JPH0824344A - カテーテル固定具 - Google Patents

カテーテル固定具

Info

Publication number
JPH0824344A
JPH0824344A JP6184161A JP18416194A JPH0824344A JP H0824344 A JPH0824344 A JP H0824344A JP 6184161 A JP6184161 A JP 6184161A JP 18416194 A JP18416194 A JP 18416194A JP H0824344 A JPH0824344 A JP H0824344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
holder
clip
fixing
inner diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6184161A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Yabushita
安紀 藪下
Shinichi Sakai
慎一 酒井
Munehiro Takatsuka
旨寛 高塚
Masanao Koyama
正直 小山
Hiroshi Yokoi
洋 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP6184161A priority Critical patent/JPH0824344A/ja
Publication of JPH0824344A publication Critical patent/JPH0824344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/024Holding devices, e.g. on the body having a clip or clamp system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/028Holding devices, e.g. on the body having a mainly rigid support structure

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カテーテルの変形を防止しつつ、きわめて簡
単、かつ確実に固定することができ、さらに簡単な方法
で一時的に固定を解除し、再固定することが可能な、カ
テーテル固定具を提供する。 【構成】カテーテルよりも低硬度の有機高分子エラスト
マー製にして、カテーテル挿通用の透孔を有する少なく
とも一部が円筒状の保持具1と、硬質かつ可撓性の素材
製にして、前記保持具の円筒状部を外周より均等に押圧
して該円筒状部に挿通されたカテーテルを固定するクリ
ップ2と、前記保持具、クリップのいずれか一方に設け
た他物への固定用翼部4とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体内へ挿入留置して輸
液の注入や体液の循環、排液の排出等に用いられるカテ
ーテルの不測の進退を防止するカテーテル固定具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カテーテルを患者体表面に固定す
る手段としては、体表面より外側にあるカテーテルをテ
ープで固定する手段、体表面より外側にあるカテーテル
を皮膚に結紮糸により縫い付けて固定する手段、皮下ト
ンネルを作成しそこにカフ付のカテーテルを挿入する手
段などがある。テープで固定する手段は簡便な手段であ
るが、万一カテーテルに不測の外力が加わった場合、カ
テーテルがずれ動いてしまう危険性があった。また、カ
テーテルを皮膚に結紮糸により縫い付ける手段は、比較
的簡便なため、最も多く用いられているが、カテーテル
の糸を巻回した部分に応力が集中するため、その部分で
折れ曲がってカテーテルの内腔が閉塞したり、カテーテ
ルを傷つける危険性があり、問題であった。さらに、皮
下トンネルを作成する手段は、確実であるが、留置の手
技が煩雑であり、通常最も多く用いられる高カロリー輸
液用のカテーテルとしては、留置期間が数週間と短いこ
ともあり、あまり用いられない。そこで、これらの問題
点を解決するために、カテーテルと皮膚を媒介してカテ
ーテルの体表面に対する固定を確実かつ簡便に行なうた
めのカテーテル固定具が従来多く考案されている。
【0003】従来のこの種のカテーテル固定具における
カテーテルあるいはカテーテルと類似の血管内留置針な
どの固定手段としては、特開昭62−298374号公
報に示されるようにラチェット機構の付いたクランプで
カテーテルを直接挟持する手段や実開平5−48954
号公報に示されるように目玉クリップを用いて留置針を
直接挟持する手段などが開示されている。また、特開昭
59−177066号公報には断面が半円状の溝を形成
したクランプを折曲げて重ねることにより形成される断
面が円形の透孔内にカテーテルを挟持する手段が開示さ
れている。
【0004】また、特開昭55−16650号公報に
は、カテーテル挿通用孔を備えた固定具の端部外周に端
部に向かって小径となるテーパーを形成し、該テーパー
に螺合する環状体にてカテーテルの外径に応じて締めつ
けの程度を調節する手段が開示されている。
【0005】また、特開昭62−281965号公報、
特開平1−308572号公報、特開平4−22727
4号公報には、カテーテルを挿通した保持具の外周を糸
で縛ることにより、カテーテルを固定する手段が開示さ
れている。さらに、特開昭60−100973号公報、
特開昭63−222772号公報には、カテーテルを挿
通した保持具の外周を細長い可撓性締付具で締めつける
ことによりカテーテルを固定する手段が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カテーテルの保持固定
具の果たすべき必要最低限の役割としては、保持具を
体表面に確実に固定できること、保持具にカテーテル
を確実に固定できること、カテーテルの流量を確保す
るため、カテーテルの内腔断面積を確保すること、
医療従事者の負担を軽減するため、前記固定の手技が容
易であることなどが挙げられる。さらに、特に血管内に
比較的長期間留置したカテーテルの場合、カテーテルの
先端やその周辺の血管壁に血栓が付着し、カテーテルに
よる吸引、注入時の流量が低下する場合があり、このよ
うな時はカテーテルを若干押しずらしたり、捻転させた
りして流量が上がるように調節する手技が一般的である
ため、上記〜に加え、カテーテルの固定後も任意
に、かつ簡便にカテーテルの固定を一時解除し、カテー
テルの捻転などの操作が可能で、かつその操作後、再度
カテーテルを簡便に固定することができるものが望まし
い。
【0007】しかしながら、上記公開公報に示されるカ
テーテル保持具におけるカテーテルの固定手段は、まず
特開昭62−298374号公報に示されるラチェット
機構の付いたクランプでカテーテルを挟持する手段や実
開平5−48954号公報に示される目玉クリップを用
いてカテーテルを挟み付ける方法、特開昭59−177
066号公報に示される断面が半円状の溝を形成したク
ランプを折曲げて重ねることにより形成される断面が円
形の透孔内にカテーテルを挟持する手段、特開昭55−
16650号公報に示されるカテーテル挿通用孔を備え
た固定具の端部外周に端部に向かって小径となるテーパ
ーを螺設し、該テーパーに螺合する環状体にてカテーテ
ルの外径に応じて締めつけの程度を調節する手段では、
カテーテルに比較して硬質な材料で、カテーテルを直接
二方向から挟み付けるため、カテーテルを固定するため
には相応の力で締め付ける必要が有り、締め付けられた
カテーテルが偏平化し内腔断面積が減少するため、カテ
ーテルの流量が低下することがあるという問題点を有し
ていた。
【0008】さらに、上記のように比較的硬質の材料を
もってカテーテルを把持する手段の場合、把持している
固定部分が消毒液等の薬液等により濡れたさいに、固定
に要する摩擦が低下し、カテーテルが容易にずれ動いて
しまう危険もある。
【0009】また、特開昭62−281965号公報、
特開平1−308572号公報、特開平4−22727
4号公報に示されるカテーテルを挿通した保持具の外周
を糸で縛ることによりカテーテルを固定する手段では、
カテーテルに対して全周方向から比較的均一に力が加わ
るため、カテーテルは潰れにくく、カテーテルを確実に
固定しかつ内腔断面積を確保するには十分であるが、固
定手技の簡易性については煩雑であり、また固定を解除
する場合は結紮糸を切断するしかなく、再度の固定を考
慮した場合、簡便な手段であるとは言えない。
【0010】さらに、特開昭60−100973号公
報、特開昭63−222772号公報に示されるカテー
テルを挿通した保持具の外周を細長い可撓性締付具で締
めつけることによりカテーテルを固定する手段において
も同様に、固定を解除する場合はカテーテルと保持具を
固定している可撓性締付具を切断しなければならず、再
度の固定を考慮した場合には、やはり簡便な手段である
とは言えない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記の公開公
報に示されるような従来のカテーテル保持具において
は、下記に示される3つの問題点のうち必ず一つを内包
していた。 保持具のカテーテル固定操作によって、カテーテル断
面が変形し、流量が低下する恐れがある。 保持具のカテーテル固定手技が煩雑である。 保持具とカテーテルを固定後、一度開放した場合には
再固定できないか、あるいは再固定の手技が煩雑であ
る。
【0012】そこで本発明は、かかる欠点を改良してカ
テーテルの再固定を含めた固定操作が簡単で、しかも確
実な固定が可能なカテーテル固定具の提供を目的とする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のカテーテル固定
具は、かかる目的を達成するものであって、カテーテル
よりも低硬度の有機高分子エラストマー製にして、カテ
ーテル挿通用の透孔を有する少なくとも一部が円筒状の
保持具と、硬質かつ可撓性の素材製にして、前記保持具
の円筒状部を外周より均等に押圧して該円筒状部に挿通
されたカテーテルを固定するクリップと、前記保持具、
クリップのいずれか一方に設けた他物への固定用翼部と
からなることを特徴とするカテーテル固定具である。
【0014】前記クリップは、常時においては、カテー
テルの外径よりも大きく前記保持具の外径よりも小さい
内径を有し、前記保持具に被嵌するさいには、押し広げ
て内径を拡大することのできる可撓性を有する円形状を
なしていることが望ましい。また、前記クリップは、蝶
番を介して開閉可能な2つの部材よりなり、閉鎖固定時
においてはカテーテルの外径よりも大きく前記保持具の
外径よりも小さい内径を有する透孔が形成される形状を
なしていることが望ましい。
【0015】さらに、前記クリップは、保持具を被覆す
る円筒状をなし、かつその一端部において軸方向に伸び
る少なくとも1本の切り欠きを有するとともに、外周面
には端部方向に小径となるテーパーが形成されており、
該テーパー部には定内径の環状体を嵌合してなることが
望ましい。さらに、前記クリップは、ほぼ円形状をなす
が両端部がわずかに合致しない間隙を有し、両端部には
前記保持具に被嵌したさいに保持具から突設する突起を
備え、該突起には端部に向けて小径となるテーパーが形
成され、該テーパー部には定内径の環状体が嵌合されて
