JPH08234807A - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

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JPH08234807A
JPH08234807A JP5805895A JP5805895A JPH08234807A JP H08234807 A JPH08234807 A JP H08234807A JP 5805895 A JP5805895 A JP 5805895A JP 5805895 A JP5805895 A JP 5805895A JP H08234807 A JPH08234807 A JP H08234807A
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JP5805895A
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Yasuhiro Harada
靖裕 原田
Masaaki Nakajima
政昭 中島
Hiroyuki Arakawa
博之 荒川
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機器モデルの動特性を実際の機器の動特性と一
致させる同定を、使用頻度の小さい領域でも精度よく行
えるようにする。 【構成】エンジン21Aに対応した機器モデル21Bの
動特性(例えばトルク特性)が、例えば点火時期をパラ
メ−タとして設定されている。この点火時期とトルクと
の計算上の対応関係を調整するための標準的なデータ
が、エンジン21Aから実験的に求められた標準特性α
として記憶されている。標準特性αは、例えばX軸とY
軸とを有するマップ形式でもって記憶されている。使用
頻度の小さい領域のときは、使用頻度の大きい領域にお
いて得られている同定用データに合うように、標準特性
αがX軸方向、Y軸方向にオフセットされて、このオフ
セット後の標準特性αから得られるデータによって、使
用頻度の小さい領域での同定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機器の制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】機器を実際に動かすことなく機器に対す
る制御の評価を行なうため、機器の動特性をモデル化し
て、このモデル化された機器モデルと、機器に対する制
御ロジックと同一の制御ロジックからなる制御モデルと
を組み合わせることが提案されている(特開平4−15
9439号公報参照)。
【0003】また、最近では、機器とこれに対して実際
に制御を行なう実制御系に加えて、上述した機器モデル
を利用したシュミレ−ションシステムを設けて、シュミ
レ−ション結果を実制御系に反映させることにより、機
器の実際の制御がより良好に行なわれるようにすること
が考えられている。特開平6−324714号公報に
は、機器モデルの動特性を実際の機器の動特性に合致さ
せるための同定手段を設けて、この同定手段による同定
後に機器モデルを用いたシュミレ−ションを行なって、
実際の機器における固体差や経年変化等にも適切に対処
できるようにしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機器モデル
を同定するには、実際の機器の入力と出力とをみる必要
があるため、ある程度同じ運転状態が長く継続すること
が必要になる。この一方、機器の使用条件等によって
は、使用頻度が大きい(高い、多い)領域のみならず、
使用頻度が極めて小さい(低い、少ない)領域というも
のも存在し、このような使用頻度の小さい領域では機器
モデルの同定が十分に行われないものとなってしまう。
このことは、使用頻度の小さい領域においてシュミレ−
ションが精度よく行われないことの大きな原因となり、
この点において何等かの対策が望まれることになる。
【0005】したがって、本発明の目的は、機器の使用
頻度が小さい領域での機器モデルの同定の精度を高める
ことのできるようにした機器の制御装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、機器と機器に対して実際に制御を行なう実制御系
とを備えた機器の制御装置において、機器の入力と出力
との対応関係に基づいて、機器の動特性を動特性設定パ
ラメ−タを用いてモデル化した機器モデルと、前記動特
性設定パラメ−タについての標準的なデータを標準特性
として記憶した記憶手段と、前記実制御系による機器の
制御中に、前記実制御系と同一の制御ロジックでもって
前記機器モデルを制御して、機器の入力と出力との対応
関係に対して該機器モデルにおける入力と出力との対応
関係が一致するように前記動特性設定パラメ−タを調整
する同定手段と、前記同定手段により同定された前記機
器モデルを制御して所定のシュミレ−ションを行うシュ
ミレ−ション手段と、前記シュミレ−ション手段による
シュミレ−ションによって得られた評価結果を前記実制
御系に反映させる制御反映手段と、機器の使用頻度が大
きい領域であるか小さい領域であるかを判別する使用頻
度判別手段と、を備え、前記同定手段が、前記使用頻度
判別手段により機器の使用頻度が大きい領域であると判
別されたときに、前記標準特性を用いることなく前記動
特性設定パラメ−タを調整する第1同定手段と、前記使
用頻度判別手段により機器の使用頻度が小さい領域であ
ると判別されたときに、前記標準特性に基づいて前記動
特性設定パラメ−タを調整する第2同定手段とを備えて
いる、ような構成としてある。上記構成を前提とした本
発明の好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項
2以下に記載した通りである。
【0007】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
機器の使用頻度の小さい領域での機器モデルの同定を、
標準特性に基づいて行うので、標準特性を利用すること
なく同定を行う場合に比して、同定の確信度を高いもの
とすることができる。
【0008】請求項2に記載したような構成とすること
により、X軸要素とY軸要素とを有する一般的なマップ
の形式で標準特性を設定することができ、また第2同定
手段による同定を上記標準特性をX軸方向、Y軸方向に
オフセットするという簡単な手法によって行うことがで
きる。
【0009】請求項3に記載したような構成とすること
により、マップ化された標準特性と機器の使用頻度確認
のためのゾーンとを関連づけて、標準特性とゾーンとの
相関関係を簡単化することができる。
【0010】請求項4に記載したような構成とすること
により、使用頻度が大きくて同定に十分余裕のある第1
同定手段による同定を、機器モデルの定常モデルと過渡
モデルとの両方に対して行って、機器モデルの動特性を
実際の機器の動特性に精度よく近付ける上で好ましいも
のとなる。一方、使用頻度が小さく同定に余裕がない第
2同定手段による同定を、定常モデルと過渡モデルとの
いずれか一方のみとして、余裕のない範囲での同定を確
実に行う上で好ましものとなる。
【0011】請求項5に記載したような構成とすること
により、第2同定手段により同定されている精度のよい
デ−タを利用して、第1同定手段による同定をより精度
よく行う上で好ましいものなる。
【0012】請求項6に記載したような構成とすること
により、各区画ゾーン間でのデータのばらつきつまり同
定のバラツキを、回帰曲線を利用して解消して、全体と
して同定の精度を高める上で好ましいものとなる。
【0013】請求項7に記載したような構成とすること
により、エンジンにおける動特性として重要なトルク特
性を標準特性として、第2同定手段による同定をこの重
要なトルク特性に基づいて行うことができる。
【0014】請求項8に記載したような構成とすること
により、エンジンアイドル回転数制御について、請求項
1ないし請求項7に対応した効果を得て、アイドル回転
数制御をより良好に行う上で好ましいものとなる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。なお、実施例では、アイドル回転数制御
(ISC)とされて、制御対象となる機器が吸入空気量
調整用のISCバルブとされている。
【0016】図1〜図4の説明
【0017】図1において、1はエンジンの吸気通路
で、その上流側から下流側へ順次、エアクリ−ナ2、エ
アフロ−メ−タ3、スロットル弁4が配設されている。
吸気通路1には、スロットル弁4をバイパスするバイパ
ス通路6が設けられ、このバイパス通路6には、アイド
ル回転数調整手段としてISCバルブ7が接続されてい
る。
【0018】ISCバルブ7は、バイパス通路6を通過
する吸入空気量を調整してアイドル回転数を調整するた
めのもので、電磁式のアクチュエ−タ5によってその開
度が連続可変式に制御されるようになっている。すなわ
ち、アクセル開度が零でかつエンジン回転数が所定回転
数以下となったアイドル運転中は、エンジン回転数が目
標アイドル回転数(例えば700rpm)となるよう
に、ISCバルブ7が制御される。このISCバルブ7
つまりアクチュエ−タ5を制御するための制御ユニット
が符号Uで示され、この制御ユニットUによる制御のた
めに用いられる信号をピックアップするセンサあるいは
スイッチ群がまとめて符号Sで示される。制御ユニット
Uからアクチュエ−タ5への出力値は、目標アイドル回
転数とするための制御値としてのデュ−ティ比とされ
る。なお、前記スイッチス群Sに含まれるものとして
は、後述する制御のために必要な各種のものがとされ、
