JPH08239064A - スペアタイヤの固定構造 - Google Patents

スペアタイヤの固定構造

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JPH08239064A
JPH08239064A JP6527695A JP6527695A JPH08239064A JP H08239064 A JPH08239064 A JP H08239064A JP 6527695 A JP6527695 A JP 6527695A JP 6527695 A JP6527695 A JP 6527695A JP H08239064 A JPH08239064 A JP H08239064A
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JP
Japan
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spare tire
storage space
nut member
panel
bolt member
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Pending
Application number
JP6527695A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Arisaka
洋 有坂
Reiji Yamakami
怜二 山神
Isao Yamanaka
功 山中
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Piolax Inc
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Piolax Inc
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水抜き機能を有するスペアタイヤの固定構造
の提供。 【構成】 スペアタイヤ20の収納空間を画成するパネ
ルP側に取付穴Hを穿設する一方、ボルト部材1側に
は、シール部4を形成し、ナット部材5側には、スペア
タイヤ20の収納空間の内外を連通する排水穴14を形
成して、当該排水穴14をボルト部材1の螺合量に応じ
て上記シール部4で開閉できる構成を採用することによ
り、水抜きを行う場合には、スペアタイヤ20を固定し
たまま、ボルト部材1を弛める方向に回転させながら、
ボルト部材1をそのシール部4と一緒にナット部材5か
ら必要量後退させるだけで、スペアタイヤ収納空間内に
溜った水を排水できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペアタイヤを自動車
のトランクルームの収納空間内に固定する固定構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種固定構造として、例えば、
実開平5−22279号公報に示すものが存する。該従
来の固定構造は、具体的には図示しないが、ボルト部材
とナット部材を用いて、スペアタイヤを自動車のトラン
クルームの収納空間内に固定しようとするものではある
が、基本的には、当該収納空間の底部を画成するパネル
に予め凸状を呈するブラケットを溶接しておき、このブ
ラケットにナット部材を取り付けて、後は、スペアタイ
ヤのホイール穴とナット部材のネジ穴を合致させなが
ら、スペアタイヤをブラケット上に載置して、ボルト部
材を上方よりナット部材のネジ穴に捩じ込むことによ
り、スペアタイヤを固定する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、斯る従来の
固定構造にあっては、凸状のブラケットを必須部品とす
る上に、当該ブラケットをパネル側の定位置に溶接しな
ければならないので、部品点数に加えて、特に、生産性
が著しく低下してしまうと言う大きな問題点を有してい
た。又、通常、上記収納空間の底部を画成するパネル側
には排水穴が穿設され、常時は、当該排水穴をゴムプラ
グで閉塞している訳であるが、スペアタイヤの固定状態
の下で、水抜きを行う必要が生じた場合には、まず、一
旦、スペアタイヤを収納空間側から取り除いて、ゴムプ
ラグを排水穴から取り外して水抜きを行った後、ゴムプ
