JPH08241744A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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Publication number
JPH08241744A
JPH08241744A JP7095695A JP7095695A JPH08241744A JP H08241744 A JPH08241744 A JP H08241744A JP 7095695 A JP7095695 A JP 7095695A JP 7095695 A JP7095695 A JP 7095695A JP H08241744 A JPH08241744 A JP H08241744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrel
electric wire
terminal
terminal fitting
barrel portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7095695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hattori
和彦 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7095695A priority Critical patent/JPH08241744A/ja
Publication of JPH08241744A publication Critical patent/JPH08241744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本の電線を同時圧着させる場合に位置ず
れを起こし難くする。 【構成】 端子部20とバレル部30との間には突き当
て壁40を立設してあり、先端を皮むきした電線50を
次々に溝状のバレル部30に乗せていくと、芯線51の
先端を突き当て壁40に突き当てり、それぞれが所定の
位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子金具に関し、特
に、圧着接続のためのバレル部を有する端子金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端子金具として、図9に
示すものが知られている。この端子金具1は、平板状の
金属板をプレスによって型抜きしつつ屈曲して形成され
ており、前端側には平板状であって中央にネジ止め孔2
aを貫通せしめた端子部2と、後端側には略U字状であ
って電線の被覆部と芯線部とを圧着可能な二組のバレル
3a,3bを形成したバレル部3とから構成されてい
る。
【0003】このような端子金具1に電線4を圧着せし
める工程では、電線4の先端を皮むきして芯線を露出さ
せ、同芯線部分を切り起こした略U字状のワイヤバレル
3aに位置させるとともに被覆部分をインシュレーショ
ンバレル3bに位置させ、アプリケータにてかしめる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の端子金
具においては、一本の電線を圧着させる場合には問題な
いものの、複数本の電線を同時圧着させる場合、一本ず
つ電線を乗せていくことになるが、このときに先に乗せ
た電線がずれていってしまうという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、複数本の電線を同時圧着させる場合に位置ずれを起
こし難くすることが可能な端子金具の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、略U字状に屈曲して電線を
圧着可能なバレル部と、このバレル部と連結された端子
部とを有する端子金具において、同バレル部と端子部と
の間に電線の先端が当接可能な突き当て壁を形成してあ
る。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の端子金具において、上記突き当て壁は、上記バレ
ル部の断面形状に対応した形状してある。
【0008】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、バレル部と端子部との間に突き当て壁を形成し
てあり、電線を乗せるときに先端が同突き当て壁に突き
当てて置くことにより位置合わせが行われる。また、バ
レル部は挿入しやすくするために先端側が開いているこ
とが多く、このような場合は電線を乗せていくに従って
水平方向に広がって置かれることになる。上記のように
構成した請求項2に係る発明においては、このようなバ
レル部の断面形状に応じて形成してあり、電線を乗せて
いって上方に向かっても突き当て壁は確実に電線に当接
する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電線が突
き当て壁に突き当たり、位置ずれを生じさせないように
することが可能な端子金具を提供することができる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、電線を重ねていって
も確実に電線を位置合わせさせることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る端子金具を斜視
図により示している。
【0011】この端子金具10は、平板状の金属板をプ
レスによって型抜きしつつ屈曲して形成されており、前
端側には端子部20を備え、後端側にはバレル部30を
備えている。端子部20はバレル部30に連結する側が
やや周縁を盛り上げた浅皿状となっており、中央にネジ
止め孔21を形成してある。また、後端側のバレル部3
0は、側方に延びる帯板片を共に上方に屈曲した断面略
U字状であって電線の被覆部と芯線部とを圧着可能な二
組のワイヤバレル31とインシュレーションバレル32
とを備えている。
【0012】これらの端子部20とバレル部30につい
ては、互いに連結されたものであればよく、本実施例の
ように必ずしも前端側と後端側というように一直線上に
連結されている必要はない。例えば、同一平面上で互い
に折れ曲がって連結していても良いし、折れ曲がる方向
が立体的であったりしても良い。また、端子部20につ
いては必ずしもネジ止め孔21を有するような形状のも
のである必要はなく、相手側となる端子金具に嵌合可能
な凹凸形状として合っても良いし、さらには、バレル部
を介して電線に導通する必要のあるものであればケーシ
ングのようなものであっても良い。
【0013】また、バレル部30については、略U字状
に形成されて軸線方向に容易に位置ずれが生じるような
ものであれば適用可能である。従って、個々のバレル形
状については特に限定されるものではない。端子部20
とバレル部30との間には、逆台形の突き当て壁40を
立設してある。同突き当て壁40は、端子部20を先端
側から折り返して二重に形成するとともに後端側を上方
に折り曲げて形成されている。逆台形形状は、概ねバレ
ル部30の断面形状に一致させてある。ワイヤバレル3
1とインシュレーションバレル32は上方から挿入しや
すいように末広がり形状に屈曲されており、この形状に
合わせて突き当て壁40を形成してある。
【0014】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。図2に示すように、複数の電線50の先端を
皮むきして芯線51を露出させ、露出した芯線51を切
り起こした略U字状のワイヤバレル31内に位置させる
とともに被覆部分52をインシュレーションバレル32
内に位置させるようにして次々に乗せていく。このと
き、芯線51の先端を突き当て壁40に突き当てるよう
にして乗せていくことにより、それぞれが所定の位置に
保持される。突き当て壁40がない場合、後で乗せる電
線50を前後させて位置合わせするときに先に乗せられ
ている電線50が共に動いてしまい、徐々に位置がずれ
ていってしまう。一方、電線50を乗せていくとき、バ
レル部30の断面が末広がり形状となっているため、上
方に載置されるものは横方向に広がってしまう。しかる
に、本実施例においては突き当て壁40も逆台形形状と
なって上方に向かうほど横方向に広がっているので、後
で載置される電線50も確実に突き当て壁40に当接す
る。
【0015】このように、端子部20とバレル部30と
の間には突き当て壁40を立設してあり、先端を皮むき
した電線50を次々に略U字状のバレル部30に乗せて
いくと、芯線51の先端を突き当て壁40に突き当て
り、それぞれが所定の位置に保持される。突き当て壁4
0は、端子部20とバレル部30との間に立設され、バ
レル部30に収容される電線50が突き当たりさえすれ
ばよい。従って、図4に示すように、端子部20の側方
を切り起こして形成したり、図5に示すように、ワイヤ
バレル31と同様に切り起こしておき、前端側を内側に
曲げるようにして形成することもできる。また、端子部
20とバレル部30との間を長めにしておき、これを上
方に曲げ起こすようにしても良い。
【0016】さらには、バレル部30の開口形状を完全
に塞ぐ必要はなく、載置する電線50が突き当たりさえ
すれば多少の隙間が形成されていても良いし、電線50
を載置するときに突き当て壁40があればよい。例えば
図7に示すように、ワイヤバレル31の一部を前方に延
出させておいて内側に折り曲げ、図8に示すようにアプ
リケータにて同時に屈曲してしまうようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る端子金具の斜視図であ
る。
【図2】同端子金具に電線を乗せていく工程を示す斜視
図である。
【図3】同端子金具を圧着させた状態を示す斜視図であ
る。
【図4】他の実施例に係る端子金具の斜視図である。
【図5】他の実施例に係る端子金具の斜視図である。
【図6】他の実施例に係る端子金具の斜視図である。
【図7】他の実施例に係る端子金具の斜視図である。
【図8】同端子金具の圧着状態の正面図である。
【図9】従来の端子金具の斜視図である。
【符号の説明】
10…端子金具 20…端子部 30…バレル部 40…突き当て壁 50…電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字状に屈曲して電線を圧着可能なバ
    レル部と、このバレル部と連結された端子部とを有する
    端子金具において、同バレル部と端子部との間に電線の
    先端が当接可能な突き当て壁を形成したことを特徴とす
    る端子金具。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の端子金具におい
    て、上記突き当て壁は、上記バレル部の断面形状に対応
    した形状としたことを特徴とする端子金具。
JP7095695A 1995-03-02 1995-03-02 端子金具 Pending JPH08241744A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7095695A JPH08241744A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 端子金具

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JP7095695A JPH08241744A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 端子金具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150057867A (ko) * 2013-11-20 2015-05-28 삼성에스디아이 주식회사 접속 단자
US20180151962A1 (en) * 2015-05-14 2018-05-31 Tabuchi Electric Co., Ltd. Electric cable connecting terminal and method for connecting together electric cable connecting terminal and electric cable

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