JPH08232652A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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Publication number
JPH08232652A
JPH08232652A JP7035742A JP3574295A JPH08232652A JP H08232652 A JPH08232652 A JP H08232652A JP 7035742 A JP7035742 A JP 7035742A JP 3574295 A JP3574295 A JP 3574295A JP H08232652 A JPH08232652 A JP H08232652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
exhaust
shell
heat exchange
condensed water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7035742A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kondo
裕二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP7035742A priority Critical patent/JPH08232652A/ja
Publication of JPH08232652A publication Critical patent/JPH08232652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換装置において、凝縮水の壁面衝突によ
る金属音の発生をなくす。 【構成】 熱交換部6内に水平姿勢で組み込まれている
チューブ4,4・・の排出側突出先端部を下方へ屈曲さ
せ、その下方に水受け部7を設け、水滴10となった凝
縮水を、水7aが貯えられている前記水受け部7内に落
下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの排気熱を利
用して水を加熱する熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換装置は、図3に例示する如く、一
側面に排気ガス流入用の流入口2を有し、他側面に排気
ガス排出用の排気口3を有したシェル1内に、複数本の
チューブ4,4・・を水平配置し、それら複数本のチュ
ーブ4,4・・の周りに水路5を形成し、チューブ内
4,4・・を通過する排気ガスによって、前記水路5内
の水を加熱し、冷却された排気ガスを排気口3より排出
する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シェル内に流入した高
温の排気ガスは、チューブ内を通過する際に水との熱交
換で温度が低下し、凝縮水を発生させる。チューブから
排出された排気ガスは、排気口から排出されるのである
が、各チューブから排出された排気ガスは、チューブの
排気側先端とシェルの側壁との狭い空間部で方向を変
え、小径の排気口に集合するものの、水滴10となった
凝縮水はそのまま直進してシェル1の内側壁に衝突し、
その際不快な金属音を発生させる。又、凝縮水が熱交換
装置以降の配管、例えばマフラ内に流入すると、マフラ
が腐食を起こす虞れがある。騒音に関しては、シェルの
側壁を厚くしたり、ガス流路の排気側先端と側壁との間
隔を広くするなどの対策が考えられるが、装置の重量増
加や、大型化を招いてしまうし、腐食対策として、配管
に耐腐食性の材質を採用すると、コストアップを招く結
果となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、小型軽量のシ
ェルにて、前記金属音の発生をなくした熱交換装置であ
って、その構成は、一端側に流入口を有し、他端側に排
出口を有したシェル内に、流入口から排出口に向けて複
数本のガス流路を互いに並行して配置し、それら複数本
のガス流路の周りに水路を形成し、ガス流路内を通過す
る排気ガスによって、前記水路内の水を加熱する熱交換
装置において、前記各ガス流路の排気側先端を下方に向
け、その下に貯水可能な水受けを設けたことにある。前
記流入口が側面に設けられたシェルでは、水平配置した
各ガス流路の排気側先端部を下方へ屈曲させ、その下に
水受けを設けることができ、流入口が上面に設けられた
シェルでは、ガス流路を垂直配置し、その下に水受けを
設けることができる。そして前記水受けには、オーバー
フロー水を排出する排水口を設けることが望ましい。
【0005】
【作用】ガス流路の排気側先端が下方に向いているの
で、ガス流路内で水滴となった凝縮水はそのまま水受け
内に落下し、かすかな水の跳ね返り音しか発生しない。
ガス流路から排出された排気ガスは、排気口に集合し、
排出される。
【0006】
【実施例】本発明に係る熱交換装置の実施例を、図面に
基づいて説明する。図1において、1は薄い金属板で形
成されたシェルであり、そのシェル1には片側面の上部
に排気ガス流入用の流入口2が開口し、その流入口2は
図示しないエンジンの排気管に接続され、又他側面の上
部には排気ガス流出入用の排気口3が開口し、図示しな
いマフラに接続される。前記シェル1内には、ガス流路
である複数本のチューブ4,4・・を互いに並行して水
平に配置し、それらチューブ4,4・・の周囲を水路5
で覆うことによって形成された熱交換部6が、チューブ
4,4・・の各流入側先端を、前記流入口2側に向けて
組み込まれている。前記水路5は、流入口5aから流入
した水が、チューブ4,4・・の外周面に対して効率良
く接触しながら流出口5bから流出されるようになって
おり、チューブ4,4・・の排出側先端部は水路5から
排出側へ突出し、その突出部は、先端が真下を向くよう
に夫々下方へ90度屈曲され、各チューブ4,4・・の
排出方向延長上に他のチューブが干渉し合わないよう
に、上側に位置するチューブほど排出口3側寄りにおい
て屈曲されている。
【0007】前記シェル1の排出口3側下面には、一段
低くなった水受け部7が設けられ、その水受け部7には
数センチの深さだけ水7aを貯えることができるよう
に、シェル1の側面に、水受け部7内から超過したオー
バーフロー水を排出する排水口8が設けられ、その排水
口8には排気ガスの流出をシャットアウトする為のトラ
ップ9が形成されている。そして前記水受け部7と、シ
ェル内面の水分が付着しやすい部分には、セラミックの
コーティングが施されている。
【0008】このように形成された熱交換装置によれ
ば、流入口2より導入された高温の排気ガスが、熱交換
部6のチューブ4,4・・内に流れ込み、そのチューブ
4,4・・内を通過する間に水路5内の水を加熱し、屈
曲部を抜けて、排気口3から排出され、マフラへと送ら
れる。熱交換部6で加熱された水は、暖房用の補助加熱
等に利用される。排気ガスは、前記チューブ4,4・・
内を通過する際、温度が急激に低下し、凝縮水を発生さ
せるが、その凝縮水は、排出側先端部4a,4a・・か
ら水滴10となって水受け部7内に落下するため、シェ
ル1の内壁面に衝突して金属音を発生させることはな
い。又、凝縮水の大部分が水受け部に溜るため、熱交換
装置以降の配管部分へは凝縮水が殆ど流入することがな
く、配管部分の腐食進行が抑制される。
【0009】前記実施例はチューブが水平配置されてい
るため、チューブの排出側先端部を屈曲させたが、例え
ば図2に示す如く、シェル1の上面に流入口2を設ける
と共に、側面下部に排気口3を設け、チューブ4,4・
・の周囲に、流入口5aから流入した水が、チューブ
4,4・・の外周面に対して効率良く接触しながら流出
口5bから流出する水路5を備えた交換部6を、前記チ
ューブ4,4・・が垂直配置されるように組み込めば、
チューブ4,4・・の曲げ加工が不要となる。尚、この
場合、流入口2´を、シェル1の側面上部に形成しても
成立する。
【0010】本発明の熱交換装置は、水受け部7に水7
aが溜っている場合に効果を発揮するものであるから、
水受け部7に水を補給する給水手段を設けたり、腐食を
防止する目的で、各部材を耐腐食性に優れた材質で形成
することが望ましく、水受け部を、シェルとは別体形成
された器を組み込むことによって形成しても差し支えな
く、そのようにすれば、水受け部が腐食してもそれのみ
を交換することによって初期機能が回復され、水受け部
が耐腐食性材質で形成されていれば、その交換も必要な
くなる。実施例の熱交換部は、ガス流路がチューブによ
って形成されているが、熱交換部全体を鋳造により一体
成形し、熱交換部の両側にシェルを組み付けることによ
り装置を形成することもできる。この場合、ガス流路が
水平の場合は、各ガス流路の排出側にエルボを接続して
排気側先端を下方へ向ける。又装置の外表面を構成する
シェルは、一部が熱交換部6を共用したものとなってし
まうが、このような構造にあっては、シェル内に熱交換
部が組み込まれたものと解する。更に実施例のシェルは
両側面が垂直に形成されているが、排気ガスが排出口に
集合しやすいように傾斜させたり、流入口や排出口の位
置変更をしたり、ガス流の数を増減するなど、適宜変更
される。
【0011】本発明の熱交換装置は、水滴となった凝縮
水を水受け部内に落下させることにより騒音を減少させ
るものであるから、壁を厚くしたり空間を広げる必要が
なく、軽量且つコンパクト化を図れる。又構造が簡単で
形成容易であると共に、故障の心配もない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ガス流路の排気側先端
を下方に向け、その下に貯水可能な水受けを設けたの
で、ガス流路から排出される水滴となった凝縮水は水受
け内へ落下され、騒音の発生がなくなると共に、交換装
置以降の配管への凝縮水侵入が殆どなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱交換装置の説明図である。
【図2】 変更例の説明図である。
【図3】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・シェル、2,2´・・流入口(排気ガス流入
用)、3・・排気口(排気ガス排出用)、4・・チュー
ブ、5・・水路、5a・・流入口、5b・・流出口、6
・・熱交換部、7・・水受け部、7a・・水、8・・排
水口、9・・トラップ、10・・水滴。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に流入口を有し、他端側に排出口
    を有したシェル内に、流入口から排出口に向けて複数本
    のガス流路を互いに並行して配置し、それら複数本のガ
    ス流路の周りに水路を形成し、ガス流路内を通過する排
    気ガスによって、前記水路内の水を加熱する熱交換装置
    において、前記各ガス流路の排気側先端を下方に向け、
    その下に貯水可能な水受けを設けた熱交換装置。
  2. 【請求項2】 前記流入口をシェルの側面に形成し、水
    平に設けた各ガス流路の排気側先端部を下方へ屈曲させ
    た請求項1に記載の熱交換装置。
  3. 【請求項3】 前記流入口をシェルの上面に形成し、ガ
    ス流路を垂直に配置した請求項1に記載の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記水受けに、オーバーフロー水を排出
    する排水口を設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の
    熱交換装置。
JP7035742A 1995-02-23 1995-02-23 熱交換装置 Pending JPH08232652A (ja)

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