JPH08232408A - 屋根などに用いられる外囲体 - Google Patents
屋根などに用いられる外囲体Info
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- JPH08232408A JPH08232408A JP6471295A JP6471295A JPH08232408A JP H08232408 A JPH08232408 A JP H08232408A JP 6471295 A JP6471295 A JP 6471295A JP 6471295 A JP6471295 A JP 6471295A JP H08232408 A JPH08232408 A JP H08232408A
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Abstract
工程の簡略化とコストダウン化を図ること。 【構成】 下地材20bの溝22に金属板26に一体的
に形成された凹入部28が嵌合され、該金属板26の側
板部26bが下地材20bに止着具によって固定され
る。下地材20b上の他の金属板26の他側部の引掛部
26iが、対応する金属板26の凹入部28上の隙間G
から該凹入部28内に押し込まれ該凹入部28内の板端
受部26gの下面に当接係合する。
Description
れる外囲体に関する。
に示すように、下地材2の溝4に板受部材6を固設し、
該板受部材6の中央部に形成された引掛爪8に板固定子
10の脚部10aを嵌入し、引掛爪8の逆V字状の係合
溝12と板固定子10の脚部10aの係合突起を係合さ
せ、板固定子10の板押面を、板受部材6に設けられた
帯板状の板端受部12上の、金属板から成る屋根板14
の側部の上面に圧接した屋根が開示されている。
4の側部が、屋根板14とは別体の板受部材6の板端受
部12上面と、屋根板14とは別体の板固定子10の板
押面とによって挾圧支持される構成と成っている。その
為、屋根板結合部を構成する部品点数が多くなり、これ
が屋根構築工程を複雑化し、コストアップの原因となっ
ていた。また、強風などによって屋根板14が吹き上る
方向に圧力がかかると、この圧力は、板押面を通じて板
固定子10に伝わり、板固定子10と板受部材6との結
合部に大きな荷重がかかり、該結合部が摩耗し易いとい
う問題点があった。又、屋根板に雨水が吹き付けると、
屋根板14上面と板押面との間から雨水が浸入し、雨水
が屋根板14の側端から裏面に伝わってしまうという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決することを目
的とするものである。
発明は、多数の溝(22)が互いに平行に形成された下
地材(20b)上に長尺状の金属板(26)を多数接続
配置するようにした屋根などに用いられる外囲体におい
て、前記各金属板(26)の一側部に、それらの平板部
(26a)と平行な下位水平底壁部(26e)と前記溝
(22)と略同一幅を存して前記平板部(26a)に対
して直角に形成された一対の垂直壁部(26c)(26
d)とで囲まれ上部が開放された凹入部(28)と、該
凹入部(28)の外側端に前記平板部(26a)の同一
延長平面上に形成された側板部(26b)と、前記下位
水平底壁部(26e)の略中央に立設された立ち上り部
(26f)と、該立ち上り部(26f)の上部に前記平
板部(26a)に向けて該平板部(26a)の延長平面
上に屈折形成され先端が所定の隙間(G)を存して前記
平板部(26a)の側端部に対向する板端受部(26
g)とを前記平板部(26a)と一体的に設け、前記各
金属板(26)の他側部に、前記平板部(26a)に対
して下向き垂直に屈折した垂直板部(26h)と該垂直
板部(26h)の下部にこれとの間でV字状を形成する
ように斜め内側上方に屈折させた引掛部(26i)とを
一体的に設け、前記下地材(20b)の溝(22)に金
属板(26)の前記凹入部(28)を嵌合して該金属板
(26)を下地材(20b)上に載置し且つ該金属板
(26)の側板部(26b)を止着具によって下地材
(20b)に固定する一方、該金属板(26)に隣接し
て他の同一形状の金属板(26)を下地材(20b)上
に配置し、該他の金属板(26)の他側部の引掛部(2
0i)をこれに隣接する金属板(26)の凹入部(2
8)上の隙間(G)から該凹入部(28)内に押し込ん
で嵌め込み、前記他の金属板(26)の引掛部(26
i)の先端を隣接する金属板(26)の板端受部(26
g)の下面に係合させるようにしたものである。
る凹入部28と板端受部26gが金属板26に一体的に
形成されているため、金属板26とこれと隣接する金属
板26との結合部の部品点数を省略でき、外囲体構築工
程の簡略化及びコストダウンを達成できる。また、金属
板26の板端受部26gに隣接する他の金属板26の引
掛部26iの先端が係合するため、この係合力によって
引掛部26i形成側の金属板26の風圧による浮き上り
が効果的に阻止される。
を屋根として用いた実施例を参照して詳細に説明する。
図1において、16は垂木であり、建物24の梁18の
上に並列状に固設されている。これら垂木16の上には
合板からなる下部下地材20aが配設固定され、該下部
下地材20aの上に複数の上部下地材20bが固設され
ている。上記下地材20bの境界には、隣接する垂木1
6間の間隔に相当する溝22が縦方向に複数形成されて
いる。
された金属板であり、複数用意されている。各々の金属
板26の一側部には、その平板部26aと同一延長平面
上に位置する所定幅の側板部26bと、平板部26a及
び側板部26bに対して垂直な垂直壁部26c,26d
と、これら垂直壁部26c,26d間に位置する下位水
平底壁部26eと、この下位水平底壁部26eの中央に
垂直に立設された立ち上り部26fと、この立ち上り部
26fの上部に90度屈折して形成された、平板部26
aと同一延長平面上の板端受部26gとが設けられてい
る。
直壁部26c,26dは図1中、紙面垂直方向に延びる
凹入部28を構成し、該凹入部28は、溝22に丁度嵌
合可能な寸法に設定されている。各々の金属板26の他
側部には、平板部26aに対して下向き垂直な垂直板部
26hと、該垂直板部26hとの間にV字を形成するよ
うに斜め内側上向きに屈折された引掛部26iとが設け
られている。
成されるV字状部30は、その幅が、前記板端受部26
gの端部と平板部26aの端部との間の隙間Gより大き
く、且つ、該隙間gにV字状部30の弾力に抗して圧入
し得る程度に設定されている。前記上部下地材20b上
及び溝22内には、断熱防水シート32が敷設されてい
る。34は係止金具であり、下地材20bの両側端部に
配置され、釘によって、断熱防水シート32の上から下
地材20bに固定されている。36は円盤状の座金であ
り、その上面に接着剤が塗布される。
て、断熱防水シート32の上から下地材20bに複数個
固定されている。金属板26は、下地材20b上に配置
され、凹入部28が溝22に嵌入される。金属板26の
側板部26bは、釘又は鋲などの止着具によって、断熱
シート32の上から下地材26bに固定され、平板部2
6aは、上部下地材26b上に載置されるとともに、そ
の下面が座金36の上面に接着剤によって接着される。
金属板26の凹入部28に隣接する他の金属板26の他
側部のV字状部30は、対応する金属板26の凹入部2
8の隙間Gに圧入され、引掛部26iの先端が対応する
板端受部26gの下面と当接係合する。
部26eの上面に当接する。下地材20bの両側端に配
置される金属板26',26"は、図3に示す中間部配置
用の金属板26とは形状が異なるものが使用される。下
地材26bの、図4上、左側端に配置される金属板2
6'の左側端部には、その平板部との間にV字状を形成
する引掛部38が形成され、この引掛部38を係止金具
34の水平部に嵌合させた状態で引掛部38をつぶし、
該引掛部38を係止金具34の水平部に固着している。
金属板26'の他側部の形状は、図3に示す金属板26
の他側部のV字状部30の形状と同一であり、そのV字
状部が対応する金属板26の凹入部28内の板端受部2
6gに係合する。図1中、右端に配置される金属板2
6"の右側部には、引掛部40が形成され、この引掛部
40は、下地材20bの右端の係止金具34の水平部
に、下地材20bの左端の金属板26'と同じように、
固着される。
状の金属板26が配置され、これらは、図1に示す如
く、V字状部30と板端受部26gとが互いに係合接続
され、各下面が、接着剤によって座金36に接着され
る。上記した構成において、金属板26に大きな風力が
かかっても、引掛部26iが板端受部26gの下面に当
接係合しているため、金属板26の浮き上りが阻止され
る。
より接着されているため、この接着力によって、金属板
26の、風力による浮き上りや、歪の発生が阻止され
る。雨水は、隙間Gから凹入部28の立ち上り部26f
の図1中右側の凹溝42に浸入し、軒先の樋に導かれ
る。雨水は、垂直板部26hによって垂直板部26hか
ら左側への大量の流入が阻止される。しかも引掛部26
iが板端受部26gの下面に当接しているため、雨水が
金属板26の下面に浸入することがない。
れる板受材を金属板の一側部に一体的に形成し、この金
属板の側部に他の金属板の他側部を圧入嵌め込み自在と
したので、部品点数を少なくでき、コストダウンを達成
することができるとともに、組み立て工程を簡略化でき
