JPH08239890A - 暗渠の継手 - Google Patents
暗渠の継手Info
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- JPH08239890A JPH08239890A JP7068681A JP6868195A JPH08239890A JP H08239890 A JPH08239890 A JP H08239890A JP 7068681 A JP7068681 A JP 7068681A JP 6868195 A JP6868195 A JP 6868195A JP H08239890 A JPH08239890 A JP H08239890A
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Abstract
大きな変位に対応することのできる暗渠の継手を提供す
る。 【構成】継手2は、接続暗渠1,1′の端面に固定され
た枠体4,4′の端面部43,43′に沿う肉厚が厚く
高剛性に形成された支持板部21,21の外周縁部が可
撓部22によって連結されると共に、支持板部21,2
1の内周縁部からそれぞれの暗渠1,1′側に碇着部2
3,23が延設され、支持板部21,21の可撓部22
との角部24の内周側に所定の深さの湾入溝25が形成
されて角部24は肉薄に形成されて構成されている。
Description
同溝、洞道等の暗渠の接続に用いる暗渠の継手の改良に
関する。
端面にそれぞれ碇着された枠体の内周面に、ゴム・合成
樹脂等の弾性素材によって形成された周方向に連続する
可撓止水部材の両端部がそれぞれ水密的に固定され、暗
渠を水密的に結合すると共にその弾性変形によって地盤
の不等沈下等に伴なう暗渠の相対変位に追従するように
構成されているものがある。つまり、一つの可撓止水部
材によって相対変位を許容しつつ止水を行うものであ
り、このような構成は、深度が浅く、作用する外圧も低
い部位に用いる汎用のものに多い。
て図15に断面図を示す可撓継手15は、ゴム・合成樹
脂等の弾性素材によって、全体としては接続暗渠16,
16′の周方向に連続する短筒形に形成され、その断面
形状は、内周面側に膨出するU字状の可撓部15Aの両
縁部に碇着部15B,15Bが暗渠16,16′の中心
軸方向に延設された形状となっている。暗渠16,1
6′の対向端部には、枠体17によって碇着段差部17
Aが形成されると共に、その碇着段差部17Aの内周側
の面にアンカーボルト17Bが植設されており、可撓継
手15は、その碇着部15Bが碇着段差部17Aにアン
カーボルト17Bに螺合したナット17Cによって碇着
金具17Dを介してそれぞれ水密的に締着固定され、こ
れによって両暗渠16,16′を結合している。図中1
8は、可撓継手15配設位置より外周側の暗渠の対向す
る端面間に充填された目地材である。
撓部15Aが弾性変形することによって接続暗渠16,
16′の相対変位に追従する。即ち、接続暗渠16,1
6′がその軸方向に離接変位したり、剪断方向に変位
(その軸方向と直交する方向のずれ)する際には、可撓
部15Aが伸縮したり屈曲することで水密性を保った状
態でこれを許容するものである。尚、上記以外の形状と
して、可撓部を内周側ではなく外周側に膨出させたもの
もあるが、作用は同様である。
構造物の大型化と大深度化が急速に進展する中、構造物
の安全確保に不可欠な継手においても、高い耐圧性及び
耐震性が求められてきている。
対向する端面間の間隔を広く設定し、接続暗渠の相対変
位許容範囲を大きくする必要がある。しかし、図16に
示すように接続暗渠16,16′が相対変位してその対
向端面間隔が広がると、目地材18がその変位量に対応
できずに隙間19を生じ、その隙間19を介して外側か
ら土砂20が混入した水が侵入し、この土砂20は時間
の経過と共に堆積して図17に示すように固形化する。
その結果、固形化した土砂20が接続暗渠16,16′
の対向面間に挟まって暗渠16,16′の相対変位を規
制すると共に、継手15も圧力によって大きく変形して
破損の虞を有する。そこで、これに耐え得るように継手
の剛性を高くすると、変形し難くなって大きな変位には
対応できなくなる。つまり、このような構成の継手によ
って地震等による大きな相対変位を許容することは、極
めて困難なものであった。また、可撓部が外周側に膨出
形成されたものでは、接続暗渠の対向端面間から侵入し
た水及び土砂によって可撓部が内周側に反転し、前記構
成と同様な問題を生ずる。
であって、簡単な構造でより高い耐外圧を得られると共
に大きな変位に対応することのできる暗渠の継手を提供
することを目的とする。
成する本発明の暗渠の継手は、HsJISA40〜80
の硬さを有する弾性素材により形成され、対向する暗渠
の端面間に当該暗渠の周方向に沿って連続して介装され
て前記暗渠を水密的に接続すると共に、その弾性によっ
て前記両暗渠の変位に追従して水密状態を保つ暗渠の継
手であって、接続暗渠の軸方向と略直交するそれぞれの
端面に沿う支持板部が所定間隔で配設され、該両支持板
部の外周縁部が連結架橋部によって連結されると共に、
前記支持板部の内周縁部からそれぞれの暗渠側に当該暗
渠への碇着部が延設されて成り、前記支持板部の前記連
結架橋部との角部内周側には暗渠軸方向に所定の深さの
湾入溝が形成されて当該角部が少なくとも前記支持板部
より肉薄に形成されて構成されていることを特徴とす
る。
向の変位と、接続暗渠がその軸方向と直交する方向に移
動する剪断方向の変位に対し、角部が弾性変形すること
と支持部が傾斜変形することによって追従する。また、
接続暗渠の対向端面間の隙間からの土砂が混入した高圧
の水の侵入に対しては、圧力を受ける連結架橋部を剛性
の高い支持部が支持し、これに抗する。
の肉厚を該支持板部の肉厚よりも小さくするとともに該
連結架橋部の中央部を内周側に円弧状に膨出した形状に
形成する。この構成により上記各方向の変位に対し連結
架橋部が弾性変形するとともに支持部が傾斜変形するこ
とにより追従する。
結架橋部を平坦面に形成する。この構成により、連結架
橋部の内周側への変形が抑制されるとともに連結架橋部
が外水圧により支持板部の内側へ倒れることも防ぐ。
をその対向する内周縁側に接近するようにして30°以
下傾けて形成したことを特徴とする。この構成により、
軸方向の相対変位許容量は小さくて良い場合に高い土圧
に耐えることができる。
と該連結架橋部との間に形成される空間を覆うようにし
て短筒状の内面可撓部材を該碇着部の内周側に固着した
ことを特徴とする。この構成により、該空間内に土砂等
の異物が入り込んで継手の変形を阻害することを防止す
ることができる。
形成される空間内への異物の侵入を防止するため、該室
間内に発泡部材からなる目地材を充填してもよい。
基部にそれぞれ短筒状の閉塞張出し部を対向する支持板
部に向かって延設し、これら閉塞張出し部が所定範囲で
継手の半径方向に重合するように形成してもよい。
着部の暗渠側先端に該碇着部の板厚より大径の止水バル
ブ部を形成する。この構成により、止水バルブ部が暗渠
中に埋設されるため、暗渠の継手への固定と止水がより
完全なものとなる。
例について説明する。図1は本発明に係る暗渠の継手の
一実施例の断面図、図2は本発明の継手を適用した暗渠
の斜視図であって図1は図2のA−A断面図である。
打設することにより断面を円形に形成した暗渠であり、
この一対の暗渠1,1′の対向する端面部に枠体4,
4′が固定され、暗渠1,1′はこれら枠体4,4′を
介して固定された継手2によって接続されている。枠体
4′の形状および暗渠1′への取付構造は枠体4と全く
同一であるので、以下枠体4等に用いた符号にダッシュ
を付した番号を付して枠体4′等の説明を省略する。
るリング状であって、鉄あるいは樹脂によって肉薄に形
成され、その断面形状は内周面側が端面から引っ込む方
向に二段の階段状となって暗渠の内外周面と平行な二段
の段部(碇着段部41及び押さえ段部42)と、両段部
41,42の間の暗渠の軸方向と直角な端面部43を備
えている。内周側の碇着段部41には、アンカーボルト
5が直角に貫通して内周側に所定の高さで突出して固定
されている。
渠1側に直角に屈曲されており、この屈曲した端部が暗
渠1を形成するコンクリート内に埋設されることによっ
て枠体4が暗渠1に固定され、枠体4は暗渠1の端面を
形成している。つまり、枠体4の形状がそのまま暗渠1
の端面形状となっているものである。枠体4の碇着段部
41には、継手2の碇着部23が固定されている。
材により形成され、全体形状が枠体4(即ち暗渠1の端
面)と対応する短筒形となっている。その断面形状は、
暗渠1の軸方向と直行する平面と平行な二枚の支持板部
21が暗渠軸方向に所定間隔で並設されると共に、両支
持板部21,21の外周側の縁が連結架橋部としての可
撓部22で連結され、支持板部21,21の内周側の縁
にはそれぞれ所定厚さの碇着部23が暗渠1,1′側に
暗渠軸方向と平行に所定幅で延設されている。
