JPH08238790A - 編集補正機能付き印字装置 - Google Patents

編集補正機能付き印字装置

Info

Publication number
JPH08238790A
JPH08238790A JP7070584A JP7058495A JPH08238790A JP H08238790 A JPH08238790 A JP H08238790A JP 7070584 A JP7070584 A JP 7070584A JP 7058495 A JP7058495 A JP 7058495A JP H08238790 A JPH08238790 A JP H08238790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dot
printing
print
abnormal
dots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7070584A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Takai
武宏 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7070584A priority Critical patent/JPH08238790A/ja
Publication of JPH08238790A publication Critical patent/JPH08238790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、異常ドットの発生時に、残りの正
常な印字ドットを編集補正して異常ドットを回避した状
態で印字動作できるようにした編集補正機能付き印字装
置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、印字ヘッドに設けられる複数の印
字ドットを駆動制御して定められた印字パターンを印字
する印字装置であって、上記ドットに異常が発生したと
き、その異常が発生したドットの印字動作を停止し、残
りの正常なドットで上記印字パターンを編集補正して印
字する編集補正印字手段を備えた編集補正機能付き印字
装置であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動預金支払
機に内部構成されるような印字装置に関し、さらに詳し
くは印字ヘッドの印字ドットに折れや欠け等の異常が発
生しても印字継続できるようにした編集補正機能付き印
字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、印字装置の一例にサーマルプリン
タを用いた場合を説明する。通常、このサーマルプリン
タの印字品質の管理に際しては、印字ドットに流れる電
流変化を検出して異常ドットの有無を検知している。こ
の電流変化から異常ドットを検知した場合は、直ちに印
字装置の印字動作を停止したり、印字された印字文字を
直接係員が目視して印字品質を保証できるか否かを確認
している。
【0003】しかし、このような印字品質の管理の仕方
では、印字品質に影響を及ぼさない僅かの異常ドットを
検出した場合であっても印字動作が停止して印字装置が
ダウンしてしまい。また、自動預金支払機等に組込まれ
た印字装置の場合は、異常発生時に外部から係員が容易
に目視確認し難い問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、異
常ドットの発生時に残りの印字ドットを編集補正し、異
常ドットを回避した状態で印字動作できるようにした編
集補正機能付き印字装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
印字ヘッドに設けられる複数の印字ドットを駆動制御し
て、定められた印字パターンを印字する印字装置であっ
て、上記ドットに異常が発生したとき、その異常が発生
したドットの印字動作を停止し、残りの正常なドットで
上記印字パターンを編集補正して印字する編集補正印字
手段を備えた編集補正機能付き印字装置であることを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、印字ドットの異常
を検出するドット異常検出手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項3記載の発明は、ドット異常検出手
段が印字ドットの異常を検出することに基づいて警報を
出力する警報出力手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、印字ドットに異常が発生し
たときは、編集補正印字手段により異常が発生したドッ
トの印字動作を停止しておき、残りの正常なドットで上
記印字パターンを編集補正して印字する。
【0009】また、印字ドットの異常が発生したことを
ドット異常検出手段により検出し、このドット異常検出
手段が印字ドットの異常発生を検出したとき、これに基
づいて警報出力手段が警報を出力する。
【0010】
【発明の効果】この結果、印字装置に異常ドットが発生
しても、直ちに印字停止するのではなく、僅かな異常ド
ットであれば異常ドット以外の正常なドットで印字パタ
ーンを編集補正して自動的に印字品質を保証して印字継
続することができ、この印字継続の促進に伴って印字処
理性能および稼動率が確実に向上し、また編集補正によ
って印字状態を正確に把握管理できるため、印字継続/
印字停止を自動的に判定することができる。従って、自
動預金支払機等に組込まれた印字装置の場合であって
も、異常検出時には印字の適/不適を自動的に判定する
ため、異常検出毎に外部から係員が印字状態をいちいち
目視確認する必要もなくなり、異常ドットを用いない印
字品質を保証した印字を可及的に実行できる。さらに、
印字不適な異常を検出した場合は警報を出力し、この警
報を受けて係員が直ちに復旧対処することができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は編集補正機能付き印字装置を備えた自動
預金支払機(ATM)11を示し、このATM11は装
置本体の上部前面に、取引操作を表示案内するタッチパ
ネル兼用の表示器(CRT)12と、通帳を挿入または
返却する通帳挿入口13と、カードを挿入または返却す
るカード挿入口14と、硬貨を出入れ許容する硬貨出入
口15と、紙幣を出入れ許容する紙幣出入口16と、伝
票を発行する伝票放出口17と、取扱い中/取引中止の
ATM運用状態を表示する取扱い表示器18とを備え
て、入金、出金、振込み、通帳記入、残高照会等を取引
許容する。
【0012】図2は通帳挿入口13の内方に連通して内
部構成される編集補正機能付き印字装置21を示し、こ
の編集補正機能付き印字装置21は水平方向の通帳搬送
ライン22を挟む上下位置にサーマルヘッド23とプラ
テン24とを対設し、ここに導かれた通帳25に取引内
容の記録データを印字する。
【0013】図3は編集補正機能付き印字装置の制御回
路ブロック図を示し、CPU31はROM32に格納さ
れたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御
データをRAM33で読出し可能に記憶する。
【0014】CPU31は搬送用パルスモータ制御回路
34を駆動制御して搬送用パルスモータMを正逆転駆動
し、これに基づいて通帳搬送ライン22を駆動し、通帳
挿入口13に挿入された通帳25は印字に適した搬送速
度で搬送され、印字終了後は通帳を逆送して返却処理す
る。
【0015】また、通帳搬送ライン22に沿って配設さ
れた搬送用検知センサS1 および印字位置検知センサS
2 で検知した通帳の搬送確認検知データをセンサ回路3
5を介してCPU31が検知確認する。
【0016】また、CPU31は印字制御回路36を駆
動制御してサーマルヘッド23を駆動し、これに基づい
て通帳25に取引データを印字し、またこのサーマルヘ
ッド23が印字したとき、ドット切れの有無状態をドッ
ト切れ検知回路37により検知確認している。このドッ
ト切れを検知した場合、CPU31はドット切れが発生
したことを警報回路38を介して監視装置39や係員パ
ネル40に出力して係員に知らせる。
【0017】ところで、CPU31はサーマルヘッド2
3を駆動して予め定められた印字パターンの文字を印字
する印字機能と、サーマルヘッド23を構成する複数の
印字ドットの1本毎に正常/異常を検知する検知機能
と、異常ドット検知時に印字品質を保証して印字継続で
きるように印字パターンを編集補正する編集補正機能と
を備えている。
【0018】これは、図4に示すように、サーマルヘッ
ド23に備えられた全印字ドット41…のうち、各ドッ
ト41…に流した電流の変化から正常ドット41aか異
常ドット41bかを検出することができる。このとき、
先端欠け等による異常ドット41bがあれば、その異常
ドット41bを印字待機させ、残りの正常なドット41
a…を編集補正して印字動作し、異常ドット41bによ
る印字動作を回避するようにしている。
【0019】図5は印字に際して通常行っている印字ド
ットの編集例を示し、全印字ドットが全て正常ドットで
あれば、印字文字51の間隔を標準文字間ピッチ52で
編集し、この編集した標準編集バッファ53に基づいて
定間隔に取引内容の文字を印字する。
【0020】図6は異常ドット検出時の編集補正例を示
し、編集した最初の編集バッファ61の印字文字62の
領域中に異常ドット41bがあると認められると、これ
を回避すべく再編集バッファ63で、その印字ポインタ
64を異常ドット41bの次に移動させて、異常ドット
41bが印字に支障のない文字間ピッチ65に位置する
ように編集補正する。
【0021】従って、ドット切れ検出時に1個のドット
損傷等の僅かな異常ドット41bの検出であれば、残り
全ての正常なドット41a…で印字パターンを編集補正
して印字品質を保証した状態で印字継続することができ
る。また、異常ドットの異常発生度合いから印字の適否
を正確に把握管理できるため、CPU31は印字継続か
印字停止かを自動的に判定することができる。
【0022】このように構成された編集補正機能付き印
字装置21の処理動作を図7および図8のフローチャー
トを参照して説明する。CPU31は印字に先立って、
図4に示すように、サーマルヘッド23に設けられる全
