JPH08240359A - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents
エンジン駆動式空気調和機Info
- Publication number
- JPH08240359A JPH08240359A JP7054495A JP7054495A JPH08240359A JP H08240359 A JPH08240359 A JP H08240359A JP 7054495 A JP7054495 A JP 7054495A JP 7054495 A JP7054495 A JP 7054495A JP H08240359 A JPH08240359 A JP H08240359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- engine
- flywheel
- air conditioner
- coupling
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン1のトルク変動が圧縮機2に伝達さ
れることにより圧縮機2及びこれに接続された配管や機
器が振動したり騒音を発したりするのを防止する。 【構成】 エンジン1の出力軸11にフライホィール12を
設け、このフライホィール12にカップリング22を介して
圧縮機2の駆動軸21を連結する。そして、カップリング
22にトルク変動軽減用フライホィール23を設ける。
れることにより圧縮機2及びこれに接続された配管や機
器が振動したり騒音を発したりするのを防止する。 【構成】 エンジン1の出力軸11にフライホィール12を
設け、このフライホィール12にカップリング22を介して
圧縮機2の駆動軸21を連結する。そして、カップリング
22にトルク変動軽減用フライホィール23を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンによって駆動さ
れる圧縮機を具備するエンジン駆動式空気調和機に関す
る。
れる圧縮機を具備するエンジン駆動式空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来のこの種空気調和機に
おいては、図2に示すようにエンジン1は軸継ぎ手30を
介して圧縮機2と連動連結されているため、エンジン1
のトルク変動が圧縮機2に伝達され、従って、圧縮機2
及びこれに接続された配管や機器の振動並びに騒音が大
きいという問題があった。
おいては、図2に示すようにエンジン1は軸継ぎ手30を
介して圧縮機2と連動連結されているため、エンジン1
のトルク変動が圧縮機2に伝達され、従って、圧縮機2
及びこれに接続された配管や機器の振動並びに騒音が大
きいという問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換
器、絞り機構、室内熱交換器等からなる冷凍サイクルを
具備するエンジン駆動式空気調和機において、上記エン
ジンの出力軸にフライホィールを設け、このフライホィ
ールにカップリングを介して上記圧縮機の駆動軸を連結
するとともに上記カップリングに圧縮機のトルク変動軽
減用フライホィールを設けたことを特徴とするエンジン
駆動式空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換
器、絞り機構、室内熱交換器等からなる冷凍サイクルを
具備するエンジン駆動式空気調和機において、上記エン
ジンの出力軸にフライホィールを設け、このフライホィ
ールにカップリングを介して上記圧縮機の駆動軸を連結
するとともに上記カップリングに圧縮機のトルク変動軽
減用フライホィールを設けたことを特徴とするエンジン
駆動式空気調和機にある。
【0004】他の特徴とするところは、上記トルク変動
軽減用フライホィールをカップリングと一体形成したこ
とにある。
軽減用フライホィールをカップリングと一体形成したこ
とにある。
【0005】
【作用】本発明においては、エンジンの出力軸に設けら
れたフライホィール及びカップリングに設けられたトル
ク変動軽減用フライホィールによって圧縮機のトルク変
動が軽減される。
れたフライホィール及びカップリングに設けられたトル
ク変動軽減用フライホィールによって圧縮機のトルク変
動が軽減される。
【0006】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、(A) は系
統図、(B) は要部の拡大断面図である。図1(A) に示す
ように、水冷式エンジン1によって駆動される圧縮機
2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り機構5、室内熱交
換器6等によって冷凍サイクルが構成されている。
統図、(B) は要部の拡大断面図である。図1(A) に示す
ように、水冷式エンジン1によって駆動される圧縮機
2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り機構5、室内熱交
換器6等によって冷凍サイクルが構成されている。
【0007】エンジン1を冷却することによって昇温し
た冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7に
よって送風される外気に放熱することによって降温した
後、冷却水循環ポンプ10によって付勢されてエンジン1
に戻る。
た冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7に
よって送風される外気に放熱することによって降温した
後、冷却水循環ポンプ10によって付勢されてエンジン1
に戻る。
【0008】冷房運転時、エンジン1によって圧縮機2
が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器
4に入り、ここで室外フアン7によって送風される外気
に放熱することによって凝縮液化する。
が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器
4に入り、ここで室外フアン7によって送風される外気
に放熱することによって凝縮液化する。
【0009】この液冷媒は絞り機構5を流過する過程で
断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フ
アン8によって送風される室内空気を冷却することによ
って蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3
を経て圧縮機2に戻る。
断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フ
アン8によって送風される室内空気を冷却することによ
って蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3
を経て圧縮機2に戻る。
【0010】暖房運転時には、圧縮機2から吐出された
冷媒は破線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器
6、絞り機構5、室外熱交換器4、四方弁3をての順に
経て圧縮機2に戻る。以上は従来のものと同様である。
冷媒は破線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器
6、絞り機構5、室外熱交換器4、四方弁3をての順に
経て圧縮機2に戻る。以上は従来のものと同様である。
【0011】図1(B) に示すように、エンジン1の出力
軸11にはフライホィール12が設けられている。また、圧
縮機2の駆動軸21に設けられたカップリング22にはこれ
より外径及び肉厚が大きいトルク変動軽減用フライホィ
ール23が設けられている。
軸11にはフライホィール12が設けられている。また、圧
縮機2の駆動軸21に設けられたカップリング22にはこれ
より外径及び肉厚が大きいトルク変動軽減用フライホィ
ール23が設けられている。
【0012】なお、このトルク変動軽減用フライホィー
ル23はカップリング22と一体形成することができる。13
はドライブプレート、14はボルト、15、16はフライホィ
ールハウジングで、ボルト17によって相互に連結され、
かつ、ボルト18によって圧縮機2のケーシングに固定さ
れている。
ル23はカップリング22と一体形成することができる。13
はドライブプレート、14はボルト、15、16はフライホィ
ールハウジングで、ボルト17によって相互に連結され、
かつ、ボルト18によって圧縮機2のケーシングに固定さ
れている。
【0013】しかして、エンジン1が運転されると、そ
の動力は出力軸11、フライホィール12、ドライブプレー
ト13、ボルト14、カップリング22をこの順に経て圧縮機
2の駆動軸21に伝達される。その際、フライホィール12
及びトルク変動軽減用フライホィール23の慣性力により
圧縮機2のトルク変動が軽減さるれる。
の動力は出力軸11、フライホィール12、ドライブプレー
ト13、ボルト14、カップリング22をこの順に経て圧縮機
2の駆動軸21に伝達される。その際、フライホィール12
及びトルク変動軽減用フライホィール23の慣性力により
圧縮機2のトルク変動が軽減さるれる。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、エンジンの出力軸に
フライホィールを設け、このフライホィールにカップリ
ングを介して圧縮機の駆動軸を連結するとともにカップ
リングに圧縮機のトルク変動軽減用フライホィールを設
けたため、これらフライホィールの慣性力によって圧縮
機のトルク変動が軽減される。
フライホィールを設け、このフライホィールにカップリ
ングを介して圧縮機の駆動軸を連結するとともにカップ
リングに圧縮機のトルク変動軽減用フライホィールを設
けたため、これらフライホィールの慣性力によって圧縮
機のトルク変動が軽減される。
【0015】この結果、圧縮機並びにこれに接続される
配管や機器の振動及びこれに基づく騒音を軽減できる。
従って、これら配管や機器の防振機構を簡略化できると
ともにその寿命の延長に資することが可能となる。
配管や機器の振動及びこれに基づく騒音を軽減できる。
従って、これら配管や機器の防振機構を簡略化できると
ともにその寿命の延長に資することが可能となる。
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は系統図、(B)
は要部の拡大断面図である。
は要部の拡大断面図である。
【図2】従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図であ
る。
る。
1 エンジン 11 出力軸 12 フライホィール 2 圧縮機 21 駆動軸 22 カップリング 23 トルク変動軽減用フライホィール 4 室外熱交換器 5 絞り機構 6 室内熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 実 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 米田 道雄 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 加藤 忠広 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンにより駆動される圧縮機、室外
熱交換器、絞り機構、室内熱交換器等からなる冷凍サイ
クルを具備するエンジン駆動式空気調和機において、上
記エンジンの出力軸にフライホィールを設け、このフラ
イホィールにカップリングを介して上記圧縮機の駆動軸
を連結するとともに上記カップリングに圧縮機のトルク
変動軽減用フライホィールを設けたことを特徴とするエ
ンジン駆動式空気調和機。 - 【請求項2】 上記トルク変動軽減用フライホィールを
上記カップリングと一体形成したことを特徴とする請求
項1記載のエンジン駆動式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7054495A JPH08240359A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | エンジン駆動式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7054495A JPH08240359A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | エンジン駆動式空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240359A true JPH08240359A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13434575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7054495A Withdrawn JPH08240359A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | エンジン駆動式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT502298B1 (de) * | 2006-10-16 | 2008-05-15 | Avl List Gmbh | Gehäuseanordnung für eine brennkraftmaschine |
CN105889021A (zh) * | 2016-06-04 | 2016-08-24 | 山东科发动力有限公司 | 直联空压机机组 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7054495A patent/JPH08240359A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT502298B1 (de) * | 2006-10-16 | 2008-05-15 | Avl List Gmbh | Gehäuseanordnung für eine brennkraftmaschine |
CN105889021A (zh) * | 2016-06-04 | 2016-08-24 | 山东科发动力有限公司 | 直联空压机机组 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |