JPH08240064A - 観音扉 - Google Patents

観音扉

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Publication number
JPH08240064A
JPH08240064A JP4222395A JP4222395A JPH08240064A JP H08240064 A JPH08240064 A JP H08240064A JP 4222395 A JP4222395 A JP 4222395A JP 4222395 A JP4222395 A JP 4222395A JP H08240064 A JPH08240064 A JP H08240064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
section
doors
closed
overlapping portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP4222395A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Aoki
信 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP4222395A priority Critical patent/JPH08240064A/ja
Publication of JPH08240064A publication Critical patent/JPH08240064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 観音扉の開閉を、左右のいずれから先にでも
行えるようにする。 【構成】 一方の扉である左扉2の内側に蝶番5を介し
てこれと一体の重ね合わせ部4を回動自在に設け、重ね
合わせ部4を反時計方向へ回動させる図示しないバネ
と、重ね合わせ部4の先端が開閉時の左扉2の先端の軌
跡上よりも反時計方向へ回動しないように拘束するスト
ッパ8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は観音扉に関し、観音開き
の扉の構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤等は、筐体の内部に電気機器を収
容して構成されている。そして、電気機器を筐体の内部
へ入れたりあるいは出したりするために、筐体には観音
扉が設けられている。
【0003】この観音扉は図2に示すように両開きであ
って、左右の扉11a,11bがヒンジ12を介して回
動自在に支持されており、扉11aには電気機器の保護
のために防じん用のパッキン13を有する重ね合わせ部
15が形成されている。また、筐体14の内部における
冷却効率の向上等の要求のため、盤内エアフロー設定と
なっている。
【0004】斯かる構造の観音扉においては、扉11
a,11bの中央に重ね合わせ部15があるため、開く
場合は扉11bを開けたのちに扉11aを開け、閉じる
場合は逆に扉11aを閉めたのちに扉11bを閉めると
いうように順番を守って開閉することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、左右の扉の
うちのどれを先に開けなければならないか又はどれを先
に閉じなければならないかを常に意識しなければなら
ず、気疲れすることになり面倒である。
【0006】そこで本発明は、斯る課題を解決した観音
扉を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、左側の扉と右側の扉とが開閉自在に
設けられ、いずれか一方の扉には双方の扉の突き合わせ
部を塞ぐ重ね合わせ部を設けた観音扉において、扉の回
動軸と略平行な回動軸を中心として回動自在に重ね合わ
せ部を一方の扉の内側に設け、重ね合わせ部を他方の扉
とは反対側へ向かって付勢する付勢手段を設け、一方の
扉が開くときの先端が描く円弧上まで重ね合わせ部の先
端が回動したら重ね合わせ部の回動を止めるストッパと
双方の扉を閉じたときに重ね合わせ部を他方の扉の裏側
に保持する保持部とを設けたことを特徴とし、あるいは
これに代えて一方の扉の内側に板バネを介して重ね合わ
せ部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】一方の扉を先に開けようとすると、開けるに従
って重ね合わせ部が付勢手段の作用によって回動し、他
方の扉の裏側から抜け、重ね合わせ部が他方の扉と干渉
することなく一方の扉を開けることができる。逆に、他
方の扉を閉めたのちに一方の扉を閉めようとすると、重
ね合わせ部が保持部に当接して回動し、閉めるに従って
重ね合わせ部が他方の扉と保持部との間へはいり込む。
【0009】板バネを介して重ね合わせ部を設けた観音
扉では、板バネが単独で蝶番と付勢手段との2つの作用
を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0011】本発明による観音扉の要部の構成を、図1
(a)に示す。図中、1は保持部、2は左扉、3は右扉
である。左扉2には、右扉3を受けるとともに双方の扉
の突き合わせ部を閉塞するための重ね合わせ部4が設け
られている。即ち、以下のようになっている。左扉2の
内側には蝶番5の一方の取付片5aが結合され、他方の
取付片5bには重ね合わせ部4が一体に成形されてい
る。そして、取付片5bに対して重ね合わせ部4は
「く」の字形に曲げられ、重ね合わせ部4にパッキン6
が取り付けられている。
【0012】蝶番5における取付片5aと取付片5bと
の間には付勢手段としての図示しないバネが設けられて
いる。このバネは、取付片5bを右扉3とは反対側(反
時計方向)へ付勢する目的で設けられている。このほ
か、図1(c)の状態、即ち重ね合わせ部4の先端が、
開閉時に左扉2の先端の描く円弧の軌跡7の上にきたと
きに重ね合わせ部4の回動を止めるためのストッパ8が
設けられる。即ち、以下のようになっている。取付片5
aと取付片5bの基端部にはいずれも櫛状歯が形成され
るとともに櫛状歯が巻かれており、一方のスリットの部
分に他方の櫛状歯を入れた状態で回動軸5cで連結され
ている。そして、取付片5bの基端部における紙面の最
も手前側には回動軸5cを延長した部分が図示する方向
へ90°よりも多く曲げられてストッパ8を構成し、取
付片5aの櫛状歯の部分をカシメることによって回動軸
5c及びストッパ8の回転が拘束されている。
【0013】次に、斯かる観音扉の作用を説明する。図
1(a)に示すように左扉2,右扉3を閉じた状態では
図示しないバネにより重ね合わせ部4に反時計方向への
付勢力が加わるが、保持部1と右扉3との間に挟まれて
いるため、重ね合わせ部4は動かない。この状態から右
扉3を開くのは、従来と同じであって可能である。本発
明による観音扉では左扉2を開くこともでき、図1
(b)に示すように左扉2を開き始めると、回動軸5c
を中心として重ね合わせ部4が少しずつ反時計方向へ回
動し、重ね合わせ部4が保持部1と右扉3との間から抜
ける。この状態から更に左扉2を開けると、図1(c)
に示すように開閉時に左扉2の先端が描く円弧の軌跡7
の上に重ね合わせ部4の先端が位置する状態で取付片5
bがストッパ8に当接し、重ね合わせ部4の反時計方向
への回動が止まる。そして、このように回動することか
ら重ね合わせ部4が右扉3に接触しないことになり、左
扉2を先に開けることが可能になる。
【0014】次に、左扉2,右扉3を閉める場合につい
ては、例えば左扉2から先に閉めると、図示しないバネ
とストッパ8との作用により重ね合わせ部4が図1
(c)の状態で閉められることになり、図1(c)の状
態よりも更に左扉2を閉めると、重ね合わせ部4が保持
部1に当たって押され重ね合わせ部4は図1(a)の状
態になる。従って、このあとに右扉3を閉じれば、双方
の扉を閉じたことになる。次に、右扉3を先に閉じる場
合は、その後に左扉2を閉じると、左扉2及び重ね合わ
せ部4は前述のように動き、図1(b)に示すように保
持部1と右扉3との間へはいり込む。つまり、右扉3を
先に閉じた場合であっても、重ね合わせ部4が右扉3に
接触して邪魔されることなく左扉2を閉じることができ
る。
【0015】以上のように、重ね合わせ部を有する観音
扉において、右扉,左扉を開いたり閉じたりする際に順
番を考慮することなく行える。
【0016】なお、本実施例は左扉に重ね合わせ部を取
り付けたが、右扉に取り付けるようにしてもよい。ま
た、蝶番とバネとに代えて板バネを用いることもでき
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
による観音扉によれば重ね合わせ部を回動自在に構成
し、付勢手段とストッパとにより、重ね合わせ部が所定
の位置で停止するように設定したので、右扉と左扉との
順番を考慮することなく扉を開閉することができ、作業
性が向上する。また、順番を誤った場合に生じる扉の損
傷が防止される。
【0018】請求項2に係る観音扉によれば、一方の扉
の内側に板バネを介して重ね合わせ部を設けたので、例
えば蝶番と付勢手段とを用いるところを単一の部品のみ
を用いればよいことになり、部品数が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による観音扉の要部の構成と作用を示す
ための説明図。
【図2】従来の観音扉に係り、(a)は正面図、(b)
は(a)のA−A矢視図。
【符号の説明】
1…保持部 2…左扉 3…右扉 4…重ね合わせ部 5…蝶番 7…軌跡 8…ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側の扉と右側の扉とが開閉自在に設け
    られ、いずれか一方の扉には双方の扉の突き合わせ部を
    塞ぐ重ね合わせ部を設けた観音扉において、 扉の回動軸と略平行な回動軸を中心として回動自在に重
    ね合わせ部を一方の扉の内側に設け、重ね合わせ部を他
    方の扉とは反対側へ向かって付勢する付勢手段を設け、
    一方の扉が開くときの先端が描く円弧上まで重ね合わせ
    部の先端が回動したら重ね合わせ部の回動を止めるスト
    ッパと双方の扉を閉じたときに重ね合わせ部を他方の扉
    の裏側に保持する保持部とを設けたことを特徴とする観
    音扉。
  2. 【請求項2】 一方の扉の内側に板バネを介して重ね合
    わせ部を設けた請求項1に記載の観音扉。
JP4222395A 1995-03-02 1995-03-02 観音扉 Pending JPH08240064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4222395A JPH08240064A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 観音扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4222395A JPH08240064A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 観音扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08240064A true JPH08240064A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12630044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4222395A Pending JPH08240064A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 観音扉

Country Status (1)

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JP (1) JPH08240064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016197213A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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