JPH08238177A - 円筒横型ニーダ - Google Patents
円筒横型ニーダInfo
- Publication number
- JPH08238177A JPH08238177A JP7236495A JP7236495A JPH08238177A JP H08238177 A JPH08238177 A JP H08238177A JP 7236495 A JP7236495 A JP 7236495A JP 7236495 A JP7236495 A JP 7236495A JP H08238177 A JPH08238177 A JP H08238177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- cooked
- pot body
- heating chamber
- steam heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少量の被調理品でも加熱蒸気の無駄なく、被
調理品の焦付きや味付けのバラツキなく均一に調理する
ことのできる円筒横型ニーダを提供することを目的とす
る。 【構成】 円筒状の釜体を軸心を水平にして揺動自在に
軸支し、釜体を軸心に平行に所定角度で手前に傾いた平
面で切断して開口を形成し、同開口を開閉自在に密閉す
る内面半円筒状の蓋体を設ける一方、釜体の底部外周に
密接する小区画に分割した蒸気加熱室と、釜体の軸心と
同軸に軸支し回転する撹拌羽根を設け、釜体内に収納し
た被調理品の種類と量に応じて、前記蒸気加熱室に加熱
蒸気を供給するとともに、前記複数の撹拌羽根により被
調理品を撹拌するようにした。また、釜体および蒸気加
熱室の外周を、保温材により被覆し、さらに、蒸気加熱
室に冷却水供給管を切換え自在に接続した。
調理品の焦付きや味付けのバラツキなく均一に調理する
ことのできる円筒横型ニーダを提供することを目的とす
る。 【構成】 円筒状の釜体を軸心を水平にして揺動自在に
軸支し、釜体を軸心に平行に所定角度で手前に傾いた平
面で切断して開口を形成し、同開口を開閉自在に密閉す
る内面半円筒状の蓋体を設ける一方、釜体の底部外周に
密接する小区画に分割した蒸気加熱室と、釜体の軸心と
同軸に軸支し回転する撹拌羽根を設け、釜体内に収納し
た被調理品の種類と量に応じて、前記蒸気加熱室に加熱
蒸気を供給するとともに、前記複数の撹拌羽根により被
調理品を撹拌するようにした。また、釜体および蒸気加
熱室の外周を、保温材により被覆し、さらに、蒸気加熱
室に冷却水供給管を切換え自在に接続した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、調理用蒸気釜に関し、
被調理品の種類と量に応じて、食品を熱効率よく調理す
る円筒横型ニーダに関するものである。
被調理品の種類と量に応じて、食品を熱効率よく調理す
る円筒横型ニーダに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の調理用蒸気釜において
は、釜体に被調理品を直接またはかごに入れた状態で収
容し、その上に調味液を注入して浸積し加熱調理する方
法が取られている。被調理品が少量の場合、被調理品の
量に応じて調味液の量は少なくして調味液の無駄を少な
くすることができるが、調理用蒸気釜の大きさによって
は調味液の温度が高くなり、調味液の濃度が上がって味
付けが濃くなったり、釜体の側壁に調味液が焦げつく場
合があり、調理品の品質を均一にするには調理中に撹拌
しても不完全で、バラツキが避けられなかった。また、
従来の調理用蒸気釜は、断面Ｕ字状で横方向に伸びる釜
体を形成し、Ｕ字状の天面に長方形の開口を設け、長方
形の開口を覆い開閉する蓋体とから構成し、鍋底状の底
部に密接して軸心と平行に伸びる蒸気加熱室を設け、蒸
気加熱室を通る加熱蒸気により被調理品を調理してい
る。この場合、被調理品が少量であると、被調理品は鍋
底に沿って長手方向に伸びて配置され、蒸気加熱室に送
る加熱蒸気の量を絞っても、蒸気加熱室の温度がバラつ
いて高くなりすぎ、側壁に調味液が焦げついたり、調味
