JPH1011836A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1011836A
JPH1011836A JP9068640A JP6864097A JPH1011836A JP H1011836 A JPH1011836 A JP H1011836A JP 9068640 A JP9068640 A JP 9068640A JP 6864097 A JP6864097 A JP 6864097A JP H1011836 A JPH1011836 A JP H1011836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
cassette
count value
section
tape cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP9068640A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Ookubo
浩継 大久保
Keiichiro Shimada
啓一郎 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1011836A publication Critical patent/JPH1011836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットに内蔵されたメモリを有効活用す
る。 【解決手段】 カセット内に収納された記憶媒体に情報
を記録する記録装置において、記憶媒体に情報を記録す
る記録手段と、カセット1と一体に設けられたメモリ6
から、上記記憶媒体の記録禁止区間情報を得る入力手段
12と、記録禁止区間情報に応じて、記録中に上記記録
禁止区間に到達したときには記録動作を停止する制御手
段15を有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ用,オーデ
ィオ用等のテープカセット等の記録媒体収納カセットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープデッキに使用されて
いるテープカセットは、例えば図9に示す如き形状をし
ていた。この図9において、1はビデオテープカセット
を示し、このビデオテープカセット1は、ABS樹脂等
よりなる上ハーフ2aと下ハーフ2bとでカセット本体
2が構成されている。このカセット本体2内にはリール
3が2個配置され、この2個のリール3に磁気テープ
(図示せず)の一端と他端とが係止された状態で巻装さ
れている。そして、このカセット本体2の前面には前面
蓋4が取付けられ、カセット本体2と前面蓋4とでこの
カセットテープ1の筐体が構成される。そして、このビ
デオテープカセット1をデッキ内に装着したときにだけ
前面蓋4が上方へ回動して開くようにしてあり、この前
面蓋4が開くことで、この前面蓋4により保護されてい
た磁気テープがカセット本体2から露出し、この露出し
た磁気テープを引き出してデッキの回転ヘッドドラムに
巻装させてビデオ信号等の記録再生を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のビ
デオテープカセット1は、このカセットに記録した内容
等が再生しなくてもわかる様にしておかないと、このカ
セットを管理する上で不便である。ところが、従来のカ
セットでこのようなことを行なう方法としては、カセッ
ト本体2の上面等に貼られたラベル5に直接内容を文字
で書き込む方法しかなかった。このラベル5に書き込む
作業は以外と手間がかかると共に、スペースに制約があ
るためあまり多くのデータを書き込むことはできなかっ
た。
【0004】この問題点を解決するために、本出願人は
先に例えば特願昭60−298306号に示した如く、
ビデオテープカセットに所定の信号が記憶できる電子回
路部品を搭載したものを提案した。この電子回路部品と
して記憶容量の大きいメモリ素子を搭載させれば、種々
のデータを記憶させることができ、ラベルにデータを書
き込む手間が省ける。
【0005】ところが、この種のメモリ素子を単にラベ
ルに代わる記録データの書き込み用とするのは製作コス
ト、記憶容量等から無駄が多い不都合があった。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、メモリ素子を有
効に使用できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセット内に
収納された記憶媒体に情報を記録する記録装置におい
て、記憶媒体に情報を記録する記録手段と、カセットと
一体に設けられたメモリから記憶媒体の記録禁止区間情
報を得る入力手段と、記録禁止区間情報に応じて記録中
に記録禁止区間に到達したときには記録動作を停止する
制御手段を有する記録装置としたものである。
【0008】本発明によると、カセットのメモリに記憶
させた記録禁止区間情報に基づいて記録禁止区間を自由
に設定させることができ、所定の区間だけ記録禁止にす
ることができて、カセットを有効に使用することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
〜図8を参照して説明しよう。この図1〜図8におい
て、図9に対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。
【0010】本例の誤消去防止方法に適用されるテープ
カセットは、図9例と同様の規格のビデオテープカセッ
トで、図1に示す如くこのビデオテープカセット1のカ
セット本体2の前面蓋4とは反対側になる背面2cに不
揮発性のメモリ素子6を埋め込む。そして、このメモリ
素子6の複数(例えば6本)の接続ピン8(図2参照)
を、夫々カセット本体2の背面2cから下面2dにかけ
て露出した接続端子7と電気的に接続する。なお、ここ
で言うカセット本体2の下面2dとは、リール3の回転
駆動軸挿入孔3aが露出した側である。このように構成
したことにより、このビデオテープカセット1の外観上
は、背面2cから下面2dにかけて複数の接続端子7だ
けが露出した状態となっていて、メモリ素子6は見えな
い。その他は、図9例のビデオテープカセットと同様に
構成する。
【0011】本例のビデオテープカセットは以上のよう
に構成され、以下のこのテープカセットをビデオデッキ
に装着する際の動作を説明する。
【0012】本例のビデオテープカセット1は図3に示
す如きビデオテープデッキ9に装着して、ビデオ信号等
の記録・再生が行われる。このビデオテープデッキ9
は、前面にカセット挿入窓9aがある所謂フロントロー
ディングタイプのもので、カセット挿入窓9aからビデ
オテープカセット1を図3に矢印Aで示す如く挿入する
と、このデッキ9の内部に備わるカセットホルダにビデ
オテープカセット1が保持される。そしてこのカセット
ホルダは、ビデオテープカセット1を保持するとデッキ
9の内部で矢印Bに示す如く移動し、回転ドラムの近傍
へとビデオテープカセット1を移動させて固定させる。
なお、この矢印Bに示す動きは、水平に前面から奥へ移
動した後、垂直に下がる動きである。
【0013】このようにしてビデオテープカセット1が
デッキ9の内部に固定されると、このビデオテープカセ
ット1の接続端子7がデッキ9側の接続端子と接続状態
となる。即ち、このデッキ9のカセット固定位置には、
図4に示す如く、基板10上に導電膜12を表面に形成
したゴムシート11が固定してある。この導電膜12は
カセットテープ1の接続端子7に対応して複数本平行に
形成してあり、夫々の導電膜12がリード線13により
後述するこのデッキ6の動作制御用マイクロコンピュー
タ15等と接続してある。
【0014】このようにしてデッキ9側の接続端子が構
成され、このゴムシート11上にビデオテープカセット
1が固定されることでデッキ9側とテープカセット1側
との導通が行なわれる。即ち、図5に示す如く、カセッ
トホルダ14により保持されたビデオテープカセット1
が基板10上に固定されると、ゴムシート11上にビデ
オテープカセット1の接続端子が位置し、ゴムシート1
1上の導電膜12とビデオテープカセット1の接続端子
7とが接触し、導通状態となる。
【0015】次に、このようにしてデッキ側と接続され
るテープカセット1のメモリ素子6に接続される回路構
成を、図6に示す。この図6において15はこのデッキ
9の動作を制御するマイクロコンピュータを示し、この
マイクロコンピュータ15が上述の如く接続端子7を介
してメモリ素子6と接続してある。また、このマイクロ
コンピュータ15は、動作指示等を行なうキー16と、
装着したカセットが録画可能か等の種別を検出するカセ
ット検出回路17と、動作状況等を表示する表示パネル
18と、テープの走行量をカウントするカウンタ19と
が接続してある。
【0016】このようにしてマイクロコンピュータ15
に各機器が接続され、録画・再生等が終了してデッキ9
に装着したテープカセット1をこのデッキ9から取出す
際には、取出す直前のカウンタ19のカウント値をマイ
クロコンピュータ15からメモリ素子6に記憶させるよ
うにしてある。そして、録画・再生等を行なうためにテ
ープカセット1をデッキ9に装着したときには、前回取
出し時にメモリ素子6に記憶させたカウンタ19のカウ
ント値をマイクロコンピュータ15に読出し、この読出
したカウント値をカウンタ19にセットする。このよう
にしてメモリ素子6にカウント値を記憶させることで、
テープカセット1の着脱を行なっても常にテープの走行
量とカウンタ19のカウント値とが一致し、カウント値
が絶対的な走行量を表示する。
【0017】そして、本例においてはこのカウント値と
共にこのテープカセット1の録画禁止区間情報をマイク
ロコンピュータ15からメモリ素子6に記憶するように
してある。即ち、キー16の操作によりこのテープカセ
ット1のテープの任意の区間のカウント値(区間の最初
のカウント値と最後のカウント値を指定し、この指定し
た区間情報をマイクロコンピュータ15からメモリ素子
6に再録画禁止区間情報として記憶させる。このように
してメモリ素子6に記憶させることで、以後はこのテー
プカセット1のカウンタ19によるテープ走行量のカウ
ント値が禁止区間内にあるときは録画が禁止される。例
えば、図7のフローチャートに示す如く、カセット1を
デッキに装着して録画開始をするときには、メモリ素子
6から前回取出し時のカウント値情報を読出して、この
カウント値をカウンタ19にセットする。そして、再録
画禁止区間情報をメモリ素子6から読出し、カウンタ1
9にセットしたカウント値が禁止区間にあるか否かを検
出し、禁止区間内でないときはマイクロコンピュータ1
5による制御で録画を開始させる。そして、禁止区間内
であることを検出したときには、表示パネル18にその
ことを表示させると共に、録画は開始させない。
【0018】また、図8のフローチャートに示す如く、
禁止区間外で録画を一旦開始した後も、カウンタ19に
よるカウント値とメモリ素子6から読出した再録画禁止
区間情報とを照合して、禁止区間内になったか否かを検
出する。この検出によってもカウント値が禁止区間にな
らないときは録画が続行されるが、カウント値が禁止区
間であることを示したときには直ちに録画を終了させ
る。
【0019】このようにして、再録画禁止区間を任意に
設定することができることで、例えば120分録画可能
なテープカセットに一度120分間全部録画したとし、
このカセットの後半の60分だけは消去したくない番組
が録画されていたとする。そして、前半の60分には現
在の内容を消去して別の番組を録画したいときには、メ
モリ素子6に後半の60分間に相当する区間のカウント
値を再録画禁止区間情報として記憶させる。このように
することで、前半の60分間に別の番組を新たに録画さ
せる際に、誤って60分以上録画させようとしても、後
半の60分の番組の最初の部分になると再録画禁止区間
になるため、録画が終了し、後半の60分間が誤って消
去されて別の番組が録画されることはない。このように
本例によるテープカセット1によると、部分的な再録画
の禁止が行なえ、テープを有効に使用することができ
る。
【0020】なお、上述の各実施例ではビデオ用のテー
プカセットについて述べたが、オーディオ用等他のテー
プカセットに本発明が適用できることは勿論である。さ
らに、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸
脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿
論である。
【0021】
【発明の効果】本発明によると、記録媒体中の一部の区
間を記録禁止区間として指定することができ、例えば1
20分のビデオテープであったとしても、テープ中間部
の例えば30分を記録禁止区間として指定することがで
きる。これにより本当に大切な記録のみを誤って消去し
てしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるテープカセットの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1例の要部の内部を示す斜視図である。
【図3】図1例のテープカセットの使用状態を示す斜視
図てある。
【図4】図1例のテープカセットと接続するデッキ側の
端子を示す斜視図である。
【図5】図1例のテープカセットとデッキ側との接続状
態を示す断面図である。
【図6】図1例のテープカセットのメモリに接続される
回路構成を示す構成図である。
【図7】図1例のテープカセットの説明に供する線図で
ある。
【図8】図1例のテープカセットの説明に供する線図で
ある。
【図9】従来のテープカセットの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオテープカセット、2 カセット本体、6 メ
モリ素子、7 接続端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット内に収納された記憶媒体に情報
    を記録する記録装置において、 上記記憶媒体に情報を記録する記録手段と、 上記カセットと一体に設けられたメモリから、上記記憶
    媒体の記録禁止区間情報を得る入力手段と、 上記記録禁止区間情報に応じて、記録中に上記記録禁止
    区間に到達したときには記録動作を停止する制御手段を
    有する記録装置。
JP9068640A 1997-03-21 1997-03-21 記録装置 Pending JPH1011836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9068640A JPH1011836A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 記録装置

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JP9068640A JPH1011836A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 記録装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61316150A Division JPH0823945B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 誤消去防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1011836A true JPH1011836A (ja) 1998-01-16

Family

ID=13379538

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JP9068640A Pending JPH1011836A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 記録装置

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