JPH08242303A - ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線検出方法 - Google Patents

ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線検出方法

Info

Publication number
JPH08242303A
JPH08242303A JP7041853A JP4185395A JPH08242303A JP H08242303 A JPH08242303 A JP H08242303A JP 7041853 A JP7041853 A JP 7041853A JP 4185395 A JP4185395 A JP 4185395A JP H08242303 A JPH08242303 A JP H08242303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
disconnection
slave
polling process
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7041853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3346934B2 (ja
Inventor
Norikichi Ando
範吉 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP04185395A priority Critical patent/JP3346934B2/ja
Publication of JPH08242303A publication Critical patent/JPH08242303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3346934B2 publication Critical patent/JP3346934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナースコール装置のにダミーの子機アダプタ
を接続することなく、脱落・断線警報発報を回避できる
ようにした子機アダプタの脱落・断線検出方法を提供す
る。 【構成】 ナースコール親機に接続された集合廊下アダ
プタと、該集合廊下アダプタに接続された子機アダプタ
と、該子機アダプタに接続された子機を備えたナースコ
ール装置において、ポーリング処理アンサーデータの有
無によって脱落・断線警報発報対象か対象外かを集合廊
下アダプタのCPU内の登録テーブルに登録しておき、
対象外であれば子機アダプタが断線していても脱落・断
線警報の発報を回避できる。また、子機アダプタを追加
したときには登録テーブルに対象であることを再登録す
ることによって対応でき、子機が脱落していれば脱落・
断線警報を発報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナースコール装置に関
し、特にナースコール子機アダプタの脱落又は断線の検
出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図2に示すようなナースコー
ル装置が知られている。このナースコール装置は、ナー
スコール親機Mに接続され病室毎に設けられた集合廊下
アダプタRAと、各集合廊下アダプタRAにバスライン
でバス接続され、かつ病室内のベッド毎に設けられた複
数の子機アダプタSA及びこの子機アダプタSAに接続
されたナースコール子機Sとを備えている。図ではナー
スコール親機M一台に対し集合廊下アダプタRA、子機
アダプタSA及びナースコール子機Sはそれぞれ一台ず
つしか示されていないが、実際には、親機M一台に対し
て集合廊下アダプタRAはm台(mは1以上の整数)接
続することができ、子機アダプタSAは集合廊下アダプ
タRA一台に対してn台(nは1以上の整数)接続する
ことができ、子機アダプタSAとナースコール子機Sと
は1対1で接続している。
【0003】そして、集合廊下アダプタRA及び子機ア
ダプタSAは、ナースコール管理のためのポーリング処
理およびナースコール親機Mがナースコール子機Sと連
絡を取合うための音声信号送受信の介在をしている。
尚、図ではナースコール親機Mとナースコール子機Sと
の音声信号送受信のための回路は省略されている。ナー
スコール親機Mは、親機CPU10に接続された脱落・
断線警報発報回路12および集合廊下アダプタRAの親
機インターフェース21と接続する親機インターフェー
ス11を備えている。
【0004】集合廊下アダプタRAは、子機アダプタS
Aの数を設定する子機アダプタ台数設定回路22、子機
アダプタ台数設定回路22により設定された子機アダプ
タSAの数を読取り該当数分のポーリング処理をする集
合廊下アダプタCPU20、集合廊下アダプタCPU2
0に接続された親機インターフェース21、子機アダプ
タSAにポーリング処理データを送出するポーリング処
理データ送出回路23、及び子機アダプタSAからのポ
ーリング処理アンサーデータを受信するポーリング処理
アンサーデータ受信回路24を備えている。
【0005】ポーリング処理データ送出回路23から送
出されるポーリング処理データは、例えば、フレームス
タートビット、コマンドスタートビット、子機アダプタ
SA1のポーリングデータ、コマンドスタートビット、
子機アダプタSA2のポーリングデータ、・・・・コマ
ンドスタートビット、子機アダプタSAnのポーリング
データからなり、フレームスタートビットの後、コマン
ドスタートビットとポーリングデータを接続された子機
の数だけ繰返す。
【0006】子機アダプタSAは、子機アダプタCPU
30、子機アダプタCPU30に接続され集合廊下アダ
プタRAからのポーリング処理データを受信するポーリ
ング処理データ受信回路31、子機アダプタCPU30
に接続され集合廊下アダプタRAにポーリング処理アン
サーデータを送出するポーリング処理アンサーデータ送
出回路32、ナースコール子機Sの脱落を検出する脱落
検出回路34および子機アダプタSAの脱落・断線警報
を停止するための脱落・断線警報停止スイッチ33を備
えている。ここで、子機アダプタCPU30はナースコ
ール子機Sの接続状態(脱落か否か)を認識するととも
に、ポーリング処理データを受けて接続状態を表すポー
リング処理アンサーデータを返す働きをする。
【0007】このようなナースコール装置の動作を図3
を参照して説明する。電源を投入すると(200)、集
合廊下アダプタCPU20は子機アダプタ台数設定回路
22により設定された子機アダプタSAの台数を読取り
(201)、メモリに脱落・断線警報の対象として登録
して(202)、子機アダプタSAの設定された台数分
のポーリング処理を開始する(203)。
【0008】各子機アダプタSAに対するポーリング処
理は以下のようになされる。即ち、集合廊下アダプタC
PU20によって処理されたポーリング処理データをポ
ーリング処理データ送出回路23から送出して、子機ア
ダプタSAのポーリング処理データ受信回路31で受
け、子機アダプタCPU30にナースコール子機Sが正
常に接続されているか否かを判断させる。ナースコール
子機Sの脱落は、ナースコール子機Sに接続された脱落
検出回路34のトランジスタスイッチがナースコール子
機Sが脱落していることによりオフ(子機アダプタCP
U30の入力電圧レベル低)となり正常に接続されてい
ればオン(子機アダプタCPU30の入力電圧レベル
高)となることから判断できる。子機アダプタCPU3
0はナースコール子機Sが子機アダプタSAに接続され
ていると判断した場合には正常接続されていることを示
すポーリング処理アンサーデータを、ナースコール子機
Sが脱落していると判断した場合には脱落していること
を示すポーリング処理アンサーデータをポーリング処理
アンサーデータ送出回路32を介して返す。このポーリ
ング処理アンサーデータを集合廊下アダプタRAのポー
リング処理アンサーデータ受信回路24で受信して、集
合廊下アダプタCPU20に制御を渡す。集合廊下アダ
プタCPU20は、ポーリング処理アンサーデータの種
類によって子機アダプタSAにナースコール子機Sが接
続されているか否か、即ち、脱落していないか否かを判
断する。一方、ポーリング処理データをポーリング処理
データ送出回路23から送出したにも拘らずポーリング
処理アンサーデータが返ってこない場合には、集合廊下
アダプタCPU20は子機アダプタSAが断線している
と判断する(204)。
【0009】上記ポーリング処理は集合廊下アダプタC
PU20のメモリに登録された台数の全ての子機アダプ
タSAについて行われ、常時、繰り返しポーリング処理
を行う(204−205−203)。ここで、処理20
5はナースコール子機Sからのデータの解析及びその内
容処理であり、例えばナースコール子機Sからの呼出処
理などがある。一方、あるナースコール子機Sが脱落又
は子機アダプタSAが断線している場合には、20秒タ
イマ処理により20秒をカウントして(206)、20
秒後にまだ脱落・断線が継続しているか否かを判断する
(207)。脱落・断線状態でなくなった場合にはポー
リング処理を行い(207−203)、脱落・断線状態
のままの場合には、集合廊下アダプタRA並びにナース
コール親機Mの各々の親機インターフェース21、11
および親機CPU10を介して脱落・断線警報発報回路
12により警報を発報する(208)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術に
よる脱落・断線検出方法において、電源投入時に設定さ
れた子機アダプタの台数分のポーリング処理がなされて
いるため、集合廊下アダプタの任意のベッド位置の警報
を発報しないようにする必要があるとき脱落・断線警報
を発報しないようにするには、発報しないベッド位置に
対応する不要なダミー子機アダプタを設置するか、集合
廊下アダプタ内の配線と子機アダプタ台数設定回路の設
定台数を変更する必要があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の欠点を
取り除くためになされたものであり、脱落・断線警報を
発報する必要のないときには、発報しないベッド位置に
対応する不要なダミー子機アダプタを設置したり、集合
廊下アダプタ内の配線と子機アダプタ台数設定回路の設
定台数を変更することなく、脱落・断線警報発報を回避
できるようにした子機アダプタの脱落・断線検出方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線
検出方法は、ナースコール親機に接続され病室毎に設け
られた集合廊下アダプタと、各集合廊下アダプタにバス
ラインでバス接続され、かつ病室内のベッド毎に設けら
れた複数の子機アダプタおよび該子機アダプタに接続さ
れたナースコール子機とを備え該集合廊下アダプタから
のポーリング処理データを各子機アダプタで受信し、各
子機アダプタからのポーリング処理アンサーデータを該
集合廊下アダプタで受信し、ポーリング処理アンサーデ
ータを受信できたとき当該子機アダプタを脱落・断線対
象登録とし、受信できなかったとき当該子機アダプタを
脱落・断線対象外登録とし、それぞれポーリング処理登
録データとして登録テーブルに登録し該ポーリング処理
データを送信し、該ポーリング処理アンサーデータを受
信できないとき当該子機アダプタが該登録テーブルに脱
落・断線対象外登録として登録されていれば脱落・断線
警報発報を回避することを特徴としている。
【0013】また、このナースコール装置の子機アダプ
タ脱落・断線検出方法は、該ポーリング処理データを再
送信し、該ポーリング処理アンサーデータを受信できた
とき該登録テーブルに脱落・断線対象外登録として登録
されていれば、当該子機アダプタを該登録テーブルに脱
落・断線対象登録し、該登録テーブルに脱落・断線対象
登録として登録されていれば、該ナースコール子機が脱
落していることを示すポーリング処理アンサーデータで
ある場合に脱落・断線警報発報することを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】このナースコール装置の子機アダプタ脱落・断
線検出方法によれば、電源投入時に集合廊下アダプタか
らのポーリング処理データを各子機アダプタで受信し、
ポーリング処理アンサーデータを受信できたときには当
該子機アダプタを脱落・断線対象として、受信できなか
ったときには当該子機アダプタを脱落・断線対象外とし
て、それぞれポーリング処理登録データを格納する登録
テーブルに登録する。ここで、脱落・断線対象とは脱落
・断線警報を発報する対象のことをいい、脱落・断線対
象外とは脱落・断線警報を発報する対象ではないことを
いう。
【0015】ポーリング処理データを送信し、ポーリン
グ処理アンサーデータを受信できない場合に、当該子機
アダプタが該登録テーブルに脱落・断線対象外として登
録されていれば脱落・断線警報発報を回避することがで
きる。一方、ポーリング処理データを再送信し、ポーリ
ング処理アンサーデータを受信できた場合に、登録テー
ブルに脱落・断線対象外として登録されていれば電源投
入後新たに接続されたものとして当該子機アダプタにつ
いて登録テーブルに脱落・断線対象として再登録する。
また、ポーリング処理アンサーデータが受信できた場合
に、登録テーブルに脱落・断線対象として登録されてい
れば、ポーリング処理アンサーデータの種類を判別す
る。それがナースコール子機が脱落していることを示す
ポーリング処理アンサーデータである場合には脱落・断
線警報を発報し、脱落していないことを示すポーリング
処理アンサーデータである場合には脱落・断線警報を発
報しない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の子機アダプタ脱落・断線検出
方法の一実施例を図1を参照して説明する。尚、本発明
が適用されるナースコール装置の構成は、従来技術の説
明において参照した図2に示すナースコール装置と全く
同様であるので説明を省略する。
【0017】本発明のナースコール装置の子機アダプタ
脱落・断線検出方法では、まず電源投入後、各子機アダ
プタについてポーリング処理アンサーデータの有無によ
り脱落・断線警報を発報する対象とするか否かの登録処
理をする。即ち、電源を投入すると(100)、集合廊
下アダプタCPU20のソフトウエアによって集合廊下
アダプタCPU20は子機アダプタ台数設定回路22に
より設定された子機アダプタの台数(n)を読取り(1
01)、ポーリング処理データ送出回路23を介してポ
ーリング処理データを子機アダプタSAに送出する(1
02)。集合廊下アダプタCPU20は当該ポーリング
処理データに応答して各子機アダプタSAから送信され
たポーリング処理アンサーデータの受信の有無によって
子機アダプタSAの断線を判断する(103)。