印字ドット41…の正常/異常状態を検出する(ステッ
プn1 )。
【0023】このとき、全て正常ドット41a…と検出
すれば、図5に示すように、印字文字51の間隔を標準
文字間ピッチ52で編集し、この編集した標準編集バッ
ファ53に基づいて、定められた印字パターンを印字動
作する(ステップn2 〜n3)。
【0024】これに対し、異常ドット41bを検出した
場合は、その旨を警報回路38を介して監視装置39や
係員パネル40に出力して係員に知らせ、ATM11の
営業時間外等に係員による異常ドットの復旧作業を施す
ようにする(ステップn4 )。
【0025】また、異常ドット41bを検出したとき、
CPU31は印字品質を保証して印字継続できるように
印字パターンを編集補正する。先ず、文字間ピッチを標
準値に設定し(ステップn5 )、続いて、編集バッファ
のポインタを初期化して編集対象文字を1文字目に設定
する(ステップn6 〜n7 )。
【0026】この編集対象の1文字を印字するための印
字ドットが全て正常か、一つでも異常かを確認し(ステ
ップn8 )、図6に示すように、もし印字文字62の領
域中に一つでも異常ドット41bがあれば、編集バッフ
ァ61のポインタ64を異常ドット41bの次に移動さ
せ、印字文字62の領域中に異常ドット41bが存在し
ない再編集バッファ63に編集補正して印字品質を保証
する(ステップn9 )。
【0027】また、文字領域中に異常ドットが存在しな
ければ、編集バッファのポインタを文字+文字間ピッチ
分移動して次の2文字目の編集対象文字をチェックする
ようにする(ステップn10)。
【0028】このとき、編集バッファポインタが定めら
れた規定長さの印字限界を越えるようであれば、文字間
ピッチを小さくして編集補正する(ステップn11)。
【0029】また、このとき編集バッファに空きがあれ
ば、対象文字を次の文字領域に移して編集補正する(ス
テップn12)。
【0030】このようにして全文字分の印字ドットの状
態を確認し、確認が終われば正常ドットとして文字編集
を終了し(ステップn13)、この文字編集終了後は、異
常ドットの検出により文字の位置が文字間方向にズレて
いれば、文字間ピッチが狭くなったり、広くなったりバ
ラついている可能性があるため、文字間スペースのバラ
つきをできるだけ小さくするよう再編集を行って印字す
る(ステップn14〜n15)。
【0031】また、文字間ピッチを小さくして編集バッ
ファのポインタを初期化したとき、予め定められた最小
限の文字間ピッチより小さくなる場合は、異常印字とな
るため印字を中止する(ステップn16〜n17)。
【0032】上述のように、印字装置に異常ドットが発
生しても、直ちに印字停止するのではなく、僅かな異常
ドットであれば異常ドット以外の正常なドットで印字パ
ターンを編集補正して自動的に印字品質を保証して印字
継続することができ、この印字継続の促進に伴って印字
処理性能および稼動率が確実に向上し、また編集補正に
よって印字状態を正確に把握管理できるため、印字継続
/印字停止を自動的に判定することができる。従って、
ATM等に組込まれた印字装置の場合であっても、異常
検出時には印字の適/不適を自動的に判定するため、異
常検出毎に外部から係員が印字状態をいちいち目視確認
する必要もなくなり、異常ドットを用いない印字品質を
保証した印字を可及的に実行できる。さらに、印字不適
な異常を検出した場合は警報を出力し、この警報を受け
て係員が適宜復旧対処することができる。
【0033】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の印字ヘッドは、実施例のサーマ
ルヘッド23に対応し、以下同様に、編集補正は、再編
集バッファ63に対応し、編集補正印字手段は、CPU
31および印字制御回路36に対応し、ドット異常検出
手段は、ドット切れ検知回路37に対応し、警報出力手
段は、警報回路38と、監視装置39および係員パネル
40に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の編集補正機能付き印字装置を備えた
自動預金支払機の外観斜視図。
【図2】この発明の編集補正機能付き印字装置の概略側
面図。
【図3】この発明の編集補正機能付き印字装置の制御回
路ブロック図。
【図4】この発明の全印字ドットの正常/異常検出状態
を示す説明図。
【図5】この発明の全印字ドットに対応する編集バッフ
ァを示す説明図。
【図6】この発明の異常ドット検出時の編集補正状態を
示す説明図。
【図7】この発明の編集補正機能付き印字装置の処理動
作を示すフローチャート。
【図8】この発明の図7に続くフローチャート。
【符号の説明】
21…編集補正機能付き印字装置 23…サーマルヘッド 31…CPU 36…印字制御回路 37…ドット切れ検知回路 38…警報回路 39…監視装置 40…係員パネル 41…印字ドット 41a…正常ドット 41b…異常ドット 51,62…印字文字 52…標準文字間ピッチ 53…標準編集バッファ 63…再編集バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドに設けられる複数の印字ドット
