JPH082346A - ウエザストリップ用シール材 - Google Patents
ウエザストリップ用シール材Info
- Publication number
- JPH082346A JPH082346A JP6164638A JP16463894A JPH082346A JP H082346 A JPH082346 A JP H082346A JP 6164638 A JP6164638 A JP 6164638A JP 16463894 A JP16463894 A JP 16463894A JP H082346 A JPH082346 A JP H082346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release sheet
- adhesive tape
- base material
- sheet
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 離型シートを粘着材から剥離させやすく、作
業効率を改善でき、また、その剥離時の柔軟シール基材
の破壊を防ぐことができるウエザストリップ用シール材
を提供する。 【構成】 シール材10は、長板状のスポンジゴム基材
11を備え、同基材11の下面にはウエザストリップ4
0の取付部41に接着される第一粘着テープ12が付着
され、同基材11の上面には第二粘着テープ13が付着
され、第二粘着テープ13には、第二粘着テープ13へ
の粘着性が高い離型シート14が添着されている。同基
材11の長手方向端部11aにおける第二粘着テープ1
3と離型シート14との間には、同間の粘着を防止する
端部粘着防止シート15が介装されている。離型シート
14も端部粘着防止シート15も、耳部14a,15a
を突出させている。
業効率を改善でき、また、その剥離時の柔軟シール基材
の破壊を防ぐことができるウエザストリップ用シール材
を提供する。 【構成】 シール材10は、長板状のスポンジゴム基材
11を備え、同基材11の下面にはウエザストリップ4
0の取付部41に接着される第一粘着テープ12が付着
され、同基材11の上面には第二粘着テープ13が付着
され、第二粘着テープ13には、第二粘着テープ13へ
の粘着性が高い離型シート14が添着されている。同基
材11の長手方向端部11aにおける第二粘着テープ1
3と離型シート14との間には、同間の粘着を防止する
端部粘着防止シート15が介装されている。離型シート
14も端部粘着防止シート15も、耳部14a,15a
を突出させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエザストリップとそ
の被取付部位との間をシールするシール材に関し、詳し
くは、そのシール材に使用する離型シートの剥離性の改
良に関するものである。
の被取付部位との間をシールするシール材に関し、詳し
くは、そのシール材に使用する離型シートの剥離性の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に示すように、自動車1の
ボンネット2の前縁の下面にはウエザストリップ40が
取付けられ、ボンネット2と対峙部材3(ヘッドライ
ト、フロントグリル、自動車ボディ等)との間をシール
している。このウエザストリップ40は、例えば、板状
の取付部41と、対峙部材3に当接してシールする中空
シール部42及び下部リップ部43と、ボンネット2に
当接してシールする上部リップ部44とからなり、各部
は一体的に押出成形されている。
ボンネット2の前縁の下面にはウエザストリップ40が
取付けられ、ボンネット2と対峙部材3(ヘッドライ
ト、フロントグリル、自動車ボディ等)との間をシール
している。このウエザストリップ40は、例えば、板状
の取付部41と、対峙部材3に当接してシールする中空
シール部42及び下部リップ部43と、ボンネット2に
当接してシールする上部リップ部44とからなり、各部
は一体的に押出成形されている。
【0003】このウエザストリップ40は、取付部41
の要所に差し込まれた公知のクリップ45によって、ボ
ンネット2に簡易に止められていたので、取付部41と
ボンネット2との間には隙間46が生じることがあっ
た。但し、この隙間46があっても、上部リップ部44
がボンネット2に当接してシールするので、直ちに問題
となるわけではない。
の要所に差し込まれた公知のクリップ45によって、ボ
ンネット2に簡易に止められていたので、取付部41と
