JPH08238174A - 調理用リフター及び該リフターを備えた調理器 - Google Patents
調理用リフター及び該リフターを備えた調理器Info
- Publication number
- JPH08238174A JPH08238174A JP4546195A JP4546195A JPH08238174A JP H08238174 A JPH08238174 A JP H08238174A JP 4546195 A JP4546195 A JP 4546195A JP 4546195 A JP4546195 A JP 4546195A JP H08238174 A JPH08238174 A JP H08238174A
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- JP
- Japan
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- cooking
- lifter
- moving body
- cooker
- holding
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J2027/006—Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の調理籠を夫々所望の設定時間後に引き
上げる事のできる調理用リフター及び該リフターを備え
た調理器を提供することにある。 【構成】 レール内を摺動可能に配置された移動体２２
と、該移動体２２の一部に着脱可能に取り付けられた調
理籠２１を保持する環状保持体２７と、前記移動体２２
を上昇させる上昇機構２８と、前記移動体２２を下降位
置で保持する保持機構と、前記移動体の上昇運動を停止
させる衝撃吸収器３０とを備えたので、調理籠を確実に
加熱液槽内に停止させておく事ができると共に、所定時
間経過後、安全に引き上げる事ができる。また、この調
理用リフターを備えた調理器においては、複数の調理籠
を夫々所望の設定時間後に引き上げる事ができる。
上げる事のできる調理用リフター及び該リフターを備え
た調理器を提供することにある。 【構成】 レール内を摺動可能に配置された移動体２２
と、該移動体２２の一部に着脱可能に取り付けられた調
理籠２１を保持する環状保持体２７と、前記移動体２２
を上昇させる上昇機構２８と、前記移動体２２を下降位
置で保持する保持機構と、前記移動体の上昇運動を停止
させる衝撃吸収器３０とを備えたので、調理籠を確実に
加熱液槽内に停止させておく事ができると共に、所定時
間経過後、安全に引き上げる事ができる。また、この調
理用リフターを備えた調理器においては、複数の調理籠
を夫々所望の設定時間後に引き上げる事ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、麺類、スパゲッティ等
の食材を調理器から自動的に引き上げる事ができる調理
用リフター及び食材を湯或いは油で調理する為の調理器
に関するものである。
の食材を調理器から自動的に引き上げる事ができる調理
用リフター及び食材を湯或いは油で調理する為の調理器
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、従来の調理器は、麺類等を茹た
り、温めたりする場合、人間が一個づつ手で把手付の籠
に食材の入れ、これを湯の中に投入し、所定時間経過後
に取り出していた。図９は、従来の調理器の一例を示す
全体斜視図である。ここで、調理器は、調理液槽１とこ
れを加熱する為のバナー等を備えており、調理液槽の上
面には調理籠２を収納するための開口部を有した保持板
３が配設されている。そして、調理液槽の温度管理は、
正面のツマミ類４でおこなわれる。
り、温めたりする場合、人間が一個づつ手で把手付の籠
に食材の入れ、これを湯の中に投入し、所定時間経過後
に取り出していた。図９は、従来の調理器の一例を示す
全体斜視図である。ここで、調理器は、調理液槽１とこ
れを加熱する為のバナー等を備えており、調理液槽の上
面には調理籠２を収納するための開口部を有した保持板
３が配設されている。そして、調理液槽の温度管理は、