ラグで排水穴を閉塞して、再び、スペアタイヤをブラケ
ットに初めから固定し直さなければならないので、いや
が上にも、水抜き作業に多くの工数が必要となって、そ
の改善が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この従来固定
構造が抱える課題を有効に解決するために開発されたも
ので、本発明の請求項1によれば、スペアタイヤを収納
できる空間が形成され、該スペアタイヤ収納空間の底部
を画成するパネルに形成された取付穴と、スペアタイヤ
をスペアタイヤ収納空間内にて支持し得るスペアタイヤ
支持手段とを有するスペアタイヤの固定構造において、
前記スペアタイヤ支持手段は、前記パネルに配されたナ
ット部材と、前記スペアタイヤを介在して前記ナット部
材に締結可能とされたボルト部材と、該ボルト部材が前
記ナット部材に螺合された位置によって前記ナット部材
に形成された排水穴の開閉を制御し得るよう前記ボルト
部材に形成されたシール部とより構成されたことを特徴
とする。
【0005】本発明の請求項2によれば、請求項1のス
ペアタイヤの固定構造であって、前記ナット部材は、前
記パネル面に前記スペアタイヤ収納空間の外側から当接
し且つ前記パネルの取付穴の穴縁に係止される複数の係
止手段を有するフランジと、前記スペアタイヤ収納空間
の外側と前記スペアタイヤ収納空間の内側とが連通され
るように形成された中空柱状をなすと共に該中空柱の一
方の端部の内面に前記ボルト部材の螺合し得る雌ネジ面
が形成された螺合筒とより構成されたことを特徴とす
る。
【0006】本発明の請求項3によれば、請求項2のス
ペアタイヤの固定構造であって、前記ナット部材の排水
穴は、前記螺合筒の他方の端部にあって前記係止手段間
に断続的に形成されていることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項4によれば、請求項1のス
ペアタイヤの固定構造であって、前記ナット部材は、前
記パネルの前記スペアタイヤ収納空間側の面に配され且
つ前記スペアタイヤ収納空間の外側と前記スペアタイヤ
収納空間の内側とが連通されるように形成された中空柱
状をなすと共に該中空柱の一方の端部の内面に前記ボル
ト部材の螺合し得る雌ネジ面が形成された螺合筒とより
構成されたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項5によれば、請求項4のス
ペアタイヤの固定構造であって、前記ナット部材の排水
穴は、前記螺合筒の他方の端部にあって前記螺合筒と前
記パネルとの接合部間に断続的に形成されていることを
特徴とする。
【0009】
【作用】依って、本発明の請求項1によれば、スペアタ
イヤをトランクルーム等のスペアタイヤ収納空間内に固
定する場合には、該スペアタイヤ収納空間を画成するパ
ネルの取付穴にスペアタイヤ支持手段のナット部材を取
り付けておき、次に、スペアタイヤの穴をナット部材と
合致させながら、スペアタイヤをパネルの面上に載置し
て、ボルト部材をナット部材に螺合させれば、スペアタ
イヤが簡単且つ確実にパネルに固定されると共に、該ボ
ルト部材のシール部によって前記ナット部材に形成され
た排水穴が確実に閉じられた状態となる。
【0010】トランクルーム等のスペアタイヤ収納空間
内に侵入した水を除去する場合は、スペアタイヤをパネ
ルに固持したまま、ボルト部材を回転させると、該ボル
ト部材の後退によりシール部が移動して、閉じていた前
記ナット部材の排水穴が開き始める。開くと、スペアタ
イヤ収納空間の底部を画成するパネル上に溜った水が、
開放された排水穴よりスペアタイヤ収納空間外に排水さ
れる。この排水穴の開き具合により、排水の時間が制御
される。排水後、ボルト部材を締結すると、再び、スペ
アタイヤの固定状態が得られると共に、排水穴が確実に
閉じられた状態となる。
【0011】本発明の請求項2によれば、前記ナット部
材のフランジを、スペアタイヤ収納空間の外側から前記
パネル面に係止手段を介して取り付けると、前記スペア
タイヤ収納空間の外側とスペアタイヤ収納空間の内側と
が閉ざされるが、螺合筒の一方の端部に形成された雌ネ
ジ面に螺合されたボルト部材を弛める方向に回転させる
ことによって、前記スペアタイヤ収納空間の外側と前記
スペアタイヤ収納空間の内側とが連通されるよう中空柱
状をなす螺合筒によって排水が可能となる。
【0012】本発明の請求項3によれば、前記排水穴と
係止手段とは、前記螺合筒の他方の端部に交互に形成さ
れているから、排水も取付も自在である。
【0013】本発明の請求項4によれば、前記ナット部
材は、前記パネルの前記スペアタイヤ収納空間側の面に
あって確実に支持され、螺合筒の一方の端部に形成され
た雌ネジ面に螺合されたボルト部材を弛める方向に回転
させることによって、前記スペアタイヤ収納空間の外側
と前記スペアタイヤ収納空間の内側とが連通されるよう
中空柱状をなす螺合筒によって排水が可能となる。
【0014】本発明の請求項5によれば、前記排水穴と
前記螺合筒と前記パネルとの接合部とは、前記螺合筒の
他方の端部に交互に形成されているから、排水も支持も
確実である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図4に示す一実施例
に基づいて詳述すれば、該実施例に係る固定構造も、ボ
ルト部材とナット部材を用いて、スペアタイヤをトラン
クルームの収納空間内に固定することを前提とするもの
であるが、特徴とするところは、従来から使用されてい
るブラケットを省略すると共に、ボルト部材とナット部
材自体に水抜き機能を発揮できる構成を積極的に付与し
た点にある。
【0016】これを具体的に説明すると、まず、本実施
例にあっては、図1に示す如く、一応、ボルト部材1を
合成樹脂材料で操作頭部2を有する形態に成形し、その
雄ネジ面3に続く先端に円筒状のシール部4を一体に形
成して、当該シール部4で後述するナット部材5の排水
穴14を開閉する構成となしているが、当該ボルト部材
1に関しては、金属材料で一体成形することも可能であ
る。
【0017】他方、ナット部材5に関しては、合成樹脂
材料で一体に成形して、図2にも示す如く、スペアタイ
ヤ収納空間の底部を画成するパネルPにその裏面外側か
ら当接する円板状のフランジ6と、内面にボルト部材1
を螺合する雌ネジ面8を形成して内部がフランジ6側に
も連続して開口7aする円筒状の螺合筒7を備える形態
となして、前者のフランジ6に対しては、螺合筒7の外
周域に環状脚壁9を形成して、該環状脚壁9に後述する
パネルPの取付穴Hの穴縁に表面内側から係止する係止
手段たる4個の係止爪10をスリット11を介して撓み
可能に設けると共に、該各係止爪10の中間部に水の流
入を許容する案内口12を個々に開設する構成となして
いる。但し、この案内口12の数は、必要に応じて任意
に決定されるものであり、且つ、その開設位置も、係止
爪10側に限定されるものではなく、環状脚壁9側自体
に開設することも可能である。
【0018】又、後者の螺合筒7に対しては、上記フラ
ンジ6と連接する基部近傍から開口7aに至る内面には
雌ネジ面8を形成せずに、図示する如く、ボルト部材1
のシール部4と密着できるストレート状の受け面13を
形成すると共に、当該基部の側面に螺合筒7の内部と連
通する横穴状の排水穴14を形成して、該排水穴14を
ボルト部材1の螺合筒7に対する螺合量に応じてその先
端シール部4で開閉できる構成となしている。従って、
常時は、ボルト部材1の先端シール部4と受け面13の
密着により、排水穴14は完全に閉塞されることとなる
が、一旦、排水穴14が開放されると、収納空間内に溜
った水は、上記各案内口12を経て排水穴14から螺合
筒7のフランジ側開口7aを通って、スペアタイヤ収納
空間外の下方に排水されることとなる。
【0019】又、本実施例にあっては、図1に示す如
く、スペアタイヤ収納空間の底部を画成するパネルP
に、ナット部材5を取り付ける取付穴Hを穿設する訳で
あるが、従来の如き排水穴は新たに形成しないものとす
る。尚、この取付穴Hは、専用に穿設された穴であって
も良いが、パネルP側に別に形成されている塗装の液抜
き穴を兼用することも十分に可能である。
【0020】依って、斯る構成の固定構造を用いて、ス
ペアタイヤ20をトランクルームのスペアタイヤ収納空
間内に固定する場合には、まず、最初は、フランジ6が
パネルP面に当接するまで、パネルPの取付穴H内に螺
合筒7と環状脚壁9を外側下方から差し込んで、該環状
脚壁9の各係止爪10の取付穴Hの穴縁に対する係止を
得て、予め、ナット部材5を取付穴H側に取り付けてお
くだけで良い。この為、本実施例の下では、従来構造で
