JPH08235528A - プレーナ薄膜構造体の製造方法 - Google Patents
プレーナ薄膜構造体の製造方法Info
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- JPH08235528A JPH08235528A JP7312793A JP31279395A JPH08235528A JP H08235528 A JPH08235528 A JP H08235528A JP 7312793 A JP7312793 A JP 7312793A JP 31279395 A JP31279395 A JP 31279395A JP H08235528 A JPH08235528 A JP H08235528A
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Abstract
的に平面な層状体として形成すること。 【解決手段】 基板及び第1薄膜部材は、第1のフォト
レジスト層で覆われている。第1の薄膜部材上の第1の
フォトレジスト層中には、凹凸が形成される。凹凸の外
側の第1のフォトレジスト層の残りの部分は、断面で見
たとき、第1の薄膜部材と同一の平面にあるフォトレジ
スト・フィールドを含んでいる。凹凸は、フォトレジス
ト・フィールドを残したまま、マスキング、露光及び現
像を含む光イメージ形成によって除去される。次いで、
凹凸が除去された後、第2のフォトレジスト層が得られ
た構造体に塗布される。フォトレジスト・フィールド上
の第2のフォトレジスト層の部分及びフォトレジスト・
フィールド自身が、光イメージ形成によって除去され
る。こうして、実質的に平面状の第2の薄膜部材が形成
される。
Description
し、特に薄膜装置の各上部層の平坦性を維持するように
した薄膜装置の製造方法に関する。
置の製造において、特定の薄膜装置の下部層の上に、例
えばフォトレジスト等の絶縁性光イメージ形成可能材料
から成る平坦な層状体を形成することがしばしば望まれ
る。図1Aは,薄膜部材15が位置している基板10を
示している。この薄膜部材15は、1つ以上の層状体を
含んでいる。フォトレジスト層20は、図1Aに示すよ
うに、基板10及び薄膜部材15の上にスピンコートさ
れている。薄膜部材15は、この例では、略10μmの
比較的低い垂直プロファイルを示すため、薄膜部材15
の上には、一般に、平面状のフォトレジスト層20が塗
布される。
ルの薄膜部材が、フォトレジストで覆われるとき、非平
面状のフォトレジスト層が、しばしばこの薄膜部材の上
に塗布されることになる。例えば、図1Bは、薄いフォ
トレジスト層20が、高いプロファイルの薄膜部材15
に塗布されるときに生じる状況を図示している。この例
において、薄いフォトレジスト層20は、略5μmの厚
さを示すと共に、薄膜部材15は、30μmの高さを示
す。図1Bにおいて分るように、薄膜部材15上のフォ
トレジスト層20の一部分は、丸まった非平面状の望ま
しくない幾何学形状を示している。薄膜部材15上の被
覆は、でこぼこしており、薄膜部材15の側部15A及
び15B上の被覆は、薄膜部材15の頂部に向かって存
在しない。
示すように、高い垂直プロファイルの薄膜部材15が厚
いフォトレジスト層20で覆われたときにも生じる。図
1Cの例において、厚いフォトレジスト層20は、略3
0μmの厚さを示す。厚いフォトレジスト層20の上面
は、かなりの突起20Aが薄膜部材15の上方に存在し
た状態ででこぼこしている。また、好ましくない非平面
状の構造となってしまう。
いは、薄膜部材15の高さ、アスペクト比(薄膜部材1
5の高さ対フォトレジスト層20の相対厚さ)及び被覆
すべき表面の幾何学形状に依存している。一般に、薄膜
部材の高さ及びアスペクト比が増大するにつれて、フォ
トレジスト・コーティング層の非平坦性はそれに対応し
て増大することが見い出だされてきた。
問題は、非平坦性表面の上に製造される続く層状体もま
た、その結果として、非平坦性となることである。図2
Aないし図2Fは、この問題を図示している。
15が位置している基板10の断面図である。金属材料
から成るシード層25は、部材15の上面に被着してい
る。次いで、フォトレジストから成る層30が、図2B
に示すように、図2Aの構造体上にスピンコートされ
る。部材15は、比較的高い構造体であるので、フォト
レジスト層30は、部材15の上に、高く盛り上った部
分を含み、こうして、非平坦性被覆となる。次いで、フ
ォトレジスト層30は、マスキングされ、露光され、か
つ現像されて、図2Cに示すようにシード層25の上に
開口領域35を形成するようになっている。次いで、得
られた構造体は、電気メッキされ、この結果、開口領域
35が、金属メッキ材料で充填されて、図2Dに図示す
るように、コイル要素40を形成するようになってい
る。次いで、フォトレジスト30を溶材で除去して、図
2Eの構造体を形成するようになっている。図2Eの構
造体を、次いで、エッチングして、シード層25の露出
部分を除去し、図2Fの構造体を形成するようになって
いる。図2Fの構造体のコイル要素40は、望ましくな
いことに非平坦性である。この非平坦性効果は、部材1
5のエッジ近くで悪化している。この望ましくない非平
坦性効果を緩和するため、部材15のエッジ近くのコイ
ル要素を省く方法もあるが、そのため、貴重な表面領域
に無駄が生じてしまう。コイル要素40のメッキの際
に、構造体のエッジ近くのコイル要素のメッキ材料は、
開口領域35からあふれてしまって、コイル要素の短絡
を引き起こしてしまう。こうして、この非平坦性効果に
よって、薄膜構造体の歩留り及び機能性がひどく影響を
受けてしまう。
要素の短絡状態を示さない簡略化した断面図であるが、
