JPH08233690A - 液晶セル検査装置 - Google Patents

液晶セル検査装置

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JPH08233690A
JPH08233690A JP3811495A JP3811495A JPH08233690A JP H08233690 A JPH08233690 A JP H08233690A JP 3811495 A JP3811495 A JP 3811495A JP 3811495 A JP3811495 A JP 3811495A JP H08233690 A JPH08233690 A JP H08233690A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal cell
inspection
trunk chamber
hot air
Prior art date
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Pending
Application number
JP3811495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Suminoe
一成 住江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08233690A publication Critical patent/JPH08233690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温状態で液晶セルを容易に検査することが
できる液晶セル検査装置を提供するものである。 【構成】 断熱性を有するトランク室12の上面に開口
部30を設け、トランク室12の内部に熱風発生装置2
0を設け、トランク室12の外部に検査用プローブ32
を設け、開口部14を液晶セル16で覆い、この液晶セ
ル16の裏面を熱風発生装置20からの熱風によって加
熱する。そして、この状態で液晶セルの出画検査を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶セルの検査装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、液晶セルとタブ
(TAB/IC)と駆動回路(PCB)を組み合わせて
モジュール化する。そして、このモジュール化した装置
の真下にバックライトを組み合わせて出画することが多
い。
【0003】このバックライトには冷陰極管が用いら
れ、モジュール化した装置は、バックライトと共に密閉
された容器に組み込まれる。そのため、液晶表示装置は
使用状態ではバックライトに加熱され、液晶セルは常温
時より20〜30℃高い高温状態になる。特に、車載使
用ではさらに高温状態になる可能性があり、液晶セルに
使用されているトランジスタ特性等の劣化やバラツキに
より画質不良となることがある。
【0004】そのため、モジュール工程でモジュール化
した装置を高温状態(例えば、60〜85℃)で30〜
60分駆動の後、実際の使用状態に近い状態で画質検査
を行い不良品の流出を防止している。
【0005】しかしながら、モジュール工程で検査を行
うということは、液晶セルにTAB/ICやPCBを組
み合わせた後に検査することであるので、この工程で不
良品が発見されると、モジュール材料に損失が生じ、ま
た、モジュール工程の工数が増加するという問題があ
る。
【0006】そのため、液晶セル自体で高温状態での画
質検査が行うと、良品の液晶セルのみモジュール化する
ことができるようになり、モジュール工程の工数や材料
の損失がなく効率的な生産となる。これには、モジュー
ル工程前の液晶セル単体で60℃以上の高温状態にし、
出画検査する必要がある。
【0007】液晶セルにおける出画検査は、通常、セル
電極を検査用プローブで接続して、出画検査装置により
液晶セルに画像を表示して行う。
【0008】ここで、高温状態で液晶セルの検査を行う
方法の一つとして、図3に示すように、液晶セル100
のセル電極106に検査用プローブ102をコンタクト
させ、このコンタクトした状態の液晶セル100と検査
用プローブ102を高温槽104に入れて出画検査装置
108により検査を行うことが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セル電
極106と検査用プローブ102の全てのピンを精度よ
く位置合わせし、これら装置全体を60℃以上の高温状
態にすると、液晶セル100、検査用プローブ102の
それぞれの熱膨張係数が異なるため、各装置の寸法が変
わり、セル電極106と検査用プローブ102の位置が
ずれてこれを精度よく接続することが困難になる。
【0010】そのため、常温時に液晶セル100と検査
用プローブ102とを接続し、その後素早く液晶セル1
00のみをトランジスタ特性にばらつきが出てくる60
℃以上にする必要があり、その検査過程が煩雑となると
いう問題がある。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、高温
状態で液晶セルを容易に検査することができる液晶セル
検査装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶セル検査装
置は、断熱性を有するトランク室と、前記トランク室に
開口した開口部と、前記トランク室内部に設けられた熱
風発生手段と、前記トランク室の外部における前記開口
部の縁部に検査用プローブとからなり、検査対象たる液
晶セルを前記トランク室の外部に配して前記開口部を覆
い、前記液晶セルと前記検査用プローブとを接続し、前
記液晶セルの裏面を前記熱風発生手段によって加熱しつ
つ出画検査を行うものである。
【0013】
【作 用】上記構成の液晶セル検査装置において、検査
対象たる液晶セルを検査する場合には、液晶セルを前記
トランク室の外部に配して開口部を覆い、この液晶セル
に検査用プローブを接続する。その後、トランク室内部
の熱風発生手段によって、液晶セルの裏面に熱風を当て
て液晶セルを加熱し高温状態にする。
【0014】そして、上記の高温状態において出画検査
を行い、液晶セルが不良品であるか否かを判断する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例である液晶セル検査
装置10について説明する。
【0016】符号12は、断熱性を有するトランク室で
あって、その天井面には矩形の開口部14が設けられて
いる。この開口部14の大きさは、検査する対象である
液晶セル16の大きさよりもやや小さく設定されてい
る。
【0017】符号18は、トランク室12の内部に設け
られたバックライトである。このバックライト18は、
開口部14の真下に設けられている。
【0018】符号20は、トランク室12内部に設けら
れた熱風発生装置である。この熱風発生装置20は、熱
源22とファン装置24とよりなる。熱源22は、電熱
により加熱されるものであり、ファン装置20を駆動す
ることにより、熱源22からの熱が、トランク室12内
部を循環し、その内部を高温状態にする。
【0019】符号26は、トランク室12内部の温度を
測定するための熱電対である。
【0020】符号28は、トランク室12内部の温度を
制御するための温度制御装置である。この温度制御装置
28は、熱電対26、熱源22、ファン装置24とに接
続され、熱電対26からの信号により、熱源22及びフ
ァン装置24を制御し、トランク室12内部の温度を一
定に保持するように制御している。
【0021】符号30は、トランク室12の上面におけ
る開口部14の縁部の全周に設けられたベース板30で
ある。このベース板30は、検査対象となる液晶セル1
6を載置することが可能であり、このベース板30に液
晶セル16を載置すると、開口部14が覆われる状態と
なる。
【0022】符号32は、ベース板30の周囲に設けら
れた検査用プローブであり、図1に示すように、開口部
14の2つの側部に沿ってそれぞれ設けられており、ベ
ース板30に載置された液晶セル16のセル電極34に
接続する。
【0023】符号36は、出画検査装置であり、検査用
プローブ32に駆動信号を出力して、液晶セル16に画
像を表示できる。
【0024】上記構成の液晶セル検査装置10を使用し
て、液晶セル16を検査する場合について説明する。
【0025】 トランク室12に設けられた開口部1
4を覆うようにして、ベース板30に液晶セル16を載
置する。この場合に、液晶セル16の裏面がトランク室
12の内部に露出するようにする。
【0026】 検査用プローブ32を液晶セル16の
セル電極34にコンタクトさせるとともに、画質検査用
のバックライト18を点灯させる。
【0027】 熱風発生装置20により熱風をトラン
ク室12内部に循環させる。すると、熱風が液晶セル1
6の裏面に当たり、例えば、熱風の温度が80℃なら
ば、液晶セル16は60℃付近まで約20秒で加熱でき
る。この場合において、検査用プローブ32及び液晶セ
ル16のセル電極34付近は、トランク室12の断熱効
果により断熱されているため、コンタクト状態は常温と
変わらず、検査用プローブ32とセル電極34に位置ず
れが起こらず、その精度を保持できる。また、トランク
室12の内部が一定温度に保持されるように、温度制御
装置28によって温度を制御する。
【0028】 上記状態において、出画検査装置36
により出画検査を行う。この出画検査においては、液晶
セル16の使用状態が高温で使用する状態と同じ状態で
あり、この状態でその液晶セル16が良品であるか不良
品であるかを判断する。
【0029】なお、検査用プローブ32とベース板30
の大きさ及び位置を交換することにより、異なる液晶セ
ルの品種でも同一の検査を実施することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の液晶セル検査装置であると、ト
ランク室の開口部に液晶セルを載置して検査するだけで
高温状態の検査ができるため、従来、モジュール工程の
高温出画検査で発生した画質不良を、液晶セル単体で判
別することができ、良品の液晶セルのみをモジュール化
することができるため、モジュールの歩留及びモジュー
ル材料の歩留が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液晶セル検査装置の平
面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】従来の液晶セル検査装置の横断面図である。
【符号の説明】
10 液晶セル検査装置 12 トランク室 14 開口部 16 液晶セル 18 バックライト 20 熱風発生装置 32 検査用プローブ 34 セル電極 36 出画検査装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱性を有するトランク室と、 前記トランク室に開口した開口部と、 前記トランク室内部に設けられた熱風発生手段と、 前記トランク室の外部における前記開口部の縁部に設け
    られた検査用プローブとからなり、 検査対象たる液晶セルを前記トランク室の外部に配して
    前記開口部を覆い、前記液晶セルと前記検査用プローブ
    とを接続し、前記液晶セルの裏面を前記熱風発生手段に
    よって加熱しつつ出画検査を行うことを特徴とする液晶
    セル検査装置。
JP3811495A 1995-02-27 1995-02-27 液晶セル検査装置 Pending JPH08233690A (ja)

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JP3811495A JPH08233690A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 液晶セル検査装置

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JP3811495A Pending JPH08233690A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 液晶セル検査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10134458A1 (de) * 2001-07-16 2003-02-06 Autronic Melchers Gmbh Messsystem zum Messen der optischen Eigenschaften eines Objekts und insbesondere dafür vorgesehener Messkopf
KR101043677B1 (ko) * 2004-06-29 2011-06-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치의 검사장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10134458A1 (de) * 2001-07-16 2003-02-06 Autronic Melchers Gmbh Messsystem zum Messen der optischen Eigenschaften eines Objekts und insbesondere dafür vorgesehener Messkopf
DE10134458B4 (de) * 2001-07-16 2006-10-19 Autronic-Melchers Gmbh Messsystem und Messkopf zum Messen der Optischen Eigenschaften eines Displays
KR101043677B1 (ko) * 2004-06-29 2011-06-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치의 검사장치

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