JPH08242618A - 播種プラントの作業速度制御装置 - Google Patents

播種プラントの作業速度制御装置

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JPH08242618A
JPH08242618A JP5295795A JP5295795A JPH08242618A JP H08242618 A JPH08242618 A JP H08242618A JP 5295795 A JP5295795 A JP 5295795A JP 5295795 A JP5295795 A JP 5295795A JP H08242618 A JPH08242618 A JP H08242618A
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JP
Japan
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soil
seeding
speed
working speed
controller
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Pending
Application number
JP5295795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Shimomura
孝道 下村
Mikio Takeshima
幹雄 竹島
Takahiro Sakamoto
貴裕 坂本
Takaaki Sugimura
隆章 杉村
Koichi Ueda
耕一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に空の苗箱に床土を充填し、播種し、
覆土する播種プラントにおいて、床土供給装置と覆土装
置と播種装置の移送用コンベアに対するそれぞれの作業
速度比率を単独で変更でき、一括で作業速度を変更でき
るようにする。 【構成】 箱移送用コンベア6上に床土供給装置7、播
種装置9、覆土装置10と順に配置して、床土供給装
置、播種装置、覆土装置をそれぞれモーターM3・M4
・M5によって駆動し、それぞれのモーターをインバー
タ、微調整器を介してコントローラ2と接続し、箱移送
用コンベアの移送速度に対して、床土供給作業速度、播
種作業速度、覆土作業速度をそれぞれ単独で変更・設定
可能とするように比率設定器17をコントローラ2と接
続すると共に、前記移送速度に対するそれぞれの作業速
度比が一定のまま、一括して全体の作業速度を変更・設
定可能とするように、コントローラ2に作業速度設定器
19を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に空の苗箱を供
給して、この苗箱に床土を充填し、播種し、覆土する播
種プラントの作業速度の制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から苗箱を移送するためのコンベア
を配置し、該コンベア上に順に、床土供給装置、灌水装
置、播種装置、覆土装置と配置し、苗箱に床土を入れた
後に灌水して種子を播き、覆土する一連の作業ができる
播種プラントが公知となっている。上記播種プラントで
は、苗箱の搬送から床土供給、播種、覆土の作業速度を
変更できるようにしており、その変更手段として、床土
供給装置、播種装置、覆土装置のそれぞれの駆動力をコ
ンベアから得る構成では、コンベアを駆動するモーター
の回転数を変更することにより一括して変更できる。ま
た、コンベアの搬送速度変化率に対して床土供給装置及
び覆土装置の用土繰出速度と、播種装置の種子繰出速度
の変化率はそれぞれ異なるために一方の速度に対応させ
て、所定速度比率で速度変更する技術は公知となってい
る。例えば、実公平6−20342号公報の技術であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
床土供給装置、播種装置、覆土装置のそれぞれの駆動力
をコンベアから得る構成では、コンベアのモーターの回
転数を変更することで、一括して作業速度を変更するこ
とはできるが、コンベアの搬送速度の上昇に対して、床
土供給装置、播種装置、覆土装置の繰出量の上昇速度比
率は異なる。つまり、搬送速度上昇の比率に対して同じ
比率で床土の供給を上昇すると、床土は均一に供給され
なかったり、床土量が足らなかったりする。また、前記
後者の技術では床土供給装置と覆土装置とコンベアの速
度を一括変更し、この変更に合わせて種子繰出量を変更
する構成としていたので、床土供給装置と覆土装置と播
種装置はそれぞれ単独では変更できず、微調整ができな
かったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、次のような手段を用いる。即ち、箱移送用コンベア