は必須部品とされたブラケットが不要となることは勿論
であるが、これに伴い、当該ブラケットの煩雑な溶接作
業も一切行う必要がなくなる訳である。
【0021】従って、後は、スペアタイヤ20のホイー
ル穴21とナット部材5の螺合筒7を合致させながら、
スペアタイヤ20をパネルPの面上に載置して、ボルト
部材1をナット部材5の螺合筒7内に捩じ込んでいけ
ば、これにより、図3に示す如く、従来と同様に、スペ
アタイヤ20が簡単且つ確実に固定されることとなる。
尚、このスペアタイヤ20の固定状態にあっては、図示
する如く、ボルト部材1の先端シール部4と螺合筒7の
受け面13とが密着して、当該螺合筒7の側面に形成さ
れている排水穴14を完全に閉塞している。
【0022】そして、水抜きをする必要が生じた場合に
は、従来と異なり、スペアタイヤ20をパネルP側に固
持したまま、ボルト部材1の操作頭部2を弛める方向に
回転させながら、ボルト部材1をその先端シール部4と
一緒にナット部材5の螺合筒7から必要量後退させる
と、今度は、図4に示す如く、螺合筒7の排水穴14が
先端シール部4の後退で自動的に開放されるので、収納
空間内に溜った水は、各案内口12を経てこの開放され
た排水穴14から螺合筒7のフランジ側開口7aを通っ
てスペアタイヤ収納空間外の下方に排水されることとな
る。又、排水後は、ボルト部材1の操作頭部2を逆の締
結方向に回転させるだけで、即座に、スペアタイヤ20
の完全なる固定状態が得られることとなる。
【0023】従って、本実施例の固定構造下では、従来
の如く、固定状態にあったスペアタイヤ20を取り除
き、水抜き後に、再度、スペアタイヤ20を初めから固
定し直したり、パネルPに穿設されている排水穴からゴ
ムプラグを取り外し、水抜き後に、再度、ゴムプラグで
同排水穴を閉塞する一連の作業を行う必要が全くなくな
るので、水抜き作業の大幅な改善が期待できる訳であ
る。
【0024】尚、上記した実施例の如く、ボルト部材1
とナット部材5を合成樹脂材料で成形する場合には、そ
の雄ネジ面3と雌ネジ面8のピッチ間隔を大きく設定す
ることが可能となるので、ボルト部材1の回転作業時間
も、かなり短縮できることとなる。更に、上記の実施例
においては、ナット部材5の螺合筒7に対して、一応、
2個の排水穴14を係止爪10側に開設されている案内
口12と対向する状態をもって形成したものであるが、
この排水穴14の数や位置に関しても、必要に応じて任
意に決定できることは言うまでもない。
【0025】又、図5は、本発明の他の実施例を示すも
ので、前記一実施例と特に異なるところは、ナット部材
15をパネルPと一体となした点にある。即ち、この他
の実施例の下では、ナット部材15を金属材料により成
形し、スペアタイヤ収納空間の底部を画成するパネルP
の収納空間側の面にその表面側から溶接により支持し
て、スペアタイヤ収納空間の外側と内側とを連通できる
中空円柱状となし、その一方の端部側の内面にボルト部
材1の雄ネジ面3を螺合する雌ネジ面8を形成し、他方
の端部側に複数の溶接用脚部16を設けて、該各溶接用
脚部16間に水の流入を許容する排水穴14を一定の間
隔をおいて個々に形成する構成となしたものである。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、従来構造では必須部品とされたブラケットを省
略できるので、部品点数の削減は勿論、特に、ブラケッ
トの煩雑な溶接作業が不要となるので、これにより、生
産性の向上が図れることとなった。又、本発明にあって
は、ボルト部材とナット部材とを有機的に利用するだけ
で、固定構造自体に水抜き機能を付与することが可能と
なるので、従来構造では必須のパネル側の排水穴やその
ゴムプラグも併せて不要となり、水抜き作業性の著しい
簡略化が図れる。更に、パネル側に設けられる取付穴を
もって、別に穿設を必要とする塗装の液抜き穴を兼用で
きるので、車輌剛性の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る固定構造を示す要部分
解斜視図である。
【図2】(A)はナット部材の平面図、(B)は同断面
図である。
【図3】スペアタイヤを固定した状態を示す要部断面図
である。
【図4】スペアタイヤ収納空間内の水抜き状態を示す要
