JP2002372566A - 特性検査装置と特性検査方法 - Google Patents

特性検査装置と特性検査方法

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JP2002372566A
JP2002372566A JP2001180298A JP2001180298A JP2002372566A JP 2002372566 A JP2002372566 A JP 2002372566A JP 2001180298 A JP2001180298 A JP 2001180298A JP 2001180298 A JP2001180298 A JP 2001180298A JP 2002372566 A JP2002372566 A JP 2002372566A
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Yoshiharu Taga
吉春 多賀
Takeshi Nagao
剛 長尾
Hirohiko Furuta
裕彦 古田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査対象の光モジュールの数を増やすことが
可能なうえ、短時間に検査することができる小型で安価
な特性検査装置と特性検査方法を提供することを第1の
目的とし、第1の目的に加え、検査対象の光モジュール
のみに温度制御を施すことができ、測定手段を単一の方
向のみに移動させるだけでよい特性検査装置と特性検査
方法を提供することを第2の目的とする。 【解決手段】 検査ボードに着脱自在に取り付けた複数
の光モジュールを一括して所定の検査温度に設定して光
学的特性或いは電気的特性を検査する特性検査装置と特
性検査方法。特性検査装置10は、複数の光モジュールの
光学的特性或いは電気的特性を測定する測定手段11と、
所定温度の気体を送る送気管12aが接続され、検査ボー
ド8に被せて複数の光モジュールを閉じ込める所定の温
度空間を形成するカバー12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光モジュー
ルを一括して検査温度に設定して光学的特性或いは電気
的特性を検査する特性検査装置と特性検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の光モジュールを一括して所定の検
査温度に設定して特性、例えば、動作電流(I)を変化
させたときの光出力(L)に関する特性(以下、単に
「I−L特性」と称する)を検査する特性検査装置とし
て、図5に示す検査装置1が知られている。
【0003】検査装置1は、図示のように、ヒートサイ
クル試験に用いられる恒温槽2内に温度制御手段3が配
置されると共に、半導体レーザモジュール等の光モジュ
ール4aを複数着脱自在に取り付けた検査ボード4が上
下方向に複数段セットされる。検査装置1は、各光モジ
ュール4aのジャンパ線(光ファイバ)4b先端に取り
付けた光コネクタ4cが配列板2aに接続されている。
ここで、温度制御手段3は、加熱器と冷却器とを備え、
恒温槽2内を所望の検査温度に加熱あるいは冷却する。
【0004】検査装置1は、恒温槽2内を温度制御手段
3によって、例えば、−40℃,85℃,25℃等の所
定の検査温度に設定して複数の光モジュールに一括して
I−L特性に関する検査を繰り返す。そして、この各検
査温度に設定された各光モジュール4aは、配列板2a
に対向配置され、矢印X及び矢印Z方向に移動する測定
ヘッド5によって光出力(L)が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特性検
査装置は、上記のような構造であるから、測定できる光
モジュールの数を簡単に増やすことができないうえ、収
容する検査ボードの数に合わせた大きな恒温槽を必要と
する。しかも、上記特性検査装置は、1つの恒温槽で複
数の検査温度を作り出さなければないので、温度の変更
を含めた検査に時間がかかるうえ、装置が大型で高価に
なってしまうという問題があった。
【0006】また、上記特性検査装置は、恒温槽内に検
査ボードを収容して複数温度でI−L特性検査を行う。
このため、検査ボードは、不必要な箇所まで温度制御が
施され、光モジュールに電気を供給する電気コネクタが
劣化し易い。更に、多数の光モジュールがあるため、測
定ヘッドを矢印X方向だけでなく、矢印Z方向にも移動
させる必要があり、測定ヘッドの駆動手段が大型化する
という問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、検査対象の光モジュールの数を増やすことが可能な
うえ、短時間に検査することができる小型で安価な特性
検査装置と特性検査方法を提供することを第1の目的と
する。また、本発明は、前記第1の目的に加え、検査対
象の光モジュールのみに温度制御を施すことができ、測
定手段を単一の方向のみに移動させるだけでよい特性検
査装置と特性検査方法を提供することを第2の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、検査ボードに着脱自在に取り付けた
複数の光モジュールを一括して所定の検査温度に設定し
て光学的特性或いは電気的特性を検査する特性検査装置
であって、前記複数の光モジュールの光学的特性或いは
電気的特性を測定する測定手段と、所定温度の気体を送
る送気管が接続され、前記検査ボードに被せて前記複数
の光モジュールを閉じ込めて所定の温度空間を形成する
カバーとを備えた構成としたのである。
【0009】好ましくは、前記カバーに、前記検査ボー
ドと当接して前記所定の温度空間をシールするシール材
を設ける。また好ましくは、前記カバーを、所定の検査
温度毎に設ける。更に好ましくは、1つの前記検査ボー
ドに対して前記カバーを1つとする。好ましくは、1つ
のカバーに前記送気管を1つ接続する。
【0010】また好ましくは、1つのカバーに前記送気
管を複数接続する。更に好ましくは、前記検査手段を前
記カバーと同じ数だけ設ける。好ましくは、前記カバー
が第1の方向に移動する構成とする。また好ましくは、
前記検査手段が前記第1の方向に直交する第2の方向に
移動する構成とする。
【0011】更に好ましくは、前記検査ボードを搬送す
るコンベアを設ける。また、上記目的を達成するため本
発明においては、検査ボードに着脱自在に取り付けた複
数の光モジュールを一括して所定の検査温度に設定して
光学的特性或いは電気的特性を検査する特性検査方法で
あって、前記検査ボードに所定温度の気体を送る送気管
が接続されたカバーを被せ、前記送気管から送られてく
る所定温度の気体によって前記カバーと前記検査ボード
とによって所定の温度空間を形成し、前記複数の光モジ
ュールを一括して所定の検査温度に設定しながら光学的
特性或いは電気的特性を検査する構成としたのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の特性検査装置と特
性検査方法に係る一実施形態を図1乃至図4に基づいて
詳細に説明する。特性検査装置10は、図1及び図2に
示すように、測定ヘッド11、カバー12、コンベア1
3及び制御手段14を備えている。特性検査装置10
は、コンベア13によって搬送される複数の検査ボード
8のそれぞれに着脱自在に取り付けた複数の光モジュー
ル8aを一括して所定の検査温度に設定してI−L特性
を検査する。
【0013】ここで、検査ボード8は、光モジュール8
aが複数、例えば、40個着脱自在に取り付けられ、図
2に示すように、複数の光モジュール8aのそれぞれの
ジャンパ線(光ファイバ)8b先端に光コネクタ8cが
取り付けられている。検査ボード8は、各光コネクタ8
cが前面の配列板8dに接続され、周囲には複数の光モ
ジュール8aを取り囲むように断熱性クッションからな
るシール材8eが取り付けられている。
【0014】測定ヘッド11は、配列板8dに対向させ
て3つ設けられ、コンベア13による検査ボード8の搬
送方向である矢印X方向(図2参照)に移動される。各
測定ヘッド11は、検査ボード8に着脱自在に取り付け
られた複数の光モジュール8aのI−L特性を個々に測
定する。ここで、測定ヘッド11は、1つで後述する3
つのカバー12間を移動し、各温度における各光モジュ
ール8aの光出力(L)を測定してもよい。
【0015】カバー12は、コンベア13の上方に矢印
Z方向(図2参照)に昇降自在に3つ配置され、所定温
度の気体を送る送気管12aを介して、図1に示すよう
に、加熱器15,16あるいは冷却器17と接続されて
いる。各カバー12は、箱状に形成され、図2に示すよ
うに、下縁には断熱性クッションからなり、シール材8
eと当接されるシール材12bが取り付けられ、下方の
検査ボード8に被せて複数の光モジュール8aを閉じ込
める所定の温度空間を形成する。但し、シール材8e,
12aは、送気管12aを介して加熱器15,16や冷
却器17から送られてくる所定温度の空気によって前記
温度空間を所定温度に維持できれば、前記温度空間を完
全にシールする必要はない。
【0016】ここで、加熱器15,16は、それぞれ2
5℃,85℃の加熱空気を、冷却器17は−40℃の冷
却空気を、それぞれの送気管12aを介してカバー12
へと送る。また、各送気管12aは、中央から所定温度
の空気を吹き出し外側から空気を吸い込んで、加熱器1
5,16あるいは冷却器17へ戻す二重構造のパイプで
ある。
【0017】コンベア13は、搬送方向両端に検査ボー
ド8の収納棚13a,13bが配置され、搭載側の収納
棚13aから取出し側の収納棚13bへと複数の検査ボ
ード8を搬送する。搭載側の収納棚13aには、検査対