上に床土供給装置、播種装置、覆土装置と順に配置し
て、播種作業を連続的に行う播種プラントにおいて、床
土供給装置、播種装置、覆土装置を、それぞれモーター
によって駆動し、それぞれのモーターをインバータ、微
調整器を介してコントローラと接続し、箱移送用コンベ
アの移送速度に対して、床土供給作業速度、播種作業速
度、覆土作業速度をそれぞれ単独で変更・設定可能とす
るように比率設定器をコントローラと接続すると共に、
前記移送速度に対するそれぞれの作業速度比が一定のま
ま、一括して全体の作業速度を変更・設定可能とするよ
うに、コントローラに作業速度設定器を接続したもので
ある。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、床土供
給装置、播種装置、覆土装置は各々微調整器によって作
業速度を変更でき、移送速度に対する作業比率は比率設
定器によってそれぞれ単独で変更・設定でき、全体の作
業速度を変更したいときには、作業速度設定器によって
一括して変更・設定できる。
【0006】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び構成は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した本発明の一実施例を
説明する。図1は播種プラントの正面図と制御ブロック
図、図2は播種プラントの平面図である。
【0007】播種プラントの全体構成から説明する。左
側の始端部に苗箱供給装置1が配設されて、該苗箱供給
装置1は上下方向に段積みされた空の苗箱3・3・・・
が下から一枚ずつ取り出され、取出部はモーターM1に
よって駆動され、該モーターM1にはインバータ11、
微調整器21を介してコントローラ2と接続され、取出
速度が制御され、該取出部には箱移送用コンベア6が連
設されて、取り出された苗箱3が箱移送用コンベア6に
移送される。但し、苗箱供給装置1を省いて手作業によ
り苗箱を供給することもできる。なお、この苗箱3は横
向きに搬送され、つまり、苗箱3の長手方向を搬送方向
に対して垂直方向に載せて、一つの苗箱の通過時間を短
くして、同スピードの移送で仕事量を多くしている。そ
して、該箱移送用コンベア6はモーターM2によって駆
動され、該モーターM2にはインバータ15、微調整器
25を介してコントローラ2と接続され、該箱移送用コ
ンベア6には左から順に床土供給装置7、灌水装置8、
播種装置9、覆土装置10と配設されている。
【0008】前記床土供給装置7は上部にホッパー7a
を設け、その下部に充填部7bを設け、該充填部7bは
ベルトをモーターM3によって回転駆動し、苗箱3に一
定量均一に床土を投入する。このモーターM3にはイン
バータ12、微調整器22を介してコントローラ2と接
続され、床土の投入量が制御され、また、駆動開始と停
止を制御するために、箱移送用コンベア6に苗箱3を検
知するセンサーS1・S2が配設され、該センサーS1
・S2はコントローラ2と接続されて、苗箱3の先端が
センサーS1の位置に至ると、モーターM3が駆動され
て床土を繰り出し、苗箱3を移送しながら床土を投入す
る。苗箱3の後端がセンサーS2から離れるとモーター
M3は停止し、床土の投入が停止される。
【0009】そして、前記灌水装置8は水を汲み上げる
ポンプPまたは水道等の水源に電磁比例バルブ4を接続
し、更に、流量計5を介してノズル8aと接続し、該電
磁比例バルブ4には駆動回路16、調整器26を介して
コントローラ2と接続している。更に、灌水装置8の入
口と出口の箱移送用コンベア6にセンサーS2・S3を
設けて、該センサーS2・S3はコントローラ2と接続
されて、苗箱3が灌水装置8に至りセンサーS2がON
すると電磁比例バルブ4を開いて水を出し、苗箱3が完
全に通過してセンサーS3がOFFとなると電磁比例バ
ルブ4を閉じて灌水を止めるようにしており、吐水量は
コントローラ2によって制御され、微調整は調整器26
によって調整できる。
【0010】前記播種装置9は上部にホッパー9aを設
け、下部に繰出装置9bを配置して、繰出装置9bの繰
出ロールをモーターM4によって回転駆動することによ
って、床土を充填した苗箱3上に所定量の種子を播くよ
うにしている。但し、播種装置はロール式に限定するも
のではない。該モーターM4にはインバータ13、微調
整器23を介してコントローラ2と接続され、播種量を
制御し、また、播種装置9の入口と出口の箱移送用コン
ベア6にセンサーS4・S5が設けられ、該センサーS
4・S5はコントローラ2と接続されて、センサーS4
が苗箱の始端を検知すると前記モーターM4を駆動し、
種子を繰り出し、センサーS5が苗箱の終端を検知する
とモーターM4を停止して播種を止める。
【0011】前記覆土装置10は前記床土供給装置7と
略同じ構成としており、上部にホッパー10aを設け、
下部に充填部10bを設け、該充填部10bをモーター