厚に形成され、その外周縁の可撓部22と連続する角部
24の内側には外面の円弧と略相似形の湾入溝25が形
成されて当該角部24は略可撓部22と等しい肉厚とさ
れ、湾入溝25に臨む支持板部21の外周縁端部は略水
平の肩部21Aとなっている。なお、支持板部21の剛
性を高めると共に傷付き防止のために、図3に示すよう
に補強コード21Bを内挿配置しても良い。
性変形し易く、その中央部は内周側に所定の半径で円弧
状に膨出した形状に形成されている。
より薄く、当該継手2を暗渠1,1′に結合固定するの
に必要十分な強度に形成されている。
(柔らかすぎる)と反力が低下して支持板部21が座屈
し易くなると共に物性も悪くなり裂け易く永久歪みも多
くなり、高すぎる(硬すぎる)と加工性が悪く変形し難
くなるため、HsJISA40〜80の範囲が適当であ
り、HsJISA60〜70がより好ましい。また、各
部の寸法関係は、図4に示すように、支持板部21の厚
さ:T1はその高さ:Hに対して、15%以下では剛性
が不足して座屈し易いと共に45%以上では変形し難い
ため、15〜45%が好ましい。可撓部22の厚さ:T
2は、その可撓性の観点から設定すれば良く、支持板部
の30〜60%程度が好ましいが、薄すぎると経年変化
による劣化や外圧による破損の虞があるため最低10m
m以上を必要とする。支持板部21の内面間隔:Wは、
接続暗渠1,1′が接近する方向に相対変位した際に可
撓部22の噛み込みを防ぐために最低20mmとする。
可撓部22の円弧状は曲率が大きい程変形し易いが、そ
の上面凹部に土砂が堆積して変形を阻害する虞を有する
ため、円弧中心を当該継手2の最上部より上側とする。
4,4′の碇着段部41,41′に、その碇着部23,
23が水密的に固定され、暗渠1,1′を水密的に結合
している。即ち、継手2の碇着部23には碇着段部41
の内周面側に突出するアンカーボルト5が貫通し、碇着
部23はこのアンカーボルト5に螺合したナット7によ
って、当該アンカーボルト5に外挿された押さえ金具6
を介して碇着段部41に押圧されて水密的に固定されて
いるものである。この状態で、支持板部21の外面(暗
渠1側の面)が枠体4の端面部43に沿い、支持板部2
1の上縁角部24は枠体4の押さえ段部42に当接す
る。押さえ段部42の段差と、支持板部21の厚さは略
等しく設定されている。
1,1′の対向面間には、スポンジ等の発泡材による目
地材8が充填介装されている。而して、上記構成の継手
2は下記のごとく作用する。
透過した水による圧力(外水圧)は可撓部22に作用す
るが、支持板部21が比較的に高い剛性と肉の厚さでこ
の可撓部22を支え、この状態を維持する。
がその軸方向に離間する際には、図5に示すように可撓
部22が伸び変形すると共に支持板部21,21′が対
向する側に傾き、これによって水密性を保って接続暗渠
1,1′の変位に追従する。この時、初期設置時には継
手2の支持板部21,21′と可撓部22によって占有
されていた枠体4,4′の押さえ段部42,42′,端
面部43,43′及び碇着段部41,41′によって囲
まれた空間が、暗渠1,1′が離間した分拡大すること
となって継手2による占有空間との間に隙間1Aが生
じ、この隙間に目地材8が充填されている暗渠1,1′
の対向面間に生じた隙間1Bを介して外側から水及び土
砂が侵入する。しかし、継手2がこの状態に弾性変形す
ることによるその占有空間の減少は僅かであって隙間1
Aは大きくなく、水及び土砂の侵入量は限られる。この
ため、侵入した土砂が固形化することによって継手2の
変形を阻害して以後の変形(継手2の変位に対する追
従)を妨げることは防がれる。また、侵入した水及び土
砂の圧力に対しては、可撓部22が下方に押圧されるこ
とで角部24の内側の湾入溝25が潰れてその両端部が
支持板部21の肩部21Aに支持された状態となり、可
撓部22を厚肉の支持板部21が支えて高い圧力に耐
え、反転状態となることを防ぐ。
向と直行する方向に相対変位する際には、暗渠壁の周方
向と直行する方向に相対変位する部位では、図6に示す
ように、相対的に上側の暗渠1側の支持板部21が傾く
と共に、可撓部22が斜めになってこれに追従する。上
側の暗渠1側の支持板部21と可撓部22の角部24
は、湾入溝25が潰れて狭角に変形し、下側の暗渠1′
側の支持板部21と可撓部22の角部24は湾入溝25
が広がることで拡角に変形する。このように、支持板部
21と可撓部22の角部24の内側に湾入溝25が形成
されて当該角部24が肉薄に形成されていることによ
り、当該角部24の屈曲変形が容易となって応力集中に
よる亀裂の発生が防がれる。湾入溝25の形状は角ばっ
た所があると、そこに応力歪が集中し亀裂発生のもとに
なるので丸型、楕円型が好ましい。また、暗渠壁の周方
向と平行する方向に相対変位する部位では、図7に示す
ように可撓部22の弾性変形によって左右の支持板部2
1,21の周方向への相対変位に追従する。
状の異なる実施例を示す。図8に示す継手は、外水圧が
高い場合に対応できるように、前述の実施例における可
撓部に対応する連結架橋部26を、平坦かつ比較的に厚
く構成したものである。この構成によれば、図9に示す
ように連結架橋部26の内周側への変形がその厚肉によ
って抑制されると共に、連結架橋部26が外水圧による
支持板部21の内側への倒れを防ぎ、大きな外水圧にも
耐えることができる。
を予めθ≦30゜の範囲で内周縁側を対向する側に傾け
て構成したものであり、支持板部21,21と対応する
暗渠1,1′の端面(枠体4の端面部43)も同様に傾
けるものである。この構成は、暗渠1,1′の軸方向の
相対変位許容量は少なくて良いが高い土圧が作用する場
合に適する。
から継手2の支持板部21,21と可撓部22により形
成される内部空間内に土砂等の異物が入り込んで継手2
の変形を阻害することを防ぐことのできる構成を示す。
内面可撓部材9を設けたものであり、この内面可撓部材
9が継手2内への異物の侵入を防ぐようになっているも
のである。内面可撓部材9は、継手2と同等の変位許容
量を有するように形成され、その両縁の碇着部91,9
1でアンカーボルト5に螺合したナット7によって継手
2の碇着部23の内周側に重合して固定される。
1,21と可撓部22によって形成される内部空間内
に、スポンジ等の発泡部材による目地材10を充填した
ものである。これによれば、目地材10によって異物の
侵入すべき空間が埋められているために当該空間に異物
が侵入して継手の変形を阻害することがない。
の対向面側の基部にそれぞれ短筒状の閉塞張出し部2
7,27が対向する支持板部21,21に向かって延設
されると共に、この閉塞張出し部27,27が所定範囲
で継手の半径方向に重合するように形成されているもの
である。これにより、継手2の支持板部21,21と可
撓部22によって形成される内部空間は閉塞板部27,
27によって閉塞されて当該内部空間内への異物の侵入
が防がれる。本構成では、閉塞板部27,27は継手2
に一体形成されるため、簡単な構成で装着に手間がかか
らない。
前述の実施例における枠体4の機能の一部を代替させ、
枠体4を省略可能とした構成を示す。
21と可撓部22の角部24,24の外周側にそれぞれ
目地材支持凸条28,28が突出形成されると共に、碇
着部23の先端に当該碇着部23の板厚より大径の止水
バルブ部23Aがそれぞれ一体に形成されている。
ング状の碇着金具11によって碇着段部12が形成され
て、当該碇着金具11は固定されたアンカーボルト5が
暗渠1を形成するコンクリート内に埋設されることで暗
渠1に固定されている。
ト5に螺合したナット7によって押さえ金具6を介して
碇着段部12に固定されると共に、止水バルブ部23A
が暗渠1を形成するコンクリート内に埋没されて、暗渠
1に固定されている。
持板部21を、暗渠1を形成するコンクリートを打設す
る際の型枠として機能させ、碇着段部12を除いて暗渠
1の端面の枠体を省略したものである。この構成によれ
ば、枠体に要するコストを大幅に削減することが可能と
なると共に、枠体があることによって当該枠体と暗渠を
形成するコンクリートとが剥離してその間を介して漏水
するといった不具合が生ずることがない。更に、止水バ
ルブ23Aがコンクリート内に埋没されるため、継手2
の暗渠1,1′への固定と止水がより完全となるもので
ある。
発明に係る暗渠の継手をコンクリート製の暗渠の接続に
適用した例を示したが、この暗渠の継手はコンクリート
製の暗渠に限らず、他の材質からなる暗渠に適用しても
よい。
形、四角形、その他の多角形のいずれかであってもよ
い、またこの暗渠は一体品であってもよいし、分割部材
を組み立てて構成するものであってもよいものである。
継手によれば、接続暗渠が離接する方向の変位と、接続
暗渠がその軸方向と直交する方向に移動する剪断方向の
変位に対し、継手はその角部が弾性変形することと支持
板部が傾斜変形することによって追従し、接続暗渠の対
向端面間の隙間からの土砂が混入した高圧の水の侵入に
対しては、圧力を受ける連結架橋部を剛性の高い支持板
部が支持してこれに抗する。これにより、簡単な構造で
暗渠の大きな変位に対応することができると共に、高い
耐外圧を得られるものである。
図である。
る。
る。
る継手の作用を説明する断面図である。
た際における継手の作用を説明する断面図である。
た際における変位方向と平行な部位の継手の作用を説明
する部分斜視図である。
面図である。
のできる実施例の断面図である。
のできる他の実施例の断面図である。
のできる他の実施例の断面図である。
面図である。
る。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】HsJISA40〜80の硬さを有する弾
性素材により形成され、対向する暗渠の端面間に当該暗
渠の周方向に沿って連続して介装されて前記暗渠を水密
的に接続すると共にその弾性によって前記両暗渠の変位
に追従して水密状態を保つ暗渠の継手であって、 接続暗渠の軸方向と略直交するそれぞれの端面に沿う支
持板部が所定間隔で配設され、該両支持板部の外周縁部
が連結架橋部によって連結されると共に、前記支持板部
の内周縁部からそれぞれの暗渠側に当該暗渠への碇着部
が延設されて成り、前記支持板部の前記連結架橋部との
角部内周側には暗渠軸方向に所定の深さの湾入溝が形成
されて当該角部が少なくとも前記支持板部より肉薄に形
成されて構成されていることを特徴とする暗渠の継手。 - 【請求項2】該連結架橋部の肉厚を該支持板部の肉厚よ
りも小さくするとともに該連結架橋部の中央部を内周側
に円弧状に膨出した形状に形成したことを特徴とする請
求項1記載の暗渠の継手。 - 【請求項3】該連結架橋部を平坦面に形成したことを特
徴とする請求項1記載の暗渠の継手。 - 【請求項4】該支持板部をその対向する内周縁側に接近
するようにして30°以下傾けて形成したことを特徴と
する請求項1記載の暗渠の継手。 - 【請求項5】該支持板部と該連結架橋部との間に形成さ
れる空間を覆うようにして短筒状の内面可撓部材を該碇
着部の内周側に固着したことを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載の暗渠の継手。 - 【請求項6】該支持板部と該連結架橋部との間に形成さ
れる空間内に発泡部材からなる目地材を充填したことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の暗渠の継
手。 - 【請求項7】該支持板部の対向面側の基部にそれぞれ短
筒状の閉塞張出し部が対向する支持板部に向かって延設
されるとともに、これら閉塞張出し部が所定範囲で継手
の半径方向に重合するように形成されていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の暗渠の継手。 - 【請求項8】該碇着部の暗渠側先端に該碇着部の板厚よ
り大径の止水バルブ部を形成したことを特徴とする請求
項1〜7のいずれかに記載の暗渠の継手。 - 【請求項9】支持板部と可撓部の角部の外周側にはそれ
ぞれ目地支持凸条が突出形成されることを特徴とする請
求項1〜8のいずれかに記載の暗渠の継手。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068681A JP2714932B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 暗渠の継手 |
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---|---|---|---|
JP7068681A JP2714932B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 暗渠の継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08239890A true JPH08239890A (ja) | 1996-09-17 |
JP2714932B2 JP2714932B2 (ja) | 1998-02-16 |
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ID=13380723
Family Applications (1)
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