液の濃度が変わって味付けがバラつき、満足する調理結
果が得られなかった。
は、釜体に被調理品を直接またはかごに入れた状態で収
容し、その上に調味液を注入して浸積し加熱調理する方
法が取られている。被調理品が少量の場合、被調理品の
量に応じて調味液の量は少なくして調味液の無駄を少な
くすることができるが、調理用蒸気釜の大きさによって
は調味液の温度が高くなり、調味液の濃度が上がって味
付けが濃くなったり、釜体の側壁に調味液が焦げつく場
合があり、調理品の品質を均一にするには調理中に撹拌
しても不完全で、バラツキが避けられなかった。また、
従来の調理用蒸気釜は、断面Ｕ字状で横方向に伸びる釜
体を形成し、Ｕ字状の天面に長方形の開口を設け、長方
形の開口を覆い開閉する蓋体とから構成し、鍋底状の底
部に密接して軸心と平行に伸びる蒸気加熱室を設け、蒸
気加熱室を通る加熱蒸気により被調理品を調理してい
る。この場合、被調理品が少量であると、被調理品は鍋
底に沿って長手方向に伸びて配置され、蒸気加熱室に送
る加熱蒸気の量を絞っても、蒸気加熱室の温度がバラつ
いて高くなりすぎ、側壁に調味液が焦げついたり、調味
液の濃度が変わって味付けがバラつき、満足する調理結
果が得られなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の問題点を解
決するために、比較的少量の被調理品でも調理用蒸気釜
を無駄に加熱することなく、被調理品をバラツキなく調
理できる調理用蒸気釜を提供することを目的とする。
決するために、比較的少量の被調理品でも調理用蒸気釜
を無駄に加熱することなく、被調理品をバラツキなく調
理できる調理用蒸気釜を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため本発明
では、円筒状の釜体を軸心を水平にして揺動自在に軸支
し、釜体を軸心に平行に所定角度で手前に傾いた平面で
切断して開口を形成し、同開口を開閉自在に密閉する内
面半円筒状の蓋体を設ける一方、釜体の底部外周に密接
する小区画に分割した蒸気加熱室と、釜体の軸心と同軸
に軸支し回転する撹拌羽根を設け、釜体内に収納した被
調理品の種類と量に応じて、前記蒸気加熱室に加熱蒸気
を供給するとともに、前記複数の撹拌羽根により被調理
品を撹拌するようにした。また、釜体および蒸気加熱室
の外周を、保温材により被覆した。さらに、蒸気加熱室
に冷却水供給管を切換え自在に接続した。
では、円筒状の釜体を軸心を水平にして揺動自在に軸支
し、釜体を軸心に平行に所定角度で手前に傾いた平面で
切断して開口を形成し、同開口を開閉自在に密閉する内
面半円筒状の蓋体を設ける一方、釜体の底部外周に密接
する小区画に分割した蒸気加熱室と、釜体の軸心と同軸
に軸支し回転する撹拌羽根を設け、釜体内に収納した被
調理品の種類と量に応じて、前記蒸気加熱室に加熱蒸気
を供給するとともに、前記複数の撹拌羽根により被調理
品を撹拌するようにした。また、釜体および蒸気加熱室
の外周を、保温材により被覆した。さらに、蒸気加熱室
に冷却水供給管を切換え自在に接続した。
【０００５】
【作用】以上のように構成することにより、釜体内部に
被調理品を投入し、調味液を加え、被調理品の量に応じ
て、被調理品を囲む蒸気加熱室に加熱蒸気を送り加熱
し、撹拌羽根により撹拌しながら調理を行う。被調理品
の量が少ない場合は、釜体の底に当たる部分の蒸気加熱
室にのみ加熱蒸気を送るようにし、量が増すに従ってそ
の前後に隣接する蒸気加熱室に加熱蒸気を送るようにし
て、被調理品の量に応じて釜体内の加熱温度を調整する
ことにより、被調理品を均一に調理することができる。
また、円筒状の釜体および蓋体の外周を保温材で覆うこ
とにより、余分な放熱を抑え、効率良い調理を行うこと
ができる。さらに、調理完了後に加熱蒸気の供給を止
め、代わりに蒸気加熱室に冷却水を流すことにより、釜
体の温度を下げて、被調理品の取り出しを容易にするこ
とができる。
被調理品を投入し、調味液を加え、被調理品の量に応じ
て、被調理品を囲む蒸気加熱室に加熱蒸気を送り加熱
し、撹拌羽根により撹拌しながら調理を行う。被調理品
の量が少ない場合は、釜体の底に当たる部分の蒸気加熱
室にのみ加熱蒸気を送るようにし、量が増すに従ってそ
の前後に隣接する蒸気加熱室に加熱蒸気を送るようにし
て、被調理品の量に応じて釜体内の加熱温度を調整する
ことにより、被調理品を均一に調理することができる。
また、円筒状の釜体および蓋体の外周を保温材で覆うこ
とにより、余分な放熱を抑え、効率良い調理を行うこと
ができる。さらに、調理完了後に加熱蒸気の供給を止
め、代わりに蒸気加熱室に冷却水を流すことにより、釜
体の温度を下げて、被調理品の取り出しを容易にするこ
とができる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図１は本発明の円筒横型ニーダの一部省略正
面図、図２は同右側の一部省略側面図、図３は同一部省
略上面図、図４は同左側の一部省略側面図である。１は
釜体で、円筒状の釜体１を軸心に平行で手前に所定角度
に傾いた平面で２分割して開口を設け、釜体１の内部に
調理収納部２を形成する。釜体１の軸心に側壁から左右
に伸び、軸心を中空に形成した第１の回転軸３を設け、
床面に調節ナット４により水平に支持された台枠５の左
の枠辺に第１の支持台６を、右の枠辺に第２の支持台７
および第３の支持台８を形成し、この第１の支持台６と
第２の支持台７に第１の回転軸３を回転自在に支持し、
第１の回転軸３の右側の一端に第１のスプロケット歯車
９を固定し、第１のスプロケット歯車９と第１のチエー
ン１０を介して第２の支持台７および第３の支持台８の
所定位置に固定したウォーム減速機１１に連結する。つ
いで、回転軸３の中空部を貫通して第２の回転軸１２を
嵌入し、回転軸３に回動自在に保持し、第２の回転軸１
２の第１のスプロケット歯車９の外側に、第２のスプロ
ケット歯車１３を取付け、第２の回転軸１２を第２のス
プロケット歯車１３と第２のチエーン１４を介して、第
２の支持台７および第３の支持台８に固定したモータ付
ウォーム減速機１５に連結する。さらに、第２の回転軸
１２の調理収納部２内に露出した部分に、第２の回転軸
１２と直角に撹拌棒１６を取付け、撹拌棒１６の先端に
はＴ字状に柔軟なゴム等からなる撹拌羽根１７を取付
け、撹拌羽根１７の先端を調理収納部２の内壁に密接さ
せる。第２の回転軸１２の回転により撹拌羽根１７の先
端が調理用収納部２の内壁に密接して回転し、同時に蓋
体２０の内側にも密接して回転し、収納した被調理品を
撹拌する。
説明する。図１は本発明の円筒横型ニーダの一部省略正
面図、図２は同右側の一部省略側面図、図３は同一部省
略上面図、図４は同左側の一部省略側面図である。１は
釜体で、円筒状の釜体１を軸心に平行で手前に所定角度
に傾いた平面で２分割して開口を設け、釜体１の内部に
調理収納部２を形成する。釜体１の軸心に側壁から左右
に伸び、軸心を中空に形成した第１の回転軸３を設け、
床面に調節ナット４により水平に支持された台枠５の左
の枠辺に第１の支持台６を、右の枠辺に第２の支持台７
および第３の支持台８を形成し、この第１の支持台６と
第２の支持台７に第１の回転軸３を回転自在に支持し、
第１の回転軸３の右側の一端に第１のスプロケット歯車
９を固定し、第１のスプロケット歯車９と第１のチエー
ン１０を介して第２の支持台７および第３の支持台８の
所定位置に固定したウォーム減速機１１に連結する。つ
いで、回転軸３の中空部を貫通して第２の回転軸１２を
嵌入し、回転軸３に回動自在に保持し、第２の回転軸１
２の第１のスプロケット歯車９の外側に、第２のスプロ
ケット歯車１３を取付け、第２の回転軸１２を第２のス
プロケット歯車１３と第２のチエーン１４を介して、第
２の支持台７および第３の支持台８に固定したモータ付
ウォーム減速機１５に連結する。さらに、第２の回転軸
１２の調理収納部２内に露出した部分に、第２の回転軸
１２と直角に撹拌棒１６を取付け、撹拌棒１６の先端に
はＴ字状に柔軟なゴム等からなる撹拌羽根１７を取付
け、撹拌羽根１７の先端を調理収納部２の内壁に密接さ
せる。第２の回転軸１２の回転により撹拌羽根１７の先
端が調理用収納部２の内壁に密接して回転し、同時に蓋
体２０の内側にも密接して回転し、収納した被調理品を
撹拌する。
【０００７】さらに、図４に示すように、釜体１の後方
に第４の支持台１８および第５の支持台１９を設け、第
４の支持台１８および第５の支持台１９に釜体１の開口
を覆う蓋体２０のヒンジ機構２１を固定し、半円筒状の
蓋体２０を釜体１の開口と接合した時、円筒体を形成す
る。ヒンジ機構２１はその支点を第４の支持台１８上に
固定し、釜体１の上方に伸びるレバー２２を前後方向に
回動自在に保持し、レバー２２の先端で蓋体２０の中央
部を、レバー２２の基部で蓋体２０の所定位置を前後方
向に回動自在に保持する。ヒンジ機構２１の支点部分
に、レバー２２と一体に形成され約９０度の角度で交差
する操作片２３を設け、操作片２３の先端と第４の支持
台１８の下部との間にパワーシリンダ２４を連結し、パ
ワーシリンダ２４の伸縮により蓋体２０の開閉を行う。
釜体１の底部には、これに密接して軸方向に伸びる帯状
に区画した複数の蒸気加熱室２５を設け、複数の蒸気加
熱室２５と釜体１の外周を保温材２６により覆い、さら
に蓋体２０の外周も保温材２６により覆う。釜体１の一
側から蒸気流入弁２７を介して加熱蒸気を取り込み、被
調理品の種類と量に応じて加熱蒸気を通す蒸気加熱室２
５を選択し、該蒸気加熱室２５に加熱蒸気を流し、蒸気
排出弁２８を介して加熱蒸気を回収する。
に第４の支持台１８および第５の支持台１９を設け、第
４の支持台１８および第５の支持台１９に釜体１の開口
を覆う蓋体２０のヒンジ機構２１を固定し、半円筒状の
蓋体２０を釜体１の開口と接合した時、円筒体を形成す
る。ヒンジ機構２１はその支点を第４の支持台１８上に
固定し、釜体１の上方に伸びるレバー２２を前後方向に
回動自在に保持し、レバー２２の先端で蓋体２０の中央
部を、レバー２２の基部で蓋体２０の所定位置を前後方
向に回動自在に保持する。ヒンジ機構２１の支点部分
に、レバー２２と一体に形成され約９０度の角度で交差
する操作片２３を設け、操作片２３の先端と第４の支持
台１８の下部との間にパワーシリンダ２４を連結し、パ
ワーシリンダ２４の伸縮により蓋体２０の開閉を行う。
釜体１の底部には、これに密接して軸方向に伸びる帯状
に区画した複数の蒸気加熱室２５を設け、複数の蒸気加
熱室２５と釜体１の外周を保温材２６により覆い、さら
に蓋体２０の外周も保温材２６により覆う。釜体１の一
側から蒸気流入弁２７を介して加熱蒸気を取り込み、被
調理品の種類と量に応じて加熱蒸気を通す蒸気加熱室２
５を選択し、該蒸気加熱室２５に加熱蒸気を流し、蒸気
排出弁２８を介して加熱蒸気を回収する。
【０００８】以上のように構成することにより、調理用
収納部２に被調理品と調味液を収容し、蓋体２０をパワ
ーシリンダ２４の伸長により、釜体１の開口に圧接して
調理用収納部２を密閉し、被調理品の種類と量に応じ
て、蒸気加熱室２５を選択して加熱蒸気を通し、調理用
収納部２内を加熱して調理を行う。同時に、モータ付ウ
ォーム減速機１５を駆動して、第２の回転軸１２を一定
速度で回転し、第２の回転軸１２に固定した撹拌棒１６
を回転し、撹拌棒１６の先端に取付けた撹拌羽根１７
が、調理用収納部２および蓋体２０の内壁に密接して回
転して、被調理品を撹拌し焦げ付きを防止するととも
に、被調理品を均一に調理する。所定時間経過して調理
が完了すると、モータ付ウォーム減速機１５を停止し、
蒸気加熱室２５の加熱蒸気を止め、パワーシリンダ２４
を縮小して蓋体２０を開き、手動ハンドル２７を回して
ウォーム減速機１１を作動して釜体１を手前に傾け、釜
体１の開口を下げ被調理品を取り出し易くする。蓋体２
０を閉じる場合は、手動ハンドル２７を戻して釜体１の
開口を所定の位置に戻し、釜体１の開口と蓋体２０の圧
接を確保する。また、調理用収納部２内を清掃する際に
釜体１を手前に傾けることにより、釜底まで確実に清掃
でき、調理用収納部２を常に清潔に保つことができる。
収納部２に被調理品と調味液を収容し、蓋体２０をパワ
ーシリンダ２４の伸長により、釜体１の開口に圧接して
調理用収納部２を密閉し、被調理品の種類と量に応じ
て、蒸気加熱室２５を選択して加熱蒸気を通し、調理用
収納部２内を加熱して調理を行う。同時に、モータ付ウ
ォーム減速機１５を駆動して、第２の回転軸１２を一定
速度で回転し、第２の回転軸１２に固定した撹拌棒１６
を回転し、撹拌棒１６の先端に取付けた撹拌羽根１７
が、調理用収納部２および蓋体２０の内壁に密接して回
転して、被調理品を撹拌し焦げ付きを防止するととも
に、被調理品を均一に調理する。所定時間経過して調理
が完了すると、モータ付ウォーム減速機１５を停止し、
蒸気加熱室２５の加熱蒸気を止め、パワーシリンダ２４
を縮小して蓋体２０を開き、手動ハンドル２７を回して
ウォーム減速機１１を作動して釜体１を手前に傾け、釜
体１の開口を下げ被調理品を取り出し易くする。蓋体２
０を閉じる場合は、手動ハンドル２７を戻して釜体１の
開口を所定の位置に戻し、釜体１の開口と蓋体２０の圧
接を確保する。また、調理用収納部２内を清掃する際に
釜体１を手前に傾けることにより、釜底まで確実に清掃
でき、調理用収納部２を常に清潔に保つことができる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明では、釜体の底部外
周に小区画に分割した蒸気加熱室を設け、被調理品の種
類と量に応じて蒸気加熱室の小区画を選択して加熱蒸気
を通して被調理品を加熱し、撹拌羽根を調理用収納部お
よび蓋体の内壁に密接して回転することにより、被調理
品を撹拌するとともに被調理品の焦付きを防止し、少量
の被調理品でも調味液の無駄なく均一に調理することが
できる。また、釜体および蓋体の外周を保温材により被
覆することにより、供給する加熱蒸気の無駄を避けるこ
とができる。同時に、作業者が不注意に高温の釜体およ
び蓋体に触れる危険を、保温材により防止することがで
きる。さらに、被調理品や釜内を急激に冷却する場合
に、蒸気加熱室に冷却水を流し、被調理品の取り出しを
安全にすることができる。
周に小区画に分割した蒸気加熱室を設け、被調理品の種
類と量に応じて蒸気加熱室の小区画を選択して加熱蒸気
を通して被調理品を加熱し、撹拌羽根を調理用収納部お
よび蓋体の内壁に密接して回転することにより、被調理
品を撹拌するとともに被調理品の焦付きを防止し、少量
の被調理品でも調味液の無駄なく均一に調理することが
できる。また、釜体および蓋体の外周を保温材により被
覆することにより、供給する加熱蒸気の無駄を避けるこ
とができる。同時に、作業者が不注意に高温の釜体およ
び蓋体に触れる危険を、保温材により防止することがで
きる。さらに、被調理品や釜内を急激に冷却する場合
に、蒸気加熱室に冷却水を流し、被調理品の取り出しを
安全にすることができる。
【図１】本発明の円筒横型ニーダの一部省略正面図であ
る。
る。
【図２】同右側の一部省略側面図である。
【図３】同一部省略上面図である。
【図４】同左側の一部省略側面図である。
１ 釜体 ２ 調理用収納部 ３ 第１の回転軸 ４ 調節ナット ５ 台枠 ６ 第１の支持台 ７ 第２の支持台 ８ 第３の支持台 ９ 第１のスプロケット歯車 １０ 第１のチエーン １１ ウォーム減速機 １２ 第２の回転軸 １３ 第２のスプロケット歯車 １４ 第２のチエーン １５ モータ付ウォーム減速機 １６ 撹拌棒 １７ 撹拌羽根 １８ 第４の支持台 １９ 第５の支持台 ２０ 蓋体 ２１ ヒンジ機構 ２２ レバー ２３ 操作片 ２４ パワーシリンダ ２５ 蒸気加熱室 ２６ 保温材 ２７ 蒸気流入弁 ２８ 蒸気排出弁 ２９ 手動ハンドル
Claims (3)
- 【請求項１】 円筒状の釜体を軸心を水平にして揺動自
在に軸支し、釜体を軸心に平行に所定角度で手前に傾い
た平面で切断して開口を形成し、同開口を開閉自在に密
閉する内面半円筒状の蓋体を設ける一方、釜体の底部外
周に密接する小区画に分割した蒸気加熱室と、釜体の軸
心と同軸に軸支し回転する撹拌羽根を設け、釜体内に収
納した被調理品の種類と量に応じて、前記蒸気加熱室に
加熱蒸気を供給するとともに、前記複数の撹拌羽根によ
り被調理品を撹拌してなる円筒横型ニーダ。 - 【請求項２】 前記釜体および蒸気加熱室の外周を、保
温材により被覆してなる請求項１記載の円筒横型ニー
ダ。 - 【請求項３】 前記蒸気加熱室に冷却水供給管を切換え
自在に接続してなる請求項１記載の円筒横型ニーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236495A JPH08238177A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 円筒横型ニーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236495A JPH08238177A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 円筒横型ニーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238177A true JPH08238177A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13487193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7236495A Withdrawn JPH08238177A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 円筒横型ニーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238177A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072071A3 (en) * | 2006-12-14 | 2008-08-07 | Salton Hong Kong Ltd | Improvements in cooking apparatus |
| KR100903396B1 (ko) * | 2008-11-14 | 2009-06-18 | 주식회사 팜텍코리아 | 약품 혼합장치 |
| KR101138490B1 (ko) * | 2009-11-05 | 2012-04-25 | 강주현 | 정제 알약의 원료 혼합을 위한 스피드 믹서 |
| CN105664762A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-06-15 | 佛山市高明鸿源纸业有限公司 | 一种用于双胶纸表面施胶的熬制设备 |
| CN106724754A (zh) * | 2017-01-20 | 2017-05-31 | 宋力伟 | 炒菜机 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7236495A patent/JPH08238177A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072071A3 (en) * | 2006-12-14 | 2008-08-07 | Salton Hong Kong Ltd | Improvements in cooking apparatus |
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| KR101138490B1 (ko) * | 2009-11-05 | 2012-04-25 | 강주현 | 정제 알약의 원료 혼합을 위한 스피드 믹서 |
| CN105664762A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-06-15 | 佛山市高明鸿源纸业有限公司 | 一种用于双胶纸表面施胶的熬制设备 |
| CN106724754A (zh) * | 2017-01-20 | 2017-05-31 | 宋力伟 | 炒菜机 |
| CN106724754B (zh) * | 2017-01-20 | 2018-07-03 | 宋力伟 | 炒菜机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |