JPH08242447A - 復号化方法及び受信装置 - Google Patents

復号化方法及び受信装置

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JPH08242447A
JPH08242447A JP7315352A JP31535295A JPH08242447A JP H08242447 A JPH08242447 A JP H08242447A JP 7315352 A JP7315352 A JP 7315352A JP 31535295 A JP31535295 A JP 31535295A JP H08242447 A JPH08242447 A JP H08242447A
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frames
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮フレームの復号化に必要なメモリ容量を
低減することにある。 【解決手段】 3つのタイプのフレーム、即ちイントラ
フレームI0、予測フレームP3,P6及び双方向フレ
ームB1,B2がある。各双方向フレームを連続的に2
回復号化し、一回目(11 )の復号化中に第1フィール
ド1eを得てこれをその復号化の進行につれて表示し
(この復号化中に第2フィールドも得られるが使用しな
い)、次いで2回目(12 )の復号化中に第2フィール
ド1oを得てこれをその復号化の進行につれて表示す
る。双方向フレームはブロックライン単位で復号化され
表示されるので、復号化中のブロックラインをメモリに
順次位置させ、その内容が表示されたブロックラインと
入れ換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル的に圧
縮符号化されたフレーム(画像)を復号化する方法であ
って、 ・単位時間当たりの処理画素数が固定され、 ・フレームが水平及び垂直方向にそれぞれ複数の画素を
含む画素ブロックに分割され、 ・複数のブロックが並んでフレームのラインの長さを占
めるブロックラインを構成し、 ・前記圧縮が順次に伝送されるブロック単位で行われ、
各フレームが少なくとも次の3種類、即ち他のフレーム
と無関係に絶対値で符号化されたイントラフレーム、 前イントラフレーム又は前予測フレームを参照して符号
化された予測形フレーム、及び各々イントラフレーム又
は予測フレームである2つの他のフレームに基づいて符
号化された双方向フレーム、に定義される圧縮符号化フ
レームを復号化する方法に関するものである。
【0002】この方法では、 ・各フレームを復号化後に偶数フィールド及び奇数フィ
ールドの形態で表示し、 ・双方向フレームを復号化に使用されたイントラフレー
ム又は予測フレームの一つの前に表示し、 ・双方向フレームを1ブロックラインづつ順次に復号化
し、 ・各々1ブロックラインの容量を有する領域に区分され
たメモリスペースを復号化中の双方向フレームのブロッ
クラインを記憶するために設け、 ・メモリ内の既に表示された前記領域の一つの内容を表
示中の各ブロックラインと順次入れ代えることを行う。
【0003】本発明は、 ・ディジタル的に圧縮符号化されたフレームを復号化す
る手段と、 ・各フレームを復号化後に偶数フィールド及び奇数フィ
ールドの形態で表示するとともに、双方向フレームを復
号化に使用されたイントラフレーム又は予測フレームの
一つの前に表示させる手段と、 ・双方向フレームを1ブロックラインづつ順次に復号化
する手段と、 ・各々1ブロックラインの容量を有する領域に区分さ
れ、丁度復号化された双方向フレームのブロックライン
を記憶するためのメモリスペースと、 ・メモリ内の既に表示された前記領域の一つの内容を丁
度表示された各ブロックラインと順次入れ代える手段
と、を具えた受信装置にも関するものである。本発明は
標準の精細度のディジタルテレビジョン又は高精細度の
ディジタルテレビジョンに適用しうる。
【0004】
【従来の技術】フレームを圧縮解除する低レートのアル
ゴリズムは時間処理を使用し、かなり大きなメモリ容量
を必要とする。表示の時間処理は復号化の時間処理と相
違する。デコーダはフレームモードで動作し、2フィー
ルドを一緒に復号化し、復号化した2フィールドを順に
表示させているが、これはこれらの表示のためにフレー
ム全体をメモリに記憶しておき、このメモリから2つの
フィールドを連続的に読出すためである。圧縮フレーム
のこのような復号化方法はFR−A2−2703535
に開示されている。これに開示されている方法は、双方
向フレームを1ブロックラインづつ順次に復号化すると
ともに、その内容が既に表示されたブロックラインを復
号化中のブロックラインと順に入れ代えるため、小メモ
リ容量の使用が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、復号