例えば、スロットル開度センサ(特にスロットル開度が
零であることを検出するセンサ)、エンジン回転数を検
出するセンサ等がある。
【0019】図2は、制御ユニットUにおける制御内容
をブロック図的に示したものであり、図中実機エンジン
として示される符号21A部分を除いた各部分が含まれ
るものとなっている。この図2において、大別して、符
号U1で示すものが実際のエンジン21Aを制御する実
制御系であり、符号U2で示すものが実際のエンジン2
1Aに対応した機器モデル21Bに対する制御を行なう
モデル制御系である。
【0020】実制御系U1は、フィ−ドバック制御用の
積分回路22Aと、現代制御の主たる構成要素となるオ
ブザ−バ回路23Aとを備えている。実制御系U1に
は、目標アイドル回転数NTが入力されて、減算器24
Aによって、当該NTと実際のエンジン回転数(アイド
ル回転数)NE1との偏差が積分回路22Aに入力され
る。
【0021】オブザ−バ回路23Aは、実際のエンジン
回転数NE1と実機エンジン21Aに対する入力値つま
りアクチュエ−タ5に対するデュ−ティ比とに基づい
て、所定の制御値を演算する。そして、オブザ−バ回路
23Aで演算された制御値と積分回路22Aからの出力
値との偏差が減算器25Aで演算されて、この演算結果
が、実機エンジン21Aに対する入力値とされる(オブ
ザ−バ回路23Aに対する入力値とされる)。
【0022】一方、モデル制御系U2は、実機エンジン
の動特性をモデル化した機器モデル(ハ−ドモデル)2
1Bを制御する。この機器モデル21Bは、実機エンジ
ン21Aの入力値に対する出力値との対応関係に基づい
て設定されて、実機エンジン21Aの動特性と完全に一
致している状態では、同じ入力値に対して同じ出力値と
なるように設定されている。この機器モデル21Bに対
するモデル制御系U2は、制御系U1と同じ制御ロジッ
クとなるように設定されていて、制御系U1における構
成要素と対応する構成要素には、制御系U1における符
号「A」に代えて「B」の符号を用いて示してある。そ
して、制御系U1とU2とにおける入力値としての目標
アイドル回転数はNTとして共通化され、実制御系U1
における出力値は実機エンジン21Aにおけるエンジン
回転数NE1とされ、モデル制御系U2における出力値
は演算されたエンジン回転数NE2とされる。
【0023】上記両制御系U1、U2は、管理回路26
により管理されて、後述するように、機器モデル21B
の動特性を調整する同定、シュミレ−ションによる実制
御系U1の制御定数の最適化や制御ロジックの最適化の
ための制御が行なわれる。このため、機器モデル21B
の動特性を調整する同定回路28、実制御系U1の制御
定数を調整する調整回路27が設けられて、両回路27
と28とは管理回路26の制御下において作動される。
【0024】図3は、図2における機器モデル21Bの
具体例を示すものである。回路R3は、エンジン発生ト
ルクの大きさを得るためのもので、このためのパラメ−
タとして、充填量Q、燃料噴射量TP、点火時期IGが
用いられる。この回路R3で用いられる充填量Qを得る
ために、回路R1、R2、R4での各処理が行なわれる
が、回路R1でのTVOはスロットル開度、回路R2で
のDutyはアクチュエ−タ5へのデュ−ティ比を示す。
回路R1とR2からの出力同士は、加算器R8により加
算された後、回路R4での遅れ処理がなされた後、充填
量Qとして回路R3へ出力される。
【0025】また、回路R6は、エンジンの損失トルク
を示すもので、充填効率、ポンピングロスデ−タが含ま
れる。この回路R6での損失トルクがTHとされ、この
THと回路R3からの出力とが減算器R9により減算さ
れて、この減算された後のトルクTが回路R7に入力さ
れる。回路R7では、ここに示す式にしたがって、モデ
ル制御系U2におけるエンジン回転数NE2を演算す
る。なお、R1、R2、R4、R5が過渡モデルであ
り、R3、R6、R7が定常モデルとなる。
【0026】図2に示すモデル制御系U2における回路
22B、23Bの各特性式が、図4に示される。この図
4において、「i」はサフィックスであり、KIは積分
回路22Bの制御定数(積分定数)、K1〜K7はオブ
ザ−バ回路23Bの制御定数である。オブザ−バ回路2
3Bの特性式では、出力値NE(NE2)の今回値と前
回値、およびアクチュエ−タ5に対するデュ−ティ比の
うち前回値から5回前までの値が用いられて、合計7つ
の値が演算用パラメ−タとして用いられる。
【0027】ここで、実制御系U1における回路22
A、23Aにおける特性式は、図4に示す回路22B、
23Bの特性式と同じように設定されている(回路22
B、23Bの特性式が、回路22A、23Aに合せて設
定されている)。
【0028】図5〜図10の説明
【0029】制御ユニットUは、マイクロコンピュ−タ
を利用して、図2における制御系U1とU2および回路
26〜28を含むものとして構成されており、以下その
制御内容について、図5〜図10を参照しつつ説明す
る。なお、図5のフロ−チャ−トは、全体制御であり、
図6、図7は同定の制御であり、同定後機器モデル21
Bを利用したシュミレ−ションおよびシュミレ−ション
による評価結果の実制御系への反映については図9、図
10に示される。なお、後述する制御は全て、車両の停
車中であることを前提に行なわれるものとなっている。
【0030】(1)図8の説明(標準特性と区画ゾーン設
定)
【0031】図8は、トルクと点火時期とをパラメ−タ
として設定されたマップで、図中一点鎖線で示す特性線
つまり標準特性αは、ある点火時期において所定トルク
を得るためのデータを示すもので、実機エンジン21A
の標準的なトルク特性と合致するようにあらかじめ実験
により求められて、制御ユニットUのROM(記憶手
段)に記憶されている。X軸に点火時期、Y軸にトルク
とされているが、この標準特性αは、エンジンのトルク
特性に大きな影響を与える各種パラメ−タ毎に多数枚用
意されている(図8は、図3の回路R3対応で、少なく
とも吸入空気量Q、燃料噴射パルスTPとの組み合わせ
の枚数分有し、この他、エンジン回転数やエンジン冷却
水温度についての組み合わせの枚数とすることもでき
る)。そして、標準特性α上のデータを用いることによ
り、上記回路R3において計算上得られる計算トルク
が、実機エンジン21Aの標準的なトルクと一致するこ
とになる。
【0032】図8に示すような各マップは、X軸方向お
よびY軸方向に多数分割されて、多数の区画ゾーンが設
定される。すなわち、図8のマップ上において、X軸上
にn分割、Y軸上にm分割されているとすると、区画ゾ
ーンの総数はm×n個となり、各区画ゾーンの座標位置
はPXYとして示される(X=1、2・・・・n、Y=
1、2・・・・m)。なお、標準特性αは、図8のマッ
プ上においてデジタル設定されたデータ値同士を滑らか
に結んで得られるものである。
【0033】実機エンジン21Aの使用頻度が、各区画
ゾーン毎に記憶されていく。例えば、ある同じ区画ゾー
ンでの実機エンジン21Aの運転が継続しているとき、
所定時間毎にカウント値が増加されて、このカウント値
が大きいほど使用頻度が大きいものとなる。いったん記
憶された上記カウント値は、保存されて、次に同じ区画
ゾーンで実機エンジン21Aが運転されると、カウント
値が増加される。
【0034】(2)図5の説明(全体制御)
【0035】図5のZ(ステップ−以下同じ)51にお
いて、図8で説明した区画ゾーンのうち、現在の実機エ
ンジン21Aの運転状態に対応した区画ゾーンでの使用
頻度が確認される。次いで、Z52において、現在の区
画ゾーンの使用頻度が所定値よりも小さい使用頻度小の
区画ゾーンであるか否かが判別される。このZ523の
判別でNOときは、使用頻度が大の区画ゾーンであっ
て、機器モデル21Bの同定をおこなうのに十分なデ−
タ(余裕)があるときであり、このときはZ56におい
て、図8の標準特性αを利用しない後述する同定(第1
同定)が行われる。
【0036】Z52の判別でYESのときは、Z53に
おいて、現在の区画ゾーンの近くに、使用頻度の大きい
区画ゾーンが存在するか否かが判別される。このZ53
の判別でNOのときは、Z54において、図8に示す標
準特性からそのまま機器モデル21B同定用のデータが
選択される(標準特性通りの同定実行−第2同定)。ま
た、Z53の判別でYESのときは、使用頻度大の区画
ゾーンのデータと標準特性とを利用した後述する同定
(第2同定)が行われる。
【0037】前記Z54、Z55あるいはZ56の後
は、Z57において、機器モデル21Bを利用したシュ
ミレ−ションとシュミレ−ションの評価結果を実制御系
U1に反映する制御が行われるが、この点については後
述する。
【0038】(3)図9、図10の説明(シュミレ−ショ
ンで図5のZ57の内容)
【0039】図5のZ57の内容が、図9、図10に示
される。先ず、図9のZ1において、実際のエンジン回
転数NE1が所定回転数NBよりも大きいか否かが判別
される。このZ1の判別でYESのときは、Z2におい
て、パルス発生器を利用してフラグのセット、リセット
がなされる。すなわち、1分経過毎に1秒間だけフラグ
が1にセットされ、それ以外はフラグは0にリセットさ
れた状態とされる。Z2の後、Z3において、フラグが
1であるか否かが判別される。Z3の判別でYESのと
きのときは、目標アイドル回転数NTに所定回転数α
(α>0で、例えば50〜100rpm)を加算して、
ステップ状に所定期間だけ目標アイドルNTを大きくす
る。この後、Z5において、後述するように、実制御系
U1とU2との各出力値NE1とNE2とを一致させる
ための最適な制御定数の選択がなされる。
【0040】Z1の判別でNOのときは、Z6におい
