JPH08230731A - 建設機械のトラックローラ - Google Patents

建設機械のトラックローラ

Info

Publication number
JPH08230731A
JPH08230731A JP6361495A JP6361495A JPH08230731A JP H08230731 A JPH08230731 A JP H08230731A JP 6361495 A JP6361495 A JP 6361495A JP 6361495 A JP6361495 A JP 6361495A JP H08230731 A JPH08230731 A JP H08230731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
oil
roller
collar
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6361495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ito
勝 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP6361495A priority Critical patent/JPH08230731A/ja
Publication of JPH08230731A publication Critical patent/JPH08230731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ本体部材とローラ軸との間の摺接部に
潤滑油を供給するために設けられる潤滑油貯留部に潤滑
油を供給する際に、その給油経路の短縮を図り、もって
潤滑油を必要な部位の全体に短時間で容易に供給できる
ようにする。 【構成】 ブッシュ42とローラ軸41との間に潤滑油
を供給するために、油溝47,油溜め部,シール溝45
等の潤滑油貯留部が形成されているが、これらの潤滑油
貯留部にはローラ軸41の両端に設けたカラー43の外
側面に設けた給油口51から潤滑油が供給される。カラ
ー43には、給油口51とシール溝45との間に第1の
潤滑油供給路52が穿設され、シール溝45と油溝45
とに直接開口する第2の潤滑油供給路53が穿設されて
いる。潤滑油を供給するには、給油口51の栓体54を
取り外して潤滑油を供給すると、この潤滑油は給油口5
1から第1の潤滑油供給路52を介してシール溝45内
に送り込まれ、第2の潤滑油供給路53を介してローラ
軸41に設けた油溝47に直接供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械における下部走行体を構成する履帯のリンク部材に
沿って転動する下ローラ等のトラックローラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の一例として、油圧ショベルは
図3に示したように構成される。図中において、1は下
部走行体を示し、この下部走行体1には上部旋回体2が
旋回可能に設置されており、この上部旋回体2には、オ
ペレータが搭乗して、操作を行うための運転室3が設置
されると共にフロント作業機構4が装着されている。フ
ロント作業機構4は、上部旋回体2に俯仰動作可能に設
けたブーム4aと、このブーム4aの先端に上下方向に
回動可能に連結したアーム4bとを有し、アーム4bの
先端部にはフロントアタッチメントとして、例えばバケ
ット4cが着脱可能に取り付けられている。
【0003】下部走行体1は、多数のトラックリンクを
無端状に連結した履帯10を有し、この履帯10は駆動
輪11及び従動輪12間に巻回して設けられており、駆
動輪11を油圧モータで回転駆動して、履帯10を送る
ことによって、車両が走行することになる。そして、履
帯10の駆動輪11と従動輪12との間の部位における
下側の部位を確実に接地させるために、また上側の部位
の弛みを防止するために、駆動輪11及び従動輪12が
連結して設けられているトラックフレーム13には、複
数の下ローラ14及び上ローラ15からなるトラックロ
ーラが設けられている。
【0004】図4及び図5に下ローラ14の構成を示
す。同図において、20はローラ本体であって、このロ
ーラ本体20には軸挿通孔20aが穿設され、またこの
軸挿通孔20aにはローラ軸21が挿通されている。こ
のローラ軸21の両端はピン22を用いてカラー23に
固定的に連結されており、このカラー23はトラックフ
レーム13に固定されている。ここで、ローラ本体20
はローラ軸21に直接嵌合されるのではなく、その間の
摺動を円滑ならしめるためのブッシュ24がローラ本体
20の軸挿通孔20aに実質的に一体となるように挿嵌
されている。従って、これらローラ本体20とブッシュ
24とによりローラ本体部材を構成され、ローラ本体2
0は、ブッシュ24と共にローラ軸21の軸回りに回転
する。ブッシュ24の両端には立ち上がり部24aが設
けられており、またこの立ち上がり部24aの上端面と
ローラ本体20の側面及びカラー23の側面との間には
円環状のシール溝25が形成されて、このシール溝25
にはフローティングシール26が設けられ、またローラ
軸21とカラー23との間には、このローラ軸21の両
軸端近傍部位にOリング27が装着されて、外部からの
汚損物がローラ軸21とブッシュ24との間等の摺動面
に入り込むのを防止している。
【0005】ローラ本体20は、その両端側が転動部2
0R,20Rとなっており、この転動部20R,20R
間の部分は連結部20Cとなっている。履帯10が送ら
れる際には、ローラ本体20の転動部20Rがこの履帯
10を構成するトラックリンク10aの転動面に沿って
転動するが、この時においては、ブッシュ24がローラ
軸21と摺接する。従って、このブッシュ24とローラ
軸21との間で円滑に摺動させるために、その間に潤滑
油が供給される。ここで、このブッシュ24とローラ軸
21との間に頻繁に潤滑油を供給するのは煩わしいこと
から、その間に潤滑油を貯留する潤滑油溜めを設けるよ
うに構成したものは、従来から知られている。
【0006】即ち、ローラ軸21には、その軸線方向に
おいて、180°位相を変えた位置に、両側のOリング
27より内側の部位のほぼ全長にわたって面取り部を形
成して、この面取り部とブッシュ24との間に所定の隙
間を形成することによって、一対からなる油溝28を設
けている。また、ローラ本体20及びブッシュ24から
なるローラ本体部材は、左右に分割したものから構成さ
れ、ローラ本体20の連結部20Cの部位の中央部に円
環状の凹部20bを形成すると共に、ブッシュ24のこ
の凹部20bに対応する位置にスペースを空けるように
なし、ローラ本体20の凹部20bと、ブッシュ24の
相対向する端面及びローラ軸21の外面とにより、油溜
め部29を形成している。従って、潤滑油は、この油溜
め部29と油溝28とからなる潤滑油貯留部に貯留され
ることになり、このように貯留された潤滑油によってブ
ッシュ24とローラ軸21との間に長期間にわたって潤
滑油膜が切れないように保持される。なお、ローラ本体
20を構成する左右の部片は連結部20Cを溶接するこ
とにより連結され、またブッシュ24を構成する左右の
部片はローラ本体20とカラー23との間に挾持されて
いる。
【0007】また、ローラ本体20が転動する際には、
前述したブッシュ24とローラ軸21との間だけでな
く、このブッシュ24の立ち上がり部24aとカラー2
3の側面とも摺動することになるから、フローティング
シール26を装着したシール溝25も潤滑油貯留部とし
て利用し、かつこの摺動面に潤滑油を回り込ませるため
に、ブッシュ24の立ち上がり部24aには油道30が
90°毎に4箇所設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、各所に潤滑油貯留部を設けているにしても、潤滑
油の漏れ等により消費されることから、ある程度作動を
継続すると、潤滑油の補給を行わなければならない。こ
の潤滑油の補給を可能にするために、図6に示したよう
に、ローラ軸21の両端に連結されている両カラー21
に給油口31を設け、この給油口31とシール溝25と
の間に潤滑油供給路32を形成し、さらにカラー21に
は、Oリング27を設けた部位の内側に大径段差を設け
て、このカラー21とローラ軸21との嵌合部に円環状
隙間33を形成している。そして、常時においては、給
油口31は栓部材34により閉塞させておき、給油を行
う際には、この栓部材34を除去して、両給油口31,
31のうちの一方の給油口に潤滑油圧送手段を接続し、
他方の給油口に真空吸引手段を接続する。これによっ
て、潤滑油圧送手段から供給された潤滑油は、その供給
圧力と他側の吸引力によって、潤滑油供給路32からシ
ール溝25,油道30及び円環状隙間33を介して油溝
28内に送り込まれる。さらに、補給された潤滑油は、
この油溝28の全長に及ぶと共に、潤滑油溜め部29に
も供給される。
【0009】ここで、シール溝25から油溝28に至る
潤滑油の供給経路には、ブッシュ24に設けた油道30
が介在しており、このブッシュ24は油溝28が設けら
れているローラ軸21に対して相対回転する。従って、
たまたま油道30はローラ軸21の油溝28に直接開口
する位置になることもあるが、図7に示したように、相
対的にずれた位置となる場合もある。この図7の状態で
は、潤滑油の流れは、図中に矢印で示したように、油道
30から円環状隙間33を迂回するようにして油溝25
に導入されることになり、この円環状隙間33を迂回す
る分だけ給油経路が長くなる。また、吸引力も同様に、
反対側の円環状隙間33を迂回するようにして作用する
ことになる。従って、給油経路が長くなり、しかも狭い
円環状隙間33を通過させる必要があることから、給油
時の抵抗が大きくなり、その分だけ潤滑油の供給圧力及
び吸引力を高める必要があり、また給油時間が長くなる
