JPH08243243A - ゲーム機の呼出ランプネットワークシステム - Google Patents

ゲーム機の呼出ランプネットワークシステム

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JPH08243243A
JPH08243243A JP4883895A JP4883895A JPH08243243A JP H08243243 A JPH08243243 A JP H08243243A JP 4883895 A JP4883895 A JP 4883895A JP 4883895 A JP4883895 A JP 4883895A JP H08243243 A JPH08243243 A JP H08243243A
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JP
Japan
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island
lamp
cpu unit
call
unit
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JP4883895A
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English (en)
Inventor
Hayato Iwase
早人 岩瀬
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MASHIRO DENSHI KK
Original Assignee
MASHIRO DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト化の要求を満たしながら、島毎の情
報を集積処理し、各呼出ランプに前日の遊技情報等をデ
ジタル表示することができるようにする。 【構成】 各島12毎にマスタCPUユニット(MC
U)17を設置すると共に、島12の各パチンコ機11
上方の呼出ランプ13にスレーブCPUユニット(SC
U)20を設ける。MCU17は、それが管理する島1
2の各呼出ランプ13のSCU20から個々のパチンコ
機11の遊技情報を集積し、そのデータを、MCU17
のバッテリ18でバックアップされたメモリ19に記憶
し、必要に応じて、このメモリ19に記憶されているデ
ータをSCU20に転送して、呼出ランプ13のデジタ
ル表示部27に表示させる。また、MCU17と各SC
U20との間を結ぶサブ通信ライン22を使用して、隣
接するSCU20相互の動作監視とメイン通信ライン2
1の異常時のバックアップを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム機の上方に設置
された呼出ランプの点灯を島毎に制御するゲーム機の呼
出ランプネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ店においては、5台
〜20台程度のパチンコ機(又はパチスロ機)を横一列
に設置した島が店内に複数列配置され、各島のパチンコ
機の上方にはそれぞれ呼出ランプが設置されている。こ
の呼出ランプは、トラブル発生時等に遊技客が店員を呼
び出すのに使用される他、不正表示、特賞表示、打止め
表示等を行ったり、島全体の呼出ランプを順番に点灯・
点滅させるフリッカーを行うのに使用される。更に、近
年では、各呼出ランプに、個々のパチンコ機の特賞回数
等の遊技情報をデジタル表示するデジタル表示部が設け
られたものもある。このように呼出ランプが多機能化す
ると、各呼出ランプの点灯・表示を個々にマイクロコン
ピュータにより制御する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各呼
出ランプの点灯・表示を個々にマイクロコンピュータに
より制御すると、個々のパチンコ機の特賞回数等の遊技
情報をマイクロコンピュータのデータメモリであるRA
Mに蓄積できるが、このRAMに蓄積されたデータは電
源がオフされると、消えてしまうため、前日の遊技情報
を呼出ランプにデジタル表示することはできない。この
場合でも、各マイクロコンピュータにバックアップ電源
を装備すれば、前日の遊技情報をデジタル表示すること
は可能であるが、これでは大幅なコストアップになって
しまい、低コスト化の要求を満たすことができない。
【0004】しかも、各呼出ランプにマイクロコンピュ
ータを設けただけでは、各パチンコ機毎の情報を個別に
集積できるのみであり、島全体の情報の集積管理を行う
ことができない。そこで、各パチンコ機のマイクロコン
ピュータの情報をホールコンピュータ(店のホストコン
ピュータ)に送信して、ホールコンピュータで島毎の情
報を集積管理することが考えられるが、そのためにはホ