て、Z5で選択された最適な制御定数となるように、実
制御系U1における制御定数が変更される。なお、Z1
の処理は、回転が高くて運転者の回転変化に対する感度
が低くかつエンストのおそれがないためであることの確
認である。
【0041】前記Z5における詳細が、図10に示され
る。この図10のZ11において、積分回路22B用の
制御定数KIの最適化が終了したか否かが判別される
が、当初はこの判別がNOとなってZ12へ進む。Z1
2では、実験計画法マップより、積分定数KIについ
て、1番からn番までの記憶されている設定値の中から
いずれか1つの設定値が選択される。次いで、選択され
たi番目(i=1〜n)の設定値に基づく作動により得
られるモデル制御系U2の出力値NE2と実制御系U1
の出力値NE1との偏差の絶対値を2乗したものを所定
時間積分して、i番目の積分定数についてのエラ−度合
を示す評価値HEiが決定される。なお、この評価値H
Eiは、小さいほど好ましいものとなる。
【0042】Z13での評価値HEを、上記1番目から
n番目まで積分定数について順次求めて、その結果がZ
14においてHE1 〜HEn として記憶される。この
後、Z15において、Z14に記憶されている評価値H
E1 〜HEnのなかから最少の評価値を示すこととなっ
た積分定数KIが選択、セットされる。勿論、このZ1
5において選択、セットされた積分定数KIが、実制御
系U1における積分回路22Aでの積分定数として利用
されることになる。
【0043】Z11の判別でYESのときは、Z16に
おいて、Z15で選択、セットされたエラ−度合を示す
評価値HEが、所定値よりも大きいか否かが判別され
る。このZ16の判別でYESのときは、積分回路22
Aにおける積分定数KIの最適化のみでは十分な評価が
得られないときなので、このときは、Z17以降の処理
を行なって、オブザ−バ回路23Aについての制御定数
の最適化がなされる。このZ17〜Z20の処理は、制
御定数が異なるのでみでZ12〜Z15の処理と同様に
して行なわれるので、その重複した説明は省略する。勿
論、Z20で選択、セットされた制御定数K1〜K7
が、図9Z5において、オブザ−バ回路23A用の制御
定数として用いられることになる。Z16の判別でNO
のときは、そのままリタ−ンされる。
【0044】(4)図6の説明(第1同定で、図5のZ5
6の内容) 図5のZ56の内容(第1同定)が、図6に示される。
この図6において、Z31において、実機エンジン21
Aに対して多くの入力が変化しているか否かが判別され
る。具体的には、スロットル開度の変化量が所定値以上
で、アクチュエ−タ5へ出力されているデュ−ティ比の
変化量を示すDFBの変化量が所定値以上で、かつ目標回
転数NTの変化量が所定値以上であるという3つの条件
が満足されているときは、多入力変化中ということで、
Z31の判別がNOとなって、このときは同定を行なう
ことなくそのままリタ−ンされる。
【0045】Z31の判別でNOのときは、Z32にお
いて、定常時におけるエラ−つまり定常運転状態におけ
る実機エンジン21Aと機器モデルとの一致度合を示す
評価値Hiが小さいか否かが判別される。この評価値H
iは、後述するように、小さいときに一致度合が高いも
のとなる。このZ32の判別でNOのときは、Z33に
おいて、現在実機エンジン21Aが定常運転中であるか
否かが判別される。このZ33の判別でYESのとき
は、Z34〜Z37の処理によって、定常運転時におけ
る機器モデル21Bの同定が行なわれる。この定常運転
時における同定は、図2に示す回路R1、R2、R3に
おける時定数等の制御定数を最適化することにより行な
われる。
【0046】Z34では、回路R1〜R3用の制御定数
が実研計画法マップから、1番からn番までの記憶され
ている組み合わせの中から1つの組合せが選択される。
次いで、Z35において、選択されたi番目(i=1〜
n)の組み合わせに基づく作動により得られるモデル制
御系U2の出力値NE2と実制御系U1の出力値NE1
との偏差の絶対値を2乗したものを所定時間積分して、
i番目の積分定数についてのエラ−度合を示す評価値H
iが決定される。なお、この評価値Hiは、前述したよ
うに小さいほど好ましいものとなる。
【0047】Z35での評価値Hiを、上記1番目から
n番目までについて順次求めて、その結果がZ36にお
いてH1 〜Hn として記憶される。この後、Z37にお
いて、Z36に記憶されている評価値H1 〜Hnのなか
から最少の評価値を示すこととなった制御定数が、機器
モデル21Bの回路R1〜R3用の制御定数として用い
られる(変更される)。
【0048】前記Z32の判別でYESのときは、Z3
8において、実機エンジン21Aの運転状態が過渡時で
あるか否かが判別される。具体的には、エンジン回転数
NE1の変化量が所定値以上のとき、またはDFBの変化
