JPH082325Y2 - 立体駐車装置の車輪止め - Google Patents

立体駐車装置の車輪止め

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JPH082325Y2
JPH082325Y2 JP9445390U JP9445390U JPH082325Y2 JP H082325 Y2 JPH082325 Y2 JP H082325Y2 JP 9445390 U JP9445390 U JP 9445390U JP 9445390 U JP9445390 U JP 9445390U JP H082325 Y2 JPH082325 Y2 JP H082325Y2
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JP
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lift
vehicle
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wheel stop
car
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JP9445390U
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JPH0451558U (ja
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純一 郷
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Fuj Hensokuki Co Ltd
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Fuj Hensokuki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車を載置して上下動する櫛歯状の昇降
リフトを備えた立体駐車装置において、昇降リフト上面
に車種別に設けた車輪止めに関するものである。
(従来の技術) 従来の櫛歯状の昇降リフト21を設けた立体駐車装置に
おいては、第4図のように自動車を安全に昇降するのに
前輪を支持する車輪止めで位置決めをして行われた。そ
れには櫛歯を上下方向にずらして円弧状の凹部を形成し
ていたが、自動車によっては前輪タイヤから自動車先端
まで(オーバーハング)の寸法が異なるために、特にワ
ンボックス車と乗用車との差は大きく、駐車装置を利用
することが出来なかった。利用するには、もっと長い昇
降リフトを備えなければならず、長い昇降リフトでは駐
車装置の奥行きが長くなり全体を大きくする欠点があっ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来のようにオーバーハングの大きい車種
も同じ位置決めを行うため、長く余裕のある寸法の昇降
リフトを必要としていたが、搭載車全長の寸法に収めた
昇降リフトで車輪止め位置を車種別に異なる車輪停止位
置とすることで装置全体を小さく、しかも少ない土地空
間で多種類の車両を台数も多くかつ安全に収納できる駐
車装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、以上のような課題を解決するため、従来の
昇降リフト上面に車輪停止位置を1箇所から2箇所に増
し、オーバーハングの長さの異なる車種を大別して、そ
の車種に合った車輪停止位置で作動するようにする。
車輪停止位置は昇降リフト上面に設けてあり、櫛歯状
のホークを上下方向にずらして円弧状の凹部を形成し、
その凹部へ自動車を乗り入れ前輪を嵌め込んで定位置と
する。その定位置に停止すると操作盤の電源が入るよう
にしておき、2種類の定位置を車種により指定できる様
にする。尚、タイヤは前輪に限定するものでなく後輪で
もよい。そして、オーバーハングの異なる車種を大別す
ると乗用車タイプとワンボックスタイプに分類され、そ
の2種類を収納可能にした収納スペースを備え、乗り入
れ口で車高を限定する車高制限板を設け上下動させるこ
とで規制する。
(作用) 車輪停止位置を車種によってオーバーハングの長いワ
ンボックス車の第1車輪停止位置と乗用車の第2車輪停
止位置の2種類に分類することで、長い寸法の昇降リフ
トを採用しなくても搭載車の全長の寸法の昇降リフトで
オーバーハングの長いワンボックス車も搭載可能とな
る。
また、ワンボックス車と乗用車とは車高が異なり、そ
れぞれ収納可能にしたスペースを設け、乗込場9で規制
する車高制限板10によりワンボックス車と乗用車を大別
し制御回路へ指令する作用をなす。
(実施例) 以下、本考案を第1図で示し説明すると、1は本考案
の立体駐車装置、2は昇降リフトにして図示していない
昇降部によりチェン7を介して吊り下げられた左右一対
に形成してある。3は櫛歯状に形成したホーク、4は櫛
歯状に形成したホーク3上に自動車のタイヤを載置して
横行移動する横行台車、5,5aはモータ(図示略)により
回転駆動されるローラ15を軸着して横行台車4を横行す
ると共に保持するためのトレイ受け、6は左右一対の昇
降リフト2を平行で垂直に案内するガイドレールで、自
動車のタイヤをホーク3で支持し左右平行に上下動す
る。
第2図は自動車を乗り込み又は乗り出しする乗込場9
を示し両側には人の通路9bが設けられ、中央部には昇降
リフト2のホーク3と地下の昇降空間14を横行移動して
閉じる移動床8のホーク3とが各櫛歯間の水平方向で重
なり、一体の平面状の車路9aを形成している。
乗込場9の右側には操作盤13が備えられている。車路
9aの入口には、車高制限板10が設置され乗込み車両の車
高を限定しているが、操作盤13により車高制限板10を上
下して車両を大別している。昇降リフト2に設けられた
凹部状の第1・第2車輪停止位置11,12は、光電管(図
示略)を内蔵しておりタイヤ位置が設定された位置に正
常に有るかどうかを検出できるようになっている。第1
・第2車輪停止位置11,12は車両の選択によりどちらか
一方しか検出できないようにしてあるため、安全装置の
一部として採用している。
実際に乗用車Caを入庫する動作を説明すると、まず自
動車を運転して車路9a上を走行し、第3図のようにホー
ク3で形成された最初の円弧状の第1車輪停止位置11を
乗り越え第2車輪停止位置12に落ち込むと、光電管が検
出してボイス,アナウンス又は表示盤等で定位置にある
ことを知らせ、運転者はサイドブレーキをかけて車から
降り操作盤で収納室Xを指令すると、昇降リフト2のホ
ーク3が乗用車Caを支持して上昇してゆき、収納室Xの
横行台車4より上方で停止する。横行台車4は中央の昇
降空間14へ横行移動し、昇降リフト2と受け渡し可能な
位置で停止する。
自動車を載置した昇降リフト2は、下降して横行台車
4に自動車を受け渡してそのまま乗込場9の車路9aまで
下降し停止して次の指令を待つ。
出庫する場合には、収納室Xから横行台車4が昇降空
間14へ移動を始め、昇降リフト2が上昇して横行台車4
上の自動車Caをすくい上げ、横行台車4が収納室Xへ戻
ると昇降リフト2は車路9aまで下降して出庫を終える。
次に、ワンボックス車Cbの入庫について説明すると、
まず操作盤13をワンボックス車用に指令する、乗込場9
の上部に備えられた車高制限板10が2.0mの位置に上昇し
(乗用車は1.6m)ワンボックス車Cbを乗り入れ可能にす
る。
ワンボックス車Cbは車路9a内へ乗り入れ第1車輪停止
位置11に嵌め込むように車両を操作して前進する。ワン
ボックス車Cbが定位置に達したら、運転者は乗込場9よ
り外へ出て、操作盤13でワンボックス車Cb専用の収納室
Yを指令すると、ワンボックス車Cbを昇降リフト2がす
くい上げ、移動床8を第1図で示す左側の床下へ横行移
動して収納すると、地下の昇降空間14が開口されてワン
ボックス車Cbを載置した昇降リフトが下降可能になる
と、収納室Yの横行台車4が昇降空間14の定位置へ移動
する。昇降リフト2は下降し横行台車4にワンボックス
車Cbを受け渡し停止する。横行台車4はワンボックス車
Cbを載置して収納室Yへ横行移動し収納させると、昇降
リフト2は車路9aまで上昇し入庫を完了させる。
出庫時は、昇降リフトが下降してゆき収納室Yの下方
で停止し、その収納室Yの横行台車4が昇降空間14へ移
動し、昇降リフト2の上昇で出庫車をすくい上げ、移動
床8の移動により昇降空間を開口したら乗込場9内まで
上昇させる。再び移動床8は昇降空間を閉じ昇降リフト
の下降で車路9aを形成して出庫車を乗り出すことができ
る。
尚、操作盤13によりワンボックス車Cb用の第1車輪停
止位置11又は乗用車Ca用の第2車輪停止位置12を指定す
ると指定した車輪停止位置しか作動しない。本実施例で
はワンボックス車Cbと乗用車Caとに分けたが、他の車種
に採用してもよい。
本実施例では、収納室を左右に設けたタイプで説明し
たが、前後に設けたタイプでも同様な作用をなす。更
に、ワンボックス車Cbの収納室Yに空室があり乗用車Ca
が満車状態である時、乗用車Caを収納室Yに入庫できる
よう操作盤13に切替スイッチを設けてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上の構成によりなり、従来のように奥行き
の長い駐車装置を必要としない最少の寸法におさえた駐
車装置を簡単な構成によって、サイズの異なる車両を容
易に入出庫出来、しかも安全性の高い検知方法を採用し
て優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を採用した立体駐車装置の縦断面の正面
図。 第2図は乗込口示す斜視図。 第3図は昇降リフトと乗り入れ車両を示すA−A線側面
図。 第4図は従来の昇降リフトと乗り入れ車両を示側面図。 (主な部分の符号の説明) 1……立体駐車装置、2……昇降リフト 3……ホーク、9……乗込場 10……車高制限板、11……第1車輪停止位置、12……第
2車輪停止位置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】櫛歯状の昇降リフトが上下動する昇降空間
    を中央に設け、昇降リフトで自動車を受け渡し載置可能
    にした横行台車を自動車収納室に備え、その収納室を昇
    降空間の左右又は前後に設け、昇降リフト上面に備えた
    自動車の車輪停止位置を基準として入出庫作動する立体
    駐車装置において、 前記昇降リフト上面に車種によって停止位置を換える第
    1車輪停止位置と第2車輪停止位置を設けることを特徴
    とする立体駐車装置の車輪止め。
  2. 【請求項2】第1・第2車輪停止位置は入庫する自動車
    の車高を限定する車高制限板と運動する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の立体駐車装置の車輪止め。
JP9445390U 1990-09-06 1990-09-06 立体駐車装置の車輪止め Expired - Lifetime JPH082325Y2 (ja)

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JP9445390U JPH082325Y2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 立体駐車装置の車輪止め

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Publication Number Publication Date
JPH0451558U JPH0451558U (ja) 1992-04-30
JPH082325Y2 true JPH082325Y2 (ja) 1996-01-24

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