化されたフレームを最小サイズのメモリに、このメモリ
の制御手段を複雑にすることなく記憶することができ、
デコーダ及びメモリの平均コストにおいてもっと経済的
な復号化方法及び受信装置をていきょうすることにあ
る。本発明は双方向フレームの記憶に必要とされるメモ
リスペースの追加の減少をもたらす。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すため
に、本発明は頭書に記載したタイプの復号化方法におい
て、 ・各双方向フレームを連続的に少なくとも2回復号化
し、このフレームの復号化を表示すべき各フィールドご
とに実行し、 ・第1の復号化処理の内容から得られた偶数又は奇数フ
ィールドの表示を第1のフィールド処理の半周期前に開
始させ、次いで ・第2の復号化処理の内容から得られた奇数又は偶数フ
ィールドの表示を第2の復号化処理の半周期前に開始さ
せることを特徴とする。
【0007】この方法を実施するために、本発明の受信
装置は、各双方向フレームを連続的に少なくとも2回復
号化し、このフレームの復号化を表示すべき各フィール
ドごとに実行する手段と、第1の復号化処理の内容から
得られた偶数又は奇数フィールドの表示を第1のフィー
ルド処理の半周期前に開始させ、次いで第2の復号化処
理の内容から得られた奇数又は偶数フィールドの表示を
第2の復号化処理の半周期前に開始させる手段とを具え
ることを特徴とする。
【0008】従って、本発明はフレーム圧縮解除アルゴ
リズムが2フィールド(偶数及び奇数)で構成されるフ
レームに作用することにより利点が得られ、本発明の基
本的アイディアは、双方向フレームは他のフレームより
高速に2回復号化することができ、この復号化処理をフ
レームの周期内に連続的に2回実行することができるた
めに双方向フレームの1フィールドを記憶しないで数個
のブロックラインのみを記憶することにある。この場合
には偶数フィールドの表示中は偶数フィールドのみをメ
モリに書き込み、奇数フィールドの表示中は奇数フィー
ルドのみを書き込む。
【0009】24フレーム/秒の画像を60フィールド
/秒で表示させる必要があり、且つ双方向フレームがカ
ップルになっている場合には、カップルの一方のフレー
ムを2回連続的に復号化し、他方のフレームを3回連続
的に復号化し、各フィールドの表示を対応する復号化処
理の半周期前に開始させるのが有利である。
【0010】この方法を実施するために、受信装置に
は、24フレーム/秒の画像を60フィールド/秒で表
示させる必要があり、且つ双方向フレームがカップルに
なっている場合には、双方向フレームのカップルの処理
中に、カップルの一方のフレームを2回連続的に復号化
し、他方のフレームを3回連続的に復号化する手段と、
各フィールドの表示を対応する復号化処理の半周期前に
開始させる手段を設ける。
【0011】各々1ブロックラインの容量を有するメモ
リ区分の制御はイントラフレーム又は予測フレームに対
しても行うのが有利であり、この場合には、フィールド
の一部分により使用された1ブロックラインの容量を有
する各区分を、この区分の内容が既に表示され且つもは
や双方向フレームの復号化のために参照フレームとして
使用されない場合には、丁度復号化中のフィールドの一
部分を記憶するために再度割当てるようにする。
【0012】この方法を実施するために、受信装置に
は、各々1ブロックラインの容量を有するメモリ区分の
制御をイントラフレーム又は予測フレームに対しても行
う手段を設け、この手段は、フィールドの一部分により
使用された1ブロックラインの容量を有する各区分を、
この区分の内容が既に表示され且つもはや双方向フレー
ムの復号化のために参照フレームとして使用されない場
合には、丁度復号化中のフィールドの一部分を記憶する
ために再度割当てるものである。
【0013】このようにして得られるメモリスペースの
節約により、復号化されたフレームを記憶するために予
定された全メモリ容量を16Mビットの容量を有する同
一のメモリユニット内に位置させることができるととも
に、このメモリユニットの残りのスペースを、復号化さ
れたフレームに加えて、受信フレームを復号化のために
記憶するのに十分とすることができる。本発明のこれら
の特徴及び他の特徴は以下に記載する実施例の説明から
明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】好適実施例の説明 本発明は復号化方法に関するものであるが、その前に受
信装置内の復号化方法及び装置のより良い理解のために
符号化方法の予備説明を与える。アニメーション画像の
圧縮アルゴリズムは特別の処理(ディスクリートコサイ
ン変換、アダプティブ量子化、エントロピー符号化)及
び時間処理(動き補償、時間内挿)を使用する。
【0015】3つのタイプのフレーム: I( ”イントラフレーム”)と称すフレーム;他のフレ
ームと無関係に符号化される; P(”予測フレーム”)と称すフレーム;前フレーム
(これ自体はタイプI又はPのフレーム)を参照して符
号化される; B(”双方向フレーム”)と称すフレーム;その前のフ
レームI又はP及びその後のフレームI又はPに対する
動き補償を用いて内挿される;を定義する。
【0016】双方向フレームに使用される予測は常に隣
接のI又はPフレームから発生される。従って、I及び
Pフレームは動き補償の参照フレームとして作用するた
め、これらのフレームは特別の役割を有する。
【0017】符号化前のフレームのシーケンスの一例を
以下に示す。 タイプ: IBBPBBPBB ... 到来順序: 012345678 ... 上行は他のフレームと無関係に決定されたものである符
号化前の受信フレームからエンコーダにより生成された
フレームのタイプI,P又はBを示し、下行はこれらの
フレームの到来順序を示す。
【0018】図1は他のフレームが生成される原フレー
ムを示す。フレームP3はフレームI0から生成され、
フレームB1及びB2はフレームI0及びP3から生成
され、フレームP6はフレームP3から生成され、フレ
ームB4及びB5はフレームP3及びP6から生成さ
れ、フレームP9はフレームP6から生成され、フレー
ムB7及びB8はフレームP6及びP9から生成され
る。
【0019】第3フレームP3は第1フレームI0から
エンコーダで生成されるため、このフレームは前記フレ
ームI0の後にこのエンコーダから出て行き、第1及び
第2の双方向フレームはフレームI0及びP3から生成
されるため、これらのフレームは前記フレームI0及び
P3の後にエンコーダから出て行き、フレームP6はフ
レームP3から生成され、以下同様であるため、上述の
例のフレームはエンコーダを次の順序で出る(デコーダ
に次の順序で到達する)。 タイプ: IPBBPBB ... 初期到来順序に対応する順序:0312645 ...
【0020】フレームの水平及び垂直寸法をDIMH及
びDIMVとする。符号化モードはフレームモード(こ
の場合にはフレームがDIMH×DIMVのフォーマッ
トを有するテーブルの形で与えられる)にすることも、
フィールドモード(この場合にはフレームがDIMH×
DIMV/2の2つの連続するフィールドの形で与えら
れる)にすることもできる。各フレーム(又はフィール
ド)を水平及び垂直寸法がそれぞれH及びVであるブロ
ックに分割する。通常、H及びVは8画素又は16画素
の値を有する。
【0021】受信時の復号化に関する限り、デコーダを
出るフレームの順序(フレームのスクリーン表示順序に
対応させる必要がある)は送信時にエンコーダに到来す
るフレームの順序と同一である。 タイプ: IBBPBBP ... 出順序: 0123456 ...
【0022】表示は常にフィールド順次にライン単位で
行われる。予測及び内挿符号化モード(双方向フレー
ム)を使用する場合には、デコーダのレベルでフレーム
を再配列することができ、これにはメモリの特別の制御
を必要とする。
【0023】前記引用文献による復号化方法のタイムチ
ャートを図2に示す。最上行はフレームI0,P3,B
1等がデコーダに到来する瞬時を示す。この既知の方法
では、2つの参照フレームI又はPをP1,P2,P
3,P4で示す4ページに記憶し(各々フィールド0
e,0o,3e,3oを含む)、復号化された双方向フ
ィールドの一部分をPBで示すページに記憶する。ペー
ジPBは”ブロックライン”に分割し、ここで”ブロッ
クライン”は輝度に対しDIMH画素のVラインを含む
一つのブロックラインを記憶しうるメモリスペースであ
る。このような領域は例えば標準の解像度において72
0×16画素を含む。フレームはこれらのフレームが復
号化されるリズムの2倍のリズムで表示され、これは3
0Hzの符号化及び60Hzの表示又は25Hzの符号
化及び50Hzの表示に対応する。フレームB1(その
復号化を1として示す)の第1及び第2フィールドの表
示は1e及び1oとして示す期間に対応する。この表示
は復号化1のほぼ中間で開始する。このときフレームの
半分がメモリPBに記憶され、従ってこのメモリはこの
フレームを含むことができるようにする必要がある。
【0024】本発明復号化方法のタイムチャートを、3
0Hzの符号化及び60Hzの表示又は25Hzの符号
化及び50Hzの表示の場合について図3に示す。順次
のフィールド表示を図の下に、2つの垂直線間に示す。
ページPBは、復号化11 の開始から、フレームの半分
を復号化する時間より短いdで示す時間の終了時まで
に、フィールド1eを表示するのに必要なフレームB1
の復号化11 から得られたN個のブロックライン含み、
このフィールド1eの表示をt1で示す瞬時に開始させ
ることができる。フレームB1の復号化11 が終了する
と、第2の同一の復号化12 が瞬時t2に再び開始して
フィールド1oを発生する。このときメモリは偶数フィ
ールド1eの最終ラインを含む。フレームB1の第2の
復号化12は、フィールド1eの最低部のブロックライ
ンを含むメモリがこれらのブロックラインの表示処理に
