JP3025212U - 茹で麺用リフター及び茹で麺器 - Google Patents

茹で麺用リフター及び茹で麺器

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JP3025212U
JP3025212U JP1995012563U JP1256395U JP3025212U JP 3025212 U JP3025212 U JP 3025212U JP 1995012563 U JP1995012563 U JP 1995012563U JP 1256395 U JP1256395 U JP 1256395U JP 3025212 U JP3025212 U JP 3025212U
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JP1995012563U
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Inventor
田 英 夫 山
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北沢産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の調理カゴを夫々所望の設定時間後に引
き上げる事のできる茹で麺用リフター及び該リフターを
備えた茹で麺器を提供することにある。 【解決手段】 調理カゴ15を保持する環状保持体18
と、該環状保持体を頂部で保持する保持柱19と、該保
持柱を上昇及び下降させる駆動機構20と、下降した保
持柱を係止する係止機構と、該係止機構を所定時間経過
後に解除する解除手段とを備えると共に、前記保持柱を
リフター本体から突出可能に構成すると共に、前記環状
保持体を回動可能に保持したので、調理カゴを確実に湯
内に所定時間停止させておく事ができると共に、清掃が
容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、麺類、スパゲッティ等の麺類を茹で麺器から自動的に引き上げる事 ができる茹で麺用リフター及び麺類を湯で調理する為の茹で麺器に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来の茹で麺器は、麺類等を茹たり、温めたりする場合、人間が一個 づつ手で把手付のカゴに麺類の入れ、これを湯の中に投入し、所定時間経過後に 取り出していた。図5は、従来の茹で麺器の一例を示す全体斜視図である。ここ で、茹で麺器は、調理液槽1とこれを加熱する為のバナー等を備えており、調理 液槽の上面には調理カゴ2を収納するための開口部を有した保持板3が配設され ている。そして、調理液槽の温度管理は、正面のツマミ類4でおこなわれる。ま た、蛇口5から調理槽1内に給水する事ができる。
【0003】 このような構成の茹で麺器において、例えばスパゲッテイの麺を茹でる場合、 調理者は、お客の人数や好みの応じて麺の茹で時間を個々の調理カゴ2毎に管理 し、所定の時間が経過したら調理液槽1から調理カゴ2を引きあげていた。つま り、麺類に応じた調理時間で管理する必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した茹で麺器では、複数の調理カゴを夫々所定の時間経過後に 引き上げるという事は、調理者は麺を茹でる作業に専念しなければならず、他の 作業をする事ができなかった。また、調理の開始時間の異なる複数の調理カゴ2 を夫々の調理時間経過後に引き上げると云う事は殆ど不可能であった。
【0005】 本考案の目的は、上述した従来の欠点に鑑みなされたもので、複数の調理カゴ を夫々所望の設定時間後に引き上げる事のできる茹で麺用リフター及び該リフタ ーを備えた茹で麺器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る茹で麺用リフターは、調理カゴを保持する環状保持体と、該環状 保持体を頂部で保持する保持柱と、該保持柱を上昇及び下降させる駆動機構と、 下降した保持柱を係止する係止機構と、該係止機構を所定時間経過後に解除する 解除手段とを備えると共に、前記保持柱をリフター本体から突出可能に構成する と共に、前記環状保持体を回動可能に保持した事を特徴とするものである。また 、前記駆動機構は、上昇方向に付勢された弾性帯状体の復元力を利用した機構で ある事を特徴とするものである。
【0007】 前記駆動機構は、複数枚の弾性帯状体を積層した事を特徴とするものである。 また、側面に取り付けられた取り付けフックにより、茹で麺器本体に着脱可能に 構成された事を特徴とするものである。また、加熱部を有する加熱液槽を備え、 該加熱液槽内に麺類を収納して茹でる事のできる調理カゴを収納する凹部を有し 、該茹で麺器の側部に前記調理カゴを自動的に上昇させる茹で麺用リフターを装 着自在に備えたことを特徴とするものである。
【0008】 このように、本考案に係る茹で麺用リフターは、複数の調理カゴを所定の調理 時間経過後に加熱液槽から引き上げる事ができるので、一人の調理者が複数の茹 で時間の異る麺類を同時に管理する事ができると共に、環状保持体が反転するの で清掃に便利である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に従って本考案の一実施例を説明する。図1は、本考案の一実 施例であるリフターの要部正面図、図2は本考案の一実施例であるリフターの内 部機構を示す説明図、図3は本考案の一実施例である茹で麺器に使用される茹で 麺用リフターを示す構成図、図4は同リフターに使用される駆動機構を示す説明 図である。
