JPH08242319A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08242319A
JPH08242319A JP7041970A JP4197095A JPH08242319A JP H08242319 A JPH08242319 A JP H08242319A JP 7041970 A JP7041970 A JP 7041970A JP 4197095 A JP4197095 A JP 4197095A JP H08242319 A JPH08242319 A JP H08242319A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7041970A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Fujisawa
哲夫 藤沢
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理装置にあって、使用者の誤操作によ
る無駄なコピー、ファクシミリ送信等を未然に防止する
ことができるようにする。 【構成】 画像入力部101で原稿等を読み取り、これ
による画像データに対して画像処理部103で各種の処
理を施し、この処理した画像データを用いて画像出力部
104によりコピー動作或いはファクシミリ送信動作を
行う画像処理装置であって、画像入力部101による画
像データを画像記憶部102で記憶し、また、前記画像
データの中の画像情報の有無を画像識別部105で検出
し、この画像識別部105の識別結果に基づいてコピー
動作又はファクシミリ送信動作を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル画像データ
を使用する複写機、ファクシミリ、スキャナ、及びプリ
ンタを有する各種装置の画像処理部に応用される画像処
理装置に係り、特に、スキャナ等から入力された画像情
報を利用する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の1つにデジタル複写機が
あり、スキャナ等で入力した画像情報を認識し、この認
識結果を用い、原稿中のマークされた領域を認識し、指
定の処理を行えるようにしたものが実用化されている。
なお、複写機に関連する技術として、原稿の有無や大き
さを検出してコピー方法を選択する技術が、特開平5-06
8145号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在市販さ
れている複写機やファクシミリ等の画像形成装置は、原
稿中の画像情報(全面白、全面黒等)の有無にかかわり
なくコピー動作やファクシミリ送信動作を行っている。
このため、使用者の誤操作により、コピー動作やファク
シミリ送信動作にふさわしくない原稿が使用された場合
でも、通常の原稿の時と同じ動作をし、コピーする必要
がないのにコピーされ、或いは送信する必要がないのに
送信されるといった不具合が生じる。更に、使用者の誤
操作によって、原稿の表裏の間違い、原稿のセット忘
れ、白紙原稿のセット等のように、コピー動作、ファク
シミリ送信動作にふさわしくない原稿が使用された場合
にも、上記したと同様にコピーやファクシミリ送信が行
われるという不具合がある。
【0004】本発明の第1の目的は、使用者の誤操作等
に基づく無駄な複写や無駄なファクシミリ送信を未然に
防止することができる画像処理装置を提供することにあ
る。
【0005】本発明の第2の目的は、原稿の裏表の間違
い、原稿のセット忘れ、白紙原稿のセット等による複写
動作、ファクシミリ送信動作にふさわしくない原稿の時
の無駄な複写動作、ファクシミリ送信動作を未然に防止
することができる画像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、原稿
等を読み取る画像入力部と、この画像入力部で得た画像
データに対し各種の処理を施す画像処理部と、この画像
処理部で処理した画像データをシート上に画像形成し或
いはファクシミリ送信を行うための画像出力部とを具備
する画像処理装置において、前記画像入力部による画像
データを記憶する画像記憶部と、前記画像データの中の
画像情報の有無を検出する画像識別部と、この画像識別
部の識別結果に基づいて画像形成動作又はファクシミリ
送信動作を決定する制御部とを具備する第1の手段によ
り達成される。
【0007】前記第2の目的は、第1の手段において、
前記画像識別部は、前記画像入力部で読み取った入力画
像データの中の画像情報の有無を、原稿中の画像が全面
白であるか、全面黒であるかの識別を行うことで検出す
る第2の手段により達成される。
【0008】
【作用】前記第1の手段にあっては、画像入力部で読み
取った入力画像データ中に有効画像データが存在するか
否かを判定し、その結果、有効画像が存在しなかったと
き、コピー動作又はファクシミリ送信動作を自動的に実
行させず、実行するか否かを使用者に選択させる。これ
により、使用者の誤操作等に基づく無駄なコピーや無駄
なファクシミリ送信を防止することができる。
【0009】前記第2の手段にあっては、入力画像デー
タ中に有効画像データが存在するか否かの判定は、入力
画像データの全面が白であるか黒であるかを識別するこ
とにより達成される。通常の原稿は、黒部分が全画面の
一定比率に止まり、白或いは黒に極端に偏ることがな
い。したがって、簡単な手段によって有効画像データの
存在の有無を判定することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明による画像処理装置の一実施例を示
すブロック図、図2はファクシミリ及びデジタル複写機
の各機能を備えた画像形成装置の主な構成を示すブロッ
ク図、図3はスキャナ部及びプリンタ部の内部構成を示
す配置図、図4は図2に示す白判定・黒判定部の構成の
詳細を示すブロック図、図5は図2に示す操作部のディ
スプレィ部及びタッチキー部の構成例を示す平面図、図
6は図5において、原稿チエックの表示部分を選択した
場合の表示内容を示す説明図、図7は判定結果が白連続
であった場合の操作部の表示内容を示す説明図、図8は
判定結果が黒連続であった場合の操作部の表示内容を示
す説明図、図9はファクシミリ送信に対応した操作部の
表示内容を示す説明図、図10は図9において「読取条
件」の表示部分を押した後の表示画面を示す説明図、図
11は図10における「行う」の表示部分を押下した後
の表示画面を示す説明図、図12は白判定・黒判定部に
よる判定結果が白連続であった場合の操作部の表示内容
を示す説明図、図13は白判定・黒判定部による判定結
果が黒連続であった場合の操作部の表示内容を示す説明
図である。
【0011】デジタルファクシミリのスキャナに相当す
る画像入力部101には、図1に示すように、読み込ん
だ画像データを記憶するための画像記憶部102が接続
され、この画像記憶部102には画像処理部103、画
像出力部104が順次接続されている。更に、画像入力
部101には入力画像情報を識別する画像識別部105
が接続され、この画像識別部105、画像入力部10
1、画像記憶部102、画像処理部103及び画像出力
部104の各々を制御するために制御部106が接続さ
れ、この制御部106には操作部107が接続されてい
る。画像入力部101は、原稿を光学的に走査して画像
を読み取るスキャナが用いられる。また、画像記憶部1
02は、入力画像データをビットマップデータとして記
憶する。更に、画像処理部103は画像記憶部102に
記憶されている画像データに対し、γ変換処理、フィル
タ処理、変倍処理、階調処理等の各種の画像処理を行
い、その処理結果を画像出力部104へ送出する。画像
出力部104は、デジタル複写機のプリンタに相当し、
処理後のビットマップ画像データを普通紙等のシートに
プリントアウトする。
【0012】また、画像識別部105は、画像入力部1
01からの入力画像データ中に有効画像データが存在す
るか否かを検出する。その検出結果は制御部106へ送
出される。制御部106はコピー動作、ファクシミリ
(FAX)送信動作等を行う際の装置全体の制御を行う
ものであり、画像入力部101に対してはスキャナの制
御を実行し、画像記憶部102に対しては書き込み動作
及び読み出し動作の切替え制御を実行し、画像処理部1
03に対してはγ変換処理、フィルタ処理、変倍処理、
階調処理等の各種の画像処理の内容指定のほか、処理に
用いるパラメータの設定を実行する。また、操作部10
7は、液晶表示器及びタッチスイッチを備えて構成さ
れ、使用者が動作モードの入力やファクシミリ送信動作
のスタートの指示入力等を行うために用いられる。
【0013】次に、更に詳細にファクシミリ及びデジタ
ル複写機の各機能を備えた画像形成装置について図2を
参照して説明する。スキャナ部201(画像入力部10
1に相当する機能を有する)には画像メモリ202(画
像記憶部102に相当する機能を有する)が接続されて
いる。この画像記憶部102には、画像処理部203
(画像処理部103に相当する機能を有する)及びプリ
ンタ部204(画像出力部104に相当する機能を有す
る)が直列に接続されている。画像処理部203は、γ
変換処理部、フィルタ処理部、変倍処理部、及び階調処
理部を備えて構成されている。プリンタ部204は、原
稿画像をシート上にコピーとして出力する機能を備えて
いる。また、スキャナ部201には白判定・黒判定部2
05(画像識別部105に相当する機能を有する)が接
続され、画像処理部203には原稿画像をファクシミリ
で送るためのFAX送信部206が接続されている。以
上のスキャナ部201〜FAX送信部206の各回路部
は、システムバス(アドレスバス、データバス、コント
ロールバスを含む)207に接続されている。このシス
テムバス207には、各種の制御を実行するCPU20
8、制御用のプログラムが格納されたROM209、デ
ータ等が一時的に格納されるRAM210、操作部10
7に相当する機能を備えた操作部211の各々が接続さ
れている。
【0014】次に、スキャナ部201及びプリンタ部2
04の内部構成について図3を参照して説明する。スキ
ャナ部201は、天井部に配設されて原稿を載置するコ
ンタクトガラス301、光源(ランプ)302a,30
2b及びミラー303を備えてコンタクトガラス301
の下部を往復動しながら原稿画像を読み取る走査部30
4と、ミラー303からの光を順次反射させて入射光と
逆方向へ光を進行させるミラー305,306を含む構
成の走行体307と、ミラー306の出射光路上に固定
設置されて入射光を下向きに反射させるミラー308
と、このミラー308からの光を水平方向へ反射させる
ミラー309と、このミラー309からの光を結象させ
るための光学系310と、光学系310の結象位置に配
設されて入射光を光−電変換するCCDイメージセンサ
311の各々を備えて構成されている。図2に示したよ
うに、CCDイメージセンサ311で得られた画像デー
タは、画像記憶部102に格納される。なお、図中34
0は、原稿を押圧するための圧板である。
【0015】また、プリンタ部204は、スキャナ部2
01の下部に配設され、画像処理部203から得た画像
データを基にレーザ素子により電気−光変換をし、これ
を感光体に導いて電子写真方式により転写用紙上にトナ
ー像を形成する方式を用いており、大別してレーザ書き
込み系と画像再生系に分けられる。その構成を以下に説
明する。
【0016】レーザ書き込み系は、レーザ出力ユニット
321、結象レンズ322、及びミラー323を備えて
構成されている。レーザ出力ユニット321は、レーザ
光源であるレーザダイオード、このレーザダイオードか
らレーザ光を走査するための多面鏡(ポリゴンミラ
ー)、及び多面鏡を回転させる駆動源となるモータを内
蔵している。
【0017】ミラー323の出射光路上には感光体ドラ
ム324が配設され、この感光体ドラム324の外周近
傍には、その回転方向に向けて、感光体ドラム324の
感光層を一様に帯電させる帯電チャージャー325、イ
レーサ326、静電潜像に対してトナー現像を行う現像
ユニット327、転写用紙にトナー像を転写させるため
の転写チャージャー328、分離チャージャー329、
感光体ドラム324の表面から転写紙の先端を剥離する
ための分離爪330、感光体ドラム324の表面に残留
するトナーを除去するためのクリーニングユニット33
1等が配設されている。なお、感光体ドラム324の一
端近傍でレーザビームが照射される位置に主走査同期信
号を発生するビームセンサ(図示せず)が配置されてい
る。
【0018】プリンタ部204の側面には、希望サイズ
の用紙332aが収納された上段給紙カセット333a
及び、用紙332aとは異なるサイズの用紙332bが
収納された下段給紙カセット333bが装着されてい
る。これら自動給紙によるカセットのほか、手差しによ
り給紙を行うための手差し給紙台333cが設けられて
いる。
【0019】また、分離チャージャー329に隣接させ
て転写済みの転写紙を搬送するための搬送ベルト334
が配設され、その端部に近接させて定着ローラ335が
配設されている。この定着ローラ335はローラ内にヒ
ータ(不図示)を内蔵しており、挟み込んだ転写紙を加
圧及び加熱して紙面にトナー像を定着させる。コピー済
みの用紙を収納するため、プリンタ部204の側面には
排紙トレイ336が装着されている。
【0020】更に、カセット333aの先端部には、1
枚づつ転写用紙を送り出すための給紙ローラ337aが
設置され、同様にカセット333bの先端部には給紙ロ
ーラ337bが設置されている。給紙ローラ337a及
び給紙ローラ337bの後段には、送り出された用紙を
ガイドするためのガイド338が配設され、先端部で1
つの搬送路になるように構成されている。このガイド3
38の先端部には、搬送されて来た転写用紙を一時的に
停止させ、転写位置へ到達するトナー像とのタイミング
をとるためのレジストローラ339が設置されている。
【0021】ここで、プリンタ部204における画像再
生プロセスを簡単に説明する。感光体ドラム324の周
面は、帯電チャージャー325によって一様に高電位に
帯電される。その周面にレーザ光が照射されると、照射
された部分は電位が下がる。レーザ光の照射によって、
感光体ドラム324の周面に記録画像に対応する電位分
布、即ち静電潜像が形成される。静電潜像が形成された
部分が現像ユニット327を通ると、その電位の高低に
応じてトナーが付着し、静電潜像が可視化したトナー像
となる。トナー像が形成された部分に、所定のタイミン
グで用紙(記録シート)332(332a等)がカセッ
ト333(333a等)から送り込まれ、トナー像に重
なる。このトナー像は転写チャージャー328によって
用紙332に転写され、その後分離チャージャー329
ならびに分離爪330によって、感光体ドラム324か
ら分離される。分離された用紙332は、搬送ベルト3
34によって搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ3
35によって加熱着された後、排紙トレイ336に排紙
される。
【0022】なお、本実施例では、図3に示すように、
プリンタ部204は給紙系を2系統有している。一方の
給紙系は、上段給紙カセット333a及び手差し給紙台
333cが備わっており、上段給紙カセット333a及
び手差し給紙台333cにセットされた用紙332a
は、給紙ローラ337aによって給紙される。もう一方
の給紙系には、下段給紙カセット333bが備わり、下
段給紙カセット333b内の用紙332bは、給紙ロー
ラ337bによって給紙される。そしていずれかの給紙
ローラから給紙された用紙332はレジストローラ33
9に当接した状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に
同期したタイミングで感光体ドラム324に送りこまれ
る。
【0023】次に、白判定・黒判定部205について図
4を参照して説明する。システムバス207には白しき
い値レジスタ401(第1のしきい値設定手段)が接続
され、この白しきい値レジスタ401の出力信号とスキ
ャナ部201からの信号とを比較するためにコンパレー
タ402(第1の比較手段)が設けられ、このコンパレ
ータ402には状態保持フリップフロップ(F/F)4
03(第1の保持手段)が接続されている。また、シス
テムバス207には黒しきい値レジスタ404(第2の
しきい値設定手段)が接続され、この黒しきい値レジス
タ404の出力信号とスキャナ部201からの信号とを
比較するためにコンパレータ405(第2の比較手段)
が設けられ、このコンパレータ405には状態保持フリ
ップフロップ406が接続されている。次に、本発明の
一実施例の実際の動作をディジタルコピーを例にして以
下説明する。操作部211は、図5に示すように、帯状
の液晶ディスプレィ501と、この下側のエリアに各種
のキー部分を散在させたタッチパネル部502から構成
され、入力動作と表示が行えるようになっている。本発
明は、コピーあるいはファクシミリに原稿チエック機能
として搭載される。図5の「原稿チエック」表示部分が
機能のON/OFFを決めるために用いられるキー部分
である。この原稿チエック機能を使用する場合は、「原
稿チエック」表示部を指で押下すると、図6に示すよう
に、例えば赤による表示(斜線で表している)に変わる
と共に、原稿チエックの動作が開始される。本発明で
は、原稿チエック機能がONの時、白判定・黒判定部2
05の出力結果を基に全体制御が行われる。
【0024】原稿を読み取る前に制御部はシステムバス
207を通して状態保持フリップフロップ(F/F)4
03,406を初期化する。また、制御部は、白しきい
値レジスタ401に白のしきい値レベルを、黒しきい値
レジスタ404に黒のしきい値レベルをそれぞれ書き込
む。また、制御部は、画像メモリ202に対してデータ
書き込みモードをセットする。
【0025】操作部211からスタートの指示がある
と、コピー動作が開始される。CPU208はシステム
バス207を介してスキャナ部201へスキャンスター
トのコマンドを送り、原稿の読み取りを開始する。読み
取られた画像データは、画像メモリ202に書き込まれ
ると共に白判定・黒判定部205へ送られる。
【0026】ここで、画像データの値が大きいほど黒
く、小さいほど白いとする。白判定・黒判定部205で
は、予め設定されている白しきい値レジスタ401内の
しきい値と画像データとをコンパレータ402で比較
し、しきい値よりも小さい場合、白であると判定され、
それを示す信号が状態保持フリップフロップ403に出
力される。また、予め設定されている黒しきい値レジス
タ404内のしきい値とコンパレータ405によって比
較され、しきい値より画像データが大きい場合、黒の判
定がなされ、それを示す信号が状態保持フリップフロッ
プ406に出力される。状態保持フリップフロップ40
3は白データが連続している状態を保持し、スキャンさ
れた画像データが白である限り、システムバス207に
白連続の信号を出力する。そして、白以外の画像データ
がくると、白連続の信号の保持が解除される。また、状
態保持フリップフロップ406は黒データが連続してい
る状態を保持し、スキャンされた画像データが黒である
限り、システムバス207に黒連続の信号を出力する。
黒以外の画像データが来ると、黒連続の信号の保持が解
除される。
【0027】このようにして原稿をスキャンした後、制
御部106はシステムバス207を介して白判定及び黒
判定の結果を読み取る。判定結果が白連続でも黒連続で
もないとき、後述するメモリコピー動作が実行される。
【0028】判定結果が白連続であった場合、操作部2
11に図7のような表示を行う。この表示内容を見た使
用者は、コピーを行うか否かを希望するキー部分を押下
することにより選択する。「はい」を選んだ場合はメモ
リコピー動作になり、「いいえ」を選んだ場合にはコピ
ー動作を終了する。
【0029】判定結果が黒連続であった場合、操作部2
11に図8のような表示を行う。使用者は図8の表示内
容を見てコピーを行うか否かを希望するキー部分を押下
することにより選択する。「はい」を選んだ場合、メモ
リコピー動作になり、「いいえ」を選んだ場合、コピー
動作を終了する。
【0030】メモリコピー動作は、制御部106がシス
テムバス207を通して画像メモリ202に対してデー
タ読み出しモードをセットし、画像処理部103内のγ
変換処理、フィルタ処理、変倍処理、階調処理等の選択
を行い、これらの処理に用いるパラメータの設定を行
う。更に、プリンタ部204にプリントスタートのコマ
ンドを送り、画像メモリ202に記憶されている画像を
処理して用紙にプリントして出力する。
【0031】次に、本発明の一実施例の実際の動作をデ
ィジタルファクシミリを例にして以下説明する。図9は
ファクシミリ送信に対応した操作部の表示内容を示して
いる。ファクシミリ送信を行わせるには、不図示の機能
キーを操作して選択する。図9に示す表示画面は、ファ
クシミリ送信時における「相手先指定」画面の表示であ
り、この画面を用いて送信相手先(受信者)を指定し、
ファクシミリ送信を実行する。また、図9の画面は、フ
ァクシミリ送信時における送信文書のセットの有無をチ
エックする機能も有している。
【0032】図9にあって、「読取条件」の表示部分を
押すと、図10に示す「読取条件」の画面表示になる。
図10における「原稿チエック」の項目が、本発明の機
能のON/OFFを決めることになる。原稿チエック機
能を使用する場合、「行う」の表示部分を押下する。こ
れにより、図11のように、原稿チエック機能がONに
なる。
【0033】原稿チエック機能がONの時、白判定・黒
判定部205の出力結果を基に全体制御が行われる。原
稿を読み取る前に制御部はシステムバス207を通して
状態保持フリップフロップ(F/F)403,406を
初期化する。また、制御部は、白しきい値レジスタ40
1に白のしきい値レベルを、黒しきい値レジスタ404
に黒のしきい値レベルをそれぞれ書き込む。また、制御
部は、画像メモリ202に対してデータ書き込みモード
をセットする。
【0034】操作部211からスタートの指示がある
と、FAX動作が開始される。CPU208はシステム
バス207を介してスキャナ部201へスキャンスター
トのコマンドを送り、原稿の読み取りを開始する。読み
取られた画像データは、画像メモリ202に書き込まれ
ると共に白判定・黒判定部205へ送られる。ここで、
画像データの値が大きいほど黒く、小さいほど白いとす
る。白判定・黒判定部205では、予め設定されている
白しきい値レジスタ401内のしきい値と画像データと
をコンパレータ402で比較し、しきい値よりも小さい
場合、白であると判定され、それを示す信号が状態保持
フリップフロップ403に出力される。また、予め設定
されている黒しきい値レジスタ404内のしきい値とコ
ンパレータ405によって比較され、しきい値より画像
データが大きい場合、黒の判定がなされ、それを示す信
号が状態保持フリップフロップ406に出力される。
【0035】状態保持フリップフロップ403は白デー
タが連続している状態を保持し、スキャンされた画像デ
ータが白である限り、システムバス207に白連続の信
号を出力する。そして、白以外の画像データがくると、
白連続の信号の保持が解除される。また、状態保持フリ
ップフロップ406は黒データが連続している状態を保
持し、スキャンされた画像データが黒である限り、シス
テムバス207に黒連続の信号を出力する。黒以外の画
像データが来ると、黒連続の信号の保持が解除される。
【0036】このようにして原稿をスキャンした後、制
御部106はシステムバス207を介して白判定及び黒
判定の結果を読み取る。判定結果が白連続でも黒連続で
もないとき、後述するメモリFAX送信動作が実行され
る。
【0037】白判定・黒判定部205による判定結果が
白連続であった場合、操作部211に図12のような表
示を行う。ここで使用者はFAX送信をするか否かを選
択する。「はい」を選んだ時、後記するメモリFAX送
信動作になる。また、「いいえ」を選ぶとFAX送信動
作は終了する。
【0038】白判定・黒判定部205による判定結果が
黒連続であった場合、操作部211に図13のような表
示を行う。ここで使用者はFAX送信をするか否かを選
択する。「はい」を選んだ時、後記するメモリFAX送
信動作になり、「いいえ」を選ぶとFAX送信動作は終
了する。
【0039】ここで、メモリFAX送信動作について説
明する。メモリFAX送信動作は、制御部106がシス
テムバス207を介して画像メモリ202に対してデー
タ読み出しモードをセットすることにより実行され、画
像処理部103内のγ変換処理、フィルタ処理、変倍処
理、階調処理等が選択に応じて行われる。また、これら
の処理に用いるパラメータの設定が行われる。更に、F
AX送信部206に対し、送信スタートのコマンドが送
られ、画像メモリ202に記憶されている画像が処理さ
れ、FAX送信が行われる。
【0040】このように前記実施例にあっては、原稿等
を読み取る画像入力部101と、この画像入力部101
で得た画像データに対し各種の処理を施す画像処理部1
03と、この画像処理部103で処理した画像データを
シート上に画像形成し或いはファクシミリ送信を行うた
めの画像出力部104とを具備する画像処理装置におい
て、画像入力部101による画像データを記憶する画像
記憶部102と、画像データの中の画像情報の有無を検
出する画像識別部105と、この画像識別部105の識
別結果に基づいて画像形成動作又はファクシミリ送信動
作を決定する制御部106とを具備するため、使用者の
誤操作等に基づく無駄な複写や無駄なファクシミリ送信
を未然に防止することができる。
【0041】また、前記実施例にあっては、画像識別部
105は、画像入力部101で読み取った入力画像デー
タの中の画像情報の有無を、原稿中の画像が全面白であ
るか、全面黒であるかの識別を行うことで検出するた
め、原稿の裏表の間違い、原稿のセット忘れ、白紙原稿
のセット等による複写動作、ファクシミリ送信動作にふ
さわしくない原稿の時の無駄な複写動作、ファクシミリ
送信動作を未然に防止することができる。
【0042】また、前記実施例にあっては、画像識別部
105は、白画像に対するしきい値を設定する第1のし
きい値設定手段(401)と、該第1のしきい値設定手
段(401)によるしきい値と原稿画像とを比較する第
1の比較手段(402)と、黒画像に対するしきい値を
設定する第2のしきい値設定手段(404)と、該第2
のしきい値設定手段(404)によるしきい値と原稿画
像とを比較する第2の比較手段(405)と、第1,第
2の比較手段(402,405)による各々の結果を保
持する第1,第2の保持手段(403,406)とを具
備するため、簡単な構成によって画像識別部を構成する
ことができる。
【0043】また、前記実施例にあっては、画像出力部
104は、プリンタ部204及びファクシミリ送信部
(206)を具備するため、1つの画像入力部101を
用いながら必要に応じて複写機とファクシミリとの使い
分けが可能になる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、使用者の
誤操作等に基づく無駄な複写や無駄なファクシミリ送信
を未然に防止することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、原稿の裏表
の間違い、原稿のセット忘れ、白紙原稿のセット等によ
る複写動作、ファクシミリ送信動作にふさわしくない原
稿の時の無駄な複写動作、ファクシミリ送信動作を未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】ファクシミリ及びデジタル複写機の各機能を備
えた画像形成装置の主な構成を示すブロック図である。
【図3】スキャナ部及びプリンタ部の内部構成を示す配
置図である。
【図4】図2に示す白判定・黒判定部の構成の詳細を示
すブロック図である。
【図5】図2に示す操作部のディスプレィ部及びタッチ
キー部の構成例を示す平面図である。
【図6】図5において、原稿チエックの表示部分を選択
した場合の表示内容を示す説明図である。
【図7】判定結果が白連続であった場合の操作部の表示
内容を示す説明図である。
【図8】判定結果が黒連続であった場合の操作部の表示
内容を示す説明図である。
【図9】ファクシミリ送信に対応した操作部の表示内容
を示す説明図である。
【図10】図9において「読取条件」の表示部分を押し
た後の表示画面を示す説明図である。
【図11】図10における「行う」の表示部分を押下し
た後の表示画面を示す説明図である。
【図12】白判定・黒判定部による判定結果が白連続で
あった場合の操作部の表示内容を示す説明図である。
【図13】白判定・黒判定部による判定結果が黒連続で
あった場合の操作部の表示内容を示す説明図である。
【符号の説明】 101 画像入力部 102 画像記憶部 103 画像処理部 104 画像出力部 105 画像識別部 106 制御部 107 操作部 204 プリンタ部 205 白判定・黒判定部 206 ファクシミリ送信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿等を読み取る画像入力部と、この画
    像入力部で得た画像データに対し各種の処理を施す画像
    処理部と、この画像処理部で処理した画像データをシー
    ト上に画像形成し或いはファクシミリ送信を行うための
    画像出力部とを具備する画像処理装置において、 前記画像入力部による画像データを記憶する画像記憶部
    と、 前記画像データの中の画像情報の有無を検出する画像識
    別部と、 この画像識別部の識別結果に基づいて画像形成動作又は
    ファクシミリ送信動作を決定する制御部とを具備するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記画像識別部
    は、前記画像入力部で読み取った入力画像データの中の
    画像情報の有無を、原稿中の画像が全面白であるか、全
    面黒であるかの識別を行うことで検出することを特徴と
    する画像処理装置。
JP7041970A 1995-03-01 1995-03-01 画像処理装置 Pending JPH08242319A (ja)

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JP7041970A JPH08242319A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 画像処理装置

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