図2Gから図2Iは、コイル要素が共に短絡した状態を
詳しく示す。図2Dないし図2Fのそれぞれよりもより
詳細な図である。より詳細には、開口領域35が、コイ
ル要素40を形成すべく、金属メッキ材料が完全に充填
されたとき、メッキ材料は、図2Gに示すように、最も
外側の開口領域35の頂部から「きのこ形」に広がると
共に、きのこ形メッキ材料が共に結合しようとする。こ
のようにして、短絡したコイル要素40が形成される。
次いで、図2Gの構造体は、フォトレジスト層を除去す
べく、溶材に浸されるが、短絡したコイル要素の下方の
フォトレジスト被覆領域にはあいにく溶材が到達し得な
い。このために、望ましくないフォトレジスト被覆領域
には、42で示すように図2Hの構造体中に残る。図2
Hの構造体中は、次いで、露出したシード層25を除去
すべく、エッチング液に浸される。あいにく、この段階
の後、「きのこ形(mushrooming)」に広が
る問題を生じたより外側のコイル要素40は、短絡した
ままである。
決しようとする課題は、薄膜部材上に光イメージ形成可
能材料を実質的に平面な層状体として形成することであ
る。
ば、実質的に平面の薄膜構造体の製造方法が提供され
る。該方法は、基板上に第1の薄膜部材を形成する段階
であって、前記第1の薄膜部材は、実質的に平面の上面
を含むと共に高さを有している。前記方法はまた、前記
基板及び前記第1の薄膜部材を第1の光イメージ形成可
能(photoimageable)層で被覆すること
によって、前記第1の薄膜部材上の前記第1の光イメー
ジ形成可能層に凹凸を形成する段階であって、光イメー
ジ形成可能フィールド部分が、前記第1の光イメージ形
成可能層の残りの部分によって形成され、前記光イメー
ジ形成可能フィールド部分が、前記薄膜部材の前記高さ
に略等しい高さを示してなる前記段階を備えている。前
記方法は更に、前記第1の薄膜部材が、前記光イメージ
形成可能フィールド部分に関して実質的に平面となるよ
うに、光イメージ形成によって、前記凹凸を除去する段
階を備えている。前記方法はまた更に、前記実質的に平
面の第1の薄膜部材及び光イメージ形成可能フィールド
部分に、第2の光イメージ形成可能層を塗布して、実質
的に平面の第2の光イメージ形成可能層を形成する段階
を備えている。前記方法はまた、光イメージ形成によっ
て、前記光イメージ形成可能フィールド部分の上部の前
記第2の光イメージ形成可能層の一部分を除去して、前
記第1の薄膜部材の上部に、実質的に平面の残存する上
部光イメージ形成可能部分を形成する段階を備えてい
る。
している基板110を示している。基板110として使
用できる材料は、アルミナ、シリコンまたは構造的保全
性を示す他の硬質で、実質的に平坦な材料から成る。薄
膜部材115は、この明細書では、代替的に段部と称す
る。薄膜部材115は、単一または多層の構造体である
ことができる。更に詳述すると、薄膜部材115は、単
数または複数の実質的に平面状の層状体を製造すること
が望ましい任意の薄膜構造体を表している。例えば、薄
膜部材115は、単一の層として簡易なものであって
も、または薄膜記録ヘッドまたは他の多層構造体のよう
に複雑であってもよい。
ァイロメータ(surface profilomet
er)を使用して測定される。ここでは、代表的測定値
Tsは、比較的高い垂直プロファイルの薄膜部材115
に対応する略30μmであると仮定する。この特定の例
では、薄膜部材115の幅Wsは、略100μmであ
る。Ts及びWsのこれらの値は、単に例示的なもので
あって、これらに限定されるものととらえるべきではな
い。Tsが決定された後、図示のように、光イメージ形
成可能(photoimageable)材料から成る
電気的絶縁層120が、基板110及び薄膜部材115
上に被着される。層状体120に対する光イメージ形成
可能材料として使用できる種々の光イメージ形成可能材
料は、フォトレジスト及びポリイミドを含んでいる。こ
の方法の好ましい実施例において、ポジ型フォトレジス
トが、層状体120として使用される。簡略化のため
に、層状体120を以下において、フォトレジスト層1
20と称する。例えば、層状体120を形成するのに使
用できる1つのフォトレジストは、ホエシスト・セラニ
ーズ社(Hoechst Celanese)から入手
できるAZ4620フォトレジストである。用いられる
このフォトレジストは、必要ならば特定の応用に対し
て、電気的絶縁特性を示す。
ン装置を使用して、基板110及び薄膜部材115上に
スピンコートされる。代替的に、フォトレジスト層12
0は基板110及び薄膜部材115上にスプレーされ
る。フォトレジスト層120は、その厚さTF が薄膜部
材(即ち段部)115の厚さ、即ちTsと実質的に整合
するように、十分な厚さに塗布される。フォトレジスト
層120が、この様にして塗布されたとき、図3Bに示
すように、薄膜部材115上のフォトレジスト材料に凸
部120Aが生じることとなる。凸部120Aの幅はW
A として規定され、かつ凸部120Aの高さはTA とし
て規定される。議論のために、WA 及びT A はそれぞれ
110μm及び8μmのサンプル値を有すると仮定す
る。再度、これらの値は、単に例示的なものであって、
限定的なものではない。凸部120Aを除外したフォト
レジスト層120の残りの部分は、厚さTF を示すフォ
トレジスト・フィールド部分を指している。図3Bの断
面図を見たときに、フォトレジスト層120は、凸部1
20Aによって分割された2つのフィールド部分を含ん
でいる。実用上、上方から見たとき、凸部120Aを除
外したフォトレジスト層120の残りの部分は、単一の
フィールド部分を形成し得る。
ト・フィールド部分120Bの厚さTF が略±10%以
