JPH0823327A - フレーム同期再生回路 - Google Patents

フレーム同期再生回路

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JPH0823327A
JPH0823327A JP15562494A JP15562494A JPH0823327A JP H0823327 A JPH0823327 A JP H0823327A JP 15562494 A JP15562494 A JP 15562494A JP 15562494 A JP15562494 A JP 15562494A JP H0823327 A JPH0823327 A JP H0823327A
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bic
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周悟 山下
Yoshikazu Tomita
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政幸 高田
Toru Kuroda
徹 黒田
Tadashi Isobe
忠 磯部
Tsukasa Yamada
宰 山田
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    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
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    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 6段のBIC状態レジスタ20の各段からの
BIC状態信号cをBICパターン検出回路24に与え
る。BICパターン検出回路24で、予め格納されてい
る所望のBIC変化パターンと比較し、一致していれば
BICパターン検出回路24からOR回路48を介して
JK−FF26にハイレベルの信号を与える。JK−F
F26から、フレーム同期の確立を示すハイレベルの信
号が出力される。 【効果】 高速かつ高精度にフレーム同期を確立でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフレーム同期再生回路
に関し、特にたとえば各符号語の先頭にフレーム同期お
よびブロック同期をとるためのBICが付加された複数
のブロックがインタリーブされて1つのフレームが構成
され、そのBICの種類がフレーム内の位置に応じて固
定的に割り付けられることによってBICの変化パター
ンが所定数種類に固定されているデータを受信する移動
体FM多重放送受信機に用いられる、フレーム同期再生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】FM多重放送においては、図20に示す
ように複数のブロックによって1フレームのデータが構
成されており、従来のようにフレームの先頭にのみ同期
信号(フレーミングコード)があるのではなく、符号語
を含む各パケットの先頭に同期信号として作用する4種
類のBIC(Block Identification Code:ブロック識別
符号)が付加されている。したがって、移動体FM多重
放送受信機においては、このBICを検出することによ
ってブロック同期を得る。また、BICの変化点を検出
することによってフレーム同期を得る。すなわち、BI
CとしてはBIC1ないしBIC4の4種類があり、1
フレームの間にBIC4→BIC1,BIC1→BIC
3,BIC4→BIC2およびBIC2→BIC3の4
つのフレーム内の位置を確定できる変化点(以下、単に
「フレーム変化点」という)がある。
【0003】図21に示す従来の移動体FM多重放送受
信機のフレーム同期再生回路1では、このフレーム変化
点をBICパターン判定回路2で検出し、フレーム変化
点の連続検出回数をフレーム同期後方保護回路用のカウ
ンタ3でカウントする。フレーム変化点がフレーム同期
後方保護回数分だけ連続して検出されたことをカウンタ
3で検出すると、JK−FF4からフレーム同期信号を
出力するとともに、最後に検出したフレーム変化点に対
応するフレームカウント値をフレームカウンタ5にロー
ドすることによってフレーム同期をとっている。
【0004】一方、フレーム同期確定後には、フレーム
同期の誤確立や受信状況の悪化に伴うパケットずれの有
無の検証は、フレーム変化点を検出できない状況がフレ
ーム同期前方保護回数分だけ連続すればフレーム同期を
非確立状態にするフレーム同期前方保護回路用のカウン
タ6によって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動体FM
多重放送では、データ構造として(272、190)短
縮化差集合巡回符号の積符号を採用しているので、フレ
ーム同期がとれていないと縦方向誤り訂正を実行できな
いため本来の誤り訂正能力を十分に発揮できない。ま
た、データ構造としてデータパケットとパリティパケッ
トとをインタリーブしているので、フレーム同期が確立
しなければデータパケットとパリティパケットとの区別
をつけることが難しい。
【0006】しかし、従来の技術では、フレーム同期を
確立するまでにフレーム同期後方保護回数分だけ待たな
ければならず、より高速のフレーム同期を確立する手法
が望まれる。さらに、従来の技術では、フレーム変化点
の4種類のBIC変化パターンBIC4→BIC1,B
IC1→BIC3,BIC4→BIC2およびBIC2
→BIC3のそれぞれが決められた位置でフレーム同期
後方保護回数分だけ連続して検出できなければ、フレー
ム同期は確立しなかった。しかし、フレーム同期獲得動
作が真のフレーム変化点から1パケットずれた場合、検
出されるBIC変化パケットは(BIC4→)BIC1
→BIC1,(BIC1→)BIC3→BIC3,(B
IC4→)BIC2→BIC2,および(BIC2→)
BIC3→BIC3となり、アンダラインを付したフレ
ーム変化点直後のBICのビットパターンが連続して括
弧書きしたフレーム変化点直前のBICのビットパター
ンに近づくように変化するとフレーム同期が誤って確立
する恐れがある。特にフレーム同期を早く確立するため
にフレーム同期後方保護回数を小さく設定している場合
にはこの現象が起こり易くなる。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、或
る程度の精度を保ちながら高速にフレーム同期を確立で
きる、フレーム同期再生回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、各パケッ
トの先頭にフレーム同期をとるためのBICが付加され
た複数のブロックによって1つのフレームが構成され、
BICの種類がフレーム内の位置に応じて固定的に割り
付けられることによってBIC変化パターンが所定数種
類に固定されているデータを受信するFM多重放送受信
機のフレーム同期再生回路であって、フレーム内の位置
を確定できるフレーム変化点を含む前後数ブロック分の
BIC変化パターンを検出することによってフレーム同
期を確立する手段を備える、フレーム同期再生回路であ
る。
【0009】第2の発明は、各パケットの先頭にフレー
ム同期をとるためのBICが付加された複数のブロック
によって1つのフレームが構成され、BICの種類がフ
レーム内の位置に応じて固定的に割り付けられることに
よってBIC変化パターンが所定数種類に固定されてい
るデータを受信するFM多重放送受信機のフレーム同期
再生回路であって、フレーム内の位置を確定できるフレ
ーム変化点を含まない第1BIC変化パターンの出現状
況をモニタするモニタ手段、およびフレーム変化点を含
む第2BIC変化パターンを検出するBIC変化点検出
手段を備え、BIC変化点検出手段によって第2BIC
変化パターンを検出しかつフレーム変化点の検出以前に
モニタ手段が第1BIC変化パターンを所定値以上検出
したことを示す場合に、第2BIC変化パターンに含ま
れるフレーム変化点を真のフレーム変化点とする、フレ
ーム同期再生回路である。
【0010】第3の発明は、各パケットの先頭にフレー
ム同期を検出するためのBICが付加された複数のブロ
ックによって1つのフレームが構成され、フレーム内で
用いられるBICの種類を複数個に限定し、この限定さ
れたBICを組み合わせることによって構成されるBI
C変化パターンのうち特定のBIC変化パターンをフレ
ーム内の位置を確定できるフレーム変化点とし、さらに
フレーム変化点以前に配置されかつフレーム内の位置を
確定できないBIC変化パターンのうち或る規則をもっ
て出現する特定のBIC変化パターンをサブ変化点と
し、サブ変化点の出現するタイミングでフレーム変化点
が出現するようにBICが配置される構造のデータを受
信するFM多重放送受信機のフレーム同期再生回路であ
って、サブ変化点の出現状況をモニタするモニタ手段、
およびフレーム変化点を検出するBIC変化点検出手段
を備え、BIC変化点検出手段によってフレーム変化点
を検出しかつモニタ手段がフレーム変化点の検出以前に
