JPH0440382Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440382Y2
JPH0440382Y2 JP1985168554U JP16855485U JPH0440382Y2 JP H0440382 Y2 JPH0440382 Y2 JP H0440382Y2 JP 1985168554 U JP1985168554 U JP 1985168554U JP 16855485 U JP16855485 U JP 16855485U JP H0440382 Y2 JPH0440382 Y2 JP H0440382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
revolving door
lever
retractable
hinge
pawl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985168554U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6275183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985168554U priority Critical patent/JPH0440382Y2/ja
Publication of JPS6275183U publication Critical patent/JPS6275183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0440382Y2 publication Critical patent/JPH0440382Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば投写形テレビジヨン受像機な
ど投写ユニツトを内蔵する透過形スクリーン用キ
ヤビネツト、特にそのスクリーンを保護する収納
式回転扉に関する。
〔従来の技術〕
第5図は透過形スクリーン用キヤビネツトのス
クリーンを保護する従来の収納式回転扉の構造を
示す透視図であり、図において1はキヤビネツト
本体、2はキヤビネツト本体1の前面部開口に取
り付けられた透過形スクリーン、3は透過形スク
リーン2を保護するための回転扉、4は回転扉3
を回転可能に支えるヒンジ、4aはその一方の部
材、4bは他方の部材、4cは軸、5はキヤビネ
ツト本体1の前面部に取り付けられたマグネツ
ト、6は回転扉3に取り付けられ回転扉3を閉じ
た時にマグネツト6により吸着される板金、7は
ヒンジ4を装着したスライド部材、8はキヤビネ
ツト本体1の側壁内面に取り付けられてスライド
部材7を案内する案内レールである。
第6図は透過形スクリーン用キヤビネツトのス
クリーンを保護する回転扉の基本型を示す透視図
であり、第5図と同様の部材には同一の符号を付
してある。この基本型においてはヒンジ4の一方
の部材4aはキヤビネツト本体1の側壁端部に直
接取り付けられている。
従来の収納式回転扉は上記第5図のように構成
され、投写ユニツト(図示せず)からの映像を拡
大して透過形スクリーン2で見るべく回転扉3を
開き、スライド部材7と回転扉3とが直線状にな
つた時に、回転扉3をキヤビネツト本体1内に収
納する。第6図に示す基本型の回転扉の構造では
それを収納することが出来ず、回転扉3を広く開
けて広角度から透過形スクリーン2をながめられ
るようにしなければならない。そのため、透過形
スクリーン用キヤビネツトに隣接した位置に家具
やオーデイオラツク等を置くに不便を来たしてい
た。しかしながら第5図に示す如き従来の収納式
回転扉の構造では第6図に示す基本型の回転扉に
おける前述の如き問題点は解決されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の収納式回転扉の構造では、
回転扉3を開閉する際に、その開閉の途中でスラ
イド部材7が滑動して内方へ移動し、それが故に
回転扉3の内側面とこれに接するキヤビネツト本
体1の部分とが互いに傷つけ合うという問題点が
あつた。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたもので、回転扉の開閉の途中ではスラ
イド部材が内方へ移動しないようになした収納式
回転扉の構造を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る収納式回転扉の構造は、回転扉
が回転する軸と同軸状の軸線のまわりに所定の角
度範囲内で回転可能な爪部材を取り付け、この爪
部材が当接しているときはスライド部材を内方に
移動させない停止部材、および回転扉が所定の角
度位置になつたとき前記爪部材を停止部材から離
脱させる作動部材を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、スライド部材と共に移動
する爪部材がキヤビネツト本体に設けられた停止
部材に当接していて、スライド部材をキヤビネツ
トの内方へ滑動するのを阻止しているが、回転扉
がスライド部材とほぼ直線状になつたとき作動部
材が爪部材を停止部材より離脱させ、しかしてス
ライド部材の内方への滑動を許容する。
〔実施例〕
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示す
図であり、第4図は全体的に見た透視図であり、
第1図は第4図の点線で囲む部分Aを拡大して示
す図であり、第2図は第1図の主要部材の平面図
であり、第3図はその右側面図であり、1〜8は
上記従来の収納式回転扉の構造と全く同一のもの
である。9はヒンジ4の軸4cに回転可能に装着
されたレバーであつて、ヒンジの一方の部材4a
とヒンジの他方の部材4bとの間に配置されてい
る。このレバー9はヒンジの一方部材4aの下に
隠れることが出来ると共に図示の如くその部材4
aから外方に突出することが出来る。9aはレバ
ー9に設けられた肩部、9bはレバー9から立ち
上がつた突起であり、レバー9が図示の位置から
更に外方へ回動するのを防止している。10はヒ
ンジ4の軸4cのまわりに配置されレバー9を通
常図示の位置へもたらしているつる巻きばねであ
る。11はヒンジの他方の部材4bから立ち上が
つた突起であり、回転扉3が図示の位置から約
70°回動されて開かれたときにレバー9の肩部9
aに当接する。12はキヤビネツト本体1の側壁
部に取り付けられた成形体であり、レバー9の外
端が当接し、スライド部材7が内方へ移動するの
を防止している。成形体12は機構的にはキヤビ
ネツト本体1の側壁の前端部でも代用できよう。
上記のように構成された収納式回転扉の構造に
おいては、図示の位置から回転扉3を開けるべく
回転扉3に力を加えても、レバー9が成形体12
に当接しているのでスライド部材7は内方へ移動
することはない。そして図示の位置から約70°回
動させたとき(第4図の想像線の位置までもたら
したとき)、ヒンジ4の他方の部材4bの突起1
1がレバー9の肩部9aに当接する。回転扉3を
更に開けると、レバー9をつる巻ばね10の力に
抗して一方のヒンジ部材4aの下方に引き込ませ
る。その時には回転扉3はスライド部材7とほぼ
一直線状になつている。従つて回転扉3はキヤビ
ネツト本体1内に無理なく収納できる。回転扉3
を閉じる時には、キヤビネツト本体1から回転扉
3を十分に引き出す。かくしてレバー9が成形体
12よりも少し前方位置に来ると、つる巻きばね
10によりレバー9は回転扉3を自然に閉じよう
とする。その後、更に回転扉3を閉じるべく回転
扉3に力を加えてもレバー9が成形体12に当接
しているので、スライド部材7は内方へ移動しな
い。加えた力は回転扉3を回動させる方向にのみ
作用する。
なお、上記の実施例ではレバー9はヒンジの一
方の部材4aと他方の4bとの間に配置されたも
のを示しているが、ヒンジ4の軸4cを上方に延
ばしてそこへ配置してもよい。レバー9が当接す
る成形体12の面は図示の如く傾斜されていてレ
バー9の回転をなめらかにしている。またレバー
9はヒンジ4の軸4cに装着されたものについて
説明したが、ヒンジ4の軸4cの軸線と同軸状の
軸部材をスライド部材7の中間位置に設け、これ
に所定の角度範囲内で回転可能なレバーあるいは
爪を装着し、適当なばね部材でスライド部材7の
側面より外方に突出するようにそのレバーあるい
は爪をバイアスさせておき、他方回転扉3にこれ
が所定の角度開かれた後にはレバーあるいは爪を
ばね部材の力に抗して引き込める部材を設けても
よい。
ところで上記説明では、この考案を透過形スク
リーン用キヤビネツトのスクリーンを保護するた
めの回転扉の場合について述べたが、収納式回転
ドアを有する一般的なキヤビネツト等の扉の構造
にも利用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、収納式回転扉
において、回転扉の開閉の途中でスライド部材が
キヤビネツトの内方へ移動するのを防止してお
り、回転扉の開閉の途中でこじれが発生するのを
防止し、キヤビネツトや扉等を傷めない効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部透視の
斜視図、第2図はその主要部の平面図、第3図は
その右側面図、第4図は全体的に見た概略の透視
図、第5図は従来の収納式回転扉を示す透視図、
第6図は従来の収納式回転扉より更に従前の回転
扉を示す透視図である。 図において、1はキヤビネツト本体、3は回転
扉、4はヒンジ、7はスライド部材、8は案内レ
ール、9は爪部材、11は作動部材、12は停止
部材である。なお、各図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤビネツト本体の側壁に設けられた案内レ
    ール、この案内レールにより案内されるスライ
    ド部材、およびこれに枢支された回転扉からな
    る収納式回転扉において、回転扉の枢支軸線の
    まわりに所定の範囲で回転可能に装着され前記
    側壁の前端部における停止部材に当接して前記
    スライド部材の内方への滑動を阻止する爪部
    材、前記回転扉が前記スライド部材に対してほ
    ぼ直線状になるまで回転されたとき前記爪部材
    を前記停止部材から離脱させる作動部材を具備
    することを特徴とする収納式回転扉。 (2) 前記作動部材は回転扉のヒンジの他方の部材
    に装着されている突起であり、前記爪部材は回
    転扉のヒンジの軸に装着され前記突起と当接す
    る肩部を有するレバーであり、前記停止部材は
    前記レバーが当接する面に傾斜を付した成形体
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の収
    納式回転扉。 (3) 前記レバーは前記成形体に当接する突出位置
    へばねバイアスされており、突出しすぎないた
    めの突起を有する実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の収納式回転扉。
JP1985168554U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0440382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168554U JPH0440382Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168554U JPH0440382Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275183U JPS6275183U (ja) 1987-05-14
JPH0440382Y2 true JPH0440382Y2 (ja) 1992-09-22

Family

ID=31101535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985168554U Expired JPH0440382Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0440382Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368872U (ja) * 1976-11-11 1978-06-09
JPS57127778U (ja) * 1981-02-03 1982-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6275183U (ja) 1987-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5915441A (en) Dual pivot hinge assembly
CA2190191A1 (en) Interlock device
JP2000104437A (ja) 安全用遮蔽板体付きヒンジ
US20060006773A1 (en) Interlock system for multi-door enclosures
JPH0440382Y2 (ja)
US4841601A (en) Hinge device with transverse slots
JPH10238198A (ja) 2軸型裏蝶番
US4182079A (en) Closure operator
JPS60150697A (ja) 扉開閉装置
KR0133711Y1 (ko) 도어 오픈 장치
JP2520300B2 (ja) 左右両開扉装置
JP2781736B2 (ja) 保管庫
JPH0734118Y2 (ja) 2軸構造継手
JP4044634B2 (ja) クレセント錠
KR960000887Y1 (ko) 가구 및 장식장의 미닫이 회동축 탄발장치
JPS581575Y2 (ja) 網戸付窓装置
KR900011180Y1 (ko) 문짝의 개폐기구
JPH10102878A (ja) ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネット
KR20230160113A (ko) 폴딩도어 잠금장치
JPH0111913Y2 (ja)
JPH0142377Y2 (ja)
JP2514889B2 (ja) サッシ窓のピボット変換装置
JPH0446463Y2 (ja)
JPS6024390B2 (ja) 冷蔵庫等の扉開閉装置
JPH0617961Y2 (ja) 扉装置