内に薄膜部材115の厚さTsと等しくなるように、十
分な厚さに塗布される。例えば、30μmの厚さTsを
示す薄膜部材即ち段差部に対して、フォトレジスト層1
20はフォトレジスト・フィールド部分120Bの厚さ
Tsが、薄膜部材115の厚さの±2〜3μm以内にな
るように、塗布される。理想的な場合、薄膜部材115
の厚さTsは、フォトレジスト・フィールド部分120
Bの厚さTF に等しい。
コーティングは、十分な厚さまでフォトレジスト層12
0を形成するのに使用することができるが、薄膜部材1
15が、特に厚く即ち高い場合、フォトレジスト層12
0のフォトレジスト・フィールド部分120Bが、薄膜
部材115の高さと整合するような高さにまで、フォト
レジスト層120を形成するのに、多層フォトレジスト
・コーティングが必要である。一般に、フォトレジスト
の凸部120Aの厚さTA は、フォトレジスト・フィー
ルド部分120Bの厚さTF を下回ることに留意された
い。
0の一部分、即ち凸部120Aは、ここで、マスクを使
用して紫外線に晒される。図3Bの構造体は、次いで現
像され、凸部120Aが除去されて、図3Cの実質的に
平面状の構造体が残される。より詳細には、図3Cの構
造体は、薄膜部材115及びフォトレジスト・フィール
ド部分120Bによって形成される実質的に平面状の上
面125を含んでいる。これらのマスキング、露光及び
現像段階は、総称的に光イメージ形成と称する。
おいて、できるだけ多くの凸部120Aを除去すること
が重要である。こうして、フォトレジスト層120が、
ポジ型フォトレジスから成る場合、全ての凸部120A
を現像剤で除去できるようにすべく、できるだけ多くの
凸部120Aを露光する。露光の際に紫外線が通るマス
ク開口部が、薄膜部材115の幅Wsと同一の幅であれ
ば、薄膜部材115の真上のフォトレジスト層120の
部分のみが、除去されることとなる。このことは、望ま
しくない凹凸の残りの側部の痕跡120C及び120D
を含む、図3Dの非平面構造に帰着する。この望ましく
ない結果を回避するため、マスク開口部は、薄膜部材1
15の幅Wsより幾分大きい。より詳細には、マスク開
口部は、凸部120Aの幅WA と実質的に等しく、かつ
垂直方向に整合している。一般に、マスク開口部の幅
は、Ws+Δに等しい。ここで、ΔはWsの略10から
15%までに等しい。
用いて一層除去するために、フォトレジスト・フィール
ド部分120Bにおけるフォトレジストの状態を助ける
べく、上面125は、紫外線の全面露光(flood
exposure)に、附随的に晒される。全面露光に
おいては、マスクは使用されない。この附随的な「予備
露光」段階は、必要とされるものではないが、フォトレ
ジスト・フィールド部分120Bの続いて行われる除去
作用を簡単にする。
図3Eに示すように、スピンコート、スプレイまたは他
の方法で、図3Cの構造体に塗布される。このフォトレ
ジスト層120は、実質的に平面状であることに留意さ
れたい。次いで、フォトレジスト層130の上面がマス
クされて、フォトレジスト・フィールド部分120Bの
真上のフォトレジスト層130の部分を、紫外線に晒す
ようになっている。このマスキング段階において、薄膜
部材115の真上の上部フォトレジスト層130の部分
が、マスク・オフされてこの領域の露光を防止するよう
になっている。次いで、図3Eの構造体を露光して現像
する。フォトレジスト・フィールド部分120Bが、既
に前述した附随的な予備露光段階で露光されていれば、
上部フォトレジスト層130の露光部分は、フォトレジ
スト・フィールド部分120Bと共に、全て現像剤によ
って同時に除去される。しかしながら、附随的な露光段
階が省略されて、構造体が特に厚ければ、上部フォトレ
ジスト層130の露光部分が除去された後、フォトレジ
スト・フィールド部分120Bを露光するのに別の露光
段階が必要とされ得る。次いで、露光したフォトレジス
ト・フィールド部分120Bを現像して除去する。これ
らのマスキング、露光及び現像段階によって、図3Fに
示すように、フォトレジスト・フィールド部分120B
及び該フォトレジスト・フィールド部分120Bの上部
の上部フォトレジスト層130の部分が除去される。薄
膜部材115の上方に残っている上部フォトレジスト層
130の部分は、残りの上部フォトレジスト部分130
Aとして示されている。
スト部分130Aは実質的に平面状である。このこと
は、図3Gに図示した従来のプロセスの結果とは対称的
である。図3Gは、薄膜部材15の上部の部分20Aを
除いてフォトレジスト層20を露光すべく、図1Cの構
造体がマスクされるときに達成された結果である。次い
で、部分20Aを除いてフォトレジスト層20を除去す
べく、図1Cの構造体が現像される。薄膜部材15の上
部の得られたフォトレジスト部分20Aは、丸みがあっ
て非平面状である。この望ましくない状態は、非平面状
部分20Aの上に続く上部の層状体を製造するとき、及
び非平面状部分20A内に平面状の層状体を製造すると
きに問題となる。
に対して達成された実質的に平面の結果は、2つの異な
る応用に対して使用することができる。一実施例におい
て、フォトレジスト部分130Aは、高温ベーキングま
たは高エネルギー電子ビームに晒すことによって、架橋
されて固化される。このようにして、上部フォトレジス
ト部分130Aは、該上部フォトレジスト部分130A
の上部の続く上部薄膜または他の構造体の形成に対し
て、平面状の安定したベースとして役立つ。図4におい
て分るように、この種の続く上部薄膜構造体を構造体1
35として示している。実用上、構造体135は、単一
の層状体または多層のパターニングしたまたはパターニ
ングされていない構造体であってもよい。
トレジスト部分130Aは、該フォトレジスト部分13
0A内に他の構造体を形成するプロセスの一部として、
光イメージ形成される。例えば、フォトレジスト部分1
30Aは、開口領域140及び145を形成すべく、光
イメージ形成される。開口領域140及び145は、薄
膜部材115中の構造体(図示せず)を接続すべく、例
えば、NiFeまたはCu等の電気的導電性金属でメッ
キされる。こうして、金属部材147及び149が、開
口領域140及び145にそれぞれ形成される。得られ
た構造体の上面150は、開示したプロセスを使用し
て、望ましい平面状となっている。薄膜アッセンブリ1
55は、こうしてフォトレジスト部分130A中に形成
される。フォトレジスト部分130Aに関するこの説明
は、光イメージ形成、メッキ、エッチング及び他のプロ
セスによって、フォトレジスト部分130A内に形成す
ることができる多くの異なる型式の薄膜アッセンブリま
たは構造体の例示的なものに過ぎない。図5の得られた
薄膜アッセンブリは、望ましいことに金属部材147及
び149それにフォトレジスト部分130Aの上面によ
って形成される平面状の上面を達成している。実用上、
薄膜アッセンブリを形成すべくフォトレジスト部分13
0Aを光イメージ形成、メッキまたはエッチングすると
き、この種のメッキまたはエッチングが終了するまで、
フォトレジスト・フィールド部分120Bの除去が遅延
されることに留意されたい。
だ平面状の薄膜部材が、段差部、即ち薄膜部材の上に形
成されるこの代替実施例をより詳細に示している。図6
Aないし図6Hで述べるプロセスは、ここで述べる変更
を除いて、図3Aないし図3Fで先に説明したプロセス
と同様である。図6Aは、薄膜部材215が位置してい
る基板210を示している。基板210及び薄膜部材2
15は、図2Aの基板110及び薄膜部材115と、構
造的に同様である。電気的導電性材料から成るシード層
217が基板表面210にスパッタされる。シード層2
17は続く各層状体のメッキに適した材料から形成され
る。例えば、シード層217は、Cr−NiV、即ち非
磁性ニッケル−バナジウム7%層がこれに続いて形成さ
れるクロムまたは他の接着促進層から形成し得る。シー
ド層217は、続くメッキに対するシードとして機能す
るのに十分な比較的薄い層状体でありさえすれば良い。
例えば、0.1μmの厚さのシード層で十分である。
20が図6Aの構造体の上にスピンコートされる。フォ
トレジスト層220中の凸部(凹凸)220Aは、薄膜
部材215の上方に形成される。図3B参照して説明し
たと同様の方法で、フォトレジスト層220をマスクし
て、露光されないフォトレジスト層の残りの部分を残し
ながら、凹凸220Aを紫外線に晒す。次いで、構造体
を現像して、凹凸220Aを除去し、これによって図6
Cに図示した構造体が得られる。図6Cの構造体の上面
225は実質的に平面状である。フォトレジスト層22
0の各フィールド部分220Bが、薄膜部材215の周
りに残っていることに留意されたい。
225は、現像剤を用いた除去に対して、フォトレジス
ト・フィールド部分220B中のフォトレジストの状態
を助けるべく、紫外線の全面露光に光学的に晒される。
この全面露光の段階においてマスクは使用されない。こ
の段階は必要とされるものではないが、しかしフォトレ
ジスト・フィールド部分220Bの続く除去を簡単にす
ることができる。
スピンコート、スプレイまたは他の方法で図6Cの構造
体の上に塗布されて、図6Dに示す構造体を形成するよ
うになっている。このフォトレジスト層230は、実質
的に平面状であることに留意されたい。続くプロセス段
階で、薄膜部材215の上方のフォトレジスト層230
の部分内に薄膜構造体が形成されることとなる。このこ
とを完遂するため、フォトレジスト層230の上面がマ
スクされて、薄膜部材215の真上のフォトレジスト層
230の部分が露光されると共に、フォトレジスト層2
30の残りの部分をシールドするようになっている。こ
の特定の例において、コイル構造体240は、薄膜部材
215の上方のフォトレジスト層230内に形成され
る。このコイル構造体のコイル要素240は、後に図6
Fにおいて図示する。図6Dと関連したマスキング段階
において、薄膜部材215の上方のフォトレジスト層2
30の部分がマスクされて、開口部を含んで続く現像段
階で各開口領域245が形成されることとなる場所のフ
ォトレジスト層の部分を露光するようになっている。次
いで、マスクされた構造体が、露光され現像されて各開
口領域245を含む図6Eの構造体を形成する。
域245を充填すべく、例えば銅(Cu)等の金属材料
によるメッキが行われて、図6Fに示すコイル構造体2
40を形成する。次いで、図6Fの構造体は、紫外線に
対して全面露光される。次いで、露光されたフォトレジ
スト層230は、現像剤によって除去される。フォトレ
ジスト・フィールド部分220Bが、予め説明した光学
的露光段階で既に露光されていれば、この「予備露光」
作用は、上部フォトレジスト層230の露光された部分
が、現像剤によって除去されるのと同時に、フォトレジ
スト・フィールド部分220Bが除去されるのを助長す
る。しかしながら、「予備露光」段階が実行されなく
て、構造体が特に厚ければ、前述した現像の後に、フォ
トレジスト・フィールド部分220Bを完全に除去する
ために、再露光及び再現像することが必要となり得る。
(図6G)
アンモニウム等の選択性エッチング液に浸して、シード
層217の露光した部分を除去することによって、図6
Hの構造体を形成する。こうして、コイル要素240を
含む実質的に平面状の薄膜構造体250が、薄膜部材2
15上に形成される。薄膜構造体250が、コイル要素
240の他に、他の薄膜要素も含み得ることは言うまで
もない。例えば、薄膜構造体250は、フォトレジス
ト、絶縁体、接続金属ランナ、及び磁極を含むことがで
きる。
て称してきたが、実用上コイル要素240は、より大き
なコイル構造体の一部分を形成し得ることは言うまでも
ない。薄膜構造体250上の付加的層状体は、この種の
コイル構造体の任意の残りの部分を形成するのに使用す
ることができる。図6Aから図6Hまでに示す構造体の
目的は、どのようにして、例えば薄膜構造体250等の
サンプルの平面状薄膜構造体を薄膜部材215上に形成
することができるかを図示することである。特定の薄膜
構造体250以外の多くの他の型式の薄膜構造体を、こ
こで説明した技術を使用してプレーナ式に薄膜部材21
5上に形成することが可能である。
フローチャートである。この特定の実施例において、プ
ロセスの流れは薄膜部材115を基板110上に形成す
るブロック300から開始する。次いで、薄膜部材11
5の高さが、ブロック302にて決定される。次いで、
ブロック305により、フォトレジスト層120を基板
110及び薄膜部材115上に形成する。次いで、ブロ
ック310により、得られた構造体をマスクし、紫外線
で露光し、現像して、薄膜部材115から凹凸を除去す
る。ブロック310は、光イメージ形成段階である。附
随的段階は、後の、上部フォトレジスト層130の部分
を除去した後に対立するものとして、プロセスの流れの
この時点において、フォトレジスト・フィールド120
Bを露光するために準備されたブロック315にて指定
される。次いで、プロセスの流れは、上部フォトレジス
ト層130が形成されるブロック320に続く。次い
で、ブロック325により、上部フォトレジスト層13
0は、薄膜部材115の上方でマスクされ紫外線で露光
される。このようにして、薄膜部材115上の上部フォ
トレジスト層130の部分を露光しないまま、フォトレ
ジスト・フィールド120B上の上部フォトレジスト層
130の部分を露光する。次いで、ブロック330によ
り、得られた構造体を現像してフォトレジスト・フィー
ルド120B上の上部フォトレジスト層130の部分を
除去するようになっている。附随的段階が実行されなか
ったら、ブロック330の後で、薄膜部材上の上部フォ
トレジスト層130の部分上のマスクを維持しながら、
フォトレジスト・フィールド120Bを露光することが
必要である。次いで、ブロック340において、フォト
レジスト・フィールド120Bを現像装置によって除去
する。この時点で、すくなくとも2つのオプションが可
能である。ブロック345により、薄膜部材115上の
残りの上部フォトレジスト部分130Aを架橋し、固化
して続く薄膜構造体135が形成される実質的に平面の
ベースを生成するようになっている。代替的に、ブロッ
ク350において、光イメージ形成、エッチング、メッ
キまたはこれらまたは他の薄膜技術の組合わせによっ
て、残りの上部フォトレジスト部分130A内に、薄膜
構造体を形成する。この種の薄膜構造体は、残りの上部
フォトレジスト層の代わりに薄膜部材315上に形成す
ることもできる。
板上に位置している薄膜部材上への、光イメージ形成可
能な材料から成る実質的に平面状の層状体の形成がもた
らされる。薄膜構造体の均一性、品質及び信頼性は、こ
の方法の応用によって、相当高められる。
してきたが、多くの修正及び変更が生じ得るであろう。
したがって、特許請求の範囲は、この発明の真の精神に
もとることのないこの種の修正及び変更を全て包含しよ
うとするものであることは言うまでもない。
トされた低いプロファイルの薄膜部材の断面図、図1B
は比較的薄いフォトレジスト層でコートされた高いプロ
ファイルの薄膜部材の断面図、図1Cは比較的厚いフォ
トレジスト層でコートされた高いプロファイルの薄膜部
材の断面図である。
含む基板の断面図、図2Bはフォトレジスト層の塗布後
の図2Aの構造体の断面図、図2Cはフォトレジスト中
に開口領域を生成すべく、構造体を光イメージ形成した
後の図2Dの構造体の断面図、図2Dは開口領域を金属
メッキ材料で完全にメッキした後の図2Cの構造体の断
面図、図2Eはフォトレジスト層を除去した後の図2D
の構造体の断面図、図2Fは非平坦性のコイル要素を示
す断面図、図2Gから図2Iまでは、メッキ材料の開口
領域における”あふれ”を示し、かつコイル要素の短絡
状態を示す断面である。
基板の断面図、図3Bはフォトレジスト層の塗布後の図
3Aの構造体の断面図、図3Cはフォトレジスト中の凹
凸を除去した後の図3Bの構造体の断面図、図3Dはフ
ォトレジスト中の凹凸の一部分を除去した後の図3Bの
構造体の断面図、図3Eは上部フォトレジスト層の塗布
後の図3Cの構造体の断面図、図3Fは薄膜部材上方の
フォトレジスト材料の部分を除いてフォトレジスト材料
を除去して、実質的に平面の構造体を得た後の図3Eの
構造体の断面図、図3Gは薄膜部材上方のフォトレジス
ト材料の部分を除いてフォトレジスト材料を除去して、
非平面状の構造体を得た後の図1Cの従来の構造体の断
面図である。
的な層状体または構造体を形成した後の図3Fの構造体
の断面図である。
ンブリまたは構造体を形成した後の図3Fの構造体の断
面図である。
基板の断面図、図6Bはフォトレジスト層の塗布後の図
6Aの構造体の断面図、図6Cはフォトレジスト中の凹
凸を除去した後の図6Bの構造体の断面図、図6Dは上
部フォトレジスト層を構造体上に塗布した後の図6Cの
構造体の断面図、図6Eは光イメージ形成によって、上
部フォトレジスト層中に開口領域を形成した後の図6D
の構造体の断面図、図6Fは開口領域を電気的導電性材
料で完全にメッキした後の図6Eの構造体の断面図、図
6Gはフォトレジスト層及びフォトレジストフィールド
部分の除去された図6Fの構造体の断面図、及び6Hは
シード層の露光部分を除去した後の図6Fの構造体の断
面図である。
階を図示するフローチャートである。
Claims (44)
- 【請求項1】 実質的に平面の薄膜構造体を製造する方
法において、 基板上に、実質的に平面の上面を含むと共にある高さを
有するような薄膜部材を形成するための第1薄膜部材形
成段階と、 前記基板及び前記第1薄膜部材を第1の光イメージ形成
可能層で被覆して、前記第1薄膜部材上の前記第1の光
イメージ形成可能層に凹凸を形成する段階であって、光
イメージ形成可能フィールド部分が、前記第1の光イメ
ージ形成可能層の残りの部分によって形成され、前記光
イメージ形成可能フィールド部分が、前記第1薄膜部材
の前記高さに略等しい高さを示してなる前記凹凸形成段
階と、 前記第1薄膜部材が、前記光イメージ形成可能フィール
ド部分に関して実質的に平面となるように、光イメージ
形成によって前記凹凸を除去する段階と、 前記実質的に平面の第1薄膜部材及び光イメージ形成可
能フィールド部分に、第2の光イメージ形成可能層を塗
布して、実質的に平面の第2の光イメージ形成可能層を
形成する段階とを具備したことを特徴とする薄膜構造体
の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、光イメー
ジ形成によって、前記光イメージ形成可能フィールド部
分の上部の前記第2の光イメージ形成可能層の部分を除
去して、前記第1薄膜部材の上部に、実質的に平面の残
存する上部光イメージ形成可能部分を形成する段階を更
に具備したことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法において、光イメー
ジ形成によって、前記光イメージ形成可能フィールド部
分を除去する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜
構造体の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の方法において、 前記残存する上部光イメージ形成可能部分を露光する段
階と、 前記残存する上部フォトレジシト部分を現像する段階
と、 前記残存する上部光イメージ形成可能部分の上部に第2
薄膜部材を形成する段階とを更に具備したことを特徴と
する薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2記載の方法において、前記残存
する上部光イメージ形成可能部分内に、薄膜アッセンブ
リを形成する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜
構造体の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の方法において、前記基板
を覆う段階に先立って、前記第1薄膜部材の前記高さを
決定する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造
体の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の方法において、前記基板
を覆う段階は、前記光イメージ形成可能フィールド部分
の高さが、前記第1薄膜部材の高さの略10%内になる
までに、前記基板及び第1薄膜部材に光イメージ形成可
能材料を塗布する段階を含むことを特徴とする薄膜構造
体の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の方法において、前記基板
を被覆する段階は、ポジ型光イメージ形成可能材料を用
いて、前記基板及び第1薄膜部材を覆う段階を含むこと
を特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の方法において、前記第1
薄膜部材の幅に比して、略15%だけ幅が広い開口部を
有するマスクを用いて、前記第1の光イメージ形成可能
層をマスキングする段階を更に具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の方法において、前記マ
スクを通して、前記第1の光イメージ形成可能層を露光
する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体の
製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において、前記
凹凸を除去すべく、前記第1の光イメージ形成可能層を
現像する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造
体の製造方法。 - 【請求項12】 請求項2記載の方法において、前記光
イメージ形成によって、前記光イメージ形成可能フィー
ルド部分の上部の前記第2の光イメージ形成可能層の部
分を除去する段階は、前記第1薄膜部材の上方の前記第
2の光イメージ形成可能層の部分をマスキングして、そ
の除去を防止するようにした段階を具備したことを特徴
とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項13】 請求項2記載の方法において、前記第
1薄膜部材の上方の前記第2の光イメージ形成可能層の
一部分を除いて、前記第2の光イメージ形成可能層を露
光する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体
の製造方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の方法において、前記
フィールド部分の上部の前記第2の光イメージ形成可能
