JPH0823945B2 - 誤消去防止方法 - Google Patents

誤消去防止方法

Info

Publication number
JPH0823945B2
JPH0823945B2 JP61316150A JP31615086A JPH0823945B2 JP H0823945 B2 JPH0823945 B2 JP H0823945B2 JP 61316150 A JP61316150 A JP 61316150A JP 31615086 A JP31615086 A JP 31615086A JP H0823945 B2 JPH0823945 B2 JP H0823945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
cassette
tape cassette
deck
prohibited section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61316150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63166087A (ja
Inventor
浩継 大久保
啓一郎 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61316150A priority Critical patent/JPH0823945B2/ja
Publication of JPS63166087A publication Critical patent/JPS63166087A/ja
Publication of JPH0823945B2 publication Critical patent/JPH0823945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ用,オーディオ用等のテープカセッ
ト等の記録媒体収納カセットを使用した誤消去防止方法
に関する。
〔発明の概要〕 本発明は、ビデオ用,オーディオ用等のテープカセッ
ト等の記録媒体収納カセットにメモリを内蔵させ、この
メモリに記録媒体の記録禁止区間の開始位置情報と終了
位置情報を記憶させ、記録禁止区間に記録させようとし
たとき、使用者への告知や記録動作の停止を行うように
したものである。
〔従来の技術〕
従来、ビデオテープデッキに使用されているテープカ
セットは、例えば第9図に示す如き形状をしていた。こ
の第9図において、(1)はビデオテープカセットを示
し、このビデオテープカセット(1)は、ABS樹脂等よ
りなる上ハーフ(2a)と下ハーフ(2b)とでカセット本
体(2)が構成されている。このカセット本体(2)内
にはリール(3)が2個配置され、この2個のリール
(3)に磁気テープ(図示せず)の一端と他端とが係止
された状態で巻装されている。そして、このカセット本
体(2)の前面には前面蓋(4)が取付けられ、カセッ
ト本体(2)と前面蓋(4)とでこのカセットテープ
(1)の筐体が構成される。そして、このビデオテープ
カセット(1)をデッキ内に装着したときにだけ前面蓋
(4)が上方へ回動して開くようにしてあり、この前面
蓋(4)が開くことで、この前面蓋(4)により保護さ
れていた磁気テープがカセット本体(2)から露出し、
この露出した磁気テープを引き出してデッキの回転ヘッ
ドドラムに巻装させてビデオ信号等の記録再生を行な
う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この種のビデオテープカセット(1)は、
このカセットに記録した内容等が再生しなくてもわかる
様にしておかないと、このカセットを管理する上で不便
である。ところが、従来のカセットでこのようなことを
行なう方法としては、カセット本体(2)の上面等に貼
られたラベル(5)に直接内容を文字で書き込む方法し
かなかった。このラベル(5)に書き込む作業は以外と
手間がかかると共に、スペースに制約があるためあまり
多くのデータを書き込むことはできなかった。
この問題点を解決するために、本出願人は先に例えば
特願昭60-298306号に示した如く、ビデオテープカセッ
トに所定の信号が記憶できる電子回路部品を搭載したも
のを提案した。この電子回路部品として記憶容量の大き
いメモリ素子を搭載させれば、種々のデータを記憶させ
ることができ、ラベルにデータを書き込む手間が省け
る。
ところが、この種のメモリ素子を単にラベルに代わる
記録データの書込み用とするのは製作コスト,記憶容量
等から無駄が多い不都合があった。
本発明は斯かる点に鑑み、メモリ素子を有効に使用で
きるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、記録媒体を収納した記録媒体カセットに内
蔵されたメモリに該記録媒体上の記録禁止区間の開始位
置情報と終了位置情報を記憶し、記録媒体カセットが記
録再生装置に装着された時にカセット内蔵のメモリの記
憶情報を読み出し、記録を開始しようとする位置が上記
記録禁止区間に含まれる時、または記録中に上記記録禁
止区間に到達した時には使用者への告知およびまたは記