等の不都合を生じる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、給油経路の短縮を図
り、もって潤滑油を必要な部位の全体に短時間で容易に
供給できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、ローラ軸とローラ本体部材との間の
摺動部を潤滑させるために、このローラ軸には一対から
なる油溝を軸線方向のほぼ全長にわたって設けると共
に、カラーには、この両油溝に開口する潤滑油供給路を
設け、この潤滑油供給路に栓部材を着脱可能に装着する
構成としたことをその特徴とするものである。
【0012】
【作用】ローラ本体部材が転動しても、カラーとローラ
軸との相対位置関係は変わらない。油溝が設けられてい
るのはローラ軸であることから、カラー側に潤滑油供給
路を設けている。そして、この潤滑油供給路は、ローラ
軸に設けた油溝に開口する位置に配置する。これによっ
て、ローラ本体部材の回転方向の位置の如何に拘らず、
潤滑油供給路から直接油溝に潤滑油を供給する経路が常
に確保されており、これによって給油経路の短縮が図ら
れる。従って、潤滑油の供給を迅速かつ容易に行われる
ようになり、給油時間の短縮が図られると共に、潤滑油
の供給圧力及び吸引力をあまり大きくする必要はなくな
る。
【0013】給油はフローティングシールが設けられる
シール溝を介して行うのが、カラーとローラ本体部材と
の間の摺動面にも潤滑油を供給できる等の点で有利であ
る。そこで、カラーの側面における給油口からシール溝
までの部位を第1の潤滑油供給路となし、またシール溝
からローラ軸の油溝に向けての第2の潤滑油供給路を設
けることによって、潤滑油を必要な個所の全てに円滑か
つ確実に回り込ませることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1はトラックローラの全体構成を示す断面図で
あって、図中において、40はローラ本体、41はロー
ラ軸、42はブッシュをそれぞれ示す。ローラ本体40
は、前述した従来技術によるローラ本体20と同様、両
側部が大径の転動部で、両転動部R間には小径の連結部
となっている。そして、このローラ本体40には、その
回転中心部に所定の孔径を有する軸挿通孔40aが穿設
されており、この軸挿通孔40aにはブッシュ42が挿
嵌されて、このブッシュ42内にローラ軸41が摺動可
能に装着されており、ローラ本体40とブッシュ42と
によってローラ本体部材が構成される。
【0015】ローラ軸41は、その両端にカラー43が
嵌合されており、このカラー43には、ローラ軸41を
固定するための一対のピン44が両端に挿通されてい
る。また、ブッシュ42の両端部には立ち上がり部42
aが設けられており、この立ち上がり部42aの上端面
と、ローラ本体40の側面及びカラー43の側面との間
には、円環状のシール溝45が設けられており、このシ
ール溝45にはフローティングシール46が装着されて
いる。さらに、ローラ軸41には油溝47が設けられ、
またローラ本体40における凹部と、ブッシュ42の相
対向する端面及びローラ軸41の外面とにより、油溜め
部(図示せず)が形成されている。さらにまた、ブッシ
ュ42の立ち上がり部42aには、カラー43との対向
面には、その間の摺動面に潤滑油を供給するための油道
48が形成されている。カラー43のローラ軸41に対
する嵌合部には円環状隙間49が設けられ、またこの円
環状隙間49の外側の位置にはOリング50が装着され
ている。以上の点については、前述した従来技術のもの
と格別の差異はない。
【0016】油溝47や油溜め部,シール溝45等のよ
うに潤滑油貯留部に潤滑油を供給するために、ローラ軸
41の両端に設けたカラー43の外側面に給油口51が
設けられている。そして、この給油口51とシール溝4
5におけるフローティングシール46の内側の部位との
間には、第1の潤滑油供給路52が穿設されている。ま
た、このシール溝45から油溝45に至る第2の潤滑油
供給路53が穿設されている。ここで、シール溝45は
円環状に形成されているが、油溝45は円周方向に2箇
所設けられていることから、第2の潤滑油供給路53
は、この油溝45に向けて開口する位置に設けられてい
る。そして、給油口51は、常時には、栓体54により
閉塞されており、給油時にはこの栓体54を取り外せる
ようになっている。
【0017】以上のように構成することによって、ロー
ラ本体40が転動する際において、ブッシュ42がロー
ラ軸41と摺動すると共に、その立ち上がり部42aが
カラー43とも摺動する。ここで、ブッシュ42とロー
ラ軸41との間の摺動面には、油溝47及び油溜め部か
ら供給される潤滑油により潤滑され、またブッシュ42
の立ち上がり部42aとカラー43との間の摺動面に
は、油道48及びシール溝45から供給される潤滑油に
より潤滑されるので、かなり長期間にわたって潤滑油の
供給が継続的に行われ、ローラ本体20は円滑に回転す
る。
【0018】潤滑油は、フローティングシール46やO
リング50の部位等から漏れる等の事態が発生するため
に、定期的あるいは随時において、その補給を行う必要
がある。潤滑油を供給するには、まず両カラー43の給
油口51を閉塞させている栓体54を取り外す。そし
て、一方の給油口には潤滑油タンク及び潤滑油圧送ポン
プ等を備えた潤滑油圧送手段を接続し、他方の給油口に
は真空ポンプ等を備えた真空吸引手段(共に図示せず)
を接続する。潤滑油圧送手段により潤滑油を圧送すると
共に、真空吸引手段で潤滑油が供給される空間を負圧に
する。これによって、加圧された潤滑油が給油口51か
ら第1の潤滑油供給路52に供給されて、潤滑油はシー
ル溝45内に送り込まれる。油道48は、このシール溝
45に開口しているから、シール溝45及び油道48内
に潤滑油が流入する。また、第2の潤滑油供給路53の
一端がこのシール溝45に開口しているから、この第2
の潤滑油供給路53内にも潤滑油が供給される。ここ
で、第2の潤滑油供給路53の他端は、ローラ軸41に
設けた油溝47に直接開口しており、しかもたとえロー
ラ本体40が回転しても、この第2の潤滑油供給路53
と油溝47との相対位置関係は変化しないことから、第
2の潤滑油供給路53内を流れる潤滑油は、迂回するこ
となく、直接油溝47に供給される。そして、この油溝
47に供給された潤滑油は油溜め部にも、また他側に位
置する油道48及びシール溝47にも供給される。
【0019】潤滑油を必要な個所の確実に回り込ませる
ためには、潤滑油流通経路の全経路は、潤滑油圧送手段
及び真空吸引手段が接続されている両給油口51,52
と連通していなければならない。また、迅速かつ円滑に
潤滑油を供給するためには、この経路はできるだけ短く
する必要がある。第2の潤滑油供給路53はシール溝4
5から油溝47に直接通じているので、シール溝45,
油溝47及び油溜め部により構成される潤滑油貯留部へ
の潤滑油流通経路を短縮できる。また、両油道48も、
円環状隙間49を通じてではあるが、シール溝45と油
溝47とに開口しているから、油道48に潤滑油が回り
込まなくなるという事態が発生することはない。
【0020】なお、前述した実施例においては、第2の
潤滑油供給路53をカラー43に穿設した透孔で形成し
たが、ブッシュ側に油道を設けず、カラーにおけるブッ
シュへの摺接面に一端がシール溝に開口する放射状に複
数の油道を設け、これら複数の油道の全て乃至一部のも
のをローラ軸に設けた油溝に開口させるように構成して
も良い。そして、この場合には、カラーとローラ軸との
間には、円環状隙間を必ずしも形成する必要はない。ま
た、ローラ本体部材におけるローラ軸への摺接をブッシ
ュにより行わせる構成としたが、ローラ本体自体を摺動
性の良好な部材で形成するか、またはその軸挿通孔の内
面に摺動性を良好ならしめる処理を行えば、このローラ
本体を直接ローラ軸と摺接させるように構成しても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ローラ
軸に一対からなる油溝を軸線方向に設けると共に、カラ
ーにこの両油溝に通じる潤滑油供給路を設け、この潤滑
油供給路に栓部材を着脱可能に装着する構成としたの
で、潤滑油を供給する際に、この潤滑油の流通経路を短
縮することができ、潤滑油を必要な部位の全体に短時間
で容易に供給できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトラックローラの全体
構成を示す断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】トラックローラを装着した車両の一例としての
油圧ショベルの全体構成図である。
【図4】従来技術によるトラックローラの断面図であ
る。
【図5】図4のY−Y線に沿う位置の断面図である。
【図6】図4の右側面図である。
【図7】図5のZ−Z断面図である。
【符号の説明】
40 ローラ本体 41 ローラ軸 42 ブッシュ 43 カラー 45 シール溝 46 フローティングシール 47 油溝 48 油道 51 給油口 52 第1の潤滑油供給路 53 第2の潤滑油供給路 54 栓体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックフレームに取り付けたカラーに
    ローラ軸を相対回転不能に連結し、このローラ軸には、
    ローラ本体部材を回転自在に嵌合させて設け、履帯を構
    成するリンク部材に沿って転動するトラックローラにお
    いて、前記ローラ軸とローラ本体部材との間の摺動部を
    潤滑させるために、このローラ軸には一対からなる油溝
    を軸線方向のほぼ全長にわたって設けると共に、前記カ
    ラーには、この両油溝に開口する潤滑油供給路を設け、
    この潤滑油供給路に栓部材を着脱可能に装着する構成と
    したことを特徴とする建設機械のトラックローラ。