正面のツマミ類４でおこなわれる。
【０００３】このような構成の調理器において、例えば
スパゲッテイの麺をゆでる場合、調理者は、お客の人数
や好みの応じて麺のゆで時間を個々の調理籠２毎に管理
し、所定の時間が経過したら調理液槽１から調理籠２を
引きあげていた。また、フライ等を揚げる場合にも種類
の異なる食材を調理する場合、食材に応じた調理時間で
管理する必要があった。
スパゲッテイの麺をゆでる場合、調理者は、お客の人数
や好みの応じて麺のゆで時間を個々の調理籠２毎に管理
し、所定の時間が経過したら調理液槽１から調理籠２を
引きあげていた。また、フライ等を揚げる場合にも種類
の異なる食材を調理する場合、食材に応じた調理時間で
管理する必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した調
理器では、複数の調理籠を夫々所定の時間経過後に引き
上げるという事は、調理者は麺をゆでる作業に専念しな
ければならず、他の作業をする事ができなかった。ま
た、調理の開始時間の異なる複数の調理籠２を夫々の調
理時間経過後に引き上げると云う事は殆ど不可能であっ
た。
理器では、複数の調理籠を夫々所定の時間経過後に引き
上げるという事は、調理者は麺をゆでる作業に専念しな
ければならず、他の作業をする事ができなかった。ま
た、調理の開始時間の異なる複数の調理籠２を夫々の調
理時間経過後に引き上げると云う事は殆ど不可能であっ
た。
【０００５】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので、複数の調理籠を夫々所望の設定時間
後に引き上げる事のできる調理用リフター及び該リフタ
ーを備えた調理器を提供することにある。
みなされたもので、複数の調理籠を夫々所望の設定時間
後に引き上げる事のできる調理用リフター及び該リフタ
ーを備えた調理器を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る調理用リフ
ターは、レール内を摺動可能に配置された移動体と、該
移動体の一部に着脱可能に取り付けられた調理籠を保持
する環状保持体と、前記移動体を上昇させる上昇機構
と、前記移動体を下降位置で保持する保持機構と、前記
移動体の上昇運動を停止させる衝撃吸収器とを備えたこ
とを特徴とするものである。また、前記上昇機構は、巻
取り方向に付勢されているゼンマイバネ式機構である事
を特徴とするものである。また、前記上昇機構は、錘と
滑車とチェーンとから構成された事を特徴とするもので
ある。更に、前記上昇機構は、側面に取り付けられた取
り付けフックにより、調理器本体に着脱可能に構成され
た事を特徴とするものである。
ターは、レール内を摺動可能に配置された移動体と、該
移動体の一部に着脱可能に取り付けられた調理籠を保持
する環状保持体と、前記移動体を上昇させる上昇機構
と、前記移動体を下降位置で保持する保持機構と、前記
移動体の上昇運動を停止させる衝撃吸収器とを備えたこ
とを特徴とするものである。また、前記上昇機構は、巻
取り方向に付勢されているゼンマイバネ式機構である事
を特徴とするものである。また、前記上昇機構は、錘と
滑車とチェーンとから構成された事を特徴とするもので
ある。更に、前記上昇機構は、側面に取り付けられた取
り付けフックにより、調理器本体に着脱可能に構成され
た事を特徴とするものである。
【０００７】本発明に係る調理器は、底部に加熱部を有
する加熱液槽を備え、該加熱液槽内に食材を収納して調
理する事のできる調理籠を収納する凹部を有した調理器
において、該調理器の側部に前記調理籠を自動的に上昇
させるリフターを装着自在に備えたことを特徴とするも
のである。また、前記調理器は、両側に調理用リフター
を配設したことを特徴とするものである。
する加熱液槽を備え、該加熱液槽内に食材を収納して調
理する事のできる調理籠を収納する凹部を有した調理器
において、該調理器の側部に前記調理籠を自動的に上昇
させるリフターを装着自在に備えたことを特徴とするも
のである。また、前記調理器は、両側に調理用リフター
を配設したことを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】このように、本発明に係る調理用リフターは、
複数の調理籠を所定の調理時間経過後に加熱液槽から引
き上げる事ができるので、一人の調理者が複数の食材を
同時に管理する事ができる。
複数の調理籠を所定の調理時間経過後に加熱液槽から引
き上げる事ができるので、一人の調理者が複数の食材を
同時に管理する事ができる。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の一実施例を
説明する。図１は、本発明の一実施例である調理器の全
体斜視図、図２は本発明の一実施例である調理器本体の
縦断面図、図３は本発明の一実施例である調理器に使用
される調理用リフターを示す斜視図、図４は同リフター
に調理籠を取り付けた場合を示す全体斜視図である。
説明する。図１は、本発明の一実施例である調理器の全
体斜視図、図２は本発明の一実施例である調理器本体の
縦断面図、図３は本発明の一実施例である調理器に使用
される調理用リフターを示す斜視図、図４は同リフター
に調理籠を取り付けた場合を示す全体斜視図である。
【００１０】図１，２において、１０は調理器本体であ
る。調理器本体１０には、加熱液槽１１とこれを加熱す
るバーナー１２が備えられており、火焔噴射筒１２ａか
らの火焔が燃焼室１３で燃焼し、加熱液槽１１内部の調
理液を加熱する。
る。調理器本体１０には、加熱液槽１１とこれを加熱す
るバーナー１２が備えられており、火焔噴射筒１２ａか
らの火焔が燃焼室１３で燃焼し、加熱液槽１１内部の調
理液を加熱する。
【００１１】燃焼室１３内で燃焼したガスは、煙道１４
を通過して、排気筒１５から排出される。バーナー１２
の調節は、調理器本体１０正面に配設されたツマミ５０
により行われる。
を通過して、排気筒１５から排出される。バーナー１２
の調節は、調理器本体１０正面に配設されたツマミ５０
により行われる。
【００１２】加熱液槽１１は、上方を開放し、底部にド
レーン口１６を有している。そして、前記燃焼室１３
は、この加熱液槽１１を貫通して配設されている。加熱
液槽１１の上方開口部からは、複数の調理籠が挿入でき
るように複数の開口部１７を有した保持板１８が配設さ
れている。本実施例では、開口部１７は、円形に構成さ
れており、裁頭円錐状の調理籠がそのまま挿入できる。
レーン口１６を有している。そして、前記燃焼室１３
は、この加熱液槽１１を貫通して配設されている。加熱
液槽１１の上方開口部からは、複数の調理籠が挿入でき
るように複数の開口部１７を有した保持板１８が配設さ
れている。本実施例では、開口部１７は、円形に構成さ
れており、裁頭円錐状の調理籠がそのまま挿入できる。
【００１３】調理用リフター１９は、調理器本体１０の
側面にフック２０等で着脱自在に固定されている（図１
参照）。調理用リフター１９は、縦長形状に構成され、
側面にフック２０が配設されている。また、調理籠２１
等を上昇させる移動体２２の一部２２ａが側面のスリッ
ト２３から突出している。調理用リフター１９の正面に
は、メインスイッチ２４、上昇時間を調節する釦２５が
配設されている（図３，４参照）。
側面にフック２０等で着脱自在に固定されている（図１
参照）。調理用リフター１９は、縦長形状に構成され、
側面にフック２０が配設されている。また、調理籠２１
等を上昇させる移動体２２の一部２２ａが側面のスリッ
ト２３から突出している。調理用リフター１９の正面に
は、メインスイッチ２４、上昇時間を調節する釦２５が
配設されている（図３，４参照）。
【００１４】図６は、調理用リフター１９の基本構成を
示すもので、リフター本体に固定されたレール２６内を
摺動可能に配置された移動体２２と、該移動体２２の一
部２２ａに着脱可能に取り付けられた調理籠２１を保持
するための環状保持体２７と、前記移動体２２を上昇さ
せる上昇機構２８と、前記移動体２２を下降位置で保持
する保持機構である電磁マグネット２９と、前記移動体
２２の上昇運動を停止させる衝撃吸収器３０等を備えて
いる。
示すもので、リフター本体に固定されたレール２６内を
摺動可能に配置された移動体２２と、該移動体２２の一
部２２ａに着脱可能に取り付けられた調理籠２１を保持
するための環状保持体２７と、前記移動体２２を上昇さ