より自由になるときにのみ進めることができる。同じ処
理がフレームB2の復号化に適用され、2つの復号化処
理21 及び22 がフィールド2e及び2oを発生させ
る。
【0025】B1のフィールド1eは1ブロックライン
が復号化され終わると同時に表示することができる。ペ
ージPBの最小メモリサイズは2×V×DIMH、即ち
2ブロックラインであり、1ブロックラインは復号化及
び書込み処理に使用し、他の1ブロックラインは表示の
ための読出し処理に使用する。それにもかかわらず、復
号化は表示と比較して少し前に開始してブロックライン
の復号化時に起こりうる時間変化を補償することができ
る。復号化時間は圧縮フレームの内容に依存して変化
し、1ブロックラインを復号化する時間が1ブロックラ
インを表示する時間(この時間は常に同一である)より
長くなることが起こりうる。この場合には、次のブロッ
クラインを表示する瞬時にこのブロックラインの復号化
が終了しない恐れがある。復号化の先行経過時間を所定
数Nのブロックラインの平均復号化時間に対応させる
と、既に復号化されたブロックラインの表示を実際上十
分に安全に開始させることができる。
【0026】フレームの復号化時間(Tdec という)は
フレームI又はPに対しては最大でフレーム周期Tに等
しく、双方向フレームに対してはT(フレーム)/2に
等しいものとする。T(フレーム)は50Hzシステム
では40ms、60Hzシステムでは33msである。
1ブロックラインの復号化時間は復号化すべきフレーム
の内容に依存し、制限がある。従って、1ブロックライ
ンの復号化時間は複雑な確率法則に従う。復号化時間は
線形である、即ち1ブロックラインを復号化する時間は
フレームI又はPに対してはほぼ(V/DIMV)×T
dec にほぼ等しく、双方向フレームに対しては(V/D
IMV×Tdec )/2にほぼ等しいものとする。しか
し、本発明では、復号化を使用モデルに対し予め又は後
で行う場合に必要とされる装置を設ける。
【0027】双方向フレームの各フィールドの表示の開
始と終了との間に、複数ラインのブロックに対応するメ
モリサイズがこれらのラインの表示終了と同時に再度割
り当てられる。
【0028】図4はページPBの一部分の状態を示し、
各長方形は1ブロックラインのメモリ領域を表す。図3
の瞬時t2の状態は、偶数フレーム1eがほぼ完全に表
示されおわり、復号化12 が開始する状態である。例え
ば、表示”B12 no. p+1”は当該メモリ領域が双方
向フレームB1の第2復号化により得られた”p+1”
番のブロックラインを含むことを示す。”B12 no.
p”の前に位置した、双方向フレームB1の第1復号化
により得られたブロックラインは既に表示され、そのメ
モリ領域は自由(----) である。同様に、双方向フレー
ムB1の第1復号化により得られた”B11 no. n−
2”及び”B11 no. n”間のブロックラインも既に表
示され、そのメモリ領域は自由(----)である。
【0029】このタイプの制御によれば、最小サイズ
(2×V×DIMH)と最大サイズ(DIMH×DIM
V)との間のメモリスペースをページPBに使用するこ
とができる。復号化時間Tdec の正確な制限を先験的に
知らなくても、フレームシーケンステストをTdec 及び
メモリ内のブロックライン領域の数Nの種々の値につい
て行い、Tdec と双方向フレームのブロックラインに割
り当てるメモリサイズの最適なカップル値を見つけ出す
ことができる。
【0030】逆に、双方向フレームのブロックラインに
割り当てるメモリサイズを固定する場合には、復号化シ
ステムの動作周波数を、双方向フレームのブロックライ
ンの記憶用にこのように割り当てられたメモリサイズの
制限を満たすTdec の値が得られるように決定すること
ができる。
【0031】復号化時間が線形であるシステムにおい
て、ページPBの代表的なサイズは3×2×V×DIM
H、即ち6ブロックライン(N=6)である。上述の原
理は30Hzの符号化、60HZの表示システムにも同
様に適用でき、この場合にもページP1,P2,P3,
P4,PBは常にブロックラインに配列する。
【0032】60Hzシステムの場合には、デコーダは
上述したように30又は60Hzで符号化されたシーケ
ンスを復号化しうるのみならず、24Hzで符号化され
たフィルムシーケンスも復号化しうる必要がある(50
Hzシステムではすべてのシステムが25又は50Hz
で符号化されている)。
【0033】図5は24Hzで復号化し、60Hzで表
示するシーケンスを示す。フレームは30Hzで提示す
る必要があるので、フレームの復号化はフレームI又は
Pに対し1/30秒、双方向フレームに対し1/60秒
だけとする。他方、符号化ペースは24Hzであり、復
号化すべきフレームは1/24秒ごとに到来する。フィ
ールド表示を図の下部に、2つの垂直線間に示してあ
る。
【0034】入力フレーム数より大きい表示周波数を得
るために、2フレームごとに同一フィールドを2回表示