部断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る固定構造を示す要部
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ボルト部材 2 操作頭部 3 雄ネジ面 4 シール部 5 ナット部材 6 フランジ 7 螺合筒 7a フランジ側開口 8 雌ネジ面 10 係止爪(係止手段) 12 案内口 13 受け面 14 排水口 15 ナット部材 20 スペアタイヤ 21 ホイール穴 P パネル H 取付穴
フロントページの続き (72)発明者 山中 功 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペアタイヤを収納できる空間が形成さ
    れ、該スペアタイヤ収納空間の底部を画成するパネルに
    形成された取付穴と、スペアタイヤをスペアタイヤ収納
    空間内にて支持し得るスペアタイヤ支持手段とを有する
    スペアタイヤの固定構造において、 前記スペアタイヤ支持手段は、前記パネルに配されたナ
    ット部材と、前記スペアタイヤを介在して該ナット部材
    に締結可能とされたボルト部材と、該ボルト部材が前記
    ナット部材に螺合された位置によって前記ナット部材に
    形成された排水穴の開閉を制御し得るよう前記ボルト部
    材に形成されたシール部とより構成されたことを特徴と
    するスペアタイヤの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1のスペアタイヤの固定構造であ
    って、 前記ナット部材は、前記パネル面に前記スペアタイヤ収
    納空間の外側から当接し且つ前記パネルの取付穴の穴縁
    に係止される複数の係止手段を有するフランジと、前記
    スペアタイヤ収納空間の外側と前記スペアタイヤ収納空
    間の内側とが連通されるように形成された中空柱状をな
    すと共に該中空柱の一方の端部の内面に前記ボルト部材
    の螺合し得る雌ネジ面が形成された螺合筒とより構成さ
    れたことを特徴とするスペアタイヤの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項2のスペアタイヤの固定構造であ
    って、 前記ナット部材の排水穴は、前記螺合筒の他方の端部に
    あって前記係止手段間に断続的に形成されていることを
    特徴とするスペアタイヤの固定構造。
  4. 【請求項4】 請求項1のスペアタイヤの固定構造であ
    って、 前記ナット部材は、前記パネルの前記スペアタイヤ収納
    空間側の面に配され且つ前記スペアタイヤ収納空間の外
    側と前記スペアタイヤ収納空間の内側とが連通されるよ
    うに形成された中空柱状をなすと共に該中空柱の一方の
    端部の内面に前記ボルト部材の螺合し得る雌ネジ面が形
    成された螺合筒とより構成されたことを特徴とするスペ
    アタイヤの固定構造。
  5. 【請求項5】 請求項4のスペアタイヤの固定構造であ
    って、 前記ナット部材の排水穴は、前記螺合筒の他方の端部に
    あって前記螺合筒と前記パネルとの接合部間に断続的に
    形成されていることを特徴とするスペアタイヤの固定構
    造。
JP6527695A 1995-03-01 1995-03-01 スペアタイヤの固定構造 Pending JPH08239064A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064588A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Nifco Inc スペアタイヤの固定具
DE10327557B4 (de) * 2003-06-18 2016-07-28 Volkswagen Ag Befestigungseinrichtung für ein Reserverad
EP3079977B1 (en) * 2013-12-10 2018-08-29 Tres S.r.l. Fixing system for a spare wheel for a motor vehicle

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