録動作の停止を行うようにした誤消去防止方法である。
〔作用〕
本発明によると、テープカセットのメモリ素子(6)
に記憶させた記録禁止区間情報に基づいて記録禁止区間
を自由に設定させることができ、所定の区間だけ記録禁
止にすることができて、このテープカセットを有効に使
用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、第1図〜第8図を参照し
て説明しよう。この第1図〜第8図において、第9図に
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
本例の誤消去防止方法に適用されるテープカセット
は、第9図例と同様の規格のビデオテープカセットで、
第1図に示す如くこのビデオテープカセット(1)のカ
セット本体(2)の前面蓋(4)とは反対側になる背面
(2c)に不揮発性のメモリ素子(6)を埋め込む。そし
て、このメモリ素子(6)の複数(例えば6本)の接続
ピン(8)(第2図参照)を、夫々カセット本体(2)
の背面(2c)から下面(2d)にかけて露出した接続端子
(7)と電気的に接続する。なお、ここで言うカセット
本体(2)の下面(2d)とは、リール(3)の回転駆動
軸挿入孔(3a)が露出した側である。このように構成し
たことにより、このビデオテープカセット(1)の外観
上は、背面(2c)から下面(2d)にかけて複数の接続端
子(7)だけが露出した状態となっていて、メモリ素子
(6)は見えない。その他は、第9図例のビデオテープ
カセットと同様に構成する。
本例のビデオテープカセットは以上のように構成さ
れ、以下このテープカセットをビデオデッキに装着する
際の動作を説明する。
本例のビデオテープカセット(1)は、第3図に示す
如きビデオテープデッキ(9)に装着して、ビデオ信号
等の記録・再生が行なわれる。このビデオテープデッキ
(9)は、前面にカセット挿入窓(9a)がある所謂フロ
ントローディングタイプのもので、カセット挿入窓(9
a)からビデオテープカセット(1)を第3図に矢印A
で示す如く挿入すると、このデッキ(9)の内部に備わ
るカセットホルダにビデオテープカセット(1)が保持
される。そしてこのカセットホルダは、ビデオテープカ
セット(1)を保持すると、デッキ(9)の内部で矢印
Bに示す如く移動し、回転ドラムの近傍へとビデオテー
プカセット(1)を移動させて固定させる。なお、この
矢印Bに示す動きは、水平に前面から奥へ移動した後、
垂直に下がる動きである。
このようにしてビデオテープカセット(1)がデッキ
(9)の内部に固定されると、このビデオテープカセッ
ト(1)の接続端子(7)がデッキ(9)側の接続端子
と接続状態となる。即ち、このデッキ(9)のカセット
固定位置には、第4図に示す如く、基板(10)上に導電
膜(12)を表面に形成したゴムシート(11)が固定して
ある。この導電膜(12)はカセットテープ(1)の接続
端子(7)に対応して複数本平行に形成してあり、夫々
の導電膜(12)がリード線(13)により後述するこのデ
ッキ(6)の動作制御用マイクロコンピュータ(15)等
と接続してある。
このようにしてデッキ(9)側の接続端子が構成さ
れ、このゴムシート(11)上にビデオテープカセット
(1)が固定されることでデッキ(9)側とテープカセ
ット(1)側との導通が行なわれる。即ち、第5図に示
す如く、カセットホルダ(14)により保持されたビデオ
テープカセット(1)が基板(10)上に固定されると、
ゴムシート(11)上にビデオテープカセット(1)の接
続端子が位置し、ゴムシート(11)上の導電膜(12)と
ビデオテープカセット(1)の接続端子(7)とが接触
し、導通状態となる。
次に、このようにしてデッキ側と接続されるテープカ
セット(1)のメモリ素子(6)に接続される回路構成
を、第6図に示す。この第6図において(15)はこのデ
ッキ(9)の動作を制御するマイクロコンピュータを示
し、このマイクロコンピュータ(15)が上述の如く接続
端子(7)を介してメモリ素子(6)と接続してある。
また、このマイクロコンピュータ(15)は、動作指示等
を行なうキー(16)と、装着したカセットが録画可能か
等の種別を検出するカセット検出回路(17)と、動作状
況等を表示する表示パネル(18)と、テープの走行量を
カウントするカウンタ(19)とが接続してある。
このようにしてマイクロコンピュータ(15)に各機器
が接続され、録画・再生等が終了してデッキ(9)に装
着したテープカセット(1)をこのデッキ(9)から取
出す際には、取出す直前のカウンタ(19)のカウント値
をマイクロコンピュータ(15)からメモリ素子(6)に
記憶させるようにしてある。そして、録画・再生等を行
なうためにテープカセット(1)をデッキ(9)に装着
したときには、前回取出し時にメモリ素子(6)を記憶
させたカウンタ(19)のカウント値をマイクロコンピュ
ータ(15)に読出し、この読出したカウント値をカウン
タ(19)にセットする。このようにしてメモリ素子
(6)にカウント値を記憶させることで、テープカセッ
ト(1)の着脱を行なっても常にテープの走行量とカウ
ンタ(19)のカウント値とが一致し、カウント値が絶対
的な走行量を表示する。
そして、本例においてはこのカウント値と共にこのテ
ープカセット(1)の録画禁止区間情報をマイクロコン
ピュータ(15)からメモリ素子(6)に記憶するように
してある。即ち、キー(16)の操作によりこのテープカ
セット(1)のテープの任意の区間のカウント値(区間
の最初のカウント値と最後のカウント値を指定し、この
指定した区間情報をマイクロコンピュータ(15)からメ
モリ素子(6)に再録画禁止区間情報として記憶させ
る。このようにしてメモリ素子(6)に記憶させること
で、以後はこのテープカセット(1)のカウンタ(19)
によるテープ走行量のカウント値が禁止区間内にあると
きは録画が禁止される。例えば、第7図のフローチャー
トに示す如く、カセット(1)をデッキに装着して録画
開始をするときには、メモリ素子(6)から前回取出し
時のカウント値情報を読出して、このカウント値をカウ
ンタ(19)にセットする。そして、再録画禁止区間情報
をメモリ素子(6)から読出し、カウンタ(19)にセッ
トしたカウント値が禁止区間内にあるか否かを検出し、
禁止区間内でないときはマイクロコンピュータ(15)に
よる制御で録画を開始させる。そして、禁止区間内であ
ることを検出したときには、表示パネル(18)にそのこ
とを表示させると共に、録画は開始させない。
また、第8図のフローチャートに示す如く、禁止区間
外で録画を一旦開始した後も、カウンタ(19)によるカ
ウント値とメモリ素子(6)から読出した再録画禁止区
間情報とを照合して、禁止区間内になったか否かを検出
する。この検出によってもカウント値が禁止区間になら
ないときは録画が続行されるが、カウント値が禁止区間
であることを示したときには直ちに録画を終了させる。
このようにして、再録画禁止区間を任意に設定するこ
とができることで、例えば120分録画可能なテープカセ
ットに一度120分間全部録画したとし、このカセットの
後半の60分だけは消去したくない番組が録画されていた
とする。そして、前半の60分には現在の内容を消去して
別の番組を録画したいときには、メモリ素子(6)に後
半の60分間に相当する区間のカウント値を再録画禁止区
間情報として記憶させる。このようにすることで、前半
の60分間に別の番組を新たに録画させる際に、誤って60
分以上録画させようとしても、後半の60分の番組の最初
の部分になると再録画禁止区間になるため、録画が終了
し、後半の60分間が誤って消去されて別の番組が録画さ
れることはない。このように本例によるテープカセット
(1)によると、部分的な再録画の禁止が行なえ、テー
プを有効に使用することができる。
なお、上述の各実施例ではビデオ用のテープカセット
について述べたが、オーディオ用等他のテープカセット
に本発明が適用できることは勿論である。さらに、本発
明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱すること
なく、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によると、記録媒体中の一部の区間を記録禁止
区間として指定することができ、例え120分のビデオテ
ープであったとしても、テープ中間部の例えば30分を記
録禁止区間として指定することができる。これにより本
当に大切な記録のみを誤って消去してしまうことを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるテープカセットの一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図例の要部の内部を示す斜
視図、第3図は第1図例のテープカセットの使用状態を
示す斜視図、第4図は第1図例のテープカセットと接続
するデッキ側の端子を示す斜視図、第5図は第1図例の
テープカセットとデッキ側との接続状態を示す断面図、
第6図は第1図例のテープカセットのメモリに接続され
る回路構成を示す構成図、第7図及び第8図は夫々第1
図例のテープカセットの説明に供する線図、第9図は従
来のテープカセットの一例を示す斜視図である。 (1)はビデオテープカセット、(2)はカセット本
体、(6)はメモリ素子、(7)は接続端子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を収納した記録媒体カセットに内
    蔵されたメモリに該記録媒体上の記録禁止区間の開始位
    置情報と終了位置情報を記憶し、記録媒体カセットが記
    録再生装置に装着された時にカセット内蔵のメモリの記
    憶情報を読み出し、記録を開始しようとする位置が上記
    記録禁止区間に含まれる時、または記録中に上記記録禁
    止区間に到達した時には使用者への告知およびまたは記
    録動作の停止を行うようにした誤消去防止方法。
JP61316150A 1986-12-26 1986-12-26 誤消去防止方法 Expired - Lifetime JPH0823945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61316150A JPH0823945B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 誤消去防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61316150A JPH0823945B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 誤消去防止方法

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9068639A Division JPH1011835A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 記録装置
JP9068640A Division JPH1011836A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 記録装置
JP9068638A Division JP2828088B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 カセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63166087A JPS63166087A (ja) 1988-07-09
JPH0823945B2 true JPH0823945B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=18073830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61316150A Expired - Lifetime JPH0823945B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 誤消去防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0823945B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY129681A (en) 1994-12-22 2007-04-30 Sony Corp Recording medium and apparatus for protecting copyrighted digital data

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6190090U (ja) * 1984-11-16 1986-06-11
JP2537771B2 (ja) * 1984-11-20 1996-09-25 松下電器産業株式会社 記録再生装置
JPS6331083A (ja) * 1986-07-24 1988-02-09 Nec Corp 誤消去防止方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63166087A (ja) 1988-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60171685A (ja) 情報記録媒体装置
KR970000920B1 (ko) 테이프 카세트
US5631784A (en) Recording and reproducing apparatus and method of dubbing for record medium cassette
JPS59221881A (ja) 磁気記録カセツト
JPS6313187A (ja) Icメモリ付きカセツトテ−プ
US5822145A (en) Information recording and/or reproducing apparatus using an information recording device having two kinds of recording media
JPH0823945B2 (ja) 誤消去防止方法
JP2634406B2 (ja) テープカセツト
JP2518241B2 (ja) タイマ予約方法
JP2828088B2 (ja) カセット
JPH1011835A (ja) 記録装置
JP3477833B2 (ja) 記録再生装置及び誤消去防止方法または書き込み禁止方法
JPH1011836A (ja) 記録装置
JP3503120B2 (ja) 記録再生装置及び記録再生システム
JPH0823986B2 (ja) テ−プカセツト
JP2863433B2 (ja) 記録再生装置
JP3552424B2 (ja) 記録媒体装置
JP2692067B2 (ja) 記録再生装置
JP2604168B2 (ja) 情報信号記録または再生装置
JPH1055581A (ja) 記録再生装置
JPH0823987B2 (ja) カセツトテ−プ装置
JPH0241590A (ja) カセット型半導体メモリ及びその記録装置
JP2604162B2 (ja) 情報信号記録または再生装置
JPH05189926A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05347086A (ja) ビデオテープレコーダ