JP3041969U - 電子機器用ドア開閉装置 - Google Patents

電子機器用ドア開閉装置

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JP3041969U
JP3041969U JP1997002252U JP225297U JP3041969U JP 3041969 U JP3041969 U JP 3041969U JP 1997002252 U JP1997002252 U JP 1997002252U JP 225297 U JP225297 U JP 225297U JP 3041969 U JP3041969 U JP 3041969U
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JP
Japan
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door
stopper
opening
bearing
closing
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JP1997002252U
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裕 井上
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数を増加させることなく静音化を図
る。 【解決手段】 筐体1の開口部2に開閉可能に設けたド
ア3がばねにより閉鎖方向aに付勢され、該ばねに抗し
てドア3を開口部2外に出さないようにするためのスト
ッパー6が設けられた電子機器用ドア開閉装置におい
て、筐体1に一体形成した軸受4aに筒状部10が設け
られ、該筒状部10に、その下端部から上方に所定角度
にわたって切り欠き部11が形成され、該切り欠き部1
1の下端側端面にストッパー6が設けられ、筒状部10
に回転可能に嵌入する支軸3cとドア3との間の連結部
3aのストッパー対向面に当たり面12が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は例えば磁気テープ装置の筐体に形成した開口部に設けたドアの開閉装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気テープ装置用ドア開閉装置の一例として図3及び図4に示すものが ある。これは、筐体1の前面に形成した開口部2にドア3が配設され、該ドア3 の両端上部に連結部3a,3bを介して突設した左右一対の支軸3c,3dが筐 体1の裏面に設けた軸受4a,4bに回動可能に枢支され、ドア3を閉鎖方向a に付勢するばね(付勢手段)5が他方の支軸3dに巻回され、ドア3の一側面に 、該ドア3を開口部2外に出さないようにするためのストッパー6と、ドア3を 開放方向bに回動させるための操作レバー7に係合する係合片8とが設けられて いる。なお、図3に示すように、筐体1の前面には、電源スイッチ9aなどの各 種の操作部9が設けられている。
【0003】 上記構成において、ドア3を垂直姿勢Aにして開口部2を閉鎖している状態( 図4実線参照)から、操作レバー7を上動させることにより、係合片8を介して ドア3がばね5に抗して開放方向bに回動され、これにより、ドア3を水平姿勢 Bにして開放した開口部2からテープカセット(図示せず)を取り出すようにな っており(図4仮想線参照)、その開口部2の開放状態から操作レバー7を下動 させることにより、ドア3の規制が解除され、ばね5によりドア3が閉鎖方向a に回動され、これによって、開口部2がドア3により閉鎖されるようになってい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、ドア3の回動支点Oからストッパー6までの距離Hが長 く、該ストッパー6にかかるモーメント(ばね5の付勢力Fと距離Hとの積)が 大きいため、ドア3を閉鎖する際に、ストッパー6が筐体1の裏面に強く当たっ て大きなが衝突音が発生し、不快感を与えていた。
【0005】 そこで、ストッパー6に吸音材を張り付けることも行われているが、これでは 、部品点数が増加し、製作費が高くつく。
【0006】 本考案は、上記従来の欠点に鑑み、部品点数を増加させることなく静音化を図 ることができる電子機器用ドア開閉装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、開口部に開閉可能に設けた ドアが付勢手段により閉鎖方向に付勢され、前記付勢手段に抗して前記ドアを開 口部外に出さないようにするためのストッパーが設けられた電子機器用ドア開閉 装置において、前記ストッパーは、前記ドアの回動支点の近傍に設けられている ことを特徴としている。
【0008】 上記構成によれば、ドアの回動支点からストッパーまでの距離が短く、該スト ッパーにかかるモーメント(付勢手段の付勢力と前記距離との積)が小さいため 、ドアを閉鎖する際に、前記ストッパーを介してドアが開口部の周縁部に軽く当 たり、従来のように大きな衝突音が発生せず、静音化を図ることができる。
【0009】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、前記開口部の周縁部に 設けた軸受と、前記ドアに突設されて前記軸受に回転可能に嵌入する支軸とのう ち、その一方に前記ストッパーが設けられ、その他方に前記ストッパーに当接可 能な当たり部が設けられていることを特徴としている。
【0010】 上記構成によれば、軸受と支軸とからなる軸受装置にストッパーと当たり面と がコンパクトに組み込まれており、小型化を図ることができる。
【0011】 請求項3記載の考案は、請求項2記載の考案において、前記軸受に筒状部が設 けられ、該筒状部に、その下端から上方に所定角度にわたって切り欠き部が形成 され、該切り欠き部の下端側端面に前記ストッパーが設けられていることを特徴 としている。
【0012】 上記構成によれば、軸受の筒状部に切り欠き部を形成するだけで、該切り欠き 部の下端側端面にストッパーを設けることができ、部品点数が増加せず、製作費 を安くすることができる。
【0013】 請求項4記載の考案は、請求項2または3記載の考案において、前記当たり部 が、支軸とドアとの間の連結部のストッパー対向面に設けられていることを特徴 としている。
【0014】 上記構成によれば、支軸とドアとの間の連結部を利用して当たり面を設けてお り、部品点数が増加せず、製作費を安くすることができる。
【0015】 請求項5記載の考案は、請求項1から4のいずれかに記載の考案において、前 記開口部が磁気テープ装置の筐体に形成されていることを特徴としている。
【0016】 上記構成によれば、磁気テープ装置の静音化を図ることができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本考案 の実施の一形態である磁気テープ装置用ドア開閉装置を示すものであって、一方 の軸受4aのドア対向側の側面に筒状部10が突設され、該筒状部10に、その 下端から後側に向かって上方に所定角度α(90°以上)にわたって切り欠き部 11が形成され、該切り欠き部11の下端側端面にストッパー6が設けられ、一 方の支軸3cとドア3との間の連結部3aのストッパー対向面に当たり面12が 設けられている。上記以外の構成は図3及び図4に示す従来例とほぼ同じである から、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0018】 上記構成において、ドア3を垂直姿勢Aにして開口部2を閉鎖している状態( 図1実線参照)から、操作レバー7を上動させることにより、係合片8を介して ドア3がばね5に抗して開放方向bに回動され、これにより、ドア3を水平姿勢 Bにして開放した開口部2からテープカセット(図示せず)を取り出すようにな っており(図1仮想線参照)、その開口部2の開放状態から操作レバー7を下動 させることにより、ドア3の規制が解除され、ばね5によりドア3が閉鎖方向a に回動され、当たり面12がストッパー6に当たって、ドア3を開口部2外に出 ないようにして、そのドア3により開口部2が閉鎖される。
【0019】 この場合、ドア3の回動支点Oからストッパー6までの距離hが短く、該スト ッパー6にかかるモーメント(ばね5の付勢力Fと距離hとの積)が小さいため 、ドア3を閉鎖する際に、連結部3aの当たり面12がストッパー6に軽く当た り、従来のように大きな衝突音が発生せず、磁気テープ装置の静音化を図ること ができる。
【0020】 また、軸受4aと支軸3cからなる軸受装置にストッパー6と当たり面12と がコンパクトに組み込まれており、小型化を図ることができる。
【0021】 更に、軸受4aの筒状部10に切り欠き部11を形成するだけで、該切り欠き 部11の下端側端面にストッパー6を設けることができ、部品点数が増加せず、 製作費を安くすることができる。
【0022】 また更に、連結部3aを利用して当たり面12を設けており、部品点数が増加 せず、製作費を安くすることができる。
【0023】 上記実施の形態では、ストッパー6を軸受4a側に設けると共に、当たり面1 2を支軸3a側に設けたが、この逆に、ストッパー6を支軸3aに設けると共に 、当たり面12を軸受4a側に設けてもよい。
【0024】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、ドアの回動支点からストッパーまでの距離が短 く、該ストッパーにかかるモーメント(付勢手段の付勢力と前記距離との積)が 小さいため、ドアを閉鎖する際に、前記ストッパーを介してドアが開口部の周縁 部に軽く当たり、従来のように大きな衝突音が発生せず、静音化を図ることがで きる。
【0025】 請求項2記載の考案によれば、軸受と支軸とからなる軸受装置にストッパーと 当たり面とがコンパクトに組み込まれており、小型化を図ることができる。
【0026】 請求項3記載の考案によれば、軸受の筒状部に切り欠き部を形成するだけで、 該切り欠き部の下端側端面にストッパーを設けることができ、部品点数が増加せ ず、製作費を安くすることができる。
【0027】 請求項4記載の考案によれば、支軸をドアに一体連結する連結部を利用して当 たり面を設けており、部品点数が増加せず、製作費を安くすることができる。
【0028】 請求項5記載の考案によれば、磁気テープ装置の静音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態である磁気テープ装置用
ドア開閉装置の要部の縦断面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】従来の磁気テープ装置の正面図である。
【図4】同要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 開口部 3 ドア 3a 連結部 3c 支軸 4a 軸受 5 ばね(付勢手段) 6 ストッパー 10 筒状部 11 切り欠き部 12 当たり面 O 回動支点 α 切り欠き部の形成角度

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部に開閉可能に設けたドアが付勢手
    段により閉鎖方向に付勢され、前記付勢手段に抗して前
    記ドアを開口部外に出さないようにするためのストッパ
    ーが設けられた電子機器用ドア開閉装置において、前記
    ストッパーは、前記ドアの回動支点の近傍に設けられて
    いることを特徴とする電子機器用ドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記開口部の周縁部に設けた軸受と、前
    記ドアに突設されて前記軸受に回転可能に嵌入する支軸
    とのうち、その一方に前記ストッパーが設けられ、その
    他方に前記ストッパーに当接可能な当たり部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子機器用ドア
    開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受に筒状部が設けられ、該筒状部
    に、その下端から上方に所定角度にわたって切り欠き部
    が形成され、該切り欠き部の下端側端面に前記ストッパ
    ーが設けられていることを特徴とする請求項2記載の電
    子機器用ドア開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記当たり部は、支軸とドアとの間の連
    結部のストッパー対向面に設けられていることを特徴と
    する請求項2または3記載の電子機器用ドア開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記開口部は磁気テープ装置の筐体に形
    成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載の電子機器用ドア開閉装置。
JP1997002252U 1997-03-31 1997-03-31 電子機器用ドア開閉装置 Expired - Lifetime JP3041969U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6459992A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Nec Corp Hinge mechanism
JPH051029U (ja) * 1991-06-26 1993-01-08 栃木富士産業株式会社 多板摩擦クラツチ機構
JP3038858U (ja) * 1996-12-18 1997-06-30 陳富英 洪 定方向送風可能な超薄型扇風機

Patent Citations (3)

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