象の複数の光モジュール8aをセットした検査ボード8
が予め複数積み重ねられている。但し、複数のローラあ
るいは平らな台を使用して複数の検査ボード8を移動さ
せることもできるので、コンベア13は必ずしも必要で
はない。また、作業者が検査ボード8の供給・取出しを
行えば、収納棚13a,13bも必ずしも必要ではな
い。
【0018】制御手段14は、特性検査装置10の作動
を制御するパーソナルコンピュータで、図1に示すよう
に、各測定ヘッド11と接続されている。特性検査装置
10は、以上のように構成され、以下のようにして各検
査ボード8にセットされた複数の光モジュール8aのI
−L特性を一括して検査する。先ず、特性検査装置10
を起動すると、制御手段14によって作動が自動制御さ
れながら、搭載側の収納棚13aからコンベア13に検
査ボード8が順次供給されてゆく。
【0019】コンベア13に供給された第1番目の検査
ボード8が、送気管12aが冷却器17と接続されたカ
バー12の直下へ来るとコンベア13が停止し、カバー
12が下降して検査ボード8に被せられる。これによ
り、カバー12は、シール材12aがシール材8eと当
接し、内部に複数の光モジュール8aを閉じ込める温度
空間を形成する。
【0020】次に、冷却器17から送気管12aを介し
てカバー12内へ−40℃の冷却空気が送り込まれ、内
部に−40℃の温度空間が形成され、対向配置された測
定ヘッド11が矢印X方向に順次移動しながら各光モジ
ュール8aの光出力(L)が測定されてゆく。測定され
た各光モジュール8aの光出力(L)は、制御手段14
へ出力されて各光モジュール8aのI−L特性が検査さ
れる。
【0021】光出力(L)の測定が終了したら、冷却器
17からカバー12内への冷却空気の送り込みが停止
し、カバー12が上昇する。次いで、コンベア13が作
動し、送気管12aが加熱器16と接続された隣接する
カバー12の直下へ第1番目の検査ボード8を移動させ
た後、コンベア13が停止する。このとき、第2番目の
検査ボード8が送気管12aが冷却器17と接続された
カバー12の直下へ来る。
【0022】この後、カバー12が下降して第1番目の
検査ボード8に被せられ、シール材12aがシール材8
eと当接してカバー12内に複数の光モジュール8aを
閉じ込める温度空間が形成される。しかる後、検査ボー
ド8を加熱器16から送気管12aを介してカバー12
内へ85℃の加熱空気が送り込まれ、内部に85℃の温
度空間が形成される。この状態で、対向配置された測定
ヘッド11が矢印X方向に順次移動しながら各光モジュ
ール8aの光出力(L)を測定してゆき、測定された各
光モジュール8aの光出力(L)が制御手段14へ出力
されて各光モジュール8aのI−L特性が検査される。
【0023】このとき、第2番目の検査ボード8は、送
気管12aを介して冷却器17と接続されたカバー12
が被せられ、前記と同様にして各光モジュール8aの光
出力(L)の測定が並行して行われる。この並行した光
出力(L)の測定が終了したら、加熱器16からカバー
12内への加熱空気の送り込みが停止し、カバー12が
上昇する。このとき、第2番目の検査ボード8において
は、冷却器17からカバー12内への冷却空気の送り込
みが停止し、カバー12が上昇することは言うまでもな
い。
【0024】次に、コンベア13が作動し、送気管12
aが加熱器15と接続された隣接するカバー12の直下
へ第1番目の検査ボード8を移動させた後、コンベア1
3が停止する。このとき、第2番目の検査ボード8は送
気管12aが加熱器16と接続された隣接するカバー1
2の直下へ、第3番目の検査ボード8は送気管12aが
冷却器17と接続されたカバー12の直下へ、それぞれ
移動してきている。
【0025】次いで、カバー12が下降して検査ボード
8に被せられ、シール材12aがシール材8eと当接し
てカバー12内に複数の光モジュール8aを閉じ込める
温度空間が形成される。しかる後、加熱器15から送気
管12aを介してカバー12内へ25℃の加熱空気が送
り込まれ、第1番目の検査ボード8の内部に25℃の温
度空間が形成される。この状態で、対向配置された測定
ヘッド11が矢印X方向に順次移動しながら各光モジュ
ール8aの光出力(L)を測定してゆき、測定された各
光モジュール8aの光出力(L)が制御手段14へ出力
されて各光モジュール8aのI−L特性が検査される。
【0026】このとき、第2番目の検査ボード8は、送
気管12aを介して加熱器16と接続されたカバー12
が、第3番目の検査ボード8は、送気管12aを介して
冷却器17と接続されたカバー12が、それぞれ被せら
れ、前記と同様にして各光モジュール8aの光出力
(L)の測定が並行して行われる。この並行した光出力
(L)の測定が終了したら、加熱器15からカバー12
内への加熱空気の送り込みが停止し、カバー12が上昇
する。このとき、第2番目の検査ボード8においては、
加熱器16からカバー12内への冷却空気の送り込み
が、第3番目の検査ボード8においては、冷却器17か
らカバー12内への冷却空気の送り込みが、それぞれ停
止し、カバー12が上昇することは言うまでもない。
【0027】次に、コンベア13が作動し、送気管12
aが加熱器15と接続されたカバー12の直下から第1
番目の検査ボード8が外れると共に、第2番目の検査ボ
ード8は送気管12aが加熱器15と接続された隣接す
るカバー12の直下へ移動した後、コンベア13が停止
する。このとき、第3番目の検査ボード8は送気管12
aが加熱器16と接続されたカバー12の直下へ、第4
番目の検査ボード8は送気管12aが冷却器17と接続
されたカバー12の直下へ、それぞれ移動してきてい
る。
【0028】次いで、各カバー12が下降して第2〜4
番目の検査ボード8に被せられ、シール材12aがシー
ル材8eと当接してカバー12内に複数の光モジュール
8aを閉じ込める温度空間が形成される。この状態で、
第2〜4番目の検査ボード8のそれぞれに対向配置され
た測定ヘッド11が矢印X方向に順次移動しながら各光
モジュール8aの光出力(L)を測定してゆき、第2〜
4番目の検査ボード8における各光モジュール8aのI
−L特性が検査される。
【0029】そして、コンベア13が作動して検査ボー
ド8が新たに送り込まれると、第1番目の検査ボード8
は、取出し側の収納棚13bへ送り込まれる。特性検査
装置10は、以下同様の動作を繰り返しながら、搭載側
の収納棚13aに積み重ねられた多数の検査ボード8に
おける各光モジュール8aのI−L特性を検査してゆ
く。
【0030】以上のように、本発明の特性検査装置と特
性検査方法は、複数の光モジュール8aを着脱自在に取
り付けた検査ボード8にカバー12を被せて複数の光モ
ジュール8aを閉じ込め、これによって形成される温度
空間に所定温度の気体を送って温度制御を行い、複数の
光モジュール8aの光学的特性や電気的特性を検査す
る。
【0031】このため、検査ボード8の数を所望に応じ
て増やせば、検査処理する光モジュール8aの数を簡単
に増やすことができる。しかも、本発明の特性検査装置
と特性検査方法では、検査ボード8にカバー12を被せ
て検査のための温度空間を形成するので、温度の変更を
含めた検査時間を極端に短縮することができるうえ、装
置を小型で安価なものにすることができる。
【0032】また、本発明の特性検査装置と特性検査方
法は、検査ボード8にカバー12を被せて検査のための
温度空間を形成するので、光モジュール8aだけが種々
の温度に曝され、それ以外の不必要な箇所まで加熱ある
いは冷却されることがないので、従来の検査装置のよう
に光モジュール8aに電気を供給する電気コネクタを劣
化させることも避けられる。
【0033】更に、本発明の特性検査装置と特性検査方
法は、測定ヘッド11がコンベア13に沿った一方向
(図2のX方向)のみに移動すればよいので、測定ヘッ
ド11の駆動手段が大型化することもない。尚、上記実
施形態の特性検査装置10は、カバー12が各検査温度
毎に設けられ、カバー12に送気管12aが1つ接続さ
れた場合について説明した。しかし、カバー12は、図
3に示すように、各温度毎の送気管12a,12c,1
2dを接続してもよい。この場合、送気管12aは冷却
器17に、送気管12cは加熱器16に、送気管12d
は加熱器15に、それぞれ接続する。
【0034】このようにすると、特性検査装置10は、
カバー12を1つにして、検査部分のコンベア13を短
くすることで、全体の長さを短縮することができる。一
方、図4に示す特性検査装置10のように、送気管12
aを2本に分岐させると、それぞれ1つの加熱器15,
16及び冷却器17で、2つのカバー12に所定温度の
空気を送ることができ、各測定ヘッド11による測定に
先立って検査対象の複数の光モジュールを余熱すること
ができる。このため、各光モジュール8aのI−L特性
が検査に要する温度処理時間を一層短縮することができ
る。また、室温に近い余熱(25℃)を常にカバー12
を開ける前に行うと、除湿の効果もある。この場合、送
気管12aは、2本の分岐に限定されるものではなく、
3本,4本あるいはこれ以上に分岐させてもよい。
【0035】また、上記実施形態では、光モジュール8
aの特性として動作電流(I)を変化させたときの光出
力(L)に関するI−L特性を検査する場合について説
明したが、光学的特性或いは電気的特性であれば、例え
ば、スペクトル分布,消光比,モニタ電流等の特性を検
査してもよいことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】請求項1乃至12の発明によれば、検査
対象の光モジュールの数を増やすことが可能なうえ、短
時間に検査することができる小型で安価な特性検査装置
と特性検査方法を提供することができるうえ、検査対象
の光モジュールのみに温度制御を施すことができ、測定
手段を単一の方向のみに移動させるだけよい特性検査装
置と特性検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特性検査装置と特性検査方法に係る一
実施形態を示すもので、特性検査方法を実行する特性検
査装置の概略構成を示す平面図である。
【図2】図1の特性検査装置から収納棚を除いた部分を
示す斜視図である。
【図3】本発明の特性検査装置で用いるカバーの変形例
を示す斜視図である。
【図4】カバーの他の変形例を特性検査装置の上方から
示した平面図である。
【図5】従来の特性検査装置の斜視図である。
【符号の説明】
8 検査ボード 8a 光モジュール 10 特性検査装置 11 測定ヘッド 12 カバー 12a 送気管 13 コンベア 14 制御手段 15,16 加熱器 17 冷却器
フロントページの続き (72)発明者 古田 裕彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA06 AC03 AD02 AD04 AG08 AG11 AH04 5F073 AB28 EA29 HA10 HA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査ボードに着脱自在に取り付けた複数
    の光モジュールを一括して所定の検査温度に設定して光
    学的特性或いは電気的特性を検査する特性検査装置であ
    って、 前記複数の光モジュールの光学的特性或いは電気的特性
    を測定する測定手段と、所定温度の気体を送る送気管が
    接続され、前記検査ボードに被せて前記複数の光モジュ
    ールを閉じ込めて所定の温度空間を形成するカバーとを
    備えたことを特徴とする特性検査装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーには、前記検査ボードと当接
    して前記所定の温度空間をシールするシール材が設けら
    れている、請求項1の特性検査装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーが、所定の検査温度毎に設け
    られている、請求項1又は2の特性検査装置。
  4. 【請求項4】 1つの前記検査ボードに対して前記カバ
    ーが1つである、請求項1又は2の特性検査装置。
  5. 【請求項5】 1つのカバーに前記送気管が1つ接続さ
    れている、請求項3の特性検査装置。
  6. 【請求項6】 1つのカバーに前記送気管が複数接続さ
    れている、請求項4の特性検査装置。
  7. 【請求項7】 前記検査手段が前記カバーと同じ数だけ
    設けられている、請求項3又は4の特性検査装置。
  8. 【請求項8】 前記カバーが第1の方向に移動する、請
    求項1乃至7いずれかの特性検査装置。
  9. 【請求項9】 前記検査手段が前記第1の方向に直交す
    る第2の方向に移動する、請求項1乃至8いずれかの特
    性検査装置。
  10. 【請求項10】 前記検査ボードを搬送するコンベアが
    設けられている、請求項1乃至9いずれかの特性検査装
    置。
  11. 【請求項11】 更に、装置全体の作動を制御する制御
    手段が設けられている、請求項1乃至10いずれかの特
    性検査装置。
  12. 【請求項12】 検査ボードに着脱自在に取り付けた複
    数の光モジュールを一括して所定の検査温度に設定して
    光学的特性或いは電気的特性を検査する特性検査方法で
    あって、 前記検査ボードに所定温度の気体を送る送気管が接続さ
    れたカバーを被せ、前記送気管から送られてくる所定温
    度の気体によって前記カバーと前記検査ボードとによっ
    て所定の温度空間を形成し、前記複数の光モジュールを
    一括して所定の検査温度に設定しながら光学的特性或い
    は電気的特性を検査することを特徴とする特性検査方
    法。
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KR100689502B1 (ko) 2004-11-04 2007-03-02 삼성전자주식회사 광통신 모듈의 신뢰성 시험장치
KR101025566B1 (ko) 2009-12-23 2011-03-28 (주)더리즈 발광소자의 전기적, 광학적 특성 측정장치
KR20190011973A (ko) * 2017-07-26 2019-02-08 (주)제이케이씨코리아 리드 프레임 자동 검사 시스템

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