いることが望ましい。
【0016】
【作用】本発明のカテーテル固定具におけるクリップ
は、外周より均等に押圧するものであるので、内部に挿
通したカテーテルに不均一な変形が生じにくいが、さら
にカテーテルとクリップとの間には有機高分子エラスト
マーからなる保持具が介在するため、クリップにより保
持具が過度に締め付けられても、比較的軟質の保持具が
変形することにより干渉作用を奏するので、保持具に内
挿されたカテーテルに過度の力がかかることがなく、カ
テーテルの不測の変形を防止することができ、カテーテ
ルの断面形状が常に維持できるので、カテーテルの保持
固定による流量の低下を防止することができる。また、
前記クリップは、保持具への締め付け力を簡単に開放し
たり、かつ片手で再度加えたりすることができるので、
カテーテルの固定位置を微調整したり、カテーテルに捻
転などの操作を加え、最適な位置でカテーテルを保持し
ながら再度固定を行う場合に容易である。
【0017】
【実施例】以下、発明に係るカテーテル固定具の各実施
例を図面によって詳細に説明することとする。
【0018】まず、第1の実施例を示す図1〜図5にお
いて、Xはカテーテル固定具にして、このカテーテル固
定具Xは保持具1とクリップ2と翼部4とからなり、Y
はカテーテルである。
【0019】そして、上記保持具1は図1、図2、図5
に示すように、カテーテルYを挿通、固定するための透
孔9を備えた円筒部3からなり、該円筒部3の両側には
皮膚に固定するための翼部4が設けられている。円筒部
3は、有機高分子エラストマー製にして、その一部に
は、円筒部3の軸方向に伸びる切れ目6が形成され、カ
テーテルYが簡易に脱着できるようになされている。ま
た、円筒部3には、円筒部3の軸方向と直交する方向に
溝10が設けてあり、保持具1にクリップ2を被嵌した
際に、クリップ2がずれることを防止することができ
る。
【0020】なお、上記の切れ目6は必ずしも必要では
なく、溝10の数、幅、深さ等については特に制限はな
く、またこれらは必ずしも必要なものではない。さら
に、保持具1の円筒部3の内周壁にも、カテーテルと保
持具の摩擦力(引き抜き抵抗力)を向上させるための段
あるいは溝が形成されていてもよい。さらに、翼部4に
は皮膚に縫合固定するための小孔5が穿孔されている
が、翼部4と小孔5については数に制限のあるものでは
なく、またこれらは後述のクリップ2に設けられていて
もよい。また、前記の翼部4には、図2に示すように小
孔5が設けられていなくてもよく、この場合には、翼部
4の皮膚と接する下面に皮膚に貼付するための粘着剤1
1が塗布されており、この粘着力により、カテーテル固
定具Xと皮膚とを固定することができる。
【0021】さらに、保持具1の翼部4の形状は図4に
示すように、カテーテル挿入箇所を保護、被覆するため
にほぼ円形になっていてもよく、この場合には翼部4に
対してカテーテルYを挿通固定するための円筒部3は斜
めに立設し、円筒部3の透孔9はこの円盤状の翼部4の
透孔と連通するようにすることが望ましい。
【0022】また、上記保持具1の形成用材として使用
している有機高分子エラストマーとは、常温付近でゴム
状弾性を有するものであって、例えば天然ゴム、ブタジ
エン、イソプレン、ペンタジエン、ヘキサジエン、ヘプ
タジエン、クロロプレン等のジエン系モノマーの重合体
あるいはその共重合体、ブチレン−エチレン−スチレン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、オルガノポ
リシロキサン等のシリコーンゴム、ポリウレタン、軟質
ポリ塩化ビニル等があげられる。
【0023】上記有機高分子エラストマーには抗菌物質
が含有されているものも使用されるが、この抗菌物質と
は抗菌作用を有する物質であり、例えばエリスロマイシ
ン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、クロ
ラムフェニコール、フシジン酸、ミカマイシン、カナマ
イシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン、クラミシ
ジン、ストレプトマイシン、ポリミキシン、コリスチ
ン、バシトラシン等の抗生物質、クロルヘキシジン等の
ビグアニド化合物、ベンゼトニウム、ベンザルコニウ
ム、ラウリル硫酸、アルキルポリアミノエチルグリシ
ン、脂肪酸等の表面活性を有する化合物、フェノール、
ヘキサクロロフェン、レゾルシン等のフェノール誘導
体、ホウ酸、ホウ砂等のホウ酸化合物、ヨウ素、ヨード
ホルム、ポビドンヨード等のヨウ素化合物、金、銀、
銅、水銀等の金属、チメロサール、メチロブロミン等の
金属化合物、アクリノール、メチルロザニリン等の抗菌
色素化合物、酢酸マフェニド、スルファジアジン、スル
フィソミジン、スルファメトキサゾール等のサルファ剤
等があげられる。これらの抗菌物質は、ナトリウム塩、
カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、塩酸塩、
硫酸塩、酢酸塩、グルコン酸塩等の塩化合物であっても
よい。
【0024】また、上記保持具1の形成用材には、顔
料、染料等の着色剤等の添加物が加えられていてもよ
い。本発明のカテーテル固定具によるカテーテル固定
は、保持具とカテーテルとの摩擦により固定されるので
あるから、保持具の形成材料として選択される有機高分
子エラストマーとしては、使用するカテーテル形成材料
に対して摩擦力の大きいものを選択することが好まし
く、カテーテルの形成材料に対応して選択することが望
ましい。また、材料硬度は特に限定されるものではな
く、カテーテルよりも軟らかければよい。
【0025】さらに、前記保持具1の作製方法として
は、通常、有機高分子エラストマーの成形に採用されて