する(ここではフィールド1oをフィールド1eの後に
再度表示し、フィールド3eをフィールド3oの後に再
度表示し、等々)。更に、この第2の付加フィールド3
eは偶数フィールドであるから、次のフィールドは奇数
にすべきであり、4eの代わりに4oを次に表示する。
復号化41 の開始時にはフィールド4oを表示する準備
が間に合わない。この事実のために、復号化をメモリの
使用可能スペースの不足時に停止し、フィールド4oを
表示すべき瞬時に再び開始させる。対応する遅延は後続
の復号化(42 ,51 ,52 ,53 )を遅延し、これは
予測フィールド(P9)の復号化を遅延させるが、それ
にもかかわらず次のフレームの到来前に1/30秒が使
用可能に残存し、かかる後に以上の復号化及び表示が再
び繰り返される。
【0035】表示と復号化との間の遅延フィールドの数
は一定にする必要がある。60Hzでは、24Hzで符
号化されたフィルムの場合には、イントラタイプのフィ
ールド(0e)の復号化の開始から、3フィールドの遅
延を計数し、第4フィールドを当該イントラフィールド
(0o)の表示に対応させる必要がある。これは24H
zのフィルムの場合にのみ実際に必要とされるが、処理
を簡単にするために、これを全ての場合に行うようにす
る。これは50Hzシステムに対し著しく相違し、50
Hzシステム(図3)ではイントラタイプのフィールド
(0e)の復号化の開始から2フィールドを計数し、第
3フィールドが当該イントラフィールド(0e)の表示
に対応する。
【0036】図6は受信装置内のアニメーション画像を
圧縮解除し復号化するシステムの区分を示す。これは機
能的に次の4つの素子: ・メモリ4:イントラフィールド又は予測フィールド記
憶用の4つのページP1,P2,P3,P4及び第5ペ
ージPBに分割され、ページPBは双方向フレームのブ
ロックライン記憶用のブロックライン領域という領域に
分割されている。このメモリ4はデコーダにより受信さ
れるフレームを記憶するための”FIFO”領域も具え
ている; ・復号化素子1:ライン7から受信された圧縮形態のフ
レーム(受信装置内の受信及び復調素子から到来する;
これらの素子自体は既知であるから図示してない)を復
号化し圧縮解除し、外部メモリ4に書込む; ・表示素子3:外部メモリ4から復号化フレームを読出
し、これらのフレームをビデオ同期信号と同期してライ
ン8を経て受信装置の表示装置に供給する(この表示装
置自体は既知であるから図示してない); ・本発明方法を実施するフレームメモリの制御素子2:
に分割される。
【0037】フレームメモリの制御素子2は復号化素子
1に、 ・復号化中のフレームの各ブロックラインの始点が書込
まれているメモリアドレス、 ・動き補償に使用される予測フィールド(過去及び未来
の参照フィールド)のメモリアドレス、を供給する。双
方向フレームに対し、この制御素子は次の規則に基づい
て機能する。即ち、ブロックラインに使用されるどの領
域も、その内容が既に表示された場合には復号化中のブ
ロックラインに再度割り当てることができる。メモリの
このような制御は情報処理の分野で公知であり、その機
能に関する説明は当業者に十分である。
【0038】双方向フレームからの復号化中の各新ブロ
ックラインごとに、フレームメモリの制御素子2がフレ
ーム符号化の場合に2ブロックラインを、フィールド符
号化の場合に1ブロックラインを割り当てる。一つのブ
ロックラインも使用不可の場合には、復号化プロセスは
ページPB内に2つのブロックラインが使用可能になる
まで停止する。これが起こる傾向にある場合には、開始
時にもっと大きな領域をページPBに確保する必要があ
る。
【0039】フレームメモリの制御素子2は更に、新復
号化フレームI又はPに対し、既に表示されたフィール
ドを含む2つのメモリ領域を復号化すべきフレームを記
憶するために割り当てる。フィールド領域内に含まれる
フレームが表示されている場合、ブロックラインのレベ
ルでの制御を、双方向フレームに加えて、フレームI又
はPに対してもフレームメモリの制御素子により行うこ
とができる。このときフレームメモリの制御素子2は次
の規則に従って機能する。即ち、フィールド又はブロッ
クラインにより使用されるどの領域もその内容が既に表
示され且つもはや動き補償用の参照フィールドとして使
用されない場合には復号化中の同一のタイプのフィール
ド又はブロックラインを記憶するために再度割り当てる
ことができる。従って、メモリP1−P4の番号”n”
のブロックラインが完全に表示される場合には、他のフ
ィールドメモリが使用可能でない場合に復号化中のフレ
ームI又はPの番号”p”(p<n)のブロックライン
を記憶するために使用することができる。従って、例え
ば双方向フレームのない純粋な予測符号化プロシージャ
の場合(この場合にはフレームP間に双方向フレームが
挿入される場合より高いレートでフレームPがデコーダ
により受信される)、ブロックラインに配列されるメモ