M5によって駆動し、該モーターM5にはインバータ1
4、微調整器24を介してコントローラ2と接続され用
土供給量を制御し、このモーターM5の駆動開始と停止
を制御するために、箱移送用コンベア6に苗箱3を検知
するセンサーS6・S7が配設されて、該センサーS6
・S7はコントローラ2と接続されて、センサーS6が
苗箱の始端を検知すると前記モーターM5を駆動し、用
土を繰り出し、センサーS7が苗箱の終端を検知すると
モーターM5を停止して覆土作業を止める。
【0012】また、上記床土供給装置7と覆土装置10
から用土を供給する量は覆土装置10は播種後の種子が
かくれるように薄く投入するので、床土供給装置7から
投入する量よりもはるかに少なく、また、播種装置9の
播種ロールは形や大きさもことなるので、箱移送用コン
ベア6の回転数の変更に対してはそれぞれ別の比率で増
減しなければならない。そこで、コントローラ2には更
に前記苗箱供給装置1の取出速度、箱移送用コンベア6
の搬送速度に対して、床土供給装置7の供給速度(モー
ターM3の回転速度)、灌水装置8の灌水量、播種装置
9の播種量(モーターM4の回転速度)、及び、覆土装
置10の繰出速度(モーターM5の回転速度)のそれぞ
れの比率を設定するための比率設定器17と、該比率設
定器17で設定した比率のまま全体の作業速度を変更・
設定するための作業速度設定器19が接続されている。
該比率設定器17、作業速度設定器19はテンキーや可
変抵抗器等から入力設定できるようにしている。そし
て、初期値は微調整器21・22・23・24・25と
調整器26によって調整される。
【0013】このような構成において、作業速度設定器
19によって作業速度を設定して、作業を行うと、苗箱
供給装置1のモーターM1を駆動して苗箱を排出し、そ
の排出に合わせて箱移送用コンベア6のモーターM2を
駆動し、床土供給装置7のモーターM3も、灌水装置8
の電磁比例バルブ4も、播種装置9のモーターM4も、
覆土装置10のモーターM5もそれぞれ同様に作業速度
設定器19の設定に合わせた回転数、バルブの開度に増
減される。そして、その作業速度に対して、多くしたり
少なくしたりするときには、微調整器21〜25や調整
器26を調整することで、それぞれ独自に変更できるよ
うにしている。また、前記比率の変更も独自に変更でき
るようにしている。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、作業速度設定器で作業速
度を変更するだけで、床土量や、播種量、覆土量がその
固有の速度比率のまま一括して変更されるようになり、
一つずつ変更する必要がなく簡単に作業量を変更できる
ようになったのである。そして、床土量や、播種量、覆
土量のそれぞれの量は単独で変更することもでき、種子
の種類や育苗施設の種類、オペレーター希望に合わせて
容易に変更できるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】播種プラントの正面図と制御ブロック図であ
る。
【図2】播種プラントの平面図である。
【符号の説明】
1 苗箱供給装置 2 コントローラ 3 苗箱 6 箱移送用コンベア 7 床土供給装置 9 播種装置 10 覆土装置 17 比率設定器 19 作業速度設定器 21・22・23・24・25 微調整器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 貴裕 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 杉村 隆章 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 上田 耕一 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱移送用コンベア上に床土供給装置、播
    種装置、覆土装置と順に配置して、播種作業を連続的に
    行う播種プラントにおいて、箱移送用コンベアの移送速
    度に対して、床土供給作業速度、播種作業速度、覆土作
    業速度をそれぞれ単独で変更・設定可能とすると共に、
    前記移送速度に対するそれぞれの作業速度比が一定のま
    ま、一括して全体の作業速度を変更・設定可能としたこ
    とを特徴とする播種プラントの作業速度制御装置。
JP5295795A 1995-03-13 1995-03-13 播種プラントの作業速度制御装置 Pending JPH08242618A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11171330A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Iseki & Co Ltd 苗箱搬送装置
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629