いる一般的な方法が用いられ、例えば射出成形法やディ
ッピング法等がある。
【0026】次に、クリップ2は図1および図3〜図5
に示すように、円形状部7を有し、前記保持具1よりも
硬質の可撓性素材にて形成され、カテーテルYが挿通せ
しめられた保持具1の円筒部3に被嵌するものである。
この円形状部7の内径は、前記保持具1の円筒部3の外
径よりも小さく、前記カテーテルYの外径よりも大きく
作られ、両端部に形成した把持部8,8を外側から挟み
付けることにより円形状部7の内径を押し広げて、前記
保持具1に被嵌すると、円形状部7の自己収縮力によ
り、その円形状部7の内壁面12が円筒部3を均一に圧
縮して、該円筒部3に挿通せしめられているカテーテル
Yを固定することが可能となる。
【0027】また、前記把持部8は、手技者が容易に把
持できるように設けてあるが、単に円形状部7の延長で
あってもよく、把持部8は特に必要はない。さらに、ク
リップは図1、図3、図4に示すように、一重構造でも
よく、図5に示すように二重以上の構造でもよいが、ク
リップを被嵌した時の保持具とカテーテルの圧着面積の
確保と脱着の簡易性の兼合いから、二重構造が特に好ま
しい。
【0028】そして、このクリップ2は、有機高分子プ
ラスチック、金属などの比較的硬質の素材にて形成され
るが、押し広げたときに壊れない剛性と、元の形状に復
元する弾性を有していれば、いかなる素材でもよく、例
えばこれに用いる有機高分子プラスチックとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリメタクリル酸メチル、ポリエステル、ナイ
ロン、ポリカーボネート、ポリウレタン等の熱可塑製樹
脂が好ましく、またこれらの混合物あるいは共重合体で
あってもよく、また金属は、例えばアルミニウム、鉄等
であり、ステンレス等他の金属との合金であってもよ
い。
【0029】このカテーテル固定具Xの使用方法として
は、まず通常の方法でカテーテルYを経皮的に挿入し、
その先端部を目的部位に到達させて留置した後、その後
端部を保持具1の円筒部3の透孔9およびクリップ2の
円形状部7をそれぞれ挿通させて引出し、しかる後にこ
の保持具1の円筒部3にクリップ2の両把持部8を押し
縮めて被嵌し、この被嵌後に保持具1の円筒部3をクリ
ップ2の内壁面12で圧縮することによって、保持具1
が圧縮され、カテーテルと圧着することにより、カテー
テル固定具XをカテーテルYと確実に固定する。
【0030】あるいは、あらかじめカテーテルYの後端
部にカテーテル固定具Xを上記とほぼ同様の方法で取付
けた後に、カテーテルYを患者の体内に挿入、留置し、
しかる後にクリップ2の両把持部8を押圧しながら、カ
テーテル固定具Xを固定すべき位置までずらし、両把持
部8への押圧を止めることにより、カテーテルYを固定
することができる。
【0031】そして、円筒部3に切れ目6が設けられて
いる場合には、上記のごとく、カテーテルYを円筒部3
の透孔9より引き出す代わりに、この切れ目6を拡張さ
せて嵌入することができる。また、保持具1またはクリ
ップ2の翼部4に、結紮用の小孔5を設けた場合には、
上記のごとく、保持具1の円筒部3にクリップ2を被嵌
した後、翼部4の小孔5に糸を通し、皮膚に縫合するこ
とによって、カテーテル固定具Xを介して皮膚へのカテ
ーテルYの固定を確実なものとし、カテーテルYの不測
の進退を確実に防止させることができる。
【0032】次に、本発明におけるカテーテル固定具の
第2の実施例を示す図6〜図11において、Xはカテー
テル固定具にして、このカテーテル固定具Xは保持具1
とクリップ2と翼部4とからなることは、先の実施例1
と同様である。
【0033】カテーテル固定具の保持具1は、図6に示
すように、先の実施例1の保持具1と同様のものであ
り、翼部4はクリップ2に設けられている。図6に示す
保持具1には、カテーテルを簡易に脱着するための切れ
目6が施され、クリップ2を固定するための溝10が2
ヶ設けられている。なお、切れ目6、溝10の数、形状
には特に制限はなく、図13に示すように切れ目、溝が
なくてもよい。
【0034】クリップ2は、図8に示すように蝶番18
を介して開閉可能な2つの部材である可動部16と固定
部17とからなり、閉鎖時にカテーテル挿通用の透孔1
5が形成されるように可動部16と固定部17との接触
面13,13には断面が半円形状の溝19,19が穿設
されている。可動部16と固定部17との接触部近傍に
は接離可能な係止具14,14が配装されており、閉鎖
状態を安定に保持することができ、しかも簡単な操作で
外して開放状態とすることも可能である。
【0035】クリップ2の溝19,19には、図7に示
される保持具1に形成された溝10の形状、位置に合致
するように、保持具1の固定、圧縮を行うための段20
が設けられている。段20の内壁面21は、クリップ2
の閉鎖時にほぼ円形となる形状をしており、閉鎖時には
段20の内壁面21の内径は、保持具1に形成された溝
10の外径よりも小さいので、段20の内壁面21にて
保持具1、さらに該保持具1を介してカテーテルを圧縮
固定することができる。
【0036】なお、クリップ2の溝19には必ずしも段
20を形成する必要はなく、この場合は、可動部16と
固定部17との閉鎖時に形成される透孔15の内径が保
持具1の外径よりも小さく形成されていればよい。
【0037】また、クリップ2には、図8に示すよう
に、小孔5の穿孔された翼部4を設けたが、特にこの形
状に限定されるものではなく、糸による結紮や粘着剤に
よる貼付等によるカテーテル固定具の皮膚への固定に適
した形状であればよい。
【0038】さらに、クリップの開閉方向は、図9に示
すように、円筒部3の軸方向と平行方向であってもよ
く、また、係止部14は図9、図10、図12に示すよ
うな係止手段であってもよい。可動部16は図11に示
すように、クリップ2の一部であってもよい。
【0039】次に、本発明におけるカテーテル固定具X
の第3の実施例を示す図14において、Xはカテーテル
固定具にして、このカテーテル固定具Xは保持具1とク
リップ2と翼部4とからなることは、先の実施例1、実
施例2と同様である。
【0040】この保持具1の形状は、図14に示すよう
に、図13に示した保持具1と同様のものである。クリ
ップ2は、円筒状をなし、保持具1を被覆している。ク
リップ2の一端部には、軸方向に伸びる切り欠き22,
22,22が形成されており、クリップ2の外周面には
端部方向に小径となるテーパーが螺設されており、該テ
ーパー部には定内径の環状体25が螺合されている。
【0041】クリップ2のテーパー面に形成されたねじ
24と環状体25の内周面に形成されたねじとは互いに
嵌合旋回可能であり、クリップ2の先端方向から環状体
25を嵌合、旋回することにより、クリップ2が環状体
25により圧縮され、溝22の幅が縮小されることによ
り、保持具1を介して、内挿されたカテーテルを圧縮固
定することができる。なお、溝22の数、長さ、幅につ
いては特に制限はなく、また外周面23と環状体25の
嵌合手段は、ねじ構造以外の手段でもよい。
【0042】次に、本発明におけるカテーテル固定具X
の第4の実施例を示す図15において、Xはカテーテル
固定具にして、このカテーテル固定具Xは保持具1とク
リップ2と翼部4とからなることは、先の実施例1、実
施例2、実施例3と同様である。この保持具1の形状
は、図15に示すように、図2に示した保持具と同様の
ものである。クリップ2は、ほぼ円形状をなすが両端部
がわずかに合致しない間隙26を有する形状をなしてお
り、両端部には前記保持具に被嵌したさいに保持具から
突設する突起27,27を備え、該突起27,27には
端部に向けて小径となるテーパーが螺設され、該テーパ
ー部には定内径の環状体29が螺合されている。
【0043】突起27,27のテーパー面に形成された
ねじ28と環状体29の内周面に形成されたねじとは互
いに嵌合旋回可能であり、クリップ2の先端方向から環
状体29を嵌合、旋回することにより、クリップ2が環
状体29により圧縮され、間隙26の幅が縮小されるこ
とにより、保持具1を介して、内挿されたカテーテルを
圧縮固定することができる。
【0044】上記の様に本発明におけるカテーテル固定
具における保持具の形状は、少なくともその一部に、周
上均一にカテーテルを被覆する円筒状の部分を有し、ま
た保持具またはクリップには、皮膚に固定するための翼
部を有する。この固定のための翼部の形状は、特に制限
されるものではなく、皮膚にずれのなく固定のできる形
状であればよい。
【0045】具体例 次に本発明のカテーテル固定具の実際の作製例を示す。
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂として、市販のEVA
FLEX(三井・デュポン ポリケミカル株式会社製)
の各種銘柄のものを用い、図7に示した保持具を、射出
成形機J−100(株式会社日本製鋼所製)を用いて射
出成形した。使用したEVAFLEXは、JIS硬度3
0A(K−6301)の45X、43Aの40Y、66
Aの150、70Aの220の4種類であった。14G
〜16Gの血管カテーテル(外径1.5〜2.0mm)
の固定を目的として、保持具の透孔9の内径は、1.5
mmとした。次に、ポリプロピレンとして、市販の出光
ポリプロJ−2000G(出光石油化学株式会社製)を
用い、図8に示したクリップを同様に射出成形した。
【0046】上記のようにして得られた、それぞれ硬度
の異なる4銘柄のエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂で作
製した保持具に、14G及び16Gのポリウレタン製カ
テーテル(JIS硬度85A)を挿通した。この保持具
に、上記のようにして作製したクリップを被嵌した後、
可動部16を閉じ、さらに係止部14,14を係合させ
てクリップを固定した。クリップ内に設けた段の内壁面
21で保持具の溝10が圧縮されることにより、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂の銘柄に拘わらず、保持具と
カテーテルは密着し確実に固定された。また固定の前後
でカテーテルの流量には変化がなく、断面の変形は殆ど
なかった。
【0047】本発明のカテーテル固定具に使用しうるカ
テーテルは、体液の排出、体液の循環、輸液や潅流液の
注入あるいは排出、または検査のために体内に挿入され
る医療用のチューブであれば、いかなるものでもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカテーテル固定具は、カテーテルの変形を防止しつ
つ、カテーテルをきわめて簡単、かつ確実に患者の体表
等に固定することができ、さらに簡単な方法で一時的に
固定を解除し、再固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるカテーテル固定具の第1の実施
例を示す斜視図である。
【図2】実施例1のカテーテル保持具の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図3】図1に示すカテーテル固定具を構成するクリッ
プの斜視図である。
【図4】実施例1のカテーテル固定具の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図5】実施例1のカテーテル固定具のさらに他の実施
形態を示す斜視図である。
【図6】本発明におけるカテーテル固定具の第2の実施
例を示す斜視図である。
【図7】図6に示すカテーテル固定具を構成する保持具
の斜視図である。
【図8】図6に示すカテーテル固定具を構成するクリッ
プの斜視図である。
【図9】実施例2のカテーテル固定具の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図10】図9に示すカテーテル固定具を構成する係止
部の拡大正面図である。
【図11】実施例2のカテーテル固定具のさらに他の実
施形態を示す斜視図である。
【図12】図11に示すカテーテル固定具を構成する係
止部の拡大正面図である。
【図13】図11に示すカテーテル固定具を構成する保
持具の斜視図である。
【図14】本発明におけるカテーテル固定具の第3の実
施例を示す斜視図である。
【図15】本発明におけるカテーテル固定具の第4の実
施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
X カテーテル固定具 1 保持具 2 クリップ 3 円筒部 4 翼部 5 小孔 6 切れ目 7 円形状部 8 把持部 9,15 透孔 10,19 溝 11 粘着剤 12 内壁面 13 接触面 14 係止部 16 可動部 17 固定部 18 蝶番 20 段 21 内壁面 22 切り欠き 23 外周面 24,28 ねじ 25,29 環状体 26 間隙 27 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【作用】本発明のカテーテル固定具におけるクリップ
は、外周より均等に押圧するものであるので、内部に挿
通したカテーテルに不均一な変形が生じにくいが、さら
にカテーテルとクリップとの間には有機高分子エラスト
マーからなる保持具が介在するため、クリップにより保
持具が過度に締め付けられても、比較的軟質の保持具が
変形することにより緩衝作用を奏するので、保持具に内
挿されたカテーテルに過度の力がかかることがなく、カ
テーテルの不測の変形を防止することができ、カテーテ
ルの断面形状が常に維持できるので、カテーテルの保持
固定による流量の低下を防止することができる。また、
前記クリップは、保持具への締め付け力を簡単に開放し
たり、かつ片手で再度加えたりすることができるので、
カテーテルの固定位置を微調整したり、カテーテルに捻
転などの操作を加え、最適な位置でカテーテルを保持し
ながら再度固定を行う場合に容易である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】カテーテル固定具の保持具1は、図7に示
すように、先の実施例1の保持具1と同様のものであ
り、翼部4はクリップ2に設けられている。図6に示す
保持具1には、カテーテルを簡易に脱着するための切れ
目6が施され、クリップ2を固定するための溝10が2
ヶ設けられている。なお、切れ目6、溝10の数、形状
には特に制限はなく、図13に示すように切れ目、溝が
なくてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 正直 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 横井 洋 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルよりも低硬度の有機高分子エ
    ラストマー製にして、カテーテル挿通用の透孔を有する
    少なくとも一部が円筒状の保持具と、 硬質かつ可撓性の素材製にして、前記保持具の円筒状部
    を外周より均等に押圧して該円筒状部に挿通されたカテ
    ーテルを固定するクリップと、 前記保持具、クリップのいずれか一方に設けた他物への
    固定用翼部とからなることを特徴とするカテーテル固定
    具。
  2. 【請求項2】 前記クリップは、常時においては、カテ
    ーテルの外径よりも大きく前記保持具の外径よりも小さ
    い内径を有し、前記保持具に被嵌するさいには、押し広
    げて内径を拡大することのできる可撓性を有する円形状
    をなしていることを特徴とする請求項1記載のカテーテ
    ル固定具。
  3. 【請求項3】 前記クリップは、蝶番を介して開閉可能
    な2つの部材よりなり、閉鎖固定時においてはカテーテ
    ルの外径よりも大きく前記保持具の外径よりも小さい内
    径を有する透孔が形成される形状をなしていることを特
    徴とする請求項1記載のカテーテル固定具。
  4. 【請求項4】 前記クリップは、保持具を被覆する円筒
    状をなし、かつその一端部において軸方向に伸びる少な
    くとも1本の切り欠きを有するとともに、外周面には端
    部方向に小径となるテーパーが形成されており、該テー
    パー部には定内径の環状体を嵌合してなることを特徴と
    する請求項1記載のカテーテル固定具。
  5. 【請求項5】 前記クリップは、ほぼ円形状をなすが両
    端部がわずかに合致しない間隙を有し、両端部には前記
    保持具に被嵌したさいに保持具から突設する突起を備
    え、該突起には端部に向けて小径となるテーパーが形成
    され、該テーパー部には定内径の環状体を嵌合してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のカテーテル固定具。
JP6184161A 1994-07-14 1994-07-14 カテーテル固定具 Pending JPH0824344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184161A JPH0824344A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 カテーテル固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184161A JPH0824344A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 カテーテル固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0824344A true JPH0824344A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16148439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6184161A Pending JPH0824344A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 カテーテル固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824344A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518327A (ja) * 1997-10-01 2001-10-16 ボストン・サイエンティフィック・リミテッド スリップハブを有する経皮カテーテル
JP2009544428A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ブルースカイ・メディカル・グループ・インコーポレーテッド 被覆材
EP2545954A1 (en) * 2011-07-13 2013-01-16 Covidien LP Catheter fixation device
CN103143105A (zh) * 2013-02-27 2013-06-12 曾其强 引流管固定装置
WO2014071014A1 (en) * 2012-11-01 2014-05-08 Muffin Incorporated Implements for identifying sheath migration
KR101535899B1 (ko) * 2015-02-02 2015-07-13 (주)지온메드 의료용 튜브 고정구
US9198801B2 (en) 2004-04-05 2015-12-01 Bluesky Medical Group, Inc. Flexible reduced pressure treatment appliance
US9364639B2 (en) 2013-03-15 2016-06-14 Cook Medical Technologies Llc Moveable cuff
JP2016106813A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社ジェイ・エム・エス ガイドワイヤ導入補助具
US9616200B2 (en) 2005-12-21 2017-04-11 Venetc International, Inc. Intravenous catheter anchoring device
US10058642B2 (en) 2004-04-05 2018-08-28 Bluesky Medical Group Incorporated Reduced pressure treatment system
US10322262B2 (en) 2009-05-21 2019-06-18 C. R. Bard, Inc. Medical device securement system
US10561815B2 (en) 2005-08-31 2020-02-18 C. R. Bard, Inc. Anchoring system for a catheter

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518327A (ja) * 1997-10-01 2001-10-16 ボストン・サイエンティフィック・リミテッド スリップハブを有する経皮カテーテル
US11730874B2 (en) 2004-04-05 2023-08-22 Smith & Nephew, Inc. Reduced pressure treatment appliance
US10842919B2 (en) 2004-04-05 2020-11-24 Smith & Nephew, Inc. Reduced pressure treatment system
US10363346B2 (en) 2004-04-05 2019-07-30 Smith & Nephew, Inc. Flexible reduced pressure treatment appliance
US10350339B2 (en) 2004-04-05 2019-07-16 Smith & Nephew, Inc. Flexible reduced pressure treatment appliance
US9198801B2 (en) 2004-04-05 2015-12-01 Bluesky Medical Group, Inc. Flexible reduced pressure treatment appliance
US10105471B2 (en) 2004-04-05 2018-10-23 Smith & Nephew, Inc. Reduced pressure treatment system
US10058642B2 (en) 2004-04-05 2018-08-28 Bluesky Medical Group Incorporated Reduced pressure treatment system
US11813407B2 (en) 2005-08-31 2023-11-14 C. R. Bard, Inc. Anchoring system for a catheter
