JPH0823414A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JPH0823414A
JPH0823414A JP6154003A JP15400394A JPH0823414A JP H0823414 A JPH0823414 A JP H0823414A JP 6154003 A JP6154003 A JP 6154003A JP 15400394 A JP15400394 A JP 15400394A JP H0823414 A JPH0823414 A JP H0823414A
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JP
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Application number
JP6154003A
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English (en)
Inventor
Takahiko Tokumasu
貴彦 徳増
Toshifumi Togashi
利史 冨樫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0823414A publication Critical patent/JPH0823414A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、原稿搬送装置に関し、装置本体の
高さを低くして装置を小型化することができるととも
に、原稿を装置本体の上方に効率良く排出できるように
して、設置場所に限定されずに狭い設置空間に設置する
ことができ、使用性能の高い原稿搬送装置を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 搬送路5から分岐され、原稿を本体1a上方
に排出する搬送路10を設け、本体1aの側面から外部に
排出される原稿の後端をセンサ14によって検知したとき
に、ローラ8、9の駆動を停止し、原稿が本体1aの側
面から外方に突出した状態でローラ8、9によって原稿
の後端を保持させた後、排出ローラ8、9を逆転駆動す
るとともに切換板16を第1切換位置から第2切換位置に
切換えることにより、原稿の後端を先頭として搬送路10
から排出部13に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿搬送装置に関し、
詳しくは、スキャナー、複写機、ファクシミリ装置に用
いられる原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スキャナー、複写機、ファクシ
ミリ装置等にあっては、原稿を読み取り位置に搬送した
後、該位置で読み取られた原稿を装置本体の外部に排出
するための原稿搬送装置が設けられている。この原稿搬
送装置では、装置の小型化を図るために原稿や記録紙が
排出される排出トレイを装置本体の前後方向、側方ある
いは上部に設けることによって、ファクシミリ装置等の
設置面積の低減化を図っている。
【0003】このような搬送装置を有するものとして
は、例えば、特開平4−157874号公報あるいは特
開平5−52275号公報に記載されたようなものがあ
り、このものは記録紙の搬送装置に関するものである。
前者の公報に記載されたものは、印字された記録紙を搬
送する搬送経路から装置本体側方に設けられた排出トレ
イに排出する第1の搬送経路と、該第1の搬送経路から
装置本体上方に向かって緩やかに湾曲して設けられ、印
字された記録紙を装置本体上方の排出部に折り曲げるこ
となしに排出する第2の搬送経路と、必要に応じて記録
紙を第1の搬送経路および第2の搬送経路の何れか一方
に切換えて排出するための搬送経路の切換装置を備えて
いる。
【0004】一方、後者の公報に記載されたものは、記
録紙の排出口が装置本体の側方、でかつ記録紙の給紙方
向と同方向に設けられており、印字された記録紙が該排
出口から装置本体外方に排出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公報に記載されたものにあっては、第1搬送経路から装
置本体側方に設けられた排出トレイに記録紙が排出され
る構成であったため、装置本体の設置面積を低減するこ
とができるが、排出トレイが装置本体側方に存在する分
だけ実際の装置本体の使用設置空間が広くなってしま
い、装置本体の設置場所が限定されてしまった。このた
め、装置の使用性能が悪化してしまうという問題があっ
た。
【0006】さらに、第2搬送経路が搬送経路から装置
本体上方に向かって湾曲して設けられていたため、記録
紙の搬送経路が長くなってその分だけ装置の高さが高く
なってしまい、これに伴って装置が大型化して装置本体
の設置空間がより一層増大してしまうという問題があっ
た。また、後者の公報に記載されたものにあっては、装
置本体の側方に記録紙の排出口が設けられていたため、
記録紙を取り出すスペースを確保しなければならず、そ
の分だけ装置の使用空間が増大してしまい、上記公報に
記載されたものと同様に装置の使用性能が悪化してしま
うという問題があった。
【0007】このため、記録紙の排出機構を工夫して装
置の設置スペースを低減することが望まれている。この
点に関しては記録紙ではなく原稿の排出に関しても同様
である。そこで請求項1記載の発明は、装置本体の高さ
を低くして装置を小型化することができるとともに、原
稿を装置本体の上方に効率良く排出できるようにして、
設置場所に限定されずに狭い設置空間に設置することが
でき、使用性能の高い原稿搬送装置を提供することを目
的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、簡単な構成で原稿
の排出方向の切換えを行なうことができる原稿搬送装置
を提供することを目的としている。請求項3、4記載の
発明は、簡単な構成で記録紙の排出方向の切換えを行な
うことができるとともに、排出部材および切換手段を一
体的に構成してコンパクトなものにすることができ、よ
り一層の小型化を図ることができる原稿搬送装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、原稿を読み取る読取手段
と、該読取手段で読み取られた原稿を本装置本体側方に
向かって搬送する第1搬送経路と、該第1搬送経路上を
搬送される原稿を本装置本体の側面から外部に排出可能
な排出部材と、第1搬送経路から分岐され、原稿を本装
置本体上方の排出部に排出する第2搬送経路と、前記第
1搬送経路上に設けられ、排出部材によって本装置本体
の側面から外部に排出される原稿の後端を検出する検出
手段と、原稿の搬送経路を、第1搬送経路と排出部材を
連通する第1切換位置と第2搬送経路と排出部材を連通
する第2切換位置とに切換可能な切換手段と、前記検知
手段の出力信号に基づいて排出部材および切換手段を制
御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検知
手段が排出部材によって本装置本体の側面から外部に排
出される原稿の後端を検知したときに、排出部材の駆動
を停止して本装置本体の側面から外方に突出する原稿の
後端を排出部材によって保持させた状態から、排出部材
を逆転駆動するとともに切換手段を第1切換位置から第
2切換位置に切換えることにより、原稿の後端を先頭に
して該原稿を第2搬送経路から前記排出部に排出するこ
とを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記切換手段
が、排出部材と第1搬送経路および第2搬送経路との間
に揺動可能に設けられ、第1および第2切換位置の何れ
か一方に切換えられたときに第1搬送経路と排出部材あ
るいは第2搬送経路と排出部材を連通する一対のガイド
プレートと、該ガイドプレートを第1切換位置および第
2切換位置の何れか一方に押圧する押圧部材と、前記制
御手段によって制御され、ガイドプレートを押圧部材の
押圧力に抗して第1切換位置および第2切換位置の何れ
か他方に切換えるカム機構と、から構成されることを特
徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記切換手段
が、排出部材を第1搬送経路および第2搬送経路の間を
揺動するように支持する支持部材から構成され、該支持
部材は、前記制御手段からの制御信号によって排出部材
を第1搬送経路および第2搬送経路の何れか一方に連通
するように揺動することを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記排出部材
が所定の揺動位置を中心にして第1搬送経路および第2
搬送経路の間を揺動可能に支持され、前記切換手段が、
制御手段からの制御信号によって該排出部材を揺動位置
を中心に第1搬送経路および第2搬送経路の何れか一方
に連通するように揺動することを特徴としている。
【0013】なお、前記排出部材としては、原稿を挟持
して搬送する一対の搬送ローラから構成しても良く、ま
た、搬送ローラと該搬送ローラに摺接するコロから構成
しても良い。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、第1搬送経路から分
岐され、原稿を本装置本体上方の排出部に排出する第2
搬送経路を設け、排出部材によって本装置本体の側面か
ら外部に排出される原稿の後端が検出手段によって検知
されたときに、排出部材の駆動が停止され、本装置本体
の側面から外方に突出した状態で排出部材によって原稿
の後端が保持される。この後、排出部材が逆転駆動され
るとともに切換手段が第1切換位置から第2切換位置に
切換えられることにより、原稿の後端を先頭として該原
稿が第2搬送経路から前記排出部に排出される。
【0015】したがって、原稿の排出トレイを装置本体
の前後あるいは左右方向に設ける必要がないとともに、
原稿の後端が先頭となって装置本体上方に排出されるの
で、従来のように原稿を折り曲げずに装置本体上方に排
出するための湾曲した原稿排紙経路が不要になる。この
ため、装置本体の高さが低くなって小型化が図られると
ともに、装置本体の周囲に原稿を排出するためのスペー
スが不要になる。この結果、原稿搬送装置の設置場所が
限定されずに狭い設置空間に設置され、その使用性能が
向上する。
【0016】請求項2記載の発明では、切換手段が、第
1および第2切換位置の何れか一方に切換えられたとき
に第1搬送経路と排出部材あるいは第2搬送経路と排出
部材を連通する揺動自在な一対のガイドプレートと、該
ガイドプレートを第1切換位置および第2切換位置の何
れか一方に押圧する押圧部材と、ガイドプレートを押圧
部材の押圧力に抗して第1切換位置および第2切換位置
の何れか他方に切換えるカム機構と、から構成されるの
で、簡単な構成で原稿の排出方向が変更される。
【0017】請求項3記載の発明では、切換手段が、排
出部材を第1搬送経路および第2搬送経路の間を揺動す
るように支持する支持部材から構成され、該支持部材が
排出部材を第1搬送経路および第2搬送経路の何れか一
方に連通するようになっているので、排出部材および切
換手段が一体的に構成されてコンパクトなものとなり、
原稿搬送装置のより一層の小型化が図れる。
【0018】請求項4記載の発明では、排出部材が所定
の揺動位置を中心にして第1搬送経路および第2搬送経
路の間を揺動可能に支持され、切換手段が、排出部材を
揺動位置を中心に第1搬送経路および第2搬送経路の何
れか一方に連通するように揺動するので、排出部材およ
び切換手段が一体的に構成されて排出部材および切換手
段がコンパクトなものとなり、原稿搬送装置のより一層
の小型化が図れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1、2は請求項1記載の発明に係る原稿搬送装置の一実
施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1、2
において、1はファクシミリ装置に設けられた原稿搬送
装置であり、該原稿搬送装置の本体1aの上部には複数
の原稿が載置可能な給紙トレイ2が設けられている。給
紙トレイ2上の原稿は分離パッド3および分離ローラ4
によって1枚ずつ分離されて第1の搬送経路としての搬
送路5上に搬送されるようになっている。
【0020】搬送路5の下方には読取手段としての公知
の読取ユニット6が設けられており、原稿はこの読取ユ
ニット6によって読み取られるようになっている。ま
た、読取ユニット6の上部には搬送ローラ7が設けられ
ており、読取ユニット6によって読み取られた原稿は搬
送ローラ7によって排出ローラ対8、9側に向かって搬
送されるようになっている。
【0021】排出ローラ8、9は排出部材を構成し、搬
送路5上を搬送される原稿を本体1aの側方から外部に
排出可能になっている(この搬送路5上を搬送される原
稿を仮想線でaで示す)。また、搬送路5の上方には第
2搬送経路としての搬送路10が設けられており、この搬
送路10は搬送路5から分岐され、排出ローラ11、12で原
稿を挟持しながら本体1aの上方の排出部13に排出する
ようになっている(この搬送路10上を搬送される原稿を
仮想線bで示す)。
【0022】一方、搬送路5上には検出手段としての原
稿検知センサ14が設けられており、この原稿検知センサ
14は排出ローラ8、9によって本体1aの側面から外方
に排出される原稿の後端を検知して図示しないコントロ
ーラに信号を出力するようになっている。また、搬送路
10上には原稿検知センサ15が設けられており、この原稿
検知センサ15は排出ローラ11、12によって排出部13上に
排出される原稿の後端を検知してコントローラに信号を
出力するようになっている。
【0023】また、搬送路5および搬送路10の分岐部に
は切換手段としての切換板16が設けられており、この切
換板16はコントローラからの出力信号によって原稿の搬
送経路を、搬送路5と排出ローラ8、9を連通する第1
切換位置と搬送路10と排出ローラ8、9を連通する第2
切換位置とに切換えるようになっている。なお、図1、
2中、符号17で示すものはファクシミリ通信によって受
信した画情報が印字されるロール紙である。
【0024】次に、作用を説明する。給紙トレイ2上に
原稿面を下方にして載置された複数の原稿は、分離パッ
ド3および分離ローラ4によって最下部から1枚分離さ
れて読取ユニット6に向かって搬送された後、読取ユニ
ット6によって読み取られる。読取後の原稿は搬送ロー
ラ7によって搬送路5上を搬送され、排出ローラ8、9
によって一旦本体1aの外方に排出される。なお、この
とき、切換板16は排出ローラ8、9と搬送路5を連通す
る第1切換位置に切換えられている。
【0025】本体1aの外方に排出される原稿の後端が
原稿検知センサ14によって検出されると、センサ14から
コントローラに信号が出力される。コントローラはこの
検出信号を受け取ると、排出ローラ8、9の回転を停止
するため、原稿は後端が挟持され、本体1aの外方に突
出した状態でローラ8、9によって保持される。次い
で、コントローラは排出ローラ8、9を逆転駆動すると
ともに、図2に示すように切換板16を排出ローラ8、9
および搬送路10を連通する第2切換位置に切換える。こ
のため、原稿は後端が先頭となって搬送路10を通って排
出部13上に排出される。
【0026】また、搬送路10を通過するときに、原稿の
後端が原稿検知センサ15によって検出されると、原稿検
知センサ15からコントローラに信号が出力される。コン
トローラはこの検出情報を受け取ると、切換板16を第1
切換位置に切換えるとともに、排出ローラ8、9の逆転
駆動を停止する一方で、分離ローラ4を駆動して給紙ト
レイ2上に載置された次の原稿の分離給紙を開始する。
【0027】このように本実施例では、搬送路5から分
岐され、原稿を本体1a上方の排出部13に排出する搬送
路10を設け、排出ローラ8、9によって本体1aの側面
から外部に排出される原稿の後端を原稿検知センサ14に
よって検知したときに、排出ローラ8、9の駆動を停止
し、原稿が本体1aの側面から外方に突出した状態で排
出ローラ8、9によって原稿の後端を保持させた後、排
出ローラ8、9を逆転駆動するとともに切換板16を第1
切換位置から第2切換位置に切換えることにより、原稿
の後端を先頭として搬送路10から排出部13に排出してい
るので、従来のように原稿の排出トレイを本体の前後あ
るいは左右方向に設けるのを不要にできる。また、原稿
の後端を先頭として本体1a上方に排出しているので、
従来のように原稿を折り曲げずに本体上方に排出するた
めの湾曲した原稿排紙経路を不要にすることができる。
このため、本体1aの高さを低くして本体1aの小型化
を図ることができるとともに、本体1aの周囲に原稿を
排出するためのスペースを設けるのを不要にすることが
できる。この結果、原稿搬送装置の設置場所を限定せず
に狭い設置空間に設置することができ、その使用性能を
向上させることができる。
【0028】なお、本実施例では、排出部材として一対
の排出ローラ8、9を設けているが、これに限らず、該
ローラ8、9の何れか一方をコロから構成しても良い。
また、排出ローラ11、12に関しても何れか一方をコロに
置き換えても良い。図3〜5は請求項2記載の発明に係
る原稿搬送装置の一実施例を示す図である。なお、本実
施例では切換手段の構成が上記実施例と異なるのみでそ
の他方の構成は同様であるため、上記実施例と同様の構
成には同一番号を付して説明を省略する。
【0029】図3〜5において、21は切換手段であり、
この切換手段21は、排出ローラ8、9と搬送路5および
搬送路10との間に揺動可能に設けられ、第1および第2
切換位置の何れか一方に切換えられたときに搬送路5と
排出ローラ8、9および搬送路10と排出ローラ8、9を
連通する一対のガイドプレート22、23と、ガイドプレー
ト22を第1切換位置に押圧する(押圧方向を矢印Pで示
す)押圧部材としてのスプリング24と、ガイドプレート2
2、23をスプリング24の押圧力に抗して図4で示すよう
に第2切換位置に切換えるカム25と、該カム25をコント
ローラからの信号に基づいて駆動する図示しないモータ
と、から構成される。なお、カム25およびモータはカム
機構を構成している。また、原稿検知センサ14は下側の
ガイドプレート23に取付けられている。
【0030】本実施例では、ガイドプレート22、23はぞ
れぞれ本体1aに揺動自在に支持されて一体的に揺動可
能になっており、原稿を搬送路10上で逆方向に搬送する
際に、モータによってカム25を図5で示す位置から、さ
らに1/4回転だけ回動させることにより、スプリング
24の押圧力に抗してガイドプレート22、23を第2切換位
置に切換える。
【0031】このように本実施例では、切換手段21をサ
イドプレート22、23、スプリング24、カム25およびモー
タから構成しているので、上記実施例の効果に加えて、
簡単な構成で原稿の排出方向を変更することができると
いう効果を得ることができる。なお、本実施例では、ス
プリング24によってガイドプレート22、23を第1位置に
押圧しているが、これとは逆に第2切換位置側に押圧す
るようにスプリング24をガイドプレート23側に設けても
良い。この場合には、ガイドプレート22、23を第1切換
位置側に揺動させるようにカム25をガイドプレート22側
に設ければ良い。
【0032】図6、7は請求項3記載の発明に係る原稿
搬送装置の一実施例を示す図である。なお、本実施例で
は切換手段の構成が請求項1記載の発明の実施例と異な
るのみでその他の構成は同様であるため、上記実施例と
同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。図
6、7において、31は切換手段を構成するブラケット
(支持部材)であり、該ブラケット31は揺動軸31aを支点
にして排出ローラ8、9を搬送路5および搬送路10の間
を揺動させるようになっており、図示しないモータにコ
ントローラからの信号が入力すると、該モータに駆動さ
れて排出ローラ8、9を搬送路5および搬送路10の何れ
か一方に連通する。
【0033】このようにすれば、簡単な構成で原稿の排
出方向の切換えを行なうことができるとともに、排出ロ
ーラ8、9およびブラケット31を一体的に構成してコン
パクトなものにすることができ、原稿搬送装置のより一
層の小型化を図ることができる。図8、9は請求項4記
載の発明に係る原稿搬送装置の一実施例を示す図であ
る。なお、本実施例では切換手段の構成が請求項1記載
の発明の実施例と異なるのみでその他の構成は同様であ
るため、上記実施例と同様の構成には同一番号を付して
説明を省略する。
【0034】図8、9において、排出ローラ8、9はブ
ラケット41(切換手段)によって接続されている。また、
排出ローラ8、9は排出ローラ9の揺動軸(揺動位置)9
aを中心にして搬送路5および搬送路10の間を揺動する
ようになっており、排出ローラ8、9は図示しないモー
タ(切換手段)に駆動されることにより、搬送ローラ8、
9を揺動位置を中心に搬送路5および搬送路10の何れか
一方に連通するようになっている。
【0035】このようにすれば、簡単な構成で原稿の排
出方向の切換えを行なうことができるとともに、排出ロ
ーラ8、9およびブラケット41を一体的に構成してコン
パクトなものにすることができ、原稿搬送装置のより一
層の小型化を図ることができる。なお、上記各実施例で
は原稿搬送装置をファクシミリ装置に適用しているが、
これに限らずスキャナー、複写機等に適用しても良いこ
とは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のよ
うに原稿の排出トレイを本装置本体の前後あるいは左右
方向に設けるのを不要にできる。また、原稿の後端を先
頭として本装置本体の上方に排出しているので、従来の
ように原稿を折り曲げずに本装置本体上方に排出するた
めの湾曲した原稿排紙経路を不要にすることができる。
このため、本装置本体の高さを低くして本体の小型化を
図ることができるとともに、本体の周囲に原稿を排出す
るためのスペースを設けるのを不要にすることができ
る。この結果、原稿搬送装置の設置場所を限定せずに狭
い設置空間に設置することができ、その使用性能を向上
させることができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、簡単な構成
で記録紙の排出方向の切換えを行なうことができる。請
求項3、4記載の発明によれば、簡単な構成で記録紙の
排出方向の切換えを行なうことができるとともに、排出
部材および切換手段を一体的に構成してコンパクトなも
のにすることができ、原稿搬送装置のより一層の小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る原稿搬送装置の一実
施例を示す図であり、その構成図である。
【図2】その切換板を第2切換位置に切換えた状態を示
す図である。
【図3】請求項2記載の発明に係る原稿搬送装置の一実
施例を示す図であり、その構成図である。
【図4】そのガイドプレートを第2切換位置に切換えた
状態を示す図である。
【図5】切換手段の拡大図である。
【図6】請求項3記載の発明に係る原稿搬送装置の一実
施例を示す図であり、その構成図である。
【図7】その排出ローラをブラケットによって第2切換
位置に切換えた状態を示す図である。
【図8】請求項4記載の発明に係る原稿搬送装置の一実
施例を示す図であり、その構成図である。
【図9】その排出ローラをブラケットにより第2切換位
置に切換えた状態を示す図である。
【符号の説明】
1a 本体 5 搬送路(第1搬送経路) 6 読取ユニット(読取手段) 8、9 排出ローラ(排出部材) 10 搬送路(第2搬送経路) 13 排出部 14 原稿検知センサ(検出手段) 16 切換板(切換手段) 21 切換手段 22、23 ガイドプレート 24 スプリング(押圧部材) 25 カム(カム機構) 31、41 ブラケット(切換手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取る読取手段と、 該読取手段で読み取られた原稿を本装置本体側方に向か
    って搬送する第1搬送経路と、 該第1搬送経路上を搬送される原稿を本装置本体の側面
    から外部に排出可能な排出部材と、 第1搬送経路から分岐され、原稿を本装置本体上方の排
    出部に排出する第2搬送経路と、 前記第1搬送経路上に設けられ、排出部材によって本装
    置本体の側面から外部に排出される原稿の後端を検出す
    る検出手段と、 原稿の搬送経路を、第1搬送経路と排出部材を連通する
    第1切換位置と第2搬送経路と排出部材を連通する第2
    切換位置とに切換可能な切換手段と、 前記検知手段の出力信号に基づいて排出部材および切換
    手段を制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記検知手段が排出部材によって本装
    置本体の側面から外部に排出される原稿の後端を検知し
    たときに、排出部材の駆動を停止して本装置本体の側面
    から外方に突出する原稿の後端を排出部材によって保持
    させた状態から、排出部材を逆転駆動するとともに切換
    手段を第1切換位置から第2切換位置に切換えることに
    より、原稿の後端を先頭にして該原稿を第2搬送経路か
    ら前記排出部に排出することを特徴とする原稿搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記切換手段が、 排出部材と第1搬送経路および第2搬送経路との間に揺
    動可能に設けられ、第1および第2切換位置の何れか一
    方に切換えられたときに第1搬送経路と排出部材あるい
    は第2搬送経路と排出部材を連通する一対のガイドプレ
    ートと、 該ガイドプレートを第1切換位置および第2切換位置の
    何れか一方に押圧する押圧部材と、 前記制御手段によって制御され、ガイドプレートを押圧
    部材の押圧力に抗して第1切換位置および第2切換位置
    の何れか他方に切換えるカム機構と、から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記切換手段が、排出部材を第1搬送経路
    および第2搬送経路の間を揺動するように支持する支持
    部材から構成され、該支持部材は、前記制御手段からの
    制御信号によって排出部材を第1搬送経路および第2搬
    送経路の何れか一方に連通するように揺動することを特
    徴とする請求項1記載の原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】前記排出部材が所定の揺動位置を中心にし
    て第1搬送経路および第2搬送経路の間を揺動可能に支
    持され、前記切換手段が、制御手段からの制御信号によ
    って該排出部材を揺動位置を中心に第1搬送経路および
    第2搬送経路の何れか一方に連通するように揺動するこ
    とを特徴とする請求項1記載の原稿搬送装置。
JP6154003A 1994-07-06 1994-07-06 原稿搬送装置 Pending JPH0823414A (ja)

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