JPH0824299A - 霊柩寝台車兼用宮型霊柩車 - Google Patents
霊柩寝台車兼用宮型霊柩車Info
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- JPH0824299A JPH0824299A JP18517094A JP18517094A JPH0824299A JP H0824299 A JPH0824299 A JP H0824299A JP 18517094 A JP18517094 A JP 18517094A JP 18517094 A JP18517094 A JP 18517094A JP H0824299 A JPH0824299 A JP H0824299A
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- funeral
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Abstract
(57)【要約】
【構成】室内の左右両側に、社の外観を有する御宮2を
室内から室外へ又は室外から室内へ移送することができ
る御宮用ガイドレール3が敷設され、後部扉5が御宮2
を室内外に出入れすることができるように観音開きなど
の開閉式扉に構成され、室内の御宮用ガイドレール3の
内側底部に棺又は担架収納用ガイドローラを敷設し、御
宮、棺又は担架を載置することができる台車6を備えて
成る霊柩寝台車兼用宮型霊柩車1。 【効果】葬儀に際し霊柩車を使用しようとする時には後
部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用して社の外観を
有する御宮を室内に入れ、一方、使用しない時には、後
部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用して社の外観を
有する御宮を室外に排出すればよく、台車上に御宮を載
置して、当該台車を押し、御宮用ガイドレール上に乗せ
て容易に御宮を室内に入れることができ、又、御宮用ガ
イドレール上を移行させて、当該台車上に御宮を移すこ
とにより、御宮の室外への移送も容易になし得る。当該
台車は、霊柩車としての不使用時には御宮をその台上に
乗せて置くことができる。
室内から室外へ又は室外から室内へ移送することができ
る御宮用ガイドレール3が敷設され、後部扉5が御宮2
を室内外に出入れすることができるように観音開きなど
の開閉式扉に構成され、室内の御宮用ガイドレール3の
内側底部に棺又は担架収納用ガイドローラを敷設し、御
宮、棺又は担架を載置することができる台車6を備えて
成る霊柩寝台車兼用宮型霊柩車1。 【効果】葬儀に際し霊柩車を使用しようとする時には後
部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用して社の外観を
有する御宮を室内に入れ、一方、使用しない時には、後
部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用して社の外観を
有する御宮を室外に排出すればよく、台車上に御宮を載
置して、当該台車を押し、御宮用ガイドレール上に乗せ
て容易に御宮を室内に入れることができ、又、御宮用ガ
イドレール上を移行させて、当該台車上に御宮を移すこ
とにより、御宮の室外への移送も容易になし得る。当該
台車は、霊柩車としての不使用時には御宮をその台上に
乗せて置くことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、葬儀用又は遺体の病院
下げ用等広範囲に使用可能な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
に関する。
下げ用等広範囲に使用可能な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遺体を納めた棺を葬儀場から火葬
場へ運ぶのに、一般的な、宮型と称される霊柩車が使用
されている。この宮型の霊柩車は、社の外観を有する御
宮を自動車の後部から運転席背後の屋根にかけて載置し
た形態に構成されている。即ち、この宮型の霊柩車で
は、社の外観を有する御宮が外部から一目瞭然と見える