US10561815B2 (en) 2005-08-31 2020-02-18 C. R. Bard, Inc. Anchoring system for a catheter
US9616200B2 (en) 2005-12-21 2017-04-11 Venetc International, Inc. Intravenous catheter anchoring device
US8784393B2 (en) 2006-07-26 2014-07-22 Bluesky Medical Group, Inc. Dressing
JP2009544428A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ブルースカイ・メディカル・グループ・インコーポレーテッド 被覆材
US10322262B2 (en) 2009-05-21 2019-06-18 C. R. Bard, Inc. Medical device securement system
JP2013017754A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Nihon Covidien Kk カテーテル固定具
EP2545954A1 (en) * 2011-07-13 2013-01-16 Covidien LP Catheter fixation device
EP2914327A4 (en) * 2012-11-01 2016-07-06 Muffin Inc DEVICES FOR IDENTIFYING A WRENCH SHIFT
CN104755124B (zh) * 2012-11-01 2019-04-12 玛芬股份有限公司 用于确定鞘管迁移的工具
JP2015533336A (ja) * 2012-11-01 2015-11-24 マフィン・インコーポレイテッドMuffin Incorporated シース移動を識別するための器具
CN104755124A (zh) * 2012-11-01 2015-07-01 玛芬股份有限公司 用于确定鞘管迁移的工具
WO2014071014A1 (en) * 2012-11-01 2014-05-08 Muffin Incorporated Implements for identifying sheath migration
CN103143105A (zh) * 2013-02-27 2013-06-12 曾其强 引流管固定装置
US9364639B2 (en) 2013-03-15 2016-06-14 Cook Medical Technologies Llc Moveable cuff
JP2016106813A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社ジェイ・エム・エス ガイドワイヤ導入補助具
KR101535899B1 (ko) * 2015-02-02 2015-07-13 (주)지온메드 의료용 튜브 고정구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0824344A (ja) カテーテル固定具
EP0247590B1 (en) Catheter-securing member and catheter assembly mounted with the same
US10561815B2 (en) Anchoring system for a catheter
US4874380A (en) Catheter retaining device
US20230173228A1 (en) Drainage catheter hub with a semi-compressed suture seal
US6088889A (en) Clamp operable as a hemostasis valve
US20150088095A1 (en) Flush entrance hemostasis valve with unobstructed passageway
US20040254534A1 (en) Sliding connection assembly to facilitate lead stabilization
JP4903603B2 (ja) カテーテル固定具
US6165156A (en) Device and method for fastening a catheter
WO2002068024A9 (en) Anchoring device for medical apparatus
US20090326474A1 (en) Universal strap device
JPH0213471A (ja) カテーテル組立体
JPH10305103A (ja) カテーテル固定具
JPH01308572A (ja) カテーテル固定具
JP2020014588A (ja) 止血器具
GB2054027A (en) Plastic ligating clips
EP0274418A2 (en) Catheter retaining device
JP3835882B2 (ja) 留置針組立体
JP2582655Y2 (ja) カテーテル保持具
JP2003154012A (ja) 留置管状体の固定具
US20230398332A1 (en) Guidewire safety device
JPH10118178A (ja) 医療用逆止弁
EP4192563A2 (en) Intermittent catheter assemblies
JPH02299665A (ja) カテーテル保持具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524