【0018】ここで、子機アダプタSAが断線している
か否かの判断は次のように行なう。子機アダプタSAと
集合廊下アダプタRAとの間が断線していなければ、集
合廊下アダプタRAのポーリング処理データ送出回路2
3から送出されたポーリング処理データは子機アダプタ
SAのポーリング処理データ受信回路31で受信され、
ポーリング処理データは子機アダプタCPU30へ送ら
れ、ポーリング処理アンサーデータがポーリング処理ア
ンサーデータ送出回路32を介してポーリング処理アン
サーデータ受信回路24に返される。一方、子機アダプ
タSAと集合廊下アダプタRAとの間が断線していれ
ば、ポーリング処理データをポーリング処理データ送出
回路23から送出したにも拘らずポーリング処理アンサ
ーデータは返ってこない。即ち、集合廊下アダプタCP
U20はポーリング処理アンサーデータがポーリング処
理アンサーデータ受信回路24で受信できたかどうかに
よって子機アダプタSAが断線しているか否かを判断す
る。
【0019】集合廊下アダプタCPU20はこのように
断線しているか否かを判断し、例えば、1台目の子機が
断線していなければそのナースコール子機Sは接続され
た状態であるので、脱落・断線警報を発報する対象であ
ると判断し、脱落・断線対象登録としてポーリング処理
登録データ(FD1=1(FD1の1は1番目の子機であ
ることを示す。))を登録テーブルに登録する(10
4)。断線していればそこにはナースコール子機Sは接
続されていないものと判断し、脱落・断線警報を発報す
る対象ではない、即ち脱落・断線対象外登録としてポー
リング処理登録データ(FD1=0)を登録テーブルに
登録する(105)。同様に2番目以降の子機アダプタ
SAについても脱落・断線対象か否かの判断を行ない、
集合廊下アダプタRAに接続されているn台の子機アダ
プタSAについて登録テーブルにそれぞれ登録する。即
ち、電源投入時に子機アダプタSAが集合廊下アダプタ
RAに接続されているものを脱落・断線警報を発報する
対象とするのである。
【0020】以上のように、子機アダプタ台数設定回路
22により設定された全ての台数の子機アダプタSAに
ついて、それぞれが脱落・断線警報を発報する対象であ
るか対象外であるかの登録がなされ、以後このように登
録されたポーリング処理登録データを参照してポーリン
グ処理が行われる。即ち、ポーリング処理データを集合
廊下アダプタRAのポーリング処理データ送出回路23
から再送出し(106)、集合廊下アダプタCPU20
はポーリング処理アンサーデータが受信できるかどうか
によって子機アダプタSAが断線しているか否かを判断
する(107)。
【0021】そして集合廊下アダプタRAと例えばi番
目(i=1,2,・・・n)の子機アダプタSAとの間
が断線していないと判断された場合には、子機アダプタ
SAが正常に接続されているので子機アダプタSAの状
態RDをRDi=1とする(108)。次いで集合廊下
アダプタCPU20はこのRDiと登録テーブルに格納
されているデータFDiとを比較する(109)。ここ
で当該子機が脱落・断線対象として登録されていれば、
登録テーブルのデータはFDi=1となっているので、
RDiとFDiとは一致し、これにより集合廊下アダプ
タCPU20はこの子機についてポーリング処理アンサ
ーデータの解析をし、ナースコール子機Sが脱落してい
るか否かの判断を行う(111)。
【0022】この脱落か否かの判断は従来のポーリング
処理と同様である。即ち、集合廊下アダプタRAのポー
リング処理データ送出回路23から送出され、子機アダ
プタSAのポーリング処理データ受信回路31で受信さ
れたポーリング処理データは、子機アダプタCPU30
へ送られる。子機アダプタCPU30は、ナースコール
子機Sに接続された脱落検出回路34のトランジスタス
イッチがオフ(子機アダプタCPU30の電圧レベル
低)かオン(子機アダプタCPU30の電圧レベル高)
かによって、ナースコール子機Sが脱落しているか正常
に接続されているかを判断する。ナースコール子機Sが
子機アダプタSAに接続されている場合には正常接続さ
れていることを示すポーリング処理アンサーデータが、
ナースコール子機Sが脱落している場合には脱落してい
ることを示すポーリング処理アンサーデータが、子機ア
ダプタCPU30によりポーリング処理アンサーデータ
送出回路32を介して返される。このポーリング処理ア
ンサーデータを集合廊下アダプタRAのポーリング処理
アンサーデータ受信回路24で受信して、集合廊下アダ
プタCPU20に制御を渡す。このようにして受け取っ
たポーリング処理アンサーデータの種類によって、集合
廊下アダプタCPU20はナースコール子機Sが脱落し
ているかを判断する(112)。
【0023】そしてポーリング処理アンサーデータがナ
ースコール子機Sの脱落を示すものではない場合には、
脱落・断線警報を発報しないでポーリング処理データ送
出処理(106)に再び戻り、次(i+1番目)のナー
スコール子機Sについて同様のポーリング処理を行な