形態で、自動車の車体に固定されている。一方、人が病
院その他の場所で死亡して遺体を病院等から自宅又は葬
儀場に送る為に、遺体を搬送する車付担架を収納するよ
うにした霊柩寝台車があり、通常、葬儀社としては、前
記のような霊柩車と霊柩寝台車2種類の車を用意する必
要があり、これが葬儀費用のコストに少なからず影響を
及ぼすことになっていた。これを解消する為に、自動車
内部に、棺用の案内ローラと車付担架用の案内レールと
を具備させ霊柩車と霊柩寝台車とを一台の自動車で両用
できるようにした霊柩車が提案されている(特公平3−
49583号公報)。そして、この霊柩車では、このよ
うな設備を備えさせて霊柩車と霊柩寝台車とを一台の自
動車で両用できるようにしている他に、霊柩車としての
態勢を整えさせる為に、一対の霊棺用祭壇等の葬儀用飾
り部材をそれぞれの飾り部が外方に面するように配設し
ている。即ち、当該霊柩車では、従来の社の外観を有す
る御宮を排除した形態となっている。
場へ運ぶのに、一般的な、宮型と称される霊柩車が使用
されている。この宮型の霊柩車は、社の外観を有する御
宮を自動車の後部から運転席背後の屋根にかけて載置し
た形態に構成されている。即ち、この宮型の霊柩車で
は、社の外観を有する御宮が外部から一目瞭然と見える
形態で、自動車の車体に固定されている。一方、人が病
院その他の場所で死亡して遺体を病院等から自宅又は葬
儀場に送る為に、遺体を搬送する車付担架を収納するよ
うにした霊柩寝台車があり、通常、葬儀社としては、前
記のような霊柩車と霊柩寝台車2種類の車を用意する必
要があり、これが葬儀費用のコストに少なからず影響を
及ぼすことになっていた。これを解消する為に、自動車
内部に、棺用の案内ローラと車付担架用の案内レールと
を具備させ霊柩車と霊柩寝台車とを一台の自動車で両用
できるようにした霊柩車が提案されている(特公平3−
49583号公報)。そして、この霊柩車では、このよ
うな設備を備えさせて霊柩車と霊柩寝台車とを一台の自
動車で両用できるようにしている他に、霊柩車としての
態勢を整えさせる為に、一対の霊棺用祭壇等の葬儀用飾
り部材をそれぞれの飾り部が外方に面するように配設し
ている。即ち、当該霊柩車では、従来の社の外観を有す
る御宮を排除した形態となっている。
【0003】尚、葬儀費用のコストの低減から、他に、
各種霊柩車が提案されており、霊柩車における左右両側
の窓板を、一枚の彫刻板として形成し、この彫刻窓板を
車体部材に着脱及び装着可能にすることにより、需要者
の要望に応じてた彫刻模様を有する霊柩車を提供できる
ようにした霊柩車(特公平3−49513号公報)、屋
外のどのような場所でも葬儀式場が作れるよう自動車に
祭壇その他葬儀に必要な設備を備えさせるようにした移
動祭壇車(特開昭52−149718号公報)等が提案
されている。
各種霊柩車が提案されており、霊柩車における左右両側
の窓板を、一枚の彫刻板として形成し、この彫刻窓板を
車体部材に着脱及び装着可能にすることにより、需要者
の要望に応じてた彫刻模様を有する霊柩車を提供できる
ようにした霊柩車(特公平3−49513号公報)、屋
外のどのような場所でも葬儀式場が作れるよう自動車に
祭壇その他葬儀に必要な設備を備えさせるようにした移
動祭壇車(特開昭52−149718号公報)等が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、宮型の霊柩車の一種ではあるが、社の外観を有する
御宮が、自動車の室内外に出入れすることができ、霊柩
車と霊柩寝台車とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減
でき、葬儀用に又は遺体の病院下げ用等広範囲に使用可
能な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車を提供することを目的と
したものである。本発明の前記ならびにそのほかの目的
と新規な特徴は、本明細書の記述及び添附図面からあき
らかになるであろう。
み、宮型の霊柩車の一種ではあるが、社の外観を有する
御宮が、自動車の室内外に出入れすることができ、霊柩
車と霊柩寝台車とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減