  2. 【請求項2】 前記カラーとローラ本体との間に円環状
    のシール溝を設け、このシール溝にフローティングシー
    ルを装着するようになし、前記潤滑油供給路は、カラー
    の側面からこのシール溝に通じる第1の供給路と、この
    シール溝から前記油溝に開口する第2の供給路とから構
    成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械のトラ
    ックローラ。
JP6361495A 1995-02-28 1995-02-28 建設機械のトラックローラ Pending JPH08230731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6361495A JPH08230731A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 建設機械のトラックローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6361495A JPH08230731A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 建設機械のトラックローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08230731A true JPH08230731A (ja) 1996-09-10

Family

ID=13234370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6361495A Pending JPH08230731A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 建設機械のトラックローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08230731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104071243A (zh) * 2014-06-26 2014-10-01 昆山土山建设部件有限公司 一种支重轮
CN104960587A (zh) * 2015-07-08 2015-10-07 湖南三特机械制造有限公司 支重轮后盖和引导轮的支架及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104071243A (zh) * 2014-06-26 2014-10-01 昆山土山建设部件有限公司 一种支重轮
CN104960587A (zh) * 2015-07-08 2015-10-07 湖南三特机械制造有限公司 支重轮后盖和引导轮的支架及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100894532B1 (ko) 베어링 장치
US10655725B2 (en) Lubricating apparatus
JP4478684B2 (ja) 球面滑り軸受システム
JPH08230731A (ja) 建設機械のトラックローラ
JP4728057B2 (ja) ダンプトラックの走行駆動装置
WO2019207694A1 (ja) モータグレーダの作業機
JP2005048864A (ja) 減速装置
JP3368421B2 (ja) 作業用車両の給脂構造
JPH08230730A (ja) 建設機械のトラックローラ
US20180051794A1 (en) Power transmission device and work vehicle provided with power transmission device
CN113474513A (zh) 工程机械
JP2010266003A (ja) スイベルジョイント装置及びこのスイベルジョイント装置を備えた建設機械
JP6054802B2 (ja) 作業機械のピン支持構造およびホイールローダ
JP2023125353A (ja) ローラ支持構造体
KR0130836Y1 (ko) 버킷 회동부에 그리스유 자동공급유로를 갖는 굴삭기
JPH0538141Y2 (ja)
JPH0893770A (ja) 軸受構造
JP2543538B2 (ja) ピン結合装置
JPH0724438Y2 (ja) バックホーのスイベルジョイント潤滑構造
JP3667849B2 (ja) 電動式建設機械
JP2023144694A (ja) 建設機械の転輪装置
JP4563903B2 (ja) 軸受装置
GB2618360A (en) Valve for supplying and purging lubricants from systems
JP2023146432A (ja) 走行駆動装置
JPH088887Y2 (ja) 作業用走行機体における轍間距離調整装置のブリーザ構造