ボンネット2との間には隙間46が生じることがあっ
た。但し、この隙間46があっても、上部リップ部44
がボンネット2に当接してシールするので、直ちに問題
となるわけではない。
【0004】しかし、自動車1の高速走行時には、ボン
ネット2に負圧によって上方への吸引力が働くため、上
部リップ部44とボンネット2とのシールが不十分にな
り、風や雨水が隙間46からエンジンルームに侵入する
おそれがあった。
ネット2に負圧によって上方への吸引力が働くため、上
部リップ部44とボンネット2とのシールが不十分にな
り、風や雨水が隙間46からエンジンルームに侵入する
おそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図10に示す
ように、ウエザストリップ40の取付部41の上面にシ
ール材50を取付けることにより、取付部41とボンネ
ット2との間を、隙間46が生じないようにシールする
ことが検討されている。このシール材50は、スポンジ
ゴム基材51、スポンジゴム基材51の下面に付着され
たウエザストリップ接着用の第一粘着テープ52と、ス
ポンジゴム基材51の上面に付着された第二粘着テープ
53と、第二粘着テープ53に添着された離型シート5
4とで構成される。離型シート54は、第二粘着テープ
53から剥離させやすいように、スポンジゴム基材51
の長手方向端部より耳部54aを突出させている。そし
て、離型シート54を剥離させ、第二粘着テープ53を
ボンネット2に接着して使用する。なお、このように粘
着テープ付のシール材50を使用する場合、前記クリッ
プ45は省略できるが、併せて使用してもよい。
ように、ウエザストリップ40の取付部41の上面にシ
ール材50を取付けることにより、取付部41とボンネ
ット2との間を、隙間46が生じないようにシールする
ことが検討されている。このシール材50は、スポンジ
ゴム基材51、スポンジゴム基材51の下面に付着され
たウエザストリップ接着用の第一粘着テープ52と、ス
ポンジゴム基材51の上面に付着された第二粘着テープ
53と、第二粘着テープ53に添着された離型シート5
4とで構成される。離型シート54は、第二粘着テープ
53から剥離させやすいように、スポンジゴム基材51
の長手方向端部より耳部54aを突出させている。そし
て、離型シート54を剥離させ、第二粘着テープ53を
ボンネット2に接着して使用する。なお、このように粘
着テープ付のシール材50を使用する場合、前記クリッ
プ45は省略できるが、併せて使用してもよい。
【0006】ところが、前記検討中のシール材50に
は、次のような問題があった。すなわち、図11に示す
ように、離型シート54を上方へ引張って第二粘着テー
プ53から剥離させる際に、スポンジゴム基材51の長
手方向端部は柔軟で特に伸びやすいため、離型シート5
4は第二粘着テープ53の端部に粘着したままスポンジ
ゴム基材51の長手方向端部を上方へ引伸ばしてしま
う。このため、離型シート54を剥離させにくく、作業
効率が悪くなるとともに、離型シート54を強引に引張
ると、スポンジゴム基材51の長手方向端部が破壊して
亀裂55が生じるおそれがあった。
は、次のような問題があった。すなわち、図11に示す
ように、離型シート54を上方へ引張って第二粘着テー
プ53から剥離させる際に、スポンジゴム基材51の長
手方向端部は柔軟で特に伸びやすいため、離型シート5
4は第二粘着テープ53の端部に粘着したままスポンジ
ゴム基材51の長手方向端部を上方へ引伸ばしてしま
う。このため、離型シート54を剥離させにくく、作業
効率が悪くなるとともに、離型シート54を強引に引張
ると、スポンジゴム基材51の長手方向端部が破壊して
亀裂55が生じるおそれがあった。
【0007】前記の剥離作業性及び亀裂の問題は、第二
粘着テープ53への粘着性が高い離型シート54を使用
したときに顕著となる。つまり、例えば図8のC部のよ
うにコーナや段差がある部位では、ウエザストリップ4
0も直線的ではなく三次元的な形状となるため、仮に第
二粘着テープ53への粘着性が低い離型シート54を使
用すると、その離型シート54は、前記三次元的形状に
追従して第二粘着テープ53に添着していることができ
ず、剥離すべき時以前に不意に剥離してしまうことがあ
る。これを防ぐには、第二粘着テープ53への粘着性が
高い離型シート54を使用すればよいが、そうすると、
前記の剥離作業性及び亀裂の問題がより深刻となる。
粘着テープ53への粘着性が高い離型シート54を使用
したときに顕著となる。つまり、例えば図8のC部のよ
うにコーナや段差がある部位では、ウエザストリップ4
0も直線的ではなく三次元的な形状となるため、仮に第
二粘着テープ53への粘着性が低い離型シート54を使
用すると、その離型シート54は、前記三次元的形状に
追従して第二粘着テープ53に添着していることができ
ず、剥離すべき時以前に不意に剥離してしまうことがあ
る。これを防ぐには、第二粘着テープ53への粘着性が
高い離型シート54を使用すればよいが、そうすると、
前記の剥離作業性及び亀裂の問題がより深刻となる。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決し、離型
シートを粘着材から剥離させやすく、作業効率を改善で
き、また、その剥離時の柔軟シール基材の破壊を防ぐこ
とができるウエザストリップ用シール材を提供すること
にある。
シートを粘着材から剥離させやすく、作業効率を改善で
き、また、その剥離時の柔軟シール基材の破壊を防ぐこ
とができるウエザストリップ用シール材を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のウエザストリップ用シール材は、長板状の
柔軟シール基材と、前記柔軟シール基材の一方の面に付
着されたウエザストリップ接着用の第一粘着材と、前記
柔軟シール基材の他方の面に付着された第二粘着材と、
前記第二粘着材に添着された離型シートと、前記柔軟シ
ール基材の長手方向端部における前記第二粘着材と前記
離型シートとの粘着を防止する端部粘着防止手段とを備
えた構成とした。
に、本発明のウエザストリップ用シール材は、長板状の
柔軟シール基材と、前記柔軟シール基材の一方の面に付
着されたウエザストリップ接着用の第一粘着材と、前記
柔軟シール基材の他方の面に付着された第二粘着材と、
前記第二粘着材に添着された離型シートと、前記柔軟シ
ール基材の長手方向端部における前記第二粘着材と前記
離型シートとの粘着を防止する端部粘着防止手段とを備
えた構成とした。
【0010】ここで、「柔軟シール基材」としては、ス
ポンジゴム、スポンジ樹脂等を例示できる。「第一粘着
材」「第二粘着材」としては、両面粘着テープ、塗布さ
れた粘着剤等を例示できる。「離型シート」としては、
離型紙、樹脂シート等を例示できる。「柔軟シール基材
の長手方向端部」とは、例えば柔軟シール基材の長手方
向端縁から内側へ1〜50mm位までの範囲であり、好
ましくは5〜20mmの範囲である。
ポンジゴム、スポンジ樹脂等を例示できる。「第一粘着
材」「第二粘着材」としては、両面粘着テープ、塗布さ
れた粘着剤等を例示できる。「離型シート」としては、
離型紙、樹脂シート等を例示できる。「柔軟シール基材
の長手方向端部」とは、例えば柔軟シール基材の長手方
向端縁から内側へ1〜50mm位までの範囲であり、好
ましくは5〜20mmの範囲である。
【0011】「端部粘着防止手段」としては、次の手段
を例示できる。 柔軟シール基材の長手方向端部における第二粘着材
と離型シートとの間に介装された端部粘着防止シート。
この端部粘着防止シートは、第二粘着材への粘着性の低
いものであるとともに、柔軟シール基材の長手方向端部
より耳部を突出させていることが好ましい。 柔軟シール基材の長手方向端部における第二粘着材
を部分的に無くすこと。
を例示できる。 柔軟シール基材の長手方向端部における第二粘着材
と離型シートとの間に介装された端部粘着防止シート。
この端部粘着防止シートは、第二粘着材への粘着性の低
いものであるとともに、柔軟シール基材の長手方向端部
より耳部を突出させていることが好ましい。 柔軟シール基材の長手方向端部における第二粘着材
を部分的に無くすこと。
【0012】
【作用】本発明のウエザストリップ用シール材によれ
ば、特に伸びやすい柔軟シール基材の長手方向端部に、
第二粘着材と離型シートとの粘着を防止する端部粘着防
止手段を設けたので、離型シートを上方へ引張って第二
粘着テープから剥離させる際に、離型シートは端部粘着
防止手段を起点として第二粘着テープから容易に剥離
し、柔軟シール基材の端部を上方へ引伸ばすことがな
い。このため、離型シートを剥離させやすく、作業効率
が改善されるとともに、柔軟シール基材の端部が破壊す
るおそれもない。
ば、特に伸びやすい柔軟シール基材の長手方向端部に、
第二粘着材と離型シートとの粘着を防止する端部粘着防
止手段を設けたので、離型シートを上方へ引張って第二