でき、葬儀用に又は遺体の病院下げ用等広範囲に使用可
能な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車を提供することを目的と
したものである。本発明の前記ならびにそのほかの目的
と新規な特徴は、本明細書の記述及び添附図面からあき
らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、霊柩寝台車兼
用宮型霊柩車において、当該霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
は、その室内の左右両側に社の外観を有する御宮を当該
室内から室外へ又は室外から室内へ移送することができ
る御宮用ガイドレールが敷設され、その後部扉が前記御
宮を室内外に出入れすることができるように観音開きな
どの開閉式扉に構成され、その室内の前記御宮用ガイド
レールの内側底部に棺又は担架収納用ガイドローラを敷
設して成ることを特徴とする霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
に係り、好ましい実施態様として、当該霊柩寝台車兼用
宮型霊柩車が、御宮、棺又は担架を載置することができ
る台車を備えて成ること、又、社の外観を有する御宮
が、観音開きに構成されていること、更に、室内に収納
した御宮が動かないようにストッパーを備えて成るこ
と、更には、御宮用ガイドレールの外側であって、車体
の側面の透明窓及び後部扉の内側に沿い遮蔽手段を備え
て成ることを特徴とするものである。
用宮型霊柩車において、当該霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
は、その室内の左右両側に社の外観を有する御宮を当該
室内から室外へ又は室外から室内へ移送することができ
る御宮用ガイドレールが敷設され、その後部扉が前記御
宮を室内外に出入れすることができるように観音開きな
どの開閉式扉に構成され、その室内の前記御宮用ガイド
レールの内側底部に棺又は担架収納用ガイドローラを敷
設して成ることを特徴とする霊柩寝台車兼用宮型霊柩車
に係り、好ましい実施態様として、当該霊柩寝台車兼用
宮型霊柩車が、御宮、棺又は担架を載置することができ
る台車を備えて成ること、又、社の外観を有する御宮
が、観音開きに構成されていること、更に、室内に収納
した御宮が動かないようにストッパーを備えて成るこ
と、更には、御宮用ガイドレールの外側であって、車体
の側面の透明窓及び後部扉の内側に沿い遮蔽手段を備え
て成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、後部扉が、御宮を室内外に出入れ
することができるように観音開きなどの開閉式扉に構成
され、室内の左右両側に、社の外観を有する御宮を当該
室内外へ移送することができる御宮用ガイドレールが敷
設されているので、葬儀に際し、霊柩車を使用しようと
する時には、後部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用
して社の外観を有する御宮を室内に入れ、一方、使用し
ない時には、後部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用
して社の外観を有する御宮を室外に排出すればよく、本
発明の霊柩車には、台車を備えて成るので、当該台車上
に御宮を載置して、当該台車を押し、御宮用ガイドレー
ル上に乗せて容易に御宮を室内に入れることができ、
又、御宮用ガイドレール上を移行させて、当該台車上に
御宮を移すことにより、御宮の室外への移送も容易にな
し得る。当該台車は、霊柩車としての不使用時には御宮
をその台上に乗せて置くことができる。本発明では、
又、御宮用ガイドレールの内側に棺又は担架収納用ガイ
ドローラを敷設しているので、当該ガイドローラを利用
して、遺体の入った棺を収納することができ、他方、当
該ガイドローラを利用して、遺体を病院等から自宅又は
葬儀場に送る為の車付担架をも収納することができる。
本発明の霊柩車は、上記のように、宮型の霊柩車の一種
ではあるが、社の外観を有する御宮が、自動車の車体に