量が所定値以上のときにZ38の判別がYESとなっ
て、このときは、Z39〜Z42の処理によって、過渡
時における機器モデル21Bの同定が行なわれる。この
過渡時における同定は、図3の回路R4とR5との制御
定数を最適化することになる。なお、この最適化の手法
は、実質的に前記定常時と同じように行なわれるので、
その重複した説明は省略する。
【0049】前記Z33の判別でNOのとき、あるいは
Z38の判別でNOのときは、それぞれ同定を行なうこ
となくリタ−ンされる。なお、Z33の判別でNOのと
きに、Z38へ移行させることも考えられるが、実施例
では、定常運転時において大きな影響を与える回路R1
〜R3用の制御定数の同定を優先するため(先に同定す
るため)、Z33の判別でNOのときはそのままリタ−
ンさせるようにしてある。
【0050】(5)図7の説明(第2同定で、図5のZ5
5の内容)
【0051】図7は、図5のZ55における第2同定の
内容を示すものである。この図7に示す第2同定手法の
概要は、次のとおりである。すなわち、標準特性αをX
軸方向およびY軸方向に種々オフセットした多数の組み
合わせのうち、近くにある使用頻度の大きい区画ゾーン
のデータ(生データ)と一致(ほぼ一致)するような組
み合わせを複数選択して、この選択されたオフセットの
組み合わせのうち、機器モデル21Bの入力と出力との
対応関係が、実機エンジン21Aの入力と出力との対応
関係ともっとも一致するオフセットの組み合わせが最終
的に選択されて、この最終選択された組み合わせのオフ
セットでもって得られるデータによって機器モデル21
Bの動特性が設定される。
【0052】以上のことを前提として、図7のZ81に
おいて、前述したX軸方向およびY軸方向への標準特性
のオフセットの組み合わせが実研計画法マップから選択
される(使用頻度の大きい区画ゾーンの生データに近い
オフセットの選択)。この後、Z82〜Z84の処理が
行われるが、この処理は、図6のZ35〜Z37の処理
に対応したものとなるので、その重複した説明は省略す
る。
【0053】前記第2同定は、図3の回路R3に着目し
て説明したが、他の回路についても標準特性を利用した
同定を行えばよい。この場合、標準特性を利用した第2
同定は、過渡モデル(回路R1、R2、R4、R5)と
定常モデル(回路R3、R6、R7)との両方について
おこなってもよいが、そのいずれか一方のみを行うよう
にすることもできる。
【0054】変形例の説明
【0055】(1)前記第2同定を示す図7の内容に代え
て、第2同定を次のようにして行うこともできる。すな
わち、図8のマップにおいて、例えばハッチングを付し
た部分が使用頻度の小さい区画ゾーンとされ、その他の
区画ゾーンを使用頻度の大きい区画ゾーンとして示して
ある。使用頻度の大きい区画ゾーンで得られている生デ
ータつまり前記第1同定によって得られた最適なデータ
が黒丸で示され、各区画ゾーンでの黒丸の生データを滑
らかに連続させて回帰曲線βを得る。そして、使用頻度
の大きい区画ゾーンで得られた回帰曲線βを使用頻度の
小さい区画ゾーンに延長させて、回帰曲線βの一端側延
長線となる実線で示す推定回帰曲線γ1と、回帰曲線β
の他端側延長線となる実線で示す推定回帰曲線γ2を得
る。
【0056】曲線β、γ1、γ2とは、1つの回帰曲線
を構成することになるが、使用頻度の小さい区画ゾーン
でのデータは、上記回帰曲線γ1、γ2のものを用いれ
ばよい。なお、γ1、γ2から得られたデータを、図7
に示すZ82〜Z84での評価を行うようにしてもよ
く、この場合さらに、回帰曲線γ1、γ2を利用して得
られたデータと、前記 (5)での図7の説明による第1同
定の手法(標準特性のオフセット手法)で得られたパラ
メ−タとを比較して、より実機エンジン21Aの動特性
に近いほうを選択してもよい。
【0057】(2)第2同定を示す図7に代えて、使用頻
度大の領域での生データに近付けるオフセットに代え
て、X軸、Y軸の各方向への全てのオフセットの組み合
わせの中から最適なオフセットを選択して、この最適な
オフセットに基づいて得られるデータによって同定を行
うようにしてもよい。 (3)図5のZ54とZ55との同定内容を同一とするこ
ともできる(この場合、図5のZ53の判別処理が不要
となる)。 (4)第1同定において、図8の回帰曲線β上のデータに
基づいて同定を行うようにしてもよい。
【0058】図11〜図14の説明
【0059】図11〜図14は本発明の他の実施例を示
すものである。本実施例では、モデル制御系U1におけ
る制御ロジックとして、前述した図2に示すものの他
に、図11あるいは図12に示す制御ロジックを用意し
て、この中からいずれか1つの制御ロジックをシュミレ
−ションにより選択して、この選択された制御ロジック
を実制御系U1での制御ロジックとして用いるようにし
てある。
【0060】図11に示す制御ロジックは、既知のよう
にPID制御によるフィ−ドバック制御であり、図12
に示す制御ロジックは、既知のようにI−PD制御によ
るフィ−ドバック制御であり、両方共にオブザ−バ回路
23Bを有しないものとなっている。なお、図11、図
12に示す制御ロジックの図2における位置付けは、当
該図2の示す制御系統に対する接続関係は符号a〜eを
もって示される。各制御ロジックを区別するため、以下
の説明では、図2に示すものを制御ロジックA、図11
に示すものを制御ロジックB、図12に示すものを制御
ロジックCと呼ぶこととする。
【0061】以上のことを前提として、図13に示すフ
ロ−チャ−トにおいて、Z61において前述したように
機器モデル21Bの同定が行なわれた後、Z62〜Z6
4において、各制御ロジックA〜Cについてそれぞれ、
その制御定数の最適化と共に評価が行なわれる。この
後、Z65において、各制御ロジックA〜Cについてそ
れぞれ、もっとも優れた評価を示すものが選出される。
そしてZ66において、もっとも優れた評価を示す最適
化制御ロジックと、そのときの制御定数が、実制御系U
1用として設定される。なお、Z65、Z66について
は、図14との関係で後述する。
【0062】図13のZ62の内容が、図14に示され
る。この図14のうち、Z71は図8のZ4に対応し、
Z72〜Z74は図9のZ12〜Z14(Z17〜Z1
9)に対応し、Z75はZ15(Z20)に対応するの
で、その重複した説明は省略する。ただし、図14の場
合は、KIおよびK1〜K7の最適化が同時になされる
点で異なり、またZ75では、図13のZ65での処理
のために、最少評価Heとそのときの制御定数が記憶さ
れる。ただし、Z73での評価値Heiは、モデル制御
系U2における入力値(目標回転数NT)と出力値(演
算目標回転数NE2)との偏差の2乗を、Z13で示す
ように積分することにより得られる。つまり、Z73で
は、Z13での「NE1−NE2」に代えて、「NT−
NE2」が用いられる。
【0063】図13のZ63の内容は、Z62の場合に
比して対象となる制御ロジックおよびその制御定数(比
例項、積分項、微分項)が異なるのみである。同様に、
図13のZ64の内容も、Z62の場合に比して対象と
なる制御ロジックおよび制御定数が異なるのみである。
【0064】前述した図13のZ65の内容は、各制御
ロジックについて得られたベスト評価を示す記憶値(図
14のZ75に相当する記憶値で、実施例では合計3つ
の制御ロジックがあるので、記憶値は3つとなる)のな
かから、最少Heを示す記憶値に対応した制御ロジック
を選出することとなる。そして、図13のZ66の内容
は、Z65で選出された制御ロジックとその制御定数と
を、実制御系U1用として設定することとなる。勿論、
実制御系において制御ロジックの変更が行なわれたとき
は、機器モデルの同定に際して用いられる制御ロジック
も実制御系に対応したものに変更される。
【0065】以上実施例について説明したが、本発明
は、アイドル回転数制御のみならず、空燃比制御や過給
圧制御等適宜のエンジン制御に利用することができ、ま
たエンジン制御に限らず、車両の適宜の制御例えば駆動
輪のスリップ値を目標スリップ値とするトラクション制
御やABS制御、車高を所定の目標車高とするサスペン
ション制御、後輪を目標転舵角とする4WS制御等々に
も適用できるものである。さらに、車両以外の適宜の機
器に対する制御や、目標値を有しない制御に対しても適
用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるアイドル回転数調整部分を
示す図。
【図2】本発明が適用された制御系統をブロック図的に
示す図。
【図3】実機エンジンに対応した機器モデルの一例を示
す図。
【図4】実機エンジンにより駆動される補機類の機器モ
デルの一例を示す図。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図6】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図7】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図8】標準特性を用いた同定の手法を説明するための
図。
【図9】本発明の制御例を示すもので、シュミレ−ショ
ンの一例を示すもの。
【図10】図9の一部を詳細に示すフロ−チャ−ト。
【図11】複数制御ロジックのうち、図2に示される制
御ロジックとは別の制御ロジックを示すもの。
【図12】複数制御ロジックのうち、図2、図11に示
される制御ロジックとは別の制御ロジックを示すもの。
【図13】制御ロジックの選択、変更のための制御例を
示すフロ−チャ−ト。
【図14】制御ロジック選択、変更のための制御例を示
すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:吸気通路 7:ISCバルブ(アイドル回転数調整用) 5:アクチュエ−タ 21A:実機エンジン(機器) 21B:機器モデル 26:管理回路 27:調整回路(制御定数変更用) 28:同定回路 U:制御ユニット U1:実制御系 U2:モデル制御系 R1〜R7:エンジン用機器モデル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器と機器に対して実際に制御を行なう実
    制御系とを備えた機器の制御装置において、 機器の入力と出力との対応関係に基づいて、機器の動特
    性を動特性設定パラメ−タを用いてモデル化した機器モ
    デルと、 前記動特性設定パラメ−タについての標準的なデータを
    標準特性として記憶した記憶手段と、 前記実制御系による機器の制御中に、前記実制御系と同
    一の制御ロジックでもって前記機器モデルを制御して、
    機器の入力と出力との対応関係に対して該機器モデルに
    おける入力と出力との対応関係が一致するように前記動
    特性設定パラメ−タを調整する同定手段と、 前記同定手段により同定された前記機器モデルを制御し
    て所定のシュミレ−ションを行うシュミレ−ション手段
    と、 前記シュミレ−ション手段によるシュミレ−ションによ
    って得られた評価結果を前記実制御系に反映させる制御
    反映手段と、 機器の使用頻度が大きい領域であるか小さい領域である
    かを判別する使用頻度判別手段と、を備え、前記同定手
    段が、 前記使用頻度判別手段により機器の使用頻度が大きい領
    域であると判別されたときに、前記標準特性を用いるこ
    となく前記動特性設定パラメ−タを調整する第1同定手
    段と、 前記使用頻度判別手段により機器の使用頻度が小さい領
    域であると判別されたときに、前記標準特性に基づいて
    前記動特性設定パラメ−タを調整する第2同定手段とを
    備えている、ことを特徴とする機器の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記標準特性が、X軸要素とY軸要素とを有するマップ
    形式で作成され、 前記第2同定手段による同定が、該標準特性を前記マッ
    プのX軸方向およびY軸方向のオフセット量を設定する
    ことにより行われる、ことを特徴とする機器の制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記マップが、X軸方向およびY軸方向にそれぞれ複数
    に分割することにより複数の区画ゾーンに区画され、 前記使用頻度判別手段が、前記各区画ゾーン毎に前記使
    用頻度を判別するように設定されている、ことを特徴と
    する機器の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記機器モデルが、過渡モデルと定常モデルとを有し、 前記第1同定手段が、前記過渡モデルと定常モデルとの
    両方の同定を行うように設定され、 前記第2同定手段が、前記過渡モデルと定常モデルとの
    いずれか一方のみを同定するように設定されている、こ
    とを特徴とする機器の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記第2同定手段による同定を行うべき領域の近くに、
    前記第1同定手段により同定されている使用頻度の大き
    い領域があるとき、前記第2同定手段が、該使用頻度の
    大きい領域のデ−タと合うように前記オフセットを行
    う、ことを特徴とする機器の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記第1同定手段が、使用頻度が大きい複数の区画ゾー
    ンに設定されたデータに基づく回帰曲線を設定して、該
    該回帰曲線から得られるデータによって前記動特性設定
    パラメ−タを調整するようにされている、ことを特徴と
    する機器の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    おいて、 機器がエンジンとされ、 前記標準特性が、前記エンジンのトルク特性とされてい
    る、ことを特徴とする機器の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記入力が前記エンジンの吸入空気量とされ、 前記出力が前記エンジンのアイドル回転数とされ、 前記実制御系が、前記吸入空気量を制御することによる
    前記アイドル回転数制御用とされている、ことを特徴と
    する機器の制御装置。
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