層の一部分を除去すべく、前記第2の光イメージ形成可
能層を現像する段階を更に具備したことを特徴とする薄
膜構造体の製造方法。 - 【請求項15】 請求項1記載の方法において、前記凹
凸を除去する段階の後であって、前記第2の光イメージ
形成可能層を塗布する段階の前に、前記光イメージ形成
可能フィールド部分を露光する段階を更に具備したこと
を特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項16】 実質的に平面の薄膜構造体を製造する
方法において、 基板上に第1薄膜部材を形成する段階であって、前記薄
膜部材が、実質的に平面の上面を含むと共に、ある高さ
を有する第1薄膜部材形成段階と、 第1のフォトレジスト層を用いて、前記基板及び前記第
1薄膜部材を被覆することによって、前記第1薄膜部材
上の前記第1のフォトレジスト層中に凹凸を形成する段
階であって、フォトレジスト・フィールド部分が、前記
第1のフォトレジスト層の残りの部分によって形成さ
れ、前記フォトレジスト・フィールド部分が、前記第1
薄膜部材の前記高さと略等しい高さを示してなる前記凹
凸形成段階と、 前記第1薄膜部材が、前記フォトレジスト・フィールド
部分に関して実質的に平面となるように、光イメージ形
成によって、前記凹凸を除去する段階と、 前記実質的に平面の第1薄膜部材及びフォトレジスト・
フィールド部分に、第2のフォトレジスト層を塗布する
段階と、 光イメージ形成によって、前記フォトレジスト・フィー
ルド部分の上部の前記第2のフォトレジスト層の一部分
を除去して、前記薄膜部材の上部に実質的に平面の残存
する上部フォトレジスト部分を形成する段階と、 光イメージ形成によって、前記フォトレジスト・フィー
ルド部分を除去する段階とを具備したことを特徴とする
薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項17】 請求項16記載の方法において、 前記残存する上部フォトレジスト部分を露光する段階
と、 前記残存する上部フォトレジスト部分を現像する段階
と、 前記残存する上部フォトレジスト部分の上部に第2の薄
膜部材を形成する段階とを更に具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項18】 請求項16記載の方法において、前記
残存する上部フォトレジスト部分内に、薄膜アッセンブ
リを形成する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜
構造体の製造方法。 - 【請求項19】 請求項16記載の方法において、前記
基板を被覆する段階に先立って、前記第1薄膜部材の前
記高さを決定する段階を更に具備したことを特徴とする
薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項20】 請求項16記載の方法において、前記
基板を被覆する段階は、前記フォトレジスト・フィール
ド部分の高さが、前記第1薄膜部材の高さの略10%内
になるまでに、前記基板及び第1薄膜部材にフォトレジ
ストを塗布する段階を含むことを特徴とする薄膜構造体
の製造方法。 - 【請求項21】 請求項16記載の方法において、前記
基板を被覆する段階は、ポジ型フォトレジストを用い
て、前記基板及び第1薄膜部材を被覆する段階を含むこ
とを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項22】 請求項21記載の方法において、前記
第1薄膜部材の幅に比して、略15%だけ幅が広い開口
部を有するマスクを用いて、前記第1のフォトレジスト
層をマスキングする段階を更に具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項23】 請求項22記載の方法において、前記
マスクを通して、前記第1のフォトレジスト層を露光す
る段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体の製
造方法。 - 【請求項24】 請求項23記載の方法において、前記
凹凸を除去すべく、前記第1のフォトレジスト層を現像
する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体の
製造方法。 - 【請求項25】 請求項16記載の方法において、前記
光イメージ形成によって、前記フォトレジスト・フィー
ルド部分の上部の前記第2のフォトレジスト層の一部分
を除去する段階は、前記第1薄膜部材の上方の前記第2
のフォトレジスト層の一部分をマスキングして、その除
去を防止するようにした段階を具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項26】 請求項25記載の方法において、前記
第1薄膜部材の上方の前記第2のフォトレジスト層の一
部分を除いて、前記第2のフォトレジスト層を露光する
段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体の製造
方法。 - 【請求項27】 請求項26記載の方法において、前記
フィールド部分の上部の前記第2のフォトレジスト層の
一部分を除去すべく、前記第2のフォトレジスト層を現
像する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体
の製造方法。 - 【請求項28】 請求項16記載の方法において、前記
凹凸を除去する段階の後であって、前記第2のフォトレ
ジスト層を塗布する段階の前に、前記フォトレジスト・
フィールド部分を露光する段階を更に具備したことを特
徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項29】 プレーナ薄膜構造体を製造する方法に
おいて、 基板上に、実質的に平面の上面を含むと共にある高さを
有するような薄膜部材を形成するための第1薄膜部材形
成段階と、 前記基板及び前記第1薄膜部材を第1の光イメージ形成
可能層で被覆して、前記第1薄膜部材上の前記第1の光
イメージ形成可能層に凹凸を形成する段階であって、光
イメージ形成可能フィールド部分が、前記第1の光イメ
ージ形成可能層の残りの部分によって形成され、前記光
イメージ形成可能フィールド部分が、前記第1の薄膜部
材の前記高さに略等しい高さを示してなる前記凹凸形成
段階と、 前記第1薄膜部材が、前記光イメージ形成可能フィール
ド部分に関して実質的に平面となるように光イメージ形
成によって前記凹凸を除去する段階と、 前記凹凸が除去された前記第1薄膜部材の上部に第2の
薄膜部材を形成する段階とを具備したことを特徴とする
薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項30】 請求項29記載の方法において、前記
第2の薄膜部材を形成する段階は、前記実質的に平面の
第1薄膜部材及び光イメージ形成可能フィールド部分の
上に第2の光イメージ形成可能層を形成して、実質的に
平面の第2の光イメージ形成可能層を形成する段階を備
えたことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項31】 請求項30記載の方法において、前記
第2の光イメージ形成可能層を光イメージ形成して、そ
の中に開口領域を形成するようにした段階を更に具備し
たことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項32】 請求項31記載の方法において、前記
開口領域に薄膜構造体を形成する段階を更に具備したこ
とを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項33】 請求項30記載の方法において、前記
基板を被覆する段階に先立って、前記第1薄膜部材上に
シード層を形成する段階を更に具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項34】 請求項33記載の方法において、前記
第2の薄膜部材を形成する段階は、前記シード層及び光
イメージ形成可能フィールド部分の上に、第2の光イメ
ージ形成可能層を塗布して、実質的に平面の第2の光イ
メージ形成可能層を形成するようにした段階を備えたこ
とを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項35】 請求項34記載の方法において、前記
第2の光イメージ形成可能層を光イメージ形成して、そ
の中に開口領域を形成するようにした段階を更に具備し
たことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項36】 請求項35記載の方法において、前記
シード層をシードとして使用して前記開口領域を電気メ
ッキして、前記開口領域にメッキした構成要素を形成す
るようにした段階を更に具備したことを特徴とする薄膜
構造体の製造方法。 - 【請求項37】 請求項35記載の方法において、前記
第2の光イメージ形成可能層を除去する段階を更に具備
したことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項38】 請求項37記載の方法において、前記
シード層が、前記メッキした構成要素の間に露出した部
分を含むことと、前記方法が、前記シード層をエッチン
グして、前記シード層の前記露出した部分を除去するよ
うにした段階を更に具備したこと、とを特徴とする薄膜
構造体の製造方法。 - 【請求項39】 請求項29記載の方法において、前記
基板を被覆する段階に先立って、前記第1薄膜部材の前
記高さを決定する段階を更に具備したことを特徴とする
薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項40】 請求項39記載の方法において、前記
基板を被覆する段階は、前記光イメージ形成可能フィー
ルド部分の前記高さが、前記第1薄膜部材の前記高さの
略10%内になるまでに、前記基板及び第1薄膜部材に
光イメージ形成可能材料を塗布する段階を含むことを特
徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項41】 請求項29記載の方法において、前記
基板を被覆する段階は、ポジ型光イメージ形成可能材料
を用いて、前記基板及び第1薄膜部材を被覆する段階を
含むことを特徴とする薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項42】 請求項41記載の方法において、前記
薄膜部材の幅に比して、略15%だけ幅が広い開口部を
有するマスクを用いて、前記第1の光イメージ形成可能
層をマスキングする段階を更に具備したことを特徴とす
る薄膜構造体の製造方法。 - 【請求項43】 請求項42記載の方法において、前記
マスクを通して、前記第1の光イメージ形成可能層を露
光する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造体
の製造方法。 - 【請求項44】 請求項43記載の方法において、前記
凹凸を除去すべく、前記第1の光イメージ形成可能層を
現像する段階を更に具備したことを特徴とする薄膜構造
体の製造方法。
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