固定されていず、自動車の室内外に出入れすることがで
き、一台の自動車で霊柩車と宮型霊柩寝台車とを兼備で
き、葬儀費用のコストを低減できるし、社の外観を有す
る御宮が、自動車の車体に固定されていず、自動車の室
内外に出入れすることができので、葬儀用に又は遺体の
病院下げ用に止まらず、社の外観を有する御宮を回避す
るようなキリスト葬、神式葬、密葬等にも使え、広範囲
に使用可能な霊柩寝台車兼霊柩車を提供することができ
る。
することができるように観音開きなどの開閉式扉に構成
され、室内の左右両側に、社の外観を有する御宮を当該
室内外へ移送することができる御宮用ガイドレールが敷
設されているので、葬儀に際し、霊柩車を使用しようと
する時には、後部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用
して社の外観を有する御宮を室内に入れ、一方、使用し
ない時には、後部扉を開いて御宮用ガイドレールを利用
して社の外観を有する御宮を室外に排出すればよく、本
発明の霊柩車には、台車を備えて成るので、当該台車上
に御宮を載置して、当該台車を押し、御宮用ガイドレー
ル上に乗せて容易に御宮を室内に入れることができ、
又、御宮用ガイドレール上を移行させて、当該台車上に
御宮を移すことにより、御宮の室外への移送も容易にな
し得る。当該台車は、霊柩車としての不使用時には御宮
をその台上に乗せて置くことができる。本発明では、
又、御宮用ガイドレールの内側に棺又は担架収納用ガイ
ドローラを敷設しているので、当該ガイドローラを利用
して、遺体の入った棺を収納することができ、他方、当
該ガイドローラを利用して、遺体を病院等から自宅又は
葬儀場に送る為の車付担架をも収納することができる。
本発明の霊柩車は、上記のように、宮型の霊柩車の一種
ではあるが、社の外観を有する御宮が、自動車の車体に
固定されていず、自動車の室内外に出入れすることがで
き、一台の自動車で霊柩車と宮型霊柩寝台車とを兼備で
き、葬儀費用のコストを低減できるし、社の外観を有す
る御宮が、自動車の車体に固定されていず、自動車の室
内外に出入れすることができので、葬儀用に又は遺体の
病院下げ用に止まらず、社の外観を有する御宮を回避す
るようなキリスト葬、神式葬、密葬等にも使え、広範囲
に使用可能な霊柩寝台車兼霊柩車を提供することができ
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の実施例を示す要部構成図であ
る。図2(A)は、本発明の実施例を示す使用態様の説
明図である。図2(B)は、本発明の実施例を示す御宮
用ガイドレールと御宮との関係を示す要部構成図であ
る。
明する。図1は、本発明の実施例を示す要部構成図であ
る。図2(A)は、本発明の実施例を示す使用態様の説
明図である。図2(B)は、本発明の実施例を示す御宮
用ガイドレールと御宮との関係を示す要部構成図であ
る。
【0008】図1及び図2(B)に示すように、自動車
(霊柩寝台車兼霊柩車)1の室内底部には、社の外観を
有する御宮2を当該室内から室外へ又は室外から室内へ
移送することができるように御宮用ガイドレール3が敷
設されている。当該社の外観を有する御宮2には、車
(車輪)4が取付けられている。御宮用ガイドレール3
は、室内の左右両側に敷設されている。
(霊柩寝台車兼霊柩車)1の室内底部には、社の外観を
有する御宮2を当該室内から室外へ又は室外から室内へ
移送することができるように御宮用ガイドレール3が敷
設されている。当該社の外観を有する御宮2には、車
(車輪)4が取付けられている。御宮用ガイドレール3
は、室内の左右両側に敷設されている。
【0009】図2(C)〜(F)に、上記御宮用ガイド
レールの各種例を示す。図2(C)は、平底レールの例
を、図2(D)は、牛頭レールの例を、図2(E)は、
みぞレールの例を、又、図2(F)は、キーストンプレ
ートによるレールの例をそれぞれ示してある。
レールの各種例を示す。図2(C)は、平底レールの例
を、図2(D)は、牛頭レールの例を、図2(E)は、
みぞレールの例を、又、図2(F)は、キーストンプレ
ートによるレールの例をそれぞれ示してある。
【0010】図1に示すように、自動車(霊柩寝台車兼
霊柩車)1の後部扉5は、当該御宮2を室内外に出入れ
することができるように観音開きによる開閉式扉に構成
されている。図2(A)に示すように、当該後部扉5
を、上下開閉式扉に構成してもよい。
霊柩車)1の後部扉5は、当該御宮2を室内外に出入れ
することができるように観音開きによる開閉式扉に構成
されている。図2(A)に示すように、当該後部扉5
を、上下開閉式扉に構成してもよい。
【0011】図1にて、6は、台車である。当該霊柩寝
台車兼霊柩車1の使用に際し、社の外観を有する御宮2
を当該台車6の台上に載置し、当該台車6の端部の手押
し部7を押して、当該霊柩寝台車兼霊柩車1に近付け、
当該車1の後部扉5を開いて、御宮2を御宮用ガイドレ
ール3上を走行させ、当該車1の内部に収納させること
ができる。
台車兼霊柩車1の使用に際し、社の外観を有する御宮2
を当該台車6の台上に載置し、当該台車6の端部の手押
し部7を押して、当該霊柩寝台車兼霊柩車1に近付け、
当該車1の後部扉5を開いて、御宮2を御宮用ガイドレ
ール3上を走行させ、当該車1の内部に収納させること
ができる。
【0012】当該御宮2の後部扉8も、観音開きに構成
されている。当該御宮2の後部扉8を開き、御宮2内部
に、遺体の入った棺を収納することができる。当該霊柩
寝台車兼霊柩車1には、その内部に収納した御宮2が動
かないようにストッパー9を備えて成るとよい。
されている。当該御宮2の後部扉8を開き、御宮2内部
に、遺体の入った棺を収納することができる。当該霊柩
寝台車兼霊柩車1には、その内部に収納した御宮2が動
かないようにストッパー9を備えて成るとよい。
【0013】当該霊柩寝台車兼霊柩車1は、当該台車6
の端部の手押し部7を押して当該霊柩寝台車兼霊柩車1
に近付け、後部扉5を開き、御宮2を御宮用ガイドレー
ル3上を走行させ、当該車1の室外に排出させることが
できる。当該台車6は、霊柩車としての不使用時には、
御宮2をその台上に乗せて置くことができる。
の端部の手押し部7を押して当該霊柩寝台車兼霊柩車1
に近付け、後部扉5を開き、御宮2を御宮用ガイドレー
ル3上を走行させ、当該車1の室外に排出させることが
できる。当該台車6は、霊柩車としての不使用時には、
御宮2をその台上に乗せて置くことができる。
【0014】図3(A)は、霊柩寝台車兼霊柩車1の底
部における御宮用ガイドレール3と棺又は担架収納用ガ
イドローラ9との配置図で、同図に示すように、御宮用
ガイドレール3の内側に棺又は担架収納用ガイドローラ
10を敷設している。御宮2が入っていない時には、棺
又は担架を当該棺又は担架収納用ガイドローラ10上を
走行させ、遺体の入った棺を収納し、又は、遺体を病院
等から自宅又は葬儀場に送る為の車付担架を収納するこ
とができる。
部における御宮用ガイドレール3と棺又は担架収納用ガ
イドローラ9との配置図で、同図に示すように、御宮用
ガイドレール3の内側に棺又は担架収納用ガイドローラ
10を敷設している。御宮2が入っていない時には、棺
又は担架を当該棺又は担架収納用ガイドローラ10上を
走行させ、遺体の入った棺を収納し、又は、遺体を病院
等から自宅又は葬儀場に送る為の車付担架を収納するこ
とができる。
【0015】図3(B)は、本発明の他の実施例を示
す。図3(B)に示すように、御宮2の内部をくり貫
き、棺又は担架11を、当該棺又は担架収納用ガイドロ
ーラ10上を走行させ、遺体の入った棺又は遺体を病院
等から自宅又は葬儀場に送る為の車付担架11を、御宮
2の内部に収納することができるようにしてある。
す。図3(B)に示すように、御宮2の内部をくり貫
き、棺又は担架11を、当該棺又は担架収納用ガイドロ
ーラ10上を走行させ、遺体の入った棺又は遺体を病院
等から自宅又は葬儀場に送る為の車付担架11を、御宮
2の内部に収納することができるようにしてある。
【0016】前記台車6は、御宮2のみならず、棺又は
担架11を載置することができる。即ち、当該台車6上
に、棺又は担架11を載置し、霊柩寝台車兼霊柩車1の
内部に収納することができる。
担架11を載置することができる。即ち、当該台車6上
に、棺又は担架11を載置し、霊柩寝台車兼霊柩車1の
内部に収納することができる。
【0017】図1および図2(A)に示すように、自動
車(霊柩寝台車兼霊柩車)1の車体の側面には大型の透
明窓12を設ける。また、後部扉5にも透明窓13を設
ける。車体の側面の上記透明窓12及び後部扉5の透明
窓13には、霊柩寝台車兼霊柩車1の室内に収納した社
の外観を有する御宮2等が外部から見える。そこで、図
3(A)に示すように、必要に応じて御宮用ガイドレー
ル3とこれら車体の側面の上記透明窓12及び後部扉5
の透明窓13との間に、遮蔽手段14を備えさせるとよ
い。遮蔽手段14は、例えば、カーテンよりなり、電動
式の運転席から操作できるようなカーテンにより構成す
ると良い。
車(霊柩寝台車兼霊柩車)1の車体の側面には大型の透
明窓12を設ける。また、後部扉5にも透明窓13を設
ける。車体の側面の上記透明窓12及び後部扉5の透明
窓13には、霊柩寝台車兼霊柩車1の室内に収納した社
の外観を有する御宮2等が外部から見える。そこで、図
3(A)に示すように、必要に応じて御宮用ガイドレー
ル3とこれら車体の側面の上記透明窓12及び後部扉5
の透明窓13との間に、遮蔽手段14を備えさせるとよ
い。遮蔽手段14は、例えば、カーテンよりなり、電動
式の運転席から操作できるようなカーテンにより構成す
ると良い。
【0018】本発明の上記実施例によれば、後部扉5
が、社の外観を有する御宮2を室内外に出入れすること
ができるように観音開きなどの開閉式扉に構成され、室
内の左右両側に、社の外観を有する御宮2を当該室内外
へ移送することができる御宮用ガイドレール3が敷設さ
れているので、葬儀に際し、霊柩車を使用しようとする
時には、後部扉5を開いて御宮用ガイドレール3を利用
して社の外観を有する御宮を室内に入れ、一方、使用し
ない時には、後部扉5を開いて御宮用ガイドレール3を
利用して社の外観を有する御宮2を室外に排出すればよ
い。御宮2を使用しない時には、御宮用ガイドレール3
の内側に敷設された棺又は担架収納用ガイドローラ10
により、遺体の入った棺11を収納することができ、他
方、当該ガイドローラ10を利用して、遺体を病院等か
ら自宅又は葬儀場に送る為の車付担架11をも収納する
ことができる。従って、本発明によれば、宮型の霊柩車
の一種ではあるが、社の外観を有する御宮2が、自動車
の室内外に出入れすることができ、霊柩車と霊柩寝台車
とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減でき、葬儀用に
又は遺体の病院下げ用に止まらず、社の外観を有する御
宮2を回避するようなキリスト葬、神式葬、密葬等にも
使え、広範囲に使用可能な霊柩寝台車兼霊柩車1を提供
することができる。本発明の霊柩車1には、台車6を備
えて成るので、当該台車6上に御宮2を載置して、当該
台車6を押し、御宮用ガイドレール3上に乗せて容易に
御宮2を室内に入れることができ、又、御宮用ガイドレ
ール3上を移行させて、当該台車6上に御宮2を移すこ
とにより、御宮2の室外への移送も容易になし得る。当
該台車6は、霊柩車としての不使用時には御宮2をその
台上に乗せて置くことができる。本発明の上記実施例に
よれば、又、御宮2には、車輪4が取付けられているの
で、御宮2の出し入れが容易に行える。又、御宮2の後
部扉8は観音開きに構成されており、御宮2の内部に遺
体の入った棺11を収納することができる。本発明の上
記実施例によれば、遮蔽手段14を備えさせることによ
り、霊柩寝台車兼霊柩車1の室内に収納した社の外観を
有する御宮2が、外部から見えたり、あるいは、見えな
かったりすることができる。
が、社の外観を有する御宮2を室内外に出入れすること
ができるように観音開きなどの開閉式扉に構成され、室
内の左右両側に、社の外観を有する御宮2を当該室内外
へ移送することができる御宮用ガイドレール3が敷設さ
れているので、葬儀に際し、霊柩車を使用しようとする
時には、後部扉5を開いて御宮用ガイドレール3を利用
して社の外観を有する御宮を室内に入れ、一方、使用し
ない時には、後部扉5を開いて御宮用ガイドレール3を
利用して社の外観を有する御宮2を室外に排出すればよ
い。御宮2を使用しない時には、御宮用ガイドレール3
の内側に敷設された棺又は担架収納用ガイドローラ10
により、遺体の入った棺11を収納することができ、他
方、当該ガイドローラ10を利用して、遺体を病院等か
ら自宅又は葬儀場に送る為の車付担架11をも収納する
ことができる。従って、本発明によれば、宮型の霊柩車
の一種ではあるが、社の外観を有する御宮2が、自動車
の室内外に出入れすることができ、霊柩車と霊柩寝台車
とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減でき、葬儀用に
又は遺体の病院下げ用に止まらず、社の外観を有する御
宮2を回避するようなキリスト葬、神式葬、密葬等にも
使え、広範囲に使用可能な霊柩寝台車兼霊柩車1を提供
することができる。本発明の霊柩車1には、台車6を備
えて成るので、当該台車6上に御宮2を載置して、当該
台車6を押し、御宮用ガイドレール3上に乗せて容易に
御宮2を室内に入れることができ、又、御宮用ガイドレ
ール3上を移行させて、当該台車6上に御宮2を移すこ
とにより、御宮2の室外への移送も容易になし得る。当
該台車6は、霊柩車としての不使用時には御宮2をその
台上に乗せて置くことができる。本発明の上記実施例に
よれば、又、御宮2には、車輪4が取付けられているの
で、御宮2の出し入れが容易に行える。又、御宮2の後
部扉8は観音開きに構成されており、御宮2の内部に遺
体の入った棺11を収納することができる。本発明の上
記実施例によれば、遮蔽手段14を備えさせることによ
り、霊柩寝台車兼霊柩車1の室内に収納した社の外観を
有する御宮2が、外部から見えたり、あるいは、見えな
かったりすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
宮型の霊柩車の一種ではあるが、社の外観を有する御宮
が、自動車の室内外に出入れすることができ、霊柩車と
霊柩寝台車とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減で
き、葬儀用に又は遺体の病院下げ用等広範囲に使用可能
な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車を提供することができる。
本発明における社の外観を有する御宮には、車(車輪)
が取付けられているので、御宮の出し入れが容易に行え
る。又、御宮の後部扉は観音開きに構成されており、御
宮内部に遺体の入った棺を収納することができる。本発
明における霊柩寝台車兼用宮型霊柩車において台車を備
えさせるようにすることにより、御宮、棺又は担架を容
易に出し入れでき、又、不使用時の御宮を乗せて置くこ
とができる。更に、カーテン等の遮蔽手段を備えさせる
ことにより、必要に応じて透明窓を遮蔽できる。
宮型の霊柩車の一種ではあるが、社の外観を有する御宮
が、自動車の室内外に出入れすることができ、霊柩車と
霊柩寝台車とを兼備でき、葬儀費用のコストを低減で
き、葬儀用に又は遺体の病院下げ用等広範囲に使用可能
な霊柩寝台車兼用宮型霊柩車を提供することができる。
本発明における社の外観を有する御宮には、車(車輪)
が取付けられているので、御宮の出し入れが容易に行え
る。又、御宮の後部扉は観音開きに構成されており、御
宮内部に遺体の入った棺を収納することができる。本発
明における霊柩寝台車兼用宮型霊柩車において台車を備
えさせるようにすることにより、御宮、棺又は担架を容
易に出し入れでき、又、不使用時の御宮を乗せて置くこ
とができる。更に、カーテン等の遮蔽手段を備えさせる
ことにより、必要に応じて透明窓を遮蔽できる。
【図1】図1は、本発明の実施例を示す要部構成図であ
る。
る。
【図2】図2(A)は、本発明の実施例を示す使用態様
の説明図である。図2(B)は、本発明の実施例を示す
御宮用ガイドレールと御宮との関係を示す要部構成図で
ある。図2(C)〜(F)は、それぞれ御宮用ガイドレ
ールの各種例を示す説明図である。
の説明図である。図2(B)は、本発明の実施例を示す
御宮用ガイドレールと御宮との関係を示す要部構成図で
ある。図2(C)〜(F)は、それぞれ御宮用ガイドレ
ールの各種例を示す説明図である。
【図3】図3(A)は、本発明の実施例を示す霊柩寝台
車兼霊柩車の底部における御宮用ガイドレールと棺又は
担架収納用ガイドローラとの配置図である。図3(B)
は、本発明の他の実施例を示す説明図である。
車兼霊柩車の底部における御宮用ガイドレールと棺又は
担架収納用ガイドローラとの配置図である。図3(B)
は、本発明の他の実施例を示す説明図である。