【0010】 図1において、10は茹で麺器本体である。茹で麺器本体10には、加熱液槽 11とこれを加熱する図外のバーナーが備えられており、バーナーの火焔が燃焼 室で燃焼し、加熱液槽11内部の調理液を加熱する。バーナーの火焔の調節は、 茹で麺器本体10正面に配設されたツマミにより行われる。
【0011】 加熱液槽11は、上方が開放されており、底部にドレーン口12を有している 。そして、前記燃焼室は、この加熱液槽11を貫通して配設されている。加熱液 槽11の上方開口部からは、複数の調理カゴが挿入できるように複数の開口部を 有した保持板が配設されて、調理カゴがそのまま挿入できる。
【0012】 茹で麺用リフター13は、茹で麺器本体10の側面にフック14等で着脱自在 に固定される(図1参照)。茹で麺用リフター13は、薄型に構成され、取り付 け側にフック14が設けられている。また、調理カゴ15等を上昇させる保持柱 19の上方がリフター本体から突出可能に配設されている。茹で麺用リフター1 3の正面には、メインスイッチ16、上昇時間を調節するタイマー17が配設さ れている(図1参照)。
【0013】 茹で麺用リフター13は、調理カゴ15を保持する環状保持体18とこの環状 保持体18を頂部で回動可能に保持すると共に上昇、下降する保持柱19を有し ている。本実施例では、保持柱19は円柱状をしており、駆動機構20により駆 動される。保持柱19は、頂部19aで環状保持体18を図1に実線で示す状態 で調理カゴ15を支える環状部18aを水平状態に保持し、反対側に倒して想像 線で示す状態では、反転する事ができる。保持柱19は、茹で麺用リフター本体 の上端部で摺動軸受21により、摺動可能に支持されている。
【0014】 図3は、茹で麺用リフター13の基本構成を示すもので、保持柱19はリフタ ー本体の上端に配設された摺動軸受21と下方に配設された、摺動軸受22によ り、上下方向に摺動可能に支承されている。また、保持柱19の下端細径部19 bで摺動軸受22に当接した部位には、コイルスプリング23が配設されており 、保持柱19を最下部まで下降させた際に保持柱19の太径部と摺動軸受22と の間でコイルスプリング23が圧縮されて衝撃を吸収する。
【0015】 また、保持柱19の下方には、作動板24が取り付けられており、この作動板 24に駆動機構20の弾性帯状体25の一端が固定されている。また、保持柱1 9の下方には、リミットスイッチ26が配設されており、保持柱19が下降した 際に作動板24の先端がリミットスイッチ26を作動させる。
【0016】 更に、作動板24には、係止板27がヒンジ28により、半回動自在に支承さ れると共に、図外のコイルバネでストッパ29方向へ付勢されている。したがっ て、係止板27は、コイルバネの付勢力に抗して矢印A方向にのみ回動する事が できる。
【0017】 保持柱19の下方には、フック30とこのフック30と連結棒31で連結され たソレノイド32が配設されている。フック30は、リフター本体に固定された ピン33に回動自在に支承されており、ソレノイド32が作動すると、連結棒3 1に押されて矢印B方向に回動する。
【0018】 駆動機構20は、図2,3に示す如く、リフター本体にピン34で回動自在に 支持された巻き取りドラム35,36と、これに捲回された弾性帯状体25とか ら構成されている。巻き取りドラム35,36には、各々複数枚の弾性帯状体2 5が捲回されている。弾性帯状体25は、薄い帯状をした弾性部材、例えば鋼板 で構成されている。弾性帯状体25は、無負荷状態で、巻き取りドラム35,3 6に捲回しており、保持柱19を下方に押し下げると、作動板24が弾性帯状体 25の先端を引き下げ、巻き取りドラム35,36から解き出す。
【0019】 保持柱19から手を放せば、弾性帯状体25の復元力で保持柱19は上昇する 。駆動機構20は、弾性帯状体25の復元力を利用しているので、弾性帯状体2 5の引き出し長さに関わらず、一定の引き上げ力を発揮する。また、弾性帯状体 25は、薄い板状に形成されているので、疲労による復元力の劣化が殆どない。 また、保持柱19の上昇位置を制御する衝撃吸収器37が備えられ、上昇した作 動板24に当接して上昇時の衝撃を吸収する。
【0020】 次に、以上のように構成された茹で麺器の使用方法について説明する。先ず、 使用に際して、茹で麺器本体10のバーナーを着火して、加熱液槽11の温度を 麺類の調理方法にあわせて設定する。加熱液槽11内部の調理液の温度が所定の 温度になったら茹で麺用リフター13の環状保持体18に麺類の入った調理カゴ 15を装着する。
【0021】 環状保持体18に調理カゴ15を装着したら、茹で麺用リフター13のメイン スイッチ26をいれ、タイマー17を調節して上昇時間を設定する。複数の環状 保持体18は、個々に異なった上昇時間を設定する事ができる。次に、調理カゴ 15に麺を入れ、手で矢印C方向に押し下げる(図1,3参照)。調理カゴ15 は、下降し茹で麺器本体10の加熱液槽11の中に浸漬され、そのままの位置で 停止させる。この時、保持柱19と共に下降した係止板27の係止穴27aがフ ック30に係合し、弾性帯状体25の復元力に抗して下降した位置で停止する。
【0022】 麺類が調理カゴ15の中で調理され、所定時間が経過すると、タイマー17に よりソレノイド32が通電される。ソレノイド32が通電されると、フック30 と係止板27との係合が解除され保持柱19は駆動機構20の働きにより上昇す る。保持柱19が上昇すると、環状保持体18が調理カゴ15を保持したまま上 昇し、加熱液槽11内から引き上げるられる。この様に、茹で麺用リフター13 は、調理カゴ15を予め設定した時間で引き上げる事ができる。保持柱19の上 昇は、衝撃吸収器37により緩やかに停止され、調理カゴ15から麺類が飛び出 すのを防止する。
【0023】 尚、本考案は以上の実施例に限ることなく本考案の技術思想に基づいて種々の 設計変更が可能である。
【0024】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る茹で麺用リフターは、調理カゴを保 持する環状保持体と、該環状保持体を頂部で保持する保持柱と、該保持柱を上昇 及び下降させる駆動機構と、下降した保持柱を係止する係止機構と、該係止機構 を所定時間経過後に解除する解除手段とを備えると共に、前記保持柱をリフター 本体から突出可能に構成すると共に、前記環状保持体を回動可能に保持したので 、調理カゴを確実に加熱液槽内に停止させておく事ができると共に、所定時間経 過後、安全に引き上げる事ができる。したがって、調理の失敗を未然に防止する 事ができる。また、環状保持体を反転させる事ができるので、清掃作業が容易で ある。
【0025】 また、前記駆動機構は、上昇方向に付勢された弾性帯状体の復元力を利用した 機構であるため、動力源を必要とせず、騒音等の発生を防止できる。また、前記 駆動機構は、複数枚の弾性帯状体を積層したので、一定の負荷で調理カゴを引き 上げる事ができる。側面に取り付けられた取り付けフックにより、茹で麺器本体 に着脱可能に構成されたので、既存の茹で麺器に取り付けて使用する事ができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である茹で麺器の要部正面図
である。
【図2】本考案の一実施例であるリフターの内部機構を
示す説明図である。
【図3】本考案の一実施例である茹で麺器に使用される
茹で麺用リフターを示す構成図である。
【図4】同リフターに使用される駆動機構を示す説明図
である。
【図5】従来の茹で麺器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 調理液槽 2 調理カゴ 3 保持板 4 ツマミ類 5 蛇口 10 茹で麺器本体 11 加熱液槽 12 ドレーン口 13 茹で麺用リフター 14 フック 15 調理カゴ 16 メインスイッチ 17 タイマー 18 環状保持体 18a 環状部 19 保持柱 19a 頂部 19b 細径部 20 駆動機構 21,22 摺動軸受 23 コイルスプリング 24 作動板 25 弾性帯状体 26 リミットスイッチ 27 係止板 27a 係止穴 28 ヒンジ 29 ストッパ 30 フック 31 連結棒 32 ソレノイド 33,34 ピン 35 巻き取りドラム 36 巻き取りドラム 37 衝撃吸収器

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理カゴを保持する環状保持体と、該環
    状保持体を頂部で保持する保持柱と、該保持柱を上昇及
    び下降させる駆動機構と、下降した保持柱を係止する係
    止機構と、該係止機構を所定時間経過後に解除する解除
    手段とを備えると共に、前記保持柱をリフター本体から
    突出可能に構成すると共に、前記環状保持体を回動可能
    に保持した事を特徴とする茹で麺器用リフター。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構は、上昇方向に付勢された
    弾性帯状体の復元力を利用した機構である事を特徴とす
    る請求項1記載の茹で麺用リフター。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、複数枚の弾性帯状体を
    積層した事を特徴とする請求項1記載の茹で麺用リフタ
    ー。
  4. 【請求項4】 側面に取り付けられた取り付けフックに
    より、茹で麺器本体に着脱可能に構成された事を特徴と
    する請求項1記載の茹で麺用リフター。
  5. 【請求項5】 加熱部を有する加熱液槽を備え、該加熱
    液槽内に麺類を収納して茹でる事のできる調理カゴを収
    納する凹部を有し、該茹で麺器の側部に前記調理カゴを
    自動的に上昇させる茹で麺用リフターを装着自在に備え
    たことを特徴とする茹で麺器。
JP1995012563U 1995-11-28 1995-11-28 茹で麺用リフター及び茹で麺器 Expired - Lifetime JP3025212U (ja)

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