リP1又はP3が、その下半部に偶数フィールドの後半
部を、その上半部に次の偶数フィールドの前半部含み、
同様にブロックラインに配列されるメモリP2又はP4
が、その下半部に奇数フィールドの後半部を、その上半
部に次の奇数フィールドの前半部含むようにするこがで
きる。
【0040】表示素子からの各要求時に、フレームメモ
リの制御素子2は表示素子に表示すべきフレームの各ブ
ロックラインの始点に対応するメモリアドレスを供給す
る(これはV表示ラインごとに行われる)。表示プロセ
スは優先されなければならないため、復号化プロセスを
その入力端子における圧縮データの不足により中断する
必要があるときを除いて、表示は決して表示に必要なデ
ータをあてにして行なわれてはならない。表示プロセス
はメモリをブロックライン領域ごとに開放し、これらの
領域はフレームメモリの制御素子2により復号化中のブ
ロックラインの記憶用に再度割り当られる。
【0041】図7は図6のフレームメモリの制御素子2
の内部構成を示す。この素子2は3つのモジュール:即
ち制御モジュール9、”メモリユニット”モジュール6
及び”計算ユニット”モジュール5により構成される。
【0042】制御モジュール9は復号化素子1からライ
ン10を経て、復号化されたフレームの特徴、特に: ・フレームのタイプ ・符号化のタイプ ・クロミナンスのサブサンプリングのタイプ に対応するバイナリ系列からの情報を受信する。この制
御モジュールは復号化素子1からライン11を経て、復
号化すべき次のブロックラインに対するメモリ割当て要
求も受信する。
【0043】表示素子3がライン12を経て、表示素子
が次の表示のために外部メモリ4から読出す必要のある
ブロックラインのメモリアドレスを供給することを制御
モジュール9に要求する。メモリアドレスの各要求時
に、制御モジュールは外部メモリ内に存在する各ブロッ
クラインに関する情報を含むメモリユニット(MU)を
サーチし、このメモリユニットが計算ユニット5(C
U)に、外部メモリアドレスに復号化されるインデック
スを供給する。例えば、復号化素子からのメモリアドレ
スの各要求時に、制御モジュールはユニットMUをサー
チし、一つのブロックライン領域も使用不可の場合に
は、復号化処理は1ブロックラインに対応するメモリス
ペースが空くのを見越して中止され、1ブロックライン
領域が使用可能になると、ユニットMUがユニットCU
にインデックスを供給し、ユニットCUが外部メモリの
対応するアドレスを発生し、このアドレスをライン13
を経て復号化素子1に供給する。
【0044】表示用のアドレスが得られない場合、換言
すれば復号化処理が正しく行われない場合には、フレー
ムメモリの制御素子2は表示素子3に、正規に表示され
るべきフレームに十分近似するフレームを供給するため
にメモリ内の使用可能な最新のフレームI又はPと関連
するブロックライン領域のアドレスを供給する。
【0045】ユニットMUは、メモリとアドレス発生器
とにより構成される。メモリに記憶されるブロックライ
ンの数には制限があるので、外部メモリのブロックライ
ンのインデックスをユニットMUのメモリのアドレスと
して使用する。このアドレスと関連するデータは2つの
フィールド: ・フレーム内のブロックラインのインデックスに対応す
るデータフィールド ・メモリ内のブロックラインと関連するせべての制御情
報含む制御フィールドで構成される。
【0046】制御モジュール9は常に復号化素子1及び
表示素子3の要求にに対し先回りして動作する。番号”
n”のブロックラインの復号化(又は表示)中に、この
モジュールは番号”n+1”のブロックラインを書込む
べき(又は読出すべき)メモリアドレスを計算する。
【0047】フレームに基づくメモリ制御は3フレーム
を記憶することになるので、クロミナンスに対し水平方
向及び垂直方向に1/2のサブサンプリングである場
合、 3×720×576×12=14.930Mビット になる。フレーム復号化システムを16Mビットのダイ
ナミックメモリで構成する場合、圧縮フレームを記憶す
るのに1.847Mビットを使用しうるのみとなる
【0048】1画素当たりのビット数をNBBPで表す
と、本発明は復号化フレームに対し全部で(2×DIM
H×DIMV×NBBP)+(N×DIMH×V×NB
BP)ビット、即ち実際には2×720×576×12
+3×2×16×720×12ビット、即ち画素メモリ
部分に対し10.783Mビットを使用するのみであ
る。従って、16Mビットメモリを用いるシステムで
は、圧縮フレーム並びに圧縮オーディオデータ、システ
ムデータ、グラフィック情報の表示を実現するためのデ
ータのような他の情報の記憶用に5.990Mビットを
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレームの符号化を示す図である。
【図2】従来の復号化方法の時間図である。
【図3】本発明の復号化方法の時間図である。
【図4】双方向フレームのブロックラインを含むメモリ
ページの一部分の制御を示す図である。
【図5】24フレーム/秒のシネマ画像を60フィール
ド/秒で表示する場合の本発明方法の時間図である。
【図6】本発明受信装置内の圧縮解除及び復号化装置の
区分とページP1−P4及びPBに区分されたメモリを
示す図である。
【図7】図6の制御素子2の構成を示す図である。
【符号の説明】
I0 イントラフレーム P3,P6,P9 予測フレーム B1,B2,B4,B5,B7,B8 双方向フレーム P1,P2,P3,P4 イントラフレーム又は予測フ
レーム記憶用ページ PB 双方向フレーム記憶用ページ 0e,1e,..6e 奇数フィールド 0o,1o,..6o 偶数フィールド 11 ,12 フレームB1の第1復号化及び第2復号化 21 ,22 フレームB2の第1復号化及び第2復号化 1 復号化素子 2 フレームメモリの制御素子 3 表示素子 4 メモリ 5 計算ユニットモジュール 6 メモリユニットモジュール 9 制御モジュール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル的に圧縮符号化されたフレー
    ムを復号化する方法であって、 ・単位時間当たりの処理画素数が固定され、 ・フレームが水平及び垂直方向にそれぞれ複数の画素を
    含む画素ブロックに分割され、 ・複数のブロックが並んでフレームのラインの長さを占
    めるブロックラインを構成し、 ・前記圧縮が順次に伝送されるブロック単位で行われ、
    各フレームが少なくとも次の3種類、即ち他のフレーム
    と無関係に絶対値で符号化されたイントラフレーム、 前イントラフレーム又は前予測フレームを参照して符号
    化された予測フレーム、及び各々イントラフレーム又は
    予測フレームである2つの他のフレームに基づいて符号
    化された双方向フレーム、に定義され、この方法では、 ・各フレームを復号化後に偶数フィールド及び奇数フィ
    ールドの形態で表示し、 ・双方向フレームを復号化に使用されたイントラフレー
    ム又は予測フレームの一つの前に表示し、 ・双方向フレームを1ブロックラインづつ順次に復号化
    し、 ・各々1ブロックラインの容量を有する領域に区分され
    たメモリスペースを復号化中の双方向フレームのブロッ
    クラインを記憶するために設け、 ・メモリ内の既に表示された前記領域の一つの内容を表
    示中の各ブロックラインと順に入れ代えることを行う復
    号化方法において、 ・各双方向フレームを連続的に少なくとも2回復号化
    し、このフレームの復号化を表示すべき各フィールドご
    とに実行し、 ・第1の復号化処理の内容から得られた偶数又は奇数フ
    ィールドの表示を第1のフィールド処理の半周期前に開
    始させ、次いで ・第2の復号化処理の内容から得られた奇数又は偶数フ
    ィールドの表示を第2の復号化処理の半周期前に開始さ
    せることを特徴とする復号化方法。
  2. 【請求項2】 25フレーム/秒の標準品質の画像を復
    号化するために、イントラタイプのフィールドの復号化
    の開始からフィールドの2回の表示開始を計数し、3回
    目の表示開始を当該イントラフレームのフィールドの表
    示に対応させることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 30フレーム/秒の標準品質の画像を復
    号化するために、イントラタイプのフィールドの復号化
    の開始からフィールドの3回の表示開始を計数し、4回
    目の表示開始を当該イントラフレームのフィールドの表
    示に対応させることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 24フレーム/秒の画像を60フィール
    ド/秒で表示させる必要がある場合において、双方向フ
    レームのカップルに対し、該カップルの一方のフレーム
    を2回連続的に復号化し、他方のフレームを3回連続的
    に復号化し、各フィールドの表示を対応する復号化処理
    の半周期前に開始させることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 各々1ブロックラインの容量を有するメ
    モリ区分の制御をイントラフレーム又は予測フレームに
    対しても実行し、この制御のために、フィールドの一部
    分により使用された1ブロックラインの容量を有する各
    区分を、この区分の内容が既に表示され且つもはや双方
    向フレームの復号化のために参照フレームとして使用さ
    れない場合には、丁度復号化中のフィールドの一部分を
    記憶するために再度割当てることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 復号化されたフレームを記憶するために
    予定された全メモリ容量を16Mビットの容量を有する
    同一のメモリユニット内に位置させるとともに、復号化
    のために受信されたフレームもこのメモリユニットの残
    りの部分に位置させることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 ディジタル的に圧縮符号化されたフレー
    ムを復号化する装置であって、 ・単位時間当たりの処理画素数が固定され、 ・フレームが水平及び垂直方向にそれぞれ複数の画素を
    含む画素ブロックに分割され、 ・複数のブロックが並んでフレームのラインの長さを占
    めるブロックラインを構成し、 ・前記圧縮が順次に伝送されるブロック単位で行われ、
    各フレームが少なくとも次の3種類、即ち他のフレーム
    と無関係に絶対値で符号化されたイントラフレーム、 前イントラフレーム又は前予測フレームを参照して符号
    化された予測形フレーム、及び各々イントラフレーム又
    は予測フレームである2つの他のフレームに基づいて符
    号化された双方向フレーム、に定義され、且つこの装置
    は、 ・ディジタル的に圧縮符号化されたフレームを復号化す
    る手段と、 ・各フレームを復号化後に偶数フィールド及び奇数フィ
    ールドの形態で表示するとともに、双方向フレームを復
    号化に使用されたイントラフレーム又は予測フレームの
    一つの前に表示させる手段と、 ・双方向フレームを1ブロックラインづつ順次に復号化
    する手段と、 ・各々1ブロックラインの容量を有する領域に区分さ
    れ、復号化中の双方向フレームのブロックラインを記憶
    するためのメモリスペースと、 ・メモリ内の既に表示された前記領域の一つの内容を表
    示中の各ブロックラインと順次入れ代える手段と、を具
    えた受信装置において、 各双方向フレームを連続的に少なくとも2回復号化し、
    このフレームの復号化を表示すべき各フィールドごとに
    実行する手段と、第1の復号化処理の内容から得られた
    偶数又は奇数フィールドの表示を第1のフィールド処理
    の半周期前に開始させ、次いで第2の復号化処理の内容
    から得られた奇数又は偶数フィールドの表示を第2の復
    号化処理の半周期前に開始させる手段とを具えることを
    特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 25フレーム/秒の標準品質の画像を復
    号化するために、当該装置はイントラタイプのフィール
    ドの復号化の開始からフィールドの2回の表示開始を計
    数し、3回目の表示開始時に当該イントラフレームのフ
    ィールドを表示させる手段を具えることを特徴とする請
    求項7記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 30フレーム/秒の標準品質の画像を復
    号化するために、当該装置はイントラタイプのフィール
    ドの復号化の開始からフィールドの3回の表示開始を計
    数し、4回目の表示開始時に当該イントラフレームのフ
    ィールドを表示させる手段を具えることを特徴とする請
    求項7記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 24フレーム/秒の画像を60フィー
    ルド/秒で表示させる必要がる場合において、当該装置
    は更に、双方向フレームのカップルの処理中に、カップ
    ルの一方のフレームを2回連続的に復号化し、他方のフ
    レームを3回連続的に復号化する手段と、各フィールド
    の表示を対応する復号化処理の半周期前に開始させる手
    段を具えることを特徴とする請求項7記載の受信装置。
  11. 【請求項11】 当該装置は更に、各々1ブロックライ
    ンの容量を有するメモリ区分の制御をイントラフレーム
    又は予測フレームに対しても行う手段を具え、この手段
    が、フィールドの一部分により使用された1ブロックラ
    インの容量を有する各区分を、この区分の内容が既に表
    示され且つもはや双方向フレームの復号化のために参照
    フレームとして使用されない場合には、丁度復号化中の
    フィールドの一部分を記憶するために再度割当てること
    を特徴とする請求項7記載の受信装置。
  12. 【請求項12】 復号化されたフレームを記憶するため
    に予定された全メモリ容量を16Mビットの容量を有す
    る同一のメモリユニット内に位置させるとともに、当該
    装置は復号化のために受信されたフレームもこのメモリ
    ユニットの残りの部分に位置させる手段具えることを特
    徴とする請求項7記載の受信装置。
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