JP2002269919A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2002269919A
JP2002269919A JP2001061945A JP2001061945A JP2002269919A JP 2002269919 A JP2002269919 A JP 2002269919A JP 2001061945 A JP2001061945 A JP 2001061945A JP 2001061945 A JP2001061945 A JP 2001061945A JP 2002269919 A JP2002269919 A JP 2002269919A
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Akihiro Yumiba
章広 弓場
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない回数のキー操作により、光ディスク記
録媒体の記録情報を最初から再生させ、また、次回再生
開始ポイントより自在に再生させることができる操作性
に優れたディスク再生装置を提供する。 【解決手段】 ディスク式情報記録媒体2における管理
情報エリヤのリジューム情報を消去させる指令信号を出
力するリジュームキー25と、電源部15のオン指令に
伴う再生開始時に、前記管理情報エリヤのリジューム情
報を消去させる指令信号が送出されてきたとき、このリ
ジューム情報を消去して前記ディスク式情報記録媒体2
の記録情報を最初から再生させる一方、前記消去指令が
送出されてこないときは、次回再生開始ポイントより記
録情報を再生させ、さらに、前記記録情報の再生中、前
記リジューム情報の消去指令および前記電源部のオフ指
令が送出されてくると、前記管理情報エリヤのリジュー
ム情報を消去し、かつ、前記電源部15をオフ動作させ
る制御手段20とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Dis
c),MD(Mini Disc),DVD(Digital VideoDisc)等の
光ディスクを再生するとき、管理情報エリヤのリジュー
ム情報に基づくディスク再生装置に係り、特に、少ない
操作回数で任意の情報再生を可能とし得るディスク再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの記録情報を再生中、途中で
一旦停止しても前回再生開始ポイントを自動的に次回再
生開始ポイントとし得るリジューム機能を有したディス
ク再生装置の一例に、リジューム動作を確実に行わせる
ことを目的としたディスクプレイヤーが知られている
(特開平11−297052号公報参照)。このもの
は、MDのように記録再生が可能な光ディスク記録媒体
の記録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成され
ており、光ディスク記録媒体の次回再生開始ポイントを
指示するリジューム情報を光ディスク記録媒体の管理情
報領域に格納させるようになっている。これにより、光
ディスク記録媒体の交換や装置間の移動の如何にかかわ
らず、前回再生開始ポイントが自動的に次回再生開始ポ
イントとなるリジューム動作が確実になるというもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスク再生装置は、再生中に停止キーを操作するか、
パワーキーをオフ操作すると、リジューム情報が光ディ
スク記録媒体の管理情報領域に格納されるが、この光デ
ィスク記録媒体の記録情報を最初から再生させたいとき
には、煩瑣なキー操作を行わねばならないという欠点が
あった。すなわち、この種のディスク再生装置において
は、停止キーを続けて2回操作したとき、リジューム情
報が削除されて光ディスク記録媒体の管理情報領域には
格納されないようになっている。そして、再生動作を終
了させるには、パワーキーをさらに操作しておかねばな
らない。このため、次に記録情報を最初から再生させた
いときは、前の再生終了時にキー操作が実質的に3回も
必要になるので、甚だ操作性が悪いものであった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、少ない回数のキー操作により、光ディスク記録媒
体の記録情報を最初から再生させ、また、次回再生開始
ポイントより自在に再生させることができる操作性に優
れたディスク再生装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ディスク式
