JPH0823961B2 - ビデオディスクプレーヤ制御装置 - Google Patents
ビデオディスクプレーヤ制御装置Info
- Publication number
- JPH0823961B2 JPH0823961B2 JP62276403A JP27640387A JPH0823961B2 JP H0823961 B2 JPH0823961 B2 JP H0823961B2 JP 62276403 A JP62276403 A JP 62276403A JP 27640387 A JP27640387 A JP 27640387A JP H0823961 B2 JPH0823961 B2 JP H0823961B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- player
- program
- end data
- video disc
- Prior art date
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数のビデオディスクプレーヤを順次運
転して異なるビデオプログラムを連続的に放映するとき
に使用するビデオディスクプレーヤ制御装置に関する。
転して異なるビデオプログラムを連続的に放映するとき
に使用するビデオディスクプレーヤ制御装置に関する。
従来技術 レーザビデオディスクを使用したビデオディスクプレ
ーヤは、その画質が良好であること、非接触による再生
ができるので、繰返し再生によっても画質の劣化が僅か
であること等の特長があるために、業務用の映像送出源
として急速に普及しつつある。
ーヤは、その画質が良好であること、非接触による再生
ができるので、繰返し再生によっても画質の劣化が僅か
であること等の特長があるために、業務用の映像送出源
として急速に普及しつつある。
そこで、CATVシステム等の映像送出源としてビデオデ
ィスクプレーヤを使用する場合には、複数のビデオディ
スクプレーヤを順次自動的に起動制御することによって
異なるビデオプログラムを連続的に放映することが行な
われ、かかる目的に使用する装置として、ビデオディス
クプレーヤ制御装置が開発されている。
ィスクプレーヤを使用する場合には、複数のビデオディ
スクプレーヤを順次自動的に起動制御することによって
異なるビデオプログラムを連続的に放映することが行な
われ、かかる目的に使用する装置として、ビデオディス
クプレーヤ制御装置が開発されている。
このものは、外部からのコマンド信号に応答して準備
動作と再生動作とを実行することができる複数のビデオ
ディスクプレーヤを組み合わせ、1台のビデオディスク
プレーヤに装填されているディスクのプログラムが終了
したことを検出して、次に再生すべきビデオディスクプ
レーヤに対して準備動作指令と再生指令とを出力するこ
とにより、次機を自動起動することができるので、以下
同様にして、異なるプログラムの連続放映動作を実行す
ることができる。ここで、プログラムの終了は、ビデオ
ディスクプレーヤがプログラムを再生中であることを示
す、いわゆるビデオインジケータ信号が中断することに
よって検出することができる。
動作と再生動作とを実行することができる複数のビデオ
ディスクプレーヤを組み合わせ、1台のビデオディスク
プレーヤに装填されているディスクのプログラムが終了
したことを検出して、次に再生すべきビデオディスクプ
レーヤに対して準備動作指令と再生指令とを出力するこ
とにより、次機を自動起動することができるので、以下
同様にして、異なるプログラムの連続放映動作を実行す
ることができる。ここで、プログラムの終了は、ビデオ
ディスクプレーヤがプログラムを再生中であることを示
す、いわゆるビデオインジケータ信号が中断することに
よって検出することができる。
発明が解決しようとする問題点 かかる従来技術によるときは、現在再生中のプログラ
ムの終了時点と次のプログラムの開始時点との間には、
数10秒単位の空白時間を生じることが避けられず、この
空白時間の間は、プログラムが全く途切れてしまうとい
う問題があった。この理由は、レーザビデオディスクに
は、現実にプログラムが収録されているプログラムエリ
アの前後に、リードイン(Lead−in)エリア、リードア
ウト(Lead−out)エリアと呼ばれる空白エリアが設け
られており、リードアウトエリアの終端位置でないとビ
デオインジケータ信号が中断せず、したがって、厳密な
プログラムエリアの終端位置を検出することができない
こと、次機の電源を投入して再生動作を開始するには、
ディスクの回転が立ち上って安定するために一定の時間
を要し、ビデオディスクプレーヤが直ちに再生動作に移
行することができないこと等による。
ムの終了時点と次のプログラムの開始時点との間には、
数10秒単位の空白時間を生じることが避けられず、この
空白時間の間は、プログラムが全く途切れてしまうとい
う問題があった。この理由は、レーザビデオディスクに
は、現実にプログラムが収録されているプログラムエリ
アの前後に、リードイン(Lead−in)エリア、リードア
ウト(Lead−out)エリアと呼ばれる空白エリアが設け
られており、リードアウトエリアの終端位置でないとビ
デオインジケータ信号が中断せず、したがって、厳密な
プログラムエリアの終端位置を検出することができない
こと、次機の電源を投入して再生動作を開始するには、
ディスクの回転が立ち上って安定するために一定の時間
を要し、ビデオディスクプレーヤが直ちに再生動作に移
行することができないこと等による。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に
鑑み、ビデオインジケータ信号の代りに、レーザビデオ
ディスクに収録されているプログラムの経過時間情報
(プログラムの画面を単位とする「フレーム」情報、ま
たは、時間を単位とする「タイム」情報のいずれかをい
う、以下同じ)を使用することによって、プログラムの
終了時点より前に次機の起動準備をし、プログラムの終
了と同時に次機の再生動作を開始させ、ビデオディスク
プレーヤの切換えに際して生じる空白時間を最小にする
ことができるビデオディスクプレーヤ制御装置を提供す
ることにある。
鑑み、ビデオインジケータ信号の代りに、レーザビデオ
ディスクに収録されているプログラムの経過時間情報
(プログラムの画面を単位とする「フレーム」情報、ま
たは、時間を単位とする「タイム」情報のいずれかをい
う、以下同じ)を使用することによって、プログラムの
終了時点より前に次機の起動準備をし、プログラムの終
了と同時に次機の再生動作を開始させ、ビデオディスク
プレーヤの切換えに際して生じる空白時間を最小にする
ことができるビデオディスクプレーヤ制御装置を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、再生
中のプログラムの経過時間情報を現在データとして出力
可能な複数のビデオディスクプレーヤを順次運転するビ
デオディスクプレーヤ制御装置において、各ビデオディ
スクプレーヤのプログラムの所要時間を終了データとし
て記憶する終了データ記憶手段と、終了データ記憶手段
に付設する終了データ更新手段と、再生中のビデオディ
スクプレーヤの現在データを終了データ記憶手段内の終
了データと比較する次機起動手段とを備え、次機起動手
段は、現在データが終了データより次機の準備動作に必
要な余裕時間前になったときに次機の準備動作指令を出
力し、現在データが終了データと一致したときに次機の
再生指令を出力する一方、終了データ更新手段は、ビデ
オディスクプレーヤの再生終了時の現在データにより終
了データを更新することをその要旨とする。
中のプログラムの経過時間情報を現在データとして出力
可能な複数のビデオディスクプレーヤを順次運転するビ
デオディスクプレーヤ制御装置において、各ビデオディ
スクプレーヤのプログラムの所要時間を終了データとし
て記憶する終了データ記憶手段と、終了データ記憶手段
に付設する終了データ更新手段と、再生中のビデオディ
スクプレーヤの現在データを終了データ記憶手段内の終
了データと比較する次機起動手段とを備え、次機起動手
段は、現在データが終了データより次機の準備動作に必
要な余裕時間前になったときに次機の準備動作指令を出
力し、現在データが終了データと一致したときに次機の
再生指令を出力する一方、終了データ更新手段は、ビデ
オディスクプレーヤの再生終了時の現在データにより終
了データを更新することをその要旨とする。
作用 かかる発明の構成によるときは、次機起動手段は、現
在データと終了データとを比較するが、このときの現在
データは、再生中のプログラムの経過時間情報であり、
現在データが終了データと一致するとき、再生中のプロ
グラムが終了する。
在データと終了データとを比較するが、このときの現在
データは、再生中のプログラムの経過時間情報であり、
現在データが終了データと一致するとき、再生中のプロ
グラムが終了する。
そこで、現在データが終了データから余裕時間だけ前
に至ったときに、次機起動手段によって次機の準備動作
指令を出力すれば、次機は、再生中のプログラムの終了
時点までに充分安定な回転速度に立ち上っており、その
準備動作を完了して待機することができる。したがっ
て、現在データが終了データに一致するとき、すなわ
ち、再生中のプログラムの終了時点において、次機の再
生指令を出力すれば、次機によるプログラムの再生を直
ちに開始することができる。
に至ったときに、次機起動手段によって次機の準備動作
指令を出力すれば、次機は、再生中のプログラムの終了
時点までに充分安定な回転速度に立ち上っており、その
準備動作を完了して待機することができる。したがっ
て、現在データが終了データに一致するとき、すなわ
ち、再生中のプログラムの終了時点において、次機の再
生指令を出力すれば、次機によるプログラムの再生を直
ちに開始することができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
ビデオディスクプレーヤ制御装置(以下、単に制御装
置という)10は、時計11と、運転開始時刻記憶手段12
と、運転開始手段13と、終了データ記憶手段14と、次機
起動手段15と、終了データ更新手段16とを備えてなる
(第1図)。ただし、制御装置10は、複数のビデオディ
スクプレーヤ(以下、単にプレーヤという)Pi(i=
1、2…n)と組み合わせて使用するものとし、プレー
ヤPiからのビデオ信号Vpは、図示しない端末装置に送出
され、プレーヤPiのそれぞれに装填されている各レーザ
ビデオディスクの収録プログラムを順次放映することが
できる。
置という)10は、時計11と、運転開始時刻記憶手段12
と、運転開始手段13と、終了データ記憶手段14と、次機
起動手段15と、終了データ更新手段16とを備えてなる
(第1図)。ただし、制御装置10は、複数のビデオディ
スクプレーヤ(以下、単にプレーヤという)Pi(i=
1、2…n)と組み合わせて使用するものとし、プレー
ヤPiからのビデオ信号Vpは、図示しない端末装置に送出
され、プレーヤPiのそれぞれに装填されている各レーザ
ビデオディスクの収録プログラムを順次放映することが
できる。
時計11、運転開始時刻記憶手段12の各出力は、運転開
始手段13に入力され、運転開始手段13の出力は、コマン
ド信号13a、電源投入指令信号13bとして、プレーヤPiに
出力されている。ただし、コマンド信号13a、電源投入
指令信号13bは、それぞれ、任意のプレーヤPiに対して
切り換えて出力することができるものとする。
始手段13に入力され、運転開始手段13の出力は、コマン
ド信号13a、電源投入指令信号13bとして、プレーヤPiに
出力されている。ただし、コマンド信号13a、電源投入
指令信号13bは、それぞれ、任意のプレーヤPiに対して
切り換えて出力することができるものとする。
運転開始手段13の別の出力は、次機起動手段15に入力
されており、次機起動手段15には、終了データ記憶手段
14からの終了データ信号14aが入力されている。一方、
次機起動手段15からは、プレーヤPiに対するコマンド信
号15aと電源投入指令信号15bとが出力されている。ま
た,終了データ更新手段16からは、プレーヤPiに対する
コマンド信号16aと、終了データ記憶手段14に対する終
了データ信号16bとが出力されている。
されており、次機起動手段15には、終了データ記憶手段
14からの終了データ信号14aが入力されている。一方、
次機起動手段15からは、プレーヤPiに対するコマンド信
号15aと電源投入指令信号15bとが出力されている。ま
た,終了データ更新手段16からは、プレーヤPiに対する
コマンド信号16aと、終了データ記憶手段14に対する終
了データ信号16bとが出力されている。
プレーヤPiからは、コマンド信号13a、15a、16aに対
応するステータス信号Spが出力されている。ステータス
信号Spには、プレーヤPiが再生動作中であることを示す
ビデオインジケータ信号の他、プレーヤPiのプログラム
の経過時間情報が現在データとして含まれているものと
する。ステータス信号Spは、次機起動手段15と、終了デ
ータ更新手段16とに分岐入力されている。
応するステータス信号Spが出力されている。ステータス
信号Spには、プレーヤPiが再生動作中であることを示す
ビデオインジケータ信号の他、プレーヤPiのプログラム
の経過時間情報が現在データとして含まれているものと
する。ステータス信号Spは、次機起動手段15と、終了デ
ータ更新手段16とに分岐入力されている。
いま、運転開始時刻記憶手段12には、所定のプレーヤ
Piの運転を開始してビデオ信号Vpを送出し、プログラム
の放映を開始すべき運転開始時刻データが記憶されてい
るものとする。運転開始手段13は、運転開始時刻記憶手
段12から運転開始時刻データを読み取るとともに、時計
11からの時刻信号11aと比較し、運転開始時刻より余裕
時間t分前に、プレーヤPiに対して電源投入指令信号13
bを発信する。と同時に、当該プレーヤPiに対し、コマ
ンド信号13aとして、準備動作指令を出力する。そこ
で、プレーヤPiは、電源が投入され、装填されたレーザ
ビデオディスクの回転が始動して、ディスクのプログラ
ムエリアのスタート位置においてポーズモードとなって
待機することができる(第2図の矢印A)。
Piの運転を開始してビデオ信号Vpを送出し、プログラム
の放映を開始すべき運転開始時刻データが記憶されてい
るものとする。運転開始手段13は、運転開始時刻記憶手
段12から運転開始時刻データを読み取るとともに、時計
11からの時刻信号11aと比較し、運転開始時刻より余裕
時間t分前に、プレーヤPiに対して電源投入指令信号13
bを発信する。と同時に、当該プレーヤPiに対し、コマ
ンド信号13aとして、準備動作指令を出力する。そこ
で、プレーヤPiは、電源が投入され、装填されたレーザ
ビデオディスクの回転が始動して、ディスクのプログラ
ムエリアのスタート位置においてポーズモードとなって
待機することができる(第2図の矢印A)。
ただし、プレーヤPiは、複数のプレーヤP1、P2…Pnの
うちの最初に運転される1台であって、以後、プレーヤ
Pi、Pi+1、Pi+2…Pn、P1、P2…の順に運転され、そ
れぞれのプレーヤPiに装填済のディスクに収録されてい
るプログラムが連続的に繰返し放映されるものとする。
また、余裕時間t分は、プレーヤPiが起動されてからポ
ーズモードとなって待機するまでの所要時間よりいくぶ
ん長く設定するものとし、たとえば、t=1(分)とす
るのがよい。
うちの最初に運転される1台であって、以後、プレーヤ
Pi、Pi+1、Pi+2…Pn、P1、P2…の順に運転され、そ
れぞれのプレーヤPiに装填済のディスクに収録されてい
るプログラムが連続的に繰返し放映されるものとする。
また、余裕時間t分は、プレーヤPiが起動されてからポ
ーズモードとなって待機するまでの所要時間よりいくぶ
ん長く設定するものとし、たとえば、t=1(分)とす
るのがよい。
現在時刻が運転開始時刻データに一致することを検出
したら、運転開始手段13は、プレーヤPiに対し、コマン
ド信号13aとして、再生指令を出力する。そこで、プレ
ーヤPiは、プログラムの再生を直ちに開始し、ビデオ信
号Vpを出力するから(同図の矢印B)、図示しない端末
装置は、運転開始時刻の到来と同時にプログラムの放映
を開始することができる。なお、プレーヤPiは、プログ
ラムの再生を開始するとともに、ビデオインジケータ信
号を出力する。
したら、運転開始手段13は、プレーヤPiに対し、コマン
ド信号13aとして、再生指令を出力する。そこで、プレ
ーヤPiは、プログラムの再生を直ちに開始し、ビデオ信
号Vpを出力するから(同図の矢印B)、図示しない端末
装置は、運転開始時刻の到来と同時にプログラムの放映
を開始することができる。なお、プレーヤPiは、プログ
ラムの再生を開始するとともに、ビデオインジケータ信
号を出力する。
次機起動手段15は、運転開始手段13がプレーヤPiの再
生を開始した後、運転開始手段13によって動作を開始す
る。すなわち、次機起動手段15は、まず、再生中のプレ
ーヤPiに対し、コマンド信号15aとして、その経過時間
情報の問合せを発信すると、プレーヤPiは、これに対応
して、ステータス信号Spを介し、経過時間情報の現在値
を現在データとして次機起動手段15にフィードバックす
る。次機起動手段15は、得られた現在データを終了デー
タ記憶手段14に記憶されているプレーヤPiの終了データ
と比較する。ただし、終了データは、プレーヤP1、P2…
Pnのおのおのに装填されている各ディスクのプログラム
の所要時間に対応しているものとする。
生を開始した後、運転開始手段13によって動作を開始す
る。すなわち、次機起動手段15は、まず、再生中のプレ
ーヤPiに対し、コマンド信号15aとして、その経過時間
情報の問合せを発信すると、プレーヤPiは、これに対応
して、ステータス信号Spを介し、経過時間情報の現在値
を現在データとして次機起動手段15にフィードバックす
る。次機起動手段15は、得られた現在データを終了デー
タ記憶手段14に記憶されているプレーヤPiの終了データ
と比較する。ただし、終了データは、プレーヤP1、P2…
Pnのおのおのに装填されている各ディスクのプログラム
の所要時間に対応しているものとする。
次機起動手段15は、たとえば1秒ごとに以上の動作を
繰返し実行し、現在データが終了データの余裕時間t分
前に至ったことを検出したら、次に運転を開始すべきプ
レーヤPi+1に対し、電源投入指令信号15bと、コマン
ド信号15aを介して準備動作指令とを出力する。そこ
で、プレーヤPi+1は、電源が投入され、ポーズモード
となって待機する(同図の矢印C)。
繰返し実行し、現在データが終了データの余裕時間t分
前に至ったことを検出したら、次に運転を開始すべきプ
レーヤPi+1に対し、電源投入指令信号15bと、コマン
ド信号15aを介して準備動作指令とを出力する。そこ
で、プレーヤPi+1は、電源が投入され、ポーズモード
となって待機する(同図の矢印C)。
つづいて、同様に、次機起動手段15は、再生中のプレ
ーヤPiに対する現在データの問合せと読取りとを繰返し
実行し、プレーヤPiの終了データと現在データとの一致
を検出したら、プレーヤPi+1に対し、コマンド信号15
aを介して再生指令を出力する(同図の矢印D)。これ
によって、プレーヤPi+1は再生動作を開始するから、
送出されるビデオ信号Vpは、プレーヤPiによるプログラ
ムの終了に引き続き、プレーヤPi+1によるプログラム
が直ちに開始され、プレーヤPi、Pi+1の切換えに伴う
ビデオ信号Vpの空白時間は、最大1秒程度に抑えること
ができる。ただし、このときの空白時間の最大長さは、
プレーヤPiの現在データのチェックのために設定する繰
返し時間間隔に依存しており、これを短縮することによ
り、さらに短くすることも可能である。また、再生を終
了したプレーヤPiは、適当な時期に、次機起動手段15に
よって電源を断とすればよい(同図の矢印E)。
ーヤPiに対する現在データの問合せと読取りとを繰返し
実行し、プレーヤPiの終了データと現在データとの一致
を検出したら、プレーヤPi+1に対し、コマンド信号15
aを介して再生指令を出力する(同図の矢印D)。これ
によって、プレーヤPi+1は再生動作を開始するから、
送出されるビデオ信号Vpは、プレーヤPiによるプログラ
ムの終了に引き続き、プレーヤPi+1によるプログラム
が直ちに開始され、プレーヤPi、Pi+1の切換えに伴う
ビデオ信号Vpの空白時間は、最大1秒程度に抑えること
ができる。ただし、このときの空白時間の最大長さは、
プレーヤPiの現在データのチェックのために設定する繰
返し時間間隔に依存しており、これを短縮することによ
り、さらに短くすることも可能である。また、再生を終
了したプレーヤPiは、適当な時期に、次機起動手段15に
よって電源を断とすればよい(同図の矢印E)。
プレーヤPi+1の再生に当り、その終了データより余
裕時間t分前にプレーヤPi+2の電源投入と準備動作と
を行ない(同図の矢印F)、プレーヤPi+1のプログラ
ム終了と同時にプレーヤPi+2の再生を開始し(同図の
矢印G)、以後、同様の動作を繰り返す。
裕時間t分前にプレーヤPi+2の電源投入と準備動作と
を行ない(同図の矢印F)、プレーヤPi+1のプログラ
ム終了と同時にプレーヤPi+2の再生を開始し(同図の
矢印G)、以後、同様の動作を繰り返す。
終了データ更新手段16は、プレーヤPiのディスクを交
換したとき等において、そのディスクに収録されている
プログラムの所要時間に対応して、終了データ記憶手段
14に記憶している終了データを更新する。すなわち、終
了データ更新手段16は、たとえば、再生終了状態のプレ
ーヤPiに対し、コマンド信号16aを介してプログラムの
経過時間情報を問い合わせ、ステータス信号Spを介し、
その結果を現在データとして読み取り、読み取った現在
データを終了データとして終了データ記憶手段14に記憶
する。
換したとき等において、そのディスクに収録されている
プログラムの所要時間に対応して、終了データ記憶手段
14に記憶している終了データを更新する。すなわち、終
了データ更新手段16は、たとえば、再生終了状態のプレ
ーヤPiに対し、コマンド信号16aを介してプログラムの
経過時間情報を問い合わせ、ステータス信号Spを介し、
その結果を現在データとして読み取り、読み取った現在
データを終了データとして終了データ記憶手段14に記憶
する。
かかる構成の制御装置10は、メモリ装置21を有するマ
イクロコンピュータ(CPU)22を介し、ソフトウェアに
よって実現することができる(第3図)。メモリ装置21
には、プレーヤP1、P2…に装填中の各ディスクのプログ
ラム所要時間に対応する終了データと、運転開始時刻を
記憶する運転開始時刻データと、終了データを更新する
際に使用する予備データとに対応して、データエリア21
a、21c、21bが用意されている。ただし、ここでは、3
台のプレーヤP1、P2…が使用され、前実施例と同様の順
次運転を行なう他、外部映像源APが用意されており、外
部映像源APは、プレーヤP1、P2…が全機ともに止中の場
合の映像送出源として使用することができる。
イクロコンピュータ(CPU)22を介し、ソフトウェアに
よって実現することができる(第3図)。メモリ装置21
には、プレーヤP1、P2…に装填中の各ディスクのプログ
ラム所要時間に対応する終了データと、運転開始時刻を
記憶する運転開始時刻データと、終了データを更新する
際に使用する予備データとに対応して、データエリア21
a、21c、21bが用意されている。ただし、ここでは、3
台のプレーヤP1、P2…が使用され、前実施例と同様の順
次運転を行なう他、外部映像源APが用意されており、外
部映像源APは、プレーヤP1、P2…が全機ともに止中の場
合の映像送出源として使用することができる。
マイクロコンピュータ22には、時計11の他、ステータ
ス受信部23、コマンド送信部24を介してデータ切換回路
25が接続され、さらに、電源切換回路26が接続されてい
る。また、各プレーヤP1、P2…からのビデオ信号Vp1、V
p2…は、外部映像源APからのビデオ信号Vapとともに出
力切換回路31に入力され、出力切換回路31は、所定の一
波を選択し、ビデオ信号Vpとして図示しない端末装置に
送出することができる。
ス受信部23、コマンド送信部24を介してデータ切換回路
25が接続され、さらに、電源切換回路26が接続されてい
る。また、各プレーヤP1、P2…からのビデオ信号Vp1、V
p2…は、外部映像源APからのビデオ信号Vapとともに出
力切換回路31に入力され、出力切換回路31は、所定の一
波を選択し、ビデオ信号Vpとして図示しない端末装置に
送出することができる。
ステータス受信部23、コマンド送信部24は、それぞ
れ、マイクロコンピュータ22、プレーヤP1、P2…間のデ
ータ交信のためのパラレルシリアル変換器である。ステ
ータス受信部23は、プレーヤP1、P2…からシリアルデー
タとして発信される経過時間情報やモード情報等のステ
ータス信号Spをパラレルデータに変換し、マイクロコン
ピュータ22に伝送する。また、コマンド送信部24は、マ
イクロコンピュータ22によって作られるパラレルデータ
のコマンド信号22aをシリアルデータに変換し、プレー
ヤP1、P2…に送出することができる。ただし、データ切
換回路25は、マイクロコンピュータ22との交信の際に、
マイクロコンピュータ22からプレーヤ選択信号22bを送
信することにより、プレーヤPi(i=1、2…)の1台
を特定することができる。
れ、マイクロコンピュータ22、プレーヤP1、P2…間のデ
ータ交信のためのパラレルシリアル変換器である。ステ
ータス受信部23は、プレーヤP1、P2…からシリアルデー
タとして発信される経過時間情報やモード情報等のステ
ータス信号Spをパラレルデータに変換し、マイクロコン
ピュータ22に伝送する。また、コマンド送信部24は、マ
イクロコンピュータ22によって作られるパラレルデータ
のコマンド信号22aをシリアルデータに変換し、プレー
ヤP1、P2…に送出することができる。ただし、データ切
換回路25は、マイクロコンピュータ22との交信の際に、
マイクロコンピュータ22からプレーヤ選択信号22bを送
信することにより、プレーヤPi(i=1、2…)の1台
を特定することができる。
なお、プレーヤP1、P2…からは、ステータス信号Spの
他にビデオインジケータ信号Svpが発信され、データ切
換回路25を経てマイクロコンピュータ22に入力されてい
る。
他にビデオインジケータ信号Svpが発信され、データ切
換回路25を経てマイクロコンピュータ22に入力されてい
る。
マイクロコンピュータ22からは、電源投入指令信号22
cと出力切換信号22dとが、それぞれ電源切換回路26、出
力切換回路31に送出され、前者によってプレーヤP1、P2
…の電源の入切を制御することができ、後者によって、
プレーヤP1、P2…と外部映像源APからの各ビデオ信号Vp
1、Vp2…Vapのうちの一波を選択し、ビデオ信号Vpとし
て外部の端末装置に送出することができる。また、手動
の記憶スイッチ27がマイクロコンピュータ22に接続され
ている。
cと出力切換信号22dとが、それぞれ電源切換回路26、出
力切換回路31に送出され、前者によってプレーヤP1、P2
…の電源の入切を制御することができ、後者によって、
プレーヤP1、P2…と外部映像源APからの各ビデオ信号Vp
1、Vp2…Vapのうちの一波を選択し、ビデオ信号Vpとし
て外部の端末装置に送出することができる。また、手動
の記憶スイッチ27がマイクロコンピュータ22に接続され
ている。
プレーヤP1、P2…のいずれもが電源断となっている待機
状態において、マイクロコンピュータ22内では、運転開
始プログラムが動作している(第4図)。なお、このと
き、外部映像源APによるビデオ信号Vapが出力切換回路3
1によって選択され、そのプログラムが放映されてい
る。
状態において、マイクロコンピュータ22内では、運転開
始プログラムが動作している(第4図)。なお、このと
き、外部映像源APによるビデオ信号Vapが出力切換回路3
1によって選択され、そのプログラムが放映されてい
る。
運転開始プログラムは、まず、メモリ装置21に記憶さ
れている運転開始時刻データを読み取り(第4図のステ
ップ(1)、以下、(1)のように記す)、時計11から
の現在時刻データと比較して、運転開始時刻から余裕時
間t分前に至ったことを検出すると(2)、最初に運転
開始すべき1台のプレーヤPiに対して電源投入指令信号
22cを出力する(3)。そこで、プレーヤPiは、電源切
換回路26を介し、その電源が投入される。
れている運転開始時刻データを読み取り(第4図のステ
ップ(1)、以下、(1)のように記す)、時計11から
の現在時刻データと比較して、運転開始時刻から余裕時
間t分前に至ったことを検出すると(2)、最初に運転
開始すべき1台のプレーヤPiに対して電源投入指令信号
22cを出力する(3)。そこで、プレーヤPiは、電源切
換回路26を介し、その電源が投入される。
つづいて、プレーヤPiに対し、コマンド信号22aを介
して準備動作指令が出力される(4)。準備動作指令
は、コマンド送信部24、データ切換回路25を経てプレー
ヤPiに伝達されるので、プレーヤPiは、これに応答して
ポーズモードとなり、装填されているディスクのプログ
ラムエリアのスタート位置において待機する。
して準備動作指令が出力される(4)。準備動作指令
は、コマンド送信部24、データ切換回路25を経てプレー
ヤPiに伝達されるので、プレーヤPiは、これに応答して
ポーズモードとなり、装填されているディスクのプログ
ラムエリアのスタート位置において待機する。
運転開始時刻が到来すると(5)、プレーヤPiに対
し、コマンド信号22aを介して再生指令が出力され
(6)、プレーヤPiは、プログラムの再生動作を開始す
る。と同時に、プレーヤPiは、ビデオインジケータ信号
Svpをマイクロコンピュータ22にフィードバックするの
で、運転開始プログラムは、これを確認し(7)、出力
切換信号22dを出力することによって出力切換回路31を
切り換え(8)、プレーヤPiからのビデオ信号Vpiをビ
デオ信号Vpとして送出させる。すなわち、運転開始時刻
の到来と同時に、プレーヤPiによるプログラムの放映を
開始することができる。
し、コマンド信号22aを介して再生指令が出力され
(6)、プレーヤPiは、プログラムの再生動作を開始す
る。と同時に、プレーヤPiは、ビデオインジケータ信号
Svpをマイクロコンピュータ22にフィードバックするの
で、運転開始プログラムは、これを確認し(7)、出力
切換信号22dを出力することによって出力切換回路31を
切り換え(8)、プレーヤPiからのビデオ信号Vpiをビ
デオ信号Vpとして送出させる。すなわち、運転開始時刻
の到来と同時に、プレーヤPiによるプログラムの放映を
開始することができる。
運転開始プログラムは、その後、プレーヤPiについて
終了データが更新済であるか否かによって(9)、次機
切換プログラムまたは終了データ自動更新プログラムの
いずれかを起動して((10)、(11))、終了する。こ
こで、終了データとは、メモリ装置21内の終了データエ
リア21aに格納されているデータであり、その内容は、
前実施例と同様に、各プレーヤPiのディスクに収録され
ているプログラムの所要時間に関するデータである。
終了データが更新済であるか否かによって(9)、次機
切換プログラムまたは終了データ自動更新プログラムの
いずれかを起動して((10)、(11))、終了する。こ
こで、終了データとは、メモリ装置21内の終了データエ
リア21aに格納されているデータであり、その内容は、
前実施例と同様に、各プレーヤPiのディスクに収録され
ているプログラムの所要時間に関するデータである。
次機切換プログラムは、現在再生中のプレーヤPiのプ
ログラム終了とともに、次のプレーヤPi+1のプログラ
ム再生を開始するものであり(第5図)、その本質的な
内容は、運転開始プログラムと全く同一である。ただ
し、プレーヤPiのプログラム終了から余裕時間t分前の
検出は、プレーヤPiに対して、コマンド信号22aを介し
てプログラムの経過時間情報を問い合わせると、その結
果が現在データとしてステータス信号Spを介してフィー
ドバックされるので(同図のステップ(1)、以下、
(1)のように記す)、これを終了データと比較して判
定し(2)、以上の動作をたとえば1秒ごとに繰り返す
(3)。
ログラム終了とともに、次のプレーヤPi+1のプログラ
ム再生を開始するものであり(第5図)、その本質的な
内容は、運転開始プログラムと全く同一である。ただ
し、プレーヤPiのプログラム終了から余裕時間t分前の
検出は、プレーヤPiに対して、コマンド信号22aを介し
てプログラムの経過時間情報を問い合わせると、その結
果が現在データとしてステータス信号Spを介してフィー
ドバックされるので(同図のステップ(1)、以下、
(1)のように記す)、これを終了データと比較して判
定し(2)、以上の動作をたとえば1秒ごとに繰り返す
(3)。
所定のタイミングが検出されると、次機切換プログラ
ムは、次のプレーヤPi+1の電源投入指令と準備動作指
令とを出力する((4)、(5))。次のプレーヤPi+
1の再生動作の開始タイミングも同様にして検出し
((6)ないし(8))、プレーヤPiによるプログラム
終了と同時に、次のプレーヤPi+1によるプログラムの
放映を開始することができる((9)ないし(11))。
つづいて、放映を終了したプレーヤPiの電源を断にし
(12)、プレーヤPi+1の終了データが更新済であるか
否かによって(13)、以上の動作を繰り返すか、終了デ
ータ自動更新プログラムを起動する(14)。
ムは、次のプレーヤPi+1の電源投入指令と準備動作指
令とを出力する((4)、(5))。次のプレーヤPi+
1の再生動作の開始タイミングも同様にして検出し
((6)ないし(8))、プレーヤPiによるプログラム
終了と同時に、次のプレーヤPi+1によるプログラムの
放映を開始することができる((9)ないし(11))。
つづいて、放映を終了したプレーヤPiの電源を断にし
(12)、プレーヤPi+1の終了データが更新済であるか
否かによって(13)、以上の動作を繰り返すか、終了デ
ータ自動更新プログラムを起動する(14)。
以上のようにして、このシステムは、前実施例と全く
同様に動作することができる。
同様に動作することができる。
終了データ自動更新プログラムは、プレーヤPiのディ
スク交換後の最初のプログラム放映によって、その所要
時間を検知し、終了データを自動更新する(第6図)。
スク交換後の最初のプログラム放映によって、その所要
時間を検知し、終了データを自動更新する(第6図)。
まず、ビデオインジケータ信号Svpが存在することに
よってプレーヤPiが再生動作中であることを確認し(同
図のステップ(1)、以下、(1)のように記す)、そ
の間は、たとえば1秒ごとにプレーヤPiの経過時間情報
を問い合わせ、これを現在データとして読み取る
((2)、(3))。ビデオインジケータ信号Svpが存
在しなくなったら(1)、プレーヤPiの再生プログラム
が終了したものとみなし、そのときの現在データにより
終了データを更新する(6)。ただし、プレーヤPiは、
単なるテストラン等のために臨時的にディスク交換をす
ることもあるので、プログラム終了時点において、同一
の現在データが2回連続して得られたとき、または、現
在の終了データより大きな終了データが得られたときに
のみ、実際の終了データを更新し((4)、(7)、
(6)、または、(4)、(5)、(6))、その他の
現在データは、予備データの更新に留める((4)、
(5)、(8))。
よってプレーヤPiが再生動作中であることを確認し(同
図のステップ(1)、以下、(1)のように記す)、そ
の間は、たとえば1秒ごとにプレーヤPiの経過時間情報
を問い合わせ、これを現在データとして読み取る
((2)、(3))。ビデオインジケータ信号Svpが存
在しなくなったら(1)、プレーヤPiの再生プログラム
が終了したものとみなし、そのときの現在データにより
終了データを更新する(6)。ただし、プレーヤPiは、
単なるテストラン等のために臨時的にディスク交換をす
ることもあるので、プログラム終了時点において、同一
の現在データが2回連続して得られたとき、または、現
在の終了データより大きな終了データが得られたときに
のみ、実際の終了データを更新し((4)、(7)、
(6)、または、(4)、(5)、(6))、その他の
現在データは、予備データの更新に留める((4)、
(5)、(8))。
ただし、予備データとは、メモリ装置21内の予備デー
タエリア21bの内容であって、実際の終了データの更新
を行なうに先き立って、1回目に得られた現在データを
一時的に記憶しておくものをいう。
タエリア21bの内容であって、実際の終了データの更新
を行なうに先き立って、1回目に得られた現在データを
一時的に記憶しておくものをいう。
終了データを更新した後は、前述の手順に準じ、次に
運転すべきプレーヤPi+1に対して電源投入指令、準備
動作指令、再生指令を出力し((9)ないし(11))、
出力切換回路31を切り換えるとともに、プレーヤPiの電
源を断にする((13)、(14))。これによって、プレ
ーヤPiに対する終了データが更新され、次のプレーヤPi
+1による放映が開始されるが、このときは、プレーヤ
Piに装填されているディスクのリードアウトエリアと、
プレーヤPi+1の立上りのための所要時間とに相当する
空白時間が両機の切換えの間に発生する。ただし、この
ようにしてプレーヤPiについて終了データが更新されれ
ば、次回からは、プレーヤPiからプレーヤPi+1への切
換えに際して次機切換プログラムが作動するので、この
空白時間を削除することができる。
運転すべきプレーヤPi+1に対して電源投入指令、準備
動作指令、再生指令を出力し((9)ないし(11))、
出力切換回路31を切り換えるとともに、プレーヤPiの電
源を断にする((13)、(14))。これによって、プレ
ーヤPiに対する終了データが更新され、次のプレーヤPi
+1による放映が開始されるが、このときは、プレーヤ
Piに装填されているディスクのリードアウトエリアと、
プレーヤPi+1の立上りのための所要時間とに相当する
空白時間が両機の切換えの間に発生する。ただし、この
ようにしてプレーヤPiについて終了データが更新されれ
ば、次回からは、プレーヤPiからプレーヤPi+1への切
換えに際して次機切換プログラムが作動するので、この
空白時間を削除することができる。
終了データ自動更新プログラムは、プレーヤPi+1の
終了データが更新済であるか否かによって(15)、次機
切換プログラムを起動するか(16)、または、プレーヤ
Pi+1の終了データの自動更新動作を繰り返す。
終了データが更新済であるか否かによって(15)、次機
切換プログラムを起動するか(16)、または、プレーヤ
Pi+1の終了データの自動更新動作を繰り返す。
終了データは、手動によっても更新することができる
(第7図)。いま、プレーヤPiが休止中であるとき(同
図のステップ(1)、以下、(1)のように記す)、終
了データ手動更新プログラムを手動起動する。ただし、
プレーヤPiが休止中とは、出力切換回路31を手動で切り
換え、プレーヤPiからのビデオ信号Vpiがビデオ信号Vp
として送出されることがない状態をいうものとする。
(第7図)。いま、プレーヤPiが休止中であるとき(同
図のステップ(1)、以下、(1)のように記す)、終
了データ手動更新プログラムを手動起動する。ただし、
プレーヤPiが休止中とは、出力切換回路31を手動で切り
換え、プレーヤPiからのビデオ信号Vpiがビデオ信号Vp
として送出されることがない状態をいうものとする。
プレーヤPiを手動運転して、プレーヤPiに新たに装填
したディスクを再生し、通常の再生モードまたは早送り
モードによって、そのディスクのプログラムエリアの終
端位置(プログラムエンド)にまで移行させ、その時点
においてマイクロコンピュータ22に接続した記憶スイッ
チ27を操作する。終了データ手動更新プログラムは、記
憶スイッチ27が操作されたことを検知すると(2)、プ
レーヤPiに対して経過時間情報を問い合わせ、これを現
在データとして読み取る(3)。このときの現在データ
は、当該ディスクに収録されているプログラムの所要時
間を表わしているから、この現在データを終了データと
して更新する(4)。以下同様にして、他のプレーヤPi
+1、Pi+2…に対するすべての終了データを更新する
ことができ、このようにして更新された終了データを使
用して次機切換プログラムを作動させれば、ディスク交
換後の1回目から、空白時間を伴うことなくプレーヤPi
の切換え運転を実行することができる。
したディスクを再生し、通常の再生モードまたは早送り
モードによって、そのディスクのプログラムエリアの終
端位置(プログラムエンド)にまで移行させ、その時点
においてマイクロコンピュータ22に接続した記憶スイッ
チ27を操作する。終了データ手動更新プログラムは、記
憶スイッチ27が操作されたことを検知すると(2)、プ
レーヤPiに対して経過時間情報を問い合わせ、これを現
在データとして読み取る(3)。このときの現在データ
は、当該ディスクに収録されているプログラムの所要時
間を表わしているから、この現在データを終了データと
して更新する(4)。以下同様にして、他のプレーヤPi
+1、Pi+2…に対するすべての終了データを更新する
ことができ、このようにして更新された終了データを使
用して次機切換プログラムを作動させれば、ディスク交
換後の1回目から、空白時間を伴うことなくプレーヤPi
の切換え運転を実行することができる。
いま、第1図と第4図とを対比すれば、前者の運転開
始手段13は、後者におけるステップ(1)ないし(8)
に対応し、第1図と第5図とを対比すれば、前者の次機
起動手段15は、後者のステップ(1)ないし(12)に対
応している。また、第1図の運転開始時刻記憶手段12、
終了データ記憶手段14は、それぞれ、第3図における運
転開始時刻データエリア21c、終了データエリア21aに対
応している。
始手段13は、後者におけるステップ(1)ないし(8)
に対応し、第1図と第5図とを対比すれば、前者の次機
起動手段15は、後者のステップ(1)ないし(12)に対
応している。また、第1図の運転開始時刻記憶手段12、
終了データ記憶手段14は、それぞれ、第3図における運
転開始時刻データエリア21c、終了データエリア21aに対
応している。
以上の説明において、次機切換プログラムまたは終了
データ自動更新プログラムによって問い合わせ、読み取
られるプレーヤPiの現在データと、現在再生中のプレー
ヤPiとをメモリ装置21内に常時記憶更新しておくととも
に、メモリ装置21として、停電時にもメモリ内容が喪失
しないものを使用すれば、停電回復時において当該プレ
ーヤPiを再起動し、しかも、そのプログラムの再開位置
を記憶されている現在データに従う位置とすることがで
き、停電の前後において再生プログラムの連続性を実現
することができる。
データ自動更新プログラムによって問い合わせ、読み取
られるプレーヤPiの現在データと、現在再生中のプレー
ヤPiとをメモリ装置21内に常時記憶更新しておくととも
に、メモリ装置21として、停電時にもメモリ内容が喪失
しないものを使用すれば、停電回復時において当該プレ
ーヤPiを再起動し、しかも、そのプログラムの再開位置
を記憶されている現在データに従う位置とすることがで
き、停電の前後において再生プログラムの連続性を実現
することができる。
なお、第6図の終了データ自動更新プログラムととも
に、第7図の終了データ手動更新プログラムも、第1図
の終了データ更新手段16に対応する。これらの終了デー
タ更新プログラムは、単一システム内において、その双
方を使用してもよく、いずれか一方のみを使用してもよ
い。
に、第7図の終了データ手動更新プログラムも、第1図
の終了データ更新手段16に対応する。これらの終了デー
タ更新プログラムは、単一システム内において、その双
方を使用してもよく、いずれか一方のみを使用してもよ
い。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、終了データ
更新手段を付設する終了データ記憶手段と、次機起動手
段とを設け、終了データ記憶手段は、各ビデオディスク
プレーヤのプログラムの所要時間を終了データとして記
憶する一方、次機起動手段は、再生中のビデオディスク
プレーヤの現在データを終了データと比較し、現在デー
タが終了データより次機の準備動作に必要な余裕時間前
になったときに次機の準備動作指令を出力し、現在デー
タが終了データと一致したときに次機の再生指令を出力
することによって、次機は、再生中のプログラムの終了
時点において、その準備動作を完了してポーズモードと
なり、そのプログラムのスタート位置において待機する
ことができ、したがって、再生中のプログラムの終了
後、次のプログラムの再生を直ちに開始することがで
き、プレーヤの切換えに際して生じる空白時間を極小に
することができるという優れた効果がある。
更新手段を付設する終了データ記憶手段と、次機起動手
段とを設け、終了データ記憶手段は、各ビデオディスク
プレーヤのプログラムの所要時間を終了データとして記
憶する一方、次機起動手段は、再生中のビデオディスク
プレーヤの現在データを終了データと比較し、現在デー
タが終了データより次機の準備動作に必要な余裕時間前
になったときに次機の準備動作指令を出力し、現在デー
タが終了データと一致したときに次機の再生指令を出力
することによって、次機は、再生中のプログラムの終了
時点において、その準備動作を完了してポーズモードと
なり、そのプログラムのスタート位置において待機する
ことができ、したがって、再生中のプログラムの終了
後、次のプログラムの再生を直ちに開始することがで
き、プレーヤの切換えに際して生じる空白時間を極小に
することができるという優れた効果がある。
第1図と第2図は実施例を示し、第1図は全体構成系統
図、第2図は動作状態説明図である。 第3図ないし第7図は他の実施例を示し、第3図は全体
構成系統図、第4図ないし第7図は各プログラムのフロ
ーチャートである。 Pi(i=1、2…)……ビデオディスクプレーヤ 10……ビデオディスクプレーヤ制御装置 14……終了データ記憶手段 15……次機起動手段 16……終了データ更新手段
図、第2図は動作状態説明図である。 第3図ないし第7図は他の実施例を示し、第3図は全体
構成系統図、第4図ないし第7図は各プログラムのフロ
ーチャートである。 Pi(i=1、2…)……ビデオディスクプレーヤ 10……ビデオディスクプレーヤ制御装置 14……終了データ記憶手段 15……次機起動手段 16……終了データ更新手段
Claims (3)
- 【請求項1】再生中のプログラムの経過時間情報を現在
データとして出力可能な複数のビデオディスクプレーヤ
を順次運転するビデオディスクプレーヤ制御装置におい
て、各ビデオディスクプレーヤのプログラムの所要時間
を終了データとして記憶する終了データ記憶手段と、該
終了データ記憶手段に付設する終了データ更新手段と、
再生中のビデオディスクプレーヤの現在データを前記終
了データ記憶手段内の終了データと比較する次機起動手
段とを備え、該次機起動手段は、現在データが終了デー
タより次機の準備動作に必要な余裕時間前になったとき
に次機の準備動作指令を出力し、現在データが終了デー
タと一致したときに次機の再生指令を出力する一方、前
記終了データ更新手段は、ビデオディスクプレーヤの再
生終了時の現在データにより終了データを更新すること
を特徴とするビデオディスクプレーヤ制御装置。 - 【請求項2】前記終了データ更新手段は、プログラムエ
ンドに手動操作されたビデオディスクプレーヤの現在デ
ータにより終了データを更新することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のビデオディスクプレーヤ制御装
置。 - 【請求項3】前記終了データ更新手段は、再生終了時の
現在データが既存の終了データより小さいとき現在デー
タにより予備データを更新し、引き続く再生動作におい
て再生終了時の現在データと予備データとが一致すると
き終了データを更新することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のビデオディスクプレーヤ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276403A JPH0823961B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | ビデオディスクプレーヤ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276403A JPH0823961B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | ビデオディスクプレーヤ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119956A JPH01119956A (ja) | 1989-05-12 |
JPH0823961B2 true JPH0823961B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=17568918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62276403A Expired - Lifetime JPH0823961B2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | ビデオディスクプレーヤ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823961B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215456A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-19 | Pioneer Electron Corp | マガジン式コンパクトディスクプレーヤ |
EP2051252B1 (en) | 2006-08-11 | 2012-10-03 | Panasonic Corporation | Plural drive device delay countermeasure and recording/reproduction device performing power saving control |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746460B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1995-05-17 | 原田工業株式会社 | レ−ザ−ディスクプレ−ヤの切換制御装置 |
JPH0766613B2 (ja) * | 1986-11-12 | 1995-07-19 | パイオニア株式会社 | 複数ディスクプレーヤの交互運転制御方法 |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP62276403A patent/JPH0823961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119956A (ja) | 1989-05-12 |
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