サブ変化点を所定値以上検出したことを示す場合にフレ
ーム変化点を真のフレーム変化点とする、フレーム同期
再生回路である。
【0011】
【作用】第1の発明では、フレーム変化点から数パケッ
ト後にフレーム同期確立位置を設定することによってフ
レーム変化点の前後数ブロック分のブロック同期確立状
況を検出し、確率的にフレーム同期がとれているとみな
せる際にフレームカウンタをフレーム同期確立位置に対
応する値(アドレス)にセットすることによりフレーム
同期を確立する。
【0012】たとえばBIC4→BIC1またはBIC
4→BIC2なるフレーム変化点に対してはフレーム変
化点以前のブロック数がフレーム変化点以後より多くな
るようにフレーム同期確立位置(ブロック数)を設定
し、BIC1→BIC3またはBIC2→BIC3なる
フレーム変化点に対してはフレーム変化点以前のブロッ
ク数がフレーム変化点以後より少なくなるようにフレー
ム同期確立位置を設定する。
【0013】そして、フレーム変化点を含むBIC変化
パターンが所定のパターンであるか否かによってフレー
ム変化点を検出し、フレーム変化点を検出した場合には
そのフレーム変化点に対応する値(フレーム変化点から
数パケット後の値)をフレームカウンタにロードする。
第2の発明では、本来検出されるべきタイミングで定め
られた第1BIC変化パターンがくるたびに「+1」
し、第1BIC変化パターンが本来検出されるタイミン
グで検出できない場合や本来検出されるタイミング以外
で検出された場合に「−1」するモニタ手段を、第1B
IC変化パターンを検出した場合には「1」をフィード
し検出できなかった場合は反対方向から「0」をフィー
ドするシフトレジスタを用いて構成する。
【0014】BIC4→BIC3なる第1BIC変化パ
ターンを検出するタイミングでBIC4→BIC1(B
IC2)なるフレーム変化点を含む第2BIC変化点パ
ターンをBICパターン検出手段で検出した際に、フレ
ーム変化点以前においてBIC4→BIC3なる第1B
IC変化パターンをモニタするモニタ手段内に存在する
シフトレジスタの予め設定された段からの出力が「1」
を示す場合にフレーム変化点とみなす。
【0015】また、BIC1(BIC2)→BIC3な
るフレーム変化点を含む第2BIC変化パターンをBI
Cパターン検出手段で検出した際に、フレーム変化点以
前においてBIC1(BIC2)→BIC1(BIC
2)なる第1BIC変化パターンをモニタするモニタ手
段内に存在するシフトレジスタの予め設定された段から
の出力が「1」を示す場合にもフレーム変化点とみな
す。
【0016】第3の発明では、サブ変化点の出現状況を
モニタ手段でモニタし、フレーム変化点をBIC変化点
検出手段で検出することによって、第2の発明と同様に
フレーム変化点を検出できる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、高速かつ高精度にフ
レーム変化点を検出可能であるため、高速かつ高精度に
フレーム同期を確立できる。したがって、必然的にデー
タパケットとパリティパケットとの分類が早くかつ確実
になり、その結果、受信データをユーザに提供するまで
の時間が短縮される。
【0018】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0019】
【実施例】従来のようなフレーム同期誤確立は、前後の
2パケットに付加されているBICのみでフレーム変化
点を検出することに起因することがわかる。したがっ
て、フレーム変化点の前後数ブロックのBIC変化パタ
ーンが真の変化パターンと一致しているかをみた上でフ
レーム変化点かどうかを決定すれば、フレーム同期誤確
立の生起確立が減少することは明らかである。
【0020】ここで、より多くの前後数パケットのBI
Cを利用してフレーム変化点を検出することによって確
度が上がることはいうまでもないが、そうするにはハー
ドウェアが大きくなるという点に留意せねばならない。
したがって、より少ない参照範囲でより確度の高いフレ
ーム変化点を検出できる手法が重要となる。これは、移
動体FM多重放送のBIC変化パターンのうち、BIC
3→BIC3→BIC4パターンを有効に利用すること
によって幾分か改善できる。なぜなら、BIC1→BI
C1パターンやBIC2→BIC2パターンとは異な
り、BIC3→BIC3→BIC4パターンはフレーム
内の位置ずれを検出し易いパターンであるからである
(BIC1→BIC1パターンは本来の位置から1パケ
ットずれてもBIC1→BIC1となるため位置ずれは
検出できないが、BIC3→BIC3→BIC4パター
ンはBIC3→BIC4→BIC3となるため位置ずれ
を検出できる)。したがって、フレーム変化点を検出す
るために利用するBIC比較範囲に、BIC1やBIC
2が連続するパターンより多くのBIC3→BIC3→
BIC4パターンを含めることによって、ハードウェア
の規模を削減することができる。この思想を具体的に実
現した実施例を図1に示す。以下図1について説明す
る。なお、ブロック同期は既にとれているものとして説
明する。
【0021】フレーム同期再生回路10は端子12およ
び14を含み、端子12に受信データaが、端子14に
受信データaに同期したFM多重放送のクロック信号b
がそれぞれ入力される。受信データaのデータ転送レー
トはたとえば16kbpsである。BIC検出回路16
は、入力された受信データaがBIC誤り許容ビット数
以内であるかどうかを判定する。もし、BIC誤り許容
ビット数以内のパターンであれば、BIC検出回路16
は受信データaがどのBICであるかを決定する。すな
わち、BIC検出回路16は、受信データaがBIC
1,BIC2,BIC3,BIC4またはBICを検出
できなかったのいずれの状態に入るかを決定し、それを
たとえば3ビットのBIC状態信号cとして、たとえば
6段のシフトレジスタを含むBIC状態レジスタ20に
出力する。BIC状態信号cは、たとえば表1に示すよ
うに(b2,b1,b0)の3ビットで構成される。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示すように、BIC状態信号cは、
たとえばBICを検出できないときは「000」,BI
C1を検出したときは「001」,BIC2を検出した
ときは「010」,BIC3を検出したときは「00
1」,BIC4を検出したときは「100」となる。カ
ウンタ18は、クロック信号bに同期してカウントアッ
プされるモジュロ288のカウンタである。したがっ
て、カウンタ18は、端子14から入力されるクロック
信号bによって1ブロックを形成するビット数(0〜2
87)をカウントし、BIC検出位置がくるたびにリッ
プルキャリーとしてシフトおよびラッチ信号dを出力す
る(ブロック同期は既にとれているとみなして記述して
いるため、カウンタ18のリセット信号は省略す
る。)。このカウンタ18からのシフトおよびラッチ信
号dによって示されるBIC検出時点において、BIC
状態レジスタ20の各段は右へシフトすると同時にBI
C検出回路16からのBIC状態信号cをBIC状態レ
ジスタ20の初段にラッチする。したがって、BIC状
態レジスタ20の各段から出力される信号は、数ブロッ
ク(この実施例では6ブロック)にわたってどのような
BICが検出されたかを示す。
【0024】BICパターン判定回路22および24に
は、それぞれ表2(A)および(B)に示すBIC変化
パターンおよびそれに対応する出力アドレスが格納さ
れ、これが正規な変化パターンとみなされる。表2
(A)にはフレーム変化点を示す2ブロック分のBIC
変化パターンが、表2(B)にはフレーム変化点を含む
前後nブロック分(この実施例では6ブロック)のBI
C変化パターンが格納される。
【0025】
【表2】
【0026】BICパターン判定回路22および24
は、それぞれたとえばROMによって構成される。BI
C状態レジスタ20の初段および2段目からの出力はB
ICパターン判定回路22で表2(A)に示すBIC変
化パターンと比較される。BICパターン判定回路22
が、BIC状態レジスタ20の初段および2段目の出力
から表2(A)に示すBIC変化パターンを検出する
と、すなわち与えられたBIC変化パターンがフレーム
変化点を示すパターンであるなら、検出信号eとその検
出したパターンのアドレスfとを出力する。
【0027】フレーム同期がとれていない場合、JK−
FF26のQ ̄端子出力はハイレベルとなり、フレーム
変化点を検出する毎にAND回路28およびOR回路3
0を介してフレームカウンタ32にロード信号gを出力
する。ハイレベルのロード信号gがフレームカウンタ3
2に与えられることによって、フレームカウンタ32に
はセレクタ34を介してアドレスfがロードされる。こ
のようにして、フレーム変化点を検出しフレーム同期獲
得動作に入ると、フレームカウンタ32から比較器36
へアドレスfが与えられる。アドレスfが、比較器36
に予め記憶されているフレーム変化点検出アドレスと一
致する毎に、比較器36はハイレベルの信号を出力す
る。比較器36の出力がハイレベルとなるタイミングで
BICパターン判定回路22によってフレーム変化点を
連続して検出する限り、NOT回路38,40,AND
回路42および44によって、フレーム同期後方保護用
のカウンタ46はカウントアップされる。そして、カウ
ンタ46が所定のフレーム同期後方保護回数に達した場
合、そのRCO端子からの出力がローレベルからハイレ
ベルへ変化し、OR回路48を介してJK−FF26に
与えられ、JK−FF26のQ端子からのフレーム同期
信号をハイレベルにする。これによってフレーム同期が
確立する。さらに、一旦フレーム同期確立状態に入った
にも拘わらず、フレームカウンタ32が示す所定のタイ
ミングでBICパターン判定回路22によってフレーム
変化点が検出できない場合は、カウンタ46のCLR端
子にローレベルの信号が入り、カウンタ46がリセット
される。
【0028】注目すべきは、以下のような構成要素をさ
らに付加することによって、より高精度なフレーム同期
の獲得を実現していることである。図21に示す従来の
フレーム同期再生回路1ではBIC状態レジスタ2を2
段で構成していたが、図1に示す実施例ではBIC状態
レジスタ20を6段に構成している。これに伴い、フレ
ーム変化点を高精度に検出できるBICパターン判定回
路24が付加されている。
【0029】BICパターン判定回路24には、上述し
たように、表2(B)に示すデータが格納され、連続す
るBIC変化パターンが、古いものから順にBIC1→
BIC1→BIC3→BIC3→BIC4→BIC3で
あれば、「17」のアドレスを出力する。同様に、BI
C4→BIC3→BIC3→BIC4→BIC2→BI
C2であれば、「138」のアドレスを出力する。ま
た、BIC2→BIC2→BIC3→BIC3→BIC
4→BIC3であれば、「153」のアドレスを出力
し、BIC4→BIC3→BIC3→BIC4→BIC
1→BIC1であれば、「2」のアドレスを出力する。
なお、表2(B)からわかるように、6ブロック分の各
BIC変化パターンには、それぞれフレーム変化点BI
C4→BIC1,BIC1→BIC3,BIC4→BI
C2およびBIC2→BIC3が含まれる。
【0030】ここで、表3を参照してさらに具体的に説
明する。
【0031】
【表3】
【0032】表3では、BIC2→BIC3のフレーム
変化点を一例として取り上げている。また、表3の中で
「×」はフレーム同期を確定できないことを、「○」は
フレーム同期を確定できることを表している。また、出
力アドレスは、このパターンを検出した際にフレームカ
ウンタ32へロードされるアドレスを示す。BICパタ
ーン判定回路24が表1(B)に示すようなBIC変化
パターンを検出した際、BICパターン判定回路24か
らフレームカウンタ32へのロード信号iとロードアド
レスhとが、それぞれOR回路30およびセレクタ34
を通して出力される。OR回路30およびセレクタ34
は、それぞれBICパターン判定回路22からの出力と
の整合をとるために必要となる。すなわち、セレクタ3
4は、ロード信号iがハイレベルのときはアドレスhを
通しかつロード信号iがローレベルのときはアドレスf
を通す。また、OR回路30はフレーム同期未確定時の
みロード信号eを通すAND回路28からの出力とロー
ド信号iとのORをとる。これによって、間違ったアド
レスをフレームカウンタ32にロードさせないようにし
ている。
【0033】また、BICパターン判定回路24によっ
て検出されたフレーム変化点は精度的に十分であるの
で、ロード信号iはOR回路48を通してJK−FF2
6のJ端子に入り、フレーム同期を強制的に確立させ
る。次に、フレーム同期前方保護用のカウンタ52を説
明する。カウンタ52は、フレーム同期が確立している
場合に動作する。すなわち、フレーム同期確立時のフレ
ームカウンタ32がフレーム変化点検出位置を示すにも
拘わらず、BICパターン検出回路22でフレーム変化
点を検出できなかった場合、AND回路54の出力はハ
イレベルとなりカウンタ52を動作させる。このため、
フレームカウンタ32が示す正規のタイミングにBIC
パターン検出回路22でフレーム変化点を検出できない
場合はカウンタ52はカウントアップし、検出できた場
合はカウンタ52はゼロリセットされる。もし、カウン
タ52の値が所定のフレーム同期前方保護回数に達した
場合はカウンタ52のRCO端子からJK−FF26の
K端子へハイレベルの信号が出力され、JK−FF26
のQ端子すなわち端子50から出力されるフレーム同期
の確定の有無を示すフレーム同期信号はローレベルとな
りフレーム同期が外れる。
【0034】図2を参照して、具体的に説明する。BI
C状態レジスタ20の1段目および2段目から出力され
る信号がそれぞれBIC2およびBIC4を示した場
合、BICパターン検出回路22はハイレベルの検出信
号eを出力しかつ「137」のアドレスfを出力する。
すると、フレームカウンタ32の値は「135」→「1
37」と変化する。次いで、BIC状態レジスタ20の
1段目および2段目から出力される信号がそれぞれBI
C3およびBIC2を示した場合、BICパターン検出
回路22はハイレベルの検出信号eを出力しかつ「15
0」のアドレスfを出力する。
【0035】その後、BIC状態レジスタ20の1段目
ないし6段目から出力されるBIC変化パターンが、表
2(B)中のBIC2→BIC2→BIC3→BIC3
→BIC4→BIC3を示した場合、BICパターン検
出回路24はハイレベルのロード信号iおよび「15
3」のアドレスhを出力する。すると、カウンタ46が
後方保護回数に達していないにも拘わらず、ハイレベル
のロード信号iがOR回路48を介してJK−FF26
に与えられるので、JK−FF26はハイレベルのフレ
ーム同期信号を出力し、フレーム同期を確立する。
【0036】このような図1に示す実施例のフレーム同
期再生回路10では、フレーム変化点を含む前後数パケ
ットのBICが、フレーム変化点を含むBIC変化パタ
ーンに一致すればフレーム変化点を検出したとみなして
いた。この図1に示すフレーム同期検出回路10では、
フレーム変化点の検出精度を保った上でハードウェア規
模を縮小させるためには、フレーム変化点の検出に利用
されるBICを連続して検出しなければならなかった。
【0037】一方、フレーム変化点をより高精度に検出
するためには、より多くの情報からフレーム変化点を決
定する必要がある。移動体FM多重放送のフレーム内の
BIC構造は図20に示すように、BIC1が13個連
続する個所,BIC3→BIC3→BIC4パターンが
41組連続する個所,BIC2が13個連続個所,およ
びBIC3→BIC3→BIC4パターンが41組連続
する個所に分割される形で構成される。このため、フレ
ーム内の位置を特定できるフレーム変化点はBIC1→
BIC3,BIC4→BIC2,BIC2→BIC3,
およびBIC4→BIC1の4箇所に限定される。
【0038】大まかにBICの配置を見ると、BICの
分布はBIC1またはBIC2が連続する部分とBIC
3→BIC3→BIC4の組が連続する部分とに分割さ
れていることがわかる。したがって、より高精度にフレ
ーム変化点検出を行うためにはBIC1→BIC3なる
フレーム変化点,BIC2→BIC3なるフレーム変化
点,BIC4→BIC1なるフレーム変化点,およびB
IC4→BIC2なるフレーム変化点の各々を確実に検
出できればよい。
【0039】そのためには、フレーム変化点には直接は
関係のないBIC1またはBIC2の連続情報およびB
IC3→BIC3→BIC4の組の連続情報も積極的に
フレーム変化点検出のために用いることも有効となる。
上述のような設計思想に基づいて、高速かつ高精度にフ
レーム同期を再生できるようにしたフレーム同期再生回
路10′がたとえば図3および図4に示される。以下、
図3および図4に示すフレーム同期再生回路10′を説
明する。なお、ブロック同期は既にとれているものとし
て簡単に説明する。
【0040】図3および図4に示すフレーム同期再生回
路10′は、図3に示すフレーム変化点検出回路60を
含む。フレーム変化点検出回路60は端子12および1
4を含み、端子12に受信データaが、端子14に受信
データaに同期した移動体FM多重放送のクロック信号
bがそれぞれ入力される。受信データaのデータ伝送レ
ートはたとえば16kbpsである。BIC検出回路1
6は、入力された受信データaがBIC誤り許容ビット
数以内であるかどうかを判定する。もし、BIC誤り許
容ビット数以内のパターンであれば、BIC検出回路1
6は受信データaがどのBICであるかを決定する。す
なわち、BIC検出回路16は、受信データaがBIC
1,BIC2,BIC3,BIC4またはBICを検出
できなかったのいずれの状態に入るかを決定し、それを
3ビットのBIC状態信号cとして、BIC状態レジス
タ62に出力する。BIC状態レジスタ62は、たとえ
ば4段のシフトレジスタを含む。カウンタ18は、クロ
ックbに同期してカウントアップされる288ビットカ
ウンタである。カウンタ18は、端子14から入力され
るクロック信号bに同期して、1ブロックを形成するビ
ット数(0〜287)をカウントし、BIC検出位置が
くるたびにシフトおよびラッチ信号dを出力する。この
カウンタ18からのシフトおよびラッチ信号dによって
示されるBICパターン検出時点において、BIC状態
レジスタ62の各段は右へシフトすると同時にBIC検
出回路16からのBIC状態信号cをBIC状態レジス
タ62の初段にラッチする。したがって、BIC状態レ
ジスタ62の各段から出力される信号は、現時点から過
去3ブロックにわたってどのようなBICが検出された
かを示すことになる。
【0041】以下、BIC4→BIC3なるBIC変化
パターンの出現状況をモニタし、BIC4→BIC1な
るフレーム変化点を検出するための構成および動作を説
明する。BIC43検出回路64はBIC状態レジスタ
62の3段目および4段目のレジスタ出力を受け、3段
目出力がBIC3でかつ4段目出力がBIC4を示す場
合にBIC4→BIC3なるBIC変化パターンを検出
したことを示すハイレベルの信号(セット信号)を出力
する。
【0042】BIC43検出回路64は、たとえば図5
に示すように構成される。図5に示す43検出回路64
は、BIC状態レジスタ62の4段目からの3ビットの
レジスタ出力b2,b1,b0をそれぞれの一方端に受
けるAND回路66,NOR回路68,70,およびそ
れらの出力が与えられるAND回路72を含む。また、
BIC状態レジスタ62の3段目からの3ビットのレジ
スタ出力b2,b1,b0がそれぞれの一方端に与えら
れるNOR回路74,AND回路76,78,およびそ
れらの出力が与えられるAND回路80を含む。そし
て、ANDゲート72はBIC4を検出するとハイレベ
ルの信号を出力し、AND回路80はBIC3を検出す
るとハイレベルの信号を出力する。したがって、BIC
43検出回路64がBIC4→BIC3なるBIC変化
パターンを検出すると、AND回路82からハイレベル
の信号が出力される。なお、AND回路66,76およ
び78のそれぞれの他方端には「1」が、NOR回路6
8,70および74の他方端には「0」が、それぞれ与
えられる。
【0043】BIC41・42検出回路84は、BIC
状態レジスタ62の3段目出力がBIC1またはBIC
2でありかつ4段目出力がBIC4を示す場合にハイレ
ベルの信号を出力する。BIC41・42検出回路84
は、たとえば図6に示すように構成される。BIC41
・42検出回路84は、NOR回路86〜96,AND
回路98〜112およびOR回路114を含む。そし
て、AND回路104および106がともにハイレベル
の信号を出力すると、AND回路110からハイレベル
の信号が出力され、BIC4→BIC1なるBIC変化
パターンを検出したことを示すハイレベルの信号がOR
回路114から出力される。また、AND回路106お
よび108がともにハイレベルの信号を出力してAND
回路112がハイレベルの信号を出力すると、BIC4
→BIC2なるBIC変化パターンを検出したことを示
すハイレベルの信号がOR回路114から出力される。
そして、BIC4→BIC1なるBIC変化パターンを
検出したときはセレクタ116から「3」のアドレスが
出力され、BIC4→BIC2なるBIC変化パターン
を検出したときにはセレクタ116からは「139」の
アドレスが出力される。なお、OR回路114出力はセ
レクタ116のイネーブル端子に入力され、OR回路1
14出力がローレベルのときはセレクタ116の出力端
子はハイインピーダンス状態となる。
【0044】また、BIC111・222検出回路11
7は、BIC状態レジスタ62の1段目・2段目・3段
目が全てBIC1かあるいは全てBIC2を示す場合に
ハイレベルの信号を出力する。BIC111・222検
出回路117は、たとえば図7に示すように構成され
る。図7に示すBIC111・222検出回路117
は、NOR回路118〜140,AND回路142〜1
68およびOR回路170を含む。そして、AND回路
154,156および158がそれぞれBIC1を検出
しハイレベルの信号を出力すると、AND回路166か
らハイレベルの信号が出力され、BIC1→BIC1→
BIC1なるBIC変化パターンを検出したことを示す
ハイレベルの信号がOR回路170から出力される。ま
た、AND回路160,162および164がそれぞれ
BIC2を検出しハイレベルの信号を出力すると、AN
D回路168からハイレベルの信号が出力され、BIC
2→BIC2→BIC2なるBIC変化パターンを検出
したことを示すハイレベルの信号がOR回路170から
出力される。
【0045】図3に戻って、カウンタ172はクリア機
能付のモジュロ3(0〜2をカウント)のカウンタであ
り、クロックとして信号dを用いる。信号dは、BIC
状態レジスタ62とBIC43検出回路64とで生じる
遅延分だけ遅延回路174によって遅延されて、カウン
タ172に与えられる。また、BIC変化点モニタ回路
176は、BIC1またはBIC2が3個以上連続する
とBIC111・222検出回路117から出力される
信号をD−FF178で遅延して得られたリセット信号
jによってゼロリセットされる。
【0046】以下、図9のタイミングチャートをも参照
しながら説明する。BIC43検出回路64において、
BIC4→BIC3パターンを検出すると、BIC43
検出回路64からRSフリップフロップ(以下、単に
「RS−FF」という)180にセット信号を出力す
る。このセット信号によってRS−FF180の出力
は、すぐにローレベルからハイレベルに変わるが、カウ
ンタ172がリセット状態からアクティブ状態に移るの
はD−FF182およびAND回路184を介して与え
られるリセット信号によって1ブロック後となる。ま
た、RS−FF180の出力がローレベルからハイレベ
ルとなる際に、D−FF182の出力を論理回路186
でゲートした信号kによって、図8に示すBIC変化点
モニタ回路176内のシフトレジスタ188の初段
(「1」側の段)に「1」をロードする。
【0047】アクティブ状態になったカウンタ172は
次にBIC4→BIC3パターンが現れる時点でハイレ
ベルの信号を出力するので、この時点でBIC43検出
回路64からのセット信号がハイレベルであるなら、A
ND回路190からはハイレベルの信号lを出力してB
IC変化点モニタ回路176内のレジスタ値は「1」カ
ウントアップすることになる。すなわち、BIC変化点
モニタ回路176内のスイッチ192aないし192e
は信号lによって下側に倒されるため、シフトレジスタ
188が右へシフトするとともに、シフトレジスタ18
8の初段は「1」をロードすることになる。
【0048】しかし、BIC43検出回路64からのセ
ット信号がローレベルであるなら、AND回路190か
らの信号lはローレベルとなり、スイッチ192aない
し192eは上側に倒されるため、シフトレジスタ18
8は左へシフトするとともにシフトレジスタ188の最
終段は「0」をロードすることになる。したがって、こ
のとき、BIC変化点モニタ回路176内のレジスタ値
は「1」カウントダウンすることになる。
【0049】すなわち、BIC4→BIC3パターンが
出現する3ブロック毎のタイミングに、BIC4→BI
C3パターンが出現すれば、BIC変化点モニタ回路1
76内のレジスタ値は「1」カウントアップするが、そ
うでないとき、すなわち3ブロック毎のタイミングで出
現しないときは、「1」カウントダウンする。なお、カ
ウンタ172からBIC変化点モニタ回路176への信
号xは、BIC変化点モニタ回路176内の各シフトレ
ジスタ188のクロックとなる。
【0050】また、シフトレジスタ188の初段が
「1」から「0」へ変わる際、シフトレジスタ188の
初段出力と遅延回路194の出力とによって論理回路1
96はハイレベルのパルスmを出力する。このハイレベ
ルのパルスmはRS−FF180のリセット端子に入り
RS−FF180の出力をハイレベルとするとともにカ
ウンタ172をリセット状態とするため、回路全体はB
IC4→BIC3パターン確保動作の待機状態となる。
なお、この機能は、誤ってBIC4→BIC3パターン
を確保した場合に特に有用である。
【0051】上述の動作が繰り返され、BIC41・4
2検出回路84からハイレベルの信号が出力されると、
そのBIC変化点をフレーム変化点の候補として挙げる
ことができる。しかし、本来BIC3と検出すべきとこ
ろを誤ってBIC1(もしくはBIC2)と検出したた
めにBIC41・42検出回路84の出力がハイレベル
となった恐れがあるため、この実施例ではさらにBIC
111・222検出回路117の出力がハイレベルとな
った場合のみフレーム変化点の候補とするべく、AND
回路198からハイレベルの候補信号を出力する。
【0052】したがって、応用例としてBIC111・
222検出回路117を変更して、BIC1x1・2x
2検出回路(xはどのBICにも属さないものであって
もよい)やさらに参照段数を変更した回路であってもよ
い。なお、この実施例ではBIC41・42検出回路8
4とBIC111・222検出回路117とが、それぞ
れの入力としてBIC状態レジスタ62の3段目からの
出力を共用しているため、両検出回路間においてBIC
1とBIC2のどちらのBICを検出しているかのチェ
ック動作が省略されていることに留意されたい。
【0053】このように選ばれたフレーム変化点の候補
信号であるAND回路198からの出力は、AND回路
200に与えられる。また、BIC変化点モニタ回路1
76内のシフトレジスタ188の予め設定された段から
の出力nとBIC4→BIC3パターン検出位置を示す
カウンタ172からの出力とがAND回路202に入力
され、そのAND回路202からの出力がAND回路2
00へ与えられる。このように、AND回路200にA
ND回路198および202からそれぞれ出力を与え、
そのANDをとることによって真のフレーム変化点かど
うかを検出する。これによって、BIC4→BIC1
(BIC2)がBIC4→BIC3の検出タイミングに
現れているか否かがわかり、現れている場合にのみ、ハ
イレベルのフレーム変化点検出信号を出力する。
【0054】なお、BIC4→BIC3パターンの検出
回数が少ない場合はBIC4→BIC1(またはBIC
2)が誤って検出された恐れがあるため、検出精度を上
げるために予め設定された回数以上のBIC4→BIC
3パターンを検出していなければならない。したがっ
て、これらのチェックを全てパスした場合のみ確度的に
フレーム変化点検出信号とみなすことができる。
【0055】ここで、BIC変化点モニタ回路176内
のシフトレジスタ188はたとえば合計16段に構成さ
れ、信号nを出力する「予め設定された段」は初段から
数えてたとえば8段目のシフトレジスタに設定される。
シフトレジスタ188からの信号nが出力される段数を
多くすればするほど確度は向上するが、その反面多くの
BIC4→BIC3パターンを検出しなければならず時
間がかかってしまうので、この両面を考慮して「予め設
定された段」はたとえば8段目に設定される。
【0056】また、BIC4→BIC1(またはBIC
2)なるフレーム変化点を通り越したと思われる場合に
は、次のBIC4→BIC2(またはBIC1)なるフ
レーム変化点を検出するためにBIC変化点モニタ回路
176内のシフトレジスタ188をリセットする必要が
ある。これは、図20に示すように、BIC1が連続し
た後とBIC2が連続した後とではBIC4→BIC3
パターンの発生個所が異なり、BIC変化点モニタ回路
176内のシフトレジスタ188の段数が少ない場合に
は、BIC1が連続する個所およびBIC2が連続する
個所でそれぞれ必然的にリセット状態になっていく。し
かし、この実施例では、フレーム変化点(BIC4→B
IC1(またはBIC2))の検出精度を上げるため、
BIC111・222検出回路117の出力をD−FF
178によって遅延して得たリセット信号jによってシ
フトレジスタ188を強制的にゼロリセットしている。
【0057】なお、BIC111・222検出回路11
7からの出力を一旦D−FF178を通して1パケット
遅らせてシフトレジスタ188のリセット信号jとする
のは、フレーム変化点の検出タイミングとリセット信号
jの入力タイミングとをずらせるためである。すなわ
ち、フレーム変化点を検出した後でリセット信号jを与
えてシフトレジスタ188をリセットするためである。
【0058】次に、BIC1(BIC2)→BIC1
(BIC2)なるBIC変化パターンの出現状況をモニ
タし、BIC1(BIC2)→BIC3なるフレーム変
化点を検出するための構成および動作を説明する。BI
C11・22検出回路204は、BIC状態レジスタ6
2の3段目および4段目のそれぞれのレジスタ出力を受
け、3段目・4段目からの出力がともにBIC1もしく
はともにBIC2を示す場合、BIC1(BIC2)→
BIC1(BIC2)なるBIC変化パターンを検出し
たことを示すハイレベルの信号を出力する。
【0059】BIC11・22検出回路204は、たと
えば図10に示すように構成される。図10に示すBI
C11・22検出回路204は、NOR回路206ない
し220,AND回路222ないし240,およびOR
回路242を含む。そして、AND回路230および2
32がそれぞれBIC1を検出してハイレベルの信号を
出力するとAND回路238はハイレベルの信号を出力
し、BIC1→BIC1パターンを検出したことを示す
ハイレベルの信号がOR回路242から出力される。ま
た、AND回路234および236がそれぞれBIC2
を検出しハイレベルの信号を出力すると、AND回路2
40はハイレベルの信号を出力し、BIC2→BIC2
パターンを検出したことを示すハイレベルの信号oがO
R回路242から出力される。
【0060】また、BIC13・23検出回路244
は、BIC状態レジスタ62の3段目および4段目のそ
れぞれのレジスタ出力を受け、3段目からの出力がBI
C3でありかつ4段目からの出力がBIC1またはBI
C2を示す場合にハイレベルの信号を出力する。BIC
13・23検出回路244は、たとえば図11に示すよ
うに構成される。図11に示すBIC13・23検出回
路244は、NOR回路246ないし254,AND回
路256ないし272,およびOR回路274を含む。
そして、AND回路264および266が、それぞれB
IC1およびBIC3を検出してハイレベルの信号を出
力すると、AND回路270はハイレベルの信号を出力
し、BIC1→BIC3パターンを検出したことを示す
ハイレベルの信号がOR回路274から出力される。ま
た、AND回路266および268が、それぞれBIC
3およびBIC2を検出してハイレベルの信号を出力す
ると、AND回路272はハイレベルの信号を出力し、
BIC2→BIC3パターンを検出したことを示すハイ
レベルの信号がOR回路274から出力される。そし
て、BIC1→BIC3パターンを検出したときにはセ
レクタ276から「16」のアドレスが出力され、BI
C2→BIC3パターンを検出したときには、セレクタ
276から「152」のアドレスが出力される。なお、
OR回路274出力はセレクタ276のイネーブルの機
能を果たし、OR回路出力がハイレベルのときのみセレ
クタ276はアドレスを出力する。
【0061】さらに、BIC334検出回路278は、
BIC状態レジスタ62の1段目,2段目および3段目
のそれぞれのレジスタ出力を受け、1段目,2段目およ
び3段目からの出力がそれぞれBIC4,BIC3およ
びBIC3を示す場合にハイレベルの信号を出力する。
BIC334検出回路278は、たとえば図12に示す
ように構成される。図12に示すBIC334検出回路
278は、NOR回路280ないし286およびAND
回路288ないし304を含む。そして、AND回路2
98,300および302が、それぞれBIC3,BI
C3およびBIC4を検出したとき、AND回路304
からBIC3→BIC3→BIC4パターンを検出した
ことを示すハイレベルの信号が出力される。
【0062】以下、図13に示すタイミング図を参照し
ながら説明する。まず、BIC11・22検出回路20
4でBIC1→BIC1パターンを検出するとBIC1
1・22検出回路204はハイレベルの信号oを出力
し、この信号oをBIC変化点モニタ回路306に与え
る。BIC変化点モニタ回路306は、BIC1(BI
C2)→BIC3なるフレーム変化点の検出に用いられ
る。BIC変化点モニタ回路306も、図8に示すよう
に構成され、この場合はシフトレジスタ188は合計9
段で構成され、BIC変化点モニタ回路176と同様の
理由から信号pを取り出す段はたとえば6段目に設定さ
れる。図8に示すように、信号oはBIC変化点モニタ
回路306のスイッチ切換信号であり、信号oがハイレ
ベルであればスイッチ192aないし192eは下側に
倒されてシフトレジスタ188が右へシフトするととも
にシフトレジスタ188の初段に「1」がロードされ
る。逆にBIC11・22検出回路204においてBI
C1→BIC1パターンを検出できない場合は、信号o
はローレベルとなりスイッチ192aないし192eは
上側に倒される。すると、シフトレジスタ188が左へ
シフトするとともにシフトレジスタ188の最終段には
「0」をロードする。
【0063】したがって、BIC変化点モニタ回路30
6内のレジスタ値は、BIC11・22検出回路204
においてBIC1(BIC2)→BIC1(BIC2)
パターンを検出した場合は+1カウントアップされ、検
出できない場合は−1カウントダウンされる。BIC1
(BIC2)→BIC3なるフレーム変化点の検出で
は、BIC13・23検出回路244とBIC334検
出回路278との出力がともにハイレベルでありかつB
IC変化点モニタ回路306内部のシフトレジスタ18
8の予め定められた段(この実施例では6段目)から出
力される信号pがハイレベルの場合にのみ、フレーム変
化点とみなし、ハイレベルのフレーム変化点検出信号を
出力する。この判定は、AND回路308および310
によって行われる。
【0064】BIC変化点モニタ回路306内のシフト
レジスタ188のゼロリセット状態への移行は、フレー
ム内のBIC3→BIC3→BIC4が連続する個所で
徐々に行われるが、この実施例では、BIC1(BIC
2)→BIC3なるフレーム変化点の検出精度をより高
めるためにBIC334検出回路278から出力される
信号がハイレベルの場合、すなわちD−FF312を介
して1パケット遅れて出力されるリセット信号qがハイ
レベルとなる場合に、シフトレジスタ188を強制的に
リセットする。
【0065】このようなフレーム変化点検出回路60で
は、AND回路200および310からそれぞれ出力さ
れるBIC4→BIC1(BIC2)なるフレーム変化
点検出信号およびBIC1(BIC2)→BIC3なる
フレーム変化点検出信号は、それぞれOR回路314を
介して出力される。図9を参照して簡単に説明すると、
カウンタ172の出力がハイレベルでありかつBIC変
化点モニタ回路176からの信号nがハイレベルであれ
ば、AND回路202の出力もハイレベルとなる。この
とき、BIC41・42検出回路84の出力およびBI
C111・222検出回路117の出力もハイレベルで
あれば、AND回路198の出力もハイレベルとなる。
したがって、AND回路198および202の出力がと
もにハイレベルとなるとき、AND回路200,OR回
路314を介して端子324aからハイレベルのフレー
ム変化点検出信号が出力される。
【0066】また、図13を参照して簡単に説明する
と、BIC13・23検出回路244の出力およびBI
C334検出回路278の出力がともにハイレベルとな
るとき、AND回路308の出力がハイレベルとなる。
このとき、BIC変化点モニタ回路からの信号pがハイ
レベルであればAND回路310,OR回路314を介
して、端子324aからハイレベルのフレーム変化点検
出信号が出力される。
【0067】なお、図3に示す各端子316a,318
a,320a,322aおよび324aは、それぞれ図
4に示す各端子316b,318b,320b,322
bおよび324bに接続される。すなわち、カウンタ1
8からのシフトおよびラッチ信号dがBIC状態レジス
タ326に与えられ、BIC検出回路16からのBIC
状態信号cがBIC状態レジスタ326のシフトレジス
タの初段から与えられる。また、BIC41・42検出
回路84およびBIC13・23検出回路244からそ
れぞれ出力されるアドレスと、OR回路314からのフ
レーム変化点検出信号とがセレクタ34に与えられる。
【0068】図4を参照して、セレクタ34に端子32
4bからフレーム変化点検出信号が与えられたとき、端
子320bもしくは322bのアドレス(端子320b
および322bのいずれか一方はハイインピーダンス状
態である。)がセレクタ34を介してフレームカウンタ
32にセットされる。また、端子324bから入力され
たフレーム変化点検出信号をOR回路48を介してJK
−FF26に与えることによって、JK−FF26はハ
イレベルのフレーム同期信号を出力し、フレーム同期を
確立する。なお、ROMからなるBICパターン検出回
路22には、図1に示す実施例と同様に表2(A)に示
すBIC変化パターンおよび出力アドレスが格納され、
2段構成のBIC状態レジスタ326から与えられるB
IC変化パターンと表2(A)に示すBIC変化パター
ンとを比較することによってフレーム変化点を検出す
る。その他の構成については図1に示す実施例と同様で
あるので、同一の参照番号を付すことによってその重複
する説明は省略する。
【0069】このように構成されるフレーム同期再生回
路10′では、BIC1またはBIC2の連続情報やB
IC3→BIC3→BIC4のBIC変化パターンの連
続情報を活用して、定められたBIC変化パターンを連
続して検出した場合はレジスタ値を「+1」、検出でき
なかった場合はレジスタ値を「−1」することによっ
て、BIC変化パターンがどの程度連続したかを認識す
ることができる。したがって、BICが誤って他のBI
Cとして検出されたことによって生じるフレーム変化点
の誤検出を、得られた連続情報を使用することによって
防ぐことができる。
【0070】また、BIC41・42検出回路84とB
IC13・23検出回路244とを分離し最適化を図る
ことによって、フレーム変化点をより高精度に検出でき
る。BIC41・42検出回路84とBIC13・23
検出回路244とを分離することによって、BIC1→
BIC3なるフレーム変化点とBIC2→BIC3なる
フレーム変化点とを分離することができ、BIC4→B
IC1なるフレーム変化点とBIC4→BIC2なるフ
レーム変化点ともほぼ分離することができる。これは、
移動体FM多重放送のフォーマットのBIC配置に負う
ところが大きい(図20参照)。
【0071】すなわち、BIC1→BIC3なるフレー
ム変化点の検出個所の後には41組のBIC3→BIC
3→BIC4が連続するため、BIC1の連続数をモニ
タするBIC変化点モニタ回路306は、BIC2が連
続する個所に到達するまでに初期化されることになる。
当然、BIC2→BIC3なるフレーム変化点検出に関
しても同様なことがいえる。
【0072】一方、BIC4→BIC1なるフレーム変
化点はBIC4→BIC3が3パケット毎に現れる連続
情報を活用し検出されるが、BIC4→BIC1なるフ
レーム変化点の検出位置の後にはBIC1が13個しか
なく、13個が3で割り切れないため、BIC1の後の
BIC4→BIC3パターンによってBIC変化点モニ
タ回路176が初期化される。すなわち、BIC1が1
3個続いた後では、BIC4→BIC3パターンは所望
のタイミングで検出できないので、変化点モニタ回路1
76は初期化されていく。BIC4→BIC2なるフレ
ーム変化点検出に関しても同様なことがいえる。なお、
この機能を有効に作用させるためには、BIC変化点モ
ニタ回路176または306の最大カウント値の大きさ
が重要になる。したがって、この実施例では上述のよう
に、BIC変化点モニタ回路176をたとえば16段で
構成し、BIC変化点モニタ回路306をたとえば9段
に設定する。
【0073】また、BIC4→BIC1(BIC2)な
るフレーム変化点は1つ前のBIC4→BIC3パター
ンから3パケット後に配置されているため、BIC変化
点モニタ回路176のBIC4→BIC3の検出タイミ
ングを使用してBIC4→BIC1(BIC2)なるフ
レーム変化点を検出することによって、高精度のフレー
ム変化点検出を実現することができる。
【0074】それに対し、BIC1(BIC2)→BI
C3なるフレーム変化点検出の検出精度は、BIC4→
BIC3の検出タイミングを使用してBIC4→BIC
1(BIC2)なるフレーム変化点を検出するフレーム
変化点検出に比べ若干劣る。これは、BIC1(BIC
2)→BIC3なるフレーム変化点の前にはBIC1
(BIC2)が連続するだけであるので、BIC4→B
IC1(BIC2)なるフレーム変化点検出のようにB
IC4→BIC3の検出タイミングを利用できないから
である。
【0075】したがって、高精度なフレーム変化点検出
を行えるBIC4→BIC1(BIC2)なるフレーム
変化点を検出する回路を単独で用いてフレーム検出を行
うだけでもよく、この場合でも高精度にフレーム変化点
を検出できる。上述のフレーム同期再生回路10′によ
れば、フレーム変化点前後のBIC変化パターンが決め
られた間隔で複数回連続して検出されるとフレーム同期
を確立できるので、フレーム変化点の検出精度を保った
上でハードウェア規模を縮小できる。
【0076】なお、上述の実施例ではBICが4種類の
場合について述べたが、BICの種類は任意でよく、以
下、2種類の場合および3種類の場合について述べる。
まず、BICが2種類の場合のBIC配列の一例を図1
4に示す。図14では、BICがBIC1とBIC2と
で構成され、サブ変化点(BIC2→BIC1)の出現
予定位置(←で示す)に、フレーム変化点(BIC2→
BIC2)がある場合、およびサブ変化点(BIC1→
BIC2)の出現予定位置(←で示す)にフレーム変化
点(BIC1→BIC1)がある場合を示す。なお、☆
印はフレーム変化点を、←はサブ変化点を表す。
【0077】この場合のフレーム変化点検出は、たとえ
ば図15に示すようなフレーム変化点検出回路330に
よって実現される。このフレーム変化点検出回路330
は、図3に示すフレーム変化点検出回路60の334パ
ターンを利用してフレーム変化点を検出する手法を応用
したものである。フレーム変化点検出回路330は、基
本的には、フレーム変化点検出回路60と同様に動作す
るが、カウンタ172がMOD2のカウンタとなり、各
BICパターン検出回路はパターンに対応するようにな
る。すなわち、BIC12検出回路332およびBIC
21検出回路334がBIC43検出回路64と同様の
働きをする。また、BIC11検出回路336およびB
IC22検出回路338がBIC41・42検出回路8
4と、BIC121検出回路340およびBIC212
検出回路342がBIC111・222検出回路117
と、それぞれ同様の働きをする。
【0078】しかし、BICの種類の制限から、BIC
2→BIC2検出用のサブ変化点(BIC2→BIC
1)とBIC1→BIC1検出用のサブ変化点(BIC
1→BIC2)との発生位置をそれぞれずらすことがで
きないため、どちらか一方のフレーム変化点の検出動作
中にはもう一方の検出回路の組をウェイト状態にする必
要がある。そのために調停回路344を挿入する。な
お、BIC1→BIC1なるフレーム変化点を検出する
検出回路の組346には、BIC12検出回路332と
BIC11検出回路336とBIC121検出回路34
0とが含まれる。また、BIC2→BIC2なるフレー
ム変化点を検出する検出回路の組348には、BIC2
1検出回路334とBIC22検出回路338とBIC
212検出回路342とが含まれる。その他の構成につ
いてはBICが4種類の場合すなわち図4に示すフレー
ム変化点検出回路60とほぼ同様であるので、同一の参
照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0079】したがって、基本的な動作もフレーム変化
点検出回路60と同様であるため重複説明を省き、新た
に追加された調停回路344を中心に説明する。調停回
路344の初期状態では、両方の検出回路の組346お
よび348をアクティブにしてBIC12検出回路33
2とBIC21検出回路334とのいずれか一方におい
てBIC変化パターンが検出されるのを待つ。BIC2
1検出回路334の方が早くBIC変化パターンを検出
した場合、BIC21検出信号が調停回路344に入力
されると、調停回路344はBIC2→BIC2なるフ
レーム変化点をその後検出するために、BIC1→BI
C1なるフレーム変化点検出用の検出回路の組346を
ウェイト状態にする信号を検出回路の組346に出力す
る。これによってウェイト状態にされた検出回路の組3
46は、調停回路344によってアクティブ状態に戻さ
れるまで、入力に関係なく常にローレベルの信号を出力
する。調停回路344のリセットは、BIC変化点モニ
タ回路176からRS−FF180のR端子に与えられ
る信号がハイレベルからローレベルに変化する際に行わ
れる。また、このリセットによって調停回路344は両
方の検出回路の組346および348をアクティブ状態
にする。また、調停回路344は、BIC11検出回路
336あるいはBIC22検出回路338のいずれかが
ハイレベルとなった1ブロック後の期間(1ブロックの
間)、両方の検出回路の組346および348をウェイ
ト状態にする機能を有している。
【0080】そして、フレーム変化点検出回路330に
は図4に示す回路が接続される。すなわち、BIC11
検出回路336から出力されるアドレス336aが端子
320bへ入力され、BIC22検出回路338から出
力されるアドレス338aが端子322bへ入力され
る。なお、図15に示すフレーム変化点検出回路330
を用いてBIC2→BIC2なるフレーム変化点を検出
する際のタイミング図を図16に示す。
【0081】図16において、調停回路344の出力A
は、検出回路の組346のウェイト信号(信号がローレ
ベルの際にウェイト状態にする)を示す。また、調停回
路348の出力Bは、用いられる検出回路の組348の
ウェイト状態(信号がローレベルの際にウェイト状態に
する)を示す。図16は、BIC22検出回路338が
ハイレベルになった直後のブロックで本来BIC2→1
パターンが検出されるはずであるが、調停回路344の
出力BによってBIC21検出回路334がウェイト状
態にされていることがわかる。
【0082】次いで、BICが3種類の場合について述
べる。BICが3種類の場合のBIC配列の一例を図1
7に示す。図17では、BICとしてBIC1,BIC
2およびBIC3が用いられる。そして、サブ変化点
(BIC2→BIC1)の出現予定位置(←で示す)に
フレーム変化点(BIC2→BIC2)があり、サブ変
化点(BIC3→BIC2)の出現予定位置(←で示
す)にフレーム変化点(BIC2→BIC2)があり、
サブ変化点(BIC1→BIC3)の出現予定位置(←
で示す)にフレーム変化点(BIC1→BIC1)があ
る場合を示す。
【0083】この場合のフレーム変化点検出は、たとえ
ば図18に示すフレーム変化点検出回路350によって
実現される。このフレーム変化点検出回路350は、図
15に示すフレーム変化点検出回路330とほぼ同様で
あり、BIC1→BIC2たるBIC変化パターンおよ
びBIC2→BIC1たるBIC変化パターンを利用し
てフレーム変化点を検出する手法の応用となる。フレー
ム変化点検出回路350は、BIC21検出回路33
4,BIC11検出回路336,BIC22検出回路3
38およびBIC121検出回路340のほか、さら
に、BIC13検出回路352,BIC232検出回路
354,BIC32検出回路356,BIC33検出回
路358およびBIC313検出回路360を含む。そ
の他の構成については図15に示す実施例とほぼ同様で
あるので、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略
する。
【0084】フレーム変化点検出回路350は、基本的
には、フレーム変化点検出回路60と同様に動作する
が、各BICパターン検出回路はパターンに対応するよ
うになる。すなわち、BIC13検出回路352,BI
C21検出回路334およびBIC32検出回路356
がそれぞれBIC43検出回路64と同様の働きをす
る。また、BIC11検出回路336,BIC22検出
回路338およびBIC33検出回路358がBIC4
1・BIC42検出回路84と、BIC121検出回路
340,BIC232検出回路354およびBIC31
3検出回路360がBIC111・222検出回路11
7と、それぞれ同様の働きをする。
【0085】また、BICが2種類の場合と同じ理由か
ら調停回路345が必要となってくる。なお、調停回路
345は3つの検出回路の組362,364および36
6をウェイト状態にする。BIC1→BIC1なるフレ
ーム変化点を検出するための検出回路の組362はBI
C13検出回路352,BIC11検出回路336およ
びBIC121検出回路340を含む。BIC2→BI
C2なるフレーム変化点を検出するための検出回路の組
364はBIC21検出回路334,BIC22検出回
路338およびBIC232検出回路354を含む。B
IC3→BIC3なるフレーム変化点を検出するための
検出回路の組366はBIC32検出回路356,BI
C33検出回路358およびBIC313検出回路36
0を含む。
【0086】基本的な動作はBICが2種類の場合と同
じであるため、重複説明は省き、若干変更された調停回
路345をメインに説明する。調停回路345の初期状
態では、3つの検出回路の組362,364および36
6をアクティブにし、BIC13検出回路352,BI
C21検出回路334およびBIC32検出回路356
のうちのいずれかでBIC変化パターンが検出されるの
を待つ。BIC21検出回路334が最も早く検出した
場合、BIC21検出信号が調停回路345に入力され
ると、調停回路345はBIC2→BIC2なるフレー
ム変化点をその後検出するために、BIC1→BIC1
なるフレーム変化点検出用の検出回路の組362とBI
C3→BIC3なるフレーム変化点検出用の検出回路の
組366をウェイト状態にする信号を検出回路の組36
2および366に出力する。これにより、ウェイト状態
にされた検出回路は、調停回路345によってアクティ
ブ状態に戻されるまで、入力に関係なく常にローレベル
の出力を出すことになる。調停回路345のリセット
は、BIC変化点モニタ回路176からRS−FF18
0のR端子に与えられる信号がハイレベルからローレベ
ルに変化する際に行われる。また、このリセットによっ
て調停回路345は全ての検出回路の組362,364
および360をアクティブ状態にする。
【0087】この場合にも、フレーム変化点検出回路3
50には図4に示す回路が接続される。すなわち、BI
C11検出回路336から出力されるアドレス336a
が端子320bへ、BIC22検出回路338から出力
されるアドレス338aが端子322bへ、BIC33
検出回路358から出力されるアドレス358aが端子
320bおよび端子322bと同様にセレクタ34に接
続される端子(図示せず)へそれぞれ入力される。
【0088】フレーム変化点検出回路350を用いたB
IC2→BIC2なるフレーム変化点を検出する際のタ
イミング図を図19に示す。図19において、調停回路
345の出力は、検出回路の組362および検出回路の
組366のウェイト信号(信号がローレベルの際にウェ
イト状態にする)を示す。
【0089】なお、上述の各実施例によれば、他のフレ
ーム同期再生回路(従来のフレーム同期再生回路も含
む)と併用することによって必然的にパケット正受信率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1実施例の動作の一例を示すタイミング図で
ある。
【図3】この発明の他の実施例の一部であるフレーム変
化点検出回路を示す回路図である。
【図4】図3に示すフレーム変化点検出回路に接続され
る回路を示す回路図である。
【図5】BIC43検出回路の一例を示す回路図であ
る。
【図6】BIC41・42検出回路の一例を示す回路図
である。
【図7】BIC111・222検出回路の一例を示す回
路図である。
【図8】BIC変化点モニタの一例を示す回路図であ
る。
【図9】図3および図4に示す実施例がBIC4→BI
C1パターンを検出する場合の動作の一例を示すタイミ
ング図である。
【図10】BIC11・22検出回路の一例を示す回路
図である。
【図11】BIC13・23検出回路の一例を示す回路
図である。
【図12】BIC334検出回路の一例を示す回路図で
ある。
【図13】図3および図4に示す実施例がBIC1→B
IC3パターンを検出する場合の動作の一例を示すタイ
ミング図である。
【図14】BICが2種類の場合のBIC配列の一例を
示す図解図である。
【図15】BICが2種類の場合のフレーム変化点検出
回路の一例を示す回路図である。
【図16】図15に示すフレーム変化点検出回路の動作
の一例を示すタイミング図である。
【図17】BICが3種類の場合のBIC配列の一例を
示す図解図である。
【図18】BICが3種類の場合のフレーム変化点検出
回路の一例を示す回路図である。
【図19】図18に示すフレーム変化点検出回路の動作
の一例を示すタイミング図である。
【図20】移動体FM多重放送のフレーム構造の一例を
示す図解図である。
【図21】従来の技術を示す回路図である。
【符号の説明】
10,10′ …フレーム同期再生回路 16 …BIC検出回路 18,172 …カウンタ 20,62,326 …BIC状態レジスタ 22,24 …BICパターン判定回路 26 …JK−FF 32 …フレームカウンタ 34,116,276 …セレクタ 36 …比較器 46 …フレーム同期後方保護用のカウンタ 52 …フレーム同期前方保護用のカウンタ 64 …BIC43検出回路 84 …BIC41・42検出回路 117 …BIC111・222検出回路 204 …BIC11・22検出回路 244 …BIC13・23検出回路 278 …BIC334検出回路 176,306 …BIC変化点モニタ回路 180 …RS−FF 188 …シフトレジスタ 332 …12検出回路 334 …21検出回路 336 …11検出回路 338 …22検出回路 340 …121検出回路 342 …212検出回路 352 …13検出回路 354 …232検出回路 356 …32検出回路 358 …33検出回路 360 …313検出回路 344,345 …調停回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 政幸 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 黒田 徹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 磯部 忠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 山田 宰 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各パケットの先頭にフレーム同期をとるた
    めのBICが付加された複数のブロックによって1つの
    フレームが構成され、前記BICの種類が前記フレーム
    内の位置に応じて固定的に割り付けられることによって
    前記BIC変化パターンが所定数種類に固定されている
    データを受信するFM多重放送受信機のフレーム同期再
    生回路であって、 フレーム内の位置を確定できるフレーム変化点を含む前
    後数ブロック分のBIC変化パターンを検出することに
    よってフレーム同期を確立する手段を備える、フレーム
    同期再生回路。
  2. 【請求項2】前記BICはBIC1ないしBIC4の4
    種類のBICによって構成され、前記フレーム変化点は
    BIC4→BIC1,BIC4→BIC2,BIC1→
    BIC3およびBIC2→BIC3を含み、 BIC4→BIC1またはBIC4→BIC2なるフレ
    ーム変化点に対しては前記フレーム変化点以前のブロッ
    ク数がフレーム変化点以降のそれより多くなるようにブ
    ロック数が設定される、請求項1記載のフレーム同期再
    生回路。
  3. 【請求項3】前記BICはBIC1ないしBIC4の4
    種類のBICによって構成され、前記フレーム変化点は
    BIC4→BIC1,BIC4→BIC2,BIC1→
    BIC3およびBIC2→BIC3を含み、 BIC1→BIC3またはBIC2→BIC3なるBI
    C変化点に対しては前記フレーム変化点以前のブロック
    数がフレーム変化点以降のそれより少なくなるようにブ
    ロック数が設定される、請求項1記載のフレーム同期再
    生回路。
  4. 【請求項4】各パケットの先頭にフレーム同期をとるた
    めのBICが付加された複数のブロックによって1つの
    フレームが構成され、前記BICの種類が前記フレーム
    内の位置に応じて固定的に割り付けられることによって
    前記BIC変化パターンが所定数種類に固定されている
    データを受信するFM多重放送受信機のフレーム同期再
    生回路であって、 フレーム内の位置を確定できるフレーム変化点を含まな
    い第1BIC変化パターンの出現状況をモニタするモニ
    タ手段、および前記フレーム変化点を含む第2BIC変
    化パターンを検出するBIC変化点検出手段を備え、 前記BIC変化点検出手段によって前記第2BIC変化
    パターンを検出しかつ前記フレーム変化点の検出以前に
    前記モニタ手段が前記第1BIC変化パターンを所定値
    以上検出したことを示す場合に、前記第2BIC変化パ
    ターンに含まれるフレーム変化点を真のフレーム変化点
    とする、フレーム同期再生回路。
  5. 【請求項5】前記BICはBIC1ないしBIC4の4
    種類のBICによって構成され、前記フレーム変化点は
    BIC4→BIC1,BIC4→BIC2,BIC1→
    BIC3およびBIC2→BIC3を含む、請求項4記
    載のフレーム同期再生回路。
  6. 【請求項6】前記モニタ手段がモニタする前記第1BI
    C変化パターンはBIC4→BIC3を含み、前記BI
    C変化点検出手段が検出する前記第2BIC変化パター
    ンはBIC4→BIC1を含む、請求項5記載のフレー
    ム同期再生回路。
  7. 【請求項7】前記モニタ手段がモニタする前記第1BI
    C変化パターンはBIC4→BIC3を含み、前記BI
    C変化点検出手段が検出する前記第2BIC変化パター
    ンはBIC4→BIC2を含む、請求項5記載のフレー
    ム同期再生回路。
  8. 【請求項8】前記BIC変化点検出手段は、前記第1B
    IC変化パターンを検出するタイミングで前記第2BI
    C変化パターンを検出する、請求項6または7記載のフ
    レーム同期再生回路。
  9. 【請求項9】前記モニタ手段がモニタする前記第1BI
    C変化パターンはBIC1→BIC1を含み、前記BI
    C変化点検出手段が検出する前記第2BIC変化パター
    ンはBIC1→BIC3→BIC3→BIC4を含む、
    請求項5記載のフレーム同期再生回路。
  10. 【請求項10】前記モニタ手段がモニタする前記第1B
    IC変化パターンはBIC2→BIC2を含み、前記B
    IC変化点検出手段が検出する前記第2BIC変化パタ
    ーンはBIC2→BIC3→BIC3→BIC4を含
    む、請求項5記載のフレーム同期再生回路。
  11. 【請求項11】前記モニタ手段は、本来検出されるべき
    タイミングで定められた前記第1BIC変化パターンを
    検出するたびにカウントを1つインクリメントし、前記
    第1BIC変化パターンを本来検出されるタイミングで
    検出しない場合にカウントを1つディクリメントするこ
    とによって、前記第1BIC変化パターンの出現状況を
    モニタする、請求項1ないし10のいずれかに記載のフ
    レーム同期再生回路。
  12. 【請求項12】各パケットの先頭にフレーム同期を検出
    するためのBICが付加された複数のブロックによって
    1つのフレームが構成され、 前記フレーム内で用いられる前記BICの種類を複数個
    に限定し、この限定された前記BICを組み合わせるこ
    とによって構成されるBIC変化パターンのうち特定の
    BIC変化パターンを前記フレーム内の位置を確定でき
    るフレーム変化点とし、 さらに前記フレーム変化点以前に配置されかつ前記フレ
    ーム内の位置を確定できないBIC変化パターンのうち
    或る規則をもって出現する特定のBIC変化パターンを
    サブ変化点とし、 前記サブ変化点の出現するタイミングで前記フレーム変
    化点が出現するように前記BICが配置される構造のデ
    ータを受信するFM多重放送受信機のフレーム同期再生
    回路であって、 前記サブ変化点の出現状況をモニタするモニタ手段、お
    よび前記フレーム変化点を検出するBIC変化点検出手
    段を備え、 前記BIC変化点検出手段によって前記フレーム変化点
    を検出しかつ前記モニタ手段が前記フレーム変化点の検
    出以前に前記サブ変化点を所定値以上検出したことを示
    す場合に前記フレーム変化点を真のフレーム変化点とす
    る、フレーム同期再生回路。
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