う。また、ポーリング処理アンサーデータがナースコー
ル子機Sの脱落を示すものである場合には、このような
ポーリング処理アンサーデータがポーリング処理アンサ
ーデータ送出回路32から送出されることにより、集合
廊下アダプタCPU20は脱落であると判断し、次の脱
落・断線警報を発報するための処理に移る(115)。
【0024】脱落・断線警報を発報するためには次のよ
うな処理がなされる。即ち、20秒タイマ処理により2
0秒をカウントして(115)、20秒後にまだ脱落・
断線が継続しているか否かを判断する(116)。脱落
・断線状態でなくなった場合には再びポーリング処理デ
ータ送出処理を行い(106)、脱落・断線状態のまま
の場合には、集合廊下アダプタRAの親機インターフェ
ース21、ナースコール親機Mの親機インターフェース
11および親機CPU10を介して脱落・断線警報発報
回路12により脱落・断線警報発報を行う(117)。
【0025】次に、集合廊下アダプタRAが子機アダプ
タSAからのポーリング処理アンサーデータを受信した
にも拘らず、当該子機(例えばj番目とする。ここでj
=1,2・・・,n)が脱落・断線対象登録となってい
ない場合について説明する。これはナースコール装置使
用の途中で子機アダプタSAが追加された場合であっ
て、電源投入時には未接続であったため脱落・断線警報
を発報する対象とする必要はなく、その子機アダプタS
Aに該当する登録テーブルには脱落・断線警報の対象外
(FDj=0)として登録されている場合である。この
場合は再登録して脱落・断線対象登録とする。
【0026】具体的には、ポーリング処理データを再送
出し(106)、ポーリング処理アンサーデータの受信
の可否によって子機アダプタSAが断線しているか否か
を判断し(107)、このケースの場合は断線していな
いので、RDj=1とする(108)。集合廊下アダプ
タCPU20はこのRDjと登録テーブルに格納されて
いるデータFDjとを比較する(109)。この場合、
FDj=0(脱落・断線対象外登録)となっているの
で、RDjとFDjとは一致しない。しかし、子機アダ
プタSAを追加接続したことにより、新たに脱落・断線
警報を発報する対象として登録する必要があるので、脱
落・断線対象登録(FDj=1)として登録テーブルに
再登録する(110)。この再登録の後は脱落・断線対
象登録と同様、ポーリング処理アンサーデータの解析を
し(111)、ナースコール子機Sが脱落しているか否
かを判断し(112)、ナースコール子機Sが脱落して
いないときは脱落・断線警報は発報はせず、ナースコー
ル子機Sが脱落しているときは脱落・断線警報を発報す
る。尚、脱落・断線警報発報処理については前述と同様
である。この再登録処理を設けたことによりナースコー
ル装置の使用途中にも子機アダプタSAの追加をするこ
とができる。
【0027】次にポーリング処理アンサーデータの受信
がなく子機アダプタSAが断線していると判断される場
合について説明する(107)。この場合は断線してい
るので、RDk=0(k=1,2・・・,n)とする
(113)。集合廊下アダプタCPU20はこのRDk
と登録テーブルに登録されているデータFDkとを比較
する(114)。ここで登録テーブルに脱落・断線対象
外登録(FDk=0)されていれば、RDkとFDkと
は一致するので、脱落・断線警報を発報せず、ポーリン
グ処理データ送出処理(106)に再び戻る。
【0028】一方、RDk=0(断線状態)であるが登
録テーブルに脱落・断線対象登録(FDk=1)されて
いる場合には、RDkとFDkとは一致しない。この場
合には、脱落時に警報を発報する場合と同様に脱落・断
線警報発報処理を行なう(115−117)。即ち、2
0秒タイマ処理により20秒をカウントして(11
5)、20秒後にまだ脱落・断線が継続しているか否か
を判断する(116)。脱落・断線状態でなくなった場
合には再びポーリング処理データ送出処理を行い(10
6)、脱落・断線状態のままの場合には、集合廊下アダ
プタRAの親機インターフェース21、ナースコール親
機Mの親機インターフェース11および親機CPU10
を介して脱落・断線警報発報回路12により脱落・断線
警報発報を行う(117)。
【0029】従って、脱落・断線対象外との登録がされ
ている場合には断線状態にあっても脱落・断線警報の発
報は回避できるため、不要なダミーの子機アダプタSA
を接続しておく必要がない。また、ナースコール装置の
使用途中で子機アダプタSAの断線及び追加にも対応で
きる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明のナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線検出方
法によれば、電源投入後に、脱落・断線警報発報の対象
か否かを登録する登録テーブルを作成し、ポーリング処
理時にこの登録テーブルのデータを参照することによ
り、ポーリング処理データを送出したにも拘らずポーリ