    を駆動制御して定められた印字パターンを印字する印字
    装置であって、上記ドットに異常が発生したとき、その
    異常が発生したドットの印字動作を停止し、残りの正常
    なドットで上記印字パターンを編集補正して印字する編
    集補正印字手段を備えた編集補正機能付き印字装置。
  2. 【請求項2】印字ドットの異常を検出するドット異常検
    出手段を備えた請求項1記載の編集補正機能付き印字装
    置。
  3. 【請求項3】ドット異常検出手段が印字ドットの異常を
    検出することに基づいて警報を出力する警報出力手段を
    備えた請求項2記載の編集補正機能付き印字装置。
JP7070584A 1995-03-03 1995-03-03 編集補正機能付き印字装置 Pending JPH08238790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070584A JPH08238790A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 編集補正機能付き印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070584A JPH08238790A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 編集補正機能付き印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08238790A true JPH08238790A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13435761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7070584A Pending JPH08238790A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 編集補正機能付き印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08238790A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110242173A1 (en) * 2010-03-30 2011-10-06 Seiko Epson Corporation Method of printing a barcode using a line printhead, and a printing

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110242173A1 (en) * 2010-03-30 2011-10-06 Seiko Epson Corporation Method of printing a barcode using a line printhead, and a printing
US8662615B2 (en) * 2010-03-30 2014-03-04 Seiko Epson Corporation Method of printing a barcode using a line printhead, and a printing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965438A (en) Ticket issuing apparatus
JPH08238790A (ja) 編集補正機能付き印字装置
EP0441964B1 (en) Printing device of securities
JP3224333B2 (ja) 媒体取扱装置
US5252813A (en) Method and apparatus for automatic transaction having card receipt and/or transaction receipt slip issuing mechanism
JP2606189B2 (ja) 通帳印字装置
JP3471159B2 (ja) 印字媒体発行装置
JP2894146B2 (ja) プリンタ
JPH0129096Y2 (ja)
JP4269438B2 (ja) 印字装置
JP2875012B2 (ja) 印字行位置付け方法
JPH0826528A (ja) 帳票処理装置および取引処理装置
JPS60224561A (ja) 印字処理装置
JP2789744B2 (ja) プリンタ
JPH0550675A (ja) レシートプリンタ
JPH0781801A (ja) 紙葉類搬送装置
JP3881583B2 (ja) 媒体処理装置
JPS58162363A (ja) 印字装置
JPH06234259A (ja) 情報処理装置
JPH1058730A (ja) プリンタと自動取引装置
JPH0315783B2 (ja)
JP2005161648A (ja) 印字装置
JPS60714B2 (ja) 帳票類印字装置
JPH02260085A (ja) 通帳処理機の頁読取装置
JPS58162370A (ja) 印字装置