粘着テープから剥離させる際に、離型シートは端部粘着
防止手段を起点として第二粘着テープから容易に剥離
し、柔軟シール基材の端部を上方へ引伸ばすことがな
い。このため、離型シートを剥離させやすく、作業効率
が改善されるとともに、柔軟シール基材の端部が破壊す
るおそれもない。
【0013】
【実施例】以下、本発明を前記ボンネット2用のウエザ
ストリップ40に取付けられるシール材に具体化した実
施例について、図1〜図9を参照して説明する。
ストリップ40に取付けられるシール材に具体化した実
施例について、図1〜図9を参照して説明する。
【0014】まず、図1〜図3に示す第一実施例のシー
ル材10は、長板状のスポンジゴム基材11を備え、同
基材11には一例として日東電工社製の商品名エプトシ
ーラが使用されている。スポンジゴム基材11の下面に
はウエザストリップ40の取付部41に接着される第一
粘着テープ12が付着され、スポンジゴム基材11の上
面には第二粘着テープ13が付着されている。第二粘着
テープ13には、例えば図8のC部のようなウエザスト
リップ40の三次元的形状にも追従して添着できるよ
う、第二粘着テープ13への粘着性が高い離型シート1
4が添着され、同シート14には一例としてポリエチレ
ン樹脂シートが使用されている。
ル材10は、長板状のスポンジゴム基材11を備え、同
基材11には一例として日東電工社製の商品名エプトシ
ーラが使用されている。スポンジゴム基材11の下面に
はウエザストリップ40の取付部41に接着される第一
粘着テープ12が付着され、スポンジゴム基材11の上
面には第二粘着テープ13が付着されている。第二粘着
テープ13には、例えば図8のC部のようなウエザスト
リップ40の三次元的形状にも追従して添着できるよ
う、第二粘着テープ13への粘着性が高い離型シート1
4が添着され、同シート14には一例としてポリエチレ
ン樹脂シートが使用されている。
【0015】スポンジゴム基材11の長手方向端部11
a(例えば長手方向端縁から10〜20mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13と離型シート14との間に
は、同間の粘着を防止する端部粘着防止シート15が介
装され(第二粘着テープ13に弱く粘着している)、同
シート15には一例として第二粘着テープ13への粘着
性が低い離型紙が使用されている。
a(例えば長手方向端縁から10〜20mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13と離型シート14との間に
は、同間の粘着を防止する端部粘着防止シート15が介
装され(第二粘着テープ13に弱く粘着している)、同
シート15には一例として第二粘着テープ13への粘着
性が低い離型紙が使用されている。
【0016】離型シート14も端部粘着防止シート15
も、図3に示すように、一緒に指で抓み上方へ引張って
第二粘着テープ13から剥離させやすいように、それぞ
れスポンジゴム基材11の長手方向端縁より耳部14
a,15aを突出させている。耳部14a,15aの突
出長さは、例えば5〜100mmが適当であり、好まし
くは10〜30mmである。
も、図3に示すように、一緒に指で抓み上方へ引張って
第二粘着テープ13から剥離させやすいように、それぞ
れスポンジゴム基材11の長手方向端縁より耳部14
a,15aを突出させている。耳部14a,15aの突
出長さは、例えば5〜100mmが適当であり、好まし
くは10〜30mmである。
【0017】そして、離型シート14及び端部粘着防止
シート15を第二粘着テープ13から剥離させ、第二粘
着テープ13をボンネット2に接着して使用する。な
お、このように粘着テープ付のシール材10を使用する
場合、従来の技術の項で説明したクリップ45は省略で
きるが、併せて使用してもよい。
シート15を第二粘着テープ13から剥離させ、第二粘
着テープ13をボンネット2に接着して使用する。な
お、このように粘着テープ付のシール材10を使用する
場合、従来の技術の項で説明したクリップ45は省略で
きるが、併せて使用してもよい。
【0018】以上のように構成された第一実施例のシー
ル材10によれば、特に伸びやすいスポンジゴム基材1
1の長手方向端部11aに端部粘着防止シート15を設
けたので、図3に示すように、離型シート14及び端部
粘着防止シート15を第二粘着テープ13から剥離させ
る際に、離型シート14は端部粘着防止シート15の内
端縁を起点として第二粘着テープ13から容易に剥離
し、スポンジゴム基材11の長手方向端部11aを上方
へ引伸ばすことがない。このため、離型シート14を剥
離させやすく、作業効率が改善されるとともに、スポン
ジゴム基材11の長手方向端部11aが破壊するおそれ
もない。
ル材10によれば、特に伸びやすいスポンジゴム基材1
1の長手方向端部11aに端部粘着防止シート15を設
けたので、図3に示すように、離型シート14及び端部
粘着防止シート15を第二粘着テープ13から剥離させ
る際に、離型シート14は端部粘着防止シート15の内
端縁を起点として第二粘着テープ13から容易に剥離
し、スポンジゴム基材11の長手方向端部11aを上方
へ引伸ばすことがない。このため、離型シート14を剥
離させやすく、作業効率が改善されるとともに、スポン
ジゴム基材11の長手方向端部11aが破壊するおそれ
もない。
【0019】次に、図4及び図5に示す第二実施例のシ
ール材20は、スポンジゴム基材11の長手方向端部1
1a(例えば長手方向端縁から2〜10mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13と離型シート14との間に、
短い端部粘着防止シート15を介装し(第二粘着テープ
13に粘着している)、耳部15aを無くした点におい
てのみ、第一実施例と相違している。従って、第一実施
例と共通の部材については重複説明を避ける。
ール材20は、スポンジゴム基材11の長手方向端部1
1a(例えば長手方向端縁から2〜10mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13と離型シート14との間に、
短い端部粘着防止シート15を介装し(第二粘着テープ
13に粘着している)、耳部15aを無くした点におい
てのみ、第一実施例と相違している。従って、第一実施
例と共通の部材については重複説明を避ける。
【0020】この第二実施例のシール材20によれば、
図5に示すように、離型シート14を第二粘着テープ1
3から剥離させる際に、離型シート14は端部粘着防止
シート15の内端縁を起点として第二粘着テープ13か
ら容易に剥離し、スポンジゴム基材11の長手方向端部
11aを上方へ引伸ばすことがない。従って、第一実施
例と同様の効果を奏する。なお、端部粘着防止シート1
5は第二粘着テープ13に残るが、同シート15は短い
ので、ボンネット2に対する接着性に問題は生じない。
図5に示すように、離型シート14を第二粘着テープ1
3から剥離させる際に、離型シート14は端部粘着防止
シート15の内端縁を起点として第二粘着テープ13か
ら容易に剥離し、スポンジゴム基材11の長手方向端部
11aを上方へ引伸ばすことがない。従って、第一実施
例と同様の効果を奏する。なお、端部粘着防止シート1
5は第二粘着テープ13に残るが、同シート15は短い
ので、ボンネット2に対する接着性に問題は生じない。
【0021】次に、図6及び図7に示す第三実施例のシ
ール材30は、スポンジゴム基材11の長手方向端部1
1a(例えば長手方向端縁から2〜10mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13を部分的に無くし、端部粘着
防止シート15を省略した点においてのみ、第一実施例
と相違している。従って、第一実施例と共通の部材につ
いては重複説明を避ける。
ール材30は、スポンジゴム基材11の長手方向端部1
1a(例えば長手方向端縁から2〜10mmの範囲)に
おける第二粘着テープ13を部分的に無くし、端部粘着
防止シート15を省略した点においてのみ、第一実施例
と相違している。従って、第一実施例と共通の部材につ
いては重複説明を避ける。
【0022】この第三実施例のシール材30によれば、
図7に示すように、離型シート14を第二粘着テープ1
3から剥離させる際に、離型シート14は第二粘着テー
プ13から容易に剥離し、スポンジゴム基材11の長手
方向端部11aを上方へ引伸ばすことがない。従って、
第一実施例と同様の効果を奏する。
図7に示すように、離型シート14を第二粘着テープ1
3から剥離させる際に、離型シート14は第二粘着テー
プ13から容易に剥離し、スポンジゴム基材11の長手
方向端部11aを上方へ引伸ばすことがない。従って、
第一実施例と同様の効果を奏する。
【0023】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、ボンネット用以外の各種ウエザスト
リップ用のシール材に具体化する等、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
れるものではなく、ボンネット用以外の各種ウエザスト
リップ用のシール材に具体化する等、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明のウエザストリップ用シール材
は、上記の通り構成されているので、離型シートを粘着
材から剥離させやすく、作業効率を改善でき、また、そ
の剥離時の柔軟シール基材の破壊を防ぐことができる優
れた効果を奏する。
は、上記の通り構成されているので、離型シートを粘着
材から剥離させやすく、作業効率を改善でき、また、そ
の剥離時の柔軟シール基材の破壊を防ぐことができる優
れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した第一実施例のシール材をボ
ンネット用ウエザストリップに取付けた状態の斜視図で
ある。
ンネット用ウエザストリップに取付けた状態の斜視図で
ある。
【図2】離型シートが添着した同シール材の正面図であ
る。
る。
【図3】離型シートを剥離させるときの同シール材の正
面図である。
面図である。
【図4】離型シートが添着した第二実施例のシール材の
正面図である。
正面図である。
【図5】離型シートを剥離させるときの同シール材の正
面図である。
面図である。
【図6】離型シートが添着した第三実施例のシール材の
正面図である。
正面図である。
【図7】離型シートを剥離させるときの同シール材の正
面図である。
面図である。
【図8】ボンネット用ウエザストリップ及びシール材の
使用部位を示す自動車の前部の斜視図である。
使用部位を示す自動車の前部の斜視図である。
【図9】図8のIX−IX線における断面図である。
【図10】離型シートが添着した従来例のシール材の正
面図である。
面図である。
【図11】離型シートを剥離させるときの同シール材の
正面図である。
正面図である。
10,20,30 シール材 11 スポンジゴム基材 11a 長手方向端部 12 第一粘着テープ 13 第二粘着テープ 14 離型シート 15 端部粘着防止シート 15a 耳部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16J 15/10 N
Claims (4)
- 【請求項1】 長板状の柔軟シール基材と、前記柔軟シ
ール基材の一方の面に付着されたウエザストリップ接着
用の第一粘着材と、前記柔軟シール基材の他方の面に付
着された第二粘着材と、前記第二粘着材に添着された離
型シートと、前記柔軟シール基材の長手方向端部におけ
る前記第二粘着材と前記離型シートとの粘着を防止する
端部粘着防止手段とを備えたことを特徴とするウエザス
トリップ用シール材。 - 【請求項2】 前記端部粘着防止手段が、前記柔軟シー
ル基材の長手方向端部における前記第二粘着材と前記離
型シートとの間に介装された端部粘着防止シートである
請求項1記載のウエザストリップ用シール材。 - 【請求項3】 前記端部粘着防止シートが、前記第二粘
着材への粘着性の低いものであるとともに、前記柔軟シ
ール基材の長手方向端部より耳部を突出させている請求
項2記載のウエザストリップ用シール材。 - 【請求項4】 前記端部粘着防止手段が、前記柔軟シー
ル基材の長手方向端部における前記第二粘着材を部分的
に無くすことである請求項1記載のウエザストリップ用
シール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2005167182A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-23 | Hitachi Chem Co Ltd | 粘接着シート |
JP4505798B2 (ja) * | 2003-11-10 | 2010-07-21 | 日立化成工業株式会社 | 粘接着シート |
JP2010202019A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウェザーストリップ |
CN111038410A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-21 | 江阴海达橡塑股份有限公司 | 一种密封胶条及其制作方法 |
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