ング処理アンサーデータを受信できなかったとき、即ち
断線状態のときに該登録テーブルに脱落・断線対象外と
して登録されていれば、脱落・断線警報発報を回避する
ことができる。従って、集合廊下アダプタの任意のベッ
ド位置の警報を発報しないようにする必要があるとき、
発報しないベッド位置に対応する不要なダミー子機アダ
プタを設置したり、集合廊下アダプタ内の配線と子機ア
ダプタ台数設定回路の設定台数を変更する必要がない。
【0031】また、電源投入後の登録により該登録テー
ブルに脱落・断線対象外として登録されていても、ポー
リング処理データを再送信し、ポーリング処理アンサー
データを受信できたときには当該子機アダプタについて
登録テーブルに脱落・断線対象として再登録することに
より、子機アダプタの追加等に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を説明するフローチャート図である。
【図2】 本発明及び従来技術を実施するためのナース
コール装置のブロック図である。
【図3】 従来技術を説明するフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
M・・・・・・ナースコール親機 RA・・・・・・集合廊下アダプタ SA・・・・・・子機アダプタ S・・・・・・ナースコール子機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナースコール親機に接続され病室毎に設け
    られた集合廊下アダプタと、各集合廊下アダプタにバス
    ラインでバス接続され、かつ病室内のベッド毎に設けら
    れた複数の子機アダプタおよび前記子機アダプタに接続
    されたナースコール子機とを備え、 前記集合廊下アダプタからのポーリング処理データを各
    子機アダプタで受信し、各子機アダプタからのポーリン
    グ処理アンサーデータを前記集合廊下アダプタで受信
    し、ポーリング処理アンサーデータを受信できたとき当
    該子機アダプタを脱落・断線対象登録とし、受信できな
    かったとき当該子機アダプタを脱落・断線対象外登録と
    し、それぞれポーリング処理登録データとして登録テー
    ブルに登録し、 前記ポーリング処理データを送信し、前記ポーリング処
    理アンサーデータを受信できないとき当該子機アダプタ
    が前記登録テーブルに脱落・断線対象外登録として登録
    されていれば、脱落・断線警報発報を回避することを特
    徴とするナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線検
    出方法。
  2. 【請求項2】前記ポーリング処理データを再送信し、前
    記ポーリング処理アンサーデータを受信できたとき前記
    登録テーブルに脱落・断線対象外登録として登録されて
    いれば、当該子機アダプタを前記登録テーブルに脱落・
    断線対象登録し、前記登録テーブルに脱落・断線対象登
    録として登録されていれば、前記ナースコール子機が脱
    落していることを示すポーリング処理アンサーデータで
    ある場合に脱落・断線警報発報することを特徴とする請
    求項1記載のナースコール装置の子機アダプタ脱落・断
    線検出方法。
JP04185395A 1995-03-01 1995-03-01 ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線対象登録方法 Expired - Fee Related JP3346934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04185395A JP3346934B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線対象登録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04185395A JP3346934B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線対象登録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08242303A true JPH08242303A (ja) 1996-09-17
JP3346934B2 JP3346934B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=12619821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04185395A Expired - Fee Related JP3346934B2 (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線対象登録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3346934B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333943A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Nipro Corp 断線を検知する手段を備えたナースコール装置
JP2008042459A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2008187643A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2010172503A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Carecom Co Ltd ナースコールシステム
JP2013202261A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP2014045803A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333943A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Nipro Corp 断線を検知する手段を備えたナースコール装置
JP2008042459A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2008187643A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Carecom:Kk ナースコールシステム
JP2010172503A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Carecom Co Ltd ナースコールシステム
JP2013202261A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP2014045803A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3346934B2 (ja) 2002-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014230097A (ja) マスタスレーブシステムおよびそのノード制御方法
US7631129B2 (en) Computer monitoring system and monitoring method
JPH08242303A (ja) ナースコール装置の子機アダプタ脱落・断線検出方法
KR20170122483A (ko) 통신 네트워크 감지 시스템
JPS61295738A (ja) 伝送制御装置
JP3452702B2 (ja) ビル群管理装置
TWI273392B (en) Automated system monitoring method
KR920009097B1 (ko) 공통선 신호장치의 신호단말 그룹 유지보수장치
KR100547872B1 (ko) 이동통신시스템에서 하드웨어알람보드의 이상 발생시하드웨어 장애 발생 유무를 감지하는 장치 및 방법
JP2783201B2 (ja) バス障害検出装置
JP2000276260A (ja) リモートリセット方式
JPH0991574A (ja) 端末装置の回線切り離し装置
KR930006862B1 (ko) 전자교환기의 신호단말그룹 버스 삼중화 신호 감시회로
JPH06311568A (ja) 動力制御システム
JP3321365B2 (ja) 入出力装置および集中監視システム
JPH09130414A (ja) ネットワークにおけるアラーム管理方式
JP3619583B2 (ja) データ伝送システム
JP3348258B2 (ja) ビル管理装置におけるバス監視回路
JP3043738B1 (ja) 障害発生特定システム及びその特定方法
JP3169022B2 (ja) データ伝送装置
JP2020021263A (ja) 親機、自動火災報知システム、制御方法、及びプログラム
JP2003348083A (ja) 情報処理機器、ネットワークシステムおよびそのネットワーク接続処理方法
JPH09259008A (ja) アラーム監視システム
JP2003179612A (ja) 高信頼化伝送線路制御方式
JPS60204144A (ja) バス型通信システムにおける障害検出方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020730

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140906

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees