JP3322541B2 - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents
エンジン駆動式空気調和機Info
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- JP3322541B2 JP3322541B2 JP30227995A JP30227995A JP3322541B2 JP 3322541 B2 JP3322541 B2 JP 3322541B2 JP 30227995 A JP30227995 A JP 30227995A JP 30227995 A JP30227995 A JP 30227995A JP 3322541 B2 JP3322541 B2 JP 3322541B2
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- Japan
- Prior art keywords
- engine
- speed
- compressor
- air conditioner
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンより駆動さ
れる圧縮機を具備する空気調和機に関する。
れる圧縮機を具備する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の系統図が図3
に示されている。図3に示すように、エンジン1により
駆動される圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り
機構5、室内熱交換器6を冷媒配管で接続することによ
って冷凍サイクルが構成されている。
に示されている。図3に示すように、エンジン1により
駆動される圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り
機構5、室内熱交換器6を冷媒配管で接続することによ
って冷凍サイクルが構成されている。
【0003】冷房運転時、エンジン1によって圧縮機2
が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器
4に入り、ここで室外フアン7により送風される外気に
放熱することによって凝縮液化する。
が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器
4に入り、ここで室外フアン7により送風される外気に
放熱することによって凝縮液化する。
【0004】この液冷媒は絞り機構5を流過する過程で
断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フ
アン8により送風される室内空気を冷却することによっ
て蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3を
経て圧縮機2に戻る。
断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フ
アン8により送風される室内空気を冷却することによっ
て蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3を
経て圧縮機2に戻る。
【0005】暖房運転時には、四方弁3が上記と逆方向
に切り換えられ、圧縮機2から吐出された冷媒は破線矢
印で示すように、四方弁3、室内熱交換器6、絞り機構
5、室外熱交換器4、四方弁3をこの順に経て圧縮機2
に戻る。
に切り換えられ、圧縮機2から吐出された冷媒は破線矢
印で示すように、四方弁3、室内熱交換器6、絞り機構
5、室外熱交換器4、四方弁3をこの順に経て圧縮機2
に戻る。
【0006】エンジン1を冷却することによって昇温し
た冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7に
より送風される外気に放熱することによって降温した
後、冷却水循環ポンプ10により付勢され、排ガス熱交換
器11の伝熱管12を流過する過程で管外の排気ガスと熱交
換した後、エンジン1に戻る。
た冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7に
より送風される外気に放熱することによって降温した
後、冷却水循環ポンプ10により付勢され、排ガス熱交換
器11の伝熱管12を流過する過程で管外の排気ガスと熱交
換した後、エンジン1に戻る。
【0007】エンジン1から排出された排気ガスは排気
管13に介装された排ガス熱交換器11及び排気マフラー14
を経て放出される。
管13に介装された排ガス熱交換器11及び排気マフラー14
を経て放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、エンジン1と圧縮機2は直結され、エンジ
ン1の回転数は空調負荷に対応するように制御されるた
め、エンジン1のトルクが大きくなると、エンジン1の
排気ガス中に含まれるNOx 即ち、窒素酸化物が増大する
という問題があった。
においては、エンジン1と圧縮機2は直結され、エンジ
ン1の回転数は空調負荷に対応するように制御されるた
め、エンジン1のトルクが大きくなると、エンジン1の
排気ガス中に含まれるNOx 即ち、窒素酸化物が増大する
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換
器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管で接続してなる
冷凍サイクルを具備するエンジン駆動空気調和機におい
て、上記エンジンと圧縮機との間に変速機を設けるとと
もに、空調負荷に対応する所要の圧縮機回転数を算出す
る圧縮機回転数算出手段と、この圧縮機回転数算出手段
により算出された所要の圧縮機回転数が得られるエンジ
ン出力に対して常に最も低トルクとなるエンジン回転数
を決定するエンジン回転数決定手段と、上記運転状態の
エンジンに対し上記所要の圧縮機回転数が得られる変速
比を決定する変速比決定手段とを具備することを特徴と
するエンジン駆動式空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、エンジンにより駆動される圧縮機、室外熱交換
器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管で接続してなる
冷凍サイクルを具備するエンジン駆動空気調和機におい
て、上記エンジンと圧縮機との間に変速機を設けるとと
もに、空調負荷に対応する所要の圧縮機回転数を算出す
る圧縮機回転数算出手段と、この圧縮機回転数算出手段
により算出された所要の圧縮機回転数が得られるエンジ
ン出力に対して常に最も低トルクとなるエンジン回転数
を決定するエンジン回転数決定手段と、上記運転状態の
エンジンに対し上記所要の圧縮機回転数が得られる変速
比を決定する変速比決定手段とを具備することを特徴と
するエンジン駆動式空気調和機にある。
【0010】しかして、空調負荷に対応する所要の圧縮
機回転数が算出され、この所要の圧縮機回転数が得られ
るエンジン出力に対して常に最も低トルクとなるように
エンジンの回転数を制御すると同時に変速機の変速比を
上記所要の圧縮機回転数が得られるように制御する。
機回転数が算出され、この所要の圧縮機回転数が得られ
るエンジン出力に対して常に最も低トルクとなるように
エンジンの回転数を制御すると同時に変速機の変速比を
上記所要の圧縮機回転数が得られるように制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。図1に示すように、エンジン1と圧縮
機2との間に変速機20が設けられ、エンジン1の動力は
変速機20を介して圧縮機2に伝達されるようになってい
る。
に示されている。図1に示すように、エンジン1と圧縮
機2との間に変速機20が設けられ、エンジン1の動力は
変速機20を介して圧縮機2に伝達されるようになってい
る。
【0012】室温センサ21の検出温度及び室温設定器22
の設定温度が空調負荷演算手段23に入力され、これらに
基づいて空調負荷が算出される。算出された空調負荷は
圧縮機回転数算出手段24に入力され、ここで空調負荷に
対応した所要の圧縮機回転数が算出される。
の設定温度が空調負荷演算手段23に入力され、これらに
基づいて空調負荷が算出される。算出された空調負荷は
圧縮機回転数算出手段24に入力され、ここで空調負荷に
対応した所要の圧縮機回転数が算出される。
【0013】算出された所要の圧縮機回転数はエンジン
回転数決定手段25に入力され、ここで設定手段26から入
力されたマップに従って所要の圧縮機回転数が得られる
エンジン出力に対して最も低トルクとなるエンジン回転
数が決定される。
回転数決定手段25に入力され、ここで設定手段26から入
力されたマップに従って所要の圧縮機回転数が得られる
エンジン出力に対して最も低トルクとなるエンジン回転
数が決定される。
【0014】設定手段26には図2に示すマップが記憶さ
れている。図2に示すように、エンジン1の出力はその
回転数とトルクとの積に比例するので、エンジン出力が
大きくなるのに従ってその特性曲線はAからCに移行す
る。また、エンジン1の排気ガス中に含まれるNOx は回
転数の如何に拘らずトルクの増大に従って増加する。
れている。図2に示すように、エンジン1の出力はその
回転数とトルクとの積に比例するので、エンジン出力が
大きくなるのに従ってその特性曲線はAからCに移行す
る。また、エンジン1の排気ガス中に含まれるNOx は回
転数の如何に拘らずトルクの増大に従って増加する。
【0015】しかして、所要の圧縮機回転数が得られる
エンジン出力が例えば、Bであれば、最も低トルクとな
るエンジン回転数はBo となる。
エンジン出力が例えば、Bであれば、最も低トルクとな
るエンジン回転数はBo となる。
【0016】決定されたエンジン回転数はエンジン1の
アクセル、ガバナー等の変速機構に出力され、エンジン
1は決定されたエンジン回転数で回転せしめられる。こ
れと同時に決定されたエンジン回転数は変速比決定手段
27に入力され、ここで圧縮機回転数算出手段24から入力
された所要の圧縮機回転数と対比することによって変速
比が決定され、決定された変速比は変速機20の変速レバ
ー等の変速機構に出力され、変速機20の変速比は決定さ
れた値とされる。
アクセル、ガバナー等の変速機構に出力され、エンジン
1は決定されたエンジン回転数で回転せしめられる。こ
れと同時に決定されたエンジン回転数は変速比決定手段
27に入力され、ここで圧縮機回転数算出手段24から入力
された所要の圧縮機回転数と対比することによって変速
比が決定され、決定された変速比は変速機20の変速レバ
ー等の変速機構に出力され、変速機20の変速比は決定さ
れた値とされる。
【0017】かくして、エンジン1は所要の圧縮機回転
数が得られるエンジン出力に対して常に最も低トルクと
なる回転数に制御され、このエンジン1の回転数は変速
機20によって変速されて圧縮機2に伝達されることによ
って圧縮機2は所要の回転数で回転する。
数が得られるエンジン出力に対して常に最も低トルクと
なる回転数に制御され、このエンジン1の回転数は変速
機20によって変速されて圧縮機2に伝達されることによ
って圧縮機2は所要の回転数で回転する。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、空調負荷に対応する
所要の圧縮機回転数が得られるエンジン出力に対して常
に最も低トルクとなるようにエンジンの回転数が制御さ
れ、かつ、変速機の変速比が所要の圧縮機回転数が得ら
れるように制御されるので、空気調和機の高負荷運転時
においてもエンジンから排出される排気ガス中のNOx を
低減することができる。
所要の圧縮機回転数が得られるエンジン出力に対して常
に最も低トルクとなるようにエンジンの回転数が制御さ
れ、かつ、変速機の変速比が所要の圧縮機回転数が得ら
れるように制御されるので、空気調和機の高負荷運転時
においてもエンジンから排出される排気ガス中のNOx を
低減することができる。
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】上記実施形態における制御マップを示す線図で
ある。
ある。
【図3】従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図であ
る。
る。
1 エンジン 2 圧縮機 4 室外熱交換器 5 絞り機構 6 室内熱交換器 20 変速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 立二 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (72)発明者 花井 実 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (72)発明者 米田 道雄 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンにより駆動される圧縮機、室外
熱交換器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管で接続し
てなる冷凍サイクルを具備するエンジン駆動空気調和機
において、 上記エンジンと圧縮機との間に変速機を設けるととも
に、空調負荷に対応する所要の圧縮機回転数を算出する
圧縮機回転数算出手段と、この圧縮機回転数算出手段に
より算出された所要の圧縮機回転数が得られるエンジン
出力に対して常に最も低トルクとなるエンジン回転数を
決定するエンジン回転数決定手段と、上記運転状態のエ
ンジンに対し上記所要の圧縮機回転数が得られる変速比
を決定する変速比決定手段とを具備することを特徴とす
るエンジン駆動式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30227995A JP3322541B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30227995A JP3322541B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126586A JPH09126586A (ja) | 1997-05-16 |
JP3322541B2 true JP3322541B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17907099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30227995A Expired - Fee Related JP3322541B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | エンジン駆動式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322541B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3387383B2 (ja) | 1997-09-08 | 2003-03-17 | 株式会社村田製作所 | 可変コンデンサ |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP30227995A patent/JP3322541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09126586A (ja) | 1997-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020528 |
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