面部92cを通過すると
きに生じるコアンダ効果により円滑に方向変換して案内
面92aとロール外周面82aとの間の隙間に向かい、
ロール外周面82aを洗浄する。ロール外周面82aを
通過した洗浄液は、流入口102に至り彎曲面部92b
を通過するときに生じるコアンダ効果と掻取板14の掻
取りにより円滑に方向変換して還流路98に向かう。洗
浄液は、外成形体91の内側を通過するため、外気と接
触することなく給排される。
【0052】本発明装置本体90は、彎曲面部92cに
生じるコアンダ効果により、堰板95とロール外周面8
2aとの間から外部へ洗浄液が漏れでないため、開口部
97の向きは上向き又は下向きのいずれも可能であり、
ロール外周面82aの周方向の全域で配置することがで
きる。
【0053】(第4実施例)図8は、本発明装置の第4
実施例を示すものであり、本発明装置本体の断面した右
側面で塗工液供給状態を示すものである。
【0054】本発明装置本体110は、左右に長い外成
形体111と、外成形体111の内側に配置された左右
に長い内成形体112とを備えている。外成形体111
は、切削加工する等して箱状に成形され、剛性の大きな
構造としてある。外成形体111は、前後側に堰板11
5,115が一体又は一体的に形成されていると共に、
左右両端が端板113で夫々閉塞され、上面に開設した
長手方向の開口部117の前後長手縁を堰板115,1
15で形成してある。外成形体111と内成形体112
との間には、還流路118,118が形成されている。
【0055】前記内成形体112は、板材を折り曲げ加
工する等して箱状に成形され、内部が供給路119とな
つている。内成形体112は、上面側を半円状に彎曲さ
せた前後の案内面112b,112bが形成され、両案
内面112b,112bの間に仕切板122で仕切られ
た吐出口120,120が左右長手方向に延設されてい
ると共に、各彎曲面部112bと堰板115の先端11
5aとの間に還流路118の流入口121が形成されて
いる。
【0056】本発明装置本体110は、供給路119に
通じる供給配管123を接合すると共に、還流路118
に通じる還流配管124,124を接合してある。本発
明装置本体110は、図示は省略したが、図4に示す離
接装置27等で保持されると共に、図5に示す塗工液循
環装置36に接合されて使用される。
【0057】本発明装置本体110は、ロール82の外
周面82aに塗工液を付着させアプリケーターとして用
いられる。本発明装置本体110は、各案内面112b
とロール外周面82aとの間に適宜寸法の間隙を形成す
るように配置される。供給路119に塗工液が供給され
ると、塗工液は、各吐出口120からロール外周面82
aに向かつて吐出して、ロール外周面82aに強制的に
吹き付けられる。吐出する塗工液は、彎曲した各案内面
112bに案内されて移動するときに生じるコアンダ効
果により円滑に方向変換して各流入口121に向かい、
各還流路118へ導かれる。塗工液は、外成形体111
の内側を通過するため、外気と接触する機会が非常に少
ない。
【0058】(第5実施例)図9は、本発明装置の第5
実施例を示すものであり、本発明装置本体の断面した右
側面で、塗工液供給状態を示すものである。
【0059】本発明装置本体130は、左右に長い外成
形体131と、外成形体131の内側に配置された左右
に長い内成形体132とを備えている。外成形体131
は、切削加工する等して箱状に成形され、剛性の大きな
構造としてある。外成形体131は、前後側に堰板13
5,135が一体に形成されていると共に、左右両端が
端板133で夫々閉塞され、上面に開設した長手方向の
開口部137の前後長手縁を堰板135,135で形成
してある。外成形体131と内成形体132との間に
は、供給路139,139が形成されている。
【0060】前記内成形体132は、板材を折り曲げ加
工する等して箱状に成形され、内部が還流路138とな
つている。内成形体132は、上面側を半円状に彎曲形
成した前後の案内面132b,132bが形成され、両
案内面132b,132bの間に還流路138の流入口
141が左右長手方向に延設されていると共に、彎曲面
部132bと堰板135の先端との間に各供給路139
の吐出口140が形成されている。
【0061】本発明装置本体130は、供給路139に
通じる供給配管143を接合すると共に、還流路138
に通じる還流配管144を接合してある。本発明装置本
体130は、図示は省略したが、図4に示す離接装置2
7等を用いてロール82に向かつて進退自在に配置され
ると共に、図5に示す塗工液循環装置36に接合されて
使用される。
【0062】本発明装置本体130は、ロール82の外
周面82aに塗工液を付着させアプリケーターとして用
いられる。本発明装置本体130は、各案内面132b
とロール外周面82aとの間に適宜寸法の間隙を形成す
るように配置される。供給路139に塗工液が供給され
ると、塗工液は、各吐出口140からロール外周面82
aに向かつて吐出して、ロール外周面82aに強制的に
付着する。ロール外周面82aに付着しない余分な塗工
液は、彎曲した各案内面132bに案内されて移動する
ときに生じるコアンダ効果により円滑に方向変換して流
入口141に向かい、還流路138へ導かれる。塗工液
は、外成形体131の内側を通過するため、外気と接触
する機会が少ない。
【0063】(第6実施例)図10は、本発明装置の第
6実施例を示すものであり、本発明装置本体10,6
0,90,110,130を配置した4本リバースロー
ル塗工装置150のロール配置を示すものである。アプ
リケートロール151に対しては、塗工液付着のために
本発明装置110又は130が配置されると共に、ロー
ル洗浄のために本発明装置10,60又は90が配置さ
れる。コーテイングロール152及びメターリングロー
ル153に対しては、ロール洗浄のために本発明装置1
0,60又は90が配置される。バツクアツプロール1
54に対しては、ロール洗浄のために本発明装置90又
は60が配置される。
【0064】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係るロール用
液給排装置は、次の如き優れた効果を有する。請求項1
記載の本発明は、グラビアロール塗工に用いるとき、ロ
ールの外周面に塗工液を吐出して強制的に付着させるた
め、高速のグラビアロール塗工を可能にすると共に、グ
ラビアロールの両外側面に塗工液を付着させることがな
い。また、本発明は、ロール洗浄として用いるとき、ロ
ールの外周面に洗浄液を吐出して廃液を回収できるの
で、手作業を必要とすることなくロールの外周面を洗浄
でき、所謂3K(汚い,危険,きつい)から作業者を解
放させることができる。
【0065】請求項2記載の本発明は、グラビアロール
塗工に用いるとき、ロールの外周面に塗工液を吐出して
強制的に付着させるため、高速のグラビアロール塗工を
可能にすると共に、グラビアロールの両外側面に塗工液
を付着させることがない。また、本発明は、ロール洗浄
として用いるとき、ロールの外周面に洗浄液を吐出して
廃液を回収できるので、手作業を必要とすることなくロ
ールの外周面を安全に洗浄でき、所謂3K(汚い,危
険,きつい)から作業者を解放させることができる。更
に、本発明は、内成形体の彎曲面部で発生するコアンダ
効果により、ロールの外周面に掻取板及び堰板を必要以
上に押圧させることがないため、ロールの外周面,掻取
板及び堰板の磨耗を低減でき、保守点検の頻度の低減が
図れる。
【0066】請求項3記載の本発明は、ロール洗浄とし
て用いるとき、第二当接位置に停止させることにより、
高圧の洗浄液をロールの外周面に吐出して確実な洗浄が
できる。また、本発明は、第一当接位置に停止させるこ
とにより、ロールの外周面に多量に付着している洗浄初
期の残留塗工液を堰板の外側に堆積させないので、堰板
の外側の汚れを非常に少なくでき、保守点検の頻度の低
減が図れる。
【0067】請求項4記載の本発明は、ロール洗浄とし
て用いるとき、ロールの外周面に洗浄液を吐出して廃液
を回収できるので、手作業を必要とすることなくロール
の外周面を洗浄でき、所謂3K(汚い,危険,きつい)
から作業者を解放させることができる。洗浄液が外気と
接触しないため、洗浄液の揮発成分の蒸発が少なくな
り、作業環境を悪化させることがない。
【0068】請求項5及び7記載の本発明は、ロール洗
浄として用いるとき、前回の洗浄で回収して洗浄液を有
効に利用して、塗工液含有率の高い洗浄廃液を得ること
ができるため、洗浄液の再生コストの低減を可能にす
る。
【0069】請求項6記載の本発明は、ロール洗浄とし
て用いるとき、開口部が下向となる状態でロールの外周
面の上半域を洗浄したとしても、洗浄液の洩れだしを非
常に少なくできるため、ロールの外周面に対する洗浄位
置を自由に設定することが可能となる。
【0070】請求項7記載の本発明は、洗浄液を粒滴と
して用いたとしても、前回の洗浄で回収した洗浄液を有
効に利用して、塗工液含有率の高い洗浄廃液を得ること
ができるため、洗浄液の再生コストの低減を可能にす
る。
【0071】請求項8及び9記載の本発明は、ロールの
外周面に対する塗工液の供給として用いるとき、ロール
の外周面に塗工液を吐出して強制的に付着させるため、
高速回転のロールに対する供給を可能にすると共に、ロ
ールの両外側面に塗工液を付着させることがない。ま
た、本発明は、塗工液と外気との接触が少なくなるの
で、作業環境を悪化させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1実施例を示すものであり、グ
ラビア塗工装置に配置した状態の側面図である。
【図2】第1実施例の本発明装置本体を断面した側面図
である。
【図3】第1実施例の本発明装置本体の一部分を示すと
共に部分的に切欠いた平面図である。
【図4】第1実施例の本発明装置本体を離接装置に取付
けた状態を示す側面図である。
【図5】第1実施例の本発明装置本体と洗浄液循環装置
と塗工循環装置との関係を示す模式図である。
【図6】本発明装置の第2実施例を示すものであり、本
発明装置本体の断面した右側面で洗浄途中の状態を示す
共に、気液分離具を模式的に示すものである。
【図7】本発明装置の第3実施例を示すものであり、本
発明装置本体の断面した右側面で洗浄状態を示すもので
ある。
【図8】本発明装置の第4実施例を示すものであり、本
発明装置本体の断面した右側面で塗工液供給状態を示す
ものである。
【図9】本発明装置の第5実施例を示すものであり、本
発明装置本体の断面した右側面で塗工液供給状態を示す
ものである。
【図10】本発明装置の第6実施例を示すものであり、
本発明装置本体を配置した4本リバースロール塗工装置
の概要を示す側面図である。
【図11】従来のグラビア塗工装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
17…開口部 14…掻取板 15…堰板 11
…外成形体 12…内成形体 19…供給路 2
1…還流路 20…吐出口 26…流入口 67…開口部 14…掻取板 15…堰板 61
…外成形体 62…内成形体62 64…還流路
68…供給路 65…流入口 69…吐出口 29…ロール 29a…外周面 17…開口部
27…離接装置 10…ロール用液給排装置 A…
待機位置 B…第一当接位置 C…第二当接位置 97…開口部 14…掻取板 95…堰板 91
…成形体 92a…案内面 92c…彎曲面縁部
93…供給路 101…吐出口 14…掻取板
98…還流路 102…流入口 39…分割液槽 21…還流路 42…還流用開閉
弁 41…還流液用配管 19…供給路 44…
供給用開閉弁 43…供給液用配管 48…給液ポ
ンプ 46…廃液排出用配管 45…新液供給用配
管 47…制御回路 64…還流路 75…還流用配管 76…気液分離
具 76b…排気口 68…供給路 74…供給用配管 77…送風機
78…気液混合器 76c…排液口 81…還流用配管 41…還流液
用配管 78a…洗浄液供給口 79…供給用配管
43…供給液用配管 117…開口部 115…堰板 111…外成形体
112…内成形体 119…供給路 118…還流路 112b…彎曲
面部 121…流入口 120…吐出口 137…開口部 135…堰板 131…外成形体
132…内成形体 138…還流路 139…供給路 132b…彎曲
面部 140…吐出口 141…流入口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール用液給排装置において、長手方向の
    開口部の一方の長手縁を形成する掻取板及びこの開口部
    の他方の長手縁を形成する堰板を有する外箱と、外成形
    体の内部に設けられて長手方向に延びる内成形体とを備
    え、内成形体の内部に供給路が形成され、外成形体と内
    成形体との間に還流路が形成され、内成形体の表面に供
    給路の吐出口が長手方向に延設され、内成形体と掻取板
    の先端との間及び内成形体と堰板の先端との間に、還流
    路の流入口が夫々形成されたことを特徴とするロール用
    液給排装置。
  2. 【請求項2】ロール用液給排装置において、長手方向の
    開口部の一方の長手縁を形成する掻取板及びこの開口部
    の他方の長手縁を形成する堰板を有する外成形体と、外
    成形体の内部に設けられて長手方向に延びる内成形体と
    を備え、内成形体の内部に還流路が形成され、外成形体
    と内成形体との間に供給路が形成され、内成形体の表面
    に還流路の流入口が長手方向に延設され、内成形体の一
    方の彎曲面部と掻取板の先端との間及び内成形体の他方
    の彎曲面部と堰板の先端との間に、供給路の吐出口が夫
    々形成されたことを特徴とするロール用液給排装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のロール用液給排装置
    において、ロールと、ロールの外周面に対して前記開口
    部を離接させる離接装置とを備え、離接装置は、請求項
    1又は2記載のロール用液給排装置を、前記掻取板及び
    堰板の両方をロール外周面に当接させない待機位置と、
    前記掻取板のみをロール外周面に当接させる第一当接位
    置と、前記掻取板及び堰板の両方をロール外周面に当接
    させる第二当接位置とに停止させることができるロール
    用液給排装置。
  4. 【請求項4】ロール用液給排装置において、長手方向の
    開口部の一方の長手縁を形成する掻取板及びこの開口部
    の他方の長手縁を形成する堰板を有する成形体と、開口
    部に設けられて長手方向に延びる案内面とを備え、案内
    面の一方の彎曲面縁部と堰板との間に供給路の吐出口が
    形成され、案内面の他方の彎曲面縁部と掻取板との間に
    還流路の流入口が形成されたことを特徴とするロール用
    液給排装置。
  5. 【請求項5】槽内を1番目からn番目(nは3以上)ま
    で分割したn個の分割液槽と、前記還流路から延設する
    と共に1番目からn−1番目の各分割液槽に還流用開閉
    弁を介して接合した還流液用配管と、前記供給路から延
    設すると共に2番目からn番目の各分割液槽に供給用開
    閉弁を介して接合した供給液用配管と、供給液用配管の
    途中に設けた給液ポンプと、1番目の分割液槽に接合し
    た廃液排出用配管と、n番目の分割液槽に接合した新液
    供給用配管と、複数の供給用開閉弁及び複数の還流用開
    閉弁を制御する制御回路とを備え、この制御回路は複数
    の供給用開閉弁のうちm番目の分割液槽に接合する供給
    用開閉弁のみを開弁操作しているときに、複数の還流用
    開閉弁のうちm−1番目の分割液槽に接合する還流用開
    閉弁のみを開弁操作すると共にmを2から順番にnまで
    逐次選択していくように回路構成してある請求項1,
    2,3又は4記載のロール用液給排装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3又は4記載のロール用液
    給排装置において、前記還流路から延設した還流用配管
    を接合した気液分離具と、気液分離具の排気口と前記供
    給路とを接合する供給用配管と、供給配管の途中に設け
    られた送風機と気液混合器とを備えたロール用液給排装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のロール用液給排装置におい
    て、前記気液分離具の排液口から延設した還流用配管を
    請求項5記載の還流液用配管に接合し、前記気液混合器
    の洗浄液供給口から延設した供給用配管を請求項5記載
    の供給液用配管に接合したロール用液給排装置。
  8. 【請求項8】ロール用液給排装置において、長手方向の
    開口部の両長手縁を形成する両側の堰板を有する外成形
    体と、外成形体の内部に設けられて長手方向に延びる内
    成形体とを備え、内成形体の内部に供給路が形成され、
    内成形体と外成形体との間に還流路が形成され、内成形
    体の表面の前後に形成された彎曲面部と各堰板の先端と
    の間に、還流路の流入口が形成され、内成形体の前後の
    彎曲面部の間に、供給路の吐出口が長手方向に延設され
    たことを特徴とするロール用液給排装置。
  9. 【請求項9】ロール用液給排装置において、長手方向の
    開口部の両長手縁を形成する両側の堰板を有する外成形
    体と、外成形体の内部に設けられて長手方向に延びる内
    成形体とを備え、内成形体の内部に還流路が形成され、
    内成形体と外成形体との間に供給路が形成され、内成形
    体の表面の前後に形成された彎曲面部と各堰板の先端と
    の間に、供給路の吐出口が形成され、内成形体の前後の
    彎曲面部の間に、還流路の流入口が長手方向に延設され
    たことを特徴とするロール用液給排装置。
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