せる上昇機構２８と、前記移動体２２を下降位置で保持
する保持機構である電磁マグネット２９と、前記移動体
２２の上昇運動を停止させる衝撃吸収器３０等を備えて
いる。
【００１５】移動体２２は、長板状に形成されており、
先端に環状保持体２７を取り付ける為の一部２２ａが形
成されている。また、上方に突設されたショックブラケ
ット３１は、本体側に固定された衝撃吸収器３０が上昇
時に当接するよう配設されている。したがって、上昇機
構２８で移動体２２が上昇された際、上死点で停止する
場合の衝撃を和らげる事ができる。
先端に環状保持体２７を取り付ける為の一部２２ａが形
成されている。また、上方に突設されたショックブラケ
ット３１は、本体側に固定された衝撃吸収器３０が上昇
時に当接するよう配設されている。したがって、上昇機
構２８で移動体２２が上昇された際、上死点で停止する
場合の衝撃を和らげる事ができる。
【００１６】上昇機構２８は、本実施例では、定荷重ス
プリングである。定荷重スプリングは、ピン３１に回動
自在に支承されたローラ３３に板バネ３４を捲回してゼ
ンマイバネ式に構成したものである。捲回された板バネ
３４の先端は、移動体２２に立設されたスプリングブラ
ケット３５に固定されている。したがって、移動体２２
を引き下げると、ローラ３３に捲回された板バネ３４が
引き延ばされて、下降する。しかし、途中で手を離す
と、板バネ３４の復帰力により、移動体２２は、再度上
昇する。
プリングである。定荷重スプリングは、ピン３１に回動
自在に支承されたローラ３３に板バネ３４を捲回してゼ
ンマイバネ式に構成したものである。捲回された板バネ
３４の先端は、移動体２２に立設されたスプリングブラ
ケット３５に固定されている。したがって、移動体２２
を引き下げると、ローラ３３に捲回された板バネ３４が
引き延ばされて、下降する。しかし、途中で手を離す
と、板バネ３４の復帰力により、移動体２２は、再度上
昇する。
【００１７】移動体２２の一部には、錘り３６が取り付
けられており、調理用リフター１９に加わる荷重変動を
吸収している。レール２６の下方向には、電磁マグネッ
ト２９が配設されており、移動体２２が下降した場合
に、ストッパブラケット３７を吸着する。また、電磁マ
グネット２９の近傍には、ショックアブソーバ３８が配
設されており、下降して来た移動体２２が電磁マグネッ
ト２９に当接する衝撃を吸収する。
けられており、調理用リフター１９に加わる荷重変動を
吸収している。レール２６の下方向には、電磁マグネッ
ト２９が配設されており、移動体２２が下降した場合
に、ストッパブラケット３７を吸着する。また、電磁マ
グネット２９の近傍には、ショックアブソーバ３８が配
設されており、下降して来た移動体２２が電磁マグネッ
ト２９に当接する衝撃を吸収する。
【００１８】調理用リフター１９の本体側には、リミッ
トスイッチ３９が配設されており、移動体２２の下降を
検知する。
トスイッチ３９が配設されており、移動体２２の下降を
検知する。
【００１９】次に、以上のように構成された調理器の使
用方法について説明する。先ず、使用に際して、調理器
本体１０のバーナー１２を着火して、加熱液槽１１の温
度を食材の調理方法にあわせて設定する。加熱液槽１１
内部の調理液の温度が所定の温度になったら調理用リフ
ター１９の環状保持体２７に食材の入った調理籠２１を
装着する。
用方法について説明する。先ず、使用に際して、調理器
本体１０のバーナー１２を着火して、加熱液槽１１の温
度を食材の調理方法にあわせて設定する。加熱液槽１１
内部の調理液の温度が所定の温度になったら調理用リフ
ター１９の環状保持体２７に食材の入った調理籠２１を
装着する。
【００２０】環状保持体２７に調理籠２１を装着した
ら、調理用リフター１９のメインスイッチ２４をいれ、
釦２５を調節して上昇時間を設定する。複数の環状保持
体２７は、個々に異なった上昇時間を設定する事ができ
る。次に、調理籠２１の食材、例えば麺を入れ、手で矢
印Ａ方向に押し下げる（図５，６参照）。調理籠２１
は、下降し調理器本体１０の加熱液槽１１の中に挿入さ
れ、そのままの位置で停止している。この時、ストッパ
ブラケット３７が電磁マグネット２９に吸着されてい
る。
ら、調理用リフター１９のメインスイッチ２４をいれ、
釦２５を調節して上昇時間を設定する。複数の環状保持
体２７は、個々に異なった上昇時間を設定する事ができ
る。次に、調理籠２１の食材、例えば麺を入れ、手で矢
印Ａ方向に押し下げる（図５，６参照）。調理籠２１
は、下降し調理器本体１０の加熱液槽１１の中に挿入さ
れ、そのままの位置で停止している。この時、ストッパ
ブラケット３７が電磁マグネット２９に吸着されてい
る。
【００２１】次に調理用リフター１９の動作について説
明する。環状保持体２７を手で下降させると、これと一
体的に固定された移動体２２が板バネ３４を引き出しな
がら下降する。移動体２２が下降すると、リミットスイ
ッチ３９が働き、電磁マグネット２９に通電される。す
ると、ストッパブラケット３７が電磁マグネット２９に
吸着され、移動体２２は下降位置で停止する。また、電
磁マグネット２９の近傍に配設されたショックアブソー
バ３８は、移動体２２の下降動作が急激に停止するのを
緩和する。
明する。環状保持体２７を手で下降させると、これと一
体的に固定された移動体２２が板バネ３４を引き出しな
がら下降する。移動体２２が下降すると、リミットスイ
ッチ３９が働き、電磁マグネット２９に通電される。す
ると、ストッパブラケット３７が電磁マグネット２９に
吸着され、移動体２２は下降位置で停止する。また、電
磁マグネット２９の近傍に配設されたショックアブソー
バ３８は、移動体２２の下降動作が急激に停止するのを
緩和する。
【００２２】食材が調理籠２１の中で調理され、所定時
間が経過すると、図外のタイマーにより電磁マグネット
２９の通電が解除される。電磁マグネット２９の通電が
解除されると、移動体２２は上昇機構２８の働きにより
上昇する。移動体２２が上昇すると、環状保持体２７が
調理籠２１を保持したまま上昇し、加熱液槽１１内から
引き上げるられる。この様に、調理用リフター１９は、
調理籠２１を予め設定した時間で引き上げる事ができ
る。移動体２２の上昇は、衝撃吸収器３０により緩やか
に停止され、調理籠２１から食材が飛び出すのを防止す
る。
間が経過すると、図外のタイマーにより電磁マグネット
２９の通電が解除される。電磁マグネット２９の通電が
解除されると、移動体２２は上昇機構２８の働きにより
上昇する。移動体２２が上昇すると、環状保持体２７が
調理籠２１を保持したまま上昇し、加熱液槽１１内から
引き上げるられる。この様に、調理用リフター１９は、
調理籠２１を予め設定した時間で引き上げる事ができ
る。移動体２２の上昇は、衝撃吸収器３０により緩やか
に停止され、調理籠２１から食材が飛び出すのを防止す
る。
【００２３】図８は、調理用リフター１９の上昇機構２
８の他の実施例を示す説明図である。上昇機構２８は、
錘り４０と滑車４１とチェーン４２とから構成されてい
る。前述した同様の移動体２２はチェーン４２の先端に
固定されており、滑車４１を介して反対側には、錘り４
０が固定されている。また、錘り４０の下に位置する本
体側には、ショックアブソーバ４３が配設されている。
８の他の実施例を示す説明図である。上昇機構２８は、
錘り４０と滑車４１とチェーン４２とから構成されてい
る。前述した同様の移動体２２はチェーン４２の先端に
固定されており、滑車４１を介して反対側には、錘り４
０が固定されている。また、錘り４０の下に位置する本
体側には、ショックアブソーバ４３が配設されている。
【００２４】このように構成した場合、移動体２２は、
錘り４０の重さによって上昇する。錘り４０の重さは、
調理籠２１及び移動体２２、食材等の重さを考慮して決
定される。
錘り４０の重さによって上昇する。錘り４０の重さは、
調理籠２１及び移動体２２、食材等の重さを考慮して決
定される。
【００２５】以上の実施例では、上昇機構２８につい
て、定荷重スプリング及び錘方式について説明したがこ
れに限る事なく、ネジ、磁気等によって行ってもよい。
尚、本発明は以上の実施例に限ることなく本発明の技術
思想に基づいて種々の設計変更が可能である。
て、定荷重スプリング及び錘方式について説明したがこ
れに限る事なく、ネジ、磁気等によって行ってもよい。
尚、本発明は以上の実施例に限ることなく本発明の技術