情報記録媒体の記録情報を再生系で再生中、再生停止指
令または電源部のオフ指令があると、前記ディスク式情
報記録媒体に記録された情報の次回再生開始ポイントを
指示するリジューム情報を前記ディスク式情報記録媒体
の管理情報エリヤに記憶させ、前記電源部のオンにより
再生を開始するときは、前記管理情報エリヤのリジュー
ム情報に基づいて行うディスク再生装置において、前記
管理情報エリヤのリジューム情報を消去させる指令信号
を出力するリジュームキーと、前記電源部のオン指令に
基づく再生開始時に、前記リジュームキーからリジュー
ム情報の消去指令が送出されてきたとき、前記管理情報
エリヤのリジューム情報を消去してディスク式情報記録
媒体の記録情報を最初から再生させる一方、前記消去指
令が送出されてこないときは、次回再生開始ポイントよ
り記録情報を再生させ、さらに、前記記録情報の再生
中、前記リジューム情報の消去指令および前記電源部の
オフ指令が送出されてくると、前記管理情報エリヤのリ
ジューム情報を消去し、かつ、前記電源部をオフ動作さ
せる制御手段と、を備えたことを特徴としている。ま
た、請求項2に記載の発明は、ディスク式情報記録媒体
の記録情報を再生系で再生中、再生停止指令または電源
部のオフ指令があると、前記ディスク式情報記録媒体に
記録された情報の次回再生開始ポイントを指示するリジ
ューム情報を前記ディスク式情報記録媒体の管理情報エ
リヤに記憶させ、前記電源部のオンにより再生を開始す
るときは、前記管理情報エリヤのリジューム情報に基づ
いて行うディスク再生装置において、前記電源部のオン
指令に伴う再生開始時に、前記管理情報エリヤのリジュ
ーム情報を消去させる指令信号が送出されてきたとき、
前記管理情報エリヤのリジューム情報を消去してディス
ク式情報記録媒体の記録情報を最初から再生させる一
方、前記消去指令が送出されてこないときは、次回再生
開始ポイントより記録情報を再生させ、さらに、前記記
録情報の再生中、前記リジューム情報の消去指令および
前記電源部のオフ指令が送出されてくると、前記管理情
報エリヤのリジューム情報を消去し、かつ、前記電源部
をオフ動作させる制御手段を備えたことを特徴としてい
る。また、請求項3に記載の発明は、前記リジューム情
報の消去指令および前記電源部のオフ指令が、キー操作
部に設けたリジュームキーと電源キーとを同時に操作し
たときに送出されることを特徴としている。また、請求
項4に記載の発明は、前記リジューム情報の消去指令
が、キー操作部に設けた電源キーを所定時間内に2回操
作したときに送出されることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るディスク再生装置の電気的構成を示すブロック線図
である。このディスク再生装置は、DVDプレイヤー1
に適用されたもので、リモコン(リモートコントローラ)
20の押キー操作によりDVD2の記録情報を再生
し、モニタ11の画面に所望の映像を表示させる構成に
なっている。このDVD2は、記録トラックの情報記録
領域に、本例では、「映画」の映像・音響情報が記録さ
れている。また、このDVD2は、情報記録領域に映像
・音響情報をディジタルデータで書き込むとき、スパイ
ラル状の記録トラックにおける細かなポイント(位置)を
示すためのアドレスが予めふられている。このアドレス
は、映像・音響情報の最初の記録位置から最後の記録位
置までの経過時間に対応している。
【0007】そして、リードインエリヤのTOC領域に
は、各チャプターおよび各タイトルの記録位置が、記録
開始位置(タイトル番号1のチャブター1番目)からの経
過時間情報に対応させたアドレスデータで記録されてい
る。よって、このTOC領域のデータが読み出される
と、記録トラックの情報記録領域に記録された映画のタ
イトル番号、チャプター番号、これらの記録開始および
終了位置、さらに、詳細な記録時間等をモニタ11の画
面に表示可能である。また、このTOC領域には、管理
情報エリヤが設けられており、DVD2に記録された映
像・音響情報の次回再生開始ポイントを指示するリジュ
ーム情報を記憶するようにしている。
【0008】図1において、3は駆動系のモータであ
り、前記DVDを回転駆動させる。また、4は光ピック
アップであって、DVD2のトラックから光学的に読み
取った情報を信号処理部13に送出する。この信号処理
部13は、読出部6および制御部20に接続されてお
り、前記読取情報を信号処理してそれぞれに伝送する。
なお、モータ3や光ピックアップ4は、サーボ制御部5
により動作速度が制御されるようになっている。前記読
出部6は、DVD2から読み出された圧縮映像音声デー
タを分離化部7に送出する。また、この分離化部7は、
圧縮映像音声データを圧縮映像データバケットと圧縮音
声データバケットとに分離し、伸長部8へ伝送する。こ
の伸長部8は、前記分離化部7にて分離された圧縮映像
データバケットおよび圧縮音声データバケットをそれぞ
れ復号して元の映像音声情報に伸長する。これら読出部
6、分離化部7および伸長部8は、一般のデコーダIC
によって構成されている。
【0009】また、9は映像情報出力部であって、前記
伸長部8により伸長された映像データを、例えぱ、テレ
ビ等のモニタ11の画面に表示させるべくNTSCある
いはPAL方式のカラーテレビジョン信号に変換して出
力する。10は音声情報出カ部であり、前記伸長部8に
よって伸長された音声データをスピーカ12に送出して
放音させる。14は差込プラグであり、コンセントに差
込接続すると、商用電源からの交流電圧が電源部15に
導かれる。この電源部15は、交流電圧を整流してレベ
ルの異なる直流電圧を負荷側の回路各部に送出する。こ
の電源部15は、制御部20に接続されており、この制
御部20からの指令信号でオン・オフ動作し負荷側に所
要の電圧を供給または供給を停止する。16は受信部で
あり、後述のリモコン21から送信されてくる赤外線信
号を受信し、伝送信号を制御部20側に送出する。17
は計時用のタイマ、18は時間のカウンタであり、それ
ぞれが制御部20に接続されている。また、19は各種
データを記憶するワークメモリである。
【0010】20はマイクロコンピュータからなる制御
部であり、リモコン21からの指令信号に対応したモー
ドに移行し、サーボ制御部5に制御信号を送出して駆動
機構を制御することにより、通常の再生、スロー再生、
早送り、早戻しおよび停止といった各種動作を実行す
る。また、前記読出部6、分離化部7および伸長部8等
の動作制御を行い、DVD2の記録情報を読み出してモ
ニタ11の画面に映像を表示させ、かつスピーカ12か
ら音声を放音させる。さらに、リモコン21のパワーキ
ー23が押圧操作されたとき、次に操作されるときの時
間間隔、リジュームキー25の操作内容(単独かパワー
キー23と同時か)に応じて予め設定された各モードに
移行する制御を行う構成となっている。
【0011】21はリモコンであり、リモコン本体にL
CD表示部22が設けられている。また、このリモコン
本体には、DVDプレイヤー1を操作するための各種操
作キーが配設されている。この操作キーとしては、一般
のリモコンと同様、電源オン・オフ用のパワーキー2
3、トレイ開閉用の開閉キー24に加え、リジュームキ
ー25を備えている。このリジュームキー25は、前記
管理情報エリヤに設定記憶されるリジューム情報を消去
する指令信号を出力する専用キーである。
【0012】なお、このリジューム情報の消去指令は、
前記制御部20の制御プログラムにより、パワーキー2
3が所定時間内(本例では、0.5秒に設定)に2回操
作されたときも送出するようにしている。また、このリ
ジューム情報の消去指令に加え、電源部15のオフ指令
も共に発するようにしており、この際はリジュームキー
25とパワーキー23とを同時に操作する。26は、キ
ー入カ部であり、図示省略しているが設定キー、決定キ
ー、区間設定キー、テンキー、プレイキー、ストップキ
ー、コマ送りキー等の他にカーソルキーを備えている。
このように構成されたリモコン21は、何れかのキーが
押圧操作されると、この操作内容に応じた情報が赤外線
信号でDVDプレイヤー1側に送信される。
【0013】次に、上記DVDプレイヤーの動作につい
て、図2〜図6のフローチャートを参照しつつ説明す
る。図2は、通常再生時の動作を説明するためのフロー
チャートである。まず、ユーザーがDVD2の映画を記
録の最初から聴視したい場合、リモコン21のパワーキ
ー23を押圧操作し、続いて、プレイキーを操作する。
これに伴い、制御部は、サーボ制御部5を制御しDVD
2のTOC領域におけるTOC情報を読み込む(ステッ
プS11)。そして、このTOC情報にリジューム情報
が有るか否かを判別し(ステップS12)、リジューム
情報が含まれていないときは、映像・音響情報を記録の
最初から再生させる(ステップS13)。これにより、
映像・音響情報が信号処理部13を介してデコーダIC
側に送出され、モニタ11に再生映像が表示されるとと
もに、スピーカ12から音声が放音されるので、ユーザ
ーは映画を最初から見ることができる。
【0014】この再生中、ユーザーがストップキーを操
作すると(ステップS14)、制御部20は再生を停止
し(ステップS15)、続いて、この時点の再生位置情
報をリジューム情報として設定する。そして、制御部2
0はこのリジューム情報を信号処理部13を介してDV
D2に送出する。すると、このリジューム情報がTOC
領域の管理情報エリヤに記憶される。この後、ユーザー
が、映画の続きを見たい場合、再びプレイキーを操作す
ると(ステップS17)、制御部20はステップS11
に進み、TOC情報を読み込んだ後、リジューム情報が
有るか否かを判別する(ステップS12)。ここでは、
リジューム情報が含まれているので、ステップS18に
進み、このリジューム情報に基づいて前回再生停止位置
の直前から映像・音響情報を再生させる。このため、ユ
ーザーは、前に一時停止させた箇所から映画を見ること
ができる。そして、このDVD2の映像・音響情報が最
後まで再生されると(ステップS19)、再生動作が終
了する。
【0015】なお、ステップS13における最初からの
再生中、ユーザーが途中で停止させるためにパワーキー
23を操作したときは、制御部20がこの再生動作を停
止させる(ステップS21)。そして、この時点のリジ
ューム情報を設定し(ステップS22)、DVD2側に
送出することにより、TOC領域の管理情報エリヤに記
憶させる。また、制御部20は、電源部15にオフ指令
信号を送出する。これに伴い、この電源部15がオフ動
作し(ステップS23)、DVDプレイヤー1の再生動
作が終了する。
【0016】図3は、リジュームキーを用いた最初から
の情報再生時における動作を説明するためのフローチャ
ートである。ユーザーが、リモコン21のパワーキー2
3およびプレイキーを操作すると、制御部は前述の如く
DVD2のTOC領域におけるTOC情報を読み込み、
このTOC情報にリジューム情報が有るか否かを判別す
る(ステップS31,S32)。ここで、リジューム情
報が含まれていると、このリジューム情報に基づいて前
回再生停止位置の直前から映像・音響情報を再生させ
(ステップS33)、これが終了した時点で(ステップ
S34)、一連の再生動作が終了する。
【0017】一方、TOC情報にリジューム情報が含ま
れていないときは、映像・音響情報を記録の最初から再
生させる(ステップS35)。この再生中、ユーザーが
一旦停止し、次には最初から再生したいような場合、リ
ジュームキー25を操作する(ステップS36)。これ
に伴い、制御部20は再生を停止し(ステップS3
7)、続いて、この時点の再生位置情報をリジューム情
報として設定する(ステップS38)。
【0018】しかし、制御部20は、設定したリジュー
ム情報を直ぐに削除して動作を終了する(ステップS3
9)。よって、このリジューム情報が、TOC領域の管
理情報エリヤに記憶されることはない。この後、ユーザ
ーが、同じDVD2を再生したい場合、通常の手順通り
パワーキー23に続いてプレイキー25を操作すると
(ステップS40)、制御部20は読み出したTOC情
報にリジューム情報が含まれていないので、映像・音響
情報を記録の最初から再生させる(ステップS41)。
このため、ユーザーは、映画を最初から見ることができ
る。そして、この再生が終了した時点で(ステップS4
2)、一連の再生動作が終了する。
【0019】図4は、パワーキーを用いた最初からの情
報再生時における動作を説明するためのフローチャート
である。ユーザーが、リモコン21のパワーキー23お
よびプレイキーを操作すると、制御部は前述と同じくD
VD2のTOC領域におけるTOC情報を読み込み、こ
のTOC情報にリジューム情報が有るか否かを判別する
(ステップS51,S52)。ここで、リジューム情報
が含まれていると、このリジューム情報に基づいて前回
再生停止位置の直前から映像・音響情報を再生させ(ス
テップS53)、これが終了した時点で(ステップS5
4)、一連の再生動作が終了する。
【0020】一方、TOC情報にリジューム情報が含ま
れていないときは、映像・音響情報を記録の最初から再
生させる(ステップS55)。この再生中、ユーザーが
パワーキー23を操作すると(ステップS56)、制御
部20はこのパワーキー23が0,5sec以内に再び
操作されたか否かを判別する(ステップS57)。通常
の停止操作であれば、1回のみのキー操作になるため、
制御部20は直ぐに再生を停止して、この時点のリジュ
ーム情報を設定し(ステップS58,S59)、DVD
2側に送出することにより、TOC領域の管理情報エリ
ヤに記憶させる。そして、電源部15にオフ指令信号を
送出し、この電源部15をオフ動作させて(ステップS
63)、DVDプレイヤー1の再生動作を終了させる。
【0021】ところで、再生停止時にユーザーがパワー
キー23を0,5sec以内に再び操作したときは、ス
テップS60に進み、再生を停止する。そして、この時
点のリジューム情報を設定した後(ステップS61)、
直ぐにこのリジューム情報を削除する(ステップS6
2)。よって、このリジューム情報が、TOC領域の管
理情報エリヤに記憶されることはない。また、制御部2
0は、電源部15にオフ指令信号を送出し、この電源部
15をオフ動作させて(ステップS63)、DVDプレ
イヤー1の再生動作を終了させる。この後、ユーザー
が、同じDVD2を再生したい場合、通常の手順通りパ
ワーキー23に続いてプレイキー25を操作すると、制
御部20は読み出したTOC情報にリジューム情報が含
まれていないので、映像・音響情報を記録の最初から再
生させる。よって、ユーザーは、このDVD2の映画を
最初から見ることができる。
【0022】図5は、リジュームキーとパワーキーを用
いた最初からの情報再生時における動作を説明するため
のフローチャートである。ユーザーが、リモコン21の
パワーキー23およびプレイキーを操作すると、制御部
は前述と同じくDVD2のTOC領域におけるTOC情
報を読み込み、このTOC情報にリジューム情報が有る
か否かを判別する(ステップS71,S72)。ここ
で、リジューム情報が含まれていると、このリジューム
情報に基づいて前回再生停止位置の直前から映像・音響
情報を再生させ(ステップS73)、これが終了した時
点で(ステップS74)、一連の再生動作が終了する。
【0023】一方、TOC情報にリジューム情報が含ま
れていないときは、映像・音響情報を記録の最初から再
生させる(ステップS75)。この再生中、ユーザーが
リジュームキー25とパワーキー23を同時に操作する
と(ステップS76)、制御部20はこれを受けて再生
を停止する。そして、この時点のリジューム情報を一旦
設定するが(ステップS78)、直ぐにこのリジューム
情報を削除する(ステップS79)。よって、このリジ
ューム情報が、TOC領域の管理情報エリヤに記憶され
ることはない。また、制御部20は、電源部15にオフ
指令信号を送出し、この電源部15をオフ動作させて、
DVDプレイヤー1の再生動作を終了させる。
【0024】この後、ユーザーが、同じDVD2を再生
したい場合、通常の手順通りパワーキー23に続いてプ
レイキー25を操作すると、制御部20は読み出したT
OC情報にリジューム情報が含まれていないので、映像
・音響情報を記録の最初から再生させる。よって、ユー
ザーは、このDVD2の映画を最初から見ることができ
る。なお、上記実施の形態においては、映画を記録した
DVD2を再生する例について説明したが、CDやMD
等に記録された楽曲を再生する場合にも採用し得ること
は勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち講求
項1に記載の発明は、記録情報の再生中、リジュームキ
ーと電源オン・オフキーの操作により、リジューム情報
の消去指令および電源部のオフ指令が送出されてくる
と、管理情報エリヤのリジューム情報を消去し、かつ、
電源部をオフ動作させた後、次の再生開始時には記録情
報を最初から再生させるため、従来に比してキー操作の
回数がはるかに少なくなり、操作性が格段に向上する効
果がある。また、講求項2に記載の発明は、記録情報の
再生中、リジューム情報の消去指令および電源部のオフ
指令が送出されてくると、管理情報エリヤのリジューム
情報を消去し、かつ、電源部をオフ動作させた後、次の
再生開始時には記録情報を最初から再生させるため、従
来に比して少ないキー操作により任意の再生を行うこと
ができる効果がある。また、請求項3に記載の発明は、
リジューム情報の消去指令および電源部のオフ指令が、
キー操作部に設けたリジュームキーと電源キーとを同時
に操作したときに送出されることから、簡単な操作で次
の再生時に記録情報を最初から再生させることができる
利点がある。また、請求項4に記載の発明は、リジュー
ム情報の消去指令が、キー操作部に設けた電源オン・オ
フキーを所定時間内に2回オフ操作したときに送出され
ることから、既設の電源操作キーを利用することによ
り、次の再生時に記録情報を最初から再生させることが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の
電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】通常再生時の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】リジュームキーを用いた最初からの情報再生時
における動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】パワーキーを用いた最初からの情報再生時にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】リジュームキーとパワーキーを用いた最初から
の情報再生時における動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 ディスク式情報記録媒体 15 電源部 20 制御部 25 リジュームキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク式情報記録媒体の記録情報を再
    生系で再生中、再生停止指令または電源部のオフ指令が
    あると、前記ディスク式情報記録媒体に記録された情報
    の次回再生開始ポイントを指示するリジューム情報を前
    記ディスク式情報記録媒体の管理情報エリヤに記憶さ
    せ、前記電源部のオンにより再生を開始するときは、前
    記管理情報エリヤのリジューム情報に基づいて行うディ
    スク再生装置において、 前記管理情報エリヤのリジューム情報を消去させる指令
    信号を出力するリジュームキーと、 前記電源部のオン指令に基づく再生開始時に、前記リジ
    ュームキーからリジューム情報の消去指令が送出されて
    きたとき、前記管理情報エリヤのリジューム情報を消去
    してディスク式情報記録媒体の記録情報を最初から再生
    させる一方、前記消去指令が送出されてこないときは、
    次回再生開始ポイントより記録情報を再生させ、さら
    に、前記記録情報の再生中、前記リジューム情報の消去
    指令および前記電源部のオフ指令が送出されてくると、
    前記管理情報エリヤのリジューム情報を消去し、かつ、
    前記電源部をオフ動作させる制御手段と、を備えたこと
    を特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスク式情報記録媒体の記録情報を再
    生系で再生中、再生停止指令または電源部のオフ指令が
    あると、前記ディスク式情報記録媒体に記録された情報
    の次回再生開始ポイントを指示するリジューム情報を前
    記ディスク式情報記録媒体の管理情報エリヤに記憶さ
    せ、前記電源部のオンにより再生を開始するときは、前
    記管理情報エリヤのリジューム情報に基づいて行うディ
    スク再生装置において、 前記電源部のオン指令に伴う再生開始時に、前記管理情
    報エリヤのリジューム情報を消去させる指令信号が送出
    されてきたとき、前記管理情報エリヤのリジューム情報
    を消去してディスク式情報記録媒体の記録情報を最初か
    ら再生させる一方、前記消去指令が送出されてこないと
    きは、次回再生開始ポイントより記録情報を再生させ、
    さらに、前記記録情報の再生中、前記リジューム情報の
    消去指令および前記電源部のオフ指令が送出されてくる
    と、前記管理情報エリヤのリジューム情報を消去し、か
    つ、前記電源部をオフ動作させる制御手段を備えたこと
    を特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記リジューム情報の消去指令および前
    記電源部のオフ指令が、キー操作部に設けたリジューム
    キーと電源キーとを同時に操作したときに送出されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記リジューム情報の消去指令が、キー
    操作部に設けた電源キーを所定時間内に2回操作したと
    きに送出されることを特徴とする請求項2に記載のディ
    スク再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097790A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Sharp Corp 記録再生装置およびリムーバブル記録媒体
JP2008113232A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Hitachi Ltd 要求映像が配信再生可能なテレビジョン装置

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