1 霊柩寝台車兼霊柩車 2 社の外観を有する御宮 3 御宮用ガイドレール 4 車輪 5 後部扉 6 台車 7 手押し部 8 御宮の後部扉 9 ストッパー 10 棺又は担架収納用ガイドローラ 11 棺又は担架 12 透明窓 13 透明窓 14 遮蔽手段
Claims (5)
- 【請求項1】 霊柩寝台車兼用宮型霊柩車において、当
該霊柩寝台車兼用宮型霊柩車は、その室内の左右両側に
社の外観を有する御宮を当該室内から室外へ又は室外か
ら室内へ移送することができる御宮用ガイドレールが敷
設され、その後部扉が前記御宮を室内外に出入れするこ
とができるように観音開きなどの開閉式扉に構成され、
その室内の前記御宮用ガイドレールの内側底部に棺又は
担架収納用ガイドローラを敷設して成ることを特徴とす
る霊柩寝台車兼用宮型霊柩車。 - 【請求項2】 請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊
柩車が、御宮、棺又は担架を載置することができる台車
を備えて成る、請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊
柩車。 - 【請求項3】 請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊
柩車における社の外観を有する御宮が、観音開きに構成
されて成る、請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊柩
車。 - 【請求項4】 請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊
柩車が、室内に収納した御宮が動かないようにストッパ
ーを備えて成る、請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型
霊柩車。 - 【請求項5】 請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊
柩車が、御宮用ガイドレールの外側であって、車体の側
面の透明窓及び後部扉の内側に沿い遮蔽手段を備えて成
る、請求項1に記載の霊柩寝台車兼用宮型霊柩車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185170A JP2558228B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 霊柩寝台車兼用宮型霊柩車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185170A JP2558228B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 霊柩寝台車兼用宮型霊柩車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824299A true JPH0824299A (ja) | 1996-01-30 |
JP2558228B2 JP2558228B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=16166063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6185170A Expired - Lifetime JP2558228B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 霊柩寝台車兼用宮型霊柩車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558228B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6185170A patent/JP2558228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558228B2 (ja) | 1996-11-27 |
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