ールコンピュータの処理能力を現行より大幅アップさせ
た非常に高価な機種に変更する必要があり、設備コスト
がかかり過ぎる欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、低コスト化の要求を
満たしながら、島毎の情報を一元的に集積管理すること
ができると共に、各呼出ランプに前日等の遊技情報をデ
ジタル表示することができるゲーム機の呼出ランプネッ
トワークシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のゲーム機の呼出ランプネットワ
ークシステムは、店内の各島に複数台のゲーム機を設置
すると共に、各ゲーム機の上方に呼出ランプを設置し、
各島の呼出ランプの点灯を制御するものにおいて、各島
毎に呼出ランプ集中管理用のマスタCPUユニットを設
置し、各呼出ランプ毎に、個々のゲーム機の遊技情報を
デジタル表示するデジタル表示部とランプ点灯・デジタ
ル表示を制御するスレーブCPUユニットとを設け、前
記マスタCPUユニットは、それが管理する島に属する
各呼出ランプのスレーブCPUユニットから個々のゲー
ム機の遊技情報を集積し、そのデータを記憶保持するバ
ックアップ電源付きのメモリを装備している。
【0007】この構成において、請求項2のように、各
島に設置された代表ランプについてもスレーブCPUユ
ニットを設け、前記マスタCPUユニットは、それが管
理する島に設置された代表ランプのスレーブCPUユニ
ットも管理するようにしても良い。
【0008】更に、請求項3のように、前記マスタCP
Uユニットと前記スレーブCPUユニットとの間をメイ
ンとサブの2本の通信ラインで接続し、メイン通信ライ
ンは前記マスタCPUユニットと前記スレーブCPUユ
ニットとの間の遊技情報・初期情報の通信を行い、サブ
通信ラインは、隣接するスレーブCPUユニット相互の
動作監視とメイン通信ライン異常時のバックアップ用の
通信ラインとして使用するようにしても良い。
【0009】
【作用】上述した請求項1の構成によれば、島に設置さ
れたマスタCPUユニットは、それが管理する島に属す
る各呼出ランプのスレーブCPUユニットから個々のゲ
ーム機の遊技情報を集積し、そのデータをバックアップ
電源付きのメモリに記憶し、必要に応じて、このメモリ
に記憶されているデータをスレーブCPUユニットに転
送して、呼出ランプのデジタル表示部に表示させる。従
って、各呼出ランプのスレーブCPUユニットの個々に
はバックアップ電源が不要になり、スレーブCPUユニ
ットは簡単な構成のもので良い。
【0010】この場合、島毎にマスタCPUユニットを
設ける必要があるが、マスタCPUユニットは1つの島
を管理するだけであるので、あまり大きな処理能力を必
要とせず、量産されている低価格なCPUを使用するこ
とができる。従って、ホールコンピュータの処理能力を
現行より大幅アップさせた非常に高価な機種に変更する
場合と比較して、マスタCPUユニットを島毎に設けた
方がコスト的に有利である。
【0011】また、請求項2では、マスタCPUユニッ
トは、それが管理する島に設置された代表ランプのスレ
ーブCPUユニットも管理する。これにより、島に設置
される全てのランプ類をマスタCPUユニットによって
一元的に管理することができる。
【0012】更に、請求項3では、マスタCPUユニッ
トとスレーブCPUユニットとの間をメインとサブの2
本の通信ラインで接続し、メイン通信ラインを使用して
マスタCPUユニットとスレーブCPUユニットとの間
の遊技情報・初期情報の通信を行う。一方、サブ通信ラ
インは、隣接するスレーブCPUユニット相互の動作監
視すると共に、メイン通信ラインに断線等の異常が発生
した場合には、それまでメイン通信ラインで行われてい
た情報通信をサブ通信ラインによってバックアップす
る。これにより、ネットワークシステムの信頼性を向上
させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図1に基づいてシステム全体の概略構成
を説明する。パチンコ店内には、5台〜20台程度のパ
チンコ機11を横一列に設置した島12が複数列配置さ
れ、各パチンコ機11の上方にはそれぞれ呼出ランプ1
3が設置されている。また、島12の上面両端部には代
表ランプ14が取り付けられている。これら呼出ランプ
13及び代表ランプ14は、電源ライン15を介して電
源トランス16に接続され、交流24Vの電力が供給さ
れる。
【0014】各島12毎に呼出ランプ集中管理用のマス
タCPUユニット(以下「MCU」と略称する)17が
設置されている。このMCU17は、演算処理を実行す
るCPU(図示せず)、制御プログラム等を記憶したR
OM(図示せず)、バッテリ18をバックアップ電源と
するRAM等のメモリ19を内蔵している。一方、各呼
出ランプ13には、点灯表示を制御するスレーブCPU
ユニット(以下「SCU」と略称する)20が設けられ
ている。同様に、代表ランプ14にも点灯表示を制御す
るSCU31が設けられている。各SCU20,31
は、演算処理を実行するCPU(図示せず)、制御プロ
グラム等を記憶したROM(図示せず)、データを一時
的に記憶するRAM(図示せず)を内蔵している。
【0015】これらMCU17と各SCU20,31と
の間はメインとサブの2本の双方向通信ライン21,2
2で接続され、メイン通信ライン21は、MCU17と
各SCU20との間の遊技情報・初期情報等の通信を行
い、サブ通信ライン22は、隣接するSCU20相互の
動作監視とメイン通信ライン21の異常時のバックアッ
プ用の通信ラインとして使用するようになっている。
【0016】図2に示すように、各SCU20は、中継
器23を介してパチンコ機11の補給球カウンタ24、
アウト球カウンタ25及び情報ターミナル26から情報
を取り込めるようになっている。ここで、補給球カウン
タ24は、島12の球補給路(図示せず)から賞球タン
ク(図示せず)内に補給されるパチンコ球の数をカウン
トし、アウト球カウンタ25は、アウト球の数をカウン
トする。また、情報ターミナル26は、遊技盤中央のデ
ジタルのスタート信号、特賞(大当り)信号、ドアオー
プン信号等、パチンコ機11の遊技情報を出力する。
【0017】一方、呼出ランプ13には、図3に示すよ
うに、中央部にデジタル表示部27と表示モード切替ス
イッチ28a,28b及び呼出ボタン29が設けられて
いる。この実施例では、デジタル表示部27は4桁の7
セグメント式LED表示器により構成され、遊技者が表
示モード切替スイッチ28a,28bを操作することに
より、デジタル表示部27の表示を例えば台番号表示、
特賞回数表示、スタート回数表示、出球数表示等のいず
れかに切り替えることができるようになっている。ま
た、呼出ランプ13には例えば4対の点灯エリアA〜D
が設けられ、各点灯エリアA〜Dにランプ素子30が2
個ずつ内蔵されている。例えば、点灯エリアA,Bは赤
色カバーが装着され、呼出ボタン29がオンされたとき
に点滅される。点灯エリアCは黄色カバーが装着され、
不正信号入力後に点滅される。点灯エリアDは青色カバ
ーが装着され、特賞信号入力後に点滅される。
【0018】また、代表ランプ14には、図4に示すよ
うに、3つの点灯エリアE〜Gが設けられ、各点灯エリ
アE〜Gにランプ素子(図示せず)が内蔵されている。
例えば、点灯エリアEは赤色カバーが装着され、呼出ラ
ンプ13の呼出ボタン29がオンされたときに点滅され
る。点灯エリアFは黄色カバーが装着され、呼出ランプ
13への不正信号入力後に点滅される。点灯エリアGは
青色カバーが装着され、呼出ランプ13への特賞信号入
力後に点滅される。
【0019】次に、信号の流れについて説明する。各パ
チンコ機11の補給球カウンタ24、アウト球カウンタ
25及び情報ターミナル26から出力された情報を中継
器23に集めてSCU20に入力する。SCU20は、
入力信号が不正信号であれば、呼出ランプ13の黄色の
点灯エリアCを点滅させ、入力信号が特賞信号であれ
ば、青色の点灯エリアDを点滅させる。また、呼出ボタ
ン29がオンされたときには、赤色の点灯エリアA,B
を点滅させる。更に、SCU20は、表示モード切替ス
イッチ28a,28bの操作により選択された表示モー
ドでデジタル表示部27の表示を制御し、デジタル表示
部27に例えば台番号表示、特賞回数表示、スタート回
数表示、出球数表示等を行わせる。
【0020】また、SCU20は、入力された信号をメ
イン通信ライン21を経由してMCU17へ送信する。
MCU17は、入力信号の中から代表ランプ14の点灯
表示制御に関する信号(呼出信号、不正信号、特賞信
号)を当該代表ランプ14のSCU31に出力し、代表
ランプ14に呼出表示、不正表示、特賞表示を行わせ
る。また、MCU17は、特賞信号を受信した時等にフ
リッカー信号を出力して島11全体の呼出ランプ13を
順番に点灯・点滅させるフリッカーを実行する。更に、
MCU17は、各呼出ランプ13のSCU20から送信
されてくるスタート信号、特賞信号、補給球カウント信
号、アウト球カウント信号、不正信号、呼出信号等の遊
技情報をパチンコ機11毎に集積処理し、そのデータを
バッテリ18でバックアップされたメモリ19に記憶保
持すると共に、打止め数に達したパチンコ機11が出れ
ば、そのパチンコ機11のSCU20に打止め信号を出
力して、呼出ランプ13に打止め表示を行わせる等、打
止め処理を行う。
【0021】システムの稼働中は、サブ通信ライン22
を使用して、隣接するSCU20相互の動作監視を行
い、SCU20の暴走、デッドロック等の異常を検出し
たときには当該SCU20をリセットする等の復旧処理
を行い、この処理を1〜2回行っても正常に復旧しない
場合には、当該SCU20の機能を停止させる等の措置
を取る。また、メイン通信ライン21に断線等の異常が
発生した場合には、サブ通信ライン22をバックアップ
用の通信ラインとして使用し、このサブ通信ライン22
を使用して各SCU20,31とMCU17との間の情
報通信を代行させる。これにより、フェールセーフなシ
ステムとなり、ネットワークシステムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0022】電源がオフされると、システム全体の機能
が停止し、各SCU20,31のRAMに記憶されてい
るデータも消失するが、MCU17のメモリ19はバッ
テリ18でバックアップされているので、電源オフ中も
MCU17のメモリ19の記憶データは保持され続け
る。
【0023】この後、電源がオンされると、まず、MC
U17から一番近いSCU20にサブ通信ライン22を
使用して識別番号IDを出力して当該SCU20のID
を設定し、以後、順番に隣のSCU20にリレーしてI
Dを設定していく。このようにして全てのSCU20,
31にIDを設定した後、MCU17のメモリ19に記
憶されている初期情報をメイン通信ライン21を経由し
て各呼出ランプ13のSCU20と各代表ランプ14の
SCU31に送信する。これにより、各呼出ランプ13
と各代表ランプ14は、MCU17から送られてくる処
理情報により、各種の機能設定値、台番号、点灯モード
パターン、前日・前々日等の過去のスタート回数、前日
・前々日等の過去の特賞回数、前日・前々日等の過去の
出球数等のデータをSCU20,31のRAMに記憶
し、稼働状態となる。
【0024】この後、遊技客が表示モード切替スイッチ
28a,28bを操作して前日・前々日等の過去のデー
タを表示するモードに設定すると、SCU20のRAM
から前日・前々日等の過去のデータが読み出されて、デ
ジタル表示部27に前日・前々日等の過去の特賞回数、
スタート回数、出球数等が表示される。尚、システム稼
働中は、遊技客が表示モード切替スイッチ28a,28
bを操作して本日のデータを表示するモードに切り替え
ると、MCU17で集計された本日の特賞回数、スター
ト回数、出球数等がSCU20に読み込まれて、デジタ
ル表示部27に本日の特賞回数、スタート回数、出球数
等が表示される。
【0025】以上説明した実施例では、島12を管理す
るMCU17に、バッテリ18でバックアップされたメ
モリ19を設け、電源オフ後も各パチンコ機11の前日
・前々日等の過去の遊技情報をMCU17のメモリ19
に記憶保持させるようにしたので、各呼出ランプ13の
SCU20の個々にはバックアップ電源が不要になり、
SCU20の構成を簡単にすることができる。しかも、
保存情報をMCU17のメモリ19に集中させることが
できるため、ノイズ対策も容易となり、この面からも構
成簡単化の要求を満たすことができる。
【0026】この場合、島12毎にMCU17を設ける
必要があるが、MCU17は1つの島12を管理するだ
けであるので、あまり大きな処理能力を必要とせず、量
産されている低価格なCPUを使用することができる。
従って、ホールコンピュータの処理能力を現行より大幅
アップさせた非常に高価な機種に変更する場合と比較し
て、MCU17を島12毎に設けた方がコスト的に有利
であり、パチンコホールの設備コスト低減につながる。
【0027】尚、各島12のMCU17で集計した情報
を必要に応じてホールコンピュータに送信するようにし
ても良い。この場合でも、島12内のデータ集計処理は
MCU17で行われるので、ホールコンピュータへの負
担は少なく、現行のホールコンピュータでも十分に処理
可能である。
【0028】また、上記実施例は、島12にパチンコ機
11を設けた実施例であるが、パチスロ機等の他のゲー
ム機を設けても良い。その他、本発明は、実施に際し
て、呼出ランプ13、代表ランプ14、デジタル表示部
27の構成を変更したり、点灯パターンや表示パターン
を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で、種々
変更して実施できることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、島に設置されたマスタCP
Uユニットは、それが管理する島に属する各呼出ランプ
のスレーブCPUユニットから個々のゲーム機の遊技情
報を集積し、そのデータをバックアップ電源付きのメモ
リに記憶し、必要に応じて、このメモリに記憶されてい
るデータをスレーブCPUユニットに転送して、呼出ラ
ンプのデジタル表示部に表示させるようにしたので、島
毎の情報をマスタCPUユニットで一元的に集積管理し
ながら、各呼出ランプに前日等の遊技情報をデジタル表
示することができる。しかも、各呼出ランプのスレーブ
CPUユニットの個々にはバックアップ電源が不要にな
り、スレーブCPUユニットの構成を簡単化できると共
に、保存情報を1つのメモリに集中させることができ
て、ノイズ対策も容易となり、設備コスト低減の要求を
満たすことができる。
【0030】また、請求項2では、マスタCPUユニッ
トは、それが管理する島に設置された代表ランプのスレ
ーブCPUユニットも管理するので、島に設置される全
てのランプ類をマスタCPUユニットによって一元的に
管理することができる。
【0031】更に、請求項3では、マスタCPUユニッ
トとスレーブCPUユニットとの間をメインとサブの2
本の通信ラインで接続し、サブ通信ラインを使用して、
隣接するスレーブCPUユニット相互の動作監視とメイ
ン通信ライン異常時のバックアップを行うようにしたの
で、ネットワークシステムの信頼性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すネットワークシステム
全体のブロック図
【図2】パチンコ機と呼出ランプとの間の通信ラインを
示すブロック図
【図3】呼出ランプの正面図
【図4】代表ランプの側面図
【符号の説明】
11…パチンコ機、12…島、13…呼出ランプ、14
…代表ランプ、15…電源ライン、17…MCU(マス
タCPUユニット)、18…バッテリ(バックアップ電
源)、19…メモリ、20…SCU(スレーブCPUユ
ニット)、21…メイン通信ライン、22…サブ通信ラ
イン、24…補給球カウンタ、25…アウト球カウン
タ、26…情報ターミナル、27…デジタル表示部、2
8a,28b…表示モード切替スイッチ、29…呼出ボ
タン、30…ランプ素子、31…SCU(スレーブCP
Uユニット)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店内の各島に複数台のゲーム機を設置す
    ると共に、各ゲーム機の上方に呼出ランプを設置し、各
    島の呼出ランプの点灯を制御するゲーム機の呼出ランプ
    ネットワークシステムにおいて、 各島毎に呼出ランプ集中管理用のマスタCPUユニット
    を設置し、 各呼出ランプ毎に、個々のゲーム機の遊技情報をデジタ
    ル表示するデジタル表示部とランプ点灯・デジタル表示
    を制御するスレーブCPUユニットとを設け、 前記マスタCPUユニットは、それが管理する島に属す
    る各呼出ランプのスレーブCPUユニットから個々のゲ
    ーム機の遊技情報を集積し、そのデータを記憶保持する
    バックアップ電源付きのメモリを装備していることを特
    徴とするゲーム機の呼出ランプネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 各島に設置された代表ランプについても
    スレーブCPUユニットが設けられ、前記マスタCPU
    ユニットは、それが管理する島に設置された代表ランプ
    のスレーブCPUユニットも管理することを特徴とする
    請求項1に記載のゲーム機の呼出ランプネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記マスタCPUユニットと前記スレー
    ブCPUユニットとの間がメインとサブの2本の通信ラ
    インで接続され、メイン通信ラインは、前記マスタCP
    Uユニットと前記スレーブCPUユニットとの間の遊技
    情報・初期情報の通信を行い、サブ通信ラインは、隣接
    するスレーブCPUユニット相互の動作監視とメイン通
    信ライン異常時のバックアップ用の通信ラインとして使
    用することを特徴とする請求項1又は2に記載のゲーム
    機の呼出ランプネットワークシステム。
JP4883895A 1995-03-08 1995-03-08 ゲーム機の呼出ランプネットワークシステム Pending JPH08243243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004033645A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Oizumi Corp 遊技媒体補給要求表示システムおよび同システムを利用した遊技媒体補給方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004033645A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Oizumi Corp 遊技媒体補給要求表示システムおよび同システムを利用した遊技媒体補給方法

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