る等の効果が存する。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の溝(22)が互いに平行に形成さ
れた下地材(20b)上に長尺状の金属板(26)を多
数接続配置するようにした屋根などに用いられる外囲体
において、前記各金属板(26)の一側部に、それらの
平板部(26a)と平行な下位水平底壁部(26e)と
前記溝(22)と略同一幅を存して前記平板部(26
a)に対して直角に形成された一対の垂直壁部(26
c)(26d)とで囲まれ上部が開放された凹入部(2
8)と、該凹入部(28)の外側端に前記平板部(26
a)の同一延長平面上に形成された側板部(26b)
と、前記下位水平底壁部(26e)の略中央に立設され
た立ち上り部(26f)と、該立ち上り部(26f)の
上部に前記平板部(26a)に向けて該平板部(26
a)の延長平面上に屈折形成され先端が所定の隙間
(G)を存して前記平板部(26a)の側端部に対向す
る板端受部(26g)とを前記平板部(26a)と一体
的に設け、前記各金属板(26)の他側部に、前記平板
部(26a)に対して下向き垂直に屈折した垂直板部
(26h)と該垂直板部(26h)の下部にこれとの間
でV字状を形成するように斜め内側上方に屈折させた引
掛部(26i)とを一体的に設け、前記下地材(20
b)の溝(22)に金属板(26)の前記凹入部(2
8)を嵌合して該金属板(26)を下地材(20b)上
に載置し且つ該金属板(26)の側板部(26b)を止
着具によって下地材(20b)に固定する一方、該金属
板(26)に隣接して他の同一形状の金属板(26)を
下地材(20b)上に配置し、該他の金属板(26)の
他側部の引掛部(20i)をこれに隣接する金属板(2
6)の凹入部(28)上の隙間(G)から該凹入部(2
8)内に押し込んで嵌め込み、前記他の金属板(26)
の引掛部(26i)の先端を隣接する金属板(26)の
板端受部(26g)の下面に係合させるようにしたこと
を特徴とする屋根などに用いられる外囲体。 - 【請求項2】 前記引掛部(26i)を前記隙間(G)
から凹入部(28)内に押し込んで嵌め込んだとき、引
掛部(26i)との間でV字状部(30)を形成する垂
直板部(26h)の下端が前記凹入部(28)の底面に
当接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
屋根などに用いられる外囲体。 - 【請求項3】 前記下地材(20b)の上面に座金(3
6)を止着具によって固着し、該座金(36)の上面に
前記金属板(26)の下面を接着剤によって接着したこ
とを特徴とする請求項1に記載の屋根などに用いられる
外囲体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7064712A JP2987746B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 屋根などに用いられる外囲体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7064712A JP2987746B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 屋根などに用いられる外囲体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232408A true JPH08232408A (ja) | 1996-09-10 |
JP2987746B2 JP2987746B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=13266048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7064712A Expired - Lifetime JP2987746B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 屋根などに用いられる外囲体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987746B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7064712A patent/JP2987746B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2987746B2 (ja) | 1999-12-06 |
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