思想に基づいて種々の設計変更が可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る調理用リフターは、レール内を摺動可能に配置された
移動体と、該移動体の一部に着脱可能に取り付けられた
調理籠を保持する環状保持体と、前記移動体を上昇させ
る上昇機構と、前記移動体を下降位置で保持する保持機
構と、前記移動体の上昇運動を停止させる衝撃吸収器と
を備えた調理籠を確実に加熱液槽内に停止させておく事
ができると共に、所定時間経過後、安全に引き上げる事
ができる。したがって、調理の失敗を未然に防止する事
ができる。また、前記上昇機構を、巻取り方向に付勢さ
れているゼンマイバネ式機構とした場合には、エネルギ
ーの再生を図る事ができる。また、上昇機構を、錘と滑
車とチェーンとから構成した場合には、安定した調理籠
の引き上げる動作を行う事ができる。
る調理用リフターは、レール内を摺動可能に配置された
移動体と、該移動体の一部に着脱可能に取り付けられた
調理籠を保持する環状保持体と、前記移動体を上昇させ
る上昇機構と、前記移動体を下降位置で保持する保持機
構と、前記移動体の上昇運動を停止させる衝撃吸収器と
を備えた調理籠を確実に加熱液槽内に停止させておく事
ができると共に、所定時間経過後、安全に引き上げる事
ができる。したがって、調理の失敗を未然に防止する事
ができる。また、前記上昇機構を、巻取り方向に付勢さ
れているゼンマイバネ式機構とした場合には、エネルギ
ーの再生を図る事ができる。また、上昇機構を、錘と滑
車とチェーンとから構成した場合には、安定した調理籠
の引き上げる動作を行う事ができる。
【００２７】また、本発明に係る調理用リフターを備え
た調理器によれば、底部に加熱部を有する加熱液槽を備
え、該加熱液槽内に食材を収納して調理する事のできる
調理籠を収納する凹部を有した調理器において、該調理
器の側部に前記調理籠を自動的に上昇させるリフターを
装着自在に備えたので、調理者は種々の食材を同時に調
理する事ができと共に、夫々の調理時間の管理を確実に
行う事ができる。
た調理器によれば、底部に加熱部を有する加熱液槽を備
え、該加熱液槽内に食材を収納して調理する事のできる
調理籠を収納する凹部を有した調理器において、該調理
器の側部に前記調理籠を自動的に上昇させるリフターを
装着自在に備えたので、調理者は種々の食材を同時に調
理する事ができと共に、夫々の調理時間の管理を確実に
行う事ができる。
【００２８】また、前記調理器は、両側に調理用リフタ
ーを配設した場合には、より多くの食材を同時に調理す
る事ができる。
ーを配設した場合には、より多くの食材を同時に調理す
る事ができる。
【図１】本発明の一実施例である調理器の全体斜視図で
ある。
ある。
【図２】本発明の一実施例である調理器の縦断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の一実施例である調理器に使用される調
理用リフターを示す斜視図である。
理用リフターを示す斜視図である。
【図４】同リフターに調理籠を取り付けた場合を示す全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図５】同リフターの作動状態を示す説明図である。
【図６】同リフターの揚程機構を示す説明図である。
【図７】同リフターの揚程機構を示す説明図である。
【図８】同リフターの揚程機構の他の実施例を示す説明
図である。
図である。
【図９】従来の調理器の一例を示す全体斜視図である。
１ 調理液槽 ２ 調理籠 ３ 保持板 ４ ツマミ類 １０ 調理器本体 １１ 加熱液槽 １２ バーナー １２ａ 火焔噴射筒 １３ 燃焼室 １４ 煙道 １５ 排気筒 １６ ドレーン口 １７ 開口部 １８ 保持板 １９ 調理用リフター ２０ フック ２１ 調理籠 ２２ 移動体 ２２ａ 一部 ２３ スリット ２４ メインスイッチ ２５ 釦 ２６ レール ２７ 環状保持体 ２８ 上昇機構 ２９ 電磁マグネット ３０ 衝撃吸収器 ３１ ショックブラケット ３２ ピン ３３ ローラ ３４ 板バネ ３５ スプリングブラケット ３６ 錘り ３７ ストッパブラケット ３８ ショックアブソーバ ３９ リミットスイッチ ４０ 錘り ４１ 滑車 ４２ チェーン ４３ ショックアブソーバ
Claims (6)
- 【請求項１】 レール内を摺動可能に配置された移動体
と、該移動体の一部に着脱可能に取り付けられた調理籠
を保持する環状保持体と、前記移動体を上昇させる上昇
機構と、前記移動体を下降位置で保持する保持機構と、
前記移動体の上昇運動を停止させる衝撃吸収器とを備え
たことを特徴とする調理用リフター。 - 【請求項２】 前記上昇機構は、巻取り方向に付勢され
ているゼンマイバネ式機構である事を特徴とする請求項
１記載の調理用リフター。 - 【請求項３】 前記上昇機構は、錘と滑車とチェーンと
から構成された事を特徴とする請求項１記載の調理用リ
フター。 - 【請求項４】 前記上昇機構は、側面に取り付けられた
取り付けフックにより、調理器本体に着脱可能に構成さ
れた事を特徴とする請求項１記載の調理用リフター。 - 【請求項５】 底部に加熱部を有する加熱液槽を備え、
該加熱液槽内に食材を収納して調理する事のできる調理
籠を収納する凹部を有した調理器において、該調理器の
側部に前記調理籠を自動的に上昇させる調理用リフター
を装着自在に備えたことを特徴とする調理器。 - 【請求項６】 前記調理器は、両側に調理用リフターを
配設したことを特徴とする請求項５記載の調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4546195A JPH08238174A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 調理用リフター及び該リフターを備えた調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4546195A JPH08238174A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 調理用リフター及び該リフターを備えた調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238174A true JPH08238174A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12720010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4546195A Pending JPH08238174A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 調理用リフター及び該リフターを備えた調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104287628A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-01-21 | 王华苗 | 自动升降式定时煮面机专用的定时喷雾装置 |
| CN109744854A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-05-14 | 武汉理工大学 | 一种自动煮面机 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP4546195A patent/JPH08238174A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104287628A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-01-21 | 王华苗 | 自动升降式定时煮面机专用的定时喷雾装置 |
| CN109744854A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-05-14 | 武汉理工大学 | 一种自动煮面机 |
| CN109744854B (zh) * | 2019-03-19 | 2020-05-12 | 武汉理工大学 | 一种自动煮面机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |